JP2007322238A - 圧力センサの取付構造及び取付具 - Google Patents

圧力センサの取付構造及び取付具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007322238A
JP2007322238A JP2006152476A JP2006152476A JP2007322238A JP 2007322238 A JP2007322238 A JP 2007322238A JP 2006152476 A JP2006152476 A JP 2006152476A JP 2006152476 A JP2006152476 A JP 2006152476A JP 2007322238 A JP2007322238 A JP 2007322238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
pressure sensor
fixture
casing
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006152476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4822518B2 (ja
Inventor
Tomonori Komiya
友紀 小宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Original Assignee
Sunx Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunx Ltd filed Critical Sunx Ltd
Priority to JP2006152476A priority Critical patent/JP4822518B2/ja
Publication of JP2007322238A publication Critical patent/JP2007322238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4822518B2 publication Critical patent/JP4822518B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】圧力センサの取り付けを簡単にすると共に、チューブやケーブルの引き回しを容易にする。
【解決手段】圧力センサ1を取付具20により壁面Wから離間した位置に支持することで、壁面Wに圧力センサ1を嵌め込む穴を開けることなく取り付けることができ、取付作業が簡単である。また、圧力センサ1の導入ポート7に対し略直交方向から接続した流体導入路32にチューブ33等を接続することで、チューブ33等を押し曲げることなく、導入ポート7に流体を導入させることができるため、チューブ33の引き回しが容易になる。さらに、ケーブル10がセンサ支持部21の周囲に設けられた溝部36またはガイド溝37により外側に導かれるため、ケーブル10の引き回しを容易に行うことができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、圧力センサの取付構造及び取付具に関する。
圧力センサとして、ケーシング内に設けた圧力検出素子により計測した流体(気体または液体)の圧力をケーシングの前面に設けた表示部に表示するものが知られている。こうした圧力センサは、背面側に流体を取り入れるためのチューブを接続するための導入ポートや、ケーブル端末を接続するためのコネクタが設けられていることが多い。このような圧力センサを、背面を壁面側に向けた状態で壁面に取り付ける場合には、下記特許文献1等に示されるように、壁面に圧力センサを嵌め込む穴を設けてチューブやケーブルを壁面の裏側で引き回すようにすることがある。
特開2004−207283公報
しかしながら、上記のように壁面に穴を空ける方法は、取り付けに手間がかかるという問題がある。この対策として、壁面に上記のような穴を設けずに、取付具を用いて圧力センサを壁面から手前側に浮いた位置に支持し、チューブやケーブルを壁面の手前側で引き回すことが考えられる。しかし、この場合、単にチューブやケーブルを圧力センサの背面から垂らしただけでは、例えば、チューブが壁面の手前で押し曲げられたり、ケーブルが引っ張られたときにケーブルの圧力センサとの接続部に直接ストレスがかかってしまうなどのおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、圧力センサの取り付けを簡単にすると共に、チューブやケーブルの引き回しを容易にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る圧力センサの取付構造は、圧力センサを取付具を介して壁面に取り付ける構造であって、前記圧力センサは、ケーシングと、前記ケーシングの背面から導出されるケーブルと、前記ケーシングの背面に設けられ流体を導入する導入ポートと、前記ケーシング内に設けられ前記導入ポートによって導入された流体の圧力を検出する検出手段と、を備え、前記取付具は、前記取付具を前記壁面に固定するための壁面固定部と、前記ケーシングの背面に固定され、前記ケーシングを壁面から離間した位置に支持するセンサ支持部と、前記導入ポートに接続され、流体を前記センサ支持部の側面方向における外側から前記導入ポートへ導入する流体導入路と、前記センサ支持部に設けられ前記ケーシングから導出される前記ケーブルを収容する収容部と、前記センサ支持部の側面方向に設けられて前記ケーブルを前記収容部から外側に導くケーブル導出部と、を備えたところに特徴を有する。
