JP2007317406A - 燃料電池の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池スタックの耐振動性及び耐衝撃性を向上させることができ、良好な発電性能を維持することができる燃料電池を提供する。
【解決手段】複数の発電用のセル14を積層した燃料電池スタック11を、緩衝装置によって設置場所に支持する。燃料電池スタック11を、セル14の積層方向が水平となるように車体フレーム31に配置させ、燃料電池スタック11を覆うスタックケース12の前後に、緩衝装置である前方リンク機構21及び後方リンク機構22を設置するとともに、スタックケース12の左右に、緩衝装置である右側リンク機構23及び左側リンク機構24を設置する。上下方向に作用する外力を前方リンク機構21及び後方リンク機構22によって前後方向の力に変換し、左右方向に作用する外力を右側リンク機構23及び左側リンク機構24によって後方へ向かう力に変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セルを積層した燃料電池スタックを備えた燃料電池の設置構造に関する。
近年、燃料ガスと酸化ガスとの電気化学反応によって発電する燃料電池をエネルギ源とした燃料電池自動車等が注目されている。このような燃料電池は、通常、燃料ガスと酸化ガスとの電気化学反応によって発電するセルを所要数積層したセル積層体を有する燃料電池スタックとして構成されている。そして、車両の走行時における振動や衝撃の燃料電池スタックへの影響を緩和すべく、各種の緩衝機構が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平5−82153号公報 特開平6−13103号公報 特開2003−297377号公報
燃料電池スタックは、そのセルの積層方向への振動、衝撃による影響は受けづらいが、積層方向と直交する方向への振動、衝撃による影響を受け易い。積層方向と直交する方向の耐振動性及び耐衝撃性を高めるためには、セルの圧縮荷重を大きくする必要があるが、セルの性能への影響を考慮すると、圧縮荷重はある程度しか大きくすることができない。このため、特に、積層方向と直交する方向の振動、衝撃による影響が抑えられた、耐振動性及び耐衝撃性に優れた構造が要求されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、燃料電池スタックの耐振動性及び耐衝撃性を向上させることができ、良好な発電性能を維持することができる燃料電池の設置構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の発電用のセルを積層した燃料電池スタックが、緩衝装置によって設置場所に支持された燃料電池の設置構造であって、前記緩衝装置は、前記燃料電池スタックの前記セルの積層方向と交差する方向の外力の方向を前記セルの積層方向へ変換する変換機能を有する。
この構成によれば、燃料電池スタックに対して振動や衝撃などの外力がセルの積層方向と直交する方向に作用すると、この外力の方向が、振動や衝撃に対して比較的耐久性を有するセルの積層方向に変換されるので、耐振動性及び耐衝撃性を向上させることができる。
また、前記燃料電池スタックは、その積層方向が水平となるように設置面上に配置され、前記緩衝装置は、前記設置面と前記燃料電池スタックの両端との間にそれぞれ設けられたリンク機構を有し、該リンク機構は、一端が前記設置面に対して水平方向の軸線を中心として回動可能に連結され、他端が前記燃料電池スタックに対して水平方向の軸線を中心として回動可能に連結されたリンクを有し、前記燃料電池スタックの前記セルの積層方向と直交する上下方向の外力が前記燃料電池スタックに作用した際に、前記燃料電池スタックの両端のリンク機構の前記リンクがそれぞれ同一方向へ回動することにより、前記燃料電池スタックに作用する外力が前記セルの積層方向へ変換されるようにしてもよい。
