JP2007312200A - ディジタル信号分波装置及び合波装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用する信号帯域幅と周波数多重信号での周波数位置の選択が柔軟に行えるディジタル信号分波装置を提供する。
【解決手段】ディジタル信号分波装置は、入力信号をろ波する1つ以上のフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている単位分波フィルタバンクを多段接続した構成を含む分波フィルタバンク手段と、受信信号及び/又は各単位分波フィルタバンクの出力信号の少なくとも1つを入力とする周波数変換・デシメータ手段とを有し、周波数変換・デシメータ手段は、入力信号の周波数をシフトして出力する入力信号毎の周波数変換手段と、各周波数変換手段の出力に1つ以上直列に接続されるデシメータ手段とを含み、デシメータ手段は、入力信号の帯域制限を行うフィルタと、フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ディジタル信号分波装置は、入力信号をろ波する1つ以上のフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている単位分波フィルタバンクを多段接続した構成を含む分波フィルタバンク手段と、受信信号及び/又は各単位分波フィルタバンクの出力信号の少なくとも1つを入力とする周波数変換・デシメータ手段とを有し、周波数変換・デシメータ手段は、入力信号の周波数をシフトして出力する入力信号毎の周波数変換手段と、各周波数変換手段の出力に1つ以上直列に接続されるデシメータ手段とを含み、デシメータ手段は、入力信号の帯域制限を行うフィルタと、フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、周波数多重された複数の信号をディジタル信号処理により分離するディジタル信号分波装置と、複数の信号をディジタル信号処理により周波数多重するディジタル信号合波装置に関する。
周波数多重された複数の信号からなる受信信号を多重分離して出力する分波装置や、複数の入力信号を周波数多重して出力する合波装置をアナログ回路にて構成する場合、信号数に等しい個数のフィルタ及び周波数変換回路が必要となり、装置規模及び装置の調整箇所が増大するという問題がある。この問題を解決する方法として、ディジタル信号処理回路を用いた一括型のディジタル信号分波装置及びディジタル信号合波装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図10は、特許文献1に記載のディジタル信号分波装置の構成図であり、最大8個の信号を分波して出力する場合を示している。図10によると、ディジタル信号分波装置は、1入力2出力の2分波フィルタバンク81〜87を樹枝状に接続している。より詳しくは、1段目の2分波フィルタバンク81に、2段目の2分波フィルタバンク82及び83を接続し、2段目の2分波フィルタバンク82に、3段目の2分波フィルタバンク84及び85を接続し、2段目の2分波フィルタバンク83に、3段目の2分波フィルタバンク86及び87を接続している。
各2分波フィルタバンクは、図12(a)に示す様に、それぞれが入力信号の帯域制限を行う低域側通過フィルタ及び高域側通過フィルタと、低域側通過フィルタの出力及び高域側通過フィルタの出力それぞれに接続されるダウンサンプラとにより構成されている。ここで、ダウンサンプラは、入力信号のサンプル値を1つおきに間引く、つまりサンプリング周波数を1/2にダウンサンプリングする機能を有している。
特許文献1に記載のディジタル信号分波装置において、2分波フィルタバンク81、82、84及び86の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタAであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタBであり、2分波フィルタバンク83、85及び87の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタCであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタDである。また、フィルタA又はCの後段には、フィルタA及びBで構成される2分波フィルタバンクを、フィルタB又はDの後段には、フィルタC及びDで構成される2分波フィルタバンクを接続している。なお、図13に示す各フィルタの周波数特性は、2分波フィルタバンクへの入力信号のサンプリング周波数fsで正規化したものである。
各2分波フィルタバンクは、低域側通過フィルタと高域側通過フィルタにより入力信号を周波数軸上で2分割し、分割された信号それぞれをダウンサンプリングして出力する。図10に記載のディジタル信号分波装置は、これら2分波フィルタバンクを所定の段数だけ樹枝状に接続することで分波処理を行っている。ここで、所定の段数は、分波処理する最大数Nに対して、log2Nである。
図14は、図10に示す最大8個の信号を分波するディジタル信号分波装置で処理可能な信号の周波数帯域とその周波数位置関係を示す図であり、信号名は図10に示す信号名に対応している。なお、図14でのサンプリング周波数Fsは、1段目の2分波フィルタバンク81への入力信号のサンプリング周波数である。
図11は、特許文献1に記載のディジタル信号合波装置の構成図であり、最大8個の信号を合波して出力する場合を示している。図11によると、ディジタル信号合波装置は、2入力1出力の2合波フィルタバンク91〜97を樹枝状に接続している。より詳しくは、1段目の2合波フィルタバンク91及び92を、セレクタ98を介して2段目の2合波フィルタバンク95に接続し、1段目の2合波フィルタバンク93及び94を、セレクタ98を介して2段目の2合波フィルタバンク96に接続し、2段目の2合波フィルタバンク95及び96を、セレクタ98を介して3段目の2合波フィルタバンク97に接続している。
