JP4329899B2 - ボールジョイント - Google Patents

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Description

この発明は、ボールジョイントの改良に関する。
たとえば、地震による建物の揺れを速やかに沈静化するために、建物を構成する壁内のブレースなどにダンパたる制震ダンパを連結することがあるが、この制震ダンパをブレースなどに連結する方策について従来から種々の提案があるが、その中に、制震ダンパの両端をボールジョイント構造下に連結するとの提案がある(たとえば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1に開示の提案にあって、ボールジョイント構造は、被連結体たる制震ダンパにおける、たとえば、ロッド体の端部に連結されるボールスタッドにおける球部を回動可能に保持する球受けの後端側に球受けナットを螺着して球受け内からの球部の抜け出しを阻止している。
それゆえ、上記の提案によるボールジョイント構造にあっては、球受けナットを所定のトルクで球受けに螺着して、ボールスタッドにおける球部が球受け内でいわゆるガタつかないようにした上で、球受けを適宜の手段でブレースなどに連結することによって、制震ダンパを利用可能な状態にし得ることになる。
特開平9−158529号公報(特許請求の範囲 請求項1,段落0002,同0008,同0009,同0012,図2)
ところで、上記したボールジョイント構造にあって、際立った不具合がある訳ではないが、被連結体たる制震ダンパをブレースなどに連結するに際して手間取ることになると指摘される危惧がある。
すなわち、上記したボールジョイント構造では、ボールスタッドにおける球部を玉受け内にガタツキなしに収装するについて、所定の締め付けトルクの下で球受けナットを球受けに螺着するが、その際の締め付けトルクは、これが大きくなり易く、それゆえ、組立時に大掛りな装置類が必要になる可能性がある。
のみならず、いたずらに大きい締め付けトルクで球受けナットを球受けに螺着し、それゆえ、球受け内での球部の回動が容易でなくなる場合には、このボールジョイント構造を利用して制震ダンパをブレースなどに連結する際の作業性を悪くすることが危惧される。
この発明は、このような現状を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、大掛りな装置類を必要にせずして、その組立を容易にし、さらには、制震ダンパをブレース連結する際の作業性を良くして、その汎用性の向上を期待するのに最適となるボールジョイントを提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明の手段は、軸部とこの軸部の一端に設けた球部とからなるボールスタッドと、上記球部を回動自在に保持する中空な球受けと、上記球受け内に移動自在に収挿されて上記球受け内から球部の抜け出しを阻止するホルダとからなり、上記軸部を制震ダンパの端部に結合し、上記球受けを建物側のブレースに結合しているボールジョイントに於いて、上記ホルダの外端面にプレートを当接すると共に当該プレートと上記球受けの端面との間に隙間を形成させ、更に上記プレートの外端面を上記ブレースに当接しながら上記球受けを上記ブレースに締結した時上記隙間の間隔分上記ホルダを球部側に押し込ませることを特徴とする
この場合、プレートが仮止めボルトを介してホルダに結合されていても良い。
同じく、他の手段は、軸部とこの軸部の一端に設けた球部とからなるボールスタッドと、上記球部を回動自在に保持する中空な球受けと、上記球受け内に移動自在に収挿されて上記球受け内から球部の抜け出しを阻止するホルダとからなり、上記軸部を制震ダンパの端部に結合し、上記球受けを建物側のブレースに結合しているボールジョイントに於いて、上記ホルダの外端面に上記ブレースを当接すると共に当該ブレースと上記球受けの端面との間に隙間を形成させ、上記球受けを上記ブレースに締結した時上記隙間の間隔分上記ホルダを球部側に押し込ませることを特徴とする。
上記各手段に於いて、球受けの端部にフランジ部を設け、このフランジをブレースに対してボルトとナットとで締結するのが好ましい。
各請求項の発明にあっては、ボールスタッドにおける球部を球受け内に定着させる場合、ホルダに押し込み方向の外力を作用するだけで足り、ホルダを球受けに螺着させる必要がないから、ボールジョイントの組立を容易にすると共に、このボールジョイント制震ダンパに連結するに際して、制震ダンパ側からいたずらな規制を受けることなく、ブレースに連結することが可能になる。
同じく、隙間を締め付け量、すなわち、球受けとプレート又は球受けとブレースとが密着するためのストローク量に設定しておけば、例えば、ボルトおよびナットを利用したいわゆる本絞めの作業の際に、球受けとプレート又は球受けとブレースとを過度に密着させなくて済むことになる。
