JP2007317722A - 回路機能モジュール、電圧・クロック指示モジュールおよび電子システム - Google Patents

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Abstract

【課題】データ処理を行う回路機能モジュールを含み、該回路機能モジュールの残存寿命に余裕がある場合、より速い速度で動作させることができる電子システムを提供する。
【解決手段】回路機能モジュール10が稼動中、温度測定モジュール11、電流密度測定モジュール12および動作時間測定モジュール13は、一定間隔で温度、電流密度および動作時間を測定し、測定結果を稼動履歴記録モジュール41に与える。そして、電圧・クロック指示モジュール40は、回路機能モジュール10が停止状態から稼動状態となる毎に、稼動履歴記録モジュール41に記録された回路機能モジュール10の稼動履歴を考慮し、動作条件(電源電圧VDDの電圧値、クロックCLKの周波数)を変更し、可変電圧源20および周波数可変クロック生成モジュール30に対して変更した電源電圧値およびクロック周波数を指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理を行う回路機能モジュール、該回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、該回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュール、並びに、該回路機能モジュールおよび該電圧・クロック指示モジュールを含む電子システムに関する。
図5はLSI(大規模半導体集積回路)の故障率の時間推移を示す図である。LSIの故障率の時間推移は、いわゆるバスタブ曲線となることが知られており、初期故障領域、偶発故障領域、磨耗故障領域の3つの領域に分けられる。初期故障領域では時間の経過と共に故障率が減少し、偶発故障領域では故障率は低いまま推移し、磨耗故障領域では時間の経過と共に故障率が増加する。
そこで、出荷するLSIの信頼性を確保するために、初期故障については、出荷前に様々なストレス試験を行い、不良品を選別するということが行われており、磨耗故障については、LSIの使用環境・稼動率(使用頻度)を想定し、磨耗故障の発生がLSIの使用期間以降となるように動作仕様および設計仕様を決めるということが行われている。
LSIの磨耗故障は、LSI内部でのエレクトロマイグレーション(電子泳動)や酸化膜経時破壊などを主な故障原因とするものであるが、これらエレクトロマイグレーションおよび酸化膜経時破壊は、温度と電流密度と過去の稼動時間で決まる。なお、使用開始から磨耗故障発生までの平均時間は、MTF(mean time to failure)と呼ばれ、以下の式で表せることが知られている。
Figure 2007317722
特開2004−228417号公報 特開2005−63414号公報
ところで、LSIは、電源電圧が適切な範囲において高い方が高速に動作するが、電源電圧を高くすると、電流密度が上昇してエレクトロマイグレーションが発生しやすくなるので、偶発故障領域は圧縮され、磨耗故障発生までの平均時間は短くなる。現在、LSIに対しては、動作速度を速めることによる高性能化と、磨耗故障発生までの平均時間を長くすることによる高信頼性化が要求されているが、これら相反する二つの要求を同時に満足させることは困難であり、設計コスト・製造コストとも非常に高くなっている。
図6はLSIの実際の稼働率が当初想定した稼動率よりも低い場合の問題点を説明するための図であり、図6(A)はLSIの故障率の時間推移を示しており、X1は当初想定した稼動率の下での故障率の時間推移を示すバスタブ曲線、Y1はバスタブ曲線X1における偶発故障領域、X2は当初想定した稼動率よりも低い、実際の稼動率の下での故障率の時間推移を示すバスタブ曲線、Y2はバスタブ曲線X2における偶発故障領域である。
また、図6(B)はLSIの動作保障期間と、実際の稼動時間と、実際の稼動時間における電流密度との関係を示しており、P1〜P3はLSIの実際の稼動時間、Q1〜Q3はLSIの停止時間、Iaは電流密度の設計値を示している。
即ち、実際の製品適用において、LSIの実際の稼働率が当初想定した稼動率よりも低く、かつ、実際の稼動時間P1、P2、P3における電流密度が設計値Iaである場合には、偶発故障領域は、Y2で示すように、当初想定した稼動率の下で設計値として設定した動作保障期間(信頼性保障期間)よりも遥かに長くなり、即ち、LSIの寿命は動作保証期間よりも長くなり、動作保証期間の終了時に寿命が残存してしまうという無駄が生じてしまう。
