JP2007321552A - パネル連結構造 - Google Patents
パネル連結構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007321552A JP2007321552A JP2006324149A JP2006324149A JP2007321552A JP 2007321552 A JP2007321552 A JP 2007321552A JP 2006324149 A JP2006324149 A JP 2006324149A JP 2006324149 A JP2006324149 A JP 2006324149A JP 2007321552 A JP2007321552 A JP 2007321552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- wall panel
- hook
- floor panel
- connection structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
【解決手段】パネル連結構造は、屋根パネル、壁パネル10Cおよび床パネル20A等のパネルを組み合わせてなる収容函に用いられ、床パネル20Aの周縁部に設けられた係合部と、壁パネル10Cの下端に設けられ、床パネル20Aの周縁部の内側から外側へ向けて壁パネル10Cをスライドさせることによって、床パネル20Aの係合部に係合されるフック116と、係合部にフック116が係合された状態において、床パネル20Aと壁パネル10Cとの間に挿入され、床パネル20Aの周縁部の外側から内側へ向けたフック116のスライド移動を規制する規制部材4と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図12
Description
このパネル連結構造によれば、パネルを連結するに際して、ボルト締めやリベットの締結等の工程が不必要であり、組立性に優れているという利点が得られる。
また、近年では、使用するパネルの数が増やされた大型の収容函を設置したいとの要求も増加傾向にある。
なお、壁パネル10Aは、図2に示すように、2枚のパネル体104を備えており、この2枚のパネル体104は、後記するヒンジ12(図5(a)(b)参照)によって、壁パネル10Aの中央から両側に観音開きするように取り付けられている。また、壁パネル10Bは、固定壁パネル10B1および回動可能な回動壁パネル10B2を備えており、後記するヒンジ12(図9(a)(b)参照)によって、固定壁パネル10B1に対して回動壁パネル10B2が回動するように取り付けられている。
図5(a)に示すように、壁パネル10A,10Aの間には、ヒンジ12を介して各壁パネル10Aの縁部に取り付けられた連結用形材13同士がジョイント部材40Aを介して連結されるようになっており、さらに、固定プレート16によって壁パネル10A同士の連結が固定されるようになっている。
板材102は、アルミニウム合金などからなり、断熱材101よりも幅方向に長く形成されて、縁部側に枠材11を取り付けるための空間103a(図6参照)を有している。
ヒンジ取付部111Bの端部には、図示しない防水性を有するパッキン(緩衝材としての機能も有する)が上下方向に亘って取り付けられる溝114が形成されている。この溝114に取り付けられる図示しない緩衝部材は、ヒンジ12を介して取り付けられる連結用形材13の側壁に当接する。
なお、連結部132の中空部には、適宜リブ等を設けて補強するようにしてもよい。
このパッキン部材14は、枠材11のヒンジ取付部111Bの外側面に圧接された状態で当接するようになっている(図5(b)参照)。
また、この面と反対側の面となる連結部132の外側面(収容函1の外壁側)には、後記する固定プレート16を固定するためのボルト孔132bが、連結用形材13の上下方向に所定間隔を置いて複数個設けられている。
これによって、前記挿入端44から挿入されたフランジ付ボルト133は、長孔43に挿入された状態で挿入端44から係止端45へ移動可能であり、また、係止端45に移動された後は、そのフランジ部133aが係止端45の孔縁に当接する状態に位置することとなる。
したがって、係止端45では、フランジ部133aが係止端45の孔縁に引っ掛かって、フランジ付ボルト133が長孔43から外れなくなる。別言すれば、長孔43の孔縁がフランジ付ボルト133のフランジ部133aに引っ掛かって、連結用形材13,13からジョイント部材40Aが外れなくなる。
本実施形態では、前記のように突部としてフランジ付ボルト133を用いたが、これに限られることはなく、図示しないビスを用いてもよい。ビスとしては、前記したフランジ付ボルト133のフランジ部133aと同様に、ジョイント部材40Aの長孔43の孔縁に引っ掛かり易い頭部を備えたトラスビス等を用いることができる。
そして、連結用形材13,13がジョイント部材40Aによって密着する状態に引き寄せられたときに、連結部132,132のボルト孔132b,132bと固定プレート16のボルト孔16a,16aとが、ボルト16c,16cの挿通可能に一致するようになっている。
固定壁パネル10B1は、図8(a)に示すように、連結用形材13’がパネル体104の縁部に直接取り付けられた構成となっている。連結用形材13’は、基部131’と、この基部131’に一体に設けられた連結部132とを備えており、基部131’の側方に一体に設けられた固定部131Aが空間103aに収容されて、パネル体104に取り付けられている。
これによって、床パネル20A,20Bが連結された状態で、設置場所へ固定されることとなる。
床パネル20Aの周縁部に取り付けられる枠材26は、板材202間に挿入された状態で固定される挿入固定部261と、この挿入固定部261よりも一段低く形成されて縁部側方へ張り出す張出部262を備えて構成されている。挿入固定部261から張出部262にかけて、前記ジョイント補強部材271が挿入される中空部261aが形成されている。また、張出部262の内側には、前記据付部材273等が固定される凹部262aが形成されている。張出部262の上面には、枠材26の長手方向に沿って、先端部263aを内側方向(挿入固定部261方向)へ向けた係合部としてのフック263が突設されている。
このような規制部材4は、隙間264に挿入されて固定されると、前記したフック116とフック263との係合が強まる方向に枠材115を内壁(脚部117b)側から押圧する。これによって、前記したフック116とフック263との係合が外れるのをこの規制部材4によって好適に防止することができる。