また、前記燃料電池スタックは、その積層方向が水平となるように設置面上に配置され、前記緩衝装置は、前記燃料電池スタックの両側面と対向する壁面との間にそれぞれ設けられたリンク機構を有し、これらリンク機構は、一端が前記壁面に対して鉛直方向の軸線を中心として回動可能に連結され、他端が前記燃料電池スタックに対して鉛直方向の軸線を中心として回動可能に連結されたリンクを有し、前記燃料電池スタックの前記セルの積層方向と直交する水平方向の外力が前記燃料電池スタックに作用した際に、前記燃料電池スタックの両側のリンク機構の前記リンクがそれぞれ反対方向へ回動することにより、前記燃料電池スタックに作用する外力が前記セルの積層方向へ変換されるようにしてもよい。
前記リンク機構は、前記燃料電池スタックの変位を吸収するダンパを備えていてもよい。
前記リンク機構の一端は、前記燃料電池スタックに対して相対変位可能に連結されていてもよい。
本発明によれば、燃料電池スタックの耐振動性及び耐衝撃性を向上させることができ、良好な発電性能を維持することができる。
次に、本発明に係る燃料電池の設置構造の一実施の形態を説明する。以下、この燃料電池を燃料電池車両の車載発電システムに適用した場合について説明するが、本発明はこのような適用例に限らず、船舶,航空機,電車、歩行ロボット等のあらゆる移動体への適用や、例えば燃料電池が建物(住宅、ビル等)用の発電設備として用いられる定置用発電システムへの適用も可能である。
図1及び図2に示すように、燃料電池10は、燃料電池スタック11と、この燃料電池スタック11の外側を覆うスタックケース12とを有している。
燃料電池10を構成する燃料電池スタック11は、一対の矩形状のエンドプレート13同士の間に、燃料ガス及び酸化ガスの供給を受けて発電するセル14を所要数積層してなるセル積層体15が配置された構造とされている。この燃料電池スタック11のセル積層体15は、エンドプレート13によってセル14の積層方向に、所定の荷重によって挟持された状態に保持されている。
そして、この燃料電池スタック11は、そのセル積層体15のセル14の積層方向を水平方向に配置した状態にてスタックケース12内に収納されており、燃料電池10は、セル14の積層方向が車両の前後方向と一致するように車両に搭載されている。
上記燃料電池10は、外力の方向を変換する変換機能を有する緩衝装置を備えており、この緩衝装置によって燃料電池スタック11への振動、衝撃が緩衝される。この緩衝装置は、燃料電池10の前後に設けられた前方リンク機構21、後方リンク機構22及び燃料電池10の左右に設けられた右側リンク機構23、左側リンク機構24から構成されている。
前方リンク機構21及び後方リンク機構22は、設置面である車体フレーム31に設置されたもので、例えば、ゴム等の弾性材料から形成されたマウント32を介して車体フレーム31に支持されている。
前方リンク機構21は、マウント32に立設された支持リンク33と、この支持リンク33に、水平方向の軸線を中心として回動可能に連結された揺動リンク(リンク)34とを有している。この前方リンク機構21を構成する揺動リンク34は、内部に油などの流体からなる緩衝材を有するシリンダ部38と、このシリンダ部38に対して進退可能なロッド35とを備えたダンパからなるもので、ロッド35の先端部が、スタックケース12の前面板12aに、連結点36にて水平方向の軸線を中心として回動可能に連結されている。
ここで、この前方リンク機構21の揺動リンク34は、支持リンク33との連結箇所37からスタックケース12側へ向かって上方へ傾斜され、さらに、中間にて屈曲されてスタックケース12側へ延在されている。
後方リンク機構22は、マウント32に立設された支持リンク41と、この支持リンク41に、水平方向の軸線を中心として回動可能に連結された揺動リンク(リンク)42とを有している。この後方リンク機構22を構成する揺動リンク42は、内部に油などの流体からなる緩衝材を有するシリンダ部46と、このシリンダ部46に対して進退可能なロッド43とを備えたダンパからなるもので、ロッド43の先端部が、スタックケース12の後面板12bに、連結点44にて水平方向の軸線を中心として回動可能に連結されている。
