JP2007317499A - 表面波プラズマ源 - Google Patents

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Abstract

【課題】誘電体に求められる許容応力を低減し、また、誘電体の破損のリスクを低減する。
【解決手段】表面波プラズマ源1は、マイクロ波で形成した表面波によって表面波励起プラズマを生成する表面波プラズマ源において、少なくとも1つのスロットアンテナ3を備えるマイクロ波導波管2と、マイクロ波で形成した表面波によりプラズマを励起する気密室(プラズマチャンバ21)とを備え、各スロットアンテナ3に対して、マイクロ波導波管2と気密室(プラズマチャンバ21)との間を連通する窓部4を設け、この窓部4毎に窓部の周囲にOリング8を配置して真空シール部を構成する。各スロットアンテナ3を単位として窓部4及び真空シール部を構成することで窓部の面積を低減し、誘電体に求められる許容応力を低減し、また、誘電体の破損のリスクを低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面波励起プラズマを発生する表面波プラズマ源に関する。
表面波プラズマ源は、表面波励起プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)を利用したプラズマ処理装置や高密度プラズマ応用装置に適用される。高密度プラズマ応用装置としては、アッシング装置、ドライエッチング装置、プラズマCVD装置、イオンビームスパッタリング装置、イオンビームエッチング装置、イオンビームアシスト装置、SWPスパッタリング装置、その他のリモートプラズマ源、プラズマ滅菌装置等がある。
例えば、半導体製造プロセスでは、成膜、エッチング処理、アッシング処理等にプラズマ技術が多く利用されている。また、太陽電池、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の製造にもプラズマ技術が利用されている。パネルの大型化や大画面化に伴って、大面積の高密度プラズマを均一に生成することが必要である。プラズマ密度を均一とすることで、被処理物全面を均一処理することができる。
大面積の高密度プラズマを生成できるプラズマ処理装置として、表面波励起プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)を利用する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、導波管内を伝播するマイクロ波をスロットアンテナから誘電体の窓を通してプラズマ生成室内に導入し、誘電体の窓面に生じた表面波によってプラズマ生成室内のプロセスガスをプラズマ励起する。表面波は誘電体の窓の表面上を速やかに伝播し、誘電体窓の表面積に応じたプラズマ領域が得られる。
上記した表面波プラズマを励起させる表面波プラズマ源において、従来種々の提案がされている。
例えば、上記したスロットアンテナにおいて、誘電体窓全面に表面波エネルギーを均一に伝え、プラズマ密度分布を均一化するために、スロットアンテナの開口形状や配置をマイクロ波導波管内部に生じる電磁界分布に適合させるもの提案がされている(例えば、特許文献2参照)。
また、プラズマ処理装置では、気密容器内の圧力を0.1〜50Pa程度の減圧状態に保持した状態でプラズマ処理を行う。この減圧雰囲気を保持するために、誘電体窓の外周に使い場所に真空シールを施している。この真空シールでは、誘電体窓の中央部に最大応力が生じ、誘電体窓の面積を広げる際に、誘電体窓の材料を高強度としたり、誘電体窓の厚さを増すといった問題に対処するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−347798号公報 特開2004−235562号公報 特開2004−289099号公報
図5,図6は従来の表面波プラズマ源の一構成を説明するための図であり、図5はマイクロ波導波管の長さ方向の断面を示す表面波プラズマ源の断面図であり、図6は、表面波プラズマ源のスロットアンテナと誘電体の配置を示す図である。
