JPH1119648A - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置

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JPH1119648A
JPH1119648A JP9191873A JP19187397A JPH1119648A JP H1119648 A JPH1119648 A JP H1119648A JP 9191873 A JP9191873 A JP 9191873A JP 19187397 A JP19187397 A JP 19187397A JP H1119648 A JPH1119648 A JP H1119648A
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JP
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water
electrode
electrodes
chlorine
connection cord
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JP9191873A
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Kaoru Morita
芳 森田
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Kyoei Aqua Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単で安価でありながら殺菌を行う水
Wを容易に必要量だけ生成する。 【解決手段】 電極ユニット12を塩素を含む電解質が
溶解している水Wに投入した後、電極18、19に電流を供
給すると、前記電解質が電気分解されて塩素が発生する
が、この塩素は強力な殺菌作用を有しているため、確実
に殺菌が行われる。ここで、この殺菌装置は電極ユニッ
ト12、接続コード26、電源ユニット27だけで構成されて
いるため、構造簡単で安価であり、しかも、電極ユニッ
ト12を投入式としているため、水Wの量の調節により殺
菌を行う水を容易に必要量だけ生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、塩素を含む電解
質が溶解している水を用いた殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電解によって生成された酸性電解
水が洗浄用、消毒・殺菌用として有用であると注目が集
まり、このような酸性電解水の生成装置、例えば、内部
に電解される水を収納する電解室が形成された容器と、
前記電解室内に配置され、該電解室を酸性室とアルカリ
性室に区画する隔壁と、該隔壁よりアルカリ性室側に配
置された陰極と、前記酸性室に配置された陽極と、前記
陽極から陰極に向かって流れる電流を供給することによ
り、電解室内の水を電気分解して酸性室に酸性水を、ア
ルカリ性室にアルカリイオン水を生成させる電源部とを
備えた生成装置が市販されるようになってきた。そし
て、このような生成装置によって生成された酸性電解水
は該装置から別の容器に移し換えた後、洗浄用、消毒・
殺菌用として用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような酸性電解水生成装置は、構造が複雑でしかも一旦
別の容器に移し返る必要があり、しかも、装置の容器容
量に制限されて一度に生成することができる一定量の酸
性電解水の量に限界があるという問題点があった。
【0004】この発明は、簡単な構造でありながら殺菌
を行う水を容易に必要量だけ生成することができ、しか
も、そのまま水を殺菌に用いることができる殺菌装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、互い
に離れて配置された一対の電極を有し、塩素を含む電解
質が溶解している水内に投入される電極ユニットと、電
極ユニットの電極に一端が接続された接続コードと、接
続コードの他端に接続され、接続コードを通じて電極に
電流を供給することができる電源ユニットとを備え、前
