JP2007312143A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 通話先に送信する通話信号を選択することができる電話装置を提供する。
【解決手段】 入力制御部12dは、制御装置11からの指示に基づいて、マイク13bからの通話信号、再生装置14aから受け取った通話信号、またはマイク13bからの通話信号に再生装置14aから受け取った通話信号を重畳した通話信号を、送信部12bに送る。制御装置11は、再生ボタン162が押されると、入力制御部12dに、再生装置14aからの通話信号を送信部12bに送るように指示する。マイク13bからの通話信号は回線に送られずに、再生装置14aからの通話信号のみが回線に送られる。通話先に送信する通話信号として、再生装置14aから受け取った通話信号のみを選択することによって、通話先に送信する通話信号へのノイズの混入を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、録音および再生機能を備えた電話装置に関する。
電話装置たとえば電話機には、通話を録音するための録音再生機能を備えたものがある。たとえば第1の従来の技術として、相手側の通話のみを録音可能にした電話装置がある。この電話装置は、ユーザが予め定められた操作手順に従ってキー操作を行うと、ハンドセットの送話器と録音再生装置との間にあるスイッチによって、ハンドセットの送話器から録音再生装置へ送られる音声信号を切断し、相手側からの音声信号のみを録音するようにしたものである(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来の技術として、通信装置がある。この通信装置は、発呼時に入力された電話番号を番号記憶部に記憶し、通話録音時に、番号記憶部に記憶した電話番号と通話内容とを対にしてデータ記憶部に記憶する。その後、通話内容再生時に、データ記憶部に記憶される電話番号を表示し、表示した電話番号の中から選択された電話番号に対応する通話内容をスピーカから出力するものである。発呼後に通話録音を行った場合でも、再生したい通話内容を容易に検索可能である(たとえば特許文献2参照)。
第3の従来の技術として、電話機がある。この電話機は、入力された検索条件、たとえば日付、時間、通話先の電話番号、あるいは録音の種別などの検索条件に合致する録音メッセージを録音履歴から検索し、検索条件に合致した録音メッセージのリストを表示する。検索条件で絞り込まれた検索結果のリストの中から録音メッセージを選択することができるので、希望する録音メッセージを直ぐに判別して再生することができる(たとえば特許文献3参照)。
特開平1−101770号公報 特開2000−341390号公報 特開2001−333179号公報
通話中に録音された音声を再生する場合、電話装置が設置された周辺が静寂な環境であればよいが、騒音などのノイズがある場合、ハンドセットの送話器から入るノイズが録音の再生音に混入し、通話先で聞き取りにくい場合がある。しかしながら、いずれの従来の技術も、再生音へのノイズの混入を防止するために、通話先に送信する通話信号として、再生された通話信号のみを選択することはできないという問題がある。
さらに、通話中に録音した音声を再生する場合、録音の再生音がハンドセットの受話器から出力されるとともに、通話先の受話器からも出力されるので、通話先に聞かせたくない録音も通話先に聞かれてしまうことがある。しかしながら、いずれの従来の技術も、録音の再生を通話先に聞かせないために、通話先に送信する通話信号として、ハンドセットの送話器からの通話信号のみを選択し、再生された通話信号を含めないようにすることはできないという問題がある。
本発明の目的は、通話先に送信する通話信号を選択することができる電話装置を提供することである。
本発明は、通話先の電話装置からの通話信号を受信する受信手段と、
通話先の電話装置に通話信号を送信する送信手段と、
入力される音を通話信号に変換する入力手段と、
受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号を録音する録音手段と、
録音手段によって録音された通話信号を再生する再生手段と、
通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間に、再生手段によって通話信号が再生されると、再生手段によって再生された通話信号を送信手段によって送信させ、再生手段によって通話信号が再生されないと、入力手段によって入力された通話信号を送信手段によって送信させる制御手段とを含むことを特徴とする電話装置である。
本発明に従えば、受信手段によって、通話先の電話装置からの通話信号が受信され、送信手段によって、通話先の電話装置に通話信号が送信され、入力手段によって、入力される音が通話信号に変換され、録音手段によって、受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号が録音され、再生手段によって、録音手段によって録音された通話信号が再生される。さらに、制御手段によって、通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間に、再生手段によって通話信号が再生されると、再生手段によって再生された通話信号が送信手段によって送信され、再生手段によって通話信号が再生されないと、入力手段によって入力された通話信号が送信手段によって送信されるので、通話先に送信する通話信号を選択することができ、たとえば再生手段によって通話信号を再生するときは、再生された通話信号のみを選択することができる。