ここで、この後方リンク機構22の揺動リンク42は、支持リンク41との連結箇所45からスタックケース12と反対側へ向かって上方へ傾斜され、さらに、中間にて屈曲されてスタックケース12側へ延在されている。
右側リンク機構23及び左側リンク機構24は、燃料電池10と車体の側壁(壁面)51との間に設置されている。これら右側リンク機構23及び左側リンク機構24は、それぞれ内部に油などの流体からなる緩衝材を有するシリンダ部57に対して進退可能なロッド52を有するダンパからなる支持リンク53と、ロッド52の先端部に鉛直方向の軸線を中心として回動可能に連結された揺動リンク(リンク)54と、を有している。
この右側リンク機構23及び左側リンク機構24を構成する揺動リンク54は、その先端部が、スタックケース12の側面板12cに設けられたスライドユニット58に連結され、この連結箇所55にて鉛直方向の軸線を中心として回動可能、かつ、スライドユニット58内にて水平方向に相対移動可能とされている。
また、この揺動リンク54は、支持リンク53のロッド52との連結箇所56からスタックケース12側へ向かって予めスタックケース12の後端側へ向かって傾斜されている。なお、この揺動リンク54の傾斜方向としては、スタックケース12の前方側であっても良い。
次に、上記燃料電池10に振動、衝撃などの外力が作用した場合の緩衝装置の動作について説明する。
(前後方向の外力)
燃料電池10に前方へ向かう外力が作用すると、前方リンク機構21では、揺動リンク34のロッド35が押し込まれ、後方リンク機構22では、揺動リンク42のロッド43が引き出される。これにより、燃料電池10の前方へ向かう外力が、前方リンク機構21及び後方リンク機構22のダンパからなる揺動リンク34,42によって吸収される。
また、このとき、右側リンク機構23及び左側リンク機構24では、燃料電池10の前方への変位とともに、揺動リンク54が揺動してロッド52に対する傾斜角度が小さくされ、各支持リンク53のロッド52が押し込まれる。これにより、燃料電池10の前方へ向かう外力が、右側リンク機構23及び左側リンク機構24のダンパからなる支持リンク53によっても吸収される。
燃料電池10に後方へ向かう外力が作用すると、前方リンク機構21では、揺動リンク34のロッド35が引き出され、後方リンク機構22では、揺動リンク42のロッド43が押し込まれる。これにより、燃料電池10の後方へ向かう外力が、前方リンク機構21及び後方リンク機構22のダンパからなる揺動リンク34,42によって吸収される。
また、このとき、右側リンク機構23及び左側リンク機構24では、燃料電池10の後方への変位とともに、揺動リンク54が揺動してロッド52に対する傾斜角度が大きくされ、各支持リンク53のロッド52が引き出される。これにより、燃料電池10の後方へ向かう外力が、右側リンク機構23及び左側リンク機構24のダンパからなる支持リンク53によっても吸収される。
(上下方向の外力)
燃料電池10に上方へ向かう外力が作用すると、前方リンク機構21では、支持リンク33との連結箇所37からスタックケース12側へ向かって傾斜した揺動リンク34が連結箇所37を中心として図1中反時計回りへ回動され、後方リンク機構22では、支持リンク41との連結箇所45からスタックケース12と反対側へ向かって一旦傾斜した揺動リンク42が連結箇所45を中心として図1中反時計回りへ回動される。
これにより、上方へ向かう外力を受けた燃料電池10は、その力の方向が前方へ向かう力に変換される。
そして、この前方へ向かう力によって前方リンク機構21の揺動リンク34のロッド35がシリンダ部38に押し込まれ、後方リンク機構22の揺動リンク42のロッド43がシリンダ部46から引き出されることより、これら揺動リンク34,42によって前方へ向かう力が吸収される。