なお、ここで、「センサ支持部の側面方向」とは、壁面に沿うような方向をいう。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ケーブルの端部には、コネクタ部が設けられ、前記ケーシングの背面には、前記コネクタ部を嵌合接続可能なコネクタ嵌合部が設けられ、前記コネクタ部は、前記コネクタ嵌合部に対して嵌合可能でかつ嵌合を解除操作可能なロック部を備えており、前記取付具は、前記コネクタ部の後方を開放するとともに、前記ロック部の前記取付具の外側から解除操作可能な開放部を備えるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ケーブル導出部は、溝状をなすとともに、前記ケーブルを径方向から進入させるためのケーブル進入口を備え、かつそのケーブル進入口の幅寸法がその内側の幅寸法よりも小さくなっているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3にいずれかに記載のものにおいて、前記ケーブル導出部は、前記センサ支持部の側面方向において前記ケーブルを導く方向が異なるものが複数箇所に設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記ケーブル導出部は、対向する一対の溝壁を有する溝状をなすとともに、前記取付具を成形するための一対の金型の型開き方向に対して斜め方向に延びており、かつ前記取付具は、前記各溝壁の型開き方向が開放された形態であるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記ケーシングの背面と前記センサ支持部とは、前記導入ポートを中心とした軸線周りに複数の異なる向きの固定姿勢で固定可能であり、前記収容部は、前記各固定姿勢において、前記ケーブルを前記ケーブル導出部に対応する位置に導くことが可能な形状をなしているところに特徴を有する。
請求項7の発明に係る取付具は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の圧力センサの取付構造に用いられるところに特徴を有する。
<請求項1及び請求項7の発明>
圧力センサが取付具により壁面から離間した位置に支持されるため、壁面に圧力センサを嵌め込む穴を開けることなく取り付けることができ、取付作業が簡単である。また、チューブ等を流体導入部に接続することで、チューブ等を押し曲げることなく、導入ポートに流体を導入させることができるため、チューブ等の引き回しが容易になる。さらに、ケーブルがケーブル導出部により外側に導き出されるため、ケーブルの引き回しを容易に行うことができる。
<請求項2の発明>
取付具は、コネクタ部の後方を開放し、ロック部の解除操作が可能な開放部を備えているため、圧力センサの背面に取付具を固定したままの状態で、コネクタ部の嵌合離脱操作を行うことができ、取り付け箇所を変更する場合等における作業性が良い。
<請求項3の発明>
ケーブル導出部のケーブル進入口が狭まった形状になっているため、ケーブル導出部内に挿通されたケーブルが外側に抜けにくい。
<請求項4の発明>
ケーブル導出部として、ケーブルを導く方向が異なるものが複数箇所に設けられているため、ケーブルの引き回しの自由度が高まる。
<請求項5の発明>
ケーブル導出部が取付具を成形するための一対の金型の型開き方向に対して斜め方向に延びている場合であっても、ガイド溝を構成する一対の溝壁の型開き方向が開放された形態となっているため、ガイド溝をその一対の金型により成形することができる。
<請求項6の発明>
圧力センサが取付具に対し軸線周りの複数の固定姿勢で固定可能とされている。これにより、圧力センサの取り付け向きやケーブルの引き出し方向を自在に選択することが可能になる。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図10を参照して説明する。
本実施形態では、圧力センサ1を取付具20を用いて壁面Wに取り付けるための構成を例示する。なお、以下の説明において、上下方向については図9を基準とし、また図9の右側(壁面W側)を後方とする。
圧力センサ1は、図1及び図2に示すように、略立方体状のケーシング2内に、流体(気体若しくは液体)の圧力を検出するための検出手段3等を収容した構成になっている。この検出手段3は、図9にも示すように検出回路基板3Aと、その上面に実装されたダイアフラム式の圧力検出素子3Bとからなる。また、ケーシング2の前面には、検出手段3により検出された圧力等を表示するための表示部4と、各種の操作を行うための3つの操作ボタン5とが設けられている。
ケーシング2の後面は、後述する取付具20が固定される略正方形の取付具固定面6となっている。この取付具固定面6の中央には、円筒状の導入ポート7が後方に突出して設けられており、この導入ポート7から圧力検出素子3Bに流体を取り入れるようになっている。