各2合波フィルタバンクは、図12(b)に示す様に、2本の入力信号それぞれに設けられ、入力信号の各サンプル値の間に値0のサンプル値を補間することで、サンプリング周波数を2倍に変換するアップサンプラと、一方のアップサンプラの出力信号の帯域を制限する低域側通過フィルタと、他方のアップサンプラの出力信号の帯域を制限する高域側通過フィルタと、低域側通過フィルタの出力信号と高域側通過フィルタの出力信号を加算して出力する加算器とにより構成されている。
特許文献1に記載のディジタル信号合波装置において、2合波フィルタバンク91、93、95及び97の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタAであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタBであり、2合波フィルタバンク92、94及び96の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタCであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタDである。また、フィルタA又はCの前段には、フィルタA及びBで構成される2合波フィルタバンクを、フィルタB又はDの前段には、フィルタC及びDで構成される2合波フィルタバンクを接続している。なお、図13に示す各フィルタの周波数特性は、2合波フィルタバンクの出力信号のサンプリング周波数fsで正規化したものである。
各2合波フィルタバンクは、2つの入力信号を、それぞれ、2倍のサンプリング周波数にアップサンプリングすると共に、低域側通過フィルタと高域側通過フィルタにより不要な高調波成分をそれぞれ除去し、周波数上で隣接するように周波数多重して出力する。図11に記載のディジタル信号合波装置は、これら各2合波フィルタバンクを所定の段数だけ樹枝状に接続することで合波処理を行っている。ここで、所定の段数は、合波処理する最大数Nに対して、log2Nである。また、各2合波フィルタバンクの出力に接続するセレクタ98は、当該2合波フィルタバンクが出力する周波数多重信号と、周波数多重信号と同一帯域幅を有する1つの信号の選択を行うものであり、セレクタ98の出力が次段の2合波フィルタバンクの入力信号となる。
図14は、図11に示す最大8個の信号を合波するディジタル信号合波装置で処理可能な信号の周波数帯域とその周波数位置関係を示す図であり、信号名は図11に示す信号名に対応している。なお、図14でのサンプリング周波数Fsは、最後段にある2合波フィルタバンク97の出力信号のサンプリング周波数である。
図10及び図11に示す、従来技術によるディジタル信号分波装置及びディジタル信号合波装置のフィルタバンクは、図13のフィルタA及びフィルタBを使用するものと、図13のフィルタC及びフィルタDを使用するものに分けられるが、いずれにしてもその境界を跨ぐ周波数帯域の信号を処理することはできない。このため、信号の帯域及びその周波数多重信号での周波数位置に応じて、処理可能なものと処理不可能なものが生じることになる。
例えば、図15(a)は、図14の信号S41、S32及びS22を使用するものであり、また、図15(b)は、図14の信号S31、S43〜S46及びS34を使用するものであり、従来技術によるディジタル信号分波装置及びディジタル信号合波装置で処理可能な組合せである。
しかしながら、図15(c)や、図15(d)に示す信号群は、従来技術によるディジタル信号分波装置及びディジタル信号合波装置においては処理できない組合せである。このように、2分波あるいは2合波フィルタバンクの低域側通過フィルタと高域側通過フィルタの通過帯域境界を跨ぐ信号は、周波数スペクトラムに欠損を生じるため、分波又は合波することが不可能であり、従来技術によるディジタル信号分波装置や、ディジタル信号合波装置を用いた通信においては、周波数多重信号の周波数と帯域幅の関係に制約条件を設ける必要がある。
したがって、本発明は、上述した処理可能な信号に対する制限を取り除き、使用する信号帯域幅と周波数多重信号での周波数位置の選択が柔軟に行えるディジタル信号分波装置及びディジタル信号合波装置を提供することを目的とする。
本発明におけるディジタル信号分波装置によれば、
周波数多重された複数の信号からなる受信信号を多重分離して出力するディジタル信号分波装置であって、入力信号をろ波する1つ以上のフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている単位分波フィルタバンクを多段接続した構成を含む分波フィルタバンク手段と、受信信号及び/又は各単位分波フィルタバンクの出力信号の少なくとも1つを入力とする周波数変換・デシメータ手段とを有し、周波数変換・デシメータ手段は、入力信号の周波数をシフトして出力する入力信号毎の周波数変換手段と、各周波数変換手段の出力に1つ以上直列に接続されるデシメータ手段とを含み、デシメータ手段は、入力信号の帯域制限を行うフィルタと、フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えていることを特徴とする。
周波数多重された複数の信号からなる受信信号を多重分離して出力するディジタル信号分波装置であって、入力信号をろ波する1つ以上のフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている単位分波フィルタバンクを多段接続した構成を含む分波フィルタバンク手段と、受信信号及び/又は各単位分波フィルタバンクの出力信号の少なくとも1つを入力とする周波数変換・デシメータ手段とを有し、周波数変換・デシメータ手段は、入力信号の周波数をシフトして出力する入力信号毎の周波数変換手段と、各周波数変換手段の出力に1つ以上直列に接続されるデシメータ手段とを含み、デシメータ手段は、入力信号の帯域制限を行うフィルタと、フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えていることを特徴とする。
本発明のディジタル信号分波装置における他の実施形態によれば、
各単位分波フィルタバンクの出力信号及び/又は各デシメータ手段の出力信号から1つ以上を選択して出力するスイッチマトリクス手段を更に有することも好ましい。
各単位分波フィルタバンクの出力信号及び/又は各デシメータ手段の出力信号から1つ以上を選択して出力するスイッチマトリクス手段を更に有することも好ましい。
