JP2007313447A - 除菌海水の調製方法および調製装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】殺菌能を有する電解生成水または清澄な海水の一方を調製タンク内に設定された容量だけ導入し、他方を調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらを均一に混合することにより、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する場合、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水を的確に調製する。
【解決手段】本発明に係る調製方法は、調製タンク内からの除菌海水の供給を停止された後に行われるものであって、調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク内に殺菌能を有する電解生成水および清澄な海水を導入して、同調製タンク内にて均一に混合して除菌海水を調製する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る調製方法は、調製タンク内からの除菌海水の供給を停止された後に行われるものであって、調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク内に殺菌能を有する電解生成水および清澄な海水を導入して、同調製タンク内にて均一に混合して除菌海水を調製する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、除菌海水の調製方法および調製装置に関する。
本発明における除菌海水とは、清澄な海水を被電解水とする無隔膜電解または有隔膜電解にて生成された殺菌能を有する電解生成水を清澄な海水で希釈して調製された水、および、希薄塩水を被電解水とする無隔膜電解または有隔膜電解にて生成された殺菌能を有する電解生成水を清澄な海水で希釈して調製された海水をいい、また、これらの各希釈電解生成水が含有する有効塩素成分を中和(殺菌能の中和)して、無菌状態または無菌に近い状態に調製された海水をいう。当該除菌海水は、海洋生物の飼育用水や養殖用水、生鮮魚介類の殺菌洗浄用水、生鮮魚介類の運搬時の鮮度保持用水、生鮮魚介類を扱う場所に設置されている設備や機械器具の洗浄用水等、種々の用途に使用される。
当該除菌海水をこれらの用途に使用する場合には、当該除菌海水の主要成分である電解生成水に含まれる殺菌能を有する有効塩素成分が、飼育や養殖を対象とする海洋生物に影響を及ぼさない程度の濃度になるように調製する必要があり、調製手段として、殺菌能を有する電解生成水を清澄な海水で希釈する手段が採られる。また、清澄な海水で希釈された希釈電解生成水は、用途によっては、さらに有効塩素成分を中和して無菌状態または無菌に近い状態に調製される。
当該除菌海水を構成する電解生成水は、被電解水の電解時に生成される有効塩素成分に起因する殺菌作用(殺菌能)を有するもので、当該電解生成水を希釈する場合、希釈用水である清澄な海水中の雑菌等が殺菌されて無菌状態となる。これにより、当該除菌海水の海洋生物や生鮮魚介類に対する悪影響は解消され、当該除菌海水は、海洋生物の飼育用水や養殖用水、生鮮魚介類の殺菌洗浄用水、生鮮魚介類の運搬時の鮮度保持用水、生鮮魚介類を扱う場所に設置されている設備や機械器具の洗浄用水等、種々の用途に使用される。
殺菌能を有する電解生成水を水または海水で希釈して調製された希釈電解生成水を、活魚介類の洗浄殺菌に使用することはすでに提案されている(特許文献1を参照)。また、殺菌能を有する電解生成水を清澄な水で希釈することにより、所定のpHに調整した殺菌用水を生成する方法についてもすでに提案されている(特許文献2を参照)。
しかして、殺菌能を有する電解生成水を希釈用水で希釈する手段としては、電解生成水を混合タンク内に導入して収容し、電解生成水が収容されている混合タンク内に希釈用水を導入して混合する手段が採られるのが一般である。消費者は、このように調製された混合タンク内の除菌海水を、混合タンク内から所望量だけ導出して供給を受ける。
特開2003−259755号公報
特開平8−318273号公報
