JP2007313044A - 表示ユニットの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に容易に取り付けられるようにする。
【解決手段】前面パネル5の背面に突設された舌状の突設片81L,81Rが、それぞれ左右の係合部63L,63Rの枠内に入り込んで係合し、突設片81L,81Rがフレーム55を支持することによって、表示ユニット51を前面パネル5に仮止めする。左係合部63Lと突設片81Lとを互いに係合させるとともに、右係合部63Rと突設片81Rとを互いに係合させる仮止め作業を、左右の係合部63L,63Rの間に設けられた取手61を把持した状態で行う。
【選択図】図11

Description

本発明は、スロットマシンなどの遊技機に適用され、液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイおよびこれを支持するフレームを有する表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に取り付けるための表示ユニットの取付構造に関するものである。
一般的なスロットマシンなどの遊技機は、外周面に複数の図柄が描かれた3個のリールを一斉に回転開始するためのスタートスイッチ、各リールに対応する3個のストップスイッチなどを備え、1〜3枚のメダルを投入した後にスタートスイッチの操作で3つのリールが回転を開始するとともに、入賞態様を決定するための抽選が行われる。そして、遊技者が各リールに対応するストップスイッチを順次操作することで対応するリールの回転が停止するが、上記抽選により所定の入賞態様に当選した場合には、その入賞態様に対応する図柄の組合せが揃いやすくなるようにリールの停止制御が行われ、その図柄の組合せがメダル投入枚数に応じて有効化された1又は複数の入賞ライン上に停止すると、その入賞態様に応じて予め設定された枚数のメダルが受け皿に払い出される(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に記載の遊技機では、動画などを表示して演出を行うための液晶ディスプレイを備えている。一方、従来、持ち運びのための取手を備えた表示装置が知られている(例えば特許文献2参照)。この特許文献2に記載の表示装置では、上面のほぼ中央に取手を設けて持ち運びを容易に行えるようにしている。
特開2005−342362号公報(図1) 特開2004−279984号公報(図1)
上記特許文献1に記載の遊技機では、通常、液晶ディスプレイと、これを支持するフレームとで表示ユニットが構成されており、この表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に取り付けることとなる。そこで、表示ユニットの上面に上記特許文献2に記載の取手を形成することが考えられる。これによって、遊技機の組立時や修理のための交換時において、表示ユニットの持ち運びが容易になる。しかしながら、上記特許文献2に記載のように、単に取手を表示ユニットの上面に設けるだけでは、持ち運びが容易になるに過ぎない。すなわち、表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に取り付ける際の作業性が考慮されたものではない。そこで、遊技機用筐体の前面パネルに容易に取り付けて固定できるようにすることが求められる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイおよびこれを支持するフレームを有する表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に容易に取り付けることができる表示ユニットの取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる表示ユニットの取付構造は、フラットパネルディスプレイおよびこれを支持するフレームを有する表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に取り付けるための表示ユニットの取付構造において、前記フレームの上部に設けられた取手と、前記表示ユニットを前記前面パネルに仮止めする仮止め手段と、前記仮止め手段により前記表示ユニットを前記前面パネルに仮止めした状態で前記表示ユニットを前記前面パネルに固定する固定手段とを備え、前記仮止め手段は、前記フレームの上部の前記取手近傍に設けられた係合手段と、前記表示窓の上方であって前記前面パネルの背面に設けられた被係合手段とを含み、前記係合手段と前記被係合手段とが互いに係合することで前記表示ユニットを前記前面パネルに仮止めすることを特徴としている(請求項1)。
