JP2007316634A - 偏光変調光学素子および偏光変調光学素子の製造方法 - Google Patents

偏光変調光学素子および偏光変調光学素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学系内の偏光分布の局部的な乱れが少なくとも部分的に補償される、偏光変調光学素子の択一的な製造方法を提供すること、並びに偏光変調光学素子の択一的な実現。
【解決手段】偏光変調光学素子の製造方法であって、当該素子は、当該素子を通過する光に対して、ストレス誘導複屈折により、偏光の直交状態間にリターデイション分布を生じさせ、当該方法は、第1のコンポーネントと第2のコンポーネントを結合するステップを含んでおり、所定の高さプロファイルが与えられている前記第1のコンポーネントの非平面表面を、前記第2のコンポーネントの平面表面と結合し、前記ストレス誘導複屈折を生起させる機械的ストレスを、上述のように変形された偏光変調光学素子内に生じさせる、ことを特徴とする、偏光変調光学素子の製造方法。
【選択図】図2

Description

1.技術分野
本発明は偏光変調光学素子およびその製造方法に関する。
殊に、本発明の偏光変調光学素子は有利には照明系において、またはマイクロリソグラフィ投影露光装置の投影対物レンズにおいて使用される。この偏光変調光学素子によって、少なくとも部分的に、当該光学系内で生じている偏光分布(分極分布)の乱れが補償される。
2.関連技術の説明
マイクロリソグラフィは、例えば、集積回路又は液晶ディスプレイ(LCD)のような超小型構造化コンポーネントの製造用に使用される。マイクロリソグラフィプロセスは、照明光学系及び投影対物レンズを有する所謂投影露光装置(projection exposure apparatus)で実行される。照明光学系を用いて照明されるマスク(レチクル)のイメージは、投影対物レンズを用いて基板(例えば、シリコンウエーハ)上に投影され、基板は、感光性コーティング層(例えば、フォトレジスト)でコーティングされ、且つ、投影対物レンズのイメージ面内にセットアップされる。ここでこのマスク構造は基板の感光性コーティングに転送される。
良好なコントラストおよび高解像度のイメージングプロセスを実現するために、照明系および投影対物レンズの両者内に所定の偏光分布が存在していることが望まれる。しかし、ここで生じる問題は、各光学系を通過する光束内の、始めから存在する偏光分布または調整された偏光分布が偏光変調作用並びに誘電層の偏光マニプレーション作用によって変えられてしまうことである。この偏光変調作用とは殊に、光学マウントによって生起されるストレスによって誘導される複屈折、直流によって生起される複屈折、光学コンポーネント(例えばレンズ)の材料内の固有の複屈折または生来の複屈折である。これらの作用は、結果として、光学系内に強さ変化のリターデイション(retardations)が導入されてしまうことによって、テレセントリーにおけるエラーおよび光学イメージングプロセスにおけるコントラストの損失につながってしまう。用語「リターデイション」とはこのコンテキストでは、偏光の2つの直交(すなわち相互に直交している)状態に対する各光路長間の差を意味している。
US6252712B1号は、少なくとも1つの光学素子を伴う光学系を開示している。ここでこの光学系は光ビームの横断面にわたって偏光分布を乱す。ここで、横断面にわたって不均一に変化する厚さを有する、少なくとも1つの複屈折光学素子が設けられ、これによって、偏光分布のこの乱れが少なくとも部分的に補償される。このために、自由な形状の表面を具備した、少なくとも1つの複屈折光学素子がイオンビーム処理によって設けられ、前記横断面にわたって変化する厚さを伴う、少なくとも1つの等方性材料から成るプレートが波面の乱れを均等にするために使用される。
EP1022617A2号は、殊に、光学補正プレートを開示している。このプレートはマイクロリソグラフィ投影露光装置における残留ひずみを補正する。ここでこのプレートの2つの表面は同一の非球面プロファイルを有している。この補正プレートを製造する方法において、平行平面プレートが、所望の非球面プロファイルを有するベース表面に対して吸引され、その後、露光表面が平坦に加工される。
WO2005/069081A2号は殊に、偏光変調光学素子を開示している。この偏光根変調光学素子は光軸を伴う、光学的にアクティブな結晶を含んでおり、かつ光軸の方向において測定した場合に変化する厚さプロファイルを有している。
アメリカ合衆国特許出願第6252712B1号公報 欧州特許出願第1022617A2号公報 世界知的所有権機関特許出願第2005/069081A2号公報 アメリカ合衆国特許出願第60/641422号公報