また、本発明のディジタル信号分波装置における他の実施形態によれば、
周波数変換手段における周波数シフト量が可変であることも好ましい。
周波数変換手段における周波数シフト量が可変であることも好ましい。
更に、本発明のディジタル信号分波装置における他の実施形態によれば、
少なくとも周波数変換手段、デシメータ手段、単位分波フィルタバンクのいずれかが、各手段の入出力信号を記憶するメモリを用いて時分割処理により実現されていることも好ましい。
少なくとも周波数変換手段、デシメータ手段、単位分波フィルタバンクのいずれかが、各手段の入出力信号を記憶するメモリを用いて時分割処理により実現されていることも好ましい。
更に、本発明のディジタル信号分波装置における他の実施形態によれば、
周波数変換手段は、受信信号に含まれる複数の信号のうち、分波フィルタバンク手段の通過帯域を通過できない信号の1つを、後段に直列接続されたデシメータ手段の通過帯域内に入れるように周波数をシフトさせることも好ましい。
周波数変換手段は、受信信号に含まれる複数の信号のうち、分波フィルタバンク手段の通過帯域を通過できない信号の1つを、後段に直列接続されたデシメータ手段の通過帯域内に入れるように周波数をシフトさせることも好ましい。
更に、本発明のディジタル信号分波装置における他の実施形態によれば、
単位分波フィルタバンクは、入力信号をろ波する1つ又は2つのフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている2分波フィルタバンクであることも好ましい。
単位分波フィルタバンクは、入力信号をろ波する1つ又は2つのフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている2分波フィルタバンクであることも好ましい。
更に、本発明のディジタル信号分波装置における他の実施形態によれば、
入力信号のサンプリング周波数をfsとし、0からfsにおいて互いに異なる通過帯域を持つ4種類のフィルタを、通過帯域の低い順に第1のフィルタ、第2のフィルタ、第3のフィルタ、第4のフィルタとした場合、2分波フィルタバンクは、第1のフィルタ及び/又は第2のフィルタを備えた第1の2分波フィルタバンクと、第3のフィルタ及び/又は第4のフィルタを備えた第2の2分波フィルタバンクとに分類され、分波フィルタバンク手段における2分波フィルタバンクの多段接続は、第1のフィルタ又は第3のフィルタでろ波されダウンサンプリングされた信号を第1の2分波フィルタバンクに、第2のフィルタ又は第4のフィルタでろ波されダウンサンプリングされた信号を第2の2分波フィルタバンクに接続して構成され、各2分波フィルタバンク及びデシメータ手段のダウンサンプラは、サンプリング周波数を1/2にすることも好ましい。
入力信号のサンプリング周波数をfsとし、0からfsにおいて互いに異なる通過帯域を持つ4種類のフィルタを、通過帯域の低い順に第1のフィルタ、第2のフィルタ、第3のフィルタ、第4のフィルタとした場合、2分波フィルタバンクは、第1のフィルタ及び/又は第2のフィルタを備えた第1の2分波フィルタバンクと、第3のフィルタ及び/又は第4のフィルタを備えた第2の2分波フィルタバンクとに分類され、分波フィルタバンク手段における2分波フィルタバンクの多段接続は、第1のフィルタ又は第3のフィルタでろ波されダウンサンプリングされた信号を第1の2分波フィルタバンクに、第2のフィルタ又は第4のフィルタでろ波されダウンサンプリングされた信号を第2の2分波フィルタバンクに接続して構成され、各2分波フィルタバンク及びデシメータ手段のダウンサンプラは、サンプリング周波数を1/2にすることも好ましい。
本発明におけるディジタル信号合波装置によれば、
複数の入力信号を周波数多重して出力するディジタル信号合波装置であって、入力信号をアップサンプリングして出力する1つ以上のアップサンプラと、各アップサンプラの出力信号の不要成分を除去して出力するフィルタとを備えている単位合波フィルタバンク、
を多段接続した構成を含む合波フィルタバンク手段と、単位合波フィルタバンクの出力信号のいずれかと加算する信号を、少なくとも1つ出力する周波数変換・インタポレータ手段とを有し、周波数変換・インタポレータ手段は、1つ以上直列に接続されるインタポレータ手段と、最後のインタポレータ手段が出力する信号の周波数をシフトして出力する周波数変換手段との組合せを、出力信号の数だけ含み、インタポレータ手段は、入力信号をアップサンプリングして出力するアップサンプラと、アップサンプラの出力信号の不要信号成分を除去して出力するフィルタとを備えていることを特徴とする。
複数の入力信号を周波数多重して出力するディジタル信号合波装置であって、入力信号をアップサンプリングして出力する1つ以上のアップサンプラと、各アップサンプラの出力信号の不要成分を除去して出力するフィルタとを備えている単位合波フィルタバンク、
を多段接続した構成を含む合波フィルタバンク手段と、単位合波フィルタバンクの出力信号のいずれかと加算する信号を、少なくとも1つ出力する周波数変換・インタポレータ手段とを有し、周波数変換・インタポレータ手段は、1つ以上直列に接続されるインタポレータ手段と、最後のインタポレータ手段が出力する信号の周波数をシフトして出力する周波数変換手段との組合せを、出力信号の数だけ含み、インタポレータ手段は、入力信号をアップサンプリングして出力するアップサンプラと、アップサンプラの出力信号の不要信号成分を除去して出力するフィルタとを備えていることを特徴とする。
本発明によるディジタル信号分波装置は、分波フィルタバンク手段が固定的に分割する周波数帯域の境界を跨ぐ信号を、周波数変換手段において周波数をシフトさせることで使用可能としている。周波数変換手段での周波数シフト量は、後段に接続するデシメータ手段の通過帯域に基づき決定される。この様に、周波数変換・デシメータ手段を、境界を跨ぐ信号に対応して設けることで、任意の周波数及び帯域の信号を処理可能となる。また、それ以外の信号については分波フィルタバンク手段が分波し、信号毎に周波数変換・デシメータ手段を設ける必要はないため回路規模を小さくすることができる。
また、スイッチマトリクス手段により、使用する信号の帯域や周波数配置の変更を柔軟に行うことができ、更に、周波数変換手段での周波数シフト量を可変とすることにより、周波数変換・インタポレータ手段の構成を簡略化できる。