ところで、除菌海水を調製する混合タンクを本発明では調製タンクと称しているが、除菌海水を調製タンク内で調製するには、調製タンク内に、殺菌能を有する電解生成水または清澄な海水を設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水または殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を調製タンク内にて均一に混合する方法を採るのが有利である。本発明の目的は、調製タンク内からの除菌海水の供給停止後に当該調製方法を採る場合、除菌海水中の有効塩素成分を、設定された範囲の濃度に確実に調製し得るようにすることにある。
本発明は、除菌海水の調製方法および調製装置に関する。本発明に係る除菌海水の調製方法の第1の調製方法は、殺菌能を有する電解生成水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を前記調製タンク内にて均一に混合することにより、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する除菌海水の調製方法であり、当該調製方法は前記調製タンク内からの除菌海水の供給を停止された後に行われるものであって、前記調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク内に殺菌能を有する電解生成水および清澄な海水を導入して、同調製タンク内にて均一に混合することを特徴とするものである。
本発明に係る除菌海水の調製方法の第2の調製方法は、清澄な海水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に液面が設定されているレベルになるまで導入し、これらの海水および電解生成を前記調製タンク内にて均一に混合して、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する除菌海水の調製方法であり、当該調製方法は前記調製タンク内からの除菌海水の供給を停止された後に行われるものであって、前記調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク内に清澄な海水および殺菌能を有する電解生成水を導入して、これらの海水および電解生成水を同調製タンク内にて均一に混合することを特徴とするものである。
本発明に係る各除菌海水の調製方法においては、前記調製タンク内にて調製された除菌海水の同調製タンク内からの供給の停止は、消費者が必要量の除菌海水の供給を受けた時点で行われ、または、供給される除菌海水が有する有効塩素成分が設定された濃度範囲を外れている場合に行われるものである。
本発明に係る除菌海水の調製装置は、殺菌能を有する電解生成水または清澄な海水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水または殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を前記調製タンク内にて均一に混合することにより、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する調製装置であって、本発明に係る各除菌海水の調製方法を実施するための調製装置である。
しかして、本発明に係る除菌海水の調製装置は、調製タンク、電解水生成装置で生成された殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に導入する電解生成水導入手段、清澄な海水を前記調製タンク内に導入する海水導入手段、前記調製タンク内に導入された殺菌能を有する電解生成水および清澄な海水を混合して除菌海水を調製する除菌海水調製手段、前記調製タンク内で調製された除菌海水を外部に導出して消費者に供給する除菌海水供給手段、および、前記調製タンク内の除菌海水を全て排出する機能を有する除菌海水排出手段を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係る除菌海水の調製装置においては、前記調製タンク内から外部へ導出される除菌海水中の有効塩素成分の濃度を検出する濃度検出手段と、同濃度検出手段から出力される検出信号に基づき除菌海水の有効塩素成分濃度を表示する濃度表示手段を備える構成とすることができ、また、前記調製タンク内から外部へ導出される除菌海水中の有効塩素成分の濃度を検出する濃度検出手段と、同濃度検出手段から出力される検出信号に基づき除菌海水の有効塩素成分が設定された濃度範囲を外れているものと判定したとき、前記調製タンク内からの除菌海水の供給を停止しかつ同調製タンク内の除菌海水の排出を行うべく機能する制御手段を備える構成とすることができる。