また、取付具固定面6には、上部中央に検出回路基板3A上に実装されたケーブル接続用コネクタ9(本発明の「コネクタ嵌合部」に相当)が設けられている。このケーブル接続用コネクタ9には、図9に示すように、ケーブル10の端部に設けられたコネクタ部11が嵌合され、これによりケーブル10を介して外部からの電力の供給や外部への検出信号の出力等が行われるようになっている。このコネクタ部11の上面には、上下に撓み変形可能なロック部12が設けられており、コネクタ部11をケーブル接続用コネクタ9に嵌合した場合に、ロック部12がケーブル接続用コネクタ9に設けられたロック爪9Aと係合することで、両コネクタ9,11が嵌合状態にロックされる。また、ロック部12の端部は操作部12Aとなっており、ロック爪9Aに対する係合状態から操作部12Aを押し下げてロック部12を撓み変形させることで、係合が解除されるようになっている。
また、ケーシング2の取付具固定面6には、その4隅に取付具20を固定するためのビス13(図9参照)をねじ締め可能なビス孔部14が凹設されている。各ビス孔部14は、取付具固定面6の中心軸線(導入ポート7の中心軸線)に対して、90度間隔の点対称となる位置に配置されている。
一方、取付具20は、図3から図8に示すように、アルミダイキャスト等により一体に形成されている。取付具20は、正面からみて、略長方形状をなしており、その上部には、圧力センサ1を壁面Wから離間した位置に支持するためのセンサ支持部21が設けられ、下部には、取付具20を壁面Wに対して固定するための壁面固定部25が設けられている。
センサ支持部21は、全体として、後方に開放した箱形をなしており、その後面にはコネクタ部11やケーブル10を収容する略コの字形状をなす収容部21A(本発明の「開放部」に相当)が凹設されている。センサ支持部21の前面には、取付具固定面6と概ね同じ大きさの正方形状をなしたセンサ固定部22が形成されており、その4隅にビス挿通孔23が前後に貫通して形成されている。各ビス挿通孔23は、ビス孔部14と整合する位置、即ちセンサ固定部22の中心軸線に対して、90度間隔の点対称となる位置に配置されている。そして、センサ固定部22にケーシング2の取付具固定面6を重ねて、各ビス挿通孔23に後方から挿通させたビス13をビス孔部14にねじ締めすることで、圧力センサ1と取付具20とが互いに固定される。
壁面固定部25は、左右方向の中央に、センサ固定部22よりも前側に膨出した略直方体状の基部26を備えている。この基部26の左右両側面には、後端位置に前後に貫通したネジ挿通孔27を備えた板状の取付片28が側方に延出して形成されている。壁面固定部25の後端面とセンサ支持部21の後端面とは面一であり、壁面固定部25及びセンサ支持部21の後端面を壁面Wにあてて、各取付片28のネジ挿通孔27に前方から挿通させたネジ29(図10参照)を壁面Wにねじ締めすることで、取付具20が壁面Wに固定される。
また、センサ支持部21の中央には、円筒状のポート接続部31が設けられている。このポート接続部31は、後面が閉塞され、前面がセンサ固定部22の中央に開口しており、前面に開口から圧力センサ1の導入ポート7が差し込まれるようになっている。また、ポート接続部31の開口部内周面には、環状のシールリング(図示せず)が装着され、このシールリングにより導入ポート7に差し込まれた導入ポート7の外周面とポート接続部31との間が水密状に閉塞される。取付具20には、さらに上下方向に直線状に延びた流体導入路32が設けられており、この流体導入路32の上端は、ポート接続部31の内周面に開口し、下端は基部26を上下に貫通してその下面略中央に開口している。即ち、この流体導入路32は、導入ポート7に対し、略直交方向(センサ支持部21の側面方向)から接続している。流体導入路32の下側の開口部内周面には雌ネジが形成されており、ここにチューブ33の先端部に設けられた雄ネジ状の接続部材34がねじこまれることで、チューブ33と流体導入路32が接続され、チューブ33から取り入れられた流体が流体導入路32を介して導入ポート7に導入されるようになっている。
なお、壁面固定部25と流体導入路32を構成する部位である基部26とは、センサ支持部21に対して同じ側に一体的に設けられているため、両者25,26を異なる側に設ける場合に比べて取付具20を小型にすることができる。また、ケーブル10から大きな力を受けやすい箇所である基部26の近くを壁面Wに固定するため、取付具20をしっかりと固定することができる。
センサ支持部21の前面側には、ポート接続部31の上側部分及び左右両側部分にそれぞれ解除操作孔35(本発明の「開放部」に相当)が設けられている。各解除操作孔35は、ポート接続部31の前面と、センサ支持部21の上面または左右側面とを連ねてそれぞれ長方形状に切り欠いて形成されている。各解除操作孔35は、取付具20を圧力センサ1に対し後述するように各姿勢で取り付けたときに、コネクタ部11を挿通させるとともに、ロック部12の操作部12Aを外面に露出させる。
また、、センサ支持部21の後端部には、その上辺及び左右両側辺の中央に、それぞれ後方に開口する溝部36(本発明の「ケーブル導出部」に相当)が切り欠き形成されている。各溝部36にケーブル10を挿通することで、ケーブル10を収容部21Aの内側から外側へ導くことが可能となっている。