同様に、本発明によるディジタル信号合波装置は、合波フィルタバンク手段での固定的な周波数帯域の境界を跨ぐ信号を、周波数変換手段において周波数をシフトさせることで使用可能としている。周波数変換手段での周波数シフト量は、前段に接続するインタポレータ手段の通過帯域に基づき決定される。この様に、周波数変換・インタポレータ手段を、境界を跨ぐ信号に対応して設けることで、任意の周波数及び帯域の信号を処理可能となる。また、それ以外の信号については合波フィルタバンク手段が合波し、信号毎に周波数変換・インタポレータ手段を設ける必要はないため回路規模を小さくすることができる。
更に各手段を、メモリを用いた時分割処理により実現することで、回路規模をより小さくすることができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明によるディジタル信号分波装置のブロック図である。以後、最大8個の信号を分波する構成を用いて説明するが、処理可能な信号数は開示する内容に従い変更可能である。図1によると、ディジタル信号分波装置は、分波フィルタバンク部1と、周波数変換・デシメータ部2と、スイッチマトリックス部3とを備えている。
図2は、図1の分波フィルタバンク部1の構成図である。図2によると、分波フィルタバンク部1は、1入力2出力の2分波フィルタバンク11〜17を樹枝状に多段接続して構成される。より詳しくは、1段目の2分波フィルタバンク11に、2段目の2分波フィルタバンク12及び13を接続し、2段目の2分波フィルタバンク12に、3段目の2分波フィルタバンク14及び15を接続し、2段目の2分波フィルタバンク13に、3段目の2分波フィルタバンク16及び17を接続する。
各2分波フィルタバンクは、図12(a)に示す様に、それぞれが入力信号の帯域制限を行う低域側通過フィルタ及び高域側通過フィルタと、低域側通過フィルタの出力及び高域側通過フィルタの出力それぞれに接続されるダウンサンプラとにより構成されている。ここで、ダウンサンプラは、入力信号のサンプル値を1つおきに間引く、つまりサンプリング周波数を1/2にダウンサンプリングする機能を有している。
ここで、2分波フィルタバンク11、12、14及び16の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタAであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタBであり、2分波フィルタバンク13、15及び17の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタCであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタDである。そして、初段の2分波フィルタバンクには、フィルタA及びBを使用し、以後、フィルタA又はCの後段には、フィルタA及びBで構成される2分波フィルタバンクを、フィルタB又はDの後段には、フィルタC及びDで構成される2分波フィルタバンクを順次接続していく。なお、図13に示す各フィルタの周波数特性は、2分波フィルタバンクへの入力信号のサンプリング周波数fsで正規化し、通過域を0〜fsの範囲内となるように規定したものである。
2分波フィルタバンク11は、分波フィルタバンク部1への入力信号S11を、それぞれ通過帯域の異なる低域側通過フィルタ及び高域側通過フィルタでろ波することで、周波数帯域の異なる2つの信号を抽出し、抽出した信号それぞれをダウンサンプリングして、信号S21及び22として出力する。以後、同様に、2分波フィルタバンク部12は、信号S21を入力して信号S31及び32を出力し、2分波フィルタバンク部13は、信号S22を入力して信号S33及び34を出力する。更に、2分波フィルタバンク14、15、16、17は、それぞれ、信号S31、S32、S33、S34を入力して、信号S41及びS42、S43及びS44、S45及びS46、S47及びS48を出力する。
なお、本発明のディジタル信号分波装置の分波フィルタバンク部1は、周波数多重信号を固定的な周波数帯域に分割して各周波数帯域に含まれる信号を出力することを、多段構成により順次行っていくものであれば、上述した構成に限定されず、例えば、2分波フィルタバンクに代えて、1つ以上のフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを有する単位分波フィルタバンクを樹枝状に多段接続したものであっても良い。
図3は、周波数変換・デシメータ部2の構成図である。図3(a)によると、周波数変換・デシメータ部2は、周波数変換器21〜23と、デシメータ24〜27とを備えている。各デシメータは、図3(b)に示す様に、入力信号の帯域制限を行う低域側通過フィルタ201と、ダウンサンプラ202とを備えている。ダウンサンプラ202は、入力信号のサンプル値を1つおきに間引く、つまりサンプリング周波数を1/2にダウンサンプリングする機能を有し、低域側通過フィルタ201としては、図13のフィルタAからDのいずれかを使用する。ここで、サンプリング周波数fsは、デシメータの入力信号のサンプリング周波数である。
周波数変換器21、22、23は、それぞれ、分波フィルタバンク部1からの信号S11、S21、S22の周波数変換、つまり入力信号の周波数をシフトさせる。具体的には、入力信号I(t)に対し、ej(2πft+θ)を乗じ、
O(t)=I(t)*ej(2πft+θ)
で得られる信号を出力する。ここで、tは時間、fは出力信号と入力信号の周波数差、つまり周波数のシフト量であり、θは任意の位相である。
O(t)=I(t)*ej(2πft+θ)
で得られる信号を出力する。ここで、tは時間、fは出力信号と入力信号の周波数差、つまり周波数のシフト量であり、θは任意の位相である。
デシメータ24は、周波数変換器21の出力信号を帯域制限してダウンサンプリングし信号S23を出力する。デシメータ25は、信号S23を入力して信号S35を出力する。更に、デシメータ26は、周波数変換器22の出力信号を入力として、信号S36を、デシメータ27は、周波数変換器23の出力信号を入力として、信号S37を出力する。