記水内に電極ユニットを投入した後、電源ユニットから
接続コードを通じて電極に電流を供給し、前記電解質を
電気分解して塩素を発生させ殺菌を行うことにより達成
することができる。
【0006】殺菌を行う場合には、塩素を含む電解質が
溶解している水内に電極ユニットを投入した後、電源ユ
ニットから接続コードを通じて電極に電流を供給するこ
とにより、前記電解質を電気分解し陽極電極から塩素を
連続的に発生させる。ここで、前述の塩素は強力な殺菌
作用を有しているため、水に溶け込んだ塩素により水お
よび該水に接触しているものは確実に殺菌される。ここ
で、この殺菌装置は電極ユニット、接続コード、電源ユ
ニットだけで構成されているため、構造簡単で安価であ
り、しかも、電極ユニットを投入式としているため、該
電極ユニットが投入される水の量を調節することによ
り、殺菌を行う水を容易に必要量だけ生成することがで
き、さらに、水を別の容器に移し換えることなくそのま
ま殺菌に使用することができる。ここで、前記水が飼育
水であれば、観賞魚の皮膚の殺菌消毒を、また、水が洗
浄水であれば、野菜、台所用品等の殺菌消毒を行うこと
ができる。
【0007】また、請求項4に記載のように構成すれ
ば、電気分解によって電極に発生したガス気泡が上側と
下側の電極間に溜り、電気分解の効率が低下するような
事態を防止することができる。さらに、請求項5に記載
のように構成すれば、電極への金属イオンの付着を防止
しながら連続運転を行うことができる。また、請求項6
に記載のように構成すれば、貫通孔が設けられた電極が
目詰まりするような事態および電気分解によって発生し
た塩素が悪影響を与えるような事態の双方を防止するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図面に基づいて説明する。図1、2、3において、11は
所定量の塩素を含む電解質が溶解している水Wが収納さ
れた容器であり、この容器11の水Wには電極ユニット12
が投入されて沈められている。ここで、前記塩素を含む
電解質としては、例えば塩化ナトリウム(食塩)、塩化
カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシム等を挙げる
ことができる。前記電極ユニット12は中央部に上下方向
に貫通する矩形孔13、14がそれぞれ形成された絶縁材料
からなる上、下フレーム15、16を有し、これらの上、下
フレーム15、16は上下に重なり合うとともに、スペーサ
17が間に介装された状態で互いに連結されている。前記
上フレーム15の下端部および下フレーム16の上端部には
それぞれ前記矩形孔13、14を閉止する水平な矩形プレー
ト状の電極18、19が取り付けられ、これら一対の電極1
8、19はチタン合金から構成されるとともに、前記上、
下フレーム15、16と同様上下に離れた状態で互いに重な
り合っている。これら電極18、19のうち、上側に配置さ
れた電極18には多数の貫通孔20が形成され、これらの貫
通孔20はほぼ均一に分布している。また、この実施形態
においては、下側に配置された電極19にも多数の貫通孔
21が形成され、これらの貫通孔21もほぼ均一に分布して
いる。22は前記電極ユニット12、詳しくは上フレーム15
にロッド23を介して取り付けられたキスゴムであり、こ
のキスゴム22を容器11の内面に吸着させることで電極ユ
ニット12を水W内に配置するようにしている。26は一端
が前記電極18、19に接続された接続コードであり、この
接続コード26は他側部が水Wから空気中に引き出され、
その他端には水Wから離れた位置に設置された電源ユニ
ット27が接続されている。この電源ユニット27からは電
源コード28が延出しており、この電源コード28の先端に
は商用電源のコンセントに差し込まれるプラグ29が取り
付けられている。
【0009】次に、この発明の第1実施形態の作用につ
いて説明する。まず、電極ユニット12を水W内に投げ込
んで沈め、キスゴム22により容器11の内面に取り付け
る。次に、プラグ29を商用電源のコンセントに差し込ん
で電源ユニット27から接続コード26を通じて前記電極1
8、19に電流を供給すると、これら電極18、19間を電流
が流れて容器11の水Wに溶解している前記電解質、ここ
では塩化ナトリウムが電気分解される。この結果、陽極