また、このとき、右側リンク機構23及び左側リンク機構24では、燃料電池10の前方への変位とともに、揺動リンク54が揺動してロッド52に対する傾斜角度が小さくされ、各支持リンク53のロッド52がシリンダ部57へ押し込まれる。これにより、燃料電池10の前方へ向かう外力が、右側リンク機構23及び左側リンク機構24の支持リンク53によっても吸収される。
燃料電池10に下方へ向かう外力が作用すると、前方リンク機構21では、支持リンク33との連結箇所37からスタックケース12側へ向かって傾斜した揺動リンク34が連結箇所37を中心として図1中時計回りへ回動され、後方リンク機構22では、支持リンク41との連結箇所45からスタックケース12と反対側へ向かって一旦傾斜した揺動リンク42が連結箇所45を中心として図1中時計回りへ回動される。
これにより、下方へ向かう外力を受けた燃料電池10は、その力の方向が後方へ向かう力に変換される。
そして、この後方へ向かう力によって前方リンク機構21の揺動リンク34のロッド35がシリンダ部38から引き出され、後方リンク機構22の揺動リンク42のロッド43がシリンダ部46へ押し込まれることより、これら揺動リンク34,42によって後方へ向かう力が吸収される。
また、このとき、右側リンク機構23及び左側リンク機構24では、燃料電池10の後方への変位とともに、揺動リンク54が揺動してロッド52に対する傾斜角度が大きくされ、各支持リンク53のロッド52がシリンダ部57から引き出される。これにより、燃料電池10の後方へ向かう力が、右側リンク機構23及び左側リンク機構24の支持リンク53によっても吸収される。
(左右方向の外力)
燃料電池10に右側へ向かう外力が作用すると、右側リンク機構23では、支持リンク53との連結箇所56からスタックケース12側へ向かって後方へ傾斜した揺動リンク54が連結箇所56を中心として図2中反時計回りへ回動され、右側へ向かう外力を受けた燃料電池10は、その力の方向が後方へ向かう力に変換される。また、左側リンク機構24では、後方に変換された外力を受ける燃料電池10によって、支持リンク53との連結箇所56からスタックケース12側へ向かって後方へ傾斜した揺動リンク54が連結箇所56を中心として図2中時計回りへ回動される。
これにより、右側リンク機構23及び左側リンク機構24では、燃料電池10の後方への変位とともに、ロッド52に対する揺動リンク54の傾斜角度が大きくされ、揺動リンク54の先端部(連結箇所55)がスライドユニット58内にて前後方向に相対移動しつつ、各支持リンク53のロッド52がシリンダ部57から引き出される。これにより、燃料電池10の後方へ向かう力が、右側リンク機構23及び左側リンク機構24の支持リンク53によって吸収される。
また、このとき、前方リンク機構21では、揺動リンク34のロッド35がシリンダ部38から引き出され、後方リンク機構22では、揺動リンク42のロッド43がシリンダ部46へ押し込まれる。これにより、燃料電池10の後方へ向かう外力が、前方リンク機構21及び後方リンク機構22の揺動リンク34,42によっても吸収される。
燃料電池10に左側へ向かう外力が作用すると、左側リンク機構24では、支持リンク53との連結箇所56からスタックケース12側へ向かって後方へ傾斜した揺動リンク54が連結箇所56を中心として図2中時計回りへ回動され、左側へ向かう外力を受けた燃料電池10は、その力の方向が後方へ向かう力に変換される。また、右側リンク機構24では、後方に変換された外力を受ける燃料電池10によって、支持リンク53との連結箇所56からスタックケース12側へ向かって後方へ傾斜した揺動リンク54が連結箇所56を中心として図2中反時計回りへ回動される。
これにより、右側リンク機構23及び左側リンク機構24では、燃料電池10の後方への変位とともに、ロッド52に対する揺動リンク54の傾斜角度が大きくされ、揺動リンク54の先端部(連結箇所55)がスライドユニット58内にて前後方向に相対移動しつつ、各支持リンク53のロッド52がシリンダ部57から引き出される。これにより、燃料電池10の後方へ向かう力が、右側リンク機構23及び左側リンク機構24の支持リンク53によって吸収される。
