JP2007318681A - 携帯電話システム、テレビ電話制御装置、携帯電話機及びテレビ電話制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯電話機においてパケット通信中にテレビ電話の着信があった場合でも、テレビ電話を確立させうる。
【解決手段】 携帯電話システム1は携帯電話機40とMMS20とを含む。MMS20は、携帯電話機40に発呼が行われた際にテレビ電話のためのものであるかを判断する呼種判断部22と、携帯電話機40がパケット通信中であるかを判断する通信中判断部23と、発呼がテレビ電話のためのものでありパケット通信中である場合に着信信号にテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加部24とを備える。携帯電話機40は、自機がパケット通信中であったときに着信信号に呼情報が付加されているか判断してテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段(DCF42等)と、パケット通信を切断してテレビ電話を確立させる確立手段(MTF41及びTAF(AV)43等)とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯電話システム1は携帯電話機40とMMS20とを含む。MMS20は、携帯電話機40に発呼が行われた際にテレビ電話のためのものであるかを判断する呼種判断部22と、携帯電話機40がパケット通信中であるかを判断する通信中判断部23と、発呼がテレビ電話のためのものでありパケット通信中である場合に着信信号にテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加部24とを備える。携帯電話機40は、自機がパケット通信中であったときに着信信号に呼情報が付加されているか判断してテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段(DCF42等)と、パケット通信を切断してテレビ電話を確立させる確立手段(MTF41及びTAF(AV)43等)とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話システム、テレビ電話制御装置、携帯電話機及びテレビ電話制御方法に関する。
従来から、携帯電話機を用いてテレビ電話を行うことが可能となっている(例えば、下記の特許文献1及び2参照)。携帯電話機によってテレビ電話を行う際には、音声電話と同様に、発信側の携帯電話機から着信側の携帯電話機に対して発呼が行われ、着信側の携帯電話機により当該発呼による着信信号が受信されて、発信側の携帯電話機と着信側の携帯電話機との間でテレビ電話用の接続が確立される。
特開2004−221738号公報
特開2004−120056号公報
しかしながら、通常、テレビ電話のための発呼が行われたとき、着信側の携帯電話機がパケット通信を行っていた場合、テレビ電話用の接続を確立することができずテレビ電話を行うことができない。それは、以下の理由によるものである。まず、パケット通信とテレビ電話とでは信号の伝送路である無線ベアラが異なるため、それぞれの通信を行うためには通信に対応した無線ベアラを確立する必要がある。しかし、通常、携帯電話網では1つの携帯電話機に対して、パケット通信用の無線ベアラとテレビ電話用の無線ベアラとを同時に確立させることができない。また、移動体通信の規格により通常、着信側の携帯電話機は、パケット通信中にテレビ電話の着信信号を受信しても、ユーザに対してテレビ電話の着信があったことを知らせずに、テレビ電話の接続を確立しない、即ちテレビ電話を拒否する処理を行う。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、携帯電話機においてパケット通信中にテレビ電話の着信があった場合でも、テレビ電話を確立させうることができる携帯電話システム、テレビ電話制御装置、携帯電話機及びテレビ電話制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯電話システムは、テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機と、当該携帯電話機の接続対象である携帯電話網に含まれるテレビ電話制御装置とを含んで構成される携帯電話システムであって、テレビ電話制御装置は、携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断手段と、携帯電話機がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断手段と、呼種判定手段により発呼がテレビ電話のためのものであると判断されると共に通信中判断手段により携帯電話機がパケット通信中であると判断される場合に、当該携帯電話機に送信される当該発呼に係る着信信号に当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加手段と、を備え、携帯電話機は、自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する着信信号受信手段と、自機がパケット通信中であったときに着信信号受信手段により受信された着信信号に呼情報が付加されているか否か判断して、当該呼情報が付加されていた場合にテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段と、通知手段による通知に応じたテレビ電話を接続する旨の入力を受け付けて、当該入力に応じてパケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯電話システムでは、携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであると共に当該携帯電話機がパケット通信中である場合に、携帯電話網(のテレビ電話制御装置)によって、当該発呼に係る着信信号にテレビ電話のためのものである旨の呼情報が付加される。携帯電話機では、当該呼情報が付加された着信信号を受信すると、(移動体通信の規格によらずに)当該呼情報を参照してテレビ電話の着信があったことが判断される。当該判断により、パケット通信を切断せずにテレビ電話の着信の処理を行うことができ、テレビ電話へ着信する旨の入力がある場合に、パケット通信を切断してテレビ電話のための接続が確立される。即ち、本発明に係る携帯電話システムによれば、パケット通信中にテレビ電話の着信があった場合でも、テレビ電話を確立させうることができる。