また本発明は、通話先の電話装置からの通話信号を受信する受信手段と、
通話先の電話装置に通話信号を送信する送信手段と、
通話信号を音に変換して出力する出力手段と、
入力される音を通話信号に変換する入力手段と、
受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号を録音する録音手段と、
録音手段によって録音された通話信号を再生する再生手段と、
通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間のうち再生手段によって通話信号が再生されている期間、再生手段によって再生された通話信号を出力手段に出力させるとともに、予め定める条件が成立すると、再生手段によって再生された通話信号を送信手段によって送信させ、予め定める条件が成立しないと、再生手段によって再生された通話信号の送信手段による送信を抑止させる制御手段とを含むことを特徴とする電話装置である。
本発明に従えば、受信手段によって、通話先の電話装置からの通話信号が受信され、送信手段によって、通話先の電話装置に通話信号が送信され、出力手段によって、通話信号が音に変換されて出力され、入力手段によって、入力される音が通話信号に変換され、録音手段によって、受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号が録音され、再生手段によって、録音手段によって録音された通話信号が再生される。さらに、制御手段によって、通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間のうち再生手段によって通話信号が再生されている期間、再生手段によって再生された通話信号が出力手段に出力されるとともに、予め定める条件が成立すると、再生手段によって再生された通話信号が送信手段によって送信され、予め定める条件が成立しないと、再生手段によって再生された通話信号の送信手段による送信が抑止されるので、予め定める条件に基づいて通話先に送信する通話信号を選択することができ、予め定める条件が成立した場合のみ、再生された通話信号を通話先に送信することができる。
また本発明は、通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報を、録音された通話信号毎に関連付けて記憶する記憶手段をさらに含み、
前記予め定める条件は、再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであるという条件であることを特徴とする。
本発明に従えば、記憶手段によって、通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報が、録音された通話信号毎に関連付けて記憶され、予め定める条件は、再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであるという条件であるので、再生される通話信号に関連付けられた通話先識別情報が示す通話先が、現在通話中の通話先と同じであるときに、録音の再生を通話先に聞かせることができる。
また本発明は、前記通話先識別情報は、通話先の電話装置の電話番号であることを特徴とする。
本発明に従えば、通話先識別情報は、通話先の電話装置の電話番号であるので、こちらから電話をかける場合は、入力した電話番号と同じ電話番号、そして相手からの電話である場合は、電話番号通知機能によって通知された電話番号と同じ電話番号に関連付けられた通話信号を再生して、通話先に聞かせることできる。
また本発明は、通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報と、通話信号が録音された日時を表す日時情報とを、録音された通話信号毎に関連付けて記憶する記憶手段と、
日付と時間帯とを表す時間帯情報を入力する時間帯入力手段とをさらに含み、
前記予め定める条件は、再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであり、かつ再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている日時情報が示す日時が時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に入るという条件であることを特徴とする。
本発明に従えば、記憶手段によって、通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報と、通話信号が録音された日時を表す日時情報とが、録音された通話信号毎に関連付けて記憶され、時間帯入力手段によって、日付と時間帯とを表す時間帯情報が入力され、予め定める条件は、再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであり、かつ再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている日時情報が示す日時が時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に入るという条件であるので、通話先に関連する録音のうち、指定された時間帯つまり時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に録音された通話信号のみを再生して、通話先に聞かせることができる。
