JP4741423B2 - エアゾール容器 - Google Patents

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本発明は残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器に関するものである。
この種のエアゾール容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、上端面に上方付勢状態でステムが立設されたエアゾール容器本体と、前記ステムが嵌合された導入口を有する噴霧ヘッドと、この噴霧ヘッドを昇降自在に支持するとともに、前記エアゾール容器本体に設けられた係止部に係止されたカバー部とを備える構成が知られている。
特開2001−31158号公報
しかしながら、前記従来のエアゾール容器では、需要者において、この容器内の内容物を使い切った後、噴霧ヘッドを指で押し続けてこの使用済みのエアゾール容器内の残留ガスを抜き出していた。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、使用済みのエアゾール容器内の残留ガスを容易に抜き出すことができるエアゾール容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のエアゾール容器は、上端面に上方付勢状態でステムが立設されたエアゾール容器本体と、前記ステムが嵌合された導入口を有する噴霧ヘッドと、この噴霧ヘッドを昇降自在に支持するとともに、前記エアゾール容器本体に設けられた係止部に係止されたカバー部とを備えるエアゾール容器に残留ガス抜き機構が設けられたエアゾール容器であって、前記残留ガス抜き機構は、前記ステムが嵌合可能な第1内周面を備える筒状の嵌合部と、この嵌合部が貫設された長尺のタックシールとを備え、前記第1内周面の、前記嵌合部の中心軸線方向の長さは、前記ステムの、前記エアゾール容器本体の上端面からの突出長さよりも短くされ、前記噴霧ヘッド、カバー部および残留ガス抜き機構をエアゾール容器本体から取り外して、前記嵌合部の第1内周面に前記ステムを嵌合した後に、カバー部を前記係止部に係止することによって、前記噴霧ヘッドにおいて前記導入口がエアゾール容器本体の上端面に向けて開口する下端面で前記嵌合部を下方に押圧してステムを押し下げ、残量ガスを抜き取る構成とされたことを特徴とする。
この発明では、使用済みのエアゾール容器内の残留ガスを容易に抜き出すことができる。すなわち、まず、噴霧ヘッド、カバー部および残留ガス抜き機構をエアゾール容器本体から取り外し、その後、前記嵌合部の第1内周面に前記ステムを嵌合した後に、カバー部を前記係止部に係止することによって、噴霧ヘッドおよびカバー部をエアゾール容器本体に取り付ける。
この際、嵌合部の第1内周面にステムを嵌合すると、嵌合部の第1内周面の前記長さが、ステムの前記突出長さよりも短くされて、嵌合部における第1内周面の開口端面とエアゾール容器本体の上端面との間に隙間が設けられているので、嵌合部が噴霧ヘッドで下方に押圧されると、この嵌合部は前記隙間を縮めるようにステムとともに押し下げられることになる。
したがって、上述のように嵌合部をステムに嵌めた状態で、噴霧ヘッドおよびカバー部をエアゾール容器本体に取り付けるだけで、残留ガスを抜き出すことができる。
ここで、前記嵌合部の外周面にフランジ部が突設され、この嵌合部は、前記第1内周面が開口する下端面と反対側の上端面側から前記タックシールに形成された貫通孔に挿入されて、前記フランジ部にタックシールが貼着された状態でこのタックシールに突設されてもよい。
この場合、前記の作用効果を奏する残留ガス抜き機構を確実に実現することができる。
また、前記カバー部は、前記噴霧ヘッドを、その上昇端位置および下降端位置を規制した状態で昇降自在に支持してもよい。
さらに、前記タックシールは、前記嵌合部の第1内周面に前記ステムを嵌合した状態で、エアゾール容器本体の前記係止部のうちこの容器本体の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体の上端面を跨いで一体的に貼り付け可能な長さとされてよい。
