JP2007317097A - 設計装置および設計方法ならびにそのプログラムと記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配置物の配置領域と敷設物の敷設位置の入力を受付け、当該配置物の配置領域から、敷設物の影響領域と敷設物の領域とに基づいて算出した配置不可領域を除いた新配置領域を算出する。また配置物の位置と、仮想空間領域における壁や天井や床などの所定の座標と、配置物と前記所定の座標との間の閾値とに基づいて、納め材を配置するか否かを判定し、納め材が必要な場合には、その納め材を自動表示する。
【選択図】図1
Description
設計装置1は、図2で示すようなハードウェア構成を有している。ハードウェア構成としては、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)/ROM(read only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、I/F(interface)、表示画面、マウス/キーボードなどである。そして設計装置1において、CPUがRAM/ROMやHDDに記録されているプログラムを読み込むことにより、図1で示した各処理部(制御部11、領域入力受付部12、画像表示部13、新配置領域算出部14、距離算出部15、納め材画像出力判定部16)の機能が備わる。
図3は設計装置の処理フローを示す第1の図である。
図3より、まず、設計装置1にユーザが設計開始を指示する。すると画像表示部13がデータベース17から部屋サイズ入力ウィンドウのデータを読み込み、当該ウィンドウを表示画面に表示する処理を行う(ステップS101)。図4は部屋サイズ入力ウィンドウのイメージを示す図である。キーボードを用いたユーザの操作により、部屋サイズ入力ウィンドウにおける、部屋の幅Xと高さYの情報の入力を受け付けると(ステップS102)、画像表示部13は、部屋サイズの幅Xと、高さYの最小値と最大値の情報をデータベース17の部屋サイズ範囲テーブルから読み込み、入力を受付けた幅Xと高さYの値と比較することにより、幅Xと高さYの値それぞれが、最小値と最大値の範囲にあるか否かを判定する(ステップS103)。図5は部屋サイズ範囲テーブルのデータ構成を示す図である。ここで部屋サイズ範囲テーブルに記録されている幅X、高さY、奥行きZの情報はは予め定められているものとする。そして、画像表示部13は、ステップS103において入力を受付けた情報がデータベース17で記憶している範囲内であれば、次の処理へ進む。またステップS103において入力を受付けた情報がデータベースで記憶している範囲内でなければ、再度ステップS101の処理により幅Xと高さYの入力を受けるまで待機する。
次に、ユーザは、部屋空間領域に敷設される敷設物(柱、梁、窓、ドア)の部屋空間への表示処理を指示する。まずユーザがメインウィンドウにおいて、影響ユニット配置ボタンをマウスなどを用いて押下すると、画像表示部13は、影響ユニット配置ウィンドウの画面を表示する(ステップS201)。図10は影響ユニット配置ウィンドウの画面を示す第1の図である。この影響ユニット配置ウィンドウにおいては複数の敷設物(影響ユニット)の画像が表示されており、例えばマウスなどを用いて、その敷設物の種類を選択し、その敷設位置をメインウィンドウの部屋空間領域内で指定することにより、画像表示部13は、選択された敷設物の画像をメインウィンドウの指定された敷設位置に表示する処理を行う(ステップS202)。この処理は、例えばユーザがマウスを操作し、敷設物の画像を指定、またその敷設物を指定しながら空間領域のある位置を指定することにより、画像表示部13がステップS202の処理を行う。
この図が示すように、影響領域記憶テーブルは、収納家具の配置領域に及ぼすユニット(壁、天井、背面梁、直行梁、柱、窓など)ごとに、その影響領域(ユニットの領域からの距離)を記憶している。
この図は、新配置領域の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)を示している。それぞれの図が示すように、斜線で囲まれる新配置領域Aは、影響ユニットの領域とその影響ユニットに関する影響領域とで表される配置不可領域を、元の収納家具の配置領域から削減した領域である。例えば平面図(a)の場合、柱S1に関する影響領域は、XSB2で表される柱S1の左右の二つの領域と、ZSA2で表される柱の奥行きの領域である。影響領域XSB2は、図17の影響領域記憶テーブルに記録されているように幅20(mm)のである。また影響領域ZSA2は奥行き5(mm)である。したがって、新配置領域算出部14は、柱S1の領域に左右の影響領域XSB2のデータを加えた幅、および柱Sの領域の奥行きにZSA2のデータを加えた奥行きの領域を、配置不可領域として算出する。そして、この配置不可領域を元の配置領域から減じて、新配置領域Aを算出している。また同様に柱S2の領域とその影響領域により配置不可領域が算出され、その領域を減じた新配置領域Aが算出される。
