JP2007321193A - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被熱処理物に大きな落下衝撃を与えることなく被熱処理物の熱処理を行うことができる熱処理装置を提供する。
【解決手段】焼戻し用加熱炉3内に被熱処理物を搬送するメッシュベルトコンベヤ11の両側にローラチェーン28を有し且つメッシュベルトコンベヤ11より搬送距離の短いローラチェーンコンベヤ27をメッシュベルトコンベヤ11の下面側に設けるとともに、メッシュベルトコンベヤ11からの被熱処理物の落下を防止する複数の落下防止用プレート29をローラチェーン28に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば転がり軸受の軌道輪素材や転動体素材に焼入・焼戻しなどの熱処理を施すときに用いられる熱処理装置及び熱処理方法に関する。
一般に、転がり軸受の軌道輪や転動体は焼入・焼戻しが施された鋼材から形成されており、軌道輪素材や転動体素材として用いられる鋼材に焼入・焼戻しを施すときに用いられる熱処理装置としては、バッチ式と称されるものと連続式と称されるものとがある。このうち後者の熱処理装置は被熱処理物を焼入するための焼入用加熱炉と、この焼入用加熱炉の後段に設けられた焼戻し用加熱炉と、この焼戻し用加熱炉と焼入用加熱炉との間に設けられた焼入油槽と、この焼入油槽と焼戻し用加熱炉との間に設けられた洗浄装置とを備えている。さらに、この種の熱処理装置は焼入用加熱炉内に被熱処理物を搬送する第1のベルトコンベヤと、この第1のベルトコンベヤにより焼入用加熱炉内に搬送された被熱処理物を焼入油槽内に投入するシュートと、このシュートから焼入油槽内に投入された被熱処理物を引き上げる第2のベルトコンベヤと、この第2のベルトコンベヤにより焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を洗浄装置に搬送する第3のベルトコンベヤとを備えており、洗浄装置で洗浄処理された被熱処理物は、第3のベルトコンベヤまたは第4のベルトコンベヤにより焼戻し用加熱炉内に搬送されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このような連続式の熱処理装置では、焼戻し用加熱炉内に搬送された被熱処理物が振動などによってベルトコンベヤ上から落下すると焼入・焼戻しを連続的に行なうことが困難となる。そこで、焼戻し用加熱炉内に搬送された被熱処理物がベルトコンベヤ上から落下するのを防ぐために、ベルトコンベヤの搬送ベルトとしてサイドプレート付きのメッシュベルトを用いている場合が多い。
特開2000−356332号公報
しかしながら、被熱処理物を焼戻し用加熱炉内に搬送するベルトコンベヤの搬送ベルトとしてサイドプレート付きのメッシュベルトを用いると、メッシュベルトが掛け渡される搬送ローラのローラ径をサイドプレートの長さに合わせて大きくする必要がある。このため、焼戻し用ベルトコンベヤの終端部から他の搬送装置上に落下する被熱処理物の落下距離が長くなってしまい、被熱処理物に大きな落下衝撃が加わるという問題があった。
また、上述した従来の熱処理装置では、焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物が第2のベルトコンベヤから第3のベルトコンベヤ上に落下したときに大きな落下衝撃が被熱処理物に加わるため、被熱処理物が損傷し易いという問題があった。さらに、上述した従来の熱処理装置では、焼入用加熱炉内に供給された雰囲気ガスが焼入用加熱炉の入口部から必要以上に漏洩する。このため、焼入用加熱炉内に多量の雰囲気ガスを常時供給する必要があり、焼入用加熱炉内に供給される雰囲気ガスの供給量を抑制することが困難であった。また、焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物が洗浄装置を経て焼戻し用加熱炉内に搬送されると、被熱処理物と共に随伴した洗浄液成分や油分が焼戻し用加熱炉の内面に付着することによって焼戻し用加熱炉を形成する断熱材の劣化を招くことがあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、被熱処理物に大きな落下衝撃を与えることなく被熱処理物の熱処理を行うことができる熱処理装置及び熱処理方法を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を次工程へ搬送するときに大きな落下衝撃が被熱処理物に加わることを抑制することのできる熱処理装置及び熱処理方法を提供することにある。