JP2007314907A - コールドオフセット印刷用新聞用紙 - Google Patents
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Abstract
【解決方法】少なくとも原紙の一方の面に、バインダーとして澱粉を主成分とし、顔料として軽質炭酸カルシウムを全顔料に対して50質量%以上含有する表面処理剤を塗布量が片面当たり1.4g/m2以下となるよう塗布したオフセット印刷用新聞用紙において原紙中に、二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子と、前記ケイ素含有粒子100質量部に対して0.1〜40質量部の耐アルカリ性微粒子を含有し、細孔体積が3.0〜5.0mL/g、比表面積70〜250m2/gである多孔性填料をパルプ100質量部に対して0.5〜10.0質量部含有する。
【選択図】なし
Description
表面強度の弱い用紙を使用すると、紙表面に塗工された顔料分が溶出し、ブランケット上に顔料など(パイリング物)が堆積する現象(ブランケットパイリング)が起きる場合がある。また、パイリング物が多くなると、ブランケット上にインキがうまく転写されず、印刷部にカスレが発生する現象(印面カスレ)が生じるトラブルが起こる場合がある。
さらに、湿し水による湿潤が複数回必要となるカラー印刷の導入によって、表面強度に関する要求は厳しさを増している。
コールドオフセット印刷では、インキ中のビヒクル(樹脂分、溶剤)が用紙に浸透しにくい場合、すなわちインキセットが良好でない場合は、印刷機上でのインキが乾燥不十分となり、印刷後の用紙のインキが他の用紙に付着する現象(セットオフ)が生じる場合がある。
このオフセットを防ぐため、新聞インキは用紙に浸透しやすい設計とされている。そのため、新聞用紙では、印刷後の不透明度が出難く、表面の印刷が裏面から透けて見える現象(裏抜け)が生じる場合がある。
また、環境面でDIP(脱墨古紙パルプ)の高率配合化が重要視されているが、DIPはGP(砕木パルプ)やRGP(リファイナ砕木パルプ)、TMP(サーモメカニカルパルプ)等のメカニカルパルプに比べ、不透明度が出難い。そのため、DIPを高配合しても高い不透明度が得られる用紙の要求が強まっている。
紙の不透明度を高める観点からは、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、酸化チタンあるいはタルク等の無機顔料を抄紙時の填料として多量に使うことが行われている。しかし、これらの無機顔料は、コールドオフセット印刷時の湿し水によって容易に紙層内から浸み出し、パイリング物の主な成分の一つとなる。そのため、抄紙時に上記無機顔料を用いるには限界があった。
さらに、無定形シリカや無定形シリケート、ゼオライト等の多孔性填料を配合する方法もあるが(特許文献1)、多孔性填料は印刷時のインキ成分を吸収する能力が他の填料よりも優れているが、炭酸カルシウムやタルクに比べて紙の不透明度を高める能力が低い。また、粒度分布がブロードであるため、粗大粒子に起因する印刷時のパイリングや粉落ちといった問題と、微細粒子に起因する繊維間結合強度(内部結合強度)の低下といった問題が生じる。
そのため、紙の不透明度を高める方法として、二酸化チタンなどの高屈折率の填料を配合する方法や、二酸化チタンと炭酸カルシウムやホワイトカーボンなどとを複合化した複合粒子の添加も提案されている(特許文献2参照)。
粗大粒子を除去する方法としては、振動スクリーン等を用いた分級処理や、反応終了後のスラリーを湿式粉砕する方法が提案されている(特許文献3参照)。また、多孔性填料の製造工程中に徹底的に粉砕処理を施すことで、粗大粒子を減らし、平均粒子径を小さくしつつ、1μm以下の微細粒子を少なくする方法が開示されている(特許文献4参照)。
特許文献3に記載の湿式粉砕では、粉砕処理によって微細粒子が増加するため、得られた多孔性填料を紙に配合した場合に内部結合強度を確保できていない。特許文献4に記載の方法によれば、製造工程での粉砕処理により微細粒子量が増加したため、紙に配合した際の内部結合強度が低下し、さらに多孔性填料を含む液の粘度が増加するといった問題が発生している。
(1)少なくとも原紙の一方の面にバインダーと顔料を含有する表面処理剤を塗布して得られるコールドオフセット印刷用新聞用紙において、前記原紙は二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子と、前記ケイ素含有粒子100質量部に対して0.1〜40質量部の耐アルカリ性微粒子とを含有し、細孔体積が3.0〜5.0mL/g、比表面積70〜250m2/gである多孔性填料を、パルプ100質量部に対して0.5〜10.0質量部含有し、前記表面処理剤はバインダーとして澱粉を主成分とし、顔料として軽質炭酸カルシウムを全顔料に対して50質量%以上含有し、該表面処理剤の固形分塗布量が片面当たり1.4g/m2以下であるコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(4)前記表面処理剤がバインダーとしてラテックスを含有する(3)項記載のオフセット印刷用新聞用紙。