本発明によれば、通話先に送信する通話信号を選択することができ、たとえば再生手段によって通話信号を再生するときは、再生された通話信号のみを選択することができるので、録音を再生して通話先に送信するときノイズの混入を防止することができ、通話先では録音の再生をクリアに聞くことができる。
また本発明によれば、予め定める条件に基づいて通話先に送信する通話信号を選択することができ、予め定める条件が成立した場合のみ、再生された通話信号を通話先に送信することができるので、予め定める条件が成立しない場合は、録音の再生を通話先に聞かせないようにすることができる。
また本発明によれば、再生される通話信号に関連付けられた通話先識別情報が示す通話先が、現在通話中の通話先と同じであるときに、録音の再生を通話先に聞かせることができるので、通話先と関係のない録音を通話先に聞かせることを防止することができる。
また本発明によれば、こちらから電話をかける場合は、入力した電話番号と同じ電話番号、そして相手からの電話である場合は、電話番号通知機能によって通知された電話番号と同じ電話番号に関連付けられた通話信号を再生して、通話先に聞かせることできるので、ユーザは、通話先に聞かせる録音を選択させるために通話先識別情報つまり電話番号を入力しなくても、通話先と行った通話の録音を自動的に通話先に聞かせることができる。
また本発明によれば、通話先に関連する録音のうち、指定された時間帯つまり時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に録音された通話信号のみを再生して、通話先に聞かせることができるので、通話先に関連する録音が多い場合、時間帯を指定することによって、通話先に聞かせる録音を絞り込んで聞かせることができる。
図1は、本発明の実施の一形態である電話機1の概略の構成を模式的に示す。電話装置である電話機1は、制御装置11、網制御装置12、ハンドセット13、録音再生装置14、音声記憶装置15、および入力装置16を含む。
制御装置11は、たとえばCPU(Central Processing Unit)などの中央処理装置および半導体メモリなどの記憶装置によって構成され、中央処理装置が記憶装置に記憶されるプログラムを実行することによって、網制御装置12、ハンドセット13、録音再生装置14、および入力装置16を制御する。網制御装置12は、たとえばアナログスイッチおよびミキシング部を含み、網つまり電話回線網を介して電話交換局と接続され、電話機1と電話交換局との通信を制御し、通話信号を送受信する。ハンドセット13は、利用者が通話するための送受話器であり、マイクとスピーカとを含む。送受話器は、必ずしもハンドセット13である必要はなく、たとえばスピーカホンなどマイクとスピーカを有するものであればよい。ユーザがハンドセット13によって通話を行うと、その通話を表す通話信号が網制御装置12によって通話先の電話装置と送受信される。
録音再生装置14は、通話を録音および再生する装置である。録音の場合、制御装置11を介して、網制御装置12およびハンドセット13から送られてくる通話信号を音声記憶装置15に書き込み記憶させる。再生の場合、音声記憶装置15に記憶される通話信号を読み出して制御装置11を介して、網制御装置12およびハンドセット13に送る。
音声記憶装置15は、たとえば半導体メモリ、ハードディスク装置、あるいは磁気テープ装置などの記憶装置によって構成され、録音再生装置14からの通話信号および情報を記憶する。入力装置16は、たとえば操作パネルによって構成され、通話の録音を指示する録音ボタン161、録音の再生を指示する再生ボタン162、および記号「*」および「#」ならびに数字を入力する操作ボタン群163を含む。録音ボタン161を押すと、押された時点から通話が録音される。再生ボタン162を押すと、録音された通話が再生される。入力装置16は、各ボタンによって入力された情報を制御装置11に送る。
図2は、図1に示した網制御装置12、ハンドセット13、および録音再生装置14の概略の構成を示す。網制御装置12は、受信部12a、送信部12b、出力制御部12c、および入力制御部12dを含む。受信部12aは、たとえばレシーバであり、電話交換局からの通話信号を受信し、受信した通話信号を出力制御部12cおよび録音装置14bに送る。送信部12bは、たとえばトランスミッタであり、入力制御部12dからの通話信号を電話交換局に送信する。出力制御部12cは、たとえばアナログスイッチおよびミキシング部によって構成され、制御装置11からの指示に従って、受信部12aからの通話信号、または受信部12aからの通話信号と再生装置14aからの通話信号とを重畳した通話信号を、スピーカ13aに送る。入力制御部12dは、たとえばアナログスイッチおよびミキシング部によって構成され、制御装置11からの指示に従って、マイク13bからの通話信号、再生装置14aからの通話信号、またはマイク13bからの通話信号と再生装置14aからの通話信号とを重畳した通話信号を、送信部12bに送る。
ハンドセット13は、スピーカ13aとマイク13bとを含む。スピーカ13aは、出力制御部12cからの通話信号を変換して音として出力する。マイク13bは、入力される音を通話信号に変換して、入力制御部12dに送る。録音再生装置14は、再生装置14aと録音装置14bとを含む。再生装置14aは、録音装置14bによって音声記憶装置15に記憶された通話信号を再生して、出力制御部12cおよび入力制御部12dに送る。録音装置14bは、受信部12aからの通話信号およびマイク13bからの通話信号を音声記憶装置15に記憶することによって録音する。