この場合、タックシールを、エアゾール容器本体の前記係止部のうちこの容器本体の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体の上端面を跨いで一体的に貼り付けた後に、タックシールのうち前記係止部に位置する部分を、この係止部と前記カバー部とで挟み込んだ状態で、このカバー部を前記係止部に係止することが可能になる。したがって、噴霧ヘッドで嵌合部を押し下げる過程において、嵌合部がステムから外れるのをより一層確実に防ぐことができる。
この発明に係るエアゾール容器によれば、使用済みのエアゾール容器内の残留ガスを容易に抜き出すことができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。この実施形態に係るエアゾール容器10は、上端面18aに上方付勢状態でステム12が立設されたエアゾール容器本体11と、ステム12が嵌合された導入口13aを有する噴霧ヘッド13と、この噴霧ヘッド13を前記上端面18aに対して昇降自在に支持するとともに、エアゾール容器本体11の外周面に設けられた第1係止凹部10aに係止されたカバー部15とを備えている。なお、この第1係止凹部10aは、エアゾール容器本体11の外周面にその全周にわたって形成されている。
本実施形態では、エアゾール容器本体11は、その中心軸線O方向に延びる胴部16と、この胴部16の、前記中心軸線O方向における上端に設けられた肩部17とを備える容器本体の上端開口部にマウンティングカップ18が巻き締められ、このマウンティングカップ18の上面にステム12が上方付勢状態で立設された構成とされている。なお、肩部17は、前記中心軸線O方向の上方に向かうに従い漸次縮径された外周面形状とされている。
カバー部15は、天板部15aとこの天板部15aの外周縁部から略垂下してなる周壁部15bとを備えている。天板部15aは平面視円形とされて、その径方向中央部に、噴霧ヘッド13を昇降自在に支持する支持孔15cが形成されている。また、周壁部15bは、天板部15aに連設された小径部15dと、この小径部15dの下端に連設されて小径部15dよりも大径とされた大径部15eとを備えた二段形状とされている。
そして、この大径部15eの内周面における下端部には、径方向内方に突出した第1係止凸部15fが形成されており、この第1係止凸部15fを、エアゾール容器本体11の外周面に形成された第1係止凹部10aに係止することによって、このカバー部15が、噴霧ヘッド13とともにエアゾール容器本体11に取り付けられている。ここで、本実施形態では、第1係止凹部10aは、エアゾール容器本体11の外周面において胴部16における肩部17との連結部分に形成されており、カバー部15がエアゾール容器本体11に取り付けられた状態で、カバー部15の内面と、エアゾール容器本体11の肩部17の外周面との間に空間が形成されている。
さらにまた、小径部15dの外周面には、第2係止凸部15gが形成されており、この第2係止凸部15gに、オーバーキャップ19の内周面における下端部に突設された第3係止凸部19aが係止することによって、オーバーキャップ19がカバー部15に取り付けられて、噴霧ヘッド13のうち天板部15aの外面から突出した部分が覆われるようになっている。
噴霧ヘッド13は円柱状とされ、その内部には、エアゾール容器本体11の上端面18aに対向する下端面に開口し、エアゾール容器本体11のステム12が嵌合する導入口13aと、この導入口13aに連通し側面に開口するノズル孔13bとが形成されている。また、噴霧ヘッド13の側面において、前記中心軸線O方向の中央部にはその径方向外方に突出した第1凸部13cが形成されるとともに、前記中心軸線O方向の下端部にはその径方向外方に突出した第2凸部13dが形成されている。そして、この噴霧ヘッド13は、その側面において第1、第2凸部13c、13d同士の間に位置する部分が、カバー部15の前記支持孔15cに挿入されている。これにより、この支持孔15cに昇降自在に支持された噴霧ヘッド13が、天板部15aに対する上昇端位置および下降端位置の双方が前記第1、第2凸部13c、13dによってそれぞれ規制され、支持孔15cから抜けないようになっている。
さらに、図1に示されるような、カバー部15が噴霧ヘッド13とともに、エアゾール容器本体11に取り付けられて、噴霧ヘッド13の導入口13aにステム12が嵌合された待機状態において、噴霧ヘッド13の第2凸部13dの上面とカバー部15の天板部15aの内面とが当接する一方、噴霧ヘッド13の第1凸部13cはカバー部15の天板部15aの外面よりも前記中心軸線O方向の上方に位置されている。
そして、本実施形態では、エアゾール容器10に残留ガス抜き機構20が設けられている。