図5において、表面波プラズマ源101は、マイクロ波導波管102と誘電体板105〜107を備え、マイクロ波導波管102の磁界面を構成する底面には、マイクロ波を誘電体板105へ導くスロットアンテナ103が形成されている。誘電体105〜107は、金属製の取り付けネジ113によってフランジ110に固定され、プラズマ処理装置120のプラズマチャンバ121内に設けられる。プラズマチャンバ21内には、処理対象の基板を保持する基板ステージ122が設けられる。誘電体105とフランジ110との間はOリング104によって真空シールが形成される。また、フランジ110とプラズマチャンバ121との間には、Oリング108が設けられる。
図6は、誘電体105〜107をマイクロ波導波管102側からプラズマチャンバ121側を見た状態を示している。Oリング104は、マイクロ波導波管102に形成された複数のスロットアンテナ103を囲むようにフランジ110に形成された溝内に設置され、取り付けネジ113によって誘電体105,106をフランジ110に押し付けることで真空シールを構成している。
ここで、誘電体105において、Oリング104により真空シールが形成される面積は、a*bで表される。誘電体105の一方のマイクロ波導波管側は大気圧力であり、他方のプラズマチャンバ側は減圧状態にあるため、a*bで表される面積部分にはほぼ大気圧力が印加される。そのため、誘電体105、106は、この大気圧力に耐えるに十分な機械強度が必要であるという問題がある。
また、誘電体105を固定する取り付けネジ113には、a*bの面積の大気圧力、誘電体105、106の荷重、Oリング104のつぶし力等の負荷が印加される。そのため、取り付けネジ113においても、この負荷に耐えるに十分な機械強度と数量が必要であるという問題がある。
そこで、十分な機械強度を得るために取り付けネジ113は金属製のものが採用されているが、酸素プラズマ雰囲気や大きなマイクロ波電力によって、この金属製の取り付けネジ113が発熱するという問題が発生する。
また、誘電体105はa*bの面積を1枚の誘電体板で作成する必要があり、部品コストが高くなるという問題がある。特に、1mを超える長さの部品を作成することは容易ではなく、さらに、誘電体105は厚さが4mm程度であるため割れやすいという問題がある。
上記した特許文献3には、誘電体を板面内で分割することによって、熱膨張量を小さくして、熱により発生する内部応力を低減させる構成が示されているが、マイクロ波導波管の接する誘電体窓は、気密性を保持するために分割することができない。したがって、マイクロ波導波管の接する誘電体は、a*bの面積を1枚の誘電体板で作成する必要がある。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、誘電体に求められる許容応力を低減し、また、誘電体の破損のリスクを低減することを目的とする。また、取り付けネジでの発熱を抑制することを目的とする。
本発明の表面波プラズマ源は、マイクロ波で形成した表面波によって表面波励起プラズマを生成する表面波プラズマ源において、少なくとも1つのスロットアンテナを備えるマイクロ波導波管と、マイクロ波で形成した表面波によりプラズマを励起する気密室とを備え、各スロットアンテナに対して、マイクロ波導波管と前記気密室との間を連通する窓部を設け、この窓部毎に窓部の周囲にOリングを配置して真空シール部を構成する。
上記構成とすることによって、各スロットアンテナを単位として窓部及び真空シール部を構成することができるため、窓部の面積を低減させることができる。
この窓部の少なくとも一つを第1の誘電体により封止し、この第1の誘電体を介してマイクロ波導波管から気密室内にマイクロ波を導出する。
窓部に設ける誘電体の面積は窓部の面積に依存するため、上記構成によって窓部の面積を低減することで誘電体の面積を低減することができる。誘電体の面積を低減することで、誘電体の許容応力を低減し、誘電体の破損のリスクを低減することができる。
また、窓部の残余は金属板によって封止することができる。この金属板は、マイクロ波の気密室内への導出を阻止するブラインドプレートを構成する。複数のスロットアンテナに対応して複数の窓部を設け、これらの複数の窓部の内から第1の誘電体によって封止する窓部と、金属板によって封止する窓部とを選択することによって、マイクロ波導波管から気密室内に導入するマイクロ波の導入位置を選択して表面波の発生位置をプロセス条件に応じて調整することができる。