(5)前記バインダーの澱粉100質量部に対するラテックスの比率が70質量部である(4)記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(6)前記軽質炭酸カルシウムの形態が、立方体状である(1)記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(8)前記顔料が軽質炭酸カルシウムとカオリンを50:50〜90:10の割合で含有する(7のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
成分A:オレフィン系不飽和モノマーを共重合体の構成要素の一つとするサイズ剤
成分B:スチレン系不飽和モノマーを共重合体の構成要素の一つとするサイズ剤
。
粒度分布としては、標準偏差(σ)が0.350以下であることが好ましく、さらには0.300以下であることが好ましい。該粒度分布が良好な多孔性填料を添加することで内部強度低下および表面強度低下が小さく、さらにはカレンダで表面処理をする際に紙層が潰れにくく、粗大粒子に起因する紙表面の荒れが小さく、良好な平滑性を有する。ただし、紙中含有率0.5%未満では前述の効果は発揮せず、また10%を超える場合は紙の内部強度が低下し好ましくない。
なお、本発明における平均粒子径とは、SALD2000J((株)島津製作所製)を用いて、レーザー回折法により測定し、体積積算で50%となる値のことである。
細孔体積が3.0mL/g未満の場合は、吸油性が低下し紙に配合した際に高い印刷後不透明度が得られず、5.0mL/gを超えると凝集構造体の結合力が弱くなり、パルプスラリー調製時のせん断力およびプレス圧、キャレンダー処理圧力で潰れやすく、吸油性が不十分となる。
比表面積が50m2/g未満の場合は、粒度分布が悪くなり、微細粒子と粗大粒子が多くなり、内部強度および表面強度が低下する。250m2/gを超えると、凝集構造体の結合力が弱くなり、パルプスラリー調製時およびプレス圧、キャレンダー処理圧力で潰れやすく、紙に内添した際の吸油量が不十分となるほか、填料の透明性が向上し、紙に抄き込んだ場合、不透明度が低下する。
ここで、比表面積は、ポアサイザ9230((株)島津製作所製)を用いて、細孔形状が幾何学的な円筒であると仮定した全細孔の表面積で、測定範囲内における圧力と圧入された水銀量の関係から求めた値である。また細孔径も、ポアサイザ9230((株)島津製作所製)を用いて、積分比表面積曲線から得られるメジアン細孔直径のことである。
ここで、ケイ酸アルカリ水溶液としては特に制限されないが、ケイ酸ナトリウム水溶液またはケイ酸カリウム水溶液が好ましい。ケイ酸アルカリ水溶液の濃度は、多孔性填料が効率的に製造できることから、3〜15%であることが好ましく、ケイ酸アルカリ水溶液がケイ酸ナトリウム水溶液の場合には、SiO2/Na2Oモル比が2.0〜3.4であることが好ましい。
また、耐アルカリ性微小粒子は、鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液の添加前に全部を一括してケイ酸アルカリ水溶液中に添加してもよいし、複数に分けて添加してもよい。
一方、析出時の周速が15m/秒を超える場合には、剪断力が大きくなりすぎて、多孔性填料の粒子径が小さくなり、紙に配合した際に内部結合強度が低くなることがある上に、負荷電力の増加、設備費の高額化を招く。攪拌装置としては、アジテータ、ホモミキサ、パイプラインミキサなどの装置が好ましい。なお、ボールミルやサンドグラインダ等の粉砕機を用いることも可能ではあるが、微細粒子の増加やスラリーの増粘といった問題が生じる傾向があるため好ましくない。
鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液を2段以上で添加する場合には、特に良好な粒度分布になることから、1段目のケイ酸アルカリ水溶液の温度を20〜70℃にし、2段目以降では70℃以上にすることが好ましい。また、1段目では、鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液の添加量を理論必要中和量の10〜50%の範囲にすることが好ましい。
鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液の添加が終了した後には、必要に応じて、添加時の温度を維持したまま攪拌する熟成工程を有してもよい。
なお、紙面pHは紙面測定用pH計(型式MPC、共立理化学研究所製)などで測定することが出来る。すなわち、前記紙面測定用pH計に付属の、pH測定範囲が4.6〜6.8であるBCP溶液での発色、またはpH測定範囲が6.0〜8.0であるBTB溶液での発色を、標準板と対比させて紙面pHを測定する。
本発明で使用される軽質炭酸カルシウムとしては、その平均粒子径がレーザー回折式粒度分布測定装置(「SALD−2000L」:島津製作所)で測定した値で0.2〜5.0μmのものが好ましい。
平均粒径が0.2μm未満では、粒子径が可視光の波長以下となるため、光散乱が著しく低下し、不透明度が出難い傾向にある。一方、平均粒子径が5.0μmを超えると、粒子数の減少に伴う印刷インキの吸着性の低下や、ブランケットパイリングを生じやすくなる傾向がある。