この残留ガス抜き機構20は、ステム12が嵌合可能な第1内周面22a、およびこの第1内周面22aと同軸上に連通状態で配置されステム12の外径より小径とされてこのステム12が嵌合不能な第2内周面22bを備える筒状の嵌合部22と、この嵌合部22が貫設された長尺のタックシール21とを備えている。そして、この残留ガス抜き機構20は、本実施形態では、図2に示されるように、タックシール21が、エアゾール容器本体11の胴部16の外周面に、その中心軸線O方向に延在させられた状態で着脱自在に貼着されて設けられている。
ここで、第1内周面22aの、嵌合部22の中心軸線方向の長さは、ステム12の、エアゾール容器本体11の上端面18aからの突出長さよりも短くされている。また、噴霧ヘッド13の導入口13aの下端開口部における内径は、嵌合部22の外径よりも小さくされており、嵌合部22は導入口13aに嵌合不能とされている。なお、嵌合部22においてフランジ部23を除いた部分の外径は、その全長にわたって同等とされている。また、タックシール21は、可撓性を有する樹脂材料により形成された平面視帯状とされ、その長手方向中央部に嵌合部22が突設されている。そして、このタックシール21の長さは、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した状態で、このタックシール21の長手方向両端部がそれぞれ、エアゾール容器本体11の第1係止凹部10aのうち、この容器本体11の径方向で互いに対向する部分よりも前記中心軸線O方向の下方に位置されるような大きさとされている。さらに、タックシール21の表面は、粘着層が設けられていない非粘着面21aとされ、タックシール21の裏面は、粘着層が設けられた粘着面21bとされている。
さらに、本実施形態では、嵌合部22の外周面にフランジ部23が突設されている。図示の例では、フランジ部23は、その下面が第1内周面22aが開口する嵌合部22の下端面から径方向外方に張り出すようにしてこの嵌合部22の外周面に突設されている。そして、嵌合部22は、第2内周面22bが開口するその上端面側からタックシール21に形成された貫通孔に、その粘着面21b側から挿入されて、フランジ部23の上面にタックシール21が貼着された状態でこのタックシール21に突設されている。
以上より、図3に示されるように、噴霧ヘッド13、カバー部15、オーバーキャップ19および残留ガス抜き機構20をエアゾール容器本体11から取り外して、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合するとともに、タックシール21を、エアゾール容器本体11の第1係止凹部10aのうちこの容器本体11の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体11の上端面18aを跨いで一体的に貼り付けた後に、図4に示されるように、タックシール21のうちエアゾール容器本体11の第1係止凹部10aに位置する部分を、この第1係止凹部10aとカバー部15とで挟み込んだ状態で、このカバー部15を第1係止凹部10aに係止することによって、噴霧ヘッド13において導入口13aがエアゾール容器本体11の上端面18aに向けて開口する下端面で嵌合部22を下方に押圧してステム12を押し下げ、残量ガスを抜き取るようになっている。この際、噴霧ヘッド13の上昇端位置が、第2凸部13dの上面とカバー部15の天板部15aの下面における支持孔15cの開口周縁部との当接により規制されることによって、上述したステム12の押し下げ状態が維持されている。
以上説明したように本実施形態に係るエアゾール容器10によれば、使用済みのエアゾール容器10内の残留ガスを容易に抜き出すことができる。
すなわち、まず、噴霧ヘッド13、カバー部15および残留ガス抜き機構20をエアゾール容器本体11から取り外し、その後、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した状態でタックシール21をエアゾール容器本体11に貼り付けた後に、カバー部15をエアゾール容器本体11の第1係止凹部10aに係止することによって、噴霧ヘッド13およびカバー部15をエアゾール容器本体11に取り付ける。