また更に、図19で示すように、新配置領域算出部14は、図18で示した新配置領域Aにおいて、収納家具の配置できない最小幅や、または最小高さの値を下回る領域がある場合には、その領域を削減して新配置領域Bを算出する。まず、新配置領域算出部14は、データベース17の収納家具ユニット範囲制限テーブル(図20)から、幅、高さ、奥行きの最小値を読み取る。また新配置領域算出部14は新配置領域Aの空間が、立方体または直方体で無い場合には、その空間領域を立方体または直方体のブロックにより区分けを行う。例えば、図18(b)の例であれば、高さYR5、幅XR2、奥行きZRで囲まれる直方体のブロックと、その他の、幅XR4や幅XR5を一辺に持つ直方体のブロックなどとに区分けできる。そして、それぞれのブロックの高さ、幅、奥行きと、収納家具ユニット範囲制限テーブルから読み取った幅、高さ、奥行きの最小値とを比較して、一つでも小さいブロックがあれば、そのブロックの領域を、新配置領域Aから削減する処理を行う。
この図は、新配置領域の平面図(a)と(b)を示している。それぞれの図が示すように、新配置領域の平面図(a)において斜線で囲まれる新配置領域Cは、窓の領域とその窓に関する影響領域で表される配置不可領域を、元の収納家具の配置領域から削減した領域である。例えば平面図(a)の場合、窓に関する影響領域は、YM3、YM4、XM2で表される窓枠上外面、下外面、右外面の領域である。影響領域YM3は、図17の影響領域記憶テーブルに記録されているように高さ60(mm)のである。また影響領域YM4は高さ30(mm)である。また影響領域XM2は幅30(mm)である。そして、新配置領域算出部14は、窓の領域に影響領域YM3、YM4のデータを加えた高さ、および窓の領域の幅にXM2のデータを加えた領域を、配置不可領域として算出する。そして、この配置不可領域を元の配置領域から減じて、新配置領域Cを算出している。
影響ユニット(敷設物)の部屋空間における配置が終了である旨の通知をステップS208において受け付けると、次にユーザの家具ユニット配置ボタンの押下により、画像表示部13は家具ユニット配置ウィンドウを表示画面に表示する(ステップS301)。図24は家具ユニット配置ウィンドウを表示した画面のイメージを示す図である。この家具ユニット配置ウィンドウは、収納家具のユニットをユーザに選択させるためのウィンドウであり、ユーザが家具ユニット配置ウィンドウにおいて、ある収納家具のユニットを選択し、メインウィンドウ上で配置位置を指定すると、画像表示部13は、選択された収納家具のユニットの画像を部屋の空間領域の画像における指定された配置位置に表示する処理を行う(ステップS302)。
収納家具ユニットの部屋空間領域における配置の終了の通知をステップS306において受け付けると、画像表示部13がメインウィンドウを表示画面に表示する(ステップS401)。そして、そのメインウィンドウにおいて、ユーザのマウスの操作により、納め材自動配置ボタンの押下を検出すると、設計装置1は、納め材画像の自動表示の処理を開始する(ステップS402)。まず、納め材画像出力判定部16は、データベース17に記録された部屋の空間領域の情報と、影響ユニット(敷設物)の領域の情報と、収納家具のサイズと位置の情報とを読み取る。次に、納め材画像出力判定部16は、各収納家具の最上面の高さを検出し、それぞれ床からの距離、天井からの距離を算出する。そして、天井と収納家具最上面の高さとの距離yが、30mm≦y≦200mmである場合には、天井と収納家具最上面との間に幕板を配置すると決定する。また収納家具と床との距離yが1500mm≦y<200mmである場合には、収納家具最上面に化粧天板を配置すると決定する。また収納家具と床との距離yがy<1500である場合には、収納家具最上面にカウンターの板を配置すると決定する。つまり、床の座標と、収納家具の上面の座標とを比較して、距離を算出し、その距離と所定の閾値との関係から、配置する納め材を決定する。以上の処理により、画像表示部13は収納家具の上面に配置する納め材を決定する(ステップS403)。