それゆえ、このホルダに締付けによる外力を作用してホルダを球受け内に押し込むようにするとき、その際の力を大きくするほどに球受け内での球部のガタツキを阻止しながら球部の回動を抑制し得ることになる。
このことからすれば、ホルダは、球受け内に収装されるだけで良く、前記した特許文献1に開示の提案のように球受けナットを球受けに螺着する必要がなく、したがって、いわゆる携帯可能に形成された工具類で足り、大きいトルクを発生し得る装置類を要しないことになる点で有利となる。
請求項2の発明にあっては、被連結体が制震ダンパからなるとき、制震ダンパの作動を阻害することなく、その所定位置への設置が可能になる。
同じく、請求項2の発明にあっては、ホルダが球部を球受け内に定着させている状態をプレートで維持し得るから、このボールジョイントを連結した組立状態の制震ダンパを搬送などすることが可能になる。
その結果、大掛りな装置類を必要にせずして、その組立を容易にし、さらには、制震ダンパをブレース連結する際の作業性を良くして、その汎用性の向上を期待するのに最適となる。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明する。図1に示すように、この発明によるボールジョイント1は、図示する実施形態では、被連結体たる制震ダンパDに連結されるとし、図示しないが、建物を形成する壁内に配在のブレースB(図3参照)などに連結されている。
ちなみに、被連結体たる制震ダンパDは、シリンダ体C内に二つの油室R1,R2を画成しながら摺動するピストンPから両方向に同一の態様に延設されて一対とされるロッド体Rを有する両ロッド型に形成されている。
そして、この制震ダンパDにあっては、一方のロッド体Rの端部に一方のボールスタッド2が連結され、シリンダ体Cに連設されて他方のロッド体Rを収装させるハウジング部Hに他方のボールスタッド2が連結されている。
なお、制震ダンパDにあって、減衰力の発生については、図示しないが、シリンダ体C内のピストンPに配在の減衰力発生部を作動油が通過することによるとしても良いのはもちろんであるが、図示するところでは、いわゆるダンパ本体の外部に配在されながらシリンダ体C内の両方の油室R1,R2に連通する流路L中に配在の減衰力発生部Vを作動油が通過するときに所定の減衰力が発生されるとしている。
制震ダンパDが上記のように形成されているとき、この発明におけるボールジョイント構造1は、一方が図中で左方となる一方のロッド体Rの端部に連結され、他方がシリンダ体Cに連設されて図中で右方となる他方のロッド体Rを収装させるハウジング部Hに連結されている。
ちなみに、図示するところでは、後述するように、ボールジョイント構造1を形成するボールスタッド2がロッド体Rに、および、ハウジング部Hに連結されるとしているが、これに代えて、図示しないが、ボールスタッド2がブレースBなどに連結されるとしても良いと言い得る。
ただ、この場合には、ボールスタッド2における球部21を回動可能に保持する球受け3が被連結体たる制震ダンパDに固定的に連結されている状況下に、ボールスタッド2をブレースBなどに連結することになる。
しかしながら、球受け3が、すなわち、球部21が制震ダンパDに連結されているボールスタッド2をブレースBに連結する作業は容易でなく、したがって、この発明で、制震ダンパD側からの軸力を受けるなどのいたずらな規制を受けることなくこの制震ダンパDをブレースBなどに連結するとの目的からすれば、ボールスタッド2をブレースBなどに連結させるとの提案については、実現可能性に劣ると言わざるを得ないであろう。
一方、上記のボールジョイント1は、図2および図4に示す実施の形態では、ボールスタッド2と、球受け3と、ホルダ4と、さらに、プレート5とを有してなり、プレート5を介してであるが、ホルダ4に所定の外力を作用することで球受け3内にボールスタッド2における球部21を安定させている。
即ち、これらのボールジョイント1は、ホルダ4の外端面にプレート5を当接すると共に当該プレート5と上記球受け3の端面との間に隙間を形成させ、更に上記プレート5の外端面を上記ブレースBに当接しながら上記球受け3を上記ブレースBに締結した時上記隙間の間隔分上記ホルダ4を球部21側に押し込ませるものである。
この場合、ボールスタッド2は、制震ダンパDの端部に、すなわち、図示するところでは、たとえば、前記したハウジング部Hに一体的に連結されるネジ部22を軸部23の先端に有すると共に、上記した球部21を上記の軸部23の後端に有している。
なお、上記の球部21は、いわゆる球体からなり、それゆえ、基本的には、球受け3内で自由に回動し得ることになるが、球受け3内での球部21の回動を保障するために両者間に潤滑油などが介在されるとしても良く、また、この潤滑油を介在させる方策についても、図示しないが、たとえば、ボールスタッド2の軸芯部に油孔を開穿するなど、自由な構成を選択できることはもちろんである。