本発明の課題は、偏光変調光学素子の択一的な製造方法を提供すること、並びに偏光変調光学素子の択一的な実現であり、これによって光学系内の偏光分布の局部的な乱れが少なくとも部分的に補償される。
上述の課題は以下の方法によって解決される。すなわち、
偏光変調光学素子の製造方法であって、
当該素子は、当該素子を通過する光に対して、ストレス誘導複屈折により、偏光の直交状態間にリターデイション分布を生じさせ、
当該方法は、第1のコンポーネントと第2のコンポーネントを結合するステップを含んでおり、
ここで所定の高さプロファイルが与えられている第1のコンポーネントの非平面表面は、第2のコンポーネントの平面表面と結合され、
前記ストレス誘導複屈折を生起させる機械的ストレスを、このように変形された偏光変調光学素子内に生じさせる方法によって解決される。
本発明は、次のような観察に基づいている。すなわち、所望のストレス誘導複屈折または、このストレス誘導複屈折によって生起される、直交偏光状態間のリターデイションの分布が次のような場合に、コントロール下で、および予測可能なやり方で、1つのコンポーネントの非平面表面を別のコンポーネントの平面表面と結合することによって得られるという観察に基づいている。すなわち、この結合プロセスが、これら2つのコンポーネントの少なくとも1つのコンポーネントにおいて強制変形を生じさせ、従って、このコンポーネントにおける機械的ストレスを生じさせる場合である。
このストレス誘導複屈折またはリターデイション分布それぞれを得るために重要な要因に関して言えば、これらの要因は殊に、これら2つのコンポーネントの材料および寸法(殊に厚さ)の他に、非平面表面の正確な形状を含む。すなわち、結合プロセス時に、非平面表面上に与えられている高さプロファイル(または厚さプロファイル)を含む。
本発明による方法のさらなる実施例では、この形状は、所定のリターデイション分布を実現するために事前に計算される。
この偏光変調光学素子は基本的に、あらゆる任意の、既知のリターデイションの二次元分布の少なくとも部分的な補償のために使用される。他方で、この補償は偏光分布の不所望な乱れの補償でもある。この不所望な分布は、組織的かつ実質的に一定に各光学系(例えば投影対物レンズ)内で生じ得る。このケースでは、非平面表面を形成するために設けられる高さプロファイルの計算は、事前に、例えば理論的知識またはデータに基づいて行われる。
他方では、この偏光変調光学素子は、各光学系(例えば投影対物レンズ)によって異なる偏光分布の乱れを補償するためにも使用される。これは例えば各光学系内で使用されているレンズの材料特性によって異なる。この偏光変調光学素子を使用することによって、特別な、個々の偏光分布に個別に反応することが可能になる。これは、第1のステップにおいて偏光光学測定が行われ、次に、ストレス誘導複屈折の補償を適切に調整するために、相応に各高さプロファイルを形成することによって行われる。
本発明に相応して使用される、非平面表面の形成に対するこの高さプロファイルは、既に光学系内に存在し、補正されるべき初期平面表面上に形成される。これは例えば、偏光光学補正されるべき、光学サブシステムの平凹レンズまたは平凸レンズの平らな表面上に形成される(例えば高さプロファイルは、液浸対物レンズのイメージ面上の最後のレンズの出射表面上に形成される。ここでこの最後のレンズは典型的に平凸レンズである)。このレンズは、本発明の方法を実施するために、一時的に取り外すことができる。この場合には、結合されるべき平面表面を含む別のコンポーネントは有利には、平行平面プレートである。ここでこのプレートは、本発明の方法の間に、高さプロファイルが設けられた表面と結合される。
さらに、本発明と相応して、非平面表面を形成するために使用される高さプロファイルを付加的な光学素子上に形成することも可能である(典型的に初期平行平面プレート)。この場合には、結合されるべき平面表面を含む別のコンポーネントは有利には、平面プレートであってもよい。ここでこのプレートは、本発明の方法の間に、高さプロファイルが設けられた表面と結合される。
偏光変調光学素子の所望の効果は、コントロールされた、ストレス誘導複屈折の導入によって実現されるので、第1のコンポーネントまたは第2のコンポーネントそれぞれの材料に対する重大な要求は、これらの材料が実質的に所望の動作波長に対して透過性であるということのみである。193nmの典型的な動作波長に対する適切な材料は例えば、石英ガラス(SiO)またはフッ化カルシウム(CaF)である。各材料が(固有または生来の)複屈折性を示す場合には、この複屈折は実質的に、本発明と相応に補償のために使用されるストレス誘導複屈折と重畳され、ストレス誘導複屈折によって生起されるリターデイション分布を適切に調整することによって補償もされる。