取付具20には、さらにセンサ支持部21の左右両端下部から左右の取付片28の上部にかけて、一対のガイド溝37(本発明の「ケーブル導出部」に相当)が形成されている。各ガイド溝37は、センサ支持部21側の下部を切り欠くことで斜め下後方向きに形成された溝壁37Aと、この溝壁37Aに対向し取付片28の上部を切り欠くことで斜め上前方向きに形成された溝壁37Bとの間に形成されており、全体として斜め下前方へ延びている。また、ガイド溝37の上部は、取付具20を壁面Wに取り付けた状態(図9参照)において、収容部21Aと連通する形態となっており、収容部21A内のケーブル10をこのガイド溝37に挿通させることで、ケーブル10を斜め下前方へ導き出すことができるようになっている。
ここで、この取付具20は、流体導入路32を除く全ての部位が、前後方向に型締め・型開きされる前後一対の金型によって形成されている。上記のガイド溝37は、図6に示すように、溝壁37Aと溝壁37Bとが互いにセンサ固定部22(センサ取付面)に垂直な方向に重なり合わないように(上下に重なり合わないように)配置されており、溝壁37Aの後方(矢線B参照)及び溝壁37Bの前方(矢線C参照)が開放された形態となっているため、上記のように前後方向に型開きされる一対の金型により成形することが可能となっている。
また、各ガイド溝37は、外側方に向けて開口しており、その開口は、ガイド溝37内にケーブル10を径方向から進入させるためのケーブル進入口37Cとなっている。このケーブル進入口37Cは、図8に示すように、両側の溝壁37A,37Bが内側に張り出すことで、幅寸法がガイド溝37の内側の幅寸法よりも小さくなっている。また、ケーブル進入口37Cの幅寸法は、ケーブル10の外径と同じかそれよりも僅かに大きい程度に設定されている。このため、ケーブル10をガイド溝37に挿通させる場合には、ケーブル10がケーブル進入口37Cに対し圧縮しつつ押し込まれ、ガイド溝37内に挿入されたケーブル10は、ガイド溝37から外れにくい。
圧力センサ1を壁面Wに取り付ける際には、チューブ33の引き出し方向(圧力センサ1の下方、左方、右方の3方向)に応じて、圧力センサ1に取付具20を固定する姿勢(向き)が決められる。即ち、チューブ33を圧力センサ1の下方に引き出す場合には、図9に示すように、圧力センサ1の下方に取付具20の壁面固定部25がくるようにして、圧力センサ1と取付具20とを4つのビス13を用いて互いに固定する。また、チューブ33を圧力センサ1の側方に引き出す場合には、図10に示すように、圧力センサ1の左右いずれかの側に取付具20の壁面固定部25がくるようにして、圧力センサ1と取付具20とを互いに固定する。続いて、取付具20の流体導入路32にチューブ33の端部を接続する。
次に、取付具20の収容部21Aに後面の開口からコネクタ部11を挿入し、そのコネクタ部11を圧力センサ1のケーブル接続用コネクタ9に嵌合接続する。そして、ケーブル10を収容部21Aから外側へ上下左右いずれかの方向に引き出す。壁面固定部25のある側からケーブル10を引き出す場合には、図9に示すように、左右いずれかのガイド溝37に挿通させる。また、図10に示すように、ケーブル10をその他の側に引き出す場合には、ケーブル10を3つの溝部36のいずれかに挿通させる。ここで、収容部21Aは、各溝部36及びガイド溝37に連通した略コの字状の空間となっているため、ケーシング2から延出するケーブル10をいずれの側の溝部36またはガイド溝37にも導くことができる。そして、取付具20を壁面Wにあててねじ止めすることにより圧力センサ1の取り付けが完了する。なお、圧力センサ1は、図10に示すように、複数個を互いに密着した状態で縦または横方向に一列に並べて取り付けることができる。
以上のように、本実施形態によれば、圧力センサ1が取付具20により壁面Wから離間した位置に支持されるため、壁面Wに圧力センサ1を嵌め込む穴を開けることなく取り付けることができ、取付作業が簡単である。また、チューブ33等を流体導入路32に接続することで、チューブ33等を押し曲げることなく、導入ポート7に流体を導入させることができるため、チューブ33の引き回しが容易になる。さらに、ケーブル10が溝部36またはガイド溝37により外側に導かれるため、ケーブル10の引き回しを容易に行うことができる。
また、取付具20は、コネクタ部11の後方を開放し、ロック部12の係合解除操作が可能な収容部21A及び解除操作孔35を備えているため、圧力センサ1の背面に取付具20を固定したままの状態で、コネクタ部11の嵌合離脱操作を行うことができ、取り付け箇所を変更する場合等における作業性が良い。
また、ガイド溝37のケーブル進入口37Cが狭まった形状になっているため、ガイド溝37内に挿通されたケーブル10が外側に抜けにくい。
また、ケーブル導出部として、ケーブルを導く方向が異なるもの(ガイド溝37及び各溝部36)が複数箇所に設けられているため、ケーブル10の引き回しの自由度が高まる。
また、ガイド溝37が取付具20を成形するための一対の金型の型開き方向に対して斜め方向に延びている場合であっても、ガイド溝37を構成する一対の溝壁37A,37Bの型開き方向が開放された形態となっているため、ガイド溝37をその一対の金型により成形することができる。従って、ガイド溝を別に成形する場合に比べると、製造時のコストを抑えることができる。