図7は、上述した各信号の周波数帯域及び周波数多重信号での周波数位置の関係を示すものであり、サンプリング周波数Fsは、2分波フィルタバンク11への入力信号のサンプリング周波数である。また、周波数変換器21での周波数シフト量は、信号S23を使用する場合は、信号S23の左側にある点線の矢印で示す量であり、信号S35を使用する場合は、信号S35の左側にある点線の矢印で示す量である。同様に、周波数変換器22での周波数のシフト量は、信号S36の左側にある点線の矢印で示す量であり、周波数変換器23での周波数のシフト量は、信号S37の左側にある点線の矢印で示す量である。なお、これらの周波数シフトは、点線の各矢印に応じた量だけ左側、つまり、低周波数側へシフトすることを意味している。
この場合、デシメータ24、25及び26の低域側通過フィルタ201には図13のフィルタAを使用し、デシメータ27の低域側通過フィルタ201には図13のフィルタCを使用する。しかしながら、周波数変換器23での周波数のシフト量を増大させ、信号S37が信号S31と同一周波数となるようにした場合には、デシメータ27の低域側通過フィルタ201としても図13のフィルタAが使用できる。つまり、各周波数変換器での周波数シフト量は、後段に1つ以上直列に接続されるデシメータに使用している低域側通過フィルタの周波数特性により決定され、入力信号に含まれる信号のうち、分離対象である信号が、その通過帯域内になるように入力信号の周波数をシフトさせる。
また、信号S23とS35を同時に使用することはできないため、図3(a)の構成においては、信号S11から信号S23又はS35を出力する回路を共用としている。したがって、周波数変換器21での周波数シフト量は、使用する信号がS23であるかS35であるかに応じて変更する必要がある。逆にいうと、周波数変換器21での周波数シフト量を変更可能とすることで、信号S11から信号S23又はS35を出力する回路を共用でき回路規模を小さくすることができる。また、周波数変換器での周波数シフト量を変更可能とすることで、デシメータの低域側通過フィルタに総て同じ周波数特性のものを使用することができ、例えば、信号S35〜S37のいずれか2つのみしか使用しない場合等には、周波数変換器とデシメータからなる回路を2系統だけ用意しておけばよく回路規模を小さくすることができる。
なお、周波数変換後に直列に接続するデシメータの数は、入力信号の分波フィルタバンク部1での段数と、出力する信号帯域に対応する分波フィルタバンク部1での段数の差となる。つまり、分波フィルタバンク部1の1段目の入力である信号S11から、3段目の入力であるS31〜S34に対応する帯域の信号であるS35を出力する場合には、2個のデシメータを直列に接続する。
図1に戻り、スイッチマトリックス部3は、分波フィルタバンク部1が出力する信号S11、S21〜S22、S31〜S34及びS41〜S48、並びに、周波数変換・デシメータ部2が出力する信号S23及びS35〜S37のうち、実際に使用する信号をディジタル信号分波装置の所定の出力ポートに導くためのものであり、使用する信号の組合せを必要に応じて変更するために設けられる。
以上の構成により、従来技術での問題点である使用可能な信号の組合せに対する制限を取り除くこと、例えば、図15の(c)や(d)に示す信号群の処理が可能となる。
図4は、本発明によるディジタル信号合波装置のブロック図である。以後、最大8個の信号を合波する構成を用いて説明するが、処理可能な信号数は開示する内容に従い変更可能である。図4によると、ディジタル信号合波装置は、合波フィルタバンク部4と、周波数変換・インタポレータ部5と、スイッチマトリックス部3とを備えている。
図5は、図4の合波フィルタバンク部4の構成図である。図5によると、合波フィルタバンク部4は、2入力1出力の2合波フィルタバンク41〜47を樹枝状に多段接続して構成される。より詳しくは、1段目の2合波フィルタバンク41及び42を、セレクタ48を介して2段目の2合波フィルタバンク45に接続し、1段目の2合波フィルタバンク43及び44を、セレクタ48を介して2段目の2合波フィルタバンク46に接続する。更に、2段目の2合波フィルタバンク45の出力はセレクタ481と接続し、セレクタ481の出力は加算器491と接続し、加算器491の出力は2合波フィルタバンク47の一方の入力となる。同様に、2段目の2合波フィルタバンク46の出力はセレクタ482と接続し、セレクタ482の出力は加算器492と接続し、加算器492の出力は2合波フィルタバンク47の他方の入力となる。更に、2合波フィルタバンク47の出力はセレクタ483と接続し、セレクタ483の出力は加算器493と接続し、加算器493の出力が、ディジタル信号合波装置の出力となる。
各2合波フィルタバンクは、図12(b)に示す様に、2本の入力信号それぞれに設けられ、入力信号の各サンプル値の間に値0のサンプル値を補間することで、サンプリング周波数を2倍に変換するアップサンプラと、一方のアップサンプラの出力信号の帯域を制限する低域側通過フィルタと、他方のアップサンプラの出力信号の帯域を制限する高域側通過フィルタと、低域側通過フィルタの出力信号と高域側通過フィルタの出力信号を加算して出力する加算器とにより構成されている。
ここで、2合波フィルタバンク41、43、45及び47の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタAであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタBであり、2合波フィルタバンク42、44及び46の低域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタCであり、同じく高域側通過フィルタの周波数特性は図13のフィルタDである。そして、最後段の2合波フィルタバンク47には、フィルタA及びBを使用し、フィルタA又はCの前段には、フィルタA及びBで構成される2合波フィルタバンクを、フィルタB又はDの前段には、フィルタC及びDで構成される2合波フィルタバンクを順次接続していく。なお、図13に示す各フィルタの周波数特性は、2合波フィルタバンクの出力信号のサンプリング周波数fsで正規化し、通過域を0〜fsの範囲内となるように規定したものである。