本発明は、上述の方法に相応して製造された偏光変調光学素子にも関する。本発明は、光学系、殊にマイクロリソグラフィ投影露光装置の照明系または投影対物レンズにも関し、これは少なくとも1つの偏光変調光学素子を有している。さらに本発明は、光学系、マイクロリソグラフィ投影露光装置の製造方法、1つ並びに複数のマイクロ構造化されたコンポーネントのマイクロリソグラフィ技術による製造方法にも関する。
本発明の別の発展形態は、以下の明細書並びに従属請求項に記載されている。
以下、本発明を、添付された図面に図示されている実施例を用いてより詳細に説明する。
有利な実施例の詳細な説明
以下では、偏光変調光学素子の製造方法並びにこの種の素子の構造を実施例を用いて、および図1〜5を参照して説明する。これらの図は概略的に示されているだけであって、縮尺通りではなく、分かりやすくするために拡大されているということに注意されたい。
第1の実施例に従って偏光変調光学素子を製造するために、第1のコンポーネント110が、図1aに従って形成される。これは、オリジナル平行平面プレートの1つの表面上に、例えばイオンビーム処理によるコントロールされた材料除去によって、高さプロファイル110aを付与することによって形成される。単に例として、第1のコンポーネント110の厚さは12mmである。よりわかりやすくするために、高さプロファイル110aは図面では、概略的に簡素化されているとともに、著しく拡大されている。高さプロファイル110aの典型的な寸法は例えば、ナノメータの領域にある。これはさらに以下で図6を参照して説明する。第1のコンポーネント110は、実質的に所望の動作波長で透過性の材料から成り、第1の実施例ではフッ化カルシウム(CaF)から成る。
図1bに示されているように、第2のコンポーネントが、高さプロファイル110aを含む、第1のコンポーネント110の表面と、光学的リンジングによって結合される。換言すれば、この第1のコンポーネント110および第2のコンポーネント120は実質的に継ぎ目無く(すなわち、実質的に、コンポーネント110および120の間であらゆるガスの吸蔵等無く)結合されている。第1の実施例では平行平面プレートであり、第1のコンポーネントよりも実質的に薄い厚さを有している第2のコンポーネント120においては、所望の動作波長で実質的に透過性である材料から成り、第1の実施例では水晶から成る。単なる例としては、この第2のコンポーネント120の厚さは1mmである。
光学的密着後の状態は概略的に図1cに示されている。高さプロファイル110aを含む第1のコンポーネント110の表面に沿った2つのコンポーネント110および120の密着によって第2のコンポーネントは変形する。なぜなら、第2のコンポーネント120は自身をこの高さプロファイル110aに適合させるからである。また第1のコンポーネント110は格段に厚いので、これは実際には変形しない。換言すれば、第2の、より薄いコンポーネント120を、高さプロファイル110aを含む第1のコンポーネントの表面に接触させること、およびこれに付随して第2のコンポーネント120を変形させることは実質的に次のような効果を有している。すなわち、高さプロファイル110aが写され、第2のコンポーネント120の表面が調整されるという効果を有している。
図1cに示された、事前に高さプロファイル110aが付与されている第1のコンポーネント110の表面との密着から生じる、第2のコンポーネント120の変形によって、次のような場合には、第2のコンポーネント120内に機械的ストレスが生じ、これによって第2のコンポーネント120内にストレス誘導複屈折が生じる。これはすなわち、光学系の光路、殊にマイクロリソグラフィ投影露光装置の照明系または投影対物レンズの光路内に同様のものが挿入されたまたは配置された場合である。光束の横断面にわたる、このストレス誘導複屈折の具体的な分布、またはこのストレス誘導複屈折によって生起されたリターデイションの分布は、特定の高さプロファイル110aに依存する。ここでこの高さプロファイルは、本発明の方法の最初に、第1のコンポーネント110内に作製されたものである(図1a参照)。本発明では、この高さプロファイル110aは第1のコンポーネント110内に次のように設けられる。すなわち、図1cに示された構造が得られた後に、所望のまたは事前に定められた、ストレス誘導複屈折の分布が得られるように設けられる。これを以下でより詳細に説明する。
処理ステップ図1a〜cの別の結果(この結果は通常は不所望のものである)は、図1cの光学素子を通過する波面の変化である。この作用を補償するために、および本発明の有利な実施例と相応に、波面補償構造体が形成される。この波面補償構造体は実質的に、第1のコンポーネント110および第2のコンポーネント120が結合された後に、これらのコンポーネントを通過する光の波面の変化を補償する。第1の実施例では、この波面補償構造体は、図1dに示されているように、波面補償プレート130として付加される。ここでこの波面補償プレートは光学的に等方性の材料(例えば融解石英)から成り、相当する光学的にネガティブな形状を有する(すなわち、光束の横断面にわたる光学的補完的厚さ分布)。図1dでは、この波面補償プレート130は、光学的密着を用いて、第2のコンポーネント120の露出した表面に付加される。