また、前記係合手段は、前記フレームの上面に左右に並んで立設された一対の立設部と、この一対の立設部の各上端を互いに接続する接続部とを有して枠状に形成され、前記被係合手段は、前記前面パネルの背面に突設された舌状の突設片を有し、前記突設片が前記係合手段の枠内に入り込み、前記突設片が前記接続部を介して前記フレームを支持することによって、前記表示ユニットが前記前面パネルに仮止めされるとしてもよい(請求項2)。
また、前記係合手段は、前記フレームの上面の左半部に設けられた左係合部と、前記フレームの上面の右半部に設けられた右係合部とを有し、前記被係合手段は、前記左係合部に対応して設けられた左被係合部と、前記右係合部に対応して設けられた右被係合部とを有し、前記取手は、前記左係合部の右側の立設部の上端と前記右係合部の左側の立設部の上端とを接続する把持部を有するとしてもよい(請求項3)。
また、前記固定手段は、前記前面パネルの背面に設けられたねじ孔と、前記フレームの、前記表示ユニットが前記前面パネルに仮止めされた状態で前記ねじ孔に対応する位置に、透設された透孔と、前記透孔を通して前記ねじ孔に螺合するねじとを備えているとしてもよい(請求項4)。
また、前記フレームは、前記フラットパネルディスプレイの外周を覆う外周部と、前記フラットパネルディスプレイの表示面の周縁を覆う前端部とを有し、前記外周部と前記前端部とにより断面がほぼL字状に形成された前枠体と、前記取手および係合手段が一体的に形成され、前記フラットパネルディスプレイの背面を覆うように前記前枠体に後側から取り付けられる後枠体とを有し、前記前枠体の前記前端部は、防塵部材を貼り付けるために全周にわたり形成された溝と、該溝に対応する背面側を後方に突出させた突出部とを備えているとしてもよい(請求項5)。
また、前記突出部の幅方向の寸法は、前記溝の幅方向の寸法より長いとしてもよい(請求項6)。
請求項1の発明によれば、フレームの上部の取手近傍に設けられた係合手段と、表示窓の上方であって前面パネルの背面に設けられた被係合手段とを互いに係合させて表示ユニットを前面パネルに仮止めする作業を、フレームの上部に設けられた取手を把持して行う際に、把持している取手の近傍に係合手段が設けられているため、取手により持ち運びが容易なのはもちろんのこと、さらに係合手段と被係合手段とを容易に係合させることができ、表示ユニットの前面パネルへの仮止めの作業性を向上することができる。また、取手と係合手段とがフレームの上部に設けられているので、仮止め作業時の作業者の視線を仮止め部に集中させることができ、安全かつ容易に作業を行うことができる。
また、請求項2の発明によれば、前面パネルの背面に突設された舌状の突設片が、フレームの上面に左右に並んで立設された一対の立設部と該一対の立設部の各上端を互いに接続する接続部とを有して枠状に形成された係合手段の枠内に入り込み、突設片が接続部を介してフレームを支持することによって、表示ユニットが前面パネルに仮止めされるため、突設片および枠状に形成された係合手段により、仮止め手段を簡素に構成することができる。
また、請求項3の発明によれば、把持部の左側の左係合部と左被係合部とを互いに係合させるとともに、把持部の右側の右係合部と右被係合部とを互いに係合させる仮止め作業を、左右の係合部の間に設けられた把持部を把持した状態で行うため、作業者が把持した位置の直ぐ左右に係合位置が位置することから、作業者自身の手によって係合位置が隠れることがなく、仮止め作業を極めて容易に行うことができる。
また、請求項4の発明によれば、フレームの、表示ユニットが前面パネルに仮止めされた状態でねじ孔に対応する位置に、透孔が透設されているため、透孔を通してねじ孔にねじを螺合させることにより、表示ユニットを前面パネルに容易かつ確実に固定することができる。