現実問題として、LSIの稼働率が不明の場合は、仕様検討時に、過剰な稼動率を想定せざるを得ず、その分厳しくなった仕様によって設計コストは上昇し、LSIの実際の使用においては、動作保証期間の終了時に寿命が残存してしまうという無駄が生じてしまう場合があり、これでは、設計コストに見合った製品適用とは言い難い。
特許文献1には、現在および近い将来に実行するデータ処理の負荷の大小によって顕在化する素子のばらつきによる性能劣化を電圧・クロックの制御により埋めるための技術が開示されている。また、特許文献2には、LSIのばらつきにより発生する性能余裕分をクロックの制御により高速動作させて有効利用するための技術が開示されている。共に、LSIのばらつきによる性能余裕分を性能へ転換することが可能であるが、残存寿命の余裕を考慮した速度制御を行うことはできない。
本発明は、かかる点に鑑み、データ処理を行う回路機能モジュールであって、残存寿命に余裕がある場合には、より早い速度で動作するように制御されることができる回路機能モジュールを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、データ処理を行う回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュールであって、前記回路機能モジュールの残存寿命に余裕がある場合には、より速い速度で動作させることができる電圧・クロック指示モジュールを提供することを第2の目的とする。
また、本発明は、データ処理を行う回路機能モジュールを含み、該回路機能モジュールの残存寿命に余裕がある場合には、より速い速度で動作させることができる電子システムを提供することを第3の目的とする。
本発明の回路機能モジュールは、データ処理を行うモジュールであり、温度を測定する温度測定モジュールと、電流密度を測定する電流密度測定モジュールと、動作時間を測定する動作時間測定モジュールを有するものである。
本発明の電圧・クロック指示モジュールは、データ処理を行う回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示するモジュールであり、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示するものである。
本発明の電圧・クロック指示モジュールは、前記回路機能モジュールの稼動履歴を記録する稼動履歴記録モジュールと、前記回路機能モジュールの上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均時間との関係を示す動作条件テーブルと、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記稼動履歴記録モジュールに記録された稼動履歴から前記回路機能モジュールの残存寿命を計算する残存寿命計算モジュールと、前記残存寿命計算モジュールが計算した前記回路機能モジュールの残存寿命および前記動作条件テーブルの内容に基づいて、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する制御モジュールを有するものとすることができる。
また、前記電圧・クロック指示モジュールは、前記残存寿命計算モジュールが計算した残存寿命を保持する残存寿命保持モジュールを有するものとすることができる。
本発明の電子システムは、データ処理を行う回路機能モジュールと、前記回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源と、前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールと、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュールを有するものである。
本発明の電子システムにおいては、前記回路機能モジュールは、温度を測定する温度測定モジュールと、電流密度を測定する電流密度測定モジュールと、動作時間を測定する動作時間測定モジュールを有するものとすることができる。
また、前記電圧・クロック指示モジュールは、前記回路機能モジュールの稼動履歴を記録する稼動履歴記録モジュールと、前記回路機能モジュールの上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均時間との関係を示す動作条件テーブルと、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記稼動履歴記録モジュールに記録された稼動履歴から前記回路機能モジュールの残存寿命を計算する残存寿命計算モジュールと、前記残存寿命計算モジュールが計算した前記回路機能モジュールの残存寿命および前記動作条件テーブルの内容に基づいて、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する制御モジュールを有するものとすることができる。