また、本発明の第3の目的は、加熱炉の入口部から漏洩する雰囲気ガスの漏洩量を低減することのできる熱処理装置及び熱処理方法を提供することにある。また、本発明の第4の目的は、加熱炉を形成する断熱材の劣化を抑制することのできる熱処理装置及び熱処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のうち第1の発明に係る熱処理装置は、加熱炉と、加熱炉内に被熱処理物を搬送するメッシュベルトコンベヤとを備えた熱処理装置において、前記メッシュベルトコンベヤの両側にローラチェーンを有し且つ前記メッシュベルトコンベヤより搬送距離の短いローラチェーンコンベヤを前記メッシュベルトコンベヤの下面側に設けるとともに、前記メッシュベルトコンベヤからの被熱処理物の落下を防止する複数の落下防止用プレートを前記ローラチェーンコンベヤに設けたことを特徴とする。
本発明のうち第2の発明に係る熱処理装置は、焼入用加熱炉と、該焼入用加熱炉の後段に設けられた焼戻し用加熱炉と、該焼戻し用加熱炉と前記焼入用加熱炉との間に設けられた焼入油槽と、該焼入油槽と前記焼戻し用加熱炉との間に設けられた洗浄装置と、前記焼入用加熱炉内に被熱処理物を搬送する第1のベルトコンベヤと、該第1のベルトコンベヤにより前記焼入用加熱炉内に搬送された被熱処理物を前記焼入油槽内に投入するシュートと、該シュートから前記焼入油槽内に投入された被熱処理物を引き上げる第2のベルトコンベヤと、該第2のベルトコンベヤにより前記焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を前記洗浄装置に搬送する第3のベルトコンベヤとを備えた熱処理装置において、前記焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を前記第3のベルトコンベヤに該ベルトコンベヤの上面近傍で受け渡す被熱処理物受渡し機構を前記第2のベルトコンベヤの終端部近傍に設けたことを特徴とする。
第2の発明に係る熱処理装置において、焼戻し用加熱炉への被熱処理物の搬送は第3のベルトコンベヤで行ってもよいし、第4のベルトコンベヤを新たに設けて行ってもよく、第4のベルトコンベヤを新たに設けたほうが焼戻し用加熱炉の内部劣化を抑制するうえで好ましい。
本発明のうち第3の発明に係る熱処理装置は、被熱処理物を加熱する加熱炉と、該加熱炉内に雰囲気ガスを供給する雰囲気ガス供給管とを備えた熱処理装置において、前記加熱炉の入口部にエアーカーテン形成用のエアー噴出ノズルを設けたことを特徴とする。
本発明のうち第4の発明に係る熱処理装置は、断熱材からなる加熱炉を断熱材で形成した熱処理装置において、前記加熱炉の内側表面部に金属からなるカバープレートを設け、該カバープレートにより前記加熱炉の内側表面部を被覆したことを特徴とする。
本発明のうち第5の発明に係る熱処理方法は、請求項1〜4のいずれか一項記載の熱処理装置を用いて被熱処理物に熱処理を施すことを特徴とする。
第1の発明に係る熱処理装置では、焼戻し用加熱炉内に搬送された被熱処理物がメッシュベルトコンベヤ上から落下することをローラチェーンコンベヤに設けられた落下防止用プレートによって防止でき、これにより、メッシュベルトコンベヤの搬送ベルトとしてサイドプレート付きのメッシュベルトを用いたり、搬送ベルトを走行駆動する搬送ローラとしてローラ径の大きいものを用いたりする必要がないので、被熱処理物に大きな落下衝撃を与えることなく被熱処理物の熱処理を行うことができる。
第2の発明に係る熱処理装置では、焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物が第3のベルトコンベヤにその上面近傍で受け渡されるので、焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を第2のベルトコンベヤから第3のベルトコンベヤ上に落下させたときに大きな落下衝撃が被熱処理物に加わることを抑制することができる。