本発明が意図している除菌海水を調製するには、調製タンク内に、殺菌能を有する電解生成水または清澄な海水を設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水または殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を調製タンク内にて均一に混合する方法を採るのが有利である。当該調製方法による除菌海水の調製終了した時点では、調製タンク内には、設定された所定容量の除菌海水が貯留され、消費者は、当該調製タンク内の除菌海水を、必要量だけ順次導出して供給を受けることができる。この場合、調製タンク内の除菌海水は、完全に導出し尽くされることはほとんどなく、当該除菌海水の調製方法を実施する際には、調製タンク内には、多少の容量に差はあるものの、除菌海水が常に残留するのが実状である。
このような状態にある調製タンクを使用して、当該調製方法を実施する場合には、調製タンク内には、殺菌能を有する電解生成水または清澄な海水は設定された容量だけ導入されるとともに、清澄な海水または殺菌能を有する電解生成水を調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入されることになって、後者である清澄な海水または殺菌能を有する電解生成水の導入される容量は、調製タンク内に残留している除菌海水の容量分だけ少ないことになる。後者の導入液が清澄な海水である場合には、希釈用の海水の容量が少ないことになって、殺菌能を有する有効塩素成分の濃度が設定された範囲よりも高い濃度の除菌海水が調製されることになり、また、後者の導入液が殺菌能を有する電解生成水である場合には、希釈されるべき電解生成水の容量が少ないことになって、殺菌能を有する有効塩素成分の濃度が設定された範囲よりも低い濃度の除菌海水が調製されることになる。換言すれば、これらの何れの場合であっても、殺菌能を有する有効塩素成分の濃度が設定された濃度範囲を外れた除菌海水が調製されることになる。
本発明に係る除菌海水の調製方法は、これらの問題を解消すべく意図しているもので、当該除菌海水の調製方法を実施する際に、調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を調製タンク内から全て排出し、その後に当該調製方法を実施するものである。かかる調製方法を採ることにより、調製タンク内に導出し尽くされずに残留する除菌海水に起因する上記した問題は完全に解消されて、調製タンク内には、殺菌能を有する有効塩素成分の濃度が設定された濃度範囲内の除菌海水が確実に調製されることになる。予め、調製タンク内に調製されている除菌海水が、殺菌能を有する有効塩素成分の濃度が設定された濃度範囲を外れている場合には、これを検出して、調製タンク内の除菌海水の導出(供給)を停止して、本発明に係る調製方法を実施することによっても、同様の作用効果を奏することができる。
本発明に係る除菌海水の調製装置は、本発明に係る除菌海水の調製方法を実施することができるものであり、当該調製装置では、調製タンク内に残留する除菌海水を全て排出すべく機能する除菌海水排出手段を備えていることから、除菌海水排出手段をタイミングよく使用することによって、本発明に係る除菌海水の調製方法を実施することができる。
本発明は、除菌海水の調製方法および調製装置である。図1には、本発明に係る除菌海水の調製方法を実施するための調製装置の一実施形態を示している。当該調製装置は、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製するものである。当該調製装置は、清澄な海水を被電解水として殺菌能を有する電解生成水を生成する電解槽10a、電解槽10aにて生成された電解生成水を導入される一対の調製タンク10b,10c、電解槽10aに被電解水を供給する被電解水供給手段20a、電解槽10aにて生成された電解生成水を各調製タンク10b,10c内に選択的に導入する電解生成水導入手段20b、清澄な海水を希釈用水として各調製タンク10b,10c内に選択的に導入する希釈用水導入手段20c、各調製タンク10b,10c内に導入された電解生成水と希釈用水を混合して所定の殺菌能を有する除菌海水を調製する調製手段20d、各調製タンク10b,10c内の殺菌能を有する除菌海水を選択的に導出する導出手段20e、および、各調製タンク10b,10c内に残留する除菌海水を排出する除菌海水排出手段20fを備えるとともに、当該調製装置における調製タンク10b,10c内での除菌海水の調製、調製タンク10b,10c内からの除菌海水の導出等を電気的に制御する図示しない制御装置を備えている。