また、前記電圧・クロック指示モジュールは、前記残存寿命計算モジュールが計算した残存寿命を保持する残存寿命保持モジュールを有するものとすることができる。
本発明の回路機能モジュールによれば、温度測定モジュール、電流密度測定モジュールおよび動作時間測定モジュールにより、本発明の回路機能モジュールの稼動履歴を得ることができるので、この稼動履歴から判断し、本発明の回路機能モジュールの残存寿命が残存動作保障期間よりも長く、残存寿命に余裕がある場合には、本発明の回路機能モジュールは、より早い速度で動作するように制御されることができる。
本発明の電圧・クロック指示モジュールによれば、回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示することができるので、回路機能モジュールの残存寿命が残存動作保障期間よりも長く、回路機能モジュールの残存寿命に余裕がある場合には、回路機能モジュールをより速い速度で動作させることができる。
本発明の電子システムによれば、回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示することができるので、回路機能モジュールの残存寿命が残存動作保障期間よりも長く、回路機能モジュールの残存寿命に余裕がある場合には、回路機能モジュールをより速い速度で動作させることができる。
図1は本発明の電子システムの一実施形態の構成図である。本発明の電子システムの一実施形態は、本発明の回路機能モジュールの一実施形態である回路機能モジュール10と、可変電圧源20と、周波数可変クロック生成モジュール30と、本発明の電圧・クロック指示モジュールの一実施形態である電圧・クロック指示モジュール40を備えている。
回路機能モジュール10は、データ処理を行うモジュールであり、マイクロプロセッサ等のLSIである。本例の場合、回路機能モジュール10は、データ処理を行うデータ処理モジュールのほかに、温度測定モジュール11、電流密度測定モジュール12および動作時間測定モジュール13を搭載している。
本例では、回路機能モジュール10は、稼動時には、可変電圧源20から電源電圧VDDが供給されると共に、周波数可変クロック生成モジュール30からクロックCLKが供給され、停止時には、可変電圧源20からの電源電圧VDDの供給が停止される。
温度測定モジュール11は、回路機能モジュール10の温度を測定するモジュールであり、例えば、リング発振器で構成される。リング発振器は、発振周波数が温度に応じて変化することから、発振周波数を測定することにより間接的に回路機能モジュール10の温度を測定することができる。
電流密度測定モジュール12は、回路機能モジュール10の電流密度を測定するモジュールであり、例えば、リング発振器で構成される。リング発振器は、発振周波数がトランジスタ中を流れる電流量に応じて変化することから、発振周波数を測定することにより間接的に回路機能モジュール10の電流密度を測定することができる。
動作時間測定モジュール13は、回路機能モジュール10の動作時間を測定するモジュールであり、例えば、パルスカウンタで構成される。これは、回路機能モジュール10に入力されるクロックCLKのパルス数を数えることで回路機能モジュール10の動作時間を測定するというものである。
本例では、温度測定モジュール11、電流密度測定モジュール12および動作時間測定モジュール13は、一定間隔、例えば、1分ごとに温度、電流密度および動作時間を測定し、測定結果を電圧・クロック生成モジュール40に与える。
可変電圧源20は、回路機能モジュール10に電源電圧VDDを供給するモジュールであり、出力電圧値を電圧・クロック指示モジュール40により指示されるものである。この可変電圧源20としては、既存の可変電圧源を用いることができる。
周波数可変クロック生成モジュール30は、回路機能モジュール10にクロックCLKを供給するものであり、クロック周波数を電圧・クロック指示モジュール40により指示されるものである。この周波数可変クロック生成モジュール30としては、既存のPLL(位相同期ループ)や分周器を用いることができる。
電圧・クロック指示モジュール40は、可変電圧源20に対する出力電圧値の指示、周波数可変クロック生成モジュール30に対するクロック周波数の指示および寿命予告信号の出力を行うものであり、例えば、1チップのLSIとして構成することができる。