図3に示された択一的な実施例では、高さプロファイル310aを有する第1のコンポーネント310を第2のコンポーネントと組み合わせることによって得られる偏光変調光学素子には、波面補償構造体310bが直接的に第1のコンポーネント310の表面に設けられる。ここではこの波面補償構造体は、結合面と反対の面に、例えばコントロールされた材料除去(イオンビーム処理等)によって設けられる。
図2a〜bに示された別の実施例では、偏光変調光学素子は第1のコンポーネント220を設け、次に、自身の表面に沿って高さププロファイル220aが付与されているこの第1のコンポーネント220を、第2のコンポーネント210(これは図2の実施例では同じように平行平面である)の平らな表面に結合することによって形成される。この第1のコンポーネント220は平行平面プレートの形状を有し、第2のコンポーネント210と比較して格段に薄い。ここでこの第1のコンポーネントは高さプロファイル220aを有している(これは図2でも概略的に、かつ格段に拡大されて示されている)。
このような場合には、図2bに示されているように密着処理によって、非常に簡素に、第1のコンポーネント220が変形される。第1のコンポーネント220は実質的に自身を、その比較的薄い厚さの故に、第2のコンポーネント210の平らな表面に適合させ、これによって、自身の反対側の表面に高さプロファイル220bを形成する。ここで第2のコンポーネント210は格段に厚いので、実際には変化しない。
第2のコンポーネント210の平らな表面との密着の結果によって生じる、図2bに示された、事前に高さプロファイル220aが付与された、第1のコンポーネント220の変形によって、次のような場合には、第1のコンポーネント220内に機械的ストレスが生じ、これによって第1のコンポーネント220内にストレス誘導複屈折が生じる。これはすなわち、光学系の光路、殊にマイクロリソグラフィ投影露光装置の照明系または投影対物レンズの光路内に同様のものが挿入されたまたは配置された場合である。光束の横断面にわたる、このストレス誘導複屈折の具体的な分布、またはこのストレス誘導複屈折によって生起されたリターデイションの分布は、特定の高さプロファイル220aに依存する。ここでこの高さプロファイルは、本発明の方法の最初に、第1のコンポーネント210内に作製されたものである(図2a参照)。
有利には、図2a〜2bに相応して作製されたこの偏光変調光学素子には、さらに、図1dまたは図3と同様に、波面補償構造体が設けられる。
図1a〜dおよび図2a〜bに示された実施例では、コンポーネント110または210はそれぞれ、他方のコンポーネント120または220それぞれと比べて、格段に厚く、平行平面プレートである(これは図1の実施例では加工され、高さプロファイル110aを付与することによって非平面状になる)。しかし本発明はこれに制限されるものではない。むしろ、この(より厚い)コンポーネントが、密着プロセス前に(図2aに相応して)またはコントロールされた高さプロファイル付与の前に(図1aに相応して)、少なくとも1つの実質的に平面な表面を含んでいるということが重要である。従って、図4および図5に示されているように、格段に厚いコンポーネントは、初期に(すなわち、高さプロファイルの可能な付与前に)、平凸レンズ410(図4参照)または平凹レンズ510(図5参照)であるコンポーネントでもあり得る。これらのレンズには、平行平面コンポーネント420または520がそれぞれ、図1a〜cを参照して説明された方法に相応して、密着(wringing)によって結合されている。
有利には、図4および5に示されたこの偏光変調光学素子には、図1dまたは図3の実施例と同様に、波面補償構造体も設けられる。
図6aは、初期には(すなわち変形前には)平行平面形状を有していた水晶プレートの測定によって定められた変形の例が示されている。
目盛りはナノメータ(nm)であり、領域A、BおよびCは説明をわかりやすくするために示されている。ここでAは、比較的軽度の変形の領域であり、Bは中程度の変形の領域であり、Cは、比較的変形が大きい領域である。図6bは、図2の実施例に従った本発明の方法の結果として、この水晶プレートにおいてストレス誘導複屈折によって得られるリターデイションの分布を(nmで)示している。100nmのオーダーである、図6aに相応して生じたこの変形が、近似的に0〜10nmの領域のリターデイション値になることがわかる。