電解槽10aは無隔膜式の電解槽であって、当該電解槽10aには、被電解水である清澄な海水が被電解水供給手段20aを介して供給される。被電解水供給手段20aは、清澄な海水を導入される原水導入管路21に接続された供給管路22aと、供給管路22aの途中に介装されているフィルター22bとからなる。濾過装置を通って清澄化された海水(清澄な海水)は、導入管路21から供給管路22aを通り、フィルター22bを透過して、電解槽10aの電解室に連続して供給される。電解室に連続して供給される被電解水である海水は、電解室にて無隔膜電解されて、有効塩素成分を含む殺菌能を有する電解生成水に生成され、生成された殺菌能を有する電解生成水は、電解生成水導入手段20bを介して、各調製タンク10b,10c内に選択的に導入される。
電解生成水導入手段20bは、電解槽10aと第1調製タンク10bとに接続する第1導入管路23aと、第1導入管路23aと第2調製タンク10cを接続する第2導入管路23bと、これら両導入管路23a,23bの接続部位に介装されている電磁切替弁23cとからなる。電解槽10aの電解室にて生成された殺菌能を有する電解生成水は、第1導入管路23aを通って第1調製タンク10b内に導入され、かつ、第2導入管路23bを通って第2調製タンク10c内に導入されるが、当該電解生成水の各調製タンク10b,10c内への導入の選択は、電磁切替弁23cを切替動作させることにより行われる。各調製タンク10b,10c内に導入される電解生成水は、殺菌能を有する有効塩素成分を高濃度に一定量含有する、有効塩素濃度が所定の高濃度の電解生成水である。
各調製タンク10a,10b内には、高濃度の有効塩素濃度の電解生成水に加えて、清澄な海水が希釈用水として導入される。希釈用水の各調製タンク10a,10b内への導入は、希釈用水導入手段20cを介して行われる。希釈用水導入手段20cは、原水導入管路21と第1調製タンク10bとに接続する第1導入管路24aと、原水導入管路21と第2調製タンク10cとに接続する第2導入管路24bと、原水導入管路21と各導入管路24a,24bの接続部位に介装されている一対の電磁切替弁24c,24dとからなる。希釈用水は、第1導入管路24aを通って第1調製タンク10b内に導入され、かつ、第2導入管路24bを通って第2調製タンク10c内に導入されるが、当該希釈用水の各調製タンク10a,10b内への導入の選択は、電磁切替弁24c,24dを切替動作することにより行われる。
各調製タンク10b,10c内に導入された殺菌能を有する電解生成水と希釈用水は、各調製タンク10b,10cに装備された調製手段20dにて均一に混合されて、有効塩素成分が所定濃度に希釈された有効塩素濃度が所定の低濃度の希釈電解生成水、換言すれば、有効塩素濃度が所定の低濃度の除菌海水に調製される。調製手段20dは、各調製タンク10b,10cに設けた循環管路25aと、循環管路25aの途中に介装れている循環ポンプ25bとからなる。各調製タンク10b,10c内の電解生成水と希釈用水は、循環ポンプ25bの駆動によって、各調製タンク10b,10c内および各循環管路25aを通って循環する。これにより、各調製タンク10b,10c内では、有効塩素濃度が所定の低濃度の希釈電解生成水が調製される。各調製タンク10b,10c内で調製された、有効塩素濃度が所定の低濃度の希釈電解生成水は、殺菌能を有する除菌海水として、導出手段20eを介して、各調製タンク10b,10cから選択的に導出される。
導出手段20eは、各調製タンク10b,10cに一対の分岐管路部26a1,26a2を介して接続する導出管路26aと、分岐管路部26a1,26a2の分岐部位に介装されている電磁切替弁26bと、各分岐管路部26a1,26a2の途中に介装されている一対の導出ポンプ26c,26dとからなる。当該導出手段20eにおいては、電磁切替弁26bの切替動作に連動して、各導出ポンプ26c,26dが選択的に駆動して、各調製タンク10b,10c内の殺菌能を有する除菌海水が選択的に導出させる。導出された当該除菌海水は、例えば、海洋生物の飼育用水槽に供給される。
各調製タンク10b,10cは、内部に残留する除菌海水を全て排出すべく機能する除菌海水排出手段20fをそれぞれ備えているとともに、導出手段20eを構成する導出管路26aの途中には濃度センサ28が介装されている。除菌海水排出手段20fは、調製タンク10b,10cのタンク本体の底部に連結された排出管路27aと、排出管路27aの途中に介装された電磁開閉弁27bにて構成されていて、電磁開閉弁27bが開成された場合には、調製タンク10b、10c内の除菌海水が全て、排出管路27aを通して外部に排出されるようになっている。なお、当該除菌海水排出手段20fにおいては、電磁開閉弁27bに替えて、排水ポンプを採用することもできる。