軽質炭酸カルシウム以外の副顔料成分としては、カオリンクレー、重質炭酸カルシウム、タルク、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、サチンホワイト等の顔料類が50質量%未満配合されるが、軽質炭酸カルシウムの割合が表面処理剤の全顔料分に対して50質量%以上になるように、副顔料成分を配合すべきである。
カオリンの不透明度向上効果は炭酸カルシウムに比べると劣るがサチンや水和珪酸、有機顔料にくらべて接着剤の吸収が少ない上、表面平滑性への効果が大きいことから両者を併用することにより、少ない塗工量で表面性と不透明度のバランスをとることが可能となった。炭酸カルシウムとカオリンは50:50〜90:10の割合で含有することが好ましい、カオリンの割合を50より増やすと不透明度が低下するため好ましくない、また10未満では動摩擦係数低下に寄与できないため好ましくない。カオリンに限定はないが不透明度向上効果が高いもの、白色度が高いものが好ましい。
消泡剤類、スライムコントロール剤類、染料類などを適宜配合しても差し支えない。
オレフィン系不飽和モノマーで構成されているものである。
かかるオレフィン系不飽和モノマーとしては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、イソオクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等の炭素数2〜20程度の直鎖、環状または分岐状のオレフィン系不飽和モノマーが挙げられる。
上記オレフィン系サイズ剤のうちでも、疎水性不飽和モノマーに占めるオレフィン系不飽和モノマーの割合が90〜100モル%の範囲にある表面サイズ剤は、澱粉分子間の結合を阻害する程度が極めて低く、澱粉フィルムの耐水性をほとんど低下させず、ネッパリ現象を生じないため好適である。
係るスチレン系不飽和モノマーとしては、例えば、スチレンや、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエンなどのアルキル基置換スチレン、モノクロロスチレン、モノブロモスチレンなどのハロゲン置換スチレン、さらにはシアノスチレン等が挙げられる。
上記スチレン系サイズ剤のうちでも、疎水性不飽和モノマーに占めるスチレン系不飽和モノマーの割合は特に限定されないが、50〜100モル%、好ましくは80〜100モル%の範囲にある表面サイズ剤は、表面接触角を向上する効果が高く、オフセット印刷におけるインキ着肉性が良好であるため好ましい。
本発明で使用するサイズ剤において、疎水性不飽和モノマーとカルボキシル基含有不飽和モノマーとのモル比については特に限定されないが、疎水性不飽和モノマー1モルに対して0.5〜3モル、好ましくは0.5〜2モルの範囲でカルボキシル基含有不飽和モノマーを共重合するのが望ましい。ちなみに、カルボキシル基含有不飽和モノマーの割合が0.5モル未満では、疎水性不飽和モノマーの割合が高くなりすぎてネッパリ現象を招き、逆に、カルボキシル基含有不飽和モノマーの割合が3モルを超えると充分なサイズ効果が得られず、水切れ断紙等の発生により、印刷作業性が悪化する。
なお、本発明の表面サイズ剤では、上記疎水性不飽和モノマーとカルボキシル基含有不飽和モノマーの他に、ジメチルアミノメタクリレート等の第三モノマー成分を少量含んでいても良い。
かかる共重合体は、上記モノマー成分と重合開始剤、必要に応じて連鎖移動剤等を混合し、常法に従って溶液重合または乳化重合される。溶液重合の溶媒としては、エチルアルコールやプロピルアルコール等のアルコール類、ベンゼン等の芳香族炭化水素類、アセトン等の低級ケトン類、酢酸エチル等が単独または混合して使用される。また、水溶性溶剤であれば、水と混合して使用することも出来る。
重合反応終了後、常法に従って有機溶媒を除去し、アンモニア水溶液や水酸化ナトリウム水溶液等を添加して水溶性共重合のサイズ剤が製造される。
本発明で使用する表面サイズ剤としては、スチレン系表面サイズ剤に比べてオレフィン系表面サイズ剤は、ネッパリとサイズ性のバランスが良好なため好ましく用いられるが、オレフィン系表面サイズ剤のうちでも、特に、疎水性不飽和モノマーに占めるオレフィン系不飽和モノマーの割合が90〜100モル%の範囲にあって、重量平均分子量が5000〜7000の範囲にあるサイズ剤は、最もネッパリ抑制効果が高く、かつ高いサイズ効果も得られるため、最適である。
後述のようにして得た実施例1〜7および比較例1〜4となるコールドオフセット印刷用新聞用紙について、下記の物性を測定し、その結果を表1に示した。
平均粒子径はSALD2000J((株)島津製作所製)を用いて、レーザー回折法により測定し、体積積算で50%となる値のことである。
多孔性填料の粒度分布としては、標準偏差(σ)の値で示した。
ポアサイザ9230((株)島津製作所製)を用いて測定した。
蛍光X線分析装置(スペクトリス社製PW2404)を用いて測定した値である。
本発明におけるコールドオフセット印刷新聞用紙の白色度は、分光白色度測色計(スガ試験機社製)を使用してISO 3688に記載の方法で測定した。
JIS P 8147に準拠した。
表裏−縦縦での測定で、引張速度は200mm/minで測定。