側の電極、例えば電極18からは塩素が微小気泡ガスとし
て、一方、陰極側の電極、例えば電極19からは水素が微
小気泡ガスとして連続的に発生する。ここで、前述の塩
素は強力な殺菌作用を有しており、しかも、このような
塩素は自然対流によって水Wに溶け込みながら全体に均
一に分散していくため、該水に溶け込んだ塩素により前
記W水は確実に殺菌される。このとき、該水Wに観賞魚
を塩素による悪影響が生じることのない短時間だけ放し
てやると(このとき、水Wは一時的に観賞魚の飼育水と
なる)、該観賞魚の皮膚は塩素により簡単、確実に殺菌
され、これにより、観賞魚の皮膚で繁殖していた雑菌、
寄生虫等を死滅させることができ、観賞魚の健康増進を
図ることができる。なお、前述の水Wを野菜、食器、病
院で使用する器具、清掃用具等の消毒、殺菌用として用
いることもできる。ここで、この殺菌装置は電極ユニッ
ト12、接続コード26、電源ユニット27だけで構成されて
いるため、構造簡単で安価であり、しかも、電極ユニッ
ト12を投入式としているため、該電極ユニット12が投入
される水Wの量を調節することにより、殺菌を行う水を
容易に必要量だけ生成することができ、さらに、水Wを
別の容器に移し換えることなくそのまま殺菌に使用する
ことができる。
【0010】ここで、前述の電気分解によって発生した
ガスは絶縁体として機能するため、電極18、19間に多量
のガスが溜ると、電極18、19間の通電抵抗が高くなって
電気分解の効率が低下するおそれがある。しかしなが
ら、この実施形態においては、前述のように上側に配置
された電極18に多数の貫通孔20を形成しているので、電
気分解によって発生したガスはこれら貫通孔20を通じて
上方に逃げ、電極18、19間にガスが溜ることはない。な
お、前述のようなガスによる影響があまりない場合や攪
拌によってガスの影響を排除することができる場合に
は、電極18、19は貫通孔の設けられていない平坦なプレ
ートであってもよい。また、前述のような電気分解を行
う際、電極18を常に陽極とし、電極19を常に陰極として
極性を一定とすると、陰極側の電極19の表面に水W内の
金属イオンが引き寄せられて付着し、これにより、電極
19の表面が絶縁性の膜で覆われ電流が流れにくくなる
が、このような事態を防止するには、電極18、19への電
流供給時、電流の流れ方向を逆転させて電極18、19の極
性を 1〜60分毎に反転させるとよい。このようにすれば
電極19が陽極側となったとき、該電極19の表面に付着し
た金属はイオンとなって水Wに放出され、一方、電極18
が陽極側となったとき、該電極18の表面に付着した金属
はイオンとなって水Wに放出され、連続運転が可能とな
る。ここで、前記極性の反転間隔が 1分未満であると、
電解が定常状態となるまでに時間がかかることにより電
解効率が低下し、一方、60分を超えると、電極18、19の
表面に付着した絶縁性の膜によって電解効率が低下する
ため、極性の反転間隔は前述の範囲内とすることが好ま
しい。なお、実際の運転においては、例えば数分おきに
電極18、19の極性を反転させることが作業性の観点から
好ましい。
【0011】図4はこの発明の第2実施形態を示す図で
ある。この実施形態においては、塩素が溶け込んでいる
水Wを、例えば野菜、台所用品等の洗浄水に使用してい
る。同図において、35は水道の蛇口36の近傍に設置され
た容器であり、この容器35内には前記第1実施形態と同
様に水Wが収納され、この水Wには前記電極ユニット12
が投入されて沈められている。ここで、この電極ユニッ
ト12、特に電極18、19の寸法は該電極ユニット12が投入
される水Wの量に合わせて決定する。そして、この電極
ユニット12には図示していない電源ユニットが接続され
ており、この結果、電源ユニットを通じて電極ユニット
12に通電されると、前記水Wに塩素が溶け込んで強力な
殺菌力を有する洗浄用の水Wが生成される。37は前記蛇
口36に取り付けられた混合器であり、この混合器37内に
は水道水が通過する通路38が形成され、この通路38の下
端は開放している。39は混合器37に固定されたL字形の
パイプであり、このパイプ39の一端は通路38内において
下方を向いて開口し、その他端は混合器37の外側面から
突出している。40は一端が前記容器35の下端部に接続さ