導出手段20eを構成する導出管路26aの途中に介装されている濃度センサ28は、導出管路26aを流動する除菌海水中の有効塩素濃度を検出するもので、検出された有効塩素濃度は、図示しない制御装置に検出信号として出力される。当該制御装置は、濃度センサ28からの検出信号に基づいて算出される有効塩素濃度の値を、図示しないディスプレーに表示するとともに、供給される除菌海水中の有効塩素濃度が、設定されている濃度範囲を外れているものと判定した場合には、除菌海水の供給側の導出ポンプ26c,26dの駆動を停止して、除菌海水の導出を停止するとともに、除菌海水の供給側の調製タンク10b,10cに配設されている除菌海水排出手段20fの電磁開閉弁27bを開成して、当該調製タンク10b,10c内の除菌海水を全て排出する。
図2には、当該調製装置を構成する各調製タンク10b,10cの一例を詳細に示している。各調製タンク10b,10cは、互いに同一の構成のものであることから、説明の便宜上、図2には、調製タンク10b,10cを符号Tとして表示している。
調製タンクTは、タンク本体11を主体とするもので、タンク本体11の上方壁部に、電解生成水導入手段20bを構成する第1導入管路23aまたは第2導入管路23bと、希釈用水導入手段20cを構成する第1導入管路24aまたは第2導入管路24bが接続されている。また、タンク本体11の上方壁部と側壁部の底部近傍には、調製手段20dを構成する循環管路25aが接続され、タンク本体11の側壁部の底部近傍には、導出手段20eを構成する導出管路26aのいずれかの分岐管路部26a1,26a2が接続されている。また、当該調製タンクTには、その下方および上方に、2個のフロートスイッチ12a,12bが配設されている。
当該調製装置は、図示しない制御装置を備えている。制御装置は、当該調製装置を構成する電解槽10aの電解運転を制御し、各調製タンク10b,10c内での除菌海水の調製を制御し、各調製タンク10b,10cからの除菌海水の導出を制御し、かつ、各調製タンク10b,10c内に残留する除菌海水の排出を制御する。制御装置は、消費者からの除菌海水の採取信号に基づいて、例えば、第1調製タンク10b内の除菌海水を導出すべく、電磁切替弁26bを切替動作するとともに、導出ポンプ26cを駆動する。これにより、第1調製タンク10b内の除菌海水は、分岐管路部26a1から導出管路26の本管路部を経て導出されて、例えば、飼育用水槽に供給される。第1調製タンク10b内からの除菌海水の導出は、除菌海水の採取信号が解消される時点まで継続され、制御装置は、除菌海水の採取信号が解消された場合には、導出ポンプ26cの駆動を停止する。これにより、第1調製タンク10b内の除菌海水の導出が停止されて、除菌海水の飼育用水槽への供給が停止される。
第1調製タンク10b内の除菌海水の導出の停止は、消費者が除菌海水の採取中に、第1調製タンク10b内の除菌海水が設定された容量だけ消費された場合にも行われる。この場合には、制御装置は、導出ポンプ26cの駆動を停止し、電磁切替弁26bを切替動作するとともに導出ポンプ26dを駆動する。これにより、除菌海水の導出は第1調製タンク10bから第2調製タンク10c側に切替えられて、第2調製タンク10c内の除菌海水が分岐管路部26a2から導出管路26の本管路部を経て導出されて、除菌海水は飼育用水槽へは継続して供給される。第2調製タンク10b内からの除菌海水の導出は、除菌海水の採取信号が解消された時点まで継続され、制御装置は、除菌海水の採取信号が解消された場合には、導出ポンプ26dの駆動を停止する。これにより、第2調製タンク10c内の除菌海水の導出が停止されて、除菌海水の飼育用水槽への供給が停止される。
本発明に係る調製方法は、除菌海水の導出が、第1調製タンク10bから第2調製タンク10cに切替えられた時点で、第1調製タンク10bにて実施される。但し、当該調製方法を実施するに際しては、第1調製タンク10b内に残留している除菌海水を全て排出して、除菌海水を全て排出された第1調製タンク10b内で実施される。