壁パネル10Cの上部には、枠材118が直接取り付けられた構成となっている。枠材118は、空間103aに固定部118Aが収容されて、取付部118Bが屋根パネル30A側に取り付けられるようになっている。枠材118には、切欠部118aが形成されており、この切欠部118aに板材102の折曲端部103が係合されている。
図14(a)に示すように、屋根パネル30A,30Bは、縁部に取り付けられた連結用形材32同士がジョイント部材40Bを介して連結されるようになっており、さらに、断面ハット形の固定部材33によって連結用形材32同士が固定されるようになっている。屋根パネル30A,30Bは、同一の構成となっているので、ここでは主として屋根パネル30Aについて詳細に説明する。
図15(a)〜(d)は壁パネル10Aの連結を説明するための手順を示した説明図である。なお、これらの図においては、説明の便宜上、内壁側から壁パネル10Aを見た図で表している。また、断面の一部は、省略して表している。
はじめに、図15(a)に示すように、壁パネル10Aの連結用形材13同士を近づけて配置し、フランジ付ボルト133を連結用形材13の各ボルト孔132aに取り付ける。ここで、フランジ付ボルト133は、ジョイント部材40Aを掛ける(長孔43にフランジ部133aを通す)ことができるように、例えば、ボルト軸Jの全長の1/2〜1/3程度を螺合させた状態の仮止め状態にして取り付ける。なお、連結用形材13において各ボルト孔132aは、左右方向に対応する位置に設けられているので、これらのボルト孔132aに取り付けられるフランジ付ボルト133も、自ずと連結用形材13同士の左右方向に対応する位置に配置されることとなる。
なお、フランジ付ボルト133に係る移動は、長孔43の傾斜開口縁43aに沿ったものに限られることはなく、フランジ付ボルト133の挿入後の連結用形材13間の開き具合によっては、フランジ部133aが長孔43の孔縁に掛かる程度に移動することもある。
これによって、隣接する壁パネル10Aの連結が完了する。
また、前記実施形態ではフランジ付ボルト133で突部を構成したがこれに限られることはなく、フランジのないボルトであってもよいし、これに代えて、ピン等を連結用形材13に突設してもよい。また、連結用形材13に突部を一体的に設けてもよい。
また、突部は連結用形材13に設けられるものに限られることはなく、例えば、パネル体104側に設けてもよい。
さらに、前記実施形態では、連結用形材13の上下方向にフランジ付ボルト133が複数取り付けられる構成としたが、これに限られることはなく、一方の壁パネル10Aにおける連結用形材13の上下方向の任意の位置に少なくとも一つ取り付け、他方の壁パネル10Aにおける連結用形材13の対応する位置に一つ取り付けるようにしてもよい。また、上下方向に間隔を隔てて二つあるいは三つ取り付けるようにしてもよい。この場合、ジョイント部材40Aは、取り付けられるフランジ付ボルト133の取付位置に合わせて上下方向に短く形成してもよい。
2 コーナー柱
4 規制部材
10A,10B 壁パネル
10C 壁パネル
11 枠材
12 ヒンジ
13 連結用形材
13’ 連結用形材
13C’ 連結用形材
16 固定プレート
18 防水パッキン(止水材)
20A,20B 床パネル
30A,30B 屋根パネル
133 フランジ付ボルト
133a フランジ部
161,263 フック
Claims (5)
- 屋根パネル、壁パネルおよび床パネル等のパネルを組み合わせてなる収容函に用いられるパネル連結構造であって、
前記床パネルの周縁部に設けられた係合部と、
前記壁パネルの下端に設けられ、前記床パネルの周縁部に対して、該周縁部の内側から外側へ向けて前記壁パネルをスライドさせることによって、前記床パネルの前記係合部に係合されるフックと、
前記係合部に前記フックが係合された状態において、前記床パネルと前記壁パネルとの間に挿入され、前記床パネルの前記周縁部の外側から内側へ向けた前記フックのスライド移動を規制する規制部材と、を備えたことを特徴とするパネル連結構造。 - 前記係合部は、前記床パネルの前記周縁部に沿って突設され、先端部が前記周縁部の内側へ向けたフック状を呈しており、
前記壁パネルの前記フックは、先端部が前記周縁部の外側へ向けて形成されて、フック状の前記係合部に係合可能であることを特徴とする請求項1に記載のパネル連結構造。 - 前記壁パネルの下端には、当該壁パネルの厚み方向に前記フックを挟んで前記床パネルの前記周縁部に当接する一対の脚部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパネル連結構造。
- 前記床パネルの周縁部には枠材が取り付けられており、
前記枠材は、
前記床パネルの板材間に挿入されて固定される挿入固定部と、
前記挿入固定部よりも一段低く形成されて前記枠材の縁部側方へ張り出す張出部と、を備え、
前記張出部に前記係合部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のパネル連結構造。 - 前記枠材には、前記挿入固定部から前記張出部にかけて中空部が設けられており、この中空部に、隣接する他の前記床パネルとの連結を行うためのジョイント補強部材が挿入可能であることを特徴とする請求項4に記載のパネル連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324149A JP4996218B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | パネル連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324149A JP4996218B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | パネル連結構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006153759A Division JP4847794B2 (ja) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | パネル連結構造、パネル連結方法および収容函 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007321552A true JP2007321552A (ja) | 2007-12-13 |