れ、他端が前記パイプ39の他端に接続された連結ホース
であり、この連結ホース40の途中には流量調節弁41が設
けられ、この調節弁41は連結ホース40を通じて容器35か
らパイプ39に導かれる水Wの流量を調節する。前記パイ
プ39の一端より下方の通路38には多数の貫通孔42が形成
された複数の攪拌プレート43が設けられ、これらの攪拌
プレート43は、前記蛇口36から流出した水道水と、容器
35から連結ホース40を通じてパイプ39まで導かれた後、
前記水道水によりパイプ39の一端から吸い出された水W
と、を攪拌混合し、適度の殺菌力を有する洗浄水Wとす
る。そして、このような殺菌力を有する洗浄水Wは混合
器37の下端から流出した後、洗い桶44に溜められ、野
菜、台所用品等の洗浄に用いられる。
【0012】図5はこの発明の第3実施形態を示す図で
ある。同図において、51は水槽であり、この水槽51には
観賞魚を飼育する飼育水Wが収納されている。ここで、
前記飼育水Wは海水あるいは人工海水であり、飼育する
熱帯魚に応じた量の電解質、ここでは塩化ナトリウム
(食塩)が溶解している。また、前記水槽51の上部には
水平な濾過槽52が設置され、この濾過槽52はケース53
と、ケース53の一端部に収納され、前記水槽51内の飼育
水Wを吸込みパイプ54を通じてケース53内に吸い上げる
循環ポンプ55と、循環ポンプ55より他側のケース53内に
収納され、ケース53に吸い上げられた飼育水W内の汚
物、例えば観賞魚のふん、ゴミなどを物理的に濾し取る
物理的フィルター56および該物理的フィルター56を通過
した飼育水Wをバクテリアを用いて清浄化する生物的フ
ィルター57と、両フィルター56、57を通過した飼育水W
を水槽51に戻す吐出パイプ58とを有している。そして、
水槽51内の飼育水Wは、循環ポンプ55が作動していると
き、前記ケース53、吸込みパイプ54、吐出パイプ58の内
部空間から構成された循環通路59を通過しながら繰り返
し循環する。ここで、前記水槽51の飼育水W内には前述
と同様の電極ユニット12が沈められている。そして、こ
のような電極ユニット12の電極18、19に通電されると、
前述と同様に塩素が発生して水Wが強力に殺菌消毒され
る。また、このような塩素の殺菌力により飼育水W中で
繁殖しようとする雑菌、プランクトン、観賞魚に付着し
ている寄生虫等は死滅するため、観賞魚の健康増進を図
ることができるとともに、飼育水Wの透明度を長期間に
亘って保持することができる。また、前述の塩素は時間
の経過とともに飼育水Wから大気中に放散するが、飼育
水W中における残留濃度が高い場合には観賞魚に悪影響
を与えるおそれがあるため、前記残留濃度は1リットル
当り 0.01mg以下とした方がよい。
【0013】図6はこの発明の第4実施形態を示す図で
ある。この実施形態においては、濾過槽52のケース53内
で循環ポンプ55より他側に物理的フィルター60を設置す
るとともに、この物理的フィルター60より他側、即ち飼
育水Wの流れの下流側に塩素を除去する除去手段61を設
置している。ここで、前記除去手段61としては、例えば
活性炭、チオ硫酸ナトリウム等の除塩素剤を用いること
ができる。そして、この実施形態では前記電極ユニット
12を物理的フィルター60と除去手段61との間に配置して
いる。このように飼育水Wを循環させる循環通路59の途
中に、汚物を除去する物理的フィルター60および塩素を
除去する除去手段61を流れ方向に沿って次々と配置する
とともに、これら物理的フィルター60と除去手段61との
間に前記電極ユニット12を配置するようにすれば、電極
18、19に到達する以前に汚物が除去されるので、電極1
8、19の貫通孔20、21が目詰まりするような事態を防止
することができるとともに、飼育水Wが水槽51に戻され
る前に塩素が除去されるので、該塩素が観賞魚に悪影響
を与えるような事態を防止することができる。また、こ
の実施形態においては、除去手段61の他側に飼育水Wを
バクテリアを用いて清浄化する生物的フィルター62を設
置している。ここで、このような生物的フィルター62は
殺菌力を有する塩素にさらされると死滅するおそれがあ
るが、前述のように生物的フィルター62を除去手段61の
下流側に設置することで、塩素を予め除去するようにし