各2合波フィルタバンクは、2つの入力信号を、それぞれ、2倍のサンプリング周波数にアップサンプリングし、アップサンプリング後の信号の不要な高調波成分をそれぞれのフィルタで除去し、高調波成分除去後の信号を合成、つまり、周波数多重して出力する。具体的には、2合波フィルタバンク41、42、43、44は、それぞれ、ディジタル信号S41及びS42、S43及びS44、S45及びS46、S47及びS48を入力とし、周波数多重してセレクタ48に出力する。
2合波フィルタバンク45は、一方のセレクタ48にて選択された2合波フィルタバンク41の出力信号又は信号S31と、他方のセレクタ48にて選択された2合波フィルタバンク42の出力信号又は信号S32を入力とし、周波数多重して出力する。同様に、2合波フィルタバンク46は、一方のセレクタ48にて選択された2合波フィルタバンク43の出力信号又は信号S33と、他方のセレクタ48にて選択された2合波フィルタバンク44の出力信号又は信号S34を入力とし、周波数多重して出力する。
加算器491は、セレクタ481で選択された2合波フィルタバンク45の出力信号又は信号S21と、後述する周波数変換・インタポレータ部5からの信号S51を加算し、加算器492は、セレクタ482で選択された2合波フィルタバンク46の出力信号又は信号S22と、後述する周波数変換・インタポレータ部5からの信号S52を加算する。2合波フィルタバンク47は、加算器491及び492の出力信号を入力とし、周波数多重して出力する。
最後に、セレクタ483は、2合波フィルタバンク47の出力信号又は信号S11を選択して加算器493に出力し、加算器493は、セレクタ483からの信号と、周波数変換・インタポレータ部5からの信号S61を加算してディジタル信号合波装置の出力信号を生成する。
なお、本発明のディジタル信号合波装置の合波フィルタバンク部4は、所定帯域の複数の入力信号を、固定的な周波数帯域に配置した周波数多重信号として出力することを、多段構成により順次行っていくものであれば、上述した構成に限定されず、例えば、2合波フィルタバンクに代えて、入力信号をアップサンプリングして出力する1つ以上のアップサンプラと、各アップサンプラの出力信号の不要成分を除去して出力するフィルタとを有する単位合波フィルタバンクを多段接続した構成であっても良い。
図6は、周波数変換・インタポレータ部5の構成図である。図6(a)によると、周波数変換・インタポレータ部5は、インタポレータ51〜54と、周波数変換器55〜57と、セレクタ58とを備えている。
各インタポレータは、図6(b)に示す様に、アップサンプラ501と、アップサンプラ501によるアップサンプリングの結果生じる、イメージ成分を含む出力信号から、必要な信号成分のみを通過させ、不要な信号成分を除去する低域側通過フィルタ502とを備えている。アップサンプラ501は、入力信号の各サンプル値の間に値0のサンプル値を補間することで、サンプリング周波数を2倍に変換する機能を有し、低域側通過フィルタ502としては、図13のフィルタAからDのいずれかを使用する。ここで、サンプリング周波数fsは、インタポレータの出力信号のサンプリング周波数である。
周波数変換器55〜57は、周波数変換器21〜23と同様に、入力信号の周波数をシフトして出力する。
インタポレータ51は、信号S35を、アップサンプリングした後、高調波成分を除去し、セレクタ58は、信号S23又はインタポレータ51の出力信号を選択して出力し、インタポレータ54は、セレクタ58の出力信号を、アップサンプリングした後、高調波成分を除去し、周波数変換器55は、インタポレータ54の出力信号を周波数変換して信号S61を出力する。同様に、インタポレータ52は、信号S36を、アップサンプリングした後、高調波成分を除去し、周波数変換器56は、インタポレータ52の出力信号を周波数変換して信号S51を出力し、インタポレータ53は、信号S37を、アップサンプリングした後、高調波成分を除去し、周波数変換器57は、インタポレータ52の出力信号を周波数変換して信号S52を出力する。
図7は、ディジタル信号合波装値が出力する周波数多重信号内での、上述した各信号の周波数位置及び周波数帯域を示すものであり、サンプリング周波数Fsは、最終段に位置する2合波フィルタバンク47の出力信号のサンプリング周波数である。また、周波数変換器55での周波数シフト量は、信号S23を使用する場合は、信号S23の左側にある点線の矢印で示す量であり、信号S35を使用する場合は、信号S35の左側にある点線の矢印で示す量である。同様に、周波数変換器56での周波数のシフト量は、信号S36の左側にある点線の矢印で示す量であり、周波数変換器57での周波数のシフト量は、信号S37の左側にある点線の矢印で示す量である。なお、これらの周波数シフトは、点線の各矢印に応じた量だけ右側、つまり、高周波数側へシフトすることを意味している。
この場合、インタポレータ51、52及び54の低域側通過フィルタ201には図13のフィルタAを使用し、インタポレータ53の低域側通過フィルタ502には図13のフィルタCを使用する。しかしながら、周波数変換器57での周波数のシフト量を増大させ、信号S31の周波数位置から信号S37と同一周波数になるようにシフトさせる場合には、インタポレータ53の低域側通過フィルタ502としても図13のフィルタAが使用できる。つまり、各周波数変換器での周波数シフト量は、前段に1つ以上直列に接続されるインタポレータに使用している低域側通過フィルタの周波数特性により決定され、低域側通過フィルタによりろ波された信号が、周波数多重信号内での所望の周波数位置になるように周波数をシフトさせる。
図6(a)の構成においても、図3(a)の構成と同様に周波数変換器での周波数シフト量を可変とすることで、信号S23又はS35から信号S61を出力する回路を共用としている。もちろん、周波数変換器55、インタポレータ51及び54から構成される回路を信号S35専用とし、別に信号S23専用の回路を設け、最後にセレクタ58で出力信号を選択する構成であっても良い。
図4に戻り、スイッチマトリックス部3は、最大8個であるディジタル信号合波装置への入力信号を、合波フィルタバンク部4及び/又は周波数変換・インタポレータ部5の所定の入力に導くためのものである。