また、第1の誘電体はスロットアンテナ毎に分割して設けられ、分割された各第1の誘電体の気密室側の面は第2の誘電体に密着して配置される。第2の誘電体を、気密室を密閉状態とするフランジに固定する際には、誘電体からなる締結部材を用いることができる。締結部材を誘電体とすることによって、酸素プラズマ雰囲気や大きなマイクロ波電力であっても、締結部材での発熱を抑制することができる。
また、第2の誘電体の気密室側の面に密着して配置される第3の誘電体を備える構成において、第2の誘電体と第3の誘電体とを、誘電体からなる締結部材により、気密室を密閉状態とするフランジに固定してもよい。この構成においても、締結部材を誘電体とすることによって締結部材での発熱を抑制することができる。
上記した第1〜第3の誘電体、及び締結部材を構成する誘電体は、石英あるいはアルミナセラミックの素材を用いることができる。
本発明によれば、スロットアンテナに対応した窓部毎に真空シール部を構成することにより、各窓部の面積を低減しこの窓部に設ける誘電体の面積を低減することによって、誘電体に求められる許容応力を低減することができ、また、誘電体の破損のリスクを低減することができる。
また、本発明によれば、取り付けネジの締結部材を誘電体で構成することによって、渦電流による発熱を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の表面波プラズマ源の概略構成を説明するための図であり、図1はマイクロ波導波管の長さ方向の断面を示す表面波プラズマ源の断面図であり、図2は表面波プラズマ源のスロットアンテナと誘電体の配置を示す図であり、図3は窓部の構成を説明するための断面図であり、図4は誘電体板の取り付けを説明するための断面図である。
図1において、表面波プラズマ源1は、マイクロ波導波管2と、第1の誘電体5〜第3の誘電体7を備え、マイクロ波導波管2の磁界面を構成する底面には、マイクロ波を第1の誘電体55へ導く複数のスロットアンテナ3が形成されている。表面波プラズマ源1は、例えば、プラズマ装置20に設けることで、プラズマ装置20が備えるプロセスチャンバ21内にマイクロ波を導入し、このマイクロ波で形成した表面波によってプロセスガスを励起してプラズマを発生させる。なお、プロセスチャンバ21内には、基板等の処理対象物を支持する基板ステージ22が設けられ、図示しない排気装置によって真空排気されると共に、図示しないガス源からプロセスガスが導入される。また、プロセスチャンバ21のマイクロ波導波管2側にはフランジ10が設けられ、Oリング14等によって密閉状態とされる。
マイクロ波導波管2には、図示しないマイクロ波出力部からマイクロ波が導入される。マイクロ波出力部は、高圧電源とマイクロ波発振器を有し、例えば周波数2.45GHzのマイクロ波Mを発振する。導入されたマイクロ波はマイクロ波導波管2の内部を伝播して定在波を形成する。なお、マイクロ波導波管2の寸法は、例えば、磁界面の幅を109.2mm、電界面の幅を54.6mmとし、長さはTE10の定在波伝送モードを安定させるのに必要な寸法とすることができる。
本発明の表面波プラズマ源1は、マイクロ波導波管2の底面に設けられる各スロットアンテナ3に対して、複数の窓部4を備える。この窓部4は、各スロットアンテナ3に対して設けられ、スロットアンテナ3を通して、マイクロ波導波管2とプロセスチャンバ21との間を連通する。
図3に示す断面図は一つの窓部4の構成のみを示している。図3において、上方Aはマイクロ波導波管の管内を示し、下方Bはプロセスチャンバ21内を示している。
窓部4は、マイクロ波導波管2の底面に設けられたスロットアンテナ3と対向する位置において、上端はスロットアンテナ3に、下端はプロセスチャンバ21側につながって、スロットアンテナ3とプロセスチャンバ21とを連通する開口部を形成している。
この窓部4内は第1の誘電体5が封止される。この第1の誘電体5の上端は、スロットアンテナ3を形成する構成部材と接し、接触面にOリング8が設けられ、真空シール部が構成されている。なお、図3では、Oリング8はフランジ10に形成された溝内に配置される。また、第1の誘電体5は、抑え部材11を取り付けネジ9でフランジ10に取り付けることによって固定される。
Oリング8は、取り付けネジ9の締結によって押された抑え部材11が第1の誘電体5をフランジ10側に押し付ける力によって弾性変形し、これによって。第1の誘電体5とフランジ10との気密を保持する。このOリング8による真空シール部は、各スロットアンテナ3に対して設けられた窓部4毎に設けられる。