以下では、偏光変調光学素子の製造時に形成されるべき高さプロファイルが、ストレス誘導複屈折の所望の分布からどのように定められるかの例が示される。
変形表面(例えば図1aのコンポーネント110の変形された表面)が数学的関数d(x、y)によってあらわされる場合、この変形表面を作製することによって本発明に相応して生起されるストレス誘導複屈折(すなわち、図1の実施例では、より薄いコンポーネント120内の、密着プロセスによるストレス誘導複屈折)は、この変形の湾曲に相応する。従って、変形または高さプロファイルをあらわらす湾曲のマトリクスと、ストレス誘導複屈折をあらわすマトリクスB(x,y)の間の関係が以下のように推測される:
ここでαは、材料にのみ依存する定数である。得られたストレス誘導複屈折は、マトリクスB(x、y)の固有値間の差に比例し、複屈折の速軸および遅軸は、2つの各固有ベクトルによってあらわされる。
さらに、あらゆる任意のリターデイション分布(すなわち、ストレス誘導複屈折によって生起されるべき、事前に定められた、または所望のリターデイション分布)を、級数展開および、一般式
に従ったベクトルモードに対する因数分解であらわすことができる。
ベクトルモードV(p、q)の系が数学的に完全であるとすると、ここでVはスーパーポジション係数をあらわす。
数学的関数のこのような完全な直交系は、殊に、以下でゼルニケモードと称されるベクトルモード
によって形成される。
ここで
である。
ここでゼルニケ多項式はコンポーネントUに対しても使用される。リターデイション分布をベクトルモードに因数分解するための相応する方法は、2005年1月5日出願のアメリカ合衆国特許出願第60/641,422号に記載されている。この文献の内容は、本出願の開示内容に、参照として取り入れられている。
従って、ゼルニケ変形Znから生じる任意のストレス誘導複屈折分布DB(x,y)を
としてあらわすことができる。
表1は、この種の幾つかの変形に対して、ストレス誘導複屈折の相応する分布を示している。
これとは逆に、ベクトルモードV(x、y)によって表されたリターデイション分布を、数学的に、ゼルニケ変形のスーパーポジションとして式
で表すことができる。
ベクトルモードV(x、y)は、式(5)の系の少なくとも1つの式に含まれているとする。ここで、十分に多い数のゼルニケ変形に対して、相応するストレス誘導複屈折分布を計算することができる。すなわち、(無限の)マトリクスKniの十分に大きい部分を計算することができる。ここでこのマトリクスは、いわゆる「クロストークマトリクス」をあらわし、どのストレス誘導複屈折分布が各変形分布から生じるのかを示す。例として、上述したZ7変形は、結果として、所定のストレス誘導複屈折になる。全てのn個の変形に対する相応する計算は、マトリクス様式で書くと、マトリクスKniを与える。ここでこのマトリクスKniが二次式であり、正則(可逆)であることが仮定される。これは例えば、ゼルニケ変形Z5〜Z9で適している(なぜならこの場合にはマトリクスKniは対等の対角(even diagonal)だからである)。
従って、このベクトルモードV(x、y)に因数分解されたストレス誘導複屈折分布
は、ゼルニケ変形のスーパーポジション
としてあらわされる。
ゼルニケ変形nの振幅Δnは、
としてあらわされる。
このようにして、所望のストレス誘導複屈折分布DB(x、y)に対して、本発明の方法に相応してこのストレス誘導複屈折を生起させるのに必要である変形を定めることができる。
図7は、マイクロリソグラフィ投影露光装置700の基本構造の概略図を示している。投影露光装置700は、照明系701と投影対物レンズ702を含む。照明系701は、光源703と照明光学系を含む。ここでこの照明光学系は、非常に簡略化され、レンズ704、705並びに開口絞り706によって示されている。図示の例では、投影露光700の動作波長は、ArFエキシマレーザが光源703として使用されている場合には、約193nmである。動作波長は例えば、光源703としてKrFレーザを使用する場合には248nmであり、Fレーザを使用する場合には157nmであってよい。第1の偏光変調光学素子707の位置は、照明系701の瞳面内に破線で示されている。ここでこの素子707は、本発明に相応して形成されており、例えば、図1dに概略的に示された構造を有することができる。
マスク(またはレチクル)708は、照明系701と投影対物レンズ702の間に、投影対物レンズ702の対象物面OP内に配置され、マスクホルダー709によって光路内に保持される。マスク708は、マイクロまたはナノメータの領域の構造を有しており、この構造は、投影対物レンズ702を用いて、例えば、4又は5の縮率で、イメージ面IP上に投影される。