通知手段は、パケット通信中のテレビ電話に対応すると予め設定されていた場合に、着信があったことを通知することが望ましい。この構成によれば、予め設定されていた場合のみに、パケット通信中にテレビ電話の着信があったときにテレビ電話を確立させうることができる。
通知手段は、パケット通信中のテレビ電話を転送する、又はパケット通信中のテレビ電話を留守番電話に接続すると予め設定されていた場合に、着信信号を転送させ、又は当該留守番電話に接続させることが望ましい。この構成によれば、パケット通信中にテレビ電話の着信があったときに当該着信を転送し、又は留守番電話に接続させることができ、利便性を向上させることができる。
通信中判断手段は、パケット通信の種別を検出して、付加手段は、通信中判断手段により検出された種別に応じて、呼情報の付加を行うか否かを判断する、ことが望ましい。この構成によれば、テレビ電話の着信によりパケット通信を中断させない方がよい種類のパケット通信に対して、テレビ電話の着信によるパケット通信の中断を防止することができる。
テレビ電話制御装置は、携帯電話機の機種を検出する機種検出手段を更に備え、付加手段は、機種検出手段により検出された機種に応じて、呼情報の付加を行うか否かを判断する、ことが望ましい。この構成によれば、本発明の機能に対応した携帯電話機に対してのみ処理を行うことができる。
呼情報は、Signal IEであることが望ましい。この構成によれば、本発明を確実かつ容易に実施することができる。
本発明に係る携帯電話システムは、携帯電話機とテレビ電話制御装置とを含んで構成されているが、携帯電話機及びテレビ電話制御装置もそれ自体が特に新規な特徴を有している。即ち、本発明に係るテレビ電話制御装置は、テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機の接続対象である携帯電話網に含まれるテレビ電話制御装置であって、携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断手段と、携帯電話機がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断手段と、呼種判定手段により発呼がテレビ電話のためのものであると判断されると共に通信中判断手段により携帯電話機がパケット通信中であると判断される場合に、当該携帯電話機に送信される当該発呼に係る着信信号に当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯電話機は、テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機であって、自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する着信信号受信手段と、自機がパケット通信中であったときに着信信号受信手段により受信された着信信号に、発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報が付加されているか否か判断して、当該呼情報が付加されていた場合にテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段と、通知手段による通知に応じたテレビ電話を接続する旨の入力を受け付けて、当該入力に応じてパケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記のように携帯電話システムの発明として記述できる他に、以下のようにテレビ電話制御方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係るテレビ電話制御方法は、テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機と、当該携帯電話機の接続対象である携帯電話網に含まれるテレビ電話制御装置とを含んで構成される携帯電話システムにおけるテレビ電話制御方法であって、テレビ電話制御装置が、携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断ステップと、携帯電話機がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断ステップと、呼種判定ステップにおいて発呼がテレビ電話のためのものであると判断されると共に通信中判断ステップにおいて携帯電話機がパケット通信中であると判断される場合に、当該携帯電話機に送信される当該発呼に係る着信信号に当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加ステップと、携帯電話機が、自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する着信信号受信ステップと、自機がパケット通信中であったときに着信信号受信ステップにおいて受信された着信信号に呼情報が付加されているか否か判断して、当該呼情報が付加されていた場合にテレビ電話の着信があったことを通知する通知ステップと、通知ステップにおける通知に応じたテレビ電話を接続する旨の入力を受け付けて、当該入力に応じてパケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話機がパケット通信中にテレビ電話の着信があった場合に、パケット通信を切断せずにテレビ電話の着信の処理を行うことができ、テレビ電話へ着信する旨の入力がある場合にパケット通信を切断してテレビ電話のための接続が確立されるので、パケット通信中にテレビ電話の着信があった場合でも、テレビ電話を確立させうることができる。
以下、図面とともに本発明に係る携帯電話システム、テレビ電話制御装置、携帯電話機及びテレビ電話制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る携帯電話システム1を示す。携帯電話システム1には、携帯電話網10と、本実施形態に係る携帯電話機40とが含まれる。携帯電話網10は、携帯電話機40の接続対象であり、携帯電話機40に対して携帯電話サービスを提供する移動体通信網である。携帯電話網10によって提供される携帯電話サービスには、音声電話、パケット通信及びテレビ電話が含まれる。図1に示すように携帯電話網10には、本実施形態に係るテレビ電話制御装置でもあるMMS(Mobile Multimedia Switching Center)20と、xGSN(GPRS Support Node)30とを含んで構成されている。また、図示しないが、携帯電話網10には、携帯電話サービスを提供するための無線ネットワーク制御装置や基地局も含まれる。