この際、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合すると、嵌合部22の第1内周面22aの前記長さが、ステム12の前記突出長さよりも短くされて、嵌合部22における第1内周面22aの開口端面とエアゾール容器本体11の上端面18aとの間に隙間が設けられているので、嵌合部22が噴霧ヘッド13で下方に押圧されると、この嵌合部22は前記隙間を縮めるようにステム12とともに押し下げられることになる。また、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した状態でタックシール21をエアゾール容器本体11に貼り付けるので、嵌合部22がステム12から脱落するのを防ぐこともできる。
したがって、上述のように嵌合部22をステム12に嵌めた状態で、噴霧ヘッド13およびカバー部15をエアゾール容器本体11に取り付けるだけで、残留ガスを抜き出すことができる。
さらに、タックシール21が、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した状態で、エアゾール容器本体11の第1係止凹部10aのうちこの容器本体11の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体11の上端面18aを跨いで一体的に貼り付け可能な長さとされているので、残留ガスを抜き出す際に、タックシール21をこのように貼り付けた後に、タックシール21のうち第1係止凹部10aに位置する部分を、この第1係止凹部10aとカバー部15とで挟み込んだ状態で、このカバー部15を第1係止凹部10aに係止することが可能になる。したがって、噴霧ヘッド13で嵌合部22を押し下げる過程において、嵌合部22がステム12から外れるのをより一層確実に防ぐことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、残留ガス抜き機構20のタックシール21を、エアゾール容器本体11の胴部16の外周面に、その中心軸線O方向に延在した状態で着脱自在に貼着して設けたが、これに代えて、例えば、タックシール21を、胴部16の外周面または肩部17の外周面に、その周方向に延在した状態で着脱自在に貼着して設けてもよく、あるいは、タックシール21を緩く丸めて、その径方向中央部にマウンティングカップ18および肩部17を挿入した状態で、肩部17の外周面とカバー部15の内面との間に形成された空間内に収納することによって、タックシール21の前記丸めた状態からの弾性復元力によりカバー部15の内周面に密接させ、この残留ガス抜き機構20をエアゾール容器10に設けるようにしてもよい。さらにこれに代えて、タックシール21を、カバー部15若しくはオーバーキャップ19の表面に貼着してこのエアゾール容器本体11に設けてもよい。
また、前記実施形態では、嵌合部22のフランジ部23を、その下面が第1内周面22aが開口する嵌合部22の下端面から径方向外方に張り出すようにしてこの嵌合部22の外周面に突設したが、これに代えて、例えば、この嵌合部22の外周面においてその中心軸線方向の中央部に形成してもよいし、フランジ部23を設けなくてもよい。
さらに、前記実施形態では、タックシール21として、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した状態で、エアゾール容器本体11の第1係止凹部10aのうちこの容器本体11の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体11の上端面18aを跨いで一体的に貼り付け可能な長さとされた構成を示したが、例えば、前記上端面18aにのみ貼り付け可能な長さとしてもよく、または、肩部17のうちエアゾール容器本体11の径方向で互いに対向する部分に、前記上端面18aを跨いで一体的に貼り付け可能な長さとしてもよく、その長さは特に限定されるものではない。
また、前記実施形態の噴霧ヘッド13およびカバー部15に代えて、例えば、カバー部15の天板部15aにおいて、一方の周縁部から前記中心軸線Oを挟んでこの一方の周縁部と反対側に位置する他方の周縁部にわたった部分(以下、「回動部分」という)を、前記一方の周縁部を中心に前記他方の周縁部側が前記中心軸線O方向に昇降するように回動可能に設け、この回動部分の内面に筒状の噴霧ヘッドを垂設して、この筒状の噴霧ヘッドの内面をステム12が嵌合される導入口13aとした構成においても適用可能である。なお、このような構成において、カバー部15に、前記回動部分における前記他方の周縁部側の前記中心軸線O方向の上昇端位置を規制するストッパー部材を設けるようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では、カバー部15をエアゾール容器本体11の外周面に設けられた第1係止凹部10aに係止したが、これに代えて、例えば、カバー部15の天板部15aの下面からインナーリングを垂設し、このインナーリングを、前記容器本体の上端開口部とマウンティングカップ18との巻き締め部に嵌合することにより、このカバー部15をエアゾール容器本体11に係止するようにしてもよい。