投影対物レンズ702は、レンズ710、711および713によって概略的に示されているレンズ装置を含む。第2の偏光変調光学素子712の位置は、投影対物レンズ702の瞳面内に破線で示されている。ここでこの素子712は、本発明に相応して形成されており、例えば、図1dに概略的に示された構造を有することができる。同じように破線で示されており、平凸レンズ713の形状を有しているイメージ側の最後の光学素子も、本発明に相応する偏光変調光学素子であり、例えば図4に示された構造を有している。感光性層714を有し、基板ホルダー716によって定められた位置を有している基板またはウェハ715は、投影対物レンズ702のイメージ面IP内に配置されている。液浸媒体または浸液717は、投影対物レンズ702のイメージ側の最後の光学素子712とこの感光性層714の間に配置される。
本発明について、図示の特別な実施例を用いて説明してきたが、当業者は、例えば、個別実施例の各特徴を結合させたり、及び/又は、個別実施例の各特徴を交換したりして、多数の変形実施例及び択一的な実施例を実施することができる。従って、そのような変形乃至択一的な実施例は、本発明に含まれるものと見なされ、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価内容にのみ限定される。
図1a〜dは、本発明の第1の実施形態に相応する偏光変調素子の製造方法を説明する概略図。 図2a〜bは、本発明の第2の実施形態に相応する偏光変調光学素子の製造方法を説明する概略図。 本発明の別の実施形態に相応する偏光変調光学素子の概略図。 本発明の別の実施形態に相応する偏光変調光学素子の概略図。 本発明の別の実施形態に相応する偏光変調光学素子の概略図。 図6a〜bは、(初期の平行平面)水晶プレートの変形の例(図6a)と、本発明の方法の結果として、ストレス誘導複屈折によってこの水晶プレート内に生起されたリターデイション分布(図6b)を示す図。 マイクロリソグラフィ投影露光装置の概略図。
符号の説明
110、220、310、410、510 第1のコンポーネント、 120、210、320、420、520 第2のコンポーネント、 110a、220a 高さプロファイル、 410 平凸レンズ、 510 平凹レンズ、 130、310b 波面補償構造、 700 マイクロリソグラフィ投影露光装置、 701 照明系、 702 投影対物レンズ、 703 光源、 704、710、711、713 レンズ、 706 開口絞り、 708 マスク(またはレチクル)、 709 マスクホルダー、 714 感光性層、 715 ウェハ、 716 基板ホルダー、 717 液浸媒体または浸液、 707、712、513 偏光変調光学素子

Claims (19)

  1. 偏光変調光学素子の製造方法であって、
    当該素子は、当該素子を通過する光に対して、ストレス誘導複屈折により、偏光の直交状態間にリターデイション分布を生じさせ、
    当該方法は、第1のコンポーネント(110、220、310、410、510)と第2のコンポーネント(120、210、320、420、520)を結合するステップを含んでおり、
    所定の高さプロファイルが与えられている前記第1のコンポーネントの非平面表面を、前記第2のコンポーネントの平面表面と結合し、
    前記ストレス誘導複屈折を生起させる機械的ストレスを、上述のように変形された偏光変調光学素子内に生じさせる、
    ことを特徴とする、偏光変調光学素子の製造方法。
  2. 前記結合ステップの前に、
    ・所定のリターデイション分布を得るために前記高さプロファイルを計算するステップと、
    ・当該高さプロファイル(110a、220a)を前記第1のコンポーネント(110、220)上に形成するステップを含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記結合ステップを密着によって行う、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記第1のコンポーネントおよび第2のコンポーネントのうちの1つのコンポーネント(120、220、320、420、520)のみを、前記結合ステップの間に変形させる、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 