一方、第1の誘電体5のプロセスチャンバ21側には、第2の誘電体6及び第3の誘電体7からなる誘電体板が設けられる。第2の誘電体6の誘電体板の一方の面は第1の誘電体5の誘電体板及びフランジ10と接して取り付けられ、他方の面には第3の誘電体7の誘電体板が接して取り付けられている。
図4において、第2の誘電体6の誘電体板は、誘電体の素材からなる取り付けネジ12によってフランジ10に固定される。図4では、第3の誘電体7の誘電体板に形成した切り欠き部13に取り付けネジ12の頭部を嵌め込む構成とすることで、第3の誘電体7の誘電体板のプロセスチャンバ21側の面を平坦としているが、取り付けネジ12によって、第2の誘電体6及び第3の誘電体7の両誘電体板をフランジ10に取り付ける構成としてもよい。ここで、第1の誘電体5〜第3の誘電体7は、石英、アルミナ、ジルコニア、パイレックス(登録商標)ガラス、テフロン(登録商標)等の誘電性材料から製造される。また、プロセスチャンバ21の容器本体やフランジ10は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金等の非磁性金属で形成することができる。
マイクロ波導波管2の内部を伝播するマイクロ波は、スロットアンテナ3を通過して、各スロットアンテナ3に対応する窓部4に設けられた第1の誘電体5、及び第2,3の誘電体6,7の誘電体板に入射し、第3の誘電体7の誘電体板の表面を表面波として伝播し、プロセスチャンバ21内に放射する。
表面波は、第3の誘電体7の誘電体板のプロセスチャンバ21側の表面を瞬時に伝播する。この表面波のエネルギーによってプラズマが生成する。プラズマ領域は、表面波の伝播に伴って拡大する。
プロセスチャンバ21には図示しないプロセスガス導入口と真空排気口が設けられている。プロセスガス導入口から、O,SiH,H,N,SF,Cl,Ar,He等のプロセスガスが導入される。プロセスガスを導入しながら真空排気口から排気することによって、プロセスチャンバ21内の圧力を通常、0.1〜50Pa程度に保持する。このような減圧雰囲気で、プロセスガスは表面波エネルギーにより励起され、プラズマが生成する。
このとき、プロセスチャンバ21内の基板ステージ22上に基板等の被処理物を配置することによって、成膜、エッチング、アッシング等の処理が行われる。
図2は、マイクロ波導波管側からプロセスチャンバ側を見たときのスロットアンテナと誘電体との関係を示している。図2において、マイクロ波導波管側には、複数のスロットアンテナ3を形成する開口部が形成されている。なお、スロットアンテナ3は、マイクロ波導波管を構成する部材、プロセスチャンバ側のフランジを構成する部材、あるいはマイクロ波導波管側と接する部材に形成することができる。また、図2に示すスロットアンテナは2つの形状を有する構成を示している。スロットアンテナ3の一形態は、マイクロ波導波管2の電界面を形成する側面側を凸とする弧状の長穴であり、磁界面上において2つの電界面の中央の軸である中心軸15に対して、それぞれ反対側に配置されている。また、スロットアンテナ3の他の一形態は、矩形状の長穴であり、中心軸15に沿って配置されている。なお、一般に、スロットアンテナは開口の長手方向が磁力線に沿った状態であるとき、マイクロ波電力の入射効率を高いため、上記長穴についても、長手方向が磁力線に沿って形状とすることが望ましい。
ここで、各スロットアンテナ3に対して設けられた窓部4について見ると、窓部4の開口部分において、Oリングで囲まれる部分の寸法は、弧状の長穴のスロットアンテナの場合にはc1*d1であり、矩形状の長穴のスロットアンテナの場合にはc2*d2であり、いずれも、図6で示した従来構成の場合のa*bと比較して各段に小さな面積とすることができる。
上記した構成によれば、マイクロ波導波管2側の大気圧とプロセスチャンバ21側の減圧(例えば、0.1〜50Pa)との圧力差は、主に窓部4に設けた第1の誘電体5に印加される。本発明の窓部4は、スロットアンテナ3毎に設ける構成とすることによって面積を減少させることができるため、第1の誘電体5に印加される応力を低減させることができ、破損の危険性を低下させることができる。