つぎに、球受け3は、上記のボールスタッド2における球部21を回動可能に収装させるもので、この球部21の回動が保障される限りには、自由な構成が採用されて良いが、この発明の実施形態では、ブレースBなどに連結し得る態様に形成されている。
すなわち、この球受け3は、図3に示すように、ボルト6およびナット8を利用してブレースBなどに連繋し易くするように、フランジ部31を有すると共に、このフランジ部31にボルト6を挿通させる孔31aを有している。
ちなみに、このフランジ部31は、この種のフランジ状類が多くの場合にそうであるように、たとえば、ほぼ四角形に形成され、上記の孔31aをいわゆる四隅部に有している。
なお、この球受け3は、ボールスタッド2における球部21を回動可能に収装させるのに充分な深さを有するように形成されるのはもちろんだが、さらには、後述するホルダ4の、特に、先端側を連繋可能にするように形成されている。
そして、ホルダ4は、その先端側が球受け3の後端部に連繋されるとき、すなわち、収装されるとき、図中で左端となる前端が上記した球部21の外周面に副うことになるように、球部21の曲率に一致する曲率の凹面41としている。
それゆえ、このホルダ4にあっては、球受け3の後端側に挿入されるようにして連繋されるとき、球部21の球受け3内での回動を妨げないのはもちろんのこと、球受け3内での球部21のガタツキを阻止し得ることになる。
このとき、このホルダ4は、その後端を外力作用部42としており、この外力作用部42の端面が球受け3の後端面から、わずかながらであるが、突出しており、したがって、この突出量をボルト6およびナット8を利用した締め付け量、すなわち、球受け3とプレート5とが密着するためのストローク量に設定しておけば、ボルト6およびナット8を利用したいわゆる本絞めの作業の際に、球受け3とプレート5とを過度に密着させなくて済むことになる。
それゆえ、このホルダ4の外力作用部42に外力を作用してホルダ4を球受け3内に押し込むようにするとき、その際の力を大きくするほどに球受け3内での球部21のガタツキを阻止しながら球部21の回動を抑制し得ることになる。
このことからすれば、この発明にあって、ホルダ4は、球受け3の後端側に連繋される、すなわち、球受け3の後端側内に収装されるだけで良く、前記した特許文献1に開示の提案のように球受けナットを球受け3に螺着する必要がなく、したがって、いわゆる携帯可能に形成された工具類で足り、大きいトルクを発生し得る装置類を要しないことになる点で有利となる。
また、このホルダ4にあっては、いたずらな外力作用がなくして球受け3の後端側内に収装された状態に維持される限りには、ボールスタッド2が球受け3に対して自在に動き得ることを許容することになり、この球受け3をブレースBなどに連結する際に、制震ダンパDからの軸力を受けるなどで取り付け作業が阻害されることを危惧しなくて済む点で有利となる。
以上からすれば、ホルダ4の後端部たる外力作用部42は、結果的に外力を受け得る限りには、自由な態様に形成されていて良いが、図示するところでは、後述するプレート5を当接させるなどの観点から、平坦面に形成されてなるとしている。
そして、プレート5は、図示するところでは、上記したホルダ4に外力を作用させるもので、基本的には、板状体からなり、図2に示す実施形態では、球受け3の後端と同一の平面形状を呈するように形成されてなるとしている。
このとき、球受け3にあって、フランジ部31に孔31aを有することから、このプレート5も相応する部位に前記したボルト6の挿通を許容する孔51を形成してなるとしている。
そしてまた、このプレート5にあっては、仮止めボルト7で前記したホルダ4の後端に連繋されるとし、このとき、プレート5の外周側は、球受け3のフランジ部31に隙間を有して対向し、接触しないとしている。
そして、このプレート5は、仮止めボルト7でホルダ4に連繋されるとき、前述したように、球受け3内に収装されたボールスタッド2における球部21が球受け3内で自在に動き得る状態を具現化するとしている。
それゆえ、この状態から、このボールジョイント構造1が、すなわち、球受け3が、図3に示すように、ブレースBなどに当接された状態で、ボルト6をナット8で締め付けることによって、プレート5がホルダ4側に押し進められるようになり、すなわち、ボールスタッド2における球部21の回動が球受け3内で抑制される傾向になり、言わば、球受け3内での球部21のいたずらなガタツキが阻止されることになる。
ところで、上記のプレート5が機能するところからすれば、図2の実施形態では、球受け3の後端と同じ大きさになるように形成されてなるとしているが、図4に示すように、球受け3の後端部内に収装されるように形成されてなるとしても良い。