また、請求項5の発明によれば、フレームの前枠体は、フラットパネルディスプレイの外周を覆う外周部とフラットパネルディスプレイの表示面の周縁を覆う前端部とにより断面がほぼL字状に形成されているため、そのままでは前枠体のねじれや撓みを防止することが困難であるが、前枠体の前端部は、防塵部材を貼り付けるために全周にわたり形成された溝と、該溝に対応する背面側を後方に突出させた突出部とを備えていることから、前端部が平板状の場合に比べて、ねじれや撓みに対する強度を向上することができる。
また、請求項6の発明によれば、突出部の幅方向の寸法は、溝の幅方向の寸法より長いため、前端部が平板状の場合に比べて、前枠体の剛性を向上することができる。
図1は本発明にかかる表示ユニットの取付構造の一実施形態を備えたスロットマシンの外観を示す斜視図である。このスロットマシン1は、例えば図1に示すように構成されている。即ち、このスロットマシン1では、筐体3の前面が前面パネル5により開閉自在に閉塞され、この前面パネル5のほぼ中央高さの位置に操作板7が配設されると共に、この操作板7の上方に正面板9が配設されている。
そして、正面板9には横長矩形のリール表示窓11が設けられている。また、リール表示窓11の内側には、それぞれ周面に複数の図柄が表示された左・中・右リール(図示省略)が配置され、リール表示窓11からは、左・中・右リールの図柄が上段・中段・下段の各々3個ずつ覗くように設定されている。更に、操作板7には、内部に貯留されているクレジットメダルから1枚ずつのメダル投入を指示するためのベットスイッチ15、クレジットメダルから一遊技あたりの最大投入枚数(例えば3枚)のメダル投入を指示するための最大ベットスイッチ17、各リールの回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ19、左・中・右リールの回転をそれぞれ停止させるための左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21R、クレジットメダルを払い出すための精算スイッチ23、およびメダル投入口25が設けられている。
また、正面板9の上方のほぼ中央には、演出用動画などを表示する表示ユニット51(図2)の表示画面を表示するための液晶表示窓27が設けられ、液晶表示窓27のすぐ上方には、各種の入賞図柄が表示された説明パネル29が設けられ、これら液晶表示窓27および説明パネル29の左右には、音楽などによる演出を行うためのスピーカ31L,31Rがそれぞれ設けられている。また、説明パネル29およびスピーカ31L,31Rの上辺には中央ランプ部33Mが配設され、その左右には左・右ランプ部33L,33Rがそれぞれ配設されている。各ランプ部33M,33L,33Rには、それぞれ発光ダイオードなどの光源が配設されている。これらのランプ部33M,33L,33Rは一体的に形成され、遊技者に当選や入賞を告知するなどの演出を行うための上部ランプ部33を構成している。
また、操作板7の下方には、装飾画などが表示された下部パネル35が設けられ、この下部パネル35の左右には、それぞれ複数の光源が例えば2列に並んで配置された下部ランプ部37L,37Rが設けられている。また、下部パネル35の下方には、メダルの払出口39や、この払出口39から払い出されるメダルを受けるメダル受け41が設けられている。また、筐体3の内部の左・中・右リールの下方には、メダルを払出口39に排出するためのホッパーユニット(図示省略)が配設されている。このように、この実施形態では、筐体3が本発明の「遊技機用筐体」に相当し、液晶表示窓27が本発明の「表示窓」に相当する。
図2〜図6はそれぞれ表示ユニットを示す図で、図2は正面図、図3は背面図、図4は正面側から見た斜視図、図5は背面側から見た斜視図、図6は図2のA−A線断面斜視図である。また、図7〜図10はそれぞれ前枠体を示す図で、図7は正面図、図8は斜視図、図9は図7のB−B線断面図、図10は図6の部分拡大図である。また、図11は表示ユニットと前面パネルとの分解斜視図である。また、図12は表示ユニットが取り付けられた前面パネルを示す斜視図である。
表示ユニット51は、液晶パネル、バックライト、駆動回路などがパッケージに収められた矩形で薄板状のLCDモジュール53と、これを収容して支持するフレーム55とから構成されている。また、フレーム55は、前枠体57と後枠体59とから構成されている。