また、圧力センサ1と取付具20とを固定するための固定手段(ビス13、ビス孔部14及びビス挿通孔23)が導入ポート7を中心とした軸線回りに対称に配置されており、圧力センサ1が取付具20に対し軸線周りの複数の固定姿勢で固定可能とされている。これにより、圧力センサ1の取り付け向きやケーブル10の引き出し方向を自在に選択することが可能になる。
本発明の圧力センサの正面図 圧力センサの背面図 取付具の斜視図 取付具の正面図 取付具の背面図 取付具の側面図 取付具の底面図 図6のA−A線断面図 圧力センサの取り付け状態の一例を示す側面図 圧力センサを複数並列して取り付けた例を示す正面図
符号の説明
1…圧力センサ
2…ケーシング
3…検出手段
7…導入ポート
9…ケーブル接続用コネクタ(コネクタ嵌合部)
10…ケーブル
11…コネクタ部
12…ロック部
20…取付具
21…センサ支持部
21A…収容部(開放部)
25…壁面固定部
32…流体導入路
33…チューブ
35…解除操作孔(開放部)
36…溝部(ケーブル導出部)
37…ガイド溝(ケーブル導出部)
37A,37B…溝壁
37C…ケーブル進入口
W…壁面

Claims (7)

  1. 圧力センサを取付具を介して壁面に取り付ける構造であって、
    前記圧力センサは、
    ケーシングと、
    前記ケーシングの背面から導出されるケーブルと、
    前記ケーシングの背面に設けられ流体を導入する導入ポートと、
    前記ケーシング内に設けられ前記導入ポートによって導入された流体の圧力を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記取付具は、
    前記取付具を前記壁面に固定するための壁面固定部と、
    前記ケーシングの背面に固定され、前記ケーシングを壁面から離間した位置に支持するセンサ支持部と、
    前記導入ポートに接続され、流体を前記センサ支持部の側面方向における外側から前記導入ポートへ導入する流体導入路と、
    前記センサ支持部に設けられ前記ケーシングから導出される前記ケーブルを収容する収容部と、
    前記センサ支持部の側面方向に設けられて前記ケーブルを前記収容部から外側に導くケーブル導出部と、
    を備えたことを特徴とする圧力センサの取付構造。
  2. 前記ケーブルの端部には、コネクタ部が設けられ、
    前記ケーシングの背面には、前記コネクタ部を嵌合接続可能なコネクタ嵌合部が設けられ、
    前記コネクタ部は、前記コネクタ嵌合部に対して嵌合可能でかつ嵌合を解除操作可能なロック部を備えており、
    前記取付具は、前記コネクタ部の後方を開放するとともに、前記ロック部の前記取付具の外側から解除操作可能な開放部を備えることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサの取付構造。
  3. 前記ケーブル導出部は、溝状をなすとともに、前記ケーブルを径方向から進入させるためのケーブル進入口を備え、かつそのケーブル進入口の幅寸法がその内側の幅寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力センサの取付構造。
  4. 前記ケーブル導出部は、前記センサ支持部の側面方向において前記ケーブルを導く方向が異なるものが複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3にいずれかに記載の圧力センサの取付構造。
  5. 前記ケーブル導出部は、対向する一対の溝壁を有する溝状をなすとともに、前記取付具を成形するための一対の金型の型開き方向に対して斜め方向に延びており、かつ前記取付具は、前記各溝壁の型開き方向が開放された形態であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の圧力センサの取付構造。
  6. 前記ケーシングの背面と前記センサ支持部とは、前記導入ポートを中心とした軸線周りに複数の異なる向きの固定姿勢で固定可能であり、前記収容部は、前記各固定姿勢において、前記ケーブルを前記ケーブル導出部に対応する位置に導くことが可能な形状をなしていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の圧力センサの取付構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の圧力センサの取付構造に用いられる取付具。
JP2006152476A 2006-05-31 2006-05-31 圧力センサの取付構造及び取付具 Active JP4822518B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006152476A JP4822518B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 圧力センサの取付構造及び取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006152476A JP4822518B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 圧力センサの取付構造及び取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007322238A true JP2007322238A (ja) 2007-12-13