画像表示部13は、収納家具の側面の座標と、新配置領域のx座標の最小または最大の値との間の距離、つまり、収納家具と壁との間が20mm以下の場合には、図33(a)で示すように、フィラーAを配置すると決定する。この時、画像表示部13は、フィラーAの高さを収納家具と同一の高さ、奥行きは規定された長さ、幅は収納家具と壁との隙間の長さ+規定の長さ、により算出する。また、収納家具と壁との間が21mm〜150mmの場合には、図33(b)で示すように、フィラーBを配置すると決定する。この時画像表示部13は、フィラーBのサイズとして、高さは収納家具と同一、幅は収納家具と壁との隙間の長さ、と決定する。そして、画像表示部13はフィラーのサイズを算出すると、データベース17の納め材ユニットサイズ規定テーブルから、フィラーの幅の最小値と最大値とを読み取る。そして算出したフィラーの幅と奥行きとがそれぞれ、データベースから読み取った最小値と最大値の範囲であれば、そのフィラーの画像を表示すると決定する。つまり、フィラーのサイズが規定のサイズか否かを判定している。規定のサイズであれば、算出したデータと、フィラーの配置位置の座標のデータとを対応付けてデータベース17に記録する。
画像表示部13は、エンドパネルのサイズについて、当該エンドパネルを配置する収納家具の高さ、収納家具の奥行き+規定の長さ、規定の幅として算出する。画像表示部13はエンドパネルのサイズを算出すると、データベース17の納め材ユニットサイズ規定テーブルから、エンドパネルの高さと奥行きの最小値と最大値とを読み取る。そして算出したエンドパネルの高さと奥行きとがそれぞれ、データベース17から読み取った最小値と最大値の範囲であれば、そのエンドパネルの画像を表示すると決定する。つまり、エンドパネルのサイズが規定のサイズか否かを判定している。規定のサイズであれば、算出したデータと、エンドパネルの配置位置の座標のデータとを対応付けてデータベース17に記録する。
11・・・制御部
12・・・領域入力受付部
13・・・画像表示部
14・・・新配置領域算出部
15・・・距離算出部
16・・・納め材画像出力判定部
17・・・データベース
Claims (20)
- 仮想空間領域の画像を表示装置に表示する仮想空間領域表示手段と、
前記仮想空間領域における配置物の配置領域の入力を受付ける配置領域受付手段と、
前記仮想空間領域に敷設される敷設物の敷設位置の入力を受付ける敷設位置受付手段と、
前記敷設物が前記配置領域の範囲に影響を及ぼす影響領域の情報を記憶する影響領域記憶手段と、
前記敷設物のサイズの情報を記憶する敷設物サイズ記憶手段と、
前記敷設物の敷設位置の入力を受け付けることにより、その敷設物の影響領域の情報を前記影響領域記憶手段から読み取り、またその敷設物のサイズの情報を前記敷設物サイズ記憶手段から読み取り、受付けた敷設物の敷設位置と、読み取った影響領域の情報とサイズの情報とに基づいて、前記配置物の配置不可領域を算出する配置不可領域算出手段と、
前記配置物の配置領域と、前記配置不可領域とを比較して、当該配置不可領域に前記配置領域が重なる場合には、前記配置領域から前記配置不可領域を除いた新配置領域を算出する新配置領域算出手段と、
前記新配置領域を、前記仮想空間領域の画像上に表示する新配置領域表示手段と、
を備えることを特徴とする設計装置。 - 前記新配置領域内に配置する前記配置物の位置を受付ける配置物位置受付手段と、
前記配置物の画像を、前記仮想空間領域の画像上の前記配置物の位置に表示する配置物表示手段と、
前記仮想空間領域における所定の座標から前記配置物までの最短距離を算出する距離算出手段と、
前記所定の座標ごとに距離の閾値を記憶する閾値記憶手段と、
前記算出した最短距離と、前記閾値との関係に応じて、前記配置物と前記仮想空間領域との画像における所定の座標までの領域に、所定の納め材画像を自動表示する納め材画像表示手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の設計装置。 - 前記仮想空間領域が部屋の空間領域を示し、
前記配置物が収納家具を示し、
前記仮想空間領域における所定の座標が壁の座標を示し、
前記閾値記憶手段が、前記壁の座標と前記収納家具画像の座標との間の距離の閾値を記憶し、
前記納め材画像表示手段は、前記壁の座標と前記収納家具の座標との最短距離が前記閾値以下の場合に、その壁画像と前記収納家具画像との間に前記納め材画像として、フィラー画像を自動表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の設計装置。 - 前記フィラー画像は、床画像の床表面座標から前記収納家具画像と同じ高さの座標までの画像である