前枠体57は、LCDモジュール53の外周を覆う外周部571と、LCDモジュール53の表示面53aの周縁を覆う前端部572とを有し、外周部571と前端部572とにより断面がほぼL字状に形成されている。この前端部572の前面側には、全周にわたり防塵部材を貼り付けるための溝573が形成されている。また、前端部572の背面側には、溝573に対応する部分を後方に突出させた突出部574が形成されている。
また、後枠体59は、LCDモジュール53の背面を覆うように前枠体57に後側から取り付けられるもので、その上面59Uに取手61および左右の係合部63L,63Rが一体的に形成されている。取手61は、後枠体59の上面59Uのほぼ中央に形成されている。また、左係合部63Lは、背面側から見て取手61の左側に形成され、右係合部63Rは、背面側から見て取手61の右側に形成されている。
左係合部63Lは、後枠体59の上面59Uに左右に並んで立設された一対の立設部65L,65Rと、この一対の立設部65L,65Rの各上端を互いに接続する接続部67とを有して枠状に形成されている。また、右係合部63Rも同様に、後枠体59の上面59Uに左右に並んで立設された一対の立設部69L,69Rと、この一対の立設部69L,69Rの各上端を互いに接続する接続部71とを有して枠状に形成されている。また、取手61は、左係合部63Lの右側の立設部65Rの上端と右係合部63Rの左側の立設部69Lの上端とを接続する把持部73を有している。接続部67の上面、把持部73の上面および接続部71の上面は連続する同一面を形成している。
また、後枠体59の左側面59Lの上部および下部には、それぞれ固定用枠部73U,73Dが突設されており、この固定用枠部73U,73Dには、それぞれ透孔75U,75Dが透設されている。また、後枠体59の右側面59Rの上部および下部にも同様に、それぞれ固定用枠部77U,77Dが突設されており、この固定用枠部77U,77Dにも、それぞれ透孔79U,79Dが透設されている。
一方、前面パネル5の背面側には、液晶表示窓27の上方であって左右の係合部63L,63Rに対応する位置に、それぞれ舌状の突設片81L,81Rが突設されている。この突設片81L,81Rは、先端が多少上方に折り曲げられた折曲部82L,82Rを備え、側面視ほぼL字状に形成されている。また、液晶表示窓27を背面側から見て左方であって上下の固定用枠部73U,73Dに対応する位置に、それぞれねじ孔83U,83Dが螺刻されている。また、液晶表示窓27を背面側から見て右方であって上下の固定用枠部77U,77Dに対応する位置に、ねじ孔85U,85Dが螺刻されている。そして、後枠体59の透孔75U,75D,79U,79Dは、突設片81L,81Rがそれぞれ左右の係合部63L,63Rに入り込んでフレーム55が突設片81L,81Rにより垂下された状態で、ねじ孔83U,83D,85U、85Dにそれぞれ対応するような位置に透設されている。このように、この実施形態では、LCDモジュール53が本発明の「フラットパネルディスプレイ」に相当し、突設片81Lが本発明の「左被係合部」に相当し、突設片81Rが本発明の「右被係合部」に相当し、左係合部63L、右係合部63Rがそれぞれ本発明の「係合手段」を構成し、突設片81L、突設片81Rがそれぞれ本発明の「被係合手段」を構成する。
上記のように構成された表示ユニット51の前面パネル5への取付作業について説明する。図13は前面パネル5の突設片81Rにおける部分断面図、図14は表示ユニット51の右係合部63Rにおける断面図、図15は表示ユニット51が前面パネル5に仮止めされた状態を示す部分断面図である。まず、作業者は、取手61の把持部73を把持した状態で表示ユニット51を前面パネル5の背面に近接させ、突設片81L,81Rを左右の係合部63L,63Rの枠内に入り込ませる。そして、表示ユニット51の右係合部63Rは、接続部71の内面側に、前方側が下方に折り曲げられた側面視ほぼL字状の先端部71Rを備えており、この先端部71Rと突設片81Rの折曲部82Rとが互いに係合する。また、左係合部63Lも同様に構成されており、左係合部63Lと突設片81Lの折曲部82Lとが互いに係合する。これによって、表示ユニット51が前面パネル5に仮止めされる。次いで、ねじ91U,91Dをそれぞれ透孔75U,75Dを通してねじ孔83U,83Dに螺合するとともに、ねじ93U,93Dをそれぞれ透孔79U,79Dを通してねじ孔85U,85Dに螺合して、表示ユニット51を前面パネル5に固定する。このように、この実施形態では、左係合部63Lおよび右係合部63Rと突設片81L,81Rとが本発明の「仮止め手段」を構成し、ねじ孔83U,83D,85U、85Dと透孔75U,75D,79U,79Dとねじ91U,91D,93U,93Dとが本発明の「固定手段」を構成する。