第1調製タンク10b内の除菌海水が所定量消費(導出)された場合には、第1調製タンク10b内の除菌海水の水面が設定された最低位置に低下し、タンク本体11内の下側フロートスイッチ12aはOFF動作する。制御装置は、下側フロートスイッチ12aのOFF動作に基づいて、第1調製タンク10b内の除菌海水の水面が設定された最低位置に達したことを検知して、除菌海水の導出を第1調製タンク10bから第2調製タンク10cへ切替える。このため、第1調製タンク10内には、下側フロートスイッチ12aの配設部位に相当する部位を液面とする容量の除菌海水が残留することになり、残留する除菌海水による除菌海水の調製時の影響を回避するために、第1調製タンク10bに配設されている除菌海水排出手段20fを動作して、第1調製タンク10b内に残留している除菌海水を全て排出する。
制御装置は、除菌海水の導出を、第1調製タンク10bから第2調製タンク10cへの切替えた後に、第1調製タンク10b側に配設されている除菌海水排出手段20fの電磁開閉弁27bを所定時間開成して、第1調製タンク10b内に残留する除菌海水を排出しする。所定時間経過後には、第1調製タンク10b内に残留する除菌海水は全て排出される。制御装置は、所定時間経過した時点で、第1調製タンク10b内での除菌海水の調製を開始する。制御装置は、希釈用水導入手段20cの電磁切替弁24cを切替動作して、希釈用水を第1導入管路24aを通して第1調製タンク10b内に導入する。これにより、タンク本体11内の下側フロートスイッチ12aはON動作する。
制御装置は、下側フロートスイッチ12aのON動作に基づいて、電解生成水導出手段20bの電磁切替弁23cを切替動作するととともに、電解運転タイマーを始動して電解槽10aの電解運転を開始する。電解運転の開始により、被電解水が被電解水供給手段20aを介して電解槽10aの電解室内に連続して供給され、電解室内では被電解水が無隔膜電解されて殺菌能を有する電解生成水が生成される。電解槽10aにて生成された殺菌能を有する電解生成水は、電解生成水導入手段20bの第1導入管路23aを通して第1調製タンク10b内に導入される。制御装置は、電解運転タイマーで設定された時間が経過した時点で電解槽10aの電解運転を停止する。
これにより、第1調製タンク10b内には、設定された容量の殺菌能を有する電解生成水が導入される。この間、希釈用水の第1導入管路24aを通しての導入は継続されるが、タンク本体11内での液面が設定された最高位置に上昇した場合には、タンク本体11内の上側フロートスイッチ12bがON動作する。制御装置は、上側フロートスイッチ12bのON動作に基づいて、第1調製タンク10bのタンク本体11内での液面が設定された最高位置に達したことを検知し、希釈用水導入手段20cの電磁切替弁24cを切替動作して、希釈用水の第1導入管路24aを通しての第1調製タンク10b内への導入を停止する。これにより、第1調製タンク10c内には、設定された所定量の希釈用水が導入される。
制御装置は、殺菌能を有する電解生成水および希釈用水の第1調製タンク10b内への導入途中に調製手段20dの循環ポンプ25bを駆動し、これらの電解生成水および希釈用水の第2調製タンク10c内への導入停止後、所定時間経過した時点で、循環ポンプ25bの駆動を停止する。この間、第1調製タンク10b内の殺菌能を有する電解生成水と希釈用水は、循環管路25aおよびタンク本体11内を通して循環して互いに均一に混合し、有効塩素成分が所定濃度に希釈された希釈電解生成水となる。当該希釈電解生成水は、海洋生物の飼育や養殖、活魚介類や生鮮魚介類の殺菌洗浄に悪影響を及ぼすことがない適度な殺菌能を有する除菌海水、換言すれば、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水である。
このように、本発明に係る除菌海水の調製方法によれば、第1調製タンク10b内で除菌海水の調製方法を実施する際に、第1調製タンク10b内に残留する除菌海水を第1調製タンク10b内から全て排出し、その後に当該調製方法を実施するものである。かかる調製方法を採れば、第1調製タンク10b内に導出し尽くされずに残留する除菌海水による除菌海水の調製に及ぼす影響、すなわち、残留する除菌海水に起因する希釈用水(清澄な海水)の導入容量の不足によって、調製された除菌海水の有効塩素濃度が設定された濃度範囲より高くなるという問題は完全に解消されて、第1調製タンク10b内には、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水が確実に調製されることになる。当該除菌海水の調製方法は、第2調製タンク10c内での除菌海水の調製にも、第1調製タンク10b内での除菌海水の調製と同様に実施することができる。