また、このとき、前方リンク機構21では、揺動リンク34のロッド35がシリンダ部36から引き出され、後方リンク機構22では、揺動リンク42のロッド43がシリンダ部46へ押し込まれる。これにより、燃料電池10の後方へ向かう外力が、前方リンク機構21及び後方リンク機構22の揺動リンク34,42によっても吸収される。
このように、上記実施形態に係る燃料電池10によれば、燃料電池スタック11に対して振動や衝撃などの外力が上下・左右方向であるセル14の積層方向と直交する方向に作用すると、この外力の方向が、振動や衝撃に対して比較的耐久性を有する前後方向であるセル14の積層方向に変換される。
これにより、セル14の締結荷重を必要以上に高めることなく、燃料電池10の耐振動性及び耐衝撃性を向上させて安全性を高めることができ、良好な発電性能を維持することができる。
また、前方リンク機構21及び後方リンク機構22の揺動リンク34,42をダンパとし、右側リンク機構23及び左側リンク機構24の支持リンク53をダンパとしたので、燃料電池10の外力による変位を良好に吸収することができ、耐振動性及び耐衝撃性をさらに向上させることができる。
実施形態に係る燃料電池を説明する縦断面図である。 実施形態に係る燃料電池を説明する横断面図である。
符号の説明
10…燃料電池、11…燃料電池スタック、14…セル、21…前方リンク機構(リンク機構、緩衝装置)、22…後方リンク機構(リンク機構、緩衝装置)、23…右側リンク機構(リンク機構、緩衝装置)、24…左側リンク機構(リンク機構、緩衝装置)、31…車体フレーム(設置面)、34,42,54…揺動リンク(リンク)、35,43,52…ロッド(ダンパ)、38,46,57…シリンダ部(ダンパ)、51…側壁(壁面)。

Claims (5)

  1. 複数の発電用のセルを積層した燃料電池スタックが、緩衝装置によって設置場所に支持された燃料電池の設置構造であって、
    前記緩衝装置は、前記燃料電池スタックの前記セルの積層方向と交差する方向の外力の方向を前記セルの積層方向へ変換する変換機能を有する燃料電池の設置構造。
  2. 前記燃料電池スタックは、その積層方向が水平となるように設置面上に配置され、前記緩衝装置は、前記設置面と前記燃料電池スタックの両端との間にそれぞれ設けられたリンク機構を有し、
    該リンク機構は、一端が前記設置面に対して水平方向の軸線を中心として回動可能に連結され、他端が前記燃料電池スタックに対して水平方向の軸線を中心として回動可能に連結されたリンクを有し、
    前記燃料電池スタックの前記セルの積層方向と直交する上下方向の外力が前記燃料電池スタックに作用した際に、前記燃料電池スタックの両端のリンク機構の前記リンクがそれぞれ同一方向へ回動することにより、前記燃料電池スタックに作用する外力が前記セルの積層方向へ変換される請求項1に記載の燃料電池の設置構造。
  3. 前記燃料電池スタックは、その積層方向が水平となるように設置面上に配置され、前記緩衝装置は、前記燃料電池スタックの両側面と対向する壁面との間にそれぞれ設けられたリンク機構を有し、
    これらリンク機構は、一端が前記壁面に対して鉛直方向の軸線を中心として回動可能に連結され、他端が前記燃料電池スタックに対して鉛直方向の軸線を中心として回動可能に連結されたリンクを有し、
    前記燃料電池スタックの前記セルの積層方向と直交する水平方向の外力が前記燃料電池スタックに作用した際に、前記燃料電池スタックの両側のリンク機構の前記リンクがそれぞれ反対方向へ回動することにより、前記燃料電池スタックに作用する外力が前記セルの積層方向へ変換される請求項1または請求項2に記載の燃料電池の設置構造。
  4. 前記リンク機構は、前記燃料電池スタックの変位を吸収するダンパを備えた請求項2または請求項3に記載の燃料電池の設置構造。
  5. 前記リンク機構の他端は、前記燃料電池スタックに対して相対変位可能に連結されている請求項3に記載の燃料電池の設置構造。


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