以上の構成により、従来技術での問題点である使用可能な信号の組合せに対する制限を取り除くこと、例えば、図15の(c)や(d)に示す信号群の使用が可能となる。
なお、上述したディジタル信号分波装置及びディジタル信号合波装置において、使用する2分波又は2合波フィルタバンクの数や、周波数変換・デシメータ部2における1つの周波数変換器と1つ以上のデシメータで構成される処理回路、周波数変換・インタポレータ部5における1つ以上のインタポレータと1つの周波数変換器で構成される処理回路は、使用する信号の組合せに応じて取捨選択可能である。例えば、図15の(d)に示す2波のみを固定的に使用する場合では、図2の2分波フィルタバンク13及び15〜17、図3(a)の周波数変換器22と23で始まる処理回路、図5の2合波フィルタバンク42〜44及び46、図6(a)のインタポレータ52と53で始まる処理回路は必須ではない。更に、S47は使用しないので、2分波フィルタバンク17の高域側通過フィルタ及び高域側通過フィルタの出力に接続されるダウンサンプラや、2合波フィルタバンク44の高域側通過フィルタ及び高域側通過フィルタの前段に接続されるアップサンプラであっても省略することが可能である。同様に、スイッチマトリクス部3は、使用する信号の組合せを柔軟に変更するためのものであり、使用する信号が固定的であり変更の必要がない場合には省略可能である。
図8は、本発明によるディジタル信号分波装置の他の実施形態でのブロック図である。図8(a)によると、ディジタル信号分波装置は、帯域可変2分波フィルタバンク61と、メモリ62と、周波数変換器63と、デシメータ64と、直並列変換器65と、時分割動作制御部66とを備えている。帯域可変2分波フィルタバンク61は、図8(b)に示す様に、可変低域側通過フィルタ601と、可変高域側通過フィルタ602と、ダウンサンプラ603及び604とを含んでいる。
可変低域側通過フィルタ601は、時分割動作制御部66からの制御に基づき図13のフィルタA又はフィルタCを切替え可能であり、可変高域側通過フィルタ602は、時分割動作制御部66からの制御に基づき図13のフィルタB又はフィルタDを切替え可能である。これら、通過帯域の切替えは、予め用意した2種類の通過帯域のフィルタを切り替える、あるいは、ディジタルフィルタのタップ係数を変更する等、公知な種々の方法により実現可能である。
ダウンサンプラ603及び604は、入力信号のサンプル値を1つおきに間引く、つまりサンプリング周波数を1/2にダウンサンプリングする機能を有し、周波数変換器63は、時分割動作制御部66の制御に基づき入力信号の周波数変換を行う機能を有し、デシメータ64は、図3(b)と同じである。
本実施形態においては、メモリ62を使用することで図2及び図3における処理と同一処理を、時分割で実行することを特徴としている。即ち、入力信号S11をメモリ62に蓄積すると共に、帯域可変2分波フィルタバンク61を、図2の2分波フィルタバンク11と同じに構成して信号S11の処理を行い、出力となる信号S21及びS22を同様にメモリ62に蓄積する。同様に、メモリ62に蓄積した信号S21に対しては、帯域可変2分波フィルタバンク61を、図2の2分波フィルタバンク12と同じに構成した上で、メモリ62から信号S21を読み出して処理し、出力となる信号S31及びS32をメモリ62に蓄積する。更に、信号S35を使用する場合は、周波数変換器63の周波数シフト量を図7に示す通りに設定して、メモリ62から信号S35を読み出して処理を行い、その後、メモリ62を介してデシメータ64で2回処理を行う。
時分割動作制御部66は、上記時分割処理のための各部の制御を行うものであり、直並列変換器65は、メモリ62に蓄えられている各信号を順次読み出して出力とする。なお、図8においては、帯域可変2分波フィルタバンク61、周波数変換器63、デシメータ64をそれぞれ1つだけ用意しているが、2つ以上であっても良い。
図9は、本発明によるディジタル信号合波装置の他の実施形態でのブロック図である。図9(a)によると、ディジタル信号合波装置は、並直列変換器71と、帯域可変2合波フィルタバンク72と、メモリ73と、インタポレータ74と、周波数変換器75と、時分割動作制御部76とを備えている。帯域可変2合波フィルタバンク72は、図9(b)に示す様に、アップサンプラ701及び702と、可変低域側通過フィルタ703と、可変高域側通過フィルタ704と、加算器705とを含んでいる。
可変低域側通過フィルタ703は、図8の可変低域側通過フィルタ601と同様、時分割動作制御部76からの制御に基づき図13のフィルタA又はフィルタCを切替え可能であり、可変高域側通過フィルタ704は、図8の可変高域側通過フィルタ602と同様、時分割動作制御部76からの制御に基づき図13のフィルタB又はフィルタDを切替え可能である。また、アップサンプラ602及び604は、入力ディジタル信号の各サンプル値の間に値0のサンプル値を補間することで、サンプリング周波数を2倍に変換する機能を有し、周波数変換器75は、時分割動作制御部76の制御に基づき入力信号を所定の周波数の信号に変換する機能を有し、インタポレータ74は、図6(b)と同じである。
本実施形態においては、図8のディジタル信号分波装置と同様、メモリ73を使用することで図5及び図6における処理と同一処理を、時分割で実行することを特徴としている。即ち、入力ディジタル信号S41及びS42をメモリ73に蓄積すると共に、帯域可変2合波フィルタバンク72を、図5の2合波フィルタバンク41と同じに構成して、デジタ信号S41及びS42を多重して、出力信号をメモリ73に蓄積する。また、ディジタル信号S36を使用する場合は、インタポレータ74により信号S36を処理し、一旦メモリ73に蓄えた後、周波数変換器75の周波数シフト量を図7に示す通りに設定して、インタポレータ74で処理した信号をメモリ73から読み出して周波数変換を行う。
並直列変換器71は、複数の入力信号を直列に変換してメモリ73に蓄積し、時分割動作制御部76は、上記時分割処理のために、各部の制御を行う。なお、図9においては、帯域可変2合波フィルタバンク72、インタポレータ74、周波数変換器75をそれぞれ1つだけ用意しているが、2つ以上であっても良い。
以上、ディジタル信号の分波及び/又は合波を時分割にて処理することで、少ない回路構成にてディジタル信号の分波及び/又は合波が可能となり、かつ、使用する信号の組合せの変更にも柔軟に対応できる。