第3の発明に係る熱処理装置では、エアー噴出ノズルから噴出するエアーによって加熱炉の入口部にエアーカーテンが形成され、加熱炉の入口部に形成されたエアーカーテンによって雰囲気ガスが加熱炉の入口部から漏洩し難くなり、これにより、加熱炉内に多量の雰囲気ガスを常時供給する必要がないので、加熱炉内に供給される雰囲気ガスの供給量を低減することができる。
第4の発明に係る熱処理装置では、断熱材からなる加熱炉の内側表面部の断熱材に洗液成分や油分が付着することがないので、加熱炉を形成する断熱材の劣化を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る熱処理装置の第1の実施形態を図1〜図5に示す。図1に示される熱処理装置1は被熱処理物を焼入するための焼入用加熱炉2と、この焼入用加熱炉2の後段に設けられた焼戻し用加熱炉3と、この焼戻し用加熱炉3と焼入用加熱炉2との間に設けられた焼入油槽4と、この焼入油槽4と焼戻し用加熱炉3との間に設けられた洗浄装置としての洗浄水シャワー装置5とを備えており、焼入用加熱炉2内には、雰囲気ガス(例えばRXガスとエンリッチガスの混合ガス)が雰囲気ガス供給管6から供給されるようになっている。
また、熱処理装置1は焼入用加熱炉2内に被熱処理物を搬送する第1のベルトコンベヤ7を備えており、この第1のベルトコンベヤ7により焼入用加熱炉2内に搬送された被熱処理物は、高温(例えば720℃以上)に加熱された後、焼入用加熱炉2の後端部に設けられたシュート8から焼入油槽4内に投入されるようになっている。さらに、熱処理装置1はシュート8から焼入油槽4内に投入された被熱処理物を引き上げる第2のベルトコンベヤ9と、この第2のベルトコンベヤ9により焼入油槽4内から引き上げられた被熱処理物を洗浄水シャワー装置5に搬送する第3のベルトコンベヤ10とを備えており、洗浄水シャワー装置5により洗浄処理された被熱処理物は、第4のベルトコンベヤ11により焼戻し用加熱炉3内に搬送されるようになっている。
焼入用加熱炉2は図1中左側端部に入口部を有しており、この焼入用加熱炉2の入口部には、エアーカーテン形成用のエアー噴出ノズル12(図2参照)が第1のベルトコンベヤ7の上方に設けられている。なお、エアー噴出ノズル12の上部と側部には、エアー噴出ノズル12をカバーするカバー部材13が設けられている。
第1のベルトコンベヤ7は複数の搬送ローラ7a(図1参照)と、これらの搬送ローラ7aに掛け渡された搬送ベルトとしてのメッシュベルト7bとを有しており、メッシュベルト7bの下面側には、焼入用加熱炉2の入口部に火炎カーテンを形成するための火炎カーテン形成用バーナ14(図2参照)が設けられている。
第2のベルトコンベヤ9は複数の搬送ローラ9a(図1参照)と、これらの搬送ローラ9aに掛け渡された搬送ベルトとしてのメッシュベルト9bとを有しており、第2のベルトコンベヤ9の終端部近傍には、焼入油槽4内から引き上げられた被熱処理物Wを第3のベルトコンベヤ10にその上面近傍で受け渡す被熱処理物受渡し機構16(図3参照)が設けられている。なお、メッシュベルト9bには、引き上げ途中の斜面にてワークを支持するための複数のワーク支持部材15(図1参照)が一定ピッチで設けられており、メッシュベルト9bの両端には、端部からのワークの落下を防止するために、図示しないサイドプレートが設けられている。
被熱処理物受渡し機構16は第3のベルトコンベヤ10の上面近傍に設けられた下部ローラ17と、この下部ローラ17の上方に設けられた上部ローラ18と、この上部ローラ18と下部ローラ17との間に弛みを持たせた状態で掛け渡された無端状の被熱処理物支えベルト19と、この被熱処理物支えベルト19を第2のベルトコンベヤ9の終端部から引き離すベルト引離し機構部20とからなり、被熱処理物支えベルト19は第2のベルトコンベヤ9のメッシュベルト9aとほぼ同じ幅に形成され、かつ上部ローラ18または下部ローラ17により第2のベルトコンベヤ9とほぼ同じ速度で図3中矢印方向に駆動されるようになっている。
ベルト引離し機構部20はエアーシリンダ等の流体圧シリンダ21と、この流体圧シリンダ21のピストンロッドに上端部を連結された棒状のローラ支持部材22と、このローラ支持部材22の中央部を揺動可能に支持する枢軸23とを備えており、下部ローラ17はローラ支持部材22の下端部に支持されている。なお、ローラ支持部材22は引張バネ24(図8参照)により図中時計回りに付勢されている。
焼戻し用加熱炉3は断熱材25(図4参照)を有し、この焼戻し用加熱炉3の内側表面部と外側表面部は、耐食性及び耐熱性を有する金属(例えばSUS304等のステンレス鋼)からなるカバープレート26によって被覆されている。
また、焼戻し用加熱炉3は炉内にガスバーナ(図示せず)を有しており、第4のベルトコンベヤ11により焼戻し用加熱炉3内に搬送された被熱処理物は、ガスバーナの燃焼熱により例えば300℃以下、好ましくは150−190℃の温度雰囲気で加熱されるようになっているので、内側表面部の変形が抑制される。
第4のベルトコンベヤ11は、図4に示すように、複数の搬送ローラ11aと、これらの搬送ローラ11aに掛け渡された無端状のメッシュベルト11bとを有しており、第4のベルトコンベヤ11(メッシュベルトコンベヤ)の下面側には、第4のベルトコンベヤ11より搬送距離の短いローラチェーンコンベヤ27(図5参照)が設けられている。
ローラチェーンコンベヤ27は、第4のベルトコンベヤ11の両側にローラチェーン28(図5参照)を有している。これらのローラチェーン28は複数のスプロケット(又は搬送ローラ)30(図4及び図6参照)のうちの1つが図示しない駆動モータにより駆動されることによって走行駆動されるようになっており、各ローラチェーン28には、焼戻し用加熱炉3内に搬送された被熱処理物が第4のベルトコンベヤ11上から落下するのを防ぐために、複数の落下防止用プレート29(図6及び図7参照)が取り付けられている。
なお、ベルトコンベヤ11のメッシュベルト11bは、メッシュベルト11bの自重によりローラチェーンコンベヤ27との間に発生する摩擦力によって駆動され、ローラチェーンコンベヤ27と同じ速度で走行するようになっている。これにより、ベルトコンベヤ11とローラチェーンコンベヤ27との間に速度差が生じないので、コンベヤ双方の摩耗を防止することができる。
このような構成において、第1のベルトコンベヤ7により被熱処理物が焼入用加熱炉2内に搬送されると、焼入用加熱炉2内に搬送された被熱処理物は、ここで所定温度まで加熱された後、シュート8を経て焼入油槽4に投入される。そして、焼入油槽4に投入された被熱処理物が第2のベルトコンベヤ9により焼入油槽4内から引き上げられ、さらに第3のベルトコンベヤ10により洗浄水シャワー装置5に搬送されると、洗浄水シャワー装置5に搬送された被熱処理物は、ここで洗浄処理された後、第3のベルトコンベヤ10から第4のベルトコンベヤ11上に落下し、第4のベルトコンベヤ11により焼戻し用加熱炉3内に搬送される。このとき、第4のベルトコンベヤ11のメッシュベルト11bが図6中矢印方向に走行すると、これと同じ方向にローラチェーンコンベヤ27のローラチェーン28がメッシュベルト11bと同じ速度で駆動される。
したがって、上述した実施形態では、焼戻し用加熱炉3内に搬送された被熱処理物が第4のベルトコンベヤ11上から落下することをローラチェーン28に設けられた落下防止用プレート29によって防止でき、これにより、第4のベルトコンベヤ11の搬送ベルトとしてサイドプレート付きのメッシュベルトを用いたり、搬送ベルトを走行駆動する搬送ローラとしてローラ径の大きいものを用いたりする必要がなく、第4のベルトコンベヤ11の終端部から次の搬送装置上に落下する被熱処理物の落下距離を短くできるので、被熱処理物に大きな落下衝撃が加わることを抑制することができる。
また、メッシュベルト11bの力骨ピッチ(軸間距離)PMB(図5参照)がローラチェーン28のピッチP(図6参照)より小さいので、焼戻し用加熱炉3の出口側に配置された搬送ローラ11a(図6参照)のローラ径を前述したスプロケット(又は搬送ローラ)30のローラ径より小さくすることができ、これにより、第4のベルトコンベヤ11の終端部から次の搬送装置上に落下する被熱処理物の落下距離を短くできるので、被熱処理物に大きな落下衝撃が加わることをより一層抑制することができる。
さらに、ベルトコンベヤ11の出口側に配置された搬送ローラ11aと次の搬送ローラ11a(図6参照)との間のメッシュベルト11bが焼戻し用加熱炉3の入口側に配置された搬送ローラ11aとベルトコンベヤ11の出口側に配置された搬送ローラ11aとの間のメッシュベルト11bに対して45度以下(好ましくは0度付近)の角度で傾斜し、メッシュベルト11bの戻り部がヘアピン形状となるので、第4のベルトコンベヤ11の終端部から次の搬送装置上に落下する被熱処理物の落下距離をより一層短くすることができる。
また、上述した実施形態では、焼入用加熱炉2内で所定温度に加熱された被熱処理物がシュート8を経て焼入油槽4内に投入されると、焼入油槽4内に投入された被熱処理物は第2のベルトコンベヤ9により焼入油槽4内から引き上げられた後、第3のベルトコンベヤ10上に落下する。このとき、図3に示すように、被熱処理物Wは第2のベルトコンベヤ9のメッシュベルト9bと被熱処理物受渡し機構16の被熱処理物支えベルト19との間で保持されながら第3のベルトコンベヤ10の近くまで移動した後、第3のベルトコンベヤ10上に落下する。これにより、焼入油槽4内から引き上げられた被熱処理物が第3のベルトコンベヤ10上に落下するときに大きな落下衝撃が被熱処理物に加わることがないので、被熱処理物が落下衝撃によって損傷することを防止することができる。
また、被熱処理物受渡し機構16の被熱処理物支えベルト19が第2のベルトコンベヤ9のメッシュベルト9bとほぼ同じ速度で走行駆動されるため、被熱処理物支えベルト19が同じ部分で摩耗することを防止でき、これにより、被熱処理物支えベルト19が被熱処理物と擦れ合うことによって被熱処理物支えベルト19が摩耗することを抑制することができる。
さらに、ベルト引離し機構部20の流体圧シリンダ21が作動すると、図8に示すように、被熱処理物支えベルト19が第2のベルトコンベヤ9の終端部から引き離され、第2のベルトコンベヤ9の終端部と被熱処理物支えベルト19との間に空間部が形成されるので、第2のベルトコンベヤ9の終端部と被熱処理物支えベルト19との間に被熱処理物が居残っているか否かを容易に視認することができる。
さらに、ベルト引離し機構部20のローラ支持部材22が引張バネ24により図中時計方向に付勢されているため、被熱処理物の搬送量が少ない場合でも被熱処理物が第3のベルトコンベヤ10の上面近くまで移動する前に落下することを抑制することができ、緩衝ベルト19の長さを弛みのある長さにしておくことにより、被熱処理物をより広い面積で支えることができるので、落下を更に抑制することができる。
また、上述した実施形態では、図示しないエアー供給管からエアー噴出ノズル12に加圧空気が供給されると、エアー噴出ノズル12から噴出するエアーによって焼入用加熱炉2の入口部にエアーカーテンが形成され、焼入用加熱炉2の入口部に形成されたエアーカーテンによって雰囲気ガスが焼入用加熱炉2の入口部から漏洩し難くなる。これにより、焼入用加熱炉2内に多量の雰囲気ガスを常時供給する必要がないので、焼入用加熱炉2内に供給される雰囲気ガスの供給量を低減することができる。また、熱処理が施される被熱処理物の光輝度を低下させることなく雰囲気ガスの漏洩を抑制することができる。なお、この場合、エアー噴出ノズル12から噴出するエアーの噴出圧は、焼入用加熱炉2内の雰囲気ガスが焼入用加熱炉2の入口部から流出し過ぎず、かつエアー噴出ノズル12から噴出するエアーが焼入用加熱炉2内に流入しないような噴出圧とすることが好ましい。
さらに、焼入用加熱炉2の入口部に火炎カーテンが火炎カーテン形成用バーナ14によって形成されると、焼入用加熱炉2の入口部に形成された火炎カーテンによって雰囲気ガスが焼入用加熱炉2の入口部で燃焼するので、焼入用加熱炉2内の雰囲気ガスが外部に放出されることを防止することができる。好ましくは、エアーカーテンと火炎カーテンが交差しないように、エアー噴出ノズル12と火炎カーテン形成用バーナ14の設置位置を調整することにより、エアーカーテンと火炎カーテンが互いに干渉し合うことを防いで十分な効果を得ることができる。また、エアーカーテンの周囲のエアーを巻き込み難くし、安定的なエアーカーテンを形成するために、エアー噴出ノズル12の周囲にはカバー部材13を設けることが好ましく、さらにエアーカーテンを安定的に形成するためには、エアー噴出ノズル12を炉入口の上方に設け、下方に向かってエアーを噴出することが好ましい。また、火炎カーテンの燃焼ガスは高温で軽いため、火炎カーテン形成用バーナ14は炉入口の下方、好ましくはメッシュベルト7bの真下(搬入メッシュベルトと戻りメッシュベルトとの間)に設置することが好ましい。
また、上述した第1の実施形態では、断熱材25からなる焼戻し用加熱炉3の内側表面部に金属からなるカバープレート26を設け、このカバープレート26により焼戻し用加熱炉3の内側表面部を隙間なく被覆したことで、焼戻し用加熱炉3の断熱材25に洗浄液成分や油分が付着することがないので、断熱材25の劣化を抑制することができる。また、焼戻し用加熱炉3の内側と外側の表面部に付着した洗浄液成分や油分を容易に除去することができる。また、加熱方法を電気ではなくガスバーナを用いているので、洗浄液成分や油分等を含む炉内の雰囲気を常に排出できる。
上述した第1の実施形態では、本発明を連続式の熱処理装置に適用した場合を例示したが、これに限られるものではなく、バッチ式の熱処理装置についても本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置の第1の要部を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置の第2の要部を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置の第3の要部を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱処理装置における焼戻し用加熱炉の出口部を示す平面図である。 図5に示すローラチェーンコンベヤの側面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 図3に示す被熱処理物受渡し機構の作用を説明するための図である。
符号の説明
2 焼入用加熱炉
3 焼戻し用加熱炉
4 焼入油槽
5 洗浄水シャワー装置
7 第1のベルトコンベヤ
8 シュート
9 第2のベルトコンベヤ
10 第3のベルトコンベヤ
11 第4のベルトコンベヤ(メッシュコンベヤ)
13 エアー噴出ノズル
14 火炎バーナ
16 被熱処理物受渡し機構
27 ローラチェーンコンベヤ
28 ローラチェーン
29 落下防止用プレート

Claims (5)

  1. 加熱炉と、該加熱炉内に被熱処理物を搬送するメッシュベルトコンベヤとを備えた熱処理装置において、
    前記メッシュベルトコンベヤの両側にローラチェーンを有し且つ前記メッシュベルトコンベヤより搬送距離の短いローラチェーンコンベヤを前記メッシュベルトコンベヤの下面側に設けるとともに、前記メッシュベルトコンベヤからの被熱処理物の落下を防止する複数の落下防止用プレートを前記ローラチェーンコンベヤに設けたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 焼入用加熱炉と、該焼入用加熱炉の後段に設けられた焼戻し用加熱炉と、該焼戻し用加熱炉と前記焼入用加熱炉との間に設けられた焼入油槽と、該焼入油槽と前記焼戻し用加熱炉との間に設けられた洗浄装置と、前記焼入用加熱炉内に被熱処理物を搬送する第1のベルトコンベヤと、該第1のベルトコンベヤにより前記焼入用加熱炉内に搬送された被熱処理物を前記焼入油槽内に投入するシュートと、該シュートから前記焼入油槽内に投入された被熱処理物を引き上げる第2のベルトコンベヤと、該第2のベルトコンベヤにより前記焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を前記洗浄装置に搬送する第3のベルトコンベヤとを備えた熱処理装置において、
    前記焼入油槽内から引き上げられた被熱処理物を前記第3のベルトコンベヤに該ベルトコンベヤの上面近傍で受け渡す被熱処理物受渡し機構を前記第2のベルトコンベヤの終端部近傍に設けたことを特徴とする熱処理装置。
  3. 被熱処理物を加熱する加熱炉と、該加熱炉内に雰囲気ガスを供給する雰囲気ガス供給管とを備えた熱処理装置において、
    前記加熱炉の入口部にエアーカーテン形成用のエアー噴出ノズルを設けたことを特徴とする熱処理装置。
  4. 加熱炉を断熱材で形成した熱処理装置において、
    前記加熱炉の内側表面部に金属からなるカバープレートを設け、該カバープレートにより前記加熱炉の内側表面部を被覆したことを特徴とする熱処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の熱処理装置を用いて被熱処理物に熱処理を施すことを特徴とする熱処理方法。
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