MMS20は、発信端末である携帯電話機から発呼信号を受信して、当該発呼に係る着信端末である携帯電話機40に対して着信信号を送信して、発信端末と着信端末との間の接続の確立の処理を行う交換機である。MMS20により確立される接続には、音声電話用の接続に加えてテレビ電話用の接続も含まれる。図2に示すように、MMS20は、CPU(Central Processing Unit)201、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)202及びROM(Read Only Memory)203、通信を行うための通信モジュール204、並びにハードディスク等の補助記憶装置205等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、MMS本来の機能、及び後述するテレビ電話制御装置としての機能が発揮される。
図1に示すように、MMS20は、テレビ電話制御装置として、機種検出部21と、呼種判断部22と、通信中判断部23と、付加部24とを備えて構成される。なお、図示しないが、MMS20は上記以外にもMMS本来の機能を発揮するための機能部を有している。
機種検出部21は、MMS20が発信端末である携帯電話機から発呼信号を受信したときに、着信端末である携帯電話機40の機種を検出する機種検出手段である。携帯電話網10に接続される携帯電話機40の機種の情報は、予め携帯電話網10により保持されている。機種検出部21は、受信された発呼信号から着信端末を特定する情報を取得して、上記の機種の情報を参照して、着信端末である携帯電話機40の機種を検出する。検出された機種の情報は、付加部24に通知される。この機種の検出は、着信端末が本発明に係る機能に対応している機種であった場合のみに、本発明に係る処理を行うためのものである。但し、携帯電話網10に接続される、全ての携帯電話機が本発明に係る処理を実行できる場合は、機種検出部21は必ずしも必要ない。
呼種判断部22は、携帯電話機40に対して発呼が行われた際に、当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断手段である。呼種判断部22は、MMS20が発信端末である携帯電話機から発呼信号を受信したときに当該発呼信号に付与されている通信の種別を示す情報を取得して、上記の判断を行う。呼種判断部22により判断された、発呼がテレビ電話のためのものであるか否かについての情報は、付加部24に通知される。
通信中判断部23は、携帯電話機40に対して発呼が行われた際に、当該携帯電話機40がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断手段である。更に、通信中判断部23は、携帯電話機40がパケット通信中であったときに、パケット通信の種別を検出する。パケット通信の種別とは、例えば、通常のWebアクセス、クライアント認証サービス付き通信、ユーザが設定を変更できる通信(カスタムコントロール通信)、ソフトウェア(ウイルス対策ソフトのパターンファイルを含む)のダウンロード用の通信及びPoC(Push-to-Talk over Cellular)用の通信等の種別であり、パケットの内容やアクセス先等により区別される。パケット通信中であるか否かの判断、及びパケット通信の接続先の検出は、xGSN30に問い合わせを行うことにより行われる。判断されたパケット通信中であるか否かの情報、及び検出されたパケット通信の種別の情報は、付加部24に通知される。
付加部24は、機種検出部21、呼種判断部22及び通信中判断部23から通知された情報に基づいて、着信端末である携帯電話機40に送信される発呼に係る着信信号(SETUP)に、当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加手段である。具体的には、呼種判断部22により、発呼がテレビ電話のためのものであると判断され、通信中判断部23により、携帯電話機40がパケット通信中であると判断された場合に呼情報が付加される。
但し、機種検出部21により検出された機種が特定の機種であった場合は、呼情報は付加されない。呼情報が付加される機種、あるいは付加されない機種の情報は、オペレータに設定されて付加部24により予め保持されている。具体的には、本発明の機能に対応している機種への着信信号には呼情報が付加され、本発明の機能に対応していない機種への着信信号には呼情報が付加されないように設定される。
また、通信中判断部23により検出されたパケット通信の種別が特定の種別であった場合は、着信信号に呼情報は付加されない。着信信号に呼情報が付加される種別、あるいは付加されない種別の情報は、オペレータに設定されて付加部24により予め保持されている。具体的には、パケット通信を(テレビ電話の着信により)中断させない方がよい種別のパケット通信を行っている際に携帯電話機40へ送信される着信信号に対しては呼情報が付加されないように設定される。例えば、携帯電話機40が上述したソフトウェアのダウンロード用の通信及びPoC(Push-to-Talk over Cellular)用の通信を行っている場合には、呼情報が付加されないように設定される。
呼情報としては、具体的には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されているSignal IEを用いることができる。Signal IEは、携帯電話機において第1の呼が確立しているときに、別の第2の呼に係る着信があったときに通知音を発生させるために、着信信号(SETUP)に含められる信号であるが、本実施形態のように呼情報として用いることができる。呼情報としても用いるSignal IEは、更に、dial tone onを含むことが好ましい。このように、呼情報として従来からある信号を用いることにより、新たな信号を生成する必要がなく、容易かつ確実に本発明を実施することができる。
xGSN(GPRS Support Node)30は、携帯電話機に対してパケット通信機能を提供するノードである。具体的には、パケット通信用のベアラの確立及びパケット呼の確立等を行う。xGSN(GPRS Support Node)30は、パケット通信を行っている携帯電話機40を特定する情報、及びパケット通信の種別の情報(例えば、APN(Access Point Name))を保持しており、MMS20からの問い合わせに応じてその内容をMMS20に通知する。以上が、携帯電話網10、並びに携帯電話網10に含まれるMMS20及びxGSN30の説明である。