なお、この電圧・クロック指示モジュール40からの可変電圧源20に対する出力電圧値の指示および周波数可変クロック生成モジュール30に対するクロック周波数の指示は、回路機能モジュール10の使用開始時および回路機能モジュール10が停止状態から稼動状態に移行した時に行われ、寿命予告信号は、残存寿命期間が予め設定された期間以下となったときに出力される。
本例では、電圧・クロック指示モジュール40は、稼動履歴記録モジュール41と、動作条件テーブル42と、残存寿命計算モジュール43と、残存寿命保持モジュール44と、制御モジュール45を搭載している。
稼動履歴記録モジュール41は、回路機能モジュール10の温度測定モジュール11、電流密度測定モジュール12および動作時間測定モジュール13から一定間隔で与えられる温度、電流密度および動作時間を回路機能モジュール10の稼動履歴として記録するものである。
動作条件テーブル42は、回路機能モジュール10の上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均時間(MTF)との関係を示すものであり、これらは、使用者が設定することができる。但し、動作条件テーブル42に設定できる範囲は、電源電圧値や温度によって物理的な回路破壊を引き起こさない範囲に限定しなければならない。
図2は動作条件テーブル42の内容例を示す表図である。なお、電源電圧VDDの電圧値と上限動作周波数との関係は出荷前試験により得ることができ、温度および電流密度は測定により得ることができ、使用開始から磨耗故障発生までの平均時間(MTF)は、数1に示す式を用いた計算により得ることができる。
残存寿命計算モジュール43は、回路機能モジュール10が停止状態から稼動状態になる毎に、稼動履歴記録モジュール41に記録された稼動履歴および動作条件テーブル42の内容から、回路機能モジュール10の残存寿命を計算するものである。なお、残存寿命の計算に必要な定数は、使用者が設定することができる。
残存寿命保持モジュール44は、回路機能モジュール10の残存寿命を保持するものであり、初期値として、使用者は、回路機能モジュール10の設計段階および出荷前試験での結果に基づいて動作保障期間を設定することができ、その後、残存寿命保持モジュール44が保持する残存寿命は、残存寿命計算モジュール43が残存寿命を計算する毎に更新される。また、この残存寿命保持モジュール44は、残存寿命が所定値以下に少なくなると、残存寿命を示す寿命予告信号を出力するように構成される。
制御モジュール45は、稼動履歴記録モジュール41、残存寿命計算モジュール43、残存寿命保持モジュール44を制御し、可変電圧源20に対する出力電圧値の指示、周波数可変クロック生成モジュール30に対するクロック周波数の指示を行うものである。
このように構成された本発明の電子システムの一実施形態においては、使用者は、動作条件テーブル42に回路機能モジュール10の上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均期間(MTF)を設定し、残存寿命計算モジュール43に残存寿命計算に必要な定数を設定し、残存寿命保持モジュール44に動作保障期間を設定する。
そして、回路機能モジュール10の使用が指示されると、回路機能モジュール10に対して可変電圧源20および周波数可変クロック生成モジュール30から電源電圧VDDおよびクロックCLKが供給され、回路機能モジュール10は、稼動状態となり、与えられたデータ処理を行うことになる。
以後、回路機能モジュール10が稼動状態にある場合には、温度測定モジュール11、電流密度測定モジュール12および動作時間測定モジュール13は、一定間隔で温度、電流密度および動作時間を測定し、測定結果を電圧・クロック指示モジュール40に与え、電圧・クロック指示モジュール40は、これら温度測定モジュール11、電流密度測定モジュール12および動作時間測定モジュール13から与えられる温度、電流密度および動作時間を稼動履歴記録モジュール41に記録する。
そして、電圧・クロック指示モジュール40は、回路機能モジュール10が停止状態とされ、再び、稼動状態とされる毎に、稼動履歴記録モジュール41に記録された回路機能モジュール10の稼動履歴を考慮し、動作条件(電源電圧VDDの電圧値、クロックCLKの周波数)を変更し、可変電圧源20および周波数可変クロック生成モジュール30に対して変更した電源電圧値およびクロック周波数を指示すると共に、残存寿命が所定値以下に少なくなると、寿命予告信号を出力する。