たので問題はない。また、このような生物的フィルター
は除去手段61の下流以外の場所にも設置することができ
るが、電極ユニット12と除去手段61との間に設置しては
ならない。
【0014】なお、前述の実施形態においては、濾過槽
52を水槽51の上部に設置したが、この発明においては、
濾過槽を水槽から離れた位置に設置し、水槽と濾過槽と
をホースで接続して使用するようにしてもよい。さら
に、前述の実施形態においては、濾過槽52のケース53内
に物理的フィルター60、除去手段61、生物的フィルター
62を飼育水Wの流れに沿って順次配置したが、この発明
においては、前記ケース内を仕切り壁によって2つの領
域に分割し、各領域に吸込みパイプ、循環ポンプ、吐出
パイプを設置するとともに、一方の領域に電極ユニッ
ト、除去手段を飼育水Wの流れに沿って順次設置し、他
方の領域に物理的、生物的フィルターを設置するように
してもよい。このようにすれば、塩素が溶け込んだ飼育
水は除去手段を通過した後、長い距離を流れて生物的フ
ィルターに到達するので、塩素の残留濃度が著しく低下
し、塩素が生物的フィルターに与える悪影響を効果的に
低減させることができる。また、前記飼育水W内の電解
質濃度が電気分解を行うのに不足している場合には、電
極ユニットと除去手段との間に電解質が高濃度に溶解し
ている水を次々と滴下して電極ユニット近傍を流れる飼
育水の電解質濃度を高めるようにすればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、構造簡単で安価でありながら殺菌を行う水を容易に
必要量だけ生成することができ、しかも、水をそのまま
殺菌に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す概略正面断面図
である。
【図2】電極近傍の一部破断正面図である。
【図3】図2のIーI矢視図である。
【図4】この発明の第2実施形態を示す概略正面断面図
である。
【図5】この発明の第3実施形態を示す概略正面断面図
である。
【図6】この発明の第4実施形態を示す概略正面断面図
である。
【符号の説明】
12…電極ユニット 18、19…電極 20、21…貫通孔 26…接続コード 27…電源ユニット 59…循環通路 60…物理的フィルター 61…除去手段 W…水

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離れて配置された一対の電極を有
    し、塩素を含む電解質が溶解している水内に投入される
    電極ユニットと、電極ユニットの電極に一端が接続され
    た接続コードと、接続コードの他端に接続され、接続コ
    ードを通じて電極に電流を供給することができる電源ユ
    ニットとを備え、前記水内に電極ユニットを投入した
    後、電源ユニットから接続コードを通じて電極に電流を
    供給することにより、前記電解質を電気分解して塩素を
    発生させ殺菌を行うようにしたことを特徴とする殺菌装
    置。
  2. 【請求項2】前記水は観賞魚を飼育する飼育水である請
    求項1記載の殺菌装置。
  3. 【請求項3】前記水は物品の洗浄を行う洗浄水である請
    求項1記載の殺菌装置。
  4. 【請求項4】前記一対の電極を水内において水平にかつ
    上下に配置するとともに、上側に配置された電極に多数
    の貫通孔を形成し、電気分解によって電極に発生したガ
    スを貫通孔を通じて上方に逃がすようにした請求項1記
    載の殺菌装置。
  5. 【請求項5】前記電極への電流供給時、これら電極の極
    性を 1〜60分毎に反転させるようにした請求項1記載の
    殺菌装置。
  6. 【請求項6】前記水を循環させる循環通路の途中に、汚
    物を除去する物理的フィルターおよび塩素ガスを除去す
    る除去手段を流れ方向に沿って次々と配置するととも
    に、これら物理的フィルターと除去手段との間に前記電
    極を配置した請求項4記載の殺菌装置。
JP9191873A 1997-07-02 1997-07-02 殺菌装置 Withdrawn JPH1119648A (ja)

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