引き続いて、携帯電話機40について説明する。携帯電話機40は、移動体通信により携帯電話網10に接続して、携帯電話を行うための装置である。また、携帯電話機40は、音声電話機能、テレビ電話機能及びパケット通信機能を有している。なお、図1には、携帯電話機40は1つしか描かれていないが、携帯電話システム1には多数の携帯電話機が含まれている。但し、それらの携帯電話機が本実施形態に係る(本発明の機能を有した)携帯電話機40でなくてもよい。また、本実施形態に係る携帯電話機40は、テレビ電話の着信時に特徴を有する装置であるので、着信端末であるものとする(もちろん、装置としては発信も可能である)。図3に携帯電話機40のハードウェア構成を示す。図3に示すように、携帯電話機40は、CPU401、RAM402、ROM403、操作部404、無線通信部405、ディスプレイ406及びアンテナ407等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する各機能が発揮される。
図1に示すように、携帯電話機40は、MTF(Mobile Termination Function)41と、DCF(Device Control Function)42と、TAF(Terminal Adaptation Function)(AV)43と、TAF(パケット)44と、UI(User Interface)45とを備えて構成されている。なお、携帯電話機40は、音声電話用のTAFも備えているが、本発明の機能に係わるものではないので音声電話用のTAFについての説明は省略する。
MTF41は、テレビ電話やパケット通信等の通信を開始する際に、携帯電話網10との間でやり取りされる制御データの送受信を制御して、携帯電話網10との間に接続を確立させるための制御を行う送受信制御部である。MTF41は、パケット通信中にTAF(AV)43からの指示があったときに、パケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立手段の一機能を担う。接続を確立するための制御には、携帯電話網10との間で、通信データの伝送路となる無線ベアラ(RAB:Radio Bearer)の確立処理が含まれる。また、MTF41は、通信データの送受信を制御する。即ち、MTF41は、自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する受信信号受信手段である。MTF41は、DCF42、TAF(AV)43及びTAF(パケット)44との間で必要に応じて情報の送受信を行う。具体的には、携帯電話機40の処理の説明において述べる。
DCF42は、電話帳の情報やユーザ情報等の携帯電話機能を用いるために必要な情報、又は利便性を高めるための情報を保持した共通設定情報管理部である。DCF42は、本発明に係る情報として、パケット通信中にテレビ電話の発呼に係る着信信号を受信した際の対応についての情報を保持している。具体的には「テレビ電話優先」、「パケット通信優先」、「留守番電話」及び「転送でんわ」の4つの何れかが設定される。この設定は、携帯電話機40のユーザにより予め行われている。「テレビ電話優先」は、パケット通信中であっても、テレビ電話を確立させうることができる(パケット通信中のテレビ電話に対応する)設定である。「パケット通信優先」は、テレビ電話を確立させない(パケット通信中のテレビ電話に対応しない)設定である。「留守番電話」は、テレビ電話を(携帯電話網10上の)留守番電話に接続させる設定である。「転送でんわ」は、テレビ電話を転送させる設定である。これらの各設定がされている場合の処理について後述する。
また、DCF42は、自機がパケット通信中であったときにMTF41により受信された着信信号(SETUP)に呼情報(Signal IE)が含まれるか否か判断して、当該呼情報が含まれていた場合に、携帯電話機40のユーザにテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段である。この通知は、具体的には、DCF42からTAF(AV)43に対して通知を行うように指示がなされ、更に、TAF(AV)43からUI45に対して指示がなされることにより行われる。後述するように、この通知は、上記の設定が「テレビ電話優先」だったときのみ行われる。
TAF(AV)43は、確立されたテレビ電話用の無線ベアラを通じてMTF41により送受信されるテレビ電話データを処理するデータ処理部である。テレビ電話データの処理としては、例えば、テレビ電話データを変換して、音声や映像のデータとしてUI45に出力する処理や、UI45から入力された音声や映像のデータをテレビ電話データに変換して、携帯電話網10に送信するためにMTF41に出力する処理が該当する。
また、上述しように、TAF(AV)43は、パケット通信中にテレビ電話の着信があった際に、その旨をUI45に出力させる通知手段の一機能を担う。また、TAF(AV)43は、上記の出力に応じてユーザからUI45に入力されたテレビ電話を接続する旨の情報をUI45から受信して、MTF41に対してパケット通信を切断してテレビ電話のための接続を確立させるように指示する。即ち、TAF(AV)43は、確立手段の一機能を担う。
TAF(パケット)44は、確立されたパケット通信用の無線ベアラを通じてMTF41により送受信されるパケット通信用データを処理するデータ処理部である。
UI45は、携帯電話機40ユーザへの出力を行うと共に、ユーザからの入力を受け付ける部分である。具体的には、UI45は、テレビ電話では、TAF(AV)43から出力される音声と映像を携帯電話機40が備えるスピーカやディスプレイに出力してする。また、UI45は、音声と映像の(携帯電話機40が備えるマイクやカメラからの)入力を受け付けて、TAF(AV)43に入力する。また、パケット通信中にテレビ電話に係る着信信号を受けた場合に、TAF(AV)43からの指示を受けて、その旨を出力してユーザに通知する。即ち、UI45は、パケット通信中にテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段の一機能を担う。この通知は具体的には、着信音を鳴動させたり、ディスプレイにテレビ電話が着信していることを示す旨を表示させたりすることにより行われる。