JP4822518B2 JP4822518B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=38855195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006152476A Active JP4822518B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 圧力センサの取付構造及び取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4822518B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674846A (ja) * 1992-08-28 1994-03-18 Kyowa Electron Instr Co Ltd 表示器付き圧力変換器
JP2002188972A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nagano Keiki Co Ltd 圧力制御器
JP2003042882A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Denso Corp 圧力センサの取付け構造
JP2004207283A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Keyence Corp 電子機器取付け構造及び電子機器取付け装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674846A (ja) * 1992-08-28 1994-03-18 Kyowa Electron Instr Co Ltd 表示器付き圧力変換器
JP2002188972A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nagano Keiki Co Ltd 圧力制御器
JP2003042882A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Denso Corp 圧力センサの取付け構造
JP2004207283A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Keyence Corp 電子機器取付け構造及び電子機器取付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4822518B2 (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6445376B2 (ja) 電気コネクタ
JP2007280795A (ja) 電子接続箱ユニット
JP4822518B2 (ja) 圧力センサの取付構造及び取付具
JP2018182934A (ja) 電気接続箱、および電気接続箱とプロテクタとの接続構造
JP2011258505A (ja) ガス配管用コネクタ
JP6533956B2 (ja) ケーブル引込装置及びそれを用いるポール
JP4995642B2 (ja) 配線用ボックス
JP2008177096A (ja) コネクタのロック機構
JP6454543B2 (ja) 給電モジュール
JP4528695B2 (ja) 筐体及びカバー
JP2014220065A (ja) コネクタ
KR20100093929A (ko) 커넥터
JP2011018476A (ja) 分割コネクタ
JP6211646B2 (ja) 電線管の接続体
JP2016066441A (ja) コネクタ
JP2007027983A (ja) ケーブル固定構造
JP2008123899A (ja) カバー付きコネクタ
JP5270626B2 (ja) 機器の壁面取付構造
JP2007114314A (ja) 光コンセント
JP2018206973A (ja) 回路基板収容筐体、および電子装置
JP5099447B2 (ja) コネクタの組立治具およびコネクタの組立治具付き組立図板
CN101573990B (zh) 用于顶棚安装式或墙壁安装式电装置的耐火安装单元
JP3197504U (ja) 電子機器
EP2402641A1 (en) Gas distrubution unit and method of assembling it
JP6065222B2 (ja) 配線ボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090518

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090925

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4822518

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250