JAPAN TAPPI No.45に準拠した。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について、オフセット印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を使用して用紙ワイヤー側のカラー4色刷り片面印刷を行い、5000部印刷を行った後、1胴目のブランケット非画線部の堆積物をPET透明テープで採取し、画像解析装置(DA−6000、王子計測機器製)にて堆積物面積率を測定した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:面積率が0.5%以下であり、紙粉の堆積度合いが明確に低い
4:面積率が0.5〜1.0%であり、紙粉の堆積度合いがやや低い
3:面積率が1.0〜3.0%であり、紙粉の堆積度合いは実用上問題ないレベル
2:面積率が3.0〜5.0%であり、紙粉の堆積度合いがやや高い
1:面積率が5.0%以上であり、紙粉の堆積度合いが明確に高い
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得た、コールドオフセット用新聞印刷用紙を短冊状に切り、サンプル台紙(OK特アートポスト 256g/m2)に横並びに貼り付けたものを作成する。インキ練り用のゴムロールを4胴目にセットしたRI印刷試験機(石川島産業機械製)にて該当する金属ロールとの間でオフセット輪転機用新聞印刷インキ(NEWS WEBMASTER/プロセス墨G2:サカタインクス株式会社製)を0.5cc練った後、インキ練り用のゴムロールを2胴目に移動し、新たに4胴目に比較的平滑性の高いインキ転写用片面塗工紙を巻いたゴムロールを装着し、2胴目で印刷を行う。4胴目のロールにタッチした時点で一旦回転を止め、そこから一定時間毎に2cmずつ4胴目のロールにインキを転写し、その転写濃度変化を目視評価した。評価は5段階で行った。なお、下記において基準品とは比較例1で得られたコールドオフセット用印刷用紙である。
〈評価基準〉
5:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度が明確に低い
4:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度がやや低い
3:基準品と同等のインキ濃度。
2:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度がやや高い
1:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度が明確に高い
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について、非画線部のみのアルミ版とブランケット(DAYインターナショナル製DAYブランケット8891)をセットしたオフセット印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を用いて、インキをのせずに1〜4胴すべてで水刷りを行い、200部印刷を行った後、水供給を停止し、新聞用紙のブランケットへの貼りつき度合いを目視にて判定した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:繊維の取られが全く発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生。
3:繊維の取られは発生するが、実用上問題のないレベル。
2:一部で紙層破壊発生。
1:全面で紙層破壊発生。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
水道水746gに5%硫酸ナトリウム水溶液を238gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)86gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸188gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、19.4μm、標準偏差は0.222であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。得られた多孔性填料中の細孔体積は4.9cc/g、比表面積は240m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し3.4部であった。
水道水263gに5%硫酸ナトリウム水溶液を754gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸200gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、21.1μm、標準偏差は0.288であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。得られた多孔性填料中の細孔体積は3.8cc/g、比表面積は96(m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し3.2部であった。