また、UI45は上記の通知を行うと、テレビ電話に出るかどうかのユーザからの入力待ち状態となる。ユーザからの入力は、例えば、携帯電話機40の操作部の所定のボタン(例えば、オフフックボタン)を押下することにより行われる。ユーザからの入力が行われると、UI45は当該入力を受け付けて、その旨をTAF(AV)43に通知する。即ち、UI45は、通知に応じたテレビ電話へ着信する旨のユーザからの入力を受け付けて、当該入力に応じてパケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立手段の一機能を担う。以上が、携帯電話機40の説明である。
引き続いて、図4,6,7のフローチャート及び図5の画面遷移を示す図を用いて、本実施形態に係る携帯電話システム1(携帯電話網10及び携帯電話機40)で実行される処理(テレビ電話制御方法)を説明する。この処理は、携帯電話機40がパケット通信を行っているときに、別の携帯電話機(発信端末)から携帯電話機40に対してテレビ電話の発呼が行われた際に行われる。なお、携帯電話機40のパケット通信は、パケット通信用の無線ベアラが確立された上で行われている。携帯電話機40は、パケット通信用の無線ベアラを切断しないとテレビ電話の接続を確立することができない。まず、図4のフローチャート及び図5の画面遷移を示す図を用いて、DCF42における設定が「テレビ電話優先」だった場合の処理を説明する。
携帯電話機40では、パケット通信中であるので、例えば、図5の画面51に示すようなWebアクセスに応じた表示がなされている。処理としては、まず、発信端末から携帯電話網10に対して、携帯電話機40とのテレビ電話のための発呼信号が送信される。発信端末では、発信が行われると、図5の画面61に示すようにその旨の表示がなされる。携帯電話網10では、MMS20により当該発呼信号が受信される(S01)。続いて、MMS20では、機種検出部21により、発呼信号から着信先となる携帯電話機40を特定する情報(例えば電話番号)が取得されて、当該情報に基づいて当該携帯電話機40の機種が検出される(S02、機種検出ステップ)。検出された着信端末である携帯電話機40の機種の情報は、付加部24に通知される。
続いて、呼種判断部22が、発呼信号がテレビ電話のためのものであるか否かが判断される(S03、呼種判断ステップ)。呼種判断部22による判断結果の情報は、付加部24に通知される。続いて、通信中判断部23により、携帯電話機40がパケット通信中であるか否かが判断される(S04、通信中判断ステップ)。また、併せて、携帯電話機40がパケット通信中である場合にパケット通信の種別も検出される。この判断及び検出は、発呼信号から着信先となる携帯電話機40を特定する情報(例えば電話番号)が取得されて、当該情報がxGSN30に送信され問い合わせが行われることにより行われる。判断及び検出の結果の情報は、付加部24に通知される。なお、S02において検出された機種がSignal IEを付加しないと付加部24により設定されていた場合には、xGSNへの問い合わせが行われないように制御してもよい。
続いて、付加部24により、機種検出部21、呼種判断部22及び通信中判断部23から通知された情報に基づいて、着信端末である携帯電話機40に送信される発呼に係る着信信号であるSETUPに、当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報であるSignal IEが付与されるか否か判断される。上述したように、発呼がテレビ電話のためのものであり、携帯電話機40がパケット通信中であると判断された場合、SETUPにSignal IEが付加されると判断される。但し、携帯電話機40の機種がSignal IEを付加しないと設定されていた場合(あるいは、付加すると設定された機種以外の機種であった場合)、又はパケット通信の種別がSignal IEを付加しないと設定されていた場合(あるいは、付加すると設定された種別以外の種別であった場合)には、SETUPにSignal IEが付加されないと判断される。当該判断に基づいて、付加部24により、SETUPにSignal IEが付加される(S05、付加ステップ)。
続いて、MMS20により、付加部24にSignal IEが付加されたSETUPが携帯電話機40に送信される。携帯電話機40では、MTF41が、Signal IEが付加されたSETUPを受信する(S06、着信信号受信ステップ)。なお、S05においてSETUPにSignal IEが付加されなかった場合は、携帯電話機40では従来の携帯電話機と同様に、パケット通信を継続したまま(ユーザに通知等を行わずに)テレビ電話の接続を確立しない処理が行われる。即ち、その場合、携帯電話機40では、テレビ電話の着信が拒否される。
続いて、SETUPを受信したことが、MTF41からDCF42、TAF(AV)43及びTAF(パケット)44に通知される(setup-ind(Signal IE)が送信される)(S07)。続いて、TAF(AV)43からMTF41に対してテレビ電話の接続を確立することができる旨の信号(call conf-req)が送信される(S08)。その一方、DCF42により、SETUPにSignal IEが付加されているかが判断されることにより、発呼がテレビ電話に係るものであるものかが判断される。SETUPにSignal IEが付与されていた場合、DCF42により、MTF41に対して、パケット通信中のテレビ電話の着信の対応についての設定情報が通知される。本処理例では、「テレビ電話優先」である旨が通知される(DCF status(テレビ電話優先)が送信される)(S09、通知ステップ)。
続いて、S08おいてTAF(AV)43から送信された信号を受けて、MTF41から携帯電話網10に対して、テレビ電話の接続を確立することができる旨の信号(CALL CONF)が送信される(S10)。また、MTF41により、S09におけるDCF42からの通知を受けて、DCF42、TAF(AV)43及びTAF(パケット)44に対して、テレビ電話を確立させるための指示が行われる(notify-ind(no#UCH)の送信)。続いて、TAF(AV)43により、MTF41からの指示を受けてUI45に対してテレビ電話の着信があった旨の着信音の鳴動及び着信画面の表示を行うように指示がなされる(S11、通知ステップ)。続いて、TAF(AV)43からの指示に従い、UI45によって、着信音の鳴動及び着信画面の表示が行われて、ユーザに対してテレビ電話の着信があったことが通知される(S12、通知ステップ)。例えば、図5の画面52に示すように「テレビ電話受信中」という文字と発信端末の電話番号とが表示される。ここで、UI45は、ユーザからのオフフックボタン押下の入力待ち状態となる。なお、携帯電話機40において、(パケット通信中であるか否かに係わらず)テレビ電話の着信を留守番電話に接続する、又は転送すると予め設定されていた場合や着信の時点でユーザからその旨の操作があった場合、以下で説明する、DCF42での設定が「留守番電話」又は「転送でんわ」だった場合の処理と同様に、留守番電話への接続処理又は転送処理が行われる。