さらにまた、また、前記実施形態では、残留ガスを抜き出すときに、嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合した状態でタックシール21をエアゾール容器本体11に貼り付けたが、このガス抜きに際し、少なくとも嵌合部22の第1内周面22aにステム12を嵌合しておけばよい。
使用済みのエアゾール容器内の残留ガスを容易に抜き出すことができる。
本発明に係る一実施形態として示したエアゾール容器の待機状態を示す一部断面側面図である。 図1に示すエアゾール容器において、胴部の外周面に残留ガス抜き機構が貼着された状態を示す斜視図である。 図1および図2に示すエアゾール容器において、オーバーキャップ、カバー部および噴霧ヘッドを取り外し、残留ガス抜き機構の嵌合部にステムを嵌合するとともに、タックシールを、エアゾール容器本体の第1係止凹部のうちこの容器本体の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体の上端面を跨いで一体的に貼り付けた状態を示す一部断面側面図である。 図3に示すエアゾール容器本体に、カバー部および噴霧ヘッドを取り付けて、この容器内の残留ガスを抜き出している状態を示す一部断面側面図である。
符号の説明
10 エアゾール容器
10a 第1係止凹部(係止部)
11 エアゾール容器本体
12 ステム
13 噴霧ヘッド
13a 導入口
15 カバー部
18a 上端面
20 残留ガス抜き機構
21 タックシール
22 嵌合部
22a 第1内周面
23 フランジ部
O 中心軸線

Claims (4)

  1. 上端面に上方付勢状態でステムが立設されたエアゾール容器本体と、前記ステムが嵌合された導入口を有する噴霧ヘッドと、この噴霧ヘッドを昇降自在に支持するとともに、前記エアゾール容器本体に設けられた係止部に係止されたカバー部とを備えるエアゾール容器に残留ガス抜き機構が設けられたエアゾール容器であって、
    前記残留ガス抜き機構は、前記ステムが嵌合可能な第1内周面を備える筒状の嵌合部と、この嵌合部が貫設された長尺のタックシールとを備え、
    前記第1内周面の、前記嵌合部の中心軸線方向の長さは、前記ステムの、前記エアゾール容器本体の上端面からの突出長さよりも短くされ、
    前記噴霧ヘッド、カバー部および残留ガス抜き機構をエアゾール容器本体から取り外して、前記嵌合部の第1内周面に前記ステムを嵌合した後に、カバー部を前記係止部に係止することによって、前記噴霧ヘッドにおいて前記導入口がエアゾール容器本体の上端面に向けて開口する下端面で前記嵌合部を下方に押圧してステムを押し下げ、残量ガスを抜き取る構成とされたことを特徴とするエアゾール容器。
  2. 請求項1記載のエアゾール容器であって、
    前記嵌合部の外周面にフランジ部が突設され、この嵌合部は、前記第1内周面が開口する下端面と反対側の上端面側から前記タックシールに形成された貫通孔に挿入されて、前記フランジ部にタックシールが貼着された状態でこのタックシールに突設されていることを特徴とするエアゾール容器。
  3. 請求項1または2に記載のエアゾール容器であって、
    前記カバー部は、前記噴霧ヘッドを、その上昇端位置および下降端位置を規制した状態で昇降自在に支持することを特徴とするエアゾール容器。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のエアゾール容器であって、
    前記タックシールは、前記嵌合部の第1内周面に前記ステムを嵌合した状態で、エアゾール容器本体の前記係止部のうちこの容器本体の径方向で互いに対向する部分に、エアゾール容器本体の上端面を跨いで一体的に貼り付け可能な長さとされていることを特徴とするエアゾール容器。

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