ことを特徴とする請求項3に記載の設計装置。 - 前記収納家具画像と、前記仮想空間領域における壁画像の座標との間における、前記壁画像と前記収納家具画像との隙間を示す所定の距離範囲に応じて、異なるフィラー画像を表示する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の設計装置。 - 前記仮想空間領域が部屋の空間領域を示し、
前記配置物が収納家具を示し、
前記仮想空間領域における所定の座標が天井の座標を示し、
前記閾値記憶手段が、前記天井の座標と前記収納家具の座標との間の距離の閾値を記憶し、
前記納め材画像表示手段は、前記天井の座標と前記収納家具の座標との最短距離が前記閾値以下の場合に、その天井画像と前記収納家具画像との間に前記納め材画像として、幕板画像を自動表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の設計装置。 - 前記収納家具画像と、前記仮想空間領域における壁画像の座標との間が、前記壁画像と前記収納家具画像との隙間を示す所定の距離範囲である場合には、前記幕板画像は、前記隙間の距離をさらに加算した幅の画像である
ことを特徴とする請求項6に記載の設計装置。 - 前記収納家具画像と、前記仮想空間領域における壁画像の座標との間が、所定の距離以上である場合には、前記幕板画像は、前記壁画像との距離が前記所定の距離以上ある側の前記収納家具の端から所定の幅短い画像である
ことを特徴とする請求項6に記載の設計装置。 - 前記仮想空間領域が部屋の空間領域を示し、
前記配置物が収納家具を示し、
前記仮想空間領域における所定の座標が床の座標を示し、
前記閾値記憶手段が、前記床の座標と前記収納家具の座標との間の距離の閾値を記憶し、
前記納め材画像表示手段は、前記床の座標と前記収納家具の座標との最短距離が前記閾値以下の場合に、その収納家具画像の上部面に前記納め材画像として、カウンター板画像を自動表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の設計装置。 - 前記収納家具と、前記仮想空間領域における壁の座標との間が、前記壁と前記収納家具との隙間を示す所定の距離範囲である場合には、前記カウンター板画像は、前記隙間の距離をさらに加算した幅の画像である
ことを特徴とする請求項9に記載の設計装置。 - 前記収納家具と、前記仮想空間領域における壁の座標との間が、所定の距離以上である場合には、前記カウンター板画像は、前記壁との距離が前記所定の距離以上ある側の前記収納家具の端から所定の幅長い画像である
ことを特徴とする請求項9に記載の設計装置。 - 前記カウンター板画像は、前記収納家具画像よりも奥行幅が所定の幅長い画像である
ことを特徴とする請求項9から請求項11に記載の設計装置。 - 前記仮想空間領域が部屋の空間領域を示し、
前記配置物が収納家具を示し、
前記仮想空間領域における所定の座標が床の座標を示し、
前記閾値記憶手段が、前記床の座標と前記収納家具の座標との間の距離の閾値を記憶し、
前記納め材画像表示手段は、前記床の座標と前記収納家具の座標との最短距離が前記閾値以上の場合に、その収納家具画像の上部面に前記納め材画像として、化粧天板画像を自動表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の設計装置。 - 前記化粧天板画像は、前記収納家具画像よりも奥行幅が所定の幅長い画像である
ことを特徴とする請求項9から請求項11に記載の設計装置。 - 設計装置における設計方法であって、
前記設計装置の仮想空間領域表示手段が、仮想空間領域の画像を表示装置に表示し、
前記設計装置の配置領域受付手段が、前記仮想空間領域における配置物の配置領域の入力を受付け、
前記設計装置の敷設位置受付手段が、前記仮想空間領域に敷設される敷設物の敷設位置の入力を受付け、
前記設計装置の影響領域記憶手段が、前記敷設物が前記配置領域の範囲に影響を及ぼす影響領域の情報を記憶し、
前記設計装置の敷設物サイズ記憶手段が、前記敷設物のサイズの情報を記憶し、
前記設計装置の配置不可領域算出手段が、前記敷設物の敷設位置の入力を受け付けることにより、その敷設物の影響領域の情報を前記影響領域記憶手段から読み取り、またその敷設物のサイズの情報を前記敷設物サイズ記憶手段から読み取り、受付けた敷設物の敷設位置と、読み取った影響領域の情報とサイズの情報とに基づいて、前記配置物の配置不可領域を算出し、
前記設計装置の新配置領域算出手段が、前記配置物の配置領域と、前記配置不可領域とを比較して、当該配置不可領域に前記配置領域が重なる場合には、前記配置領域から前記配置不可領域を除いた新配置領域を算出し、
前記設計装置の新配置領域表示手段が、前記新配置領域を、前記仮想空間領域の画像上に表示する