図3は電圧・クロック指示モジュール40の動作を説明するための図であり、横軸を実経過時間、縦軸を回路機能モジュール10の残存寿命としている。図3中、t0、t1、t2は回路機能モジュール10の実稼動時間、r0は回路機能モジュール10の実停止時間、L0、L1、L2は回路機能モジュール10の消費寿命、R0、Rnは回路機能モジュール10の残存寿命、Z0は回路機能モジュール10の動作保障期間、Znは回路機能モジュール10の残存動作保障期間であり、図3は残存寿命がRn、残存動作保障期間がZnとなった場合を示している。
ここで、基準となる使用開始時での動作条件における磨耗故障発生までの平均時間をMTF0とし、使用者が設定する初期時の動作保障期間をZ0とすると、初期時における残存寿命R0は、R0=Z0となる。したがって、初期動作時には、回路機能モジュール10には設計値の電源電圧VDDおよびクロックCLKが供給される。
なお、図3中、直線W1は、初期状態で設定した動作条件で回路機能モジュール10を稼動し続けた場合の実経過時間と残存寿命の関係を示しており、直線W2の部分は、実稼動時間t1の開始時に変更した動作条件で回路機能モジュール10を稼動したが、回路モジュール10の温度が上昇した場合の実経過時間と消費寿命との関係を示している。
ここで、時刻Tnにおいては、時刻Tnの前の動作期間をn−1とすると、残存寿命計算モジュール43は、稼動履歴記録モジュール41に記録されている稼動履歴から、前回の動作条件の変更を行った時刻から時刻Tnまでの実稼働時間tn-1と、時刻Tnから動作保障期間Z0の終了までの残存動作保障期間Znを算出する。
また、残存寿命計算モジュール43は、前回の動作条件の変更時に可変電圧源20および周波数可変クロック生成モジュール30に指示した電源電圧値およびクロック周波数を元に、動作条件テーブル42から磨耗故障発生までの平均時間MTFn-1を求める。このとき、残存寿命保持モジュール44は、前回の動作条件変更時における残存寿命Rn-1を保持している。
ここで、動作条件変更による残存寿命の消費量は、実稼働時間に対して動作条件変更による磨耗故障発生までの平均時間に比例すると考えられるので、残存寿命計算モジュール43は、動作期間n−1における消費寿命Ln-1を以下の式で計算する。
Figure 2007317722
このとき、時刻Tnにおける残存寿命RnはRn=Rn-1−Ln-1と計算され、残存寿命保持モジュール44に再格納される。ここで、時刻Tnから動作保障期間Z0の終了までの動作期間をnとし、動作期間nにおいて指示した動作条件での磨耗故障発生までの平均時間をMTFnとすると、残存動作保障期間Zn内に磨耗故障を発生させないためには、次の条件を満たさなければならない。
Figure 2007317722
ここで、Rn、MTF0、Zn は既知であることから、制御モジュール45は、数3に示す式を満足する最小のMTFnを動作条件テーブル42から抽出し、このMTFnに対応する電源電圧VDDの電圧値およびクロックCLKの周波数を可変電圧源20および周波数可変クロック生成モジュール30に指示する。
図4は本発明の電子システムの一実施形態の効果を説明するための図である。図4(A)は回路機能モジュール10の故障率の時間推移を示しており、X1は当初想定した稼動率の下での故障率の時間推移を示すバスタブ曲線、Y1はバスタブ曲線X1における偶発故障領域、X2は実際の稼動率の下での故障率の時間推移を示すバスタブ曲線、Y2はバスタブ曲線X2における偶発故障領域である。
また、図4(B)は回路機能モジュールの動作保障期間と、実際の稼動時間と、実際の稼動時間における電流密度との関係を示しており、P1、P2a、P2b、P3は実際の稼動時間、Q1〜Q3は停止時間、Iaは電流密度の設計値を示している。
ここで、回路機能モジュール10の実際の稼働率が当初想定した稼動率よりも低く、かつ、実際の稼動時間Pa、P2a、P2b、P3における電流密度が設計値Iaである場合には、偶発故障領域は、Y2で示すように、当初想定した稼動率の下でLSI仕様として設定した動作保障期間よりも遥かに長くなり、即ち、回路機能モジュール10の寿命は動作保証期間よりも長くなり、動作保証期間終了時に寿命が残存してしまうという無駄が生じてしまう。
しかしながら、本発明の電子システムの一実施形態を適用すると、稼働時間P2aにおいては、その前に停止期間Q1があるので、これを考慮して、稼働時間P2aの開始時には、電流密度をIaよりは大きいIbとなるように電源電圧VDDの電圧値およびクロックCLKの周波数を高くすることができる。但し、これにより、稼動時間P2bにおいては、温度上昇により電流密度がIcに低下する場合もある。
また、稼働時間P3の開始時には、それまでの稼動履歴を考慮して、電流密度がIaよりも大きいIdとなるように、電源電圧VDDの電圧値およびクロックCLKの周波数を高くすることができる。