水道水831gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度90℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で、このままの温度で硫酸200gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、23.0μm、標準偏差は0.388であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。得られた多孔性填料中の細孔体積は2.8cc/g、比表面積は62m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し3.2部であった。
針葉樹クラフトパルプ10部、サーモメカニカルパルプ40部、脱墨古紙パルプ50部の割合で混合して離解し、レファイナーでフリーネス120mlC.S.F.(カナダ標準フリーネス)に調製したパルプスラリーに、対絶乾パルプ当りカチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co., Ltd.製)を0.5%、前記多孔性填料Aを紙中多孔性填料含有量が3%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪42.0g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙原紙を得た。
これを上記新聞用紙原紙の両面に、顔料として軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)を固形分として100部、接着剤として糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を固形分として50部、表面サイズ剤としてオレフィン系表面サイズ剤(商品名:OT25、荒川化学工業株式会社製)を固形分として5部を加え、固形分濃度20%の塗料を調製し、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.78g/m2となるように塗布、乾燥して実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例1で、顔料として軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)を固形分として80部、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社性)20部、接着剤として糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を固形分として40部、スチレンブタジエンラテックス(商品名:T2635R、JSR株式会社製)を固形分として10部、表面サイズ剤を使用せず、片面当たりの塗工量を0.75g/m2とした以外は、実施例1と同様にして実量43.5g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例2で、軽質炭酸カルシウムとカオリンの配合比率を60:40にした以外は実施例2と同様にしてコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例2で、顔料に下記のようにして作製した軽質炭酸カルシウム(A)を固形分として80部、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社性)20部を使用した以外は実施例2と同様にしてコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(軽質炭酸カルシウム(A)の作製)
水酸化カルシウムと炭酸ガスとの炭酸化反応を利用して軽質炭酸カルシウムを合成し、固形分濃度25%、平均粒子径4.7μmの軽質炭酸カルシウム凝集体スラリーを得た。この軽質炭酸カルシウム凝集体の一次粒子は、長軸約1.5μmのカルサイト系紡錘状軽質炭酸カルシウムであり、二次粒子を形成して平均粒子径が4.7μmとなっていた。この炭酸カルシウムスラリーに分散剤(商品名;アロンT50、東亞合成株式会社製)を0.8部添加後、横型サンドグラインダー(商品名;UVM−60、アイメックス株式会社製)を用いて、処理流量9L/minで粉砕処理して軽質炭酸カルシウムスラリーを得た。この粉砕品を10分間の超音波処理後に測定した平均粒子径は0.68μmであった。
実施例1で、填料として前記多孔性填料Aに替えて、前記多孔性填料Bを使用した以外は、実施例1と同様にしてコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例1で、前記多孔性填料Bを紙中多孔性填料含有量が1%となるように添加した以外は、実施例1と同様にしてコールドオフセット印刷用紙を得た。
実施例2で、前記多孔性填料Bを紙中多孔性填料含有量が8%となるように添加し、接着剤として糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を固形分として60部、スチレンブタジエンラテックス(商品名:T2635R、JSR株式会社製)を固形分として10部とし、片面当たりの塗工量を0.85g/m2とした以外は実施例2と同様にして実量43.7g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