ことを特徴とする設計方法。 - 前記設計装置の配置物位置受付手段が、前記新配置領域内に配置する前記配置物の位置を受付け、
前記設計装置の配置物表示手段が、前記配置物の画像を、前記仮想空間領域の画像上の前記配置物の位置に表示し、
前記設計装置の距離算出手段が、前記仮想空間領域における所定の座標から前記配置物までの最短距離を算出し、
前記設計装置の閾値記憶手段が、前記所定の座標ごとに距離の閾値を記憶し、
前記設計装置の納め材画像表示手段が、前記算出した最短距離と、前記閾値との関係に応じて、前記配置物と前記仮想空間領域との画像における所定の座標までの領域に、所定の納め材画像を自動表示する
ことを特徴とする請求項15に記載の設計方法。 - 設計装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
仮想空間領域の画像を表示装置に表示する仮想空間領域表示処理と、
前記仮想空間領域における配置物の配置領域の入力を受付ける配置領域受付処理と、
前記仮想空間領域に敷設される敷設物の敷設位置の入力を受付ける敷設位置受付処理と、
前記敷設物の敷設位置の入力を受け付けることにより、その敷設物が前記配置領域の範囲に影響を及ぼす影響領域の情報を影響領域記憶手段から読み取り、またその敷設物のサイズの情報を敷設物サイズ記憶手段から読み取り、受付けた敷設物の敷設位置と、読み取った影響領域の情報とサイズの情報とに基づいて、前記配置物の配置不可領域を算出する配置不可領域算出処理と、
前記配置物の配置領域と、前記配置不可領域とを比較して、当該配置不可領域に前記配置領域が重なる場合には、前記配置領域から前記配置不可領域を除いた新配置領域を算出する新配置領域算出処理と、
前記新配置領域を、前記仮想空間領域の画像上に表示する新配置領域表示処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項17の処理に加え、
前記新配置領域内に配置する前記配置物の位置を受付ける配置物位置受付処理と、
前記配置物の画像を、前記仮想空間領域の画像上の前記配置物の位置に表示する配置物表示処理と、
前記仮想空間領域における所定の座標から前記配置物までの最短距離を算出する距離算出処理と、
前記算出した最短距離と、閾値記憶手段で記憶する前記所定の座標ごとの距離の閾値との関係に応じて、前記配置物と前記仮想空間領域との画像における所定の座標までの領域に、所定の納め材画像を自動表示する納め材画像表示処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 設計装置のコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体であって、
仮想空間領域の画像を表示装置に表示する仮想空間領域表示処理と、
前記仮想空間領域における配置物の配置領域の入力を受付ける配置領域受付処理と、
前記仮想空間領域に敷設される敷設物の敷設位置の入力を受付ける敷設位置受付処理と、
前記敷設物の敷設位置の入力を受け付けることにより、その敷設物が前記配置領域の範囲に影響を及ぼす影響領域の情報を影響領域記憶手段から読み取り、またその敷設物のサイズの情報を敷設物サイズ記憶手段から読み取り、受付けた敷設物の敷設位置と、読み取った影響領域の情報とサイズの情報とに基づいて、前記配置物の配置不可領域を算出する配置不可領域算出処理と、
前記配置物の配置領域と、前記配置不可領域とを比較して、当該配置不可領域に前記配置領域が重なる場合には、前記配置領域から前記配置不可領域を除いた新配置領域を算出する新配置領域算出処理と、
前記新配置領域を、前記仮想空間領域の画像上に表示する新配置領域表示処理と、
をコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体。 - 請求項19の処理に加え、
前記新配置領域内に配置する前記配置物の位置を受付ける配置物位置受付処理と、
前記配置物の画像を、前記仮想空間領域の画像上の前記配置物の位置に表示する配置物表示処理と、
前記仮想空間領域における所定の座標から前記配置物までの最短距離を算出する距離算出処理と、
前記算出した最短距離と、閾値記憶手段で記憶する前記所定の座標ごとの距離の閾値との関係に応じて、前記配置物と前記仮想空間領域との画像における所定の座標までの領域に、所定の納め材画像を自動表示する納め材画像表示処理と、
をコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体。
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