また、図2において、マイクロ波導波管2に設けられた複数のスロットアンテナに対して設けられた複数の窓部4の内で、何れの窓部に第1の誘電体5を設けるかはプロセス条件に応じて任意に定めることができる。複数の窓部4の内で、第1の誘電体5を設けない窓部については、ステンレスやアルミニウム等の金属板を設け、これによって、スロットアンテナのブラインドプレートを構成することができる。
本発明の表面波プラズマ源は、表面波励起プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)を利用したプラズマ処理装置や高密度プラズマ応用装置に適用される。高密度プラズマ応用装置としては、アッシング装置、ドライエッチング装置、プラズマCVD装置、イオンビームスパッタリング装置、イオンビームエッチング装置、イオンビームアシスト装置、SWPスパッタリング装置、その他のリモートプラズマ源、プラズマ滅菌装置などに適用することができる。
マイクロ波導波管の長さ方向の断面を示す本発明の表面波プラズマ源の断面図である。 本発明の表面波プラズマ源のスロットアンテナと誘電体の配置を示す図である。 本発明の表面波プラズマ源の窓部の構成を説明するための断面図である。 本発明の誘電体板の取り付けを説明するための断面図である。 マイクロ波導波管の長さ方向の断面を示す表面波プラズマ源の断面図である。 従来の表面波プラズマ源の一構成を説明するための図であり、表面波プラズマ源のスロットアンテナと誘電体の配置を示す図である。
符号の説明
1…表面波プラズマ源、2…マイクロ波導波管、3…スロットアンテナ、4…窓部、5…第1の誘電体、6…第2の誘電体、7…第3の誘電体、8…Oリング、9…取り付けネジ、10…フランジ、11…抑え部材。12…取り付けネジ、13…切り欠き部、14…Oリング、15…中心軸、20…プラズマ処理装置、21…プラズマチャンバ、22…基板ステージ、101…表面波プラズマ源、102…マイクロ波導波管、130…スロットアンテナ、104…Oリング、105…第1の誘電体板、106…第2の誘電体板、107…第3の誘電体板、108…Oリング、110…フランジ、120…プラズマ処理装置、121…プラズマチャンバ。

Claims (7)

  1. マイクロ波で形成した表面波によって表面波励起プラズマを生成する表面波プラズマ源において、
    少なくとも1つのスロットアンテナを備えるマイクロ波導波管と、
    マイクロ波で形成した表面波によりプラズマを励起する気密室とを備え、
    各スロットアンテナに対して、前記マイクロ波導波管と前記気密室との間を連通する窓部を設け、当該窓部毎に窓部の周囲にOリングを配置して真空シール部を構成することを特徴とする、表面波プラズマ源。
  2. 前記窓部の少なくとも一つは第1の誘電体により封止し、当該第1の誘電体を介してマイクロ波導波管から気密室内にマイクロ波を導出することを特徴とする、請求項1に記載の表面波プラズマ源。
  3. 前記窓部の残余は金属板により封止し、当該金属板は、マイクロ波の気密室内への導出を阻止するブラインドプレートを構成することを特徴とする、請求項2に記載の表面波プラズマ源。
  4. 前記第1の誘電体はスロットアンテナ毎に分割して設けられ、分割された各第1の誘電体の気密室側の面は第2の誘電体に密着して配置されることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一つに記載の表面波プラズマ源。
  5. 前記第2の誘電体を、誘電体からなる締結部材により、気密室を密閉状態とするフランジに固定することを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか一つに記載の表面波プラズマ源。
  6. 前記第2の誘電体の気密室側の面に密着して配置される第3の誘電体を備え、第2の誘電体と第3の誘電体とを、誘電体からなる締結部材により、気密室を密閉状態とするフランジに固定することを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか一つに記載の表面波プラズマ源。
  7. 前記誘電体は、石英又はアルミナセラミックであることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の表面波プラズマ源。
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