本発明に係る調製装置の一実施形態においては、導出手段20eを構成する導出管路26aの途中に濃度センサ28を介装している。濃度センサ28は、導出管路26aを流動する除菌海水中の有効塩素濃度を検出するもので、検出された有効塩素濃度は、制御装置に検出信号として出力される。制御装置は、濃度センサ28からの検出信号に基づいて、供給される除菌海水中の有効塩素濃度が、設定されている濃度範囲を外れているものと判定した場合には、除菌海水の供給側の導出ポンプ26c,26dの駆動を停止して、除菌海水の調製タンク10b,10cからの導出を停止するとともに、除菌海水の供給側の調製タンク10b,10cに配設されている除菌海水排出手段20fの電磁開閉弁27bを開成して、当該調製タンク10b,10c内の除菌海水を全て排出する。このため、制御装置は、導出される除菌海水の有効塩素濃度が設定されている濃度範囲を外れているものと判定した場合には、当該除菌海水が貯留されている側の調製タンク10b,10c内に貯留されている除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク10b,10c内にて除菌海水の調製を行うことができる。
なお、上記の実施形態では、殺菌能を有する電解生成水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水を調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を前記調製タンク内にて均一に混合することにより、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する調製方法、および、当該調製方法を実施する調製装置の例を示しているが、本発明は、これとは逆に、清澄な海水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、殺菌能を有する電解生成水を調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの海水および電解生成水を調製タンク内にて均一に混合することにより、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する調製方法、および、当該調製方法を実施する調製装置に適用でいることは勿論である。
また、上記した実施形態は、調製タンク内にて、殺菌能を有する電解生成水を清澄な海水で希釈して、有効塩素濃度が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する例であるが、本発明に係る調製装置を、所望により、有効塩素濃度が実質的に零である、殺菌能を有しない除菌海水を調製する装置に変更することができる。当該変更は、調製タンクに、殺菌能を有する電解生成水の殺菌能を中和する中和剤を添加する中和剤添加手段を付加することにより行われる。本発明に係る除菌海水の調製方法は、かかる構成の調製装置にも実施することができる。
10a…電解槽、10b…第1調製タンク、10c…第2調製タンク、T…調製タンク、11…タンク本体、12a…下側フロートスイッチ、12b…上側フロートスイッチ、13a〜13d…フロートスイッチ、21…原水導入管路、20a…被電解水供給手段、22a…供給管路、22b…フィルター、20b…電解生成水導入手段、23a…第1導入管路、23b…第2導入管路、23c…電磁切替弁、20c…希釈用水導入手段、24a…第1導入管路、24b…第2導入管路、24c,24d…電磁切替弁、20d…調製手段、25a…循環管路、25b…循環ポンプ、20e…除菌海水導出手段、26a…導出管路、26a1,26a2…分岐管路部、26b…電磁切替弁、26c,26d…導出ポンプ、20f…除菌海水排出手段、27a…排出管路、27b…電磁開閉弁、28…濃度センサ。
Claims (7)
- 殺菌能を有する電解生成水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を前記調製タンク内にて均一に混合することにより、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する除菌海水の調製方法であり、当該調製方法は前記調製タンク内からの除菌海水の供給を停止された後に行われるものであって、前記調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク内に殺菌能を有する電解生成水および清澄な海水を導入して、同調製タンク内にてこれらの電解生成水および海水を均一に混合することを特徴とする除菌海水の調製方法。