以上説明したように、この実施形態によれば、前面パネル5の背面に突設された舌状の突設片81L,81Rが、それぞれ左右の係合部63L,63Rの枠内に入り込んで係合し、突設片81L,81Rが接続部67,71を介してフレーム55を支持することによって、表示ユニット51を前面パネル5に仮止めするようにしているため、仮止めのための構成を簡素にすることができる。
また、この実施形態によれば、左係合部63Lと突設片81Lとを互いに係合させるとともに、右係合部63Rと突設片81Rとを互いに係合させる仮止め作業を、左右の係合部63L,63Rの間に設けられた取手61の把持部73を把持した状態で行うため、作業者が把持した位置の直ぐ左右に係合位置が位置することから、仮止め作業を極めて容易に行うことができる。
また、この実施形態によれば、後枠体59の透孔75U,75D,79U,79Dは、突設片81L,81Rがそれぞれ左右の係合部63L,63Rに入り込んでフレーム55が突設片81L,81Rにより垂下された状態で、ねじ孔83U,83D,85U、85Dにそれぞれ対応するような位置に透設されているため、透孔75U,75D,79U,79Dを通してねじ孔83U,83D,85U、85Dにねじ91U,91D,93U,93Dを螺合させることにより、表示ユニット51を前面パネル5に容易かつ確実に固定することができる。
また、フレーム55の前枠体57は、外周部571と前端部572とにより断面がほぼL字状に形成された額縁形状であるため、そのままでは前枠体57のねじれや撓みを防止することが困難になっている。そこで、この実施形態では、前枠体57の前端部572の前面側には、防塵部材を貼り付けるための溝573を全周にわたり形成するとともに、前端部572の背面側には、溝573に対応する部分を後方に突出させた突出部574を形成している。ここで、溝573の幅方向の寸法L1より、突出部574の幅方向の寸法L2を長くしている。これによって、前端部572が平板状の場合に比べて、前枠体57の剛性を向上してねじれや撓みを防止することができる。また、溝573に沿って防塵部材を貼り付けることができるため、防塵部材貼付の作業性を向上することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、液晶パネルを供えたLCDモジュール53を用いているが、本発明のフラットパネルディスプレイはこれに限られず、プラズマディスプレイやELディスプレイなどを用いてもよい。
また、上記実施形態では、前面パネル5の背面側にねじ孔83U,83D,85U,85Dを設けているが、図16に示すように、ねじ孔83U,85Uに相当する位置に、ねじ孔に代えて固定ピン87Uを設け、ねじによる固定は、ねじ孔83D,85Dに対してのみとしてもよい。このように構成することにより、ねじ止め箇所が減少するので、より素早く表示ユニット51を組み付けることが可能となる。
本発明にかかる表示ユニットの取付構造の一実施形態を備えたスロットマシンの外観を示す斜視図である。 表示ユニットの正面図である。 表示ユニットの背面図である。 表示ユニットを正面側から見た斜視図である。 表示ユニットを背面側から見た斜視図である。 図2のA−A線断面斜視図である。 前枠体の正面図である。 前枠体の斜視図である。 図7のB−B線断面図である。 図6の部分拡大図である。 表示ユニットと前面パネルとの分解斜視図である。 表示ユニットが取り付けられた前面パネルを示す斜視図である。 前面パネルの突設片における部分断面図である。 表示ユニットの右係合部における断面図である。 表示ユニットが前面パネルに仮止めされた状態を示す部分断面図である。 前面パネルの変形形態を示す部分斜視図である。