JP4996218B2 JP4996218B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=38854609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006324149A Expired - Fee Related JP4996218B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | パネル連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4996218B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102152451B1 (ko) * | 2019-04-10 | 2020-09-04 | 한원계전(주) | 배전반 내부온도 과열화방지 자동배기조절장치 |
JP2022054619A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 日軽パネルシステム株式会社 | ブース及びブースの構築方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54100806U (ja) * | 1977-12-26 | 1979-07-16 | ||
JPS54131309A (en) * | 1978-03-23 | 1979-10-12 | Hugens Andrew | Panel connection utensil |
JPH10266455A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-10-06 | Nippon Light Metal Co Ltd | ケーシングパネル及びその接合構造 |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006324149A patent/JP4996218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54100806U (ja) * | 1977-12-26 | 1979-07-16 | ||
JPS54131309A (en) * | 1978-03-23 | 1979-10-12 | Hugens Andrew | Panel connection utensil |
JPH10266455A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-10-06 | Nippon Light Metal Co Ltd | ケーシングパネル及びその接合構造 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102152451B1 (ko) * | 2019-04-10 | 2020-09-04 | 한원계전(주) | 배전반 내부온도 과열화방지 자동배기조절장치 |
JP2022054619A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 日軽パネルシステム株式会社 | ブース及びブースの構築方法 |
JP7467007B2 (ja) | 2020-09-28 | 2024-04-15 | 日軽パネルシステム株式会社 | ブース及びブースの構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4996218B2 (ja) | 2012-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8132869B2 (en) | Fastening device and a computer case having the fastening device | |
KR100644253B1 (ko) | 냉장고용 도어의 디스플레이케이스의 장착구조 | |
JP4655705B2 (ja) | 組立式キャビネット | |
JP4996218B2 (ja) | パネル連結構造 | |
JP2007331601A (ja) | ミラーベース | |
US20080005980A1 (en) | Foldable sauna cabinet | |
JP4847794B2 (ja) | パネル連結構造、パネル連結方法および収容函 | |
JP4955408B2 (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JP2007145170A (ja) | スライド型扉 | |
JPH02275279A (ja) | 冷蔵庫の扉 | |
US20050284034A1 (en) | Hinge for an enclosure | |
JP5064185B2 (ja) | 胴縁、胴縁受け部材、下地部材、下地部材の取付方法及び建築物 | |
JP5014064B2 (ja) | テーブル | |
JP6999333B2 (ja) | 浴室フレームの連結構造 | |
JP2009106679A (ja) | 家具 | |
JP5014063B2 (ja) | テーブル | |
KR100983804B1 (ko) | 철재함용 경첩 | |
JP6847379B2 (ja) | 建具 | |
JP5699109B2 (ja) | 膜天井材固定具および膜天井材の取付構造 | |
JP2008171893A (ja) | 電気機器収納箱 | |
JP4133964B2 (ja) | 箱体構造 | |
JP2007113309A (ja) | 開閉扉の支持構造 | |
JP2022077272A (ja) | 引戸用引手、並びに、引戸用引手の連結部材 | |
JP2007308981A (ja) | 天井点検口 | |
JP2017141634A (ja) | 折戸 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120508 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120511 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4996218 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |