JP2007320607A - エアゾール容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】残留ガス抜き機構20は、エアゾール容器本体11の上端部18aに嵌合されたリング部21と、筒状の嵌合部22と、これらのリング部21および嵌合部22を連結する連結部23とを備えるとともに、これら21〜23が可撓性を有する樹脂材料で一体的に形成されてなり、嵌合部22の第1内周面22aの長さは、ステム12の突出長さよりも短くされ、噴霧ヘッド13およびカバー部15をエアゾール容器本体11から取り外して、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した後に、カバー部15をエアゾール容器本体11の第1係止凹部10aに係止することによって、噴霧ヘッド13において導入口13aがエアゾール容器本体11の上端面18aに向けて開口する下端面で嵌合部22を下方に押圧してステム12を押し下げ、残量ガスを抜き取る。
【選択図】図4
Description
この発明では、使用済みのエアゾール容器内の残留ガスを容易に抜き出すことができる。すなわち、まず、噴霧ヘッドおよびカバー部をエアゾール容器本体から取り外し、その後、前記嵌合部の第1内周面にステムを嵌合し、そして、カバー部を前記係止部に係止することによって噴霧ヘッドおよびカバー部をエアゾール容器本体に取り付ける。
この際、嵌合部の第1内周面にステムを嵌合すると、嵌合部の第1内周面の前記長さが、ステムの前記突出長さよりも短くされて、嵌合部における第1内周面の開口端面とエアゾール容器本体の上端面との間に隙間が設けられているので、嵌合部が噴霧ヘッドで下方に押圧されると、この嵌合部は前記隙間を縮めるようにステムとともに押し下げられることになる。
以上より、上述のように嵌合部をステムに嵌めた状態で、噴霧ヘッドおよびカバー部をエアゾール容器本体に取り付けるだけで、残留ガスを抜き出すことができる。
この場合、内容物を使用するときには、前記リング部をエアゾール容器本体の巻き締め部に嵌合した状態でこの残留ガス抜き機構を前記空間内に収納しておくことが可能になり、内容物を使用する過程において、この残留ガス抜き機構を紛失したり、邪魔になったりするのを防ぐことができ、このエアゾール容器の取り扱い性を向上させることができる。
この場合、内容物を使用するときには、嵌合部を、連結部、支持部材およびリング部を介してエアゾール容器本体に対して固定しておくことが可能になるので、このエアゾール容器の取り扱い性をより一層向上させることができる。
さらに、前記カバー部は、前記噴霧ヘッドを、その上昇端位置および下降端位置を規制した状態で昇降自在に支持してもよい。
そして、この大径部15eの内周面における下端部には、径方向内方に突出した第1係止凸部15fが形成されており、この第1係止凸部15fを、エアゾール容器本体11の外周面に形成された第1係止凹部10aに係止することによって、このカバー部15が、噴霧ヘッド13とともにエアゾール容器本体11に取り付けられている。ここで、本実施形態では、第1係止凹部10aは、エアゾール容器本体11の外周面において胴部16における肩部17との連結部分に形成されており、カバー部15がエアゾール容器本体11に取り付けられた状態で、カバー部15の内面と、エアゾール容器本体11の肩部17の外周面との間に空間が形成されている。
さらにまた、小径部15dの外周面には、第2係止凸部15gが形成されており、この第2係止凸部15gに、オーバーキャップ19の内周面における下端部に突設された第3係止凸部19aが係止することによって、オーバーキャップ19がカバー部15に取り付けられて、噴霧ヘッド13のうち天板部15aの外面から突出した部分が覆われるようになっている。
この残留ガス抜き機構20は、エアゾール容器本体11の上端部外周面、すなわち前記容器本体とマウンティングカップ18との巻き締め部11aの外周面に嵌合されたリング部21と、ステム12が嵌合可能な第1内周面22a、およびこの第1内周面22aと同軸上に連通状態で配置されステム12の外径より小径とされてこのステム12が嵌合不能な第2内周面22bを備える筒状の嵌合部22と、これらのリング部21および嵌合部22を連結する連結部23とを備えるとともに、これら21〜23が可撓性を有する樹脂材料で一体的に形成された概略構成とされている。なお、連結部23は、リング部21の外周面と嵌合部22の外周面とを連結している。