このようにすると、回路機能モジュール10の偶発故障領域は当初想定した稼動率での期間Y1を維持し、即ち、設計した寿命を維持し、動作保障期間内の実際の稼働時間P2a、P2b、P3においては、動作速度を高めた状態で回路機能モジュール10を使用することができる。
なお、電源電圧VDDの電圧値およびクロックCLKの周波数が高い状態が続いた場合で、外乱や負荷の増大などにより周辺温度や電流密度の上昇が発生した場合には、残存寿命が設計値よりも短くなる場合が生じるが、この場合には、回路機能モジュール10の動作条件の変更時(停止状態から稼動状態になる時)に、電源電圧VDDの電圧値およびクロックCLKの周波数を下げるように、電圧・クロック指示モジュール40は可変電圧源20および周波数可変クロック生成モジュール30を制御することになる。
以上のように、本発明の電子システムの一実施形態では、回路機能モジュール10に電源電圧VDDを供給する可変電圧源20と、回路機能モジュール10にクロックCLKを供給する周波数可変クロック生成モジュール30と、可変電圧源20に出力電圧値を指示すると共に、周波数可変クロック生成モジュール30にクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュール40を設けるとしている。
そして、電圧・クロック指示モジュール40は、回路機能モジュール10が停止状態から稼動状態に移行する毎に、稼動履歴記録モジュール41に記録された回路機能モジュール10の稼動履歴を考慮し、可変電圧源20に出力電圧値を指示すると共に、周波数可変クロック生成モジュール30にクロック周波数を指示し、回路機能モジュール10の動作速度を制御するとしている。
したがって、本発明の電子システムの一実施形態によれば、回路機能モジュール10の稼動履歴を考慮し、回路機能モジュール10の実際の稼働率が当初想定した稼動率よりも低い場合、即ち、回路機能モジュール10の残存寿命が残存動作保障期間よりも長く、回路機能モジュール10の残存寿命に余裕がある場合には、回路機能モジュール10が停止状態から稼動状態になる毎に、回路機能モジュール10の動作速度を制御し、回路機能モジュール10をより速い速度で動作させることができる。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下の回路機能モジュール、電圧・クロック指示モジュールおよび電子システムが含まれる。
(付記1)データ処理を行う回路機能モジュールであって、温度を測定する温度測定モジュールと、電流密度を測定する電流密度測定モジュールと、動作時間を測定する動作時間測定モジュールを有することを特徴とする回路機能モジュール。
(付記2)データ処理を行う回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュールであって、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示することを特徴とする電圧・クロック指示モジュール。
(付記3)前記回路機能モジュールの稼動履歴を記録する稼動履歴記録モジュールと、前記回路機能モジュールの上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均時間との関係を示す動作条件テーブルと、前記稼動履歴記録モジュールに記録された稼動履歴から前記回路機能モジュールの残存寿命を計算する残存寿命計算モジュールと、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記残存寿命計算モジュールが計算した残存寿命および前記動作条件テーブルの内容に基づいて、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する制御モジュールを有することを特徴とする付記2記載の電圧・クロック指示モジュール。
(付記4)前記残存寿命計算モジュールが計算した残存寿命を保持する残存寿命保持モジュールを有することを特徴とする付記3記載の電圧・クロック指示モジュール。
(付記5)データ処理を行う回路機能モジュールと、前記回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源と、前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールと、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュールを有することを特徴とする電子システム。
(付記6)前記回路機能モジュールは、温度を測定する温度測定モジュールと、電流密度を測定する電流密度測定モジュールと、動作時間を測定する動作時間測定モジュールを有することを特徴とする付記5記載の電子システム。