図3は、図1に示した電話機1において通話先の電話装置に送信する通話信号へのノイズの混入を防止する例を示す。図3(a)は、録音を再生していない場合について示している。この例は、本発明を適用した場合も、従来の技術の場合も同じである。受信部12aによって回線から受信された通話信号は、スピーカ13aに送られ、マイク13bからの通話信号は、送信部12bによって回線に送信される。
図3(b)は、録音を再生している場合について、従来の技術での例を示す。再生装置14aによって再生された通話信号が、マイク13bからの通話信号に重畳されて回線に送られる。マイク13bから入力されるノイズも通話先の電話装置に送信されるので、通話先では聞き取りにくいことがある。
図3(c)は、録音を再生している場合について、本発明を適用した例を示す。制御装置11は、再生ボタン162が押されると、入力制御部12dに、再生装置14aからの通話信号を送信部12bに送るように指示する。入力制御部12dは、再生装置14aからの通話信号を送信部12bに送る。マイク13bからの通話信号は回線に送られずに、再生装置14aからの通話信号のみが回線に送られるので、通話先に送信する通話信号へのノイズの混入を防止することができる。
このように、受信手段であるたとえば受信部12aによって、通話先の電話装置からの通話信号が受信され、送信手段であるたとえば送信部12bによって、通話先の電話装置に通話信号が送信され、入力手段であるたとえばマイク13bによって、入力される音が通話信号に変換され、録音手段であるたとえば録音装置14bによって、受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号が録音され、再生手段であるたとえば再生装置14aによって、録音手段によって録音された通話信号が再生される。さらに、制御手段であるたとえば制御装置11によって、通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間に、再生手段によって通話信号が再生されると、再生手段によって再生された通話信号が送信手段によって送信され、再生手段によって通話信号が再生されないと、入力手段によって入力された通話信号が送信手段によって送信されるので、通話先に送信する通話信号を選択することができ、たとえば再生手段によって通話信号を再生するときは、再生された通話信号のみを選択することができる。したがって、録音を再生して通話先に送信するときノイズの混入を防止することができ、通話先では録音の再生をクリアに聞くことができる。
図4は、図1に示した電話機1において通話中に再生した通話信号の通話先の電話装置への送信を抑止する例を示す。図4(a)では、再生装置14によって再生された通話信号が、受信部12aからスピーカ13aへの通話信号およびマイク13bから送信部12bへの通話信号に重畳されている。制御装置11は、予め定める条件が成立しないと、図4(a)に示した形態で録音を再生する。図4(b)では、再生装置14によって再生された通話信号が、受信部12aからスピーカ13aへの通話信号に重畳されているが、マイク13bから送信部12bへの通話信号には重畳されていない。制御装置11は、予め定める条件が成立したときに、図4(b)に示した形態で録音を再生する。
予め定める条件は、たとえば再生する通話信号の通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報が、現在通話中の通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであるという条件である。
具体的には、制御装置11は、録音ボタン161が押されると、録音装置14bに録音を指示する。録音装置14bは、受信部12aからの通話信号およびマイク13bからの通話信号を、音声記憶装置15に記憶することによって録音する。制御装置11は、録音中の通話先の通話先識別情報たとえば電話番号を録音装置14bに送り、録音中の通話信号に関連付けて音声記憶装置15に記憶するように指示する。録音装置14bは、制御装置11から録音中の通話先の電話番号の記憶が指示されると、受け取った電話番号を、そのときの日時とともに、録音中の通話信号に対応付けて音声記憶装置15に記憶する。
通話中に再生ボタン162が押されると、制御装置11は、再生する通話信号に関連付けて音声記憶装置15に記憶されている電話番号が、通話中の通話先の電話番号に合致するか否かを判定する。通話中の通話先の電話番号は、こちらから電話をかけた場合は、入力装置16によって入力された電話番号あるいは電話機1に記憶されている電話帳から入力装置16によって選択された電話番号であり、相手から受けた電話である場合は、電話番号通知機能によって通知された電話番号である。再生する通話信号に関連付けられた電話番号が通話先の電話番号に合致すると、入力制御部12dに、マイク13bからの通話信号と再生装置14aからの通話信号とを重畳した通話信号を送信部12bに送るように指示する。入力制御部12dは、マイク13bからの通話信号と再生装置14aからの通話信号とを重畳し、重畳した通話信号を送信部12bに送る。再生する通話信号の電話番号が通話先の電話番号に合致しないと、制御装置11は、入力制御部12dに、マイク13bからの通話信号を送信部12bに送るように指示する。入力制御部12dは、マイク13bからの通話信号のみを送信部12bに送る。
図5は、図4に示した例で用いる録音管理情報の一例を示す。録音管理情報は、「No」、「日時」、「相手番号」、および「音声」の4つの項目を含む。Noは、管理されている情報毎に付される番号を示す項目である。日時は、録音された日時、たとえば録音を開始した日時を示す項目である。相手番号は、録音される通話信号が送受信される通話先の電話番号を示す項目である。音声は、録音された通話信号を識別するための録音識別情報を示す項目である。