その一方、TAF(AV)43からMTF41に対して、発信端末において着信端末で呼び出しを行っていることを示す音(リングバックトーン)を鳴動させる要求を送信するように通知がなされる(alerting -req)(S13)。当該通知が行われたMTF41によって、リングバックトーンを鳴動させる要求(ALERT)が、携帯電話網10に対して送信される(S14)。携帯電話網10によって、発信端末においてリングバックトーンが鳴動される。また、図5の画面62に示すように、発信端末においては呼び出しを行っている旨の画面表示がなされる(着信端末の電話番号も併せて表示される。携帯電話機40の電話帳機能に登録されていれば名前も表示される)。
続いて、携帯電話機40では、ユーザによってオフフックボタンが押下されると、UI45によりその入力が受け付けられる(S15、確立ステップ)。当該入力がなされると、以下のように、パケット通信を切断して、テレビ電話を確立する処理がなされる。その処理の間、携帯電話機40における表示は、例えば、図5の画面53に示すように、テレビ電話に接続している旨の表示となる。ユーザからの入力は、UI45からTAF(AV)43に通知される。続いて、TAF(AV)43からMTF41に対して、パケット通信を切断してテレビ電話を確立する指示がなされる(setup-rspの送信)(S16、確立ステップ)。
指示を受けたMTF41から携帯電話網10に対して、パケット通信の接続を切断する信号(Deactivate PDP Context Request)が送信される(S17、確立ステップ)。携帯電話網10では、パケット通信の接続を切断する処理が行われ、上記の切断する信号に対する応答の信号(Deactivate PDP Context Accept)が、携帯電話機40に送信される(S18)。MTF41により当該信号が受信されて、パケット通信の切断がパケット通信を制御していたTAF(パケット)44に通知される(smreg pdp deactivate-indの送信)(S19、確立ステップ)。続いて、MTF41と携帯電話網10との間で、パケット通信用の無線ベアラを開放する処理が行われる(S20、確立ステップ)。
続いて、MTF41によってテレビ電話の接続を確立する処理が行われる。まず、MTF41から携帯電話網10に対して、テレビ電話の接続を確立する要求を行う(CONNECTの送信)(S21、確立ステップ)。続いて、MTF41と携帯電話網10との間で、テレビ電話用の無線ベアラを確立する処理が行われる(S22、確立ステップ)。続いて、MTF41からTAF(AV)43に対して、テレビ電話を行うための設定を行う指示がなされ(notify-ind(#UCH)の送信)、TAF(AV)43においてその設定が行われる(S23、確立ステップ)。続いて、テレビ電話の接続が確立すると携帯電話網10から携帯電話機40に対して、テレビ電話の接続確立要求に対する応答(CONNECT ACK)が送信される(S24)。携帯電話機40では、MTF41により当該応答が受信され、テレビ電話を制御するTAF(AV)43に接続の処理が完了した通知を行う(setup-compの送信)(S25)。以上の処理により、テレビ電話のための接続が確立され、テレビ電話が行われる(S26)。図5の画面54及び画面63に示すように、着信端末である携帯電話機40及び発信端末における表示は、テレビ電話中の表示となる。このように、予め「テレビ電話優先」という設定をしておけば、パケット通信中であってもテレビ電話の着信に対応することができる。
なお、S12によりUI45がユーザからの入力待ち状態となったときに、ユーザからの入力(オフフックボタンの押下)が無かった場合、あるいはテレビ電話を接続しない旨の入力があった場合は、パケット通信の接続を維持したまま、テレビ電話を確立しない場合の処理を行う。即ち、テレビ電話を確立しない場合には、パケット通信の接続が切断されることなく維持される。以上が、DCF42における設定が「テレビ電話優先」だった場合の処理である。
引き続いて、図6のシーケンス図を用いて、DCF42における設定が「パケット通信優先」だった場合の処理を説明する。発信端末からのテレビ電話の発呼から、TAF(AV)43からMTF41へのテレビ電話の接続を確立することができる旨の信号(call conf-req)の送信までの処理(S31〜S38)は、上述した「テレビ電話優先」だった場合の処理(S01〜S08)の処理と同様である。なお、図6においては、説明に不要であることからTAF(パケット)44を除いている。
DCF42における設定が「パケット通信優先」だった場合の処理では、続いて、DCF42により、SETUPにSignal IEが付加されているかが判断されることにより、発呼がテレビ電話に係るものであるものかが判断される。SETUPにSignal IEが付与されていた場合、DCF42により、MTF41に対して、パケット通信中のテレビ電話の着信の対応についての設定情報を通知する。本処理例では、「パケット通信優先」である旨が通知される(DCF status(パケット通信優先)が送信される)(S39、通知ステップ)。
続いて、通知された設定が「パケット通信優先」であるので、MTF41では、テレビ電話の接続を確立しない処理が行われる。具体的には、MTF41から携帯電話網10に対して、携帯電話機40はパケット通信中でありテレビ電話を確立しない旨の信号(RELEASE COMPLETE(cause#21,診断情報:パケット通信中))を送信する(S40)。また、MTF41からTAF(AV)43に対して、テレビ電話を接続しない旨の通知を行う(reject-indの送信)(S41)。以上で、テレビ電話の接続を確立しない処理が完了し、携帯電話機40ではパケット通信中の状態が維持される(S42)。なお、テレビ電話の接続を確立しない処理では、ユーザへの通知が行われず、確立されているパケット通信への影響は無いので、パケット通信が中断することがない。このように、予め「パケット通信優先」という設定をしておけば、本発明の機能を用いたとしてもテレビ電話の着信を拒否することができる。以上が、DCF42における設定が「パケット通信優先」だった場合の処理である。