前記機械的ストレスを、前記第1のコンポーネントおよび第2のコンポーネントのうちの1つのコンポーネント(120、220、320、420、520)のみにおいて生じさせる、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記第1のコンポーネントおよび第2のコンポーネントのうちの1つのコンポーネント(120、220、320、420、520)の平均厚さは、他方のコンポーネント(110、210、310、410、510)の平均厚さの少なくとも10倍、有利には少なくとも15倍、より有利には少なくとも20倍である、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記第1および第2のコンポーネントのうちの1つのコンポーネントは、平凸レンズ(410)または平凹レンズ(510)である、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記第1のコンポーネントおよび第2のコンポーネントのうちの1つのコンポーネント(120、320、420、520)は、前記結合ステップ前は、プレート、殊に平行平面プレートである、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 少なくとも1つの波面補償構造(130、310b)を形成するステップを含み、
    当該波面補償構造は、少なくとも部分的に、前記第1のコンポーネント(110、310)と前記第2のコンポーネント(120、320)の前記結合ステップの後に生じる、波面の変化を補償する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法を用いて製造された、偏光変調光学素子。
  11. 請求項10に記載された、少なくとも1つの偏光変調光学素子(707、712、513)を含む光学系、殊にマイクロリソグラフィ投影露光装置(700)の照明系(701)または投影対物レンズ(702)。
  12. 少なくとも1つの光学素子を含み、
    当該光学素子は偏光分布を乱し、
    当該偏光分布の乱れは少なくとも部分的に、前記偏光変調光学素子によって補償される、請求項11記載の光学系。
  13. 前記偏光変調光学素子(707、712、513)は、少なくとも前記光学系の瞳面近傍、または少なくともフィールド面近傍に配置されている、請求項11または12記載の光学系。
  14. 請求項10記載の、少なくとも2つの偏光変調光学素子(701、712、513)を含んでおり、
    前記偏光変調光学素子のうちの1つは、前記光学系の少なくとも瞳面近傍に配置されており、前記偏光変調光学素子のうちの他方は、前記光学系の少なくともフィールド面近傍に配置されている、請求項11から13までのいずれか1項記載の光学系。
  15. 光学系の製造方法であって、当該方法は以下のステップを有しており、すなわち:
    a)偏光光学測定データを形成するために、光学サブシステムの偏光光学測定を行うステップと;
    b)当該偏光光学測定データに基づいて、請求項1から9のいずれか1項に記載された方法を使用して偏光変調光学素子を製造するステップと;
    c)ステップa)で定められた前記サブシステム内の偏光分布の乱れが少なくとも部分的に前記偏光変調光学素子によって補償されるように、前記偏光変調光学素子を当該サブシステムのビーム路内に挿入するステップを有している、
    ことを特徴とする、光学系の製造方法。
  16. 前記偏光変調光学素子を製造するために前記ステップb)において結合される前記第1および第2のコンポーネントのうちの1つのコンポーネントは、前記光学サブシステムの平凸レンズまたは平凹レンズであり、当該光学サブシステムの前記偏光光学測定は前記ステップa)で行われる、請求項15記載の方法。
  17. マイクロリソグラフィ投影露光装置(700)であって、
    照明系(701)と投影対物レンズ(702)を含んでおり、
    前記照明系および/または前記投影対物レンズは請求項11から14までのいずれか1項記載の光学系である、
    ことを特徴とするマイクロリソグラフィ投影露光装置。
  18. マイクロ構造化されたコンポーネントをマイクロリソグラフィ技術によって製造する方法であって、
    当該方法は以下のステップを有しており、
    ・基板(715)を設けるステップを有しており、ここで当該基板の少なくとも一部に感光性材料のコーティング(714)を付与するステップと;
    ・イメージが形成されるべき構造を有するマスク(708)を設けるステップと;
    ・請求項17記載の投影露光装置(700)を設けるステップと;
    ・前記投影露光装置(700)を用いて、前記コーティングの領域上に、前記マスク(708)の少なくとも一部分を投影するステップを含むことを特徴とする、マイクロ構造化されたコンポーネントをマイクロリソグラフィ技術によって製造する方法。
  19. 請求項18記載の方法で製造されたマイクロ構造化されたコンポーネント。
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