すなわち、この図4に示すところでは、球受け3の後端部には、プレート5の外周を干渉させることなくこれを収装させる凹陥部32が形成されてなるとしており、この凹陥部32に、たとえば、円板状に形成されたプレート5が収装されるとしている。
そして、このとき、このプレート5が仮止めボルト7で球受け3の後端部に連繋されるのはもちろんであるが、このプレート5の背面が球受け3の後端面よりも外部たる、たとえば、ブレースB側に突出するとしている。
それゆえ、この実施形態にあっても、球受け3が、ブレースBなどに当接された状態で、プレート5がホルダ4側に押し進められるようになるとき、球受け3内でのボールスタッド2における球部21のいたずらなガタツキが阻止されることになる。
のみならず、この実施形態による場合には、プレート5を小さくすることが可能になり、したがって、この発明によるボールジョイント構造1における重量の軽減が可能になる点で有利となる。
以上のように、この発明にあっては、いたずらな締め付けトルクを要することなくしてボールスタッド2における球部21の球受け3内でのガタツキを阻止でき、しかも、このボールジョイント構造1を利用した被連結体たる制震ダンパDのブレースBなどへの連結を可能にし得ることになる。
このことからすれば、すなわち、このボールジョイント1を利用して制震ダンパDをブレースレースBなどに連結し得る限りには、図5に示すように、ホルダ4の後端に隣接されるプレート5を省略するとしても良いと言い得る。
即ち、この実施の形態は、ホルダ4の外端面に球受け3の端面との間に隙間を形成させながらブレースBを当接し、上記球受け3を上記ブレースBに締結した時上記隙間の間隔分上記ホルダ4を球部21側に押し込ませることを特徴とする。
この実施形態では、図示するプレート5を有しない状態から、図中に仮想線図で示すように、ホルダ4の後端をブレースBなどに直接当接させて、この状態から、図示しないが、ボルト6(図3参照)およびナット8(図3参照)の利用で、球受け3を、すなわち、ボールジョイント構造1をブレースBなどに連結しうることになる。
ちなみに、このとき、ボルト6あるいはナット8に対する締め付けトルクが適宜に選択され、しかも、その締め付けトルクを具現化するについて大掛りな装置類を必要としないことはもちろんである。
この発明によるボールジョイント構造が制震ダンパに連結されている状態を示す概略断面図である。 この発明によるボールジョイント構造を示す断面図である。 図2のボールジョイント構造がブレースなどの所定の連結部に連結される状態を示す断面図である。 他の実施形態によるボールジョイント構造を図2と同様に示す図である。 さらに他の実施形態によるボールジョイント構造を図2と同様に示す図である。
符号の説明
ボールジョイント
2 ボールスタッド
3 球受け
4 ホルダ
5 プレート
6 ボルト
7 仮止めボルト
8 ナット
21 球部
22 ネジ部
23 軸部
31 フランジ部
31a,51 孔
32 凹陥部
41 凹面
42 外力作用部
C シリンダ体
D ダンパ
H ハウジング
L 流路
P ピストン
R ロッド体
R1,R2 油室
V 減衰力発生部

Claims (4)

  1. 軸部とこの軸部の一端に設けた球部とからなるボールスタッドと、上記球部を回動自在に保持する中空な球受けと、上記球受け内に移動自在に収挿されて上記球受け内から球部の抜け出しを阻止するホルダとからなり、上記軸部を制震ダンパの端部に結合し、上記球受けを建物側のブレースに結合しているボールジョイントに於いて、上記ホルダの外端面にプレートを当接すると共に当該プレートと上記球受けの端面との間に隙間を形成させ、更に上記プレートの外端面を上記ブレースに当接しながら上記球受けを上記ブレースに締結した時上記隙間の間隔分上記ホルダを球部側に押し込ませることを特徴とするボールジョイント
  2. プレートが仮止めボルトを介してホルダに結合されている請求項1のボールジョイント。
  3. 軸部とこの軸部の一端に設けた球部とからなるボールスタッドと、上記球部を回動自在に保持する中空な球受けと、上記球受け内に移動自在に収挿されて上記球受け内から球部の抜け出しを阻止するホルダとからなり、上記軸部を制震ダンパの端部に結合し、上記球受けを建物側のブレースに結合しているボールジョイントに於いて、上記ホルダの外端面に上記球受けの端面との間に隙間を形成させながら上記ブレースを当接し、上記球受けを上記ブレースに締結した時上記隙間の間隔分上記ホルダを球部側に押し込ませることを特徴とするボールジョイント。
  4. 球受けの端部にフランジ部を設け、このフランジをブレースに対してボルトとナットとで締結している請求項1、2又は3のボールジョイント。
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