(付記7)前記電圧・クロック指示モジュールは、前記回路機能モジュールの稼動履歴を記録する稼動履歴記録モジュールと、前記回路機能モジュールの上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均時間との関係を示す動作条件テーブルと、前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記稼動履歴記録モジュールに記録された稼動履歴から前記回路機能モジュールの残存寿命を計算する残存寿命計算モジュールと、前記残存寿命計算モジュールが計算した前記回路機能モジュールの残存寿命および前記動作条件テーブルの内容に基づいて、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する制御モジュールを有することを特徴とする付記5または6記載の電子システム。
(付記8)前記電圧・クロック指示モジュールは、前記残存寿命計算モジュールが計算した残存寿命を保持する残存寿命保持モジュールを有することを特徴とする付記7記載の電子システム。
本発明の電子システムの一実施形態の構成図である。 本発明の電子システムの一実施形態が備える電圧・クロック指示モジュール内の動作条件テーブルの内容例を示す表図である。 本発明の電子システムの一実施形態が備える電圧・クロック指示モジュールの動作を説明するための図である。 本発明の電子システムの一実施形態の効果を説明するための図である。 LSI(大規模半導体集積回路)の故障率の時間推移を示す図である。 LSIの実際の稼働率が当初想定した稼動率よりも低い場合の問題点を説明するための図である。
符号の説明
10…回路機能モジュール
11…温度測定モジュール
12…電流密度測定モジュール
13…動作時間測定モジュール
20…可変電圧源
30…周波数可変クロック生成モジュール
40…電圧・クロック指示モジュール
41…稼動履歴記録モジュール
42…動作条件テーブル
43…残存寿命計算モジュール
44…残存寿命保持モジュール
45…制御モジュール

Claims (5)

  1. データ処理を行う回路機能モジュールであって、
    温度を測定する温度測定モジュールと、
    電流密度を測定する電流密度測定モジュールと、
    動作時間を測定する動作時間測定モジュール
    を有することを特徴とする回路機能モジュール。
  2. データ処理を行う回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュールであって、
    前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する
    ことを特徴とする電圧・クロック指示モジュール。
  3. データ処理を行う回路機能モジュールと、
    前記回路機能モジュールに電源電圧を供給する可変電圧源と、
    前記回路機能モジュールにクロックを供給する周波数可変クロック生成モジュールと、
    前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記回路機能モジュールの稼動履歴を考慮し、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する電圧・クロック指示モジュール
    を有することを特徴とする電子システム。
  4. 前記回路機能モジュールは、
    温度を測定する温度測定モジュールと、
    電流密度を測定する電流密度測定モジュールと、
    動作時間を測定する動作時間測定モジュール
    を有することを特徴とする請求項3記載の電子システム。
  5. 前記電圧・クロック指示モジュールは、
    前記回路機能モジュールの稼動履歴を記録する稼動履歴記録モジュールと、
    前記回路機能モジュールの上限動作周波数と電源電圧値と電流密度と温度と磨耗故障発生までの平均時間との関係を示す動作条件テーブルと、
    前記回路機能モジュールが停止状態から稼動状態になる毎に、前記稼動履歴記録モジュールに記録された稼動履歴から前記回路機能モジュールの残存寿命を計算する残存寿命計算モジュールと、
    前記残存寿命計算モジュールが計算した前記回路機能モジュールの残存寿命および前記動作条件テーブルの内容に基づいて、前記可変電圧源に出力電圧値を指示すると共に、前記周波数可変クロック生成モジュールにクロック周波数を指示する制御モジュール
    を有することを特徴とする請求項3または4記載の電子システム。

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