引き続いて、図7のシーケンス図を用いて、DCF42における設定が「留守番電話」又は「転送でんわ」だった場合の処理を説明する。発信端末からのテレビ電話の発呼から、TAF(AV)43からMTF41へのテレビ電話の接続を確立することができる旨の信号(call conf-req)の送信までの処理(S51〜S58)は、上述した「テレビ電話優先」だった場合の処理(S01〜S08)の処理と同様である。なお、図7においては、説明に不要であることからTAF(パケット)44を除いている。
DCF42における設定が「留守番電話」又は「転送でんわ」だった場合の処理では、続いて、DCF42により、SETUPにSignal IEが付加されているかが判断されることにより、発呼がテレビ電話に係るものであるものかが判断される。SETUPにSignal IEが付与されていた場合、DCF42により、MTF41に対して、パケット通信中のテレビ電話の着信の対応についての設定情報を通知する。本処理例では、まず、暫定的に「テレビ電話優先」である旨が通知される(DCF status(テレビ電話優先)が送信される)(S59、通知ステップ)。
続いて、S58おいてTAF(AV)43から送信された信号を受けて、MTF41から携帯電話網10に対して、テレビ電話の接続を確立することができる旨の信号(CALL CONF)が送信される(S60)。また、MTF41により、S59におけるDCF42からの通知を受けて、DCF42、TAF(AV)43に対して、テレビ電話を確立させるための指示が行われる(notify-ind(no#UCH)の送信)(S61、通知ステップ)。
続いて、TAF(AV)43からMTF41に対して、発信端末において着信端末で呼び出しを行っていることを示す音(リングバックトーン)を鳴動させる要求を送信するように通知がなされる(alerting -req)(S62)。当該通知が行われたMTF41によって、リングバックトーンを鳴動させる要求(ALERT)が、携帯電話網10に対して送信される(S63)。携帯電話網10によって、発信端末においてリングバックトーンが鳴動される。
続いて、DCF42からMTF41に対して、設定に応じて、留守番電話又は転送電話の処理を行う信号(begin-req(加入者選択留守番電話/転送電話))が送信される(S64、通知ステップ)。その信号を受けたMTF41から携帯電話網10に対して、携帯電話機40のユーザが留守番電話又は転送電話を利用できるか否か(留守番電話又は転送電話の契約を結んでいるか)を確認する信号が送信される(S65、通知ステップ)。続いて、当該信号を受信した携帯電話網10から携帯電話機40に対して、留守番電話又は転送電話を利用できるか否かの情報(RELEASE COMPLETE)を送信する(S66)。携帯電話機40では、MTF41によりその情報が受信されて、DCF42に通知される(S67、通知ステップ)。
留守番電話又は転送電話を利用できる場合には、DCF42からMTF41に着信信号を転送させ、又は当該留守番電話に接続させる旨をMTF41に通知する(DCF status(加入者選択留守番電話/転送電話)を送信する)(S68、通知ステップ)。その通知を受けたMTF41から携帯電話網10に対して、その旨の信号(DISCONNECT(cause#21,加入者選択留守番電話/転送電話))を送信する(S69、通知ステップ)。携帯電話網10では、当該信号に従い、着信信号を転送させ、又は当該留守番電話に接続させる処理が行われる。また、MTF41からTAF(AV)43に対して、テレビ電話を接続しない旨の通知を行う(reject-indの送信)(S70)。
続いて、MTF41と携帯電話網10との間で、テレビ電話の着信に関しての処理を終了する信号の送受信がなされる(RELEASE及びRELEASE COMPLETEの送受信)(S71,S72)。以上で、着信信号を転送させ、又は当該留守番電話に接続させる処理が完了し、携帯電話機40ではパケット通信中の状態が維持される(S73)。なお、この処理では、ユーザへの通知が行われず、確立されているパケット通信への影響は無いので、パケット通信が中断することがない。なお、携帯電話機40は着信信号を受信しているので、テレビ電話の着信があったことは携帯電話機40の着信履歴に残る。
上記のS66において、携帯電話網10から携帯電話機40に対して、留守番電話又は転送電話を利用できないとの応答があった場合、「パケット通信優先」設定の場合と同様に、DCF42からMTF41に対して「パケット通信優先」である旨が通知されて(DCF status(パケット通信優先)が送信される)、着信を拒否する処理が行われる。以上が、DCF42における設定が「留守番電話」又は「転送でんわ」だった場合の処理である。
上述したように、本実施形態によれば、着信信号(SETUP)に呼情報(Signal IE)を付加することで、(通常規定されている方法と異なる方法で)携帯電話機40に発呼がテレビ電話に係るものであることを認識させることで、パケット通信中にテレビ電話の着信があった場合でも、テレビ電話を確立させうることができる。なお、通常規定されている方法では、本実施形態とは異なり、パケット通信を切断しなければテレビ電話に対応することができず、テレビ電話に接続しない場合であってもパケット通信を継続することができない。
なお、本発明を容易かつ確実に実施するために、呼情報はSignal IEであることが望ましいが、必ずしもSignal IEが用いられる必要はなく、着信信号がテレビ電話の発呼に係るものと認識できるものであればよい。
また、本実施形態のように、予め、パケット通信中のテレビ電話に対応するか否かを設定しておけば、テレビ電話の着信よるパケット通信の中断を防止することができる。
MMS20において、携帯電話機40が行っているパケット通信の種別に応じて、呼情報(Signal IE)を付加することとすれば、呼情報が付加されていなければ従来と同様に通知がなされずに、着信が拒否されるため、種別に応じてパケット通信の中断を防止することができる。MMS20において、携帯電話機40の機種に応じて呼情報(Signal IE)を付加することとすれば、本発明の機能に対応した携帯電話機40に対してのみ処理を行うことができる。
1…携帯電話システム、10…携帯電話網、20…MMS、21…機種検出部、22…呼種判断部、23…通信中判断部、24…付加部、201…CPU、202…RAM、203…ROM、204…通信モジュール、205…補助記憶装置、30…xGSN、40…携帯電話機、41…MTF、42…DCF、43…TAF(AV)、44…TAF(パケット)、45…UI、401…CPU、402…RAM、403…ROM、404…操作部、405…無線通信部、406…ディスプレイ、407…アンテナ。
Claims (9)
- テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機と、当該携帯電話機の接続対象である携帯電話網に含まれるテレビ電話制御装置とを含んで構成される携帯電話システムであって、
前記テレビ電話制御装置は、
前記携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断手段と、
前記携帯電話機がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断手段と、
前記呼種判定手段により前記発呼がテレビ電話のためのものであると判断されると共に前記通信中判断手段により前記携帯電話機がパケット通信中であると判断される場合に、当該携帯電話機に送信される当該発呼に係る着信信号に当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加手段と、を備え、
前記携帯電話機は、
自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する着信信号受信手段と、
自機がパケット通信中であったときに前記着信信号受信手段により受信された前記着信信号に前記呼情報が付加されているか否か判断して、当該呼情報が付加されていた場合にテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段と、
前記通知手段による通知に応じたテレビ電話を接続する旨の入力を受け付けて、当該入力に応じて前記パケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立手段と、を備える
ことを特徴とする携帯電話システム。 - 前記通知手段は、パケット通信中のテレビ電話に対応すると予め設定されていた場合に、前記着信があったことを通知することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話システム。
- 前記通知手段は、パケット通信中のテレビ電話を転送する、又はパケット通信中のテレビ電話を留守番電話に接続すると予め設定されていた場合に、前記着信信号を転送させ、又は当該留守番電話に接続させることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話システム。
- 前記通信中判断手段は、前記パケット通信の種別を検出して、
前記付加手段は、前記通信中判断手段により検出された前記種別に応じて、前記呼情報の付加を行うか否かを判断する、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の携帯電話システム。 - 前記テレビ電話制御装置は、前記携帯電話機の機種を検出する機種検出手段を更に備え、
前記付加手段は、前記機種検出手段により検出された前記機種に応じて、前記呼情報の付加を行うか否かを判断する、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の携帯電話システム。 - 前記呼情報は、Signal IEであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の携帯電話システム。
- テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機の接続対象である携帯電話網に含まれるテレビ電話制御装置であって、
前記携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断手段と、
前記携帯電話機がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断手段と、
前記呼種判定手段により前記発呼がテレビ電話のためのものであると判断されると共に前記通信中判断手段により前記携帯電話機がパケット通信中であると判断される場合に、当該携帯電話機に送信される当該発呼に係る着信信号に当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加手段と、
を備えるテレビ電話制御装置。 - テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機であって、
自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する着信信号受信手段と、
自機がパケット通信中であったときに前記着信信号受信手段により受信された前記着信信号に、発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報が付加されているか否か判断して、当該呼情報が付加されていた場合にテレビ電話の着信があったことを通知する通知手段と、
前記通知手段による通知に応じたテレビ電話を接続する旨の入力を受け付けて、当該入力に応じて前記パケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立手段と、
を備える携帯電話機。 - テレビ電話機能及びパケット通信機能を有する携帯電話機と、当該携帯電話機の接続対象である携帯電話網に含まれるテレビ電話制御装置とを含んで構成される携帯電話システムにおけるテレビ電話制御方法であって、
前記テレビ電話制御装置が、
前記携帯電話機に対して発呼が行われた際に当該発呼がテレビ電話のためのものであるか否かを判断する呼種判断ステップと、
前記携帯電話機がパケット通信中であるか否かを判断する通信中判断ステップと、
前記呼種判定ステップにおいて前記発呼がテレビ電話のためのものであると判断されると共に前記通信中判断ステップにおいて前記携帯電話機がパケット通信中であると判断される場合に、当該携帯電話機に送信される当該発呼に係る着信信号に当該発呼がテレビ電話のためのものである旨の呼情報を付加する付加ステップと、
前記携帯電話機が、
自機に対しての発呼に係る着信信号を受信する着信信号受信ステップと、
自機がパケット通信中であったときに前記着信信号受信ステップにおいて受信された前記着信信号に前記呼情報が付加されているか否か判断して、当該呼情報が付加されていた場合にテレビ電話の着信があったことを通知する通知ステップと、
前記通知ステップにおける通知に応じたテレビ電話を接続する旨の入力を受け付けて、当該入力に応じて前記パケット通信を切断して、テレビ電話のための接続を確立させる確立ステップと、
を含むテレビ電話制御方法。
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