1 分波フィルタバンク部
11〜17、81〜87 2分波フィルタバンク
2 周波数変換・デシメータ部
21〜23、55〜57、63、75 周波数変換器
24〜27、64 デシメータ
201、502 低域側通過フィルタ
202、603、604 ダウンサンプラ
3 スイッチマトリックス部
4 合波フィルタバンク部
41〜47、91〜97 2分波フィルタバンク
48 セレクタ
49、705 加算器
5 周波数変換・インタポレータ部
51〜54 インタポレータ
58、98 セレクタ
501、702 アップサンプラ
61 帯域可変2分波フィルタバンク
62、73 メモリ
65 直並列変換器
601、703 可変低域側通過フィルタ
602、704 可変高域側通過フィルタ
66、76 時分割動作制御部
71 並直列変換器
72 帯域可変2合波フィルタバンク
74 インタポレータ
11〜17、81〜87 2分波フィルタバンク
2 周波数変換・デシメータ部
21〜23、55〜57、63、75 周波数変換器
24〜27、64 デシメータ
201、502 低域側通過フィルタ
202、603、604 ダウンサンプラ
3 スイッチマトリックス部
4 合波フィルタバンク部
41〜47、91〜97 2分波フィルタバンク
48 セレクタ
49、705 加算器
5 周波数変換・インタポレータ部
51〜54 インタポレータ
58、98 セレクタ
501、702 アップサンプラ
61 帯域可変2分波フィルタバンク
62、73 メモリ
65 直並列変換器
601、703 可変低域側通過フィルタ
602、704 可変高域側通過フィルタ
66、76 時分割動作制御部
71 並直列変換器
72 帯域可変2合波フィルタバンク
74 インタポレータ
Claims (8)
- 周波数多重された複数の信号からなる受信信号を多重分離して出力するディジタル信号分波装置であって、
入力信号をろ波する1つ以上のフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている単位分波フィルタバンク、
を多段接続した構成を含む分波フィルタバンク手段と、
受信信号及び/又は各単位分波フィルタバンクの出力信号の少なくとも1つを入力とする周波数変換・デシメータ手段と、
を有し、
周波数変換・デシメータ手段は、入力信号の周波数をシフトして出力する入力信号毎の周波数変換手段と、各周波数変換手段の出力に1つ以上直列に接続されるデシメータ手段とを含み、
デシメータ手段は、入力信号の帯域制限を行うフィルタと、フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えていること、
を特徴とするディジタル信号分波装置。 - 各単位分波フィルタバンクの出力信号及び/又は各デシメータ手段の出力信号から1つ以上を選択して出力するスイッチマトリクス手段を更に有すること、
を特徴とする請求項1に記載のディジタル信号分波装置。 - 周波数変換手段における周波数シフト量が可変であることを特徴とする請求項1又は2に記載のディジタル信号分波装置。
- 少なくとも周波数変換手段、デシメータ手段、単位分波フィルタバンクのいずれかが、各手段の入出力信号を記憶するメモリを用いて時分割処理により実現されていること、
を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のディジタル信号分波装置。 - 周波数変換手段は、受信信号に含まれる複数の信号のうち、分波フィルタバンク手段の通過帯域を通過できない信号の1つを、後段に直列接続されたデシメータ手段の通過帯域内に入れるように周波数をシフトさせること、
を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のディジタル信号分波装置。 - 単位分波フィルタバンクは、
入力信号をろ波する1つ又は2つのフィルタと、各フィルタの出力信号をダウンサンプリングして出力するダウンサンプラとを備えている2分波フィルタバンクであること、
を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のディジタル信号分波装置。 - 入力信号のサンプリング周波数をfsとし、0からfsにおいて互いに異なる通過帯域を持つ4種類のフィルタを、通過帯域の低い順に第1のフィルタ、第2のフィルタ、第3のフィルタ、第4のフィルタとした場合、
2分波フィルタバンクは、第1のフィルタ及び/又は第2のフィルタを備えた第1の2分波フィルタバンクと、第3のフィルタ及び/又は第4のフィルタを備えた第2の2分波フィルタバンクとに分類され、
分波フィルタバンク手段における2分波フィルタバンクの多段接続は、
第1のフィルタ又は第3のフィルタでろ波されダウンサンプリングされた信号を第1の2分波フィルタバンクに、第2のフィルタ又は第4のフィルタでろ波されダウンサンプリングされた信号を第2の2分波フィルタバンクに接続して構成され、
各2分波フィルタバンク及びデシメータ手段のダウンサンプラは、サンプリング周波数を1/2にすること、
を特徴とする請求項6に記載のディジタル信号分波装置。 - 複数の入力信号を周波数多重して出力するディジタル信号合波装置であって、
入力信号をアップサンプリングして出力する1つ以上のアップサンプラと、各アップサンプラの出力信号の不要成分を除去して出力するフィルタとを備えている単位合波フィルタバンク、
を多段接続した構成を含む合波フィルタバンク手段と、
単位合波フィルタバンクの出力信号のいずれかと加算する信号を、少なくとも1つ出力する周波数変換・インタポレータ手段と、
を有し、
周波数変換・インタポレータ手段は、1つ以上直列に接続されるインタポレータ手段と、最後のインタポレータ手段が出力する信号の周波数をシフトして出力する周波数変換手段との組合せを、出力信号の数だけ含み、
インタポレータ手段は、入力信号をアップサンプリングして出力するアップサンプラと、アップサンプラの出力信号の不要信号成分を除去して出力するフィルタとを備えていること、
を特徴とするディジタル信号合波装置。
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