符号の説明
1…スロットマシン、3…筐体(遊技機用筐体)、27…液晶表示窓(表示窓)、51…表示ユニット、53…LCDモジュール(フラットパネルディスプレイ)、55…フレーム、57…前枠体、571…外周部、572…前端部、573…溝、574…突出部、59…後枠体、61…取手、63L…左係合部(係合手段、仮止め手段)、63R…右係合部(係合手段、仮止め手段)、81L…突設片(左被係合部、被係合手段、仮止め手段)、81R…突設片(右被係合部、被係合手段、仮止め手段)、75U,75D,79U,79D…透孔(固定手段)、83U,83D,85U、85D…ねじ孔(固定手段)、91U,91D,93U,93D…ねじ(固定手段)

Claims (6)

  1. フラットパネルディスプレイおよびこれを支持するフレームを有する表示ユニットを遊技機用筐体の前面パネルに設けられた表示窓に取り付けるための表示ユニットの取付構造において、
    前記フレームの上部に設けられた取手と、
    前記表示ユニットを前記前面パネルに仮止めする仮止め手段と、
    前記仮止め手段により前記表示ユニットを前記前面パネルに仮止めした状態で前記表示ユニットを前記前面パネルに固定する固定手段と
    を備え、
    前記仮止め手段は、
    前記フレームの上部の前記取手近傍に設けられた係合手段と、
    前記表示窓の上方であって前記前面パネルの背面に設けられた被係合手段と
    を含み、前記係合手段と前記被係合手段とが互いに係合することで前記表示ユニットを前記前面パネルに仮止めする
    ことを特徴とする表示ユニットの取付構造。
  2. 前記係合手段は、前記フレームの上面に左右に並んで立設された一対の立設部と、この一対の立設部の各上端を互いに接続する接続部とを有して枠状に形成され、
    前記被係合手段は、前記前面パネルの背面に突設された舌状の突設片を有し、
    前記突設片が前記係合手段の枠内に入り込み、前記突設片が前記接続部を介して前記フレームを支持することによって、前記表示ユニットが前記前面パネルに仮止めされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示ユニットの取付構造。
  3. 前記係合手段は、前記フレームの上面の左半部に設けられた左係合部と、前記フレームの上面の右半部に設けられた右係合部とを有し、
    前記被係合手段は、前記左係合部に対応して設けられた左被係合部と、前記右係合部に対応して設けられた右被係合部とを有し、
    前記取手は、前記左係合部の右側の立設部の上端と前記右係合部の左側の立設部の上端とを接続する把持部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示ユニットの取付構造。
  4. 前記固定手段は、
    前記前面パネルの背面に設けられたねじ孔と、
    前記フレームの、前記表示ユニットが前記前面パネルに仮止めされた状態で前記ねじ孔に対応する位置に、透設された透孔と、
    前記透孔を通して前記ねじ孔に螺合するねじと
    を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示ユニットの取付構造。
  5. 前記フレームは、
    前記フラットパネルディスプレイの外周を覆う外周部と、前記フラットパネルディスプレイの表示面の周縁を覆う前端部とを有し、前記外周部と前記前端部とにより断面がほぼL字状に形成された前枠体と、
    前記取手および係合手段が一体的に形成され、前記フラットパネルディスプレイの背面を覆うように前記前枠体に後側から取り付けられる後枠体と
    を有し、
    前記前枠体の前記前端部は、
    防塵部材を貼り付けるために全周にわたり形成された溝と、
    該溝に対応する背面側を後方に突出させた突出部と
    を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の表示ユニットの取付構造。
  6. 前記突出部の幅方向の寸法は、前記溝の幅方向の寸法より長いことを特徴とする請求項5に記載の表示ユニットの取付構造。
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