すなわち、まず、噴霧ヘッド13およびカバー部15をエアゾール容器本体11から取り外し、その後、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合し、そして、カバー部15の第1係止凸部15fをエアゾール容器本体11の第1係止凹部10aに係止することによって噴霧ヘッド13およびカバー部15をエアゾール容器本体11に取り付ける。
以上より、上述のように嵌合部22をステム12に嵌めた状態で、噴霧ヘッド13およびカバー部14をエアゾール容器本体11に取り付けるだけで、残留ガスを抜き出すことができる。
例えば、前記実施形態では、残留ガス抜き機構20の嵌合部22を、リング部21の外周面に突設された支持部材24に分離可能に取り付けたが、支持部材24を設けず、リング部21の外周面に直接、嵌合部22を分離可能に取り付けるようにしてもよいし、あるいは嵌合部22とリング部21とを連結部23のみを介して連結させてもよい。
10a 第1係止凹部(係止部)
11 エアゾール容器本体
11a 巻き締め部
12 ステム
13 噴霧ヘッド
13a 導入口
15 カバー部
16 胴部
17 肩部
18 マウンティングカップ
18a 上端面
20 残留ガス抜き機構
21 リング部
22 嵌合部
22a 第1内周面
23 連結部
24 支持部材
O 中心軸線
Claims (4)
- 上端面に上方付勢状態でステムが立設されたエアゾール容器本体と、前記ステムが嵌合された導入口を有する噴霧ヘッドと、この噴霧ヘッドを昇降自在に支持するとともに、前記エアゾール容器本体に設けられた係止部に係止されたカバー部とを備えるエアゾール容器に残留ガス抜き機構が設けられたエアゾール容器であって、
前記残留ガス抜き機構は、エアゾール容器本体の上端部に嵌合されたリング部と、前記ステムが嵌合可能な第1内周面を備える筒状の嵌合部と、これらのリング部および嵌合部を連結する連結部とを備えるとともに、これらが可撓性を有する樹脂材料で一体的に形成されてなり、
前記第1内周面の、前記嵌合部の中心軸線方向の長さは、前記ステムの、前記エアゾール容器本体の上端面からの突出長さよりも短くされ、
前記噴霧ヘッドおよびカバー部をエアゾール容器本体から取り外して、前記嵌合部の第1内周面に前記ステムを嵌合した後に、前記カバー部をエアゾール容器本体の前記係止部に係止することによって、前記噴霧ヘッドにおいて導入口がエアゾール容器本体の上端面に向けて開口する下端面で前記嵌合部を下方に押圧してステムを押し下げ、残量ガスを抜き取る構成とされたことを特徴とするエアゾール容器。 - 請求項1記載のエアゾール容器であって、
前記エアゾール容器本体は、その中心軸線方向に延びる胴部と、この胴部の、前記中心軸線方向における上端に設けられた肩部とを備える容器本体の上端開口部にマウンティングカップが巻き締められるとともに、このマウンティングカップの上面にステムが上方付勢状態で立設されてなり、前記係止部は前記容器本体の胴部に形成され、
前記残留ガス抜き機構は、前記リング部が容器本体とマウンティングカップとの巻き締め部の外周面に嵌合された状態で、前記カバー部の内面と容器本体の肩部の外周面とで囲まれた空間内に収納されていることを特徴とするエアゾール容器。 - 請求項1または2に記載のエアゾール容器であって、
前記嵌合部は、前記リング部の外周面に突設された支持部材に分離可能に取り付けられていることを特徴とするエアゾール容器。 - 請求項1から3のいずれかに記載のエアゾール容器であって、
前記カバー部は、前記噴霧ヘッドを、その上昇端位置および下降端位置を規制した状態で昇降自在に支持することを特徴とするエアゾール容器。
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JPH021263A (ja) * | 1987-07-23 | 1990-01-05 | Georges Creps | 歯科装置用支持ハンドル |
JP2001031158A (ja) * | 1999-05-14 | 2001-02-06 | Daizo:Kk | エアゾール製品 |
JP2003012058A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール式液体噴出缶 |
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