針葉樹クラフトパルプ10部、サーモメカニカルパルプ40部、脱墨古紙パルプ50部の割合で混合して離解し、レファイナーでフリーネス120mlC.S.F.(カナダ標準フリーネス)に調製したパルプスラリーに、対絶乾パルプ当りカチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co., Ltd.製)を0.5%、前記多孔性填料Aを紙中多孔性填料含有量が3%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪42.0g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙原紙を得た。
上記コールドオフセット印刷用新聞用紙原紙の両面に、顔料として軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)を固形分として40部、カオリン(商品名:未ラグロスJ、シール株式会社性)60部、接着剤として糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を固形分として40部、スチレンブタジエンラテックス(商品名:T2635R、JSR株式会社製)を固形分として10部とし、表面サイズ剤を使用せず、固形分濃度20%の塗料を調製し、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.75g/m2となるように塗布、乾燥して実量43.5g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例1で、原紙坪量を43.0g/m2とし、顔料は使用せず、糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)の固形分として100部、表面サイズ剤としてオレフィン系表面サイズ剤(商品名:OT25、荒川化学工業株式会社製)を固形分として5部を加え、固形分濃度10%の塗料を調製し、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.3g/m2となるように塗布した以外は比較例1と同様にして実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例1で、填料として前記多孔性填料Aに替え、前記多孔性填料Cを使用し、顔料として軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)を固形分として100部、接着剤として糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を固形分として50部、表面サイズ剤としてオレフィン系表面サイズ剤(商品名:OT25、荒川化学工業株式会社製)を固形分として5部を加え、片面当たりの塗工量を0.78g/m2とした以外は、比較例1と同様にして実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例1で、原紙坪量を37.0g/m2とし、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり3.30g/m2となるように塗布した以外は比較例1と同様にして実量43.6g/m2のコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
Claims (6)
- 少なくとも原紙の一方の面にバインダーと顔料を含有する表面処理剤を塗布して得られるコールドオフセット印刷用新聞用紙において、前記原紙は二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子と、前記ケイ素含有粒子100質量%に対して0.1〜40質量%の耐アルカリ性微粒子とを含有し、細孔体積が3.0〜5.0mL/g、比表面積70〜250m2/gである多孔性填料を、パルプ100質量%に対して0.5〜10.0質量%含有し、前記表面処理剤はバインダーとして澱粉を主成分とし、顔料として軽質炭酸カルシウムを全顔料に対して50質量%以上含有し、該表面処理剤の固形分塗布量が片面当たり1.4g/m2以下であることを特徴とするコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記多孔性填料の平均粒径が10〜40μmであることを特徴とする請求項1に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記表面処理剤の顔料100質量部に対するバインダー比率が30質量部以上70質量部未満であることを特徴とする請求項1記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記軽質炭酸カルシウムの形態が、立方体状であることを特徴とする請求項1記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記顔料がカオリンを含有することを特徴とする請求項1記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記顔料が炭酸カルシウムとカオリンを50:50〜90:10の割合で含有することを特徴とする請求項5記載のコールドオフセット用新聞印刷用紙。
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