- 清澄な海水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの海水および電解生成水を前記調製タンク内にて均一に混合することにより、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する除菌海水の調製方法であり、当該調製方法は前記調製タンク内からの除菌海水の供給を停止された後に行われるものであって、前記調製タンク内に除菌海水が残留している場合には、残留している除菌海水を全て排出した後、除菌海水が残留していない調製タンク内に清澄な海水および殺菌能を有する電解生成水を導入して、同調整タンク内にてこれらの海水および電解生成水を均一に混合することを特徴とする除菌海水の調製方法。
- 請求項1または2に記載の除菌海水の調製方法において、前記調製タンク内にて調製された除菌海水の同調製タンク内からの供給の停止は、消費者が必要量の除菌海水の供給を受けた時点で行われるものであることを特徴とする除菌海水の調製方法。
- 請求項1または2に記載の除菌海水の調製方法において、前記調製タンク内にて調製された除菌海水の同調製タンク内からの供給の停止は、供給される除菌海水が有する有効塩素成分が設定された濃度範囲を外れている場合に行われるものであることを特徴とする除菌海水の調製方法。
- 殺菌能を有する電解生成水または清澄な海水を調製タンク内に設定された容量だけ導入するとともに、清澄な海水または殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に液面が設定されたレベルになるまで導入し、これらの電解生成水および海水を前記調製タンク内にて均一に混合することにより、殺菌能を有する有効塩素成分が設定された濃度範囲の除菌海水を調製する調製装置であり、当該調製装置は、調製タンク、電解水生成装置で生成された殺菌能を有する電解生成水を前記調製タンク内に導入する電解生成水導入手段、清澄な海水を前記調製タンク内に導入する海水導入手段、前記調製タンク内に導入された殺菌能を有する電解生成水および清澄な海水を混合して除菌海水を調製する除菌海水調製手段、前記調製タンク内で調製された除菌海水を外部に導出して消費者に供給する除菌海水供給手段、および、前記調製タンク内の除菌海水を全て排出する機能を有する除菌海水排出手段を備えていることを特徴とする除菌海水の調製装置。
- 請求項5に記載の除菌海水の調製装置において、当該調製装置は、前記調製タンク内から外部へ導出される除菌海水中の有効塩素成分の濃度を検出する濃度検出手段と、同濃度検出手段から出力される検出信号に基づき除菌海水の有効塩素成分濃度を表示する濃度表示手段を備えていることを特徴とする除菌海水の調製装置。
- 請求項5に記載の除菌海水の調製装置において、当該調製装置は、前記調製タンク内から外部へ導出される除菌海水中の有効塩素成分の濃度を検出する濃度検出手段と、同濃度検出手段から出力される検出信号に基づき除菌海水の有効塩素成分が設定された濃度範囲を外れているものと判定したとき、前記調製タンク内からの除菌海水の供給を停止しかつ同調製タンク内の除菌海水の排出を行うべく機能する制御手段を備えていることを特徴とする除菌海水の調製装置。
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JP2006146742A JP2007313447A (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 除菌海水の調製方法および調製装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013027840A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Kyowa Kako Kk | 海水浄化システム |
CN110384066A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-10-29 | 李迅 | 一种具有高产量低碳环保性的海水养殖系统 |
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2006
- 2006-05-26 JP JP2006146742A patent/JP2007313447A/ja active Pending
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