図5に示した例には、3つの情報が記憶されている。No「1」の情報については、日時が「2005年10月2日13:20」であり、相手番号が「0123456789」であり、音声が「音声01」である。No「2」の情報については、日時が「2005年10月2日15:30」であり、相手番号が「0123456789」であり、音声が「音声02」である。No「3」の情報については、日時が「2005年10月3日11:10」であり、相手番号が「0987654321」であり、音声が「音声03」である。
たとえば通話中の通話先の電話番号が「0123456789」である場合、相手番号が同じ電話番号である音声「音声01」および音声「音声02」の通話信号が再生され、再生された通話信号がマイク13bからの通話信号に重畳されて通話先に送信される。相手番号が通話先の電話番号「0123456789」と異なる電話番号である音声「音声03」が再生される場合は、再生された通話信号は、マイク13bからの通話信号に重畳されず、通話先にはマイク13bからの通話信号のみが送信される。
このように、受信手段であるたとえば受信部12aによって、通話先の電話装置からの通話信号が受信され、送信手段であるたとえば送信部12bによって、通話先の電話装置に通話信号が送信され、出力手段であるたとえばスピーカ13aによって、通話信号が音に変換されて出力され、入力手段であるたとえばマイク13bによって、入力される音が通話信号に変換され、録音手段であるたとえば録音装置14bによって、受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号が録音され、再生手段であるたとえば再生装置14aによって、録音手段によって録音された通話信号が再生される。さらに、制御手段であるたとえば制御装置11によって、通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間のうち再生手段によって通話信号が再生されている期間、再生手段によって再生された通話信号が出力手段に出力されるとともに、予め定める条件が成立すると、再生手段によって再生された通話信号が送信手段によって送信され、予め定める条件が成立しないと、再生手段によって再生された通話信号の送信手段による送信が抑止されるので、予め定める条件に基づいて通話先に送信する通話信号を選択することができ、予め定める条件が成立した場合のみ、再生された通話信号を通話先に送信することができる。したがって、予め定める条件が成立しない場合は、録音の再生を通話先に聞かせないようにすることができる。
さらに、記憶手段であるたとえば音声記憶装置15によって、通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報が、録音された通話信号毎に関連付けて記憶され、予め定める条件は、再生手段であるたとえば再生装置14aによって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであるという条件であるので、再生される通話信号に関連付けられた通話先識別情報が示す通話先が、現在通話中の通話先と同じであるときに、録音の再生を通話先に聞かせることができる。したがって、通話先と関係のない録音を通話先に聞かせることを防止することができる。
さらにまた、通話先識別情報は、通話先の電話装置の電話番号であるので、こちらから電話をかける場合は、入力した電話番号と同じ電話番号、そして相手からの電話である場合は、電話番号通知機能によって通知された電話番号と同じ電話番号に関連付けられた通話信号を再生して、通話先に聞かせることできる。したがって、ユーザは、通話先に聞かせる録音を選択させるために通話先識別情報つまり電話番号を入力しなくても、通話先と行った通話の録音を自動的に通話先に聞かせることができる。
さらに、予め定める条件は、たとえば再生する通話信号の電話番号が、現在通話中の通話先の電話番号と同じであり、かつ指定された日の時間帯に録音されたものであるという条件としてもよい。
具体的には、制御装置11は、通話中に再生ボタン162が押されると、ユーザが再生させたい通話信号が録音された時間帯を指定するためのメニューを図示しない表示装置に表示し、再生させたい通話信号が録音された時間帯を入力装置16によって入力させる。制御装置11は、再生する通話信号に関連付けて音声記憶装置15に記憶されている電話番号が、通話中の通話先の電話番号に合致し、かつ入力装置16によって入力された時間帯に録音された通話信号を、図5に示した管理情報から抽出する。制御装置11は、抽出した通話信号を再生するときは、入力制御部12dに、マイク13bからの通話信号に再生装置14aから受け取った通話信号を重畳した通話信号を送信部12bに送るように指示する。入力制御部12dは、マイク13bからの通話信号に再生装置14aから受け取った通話信号を重畳した通話信号を送信部12bに送る。
制御装置11は、再生する通話信号に関連付けて音声記憶装置15に記憶されている電話番号が、通話中の通話先の電話番号に合致しない通話信号、または入力装置16によって入力された時間帯に録音されなかった通話信号を再生するときは、入力制御部12dに、マイク13bからの通話信号を送信部12bに送るように指示する。入力制御部12dは、マイク13bからの通話信号のみを送信部12bに送る。
このように、記憶手段であるたとえば音声記憶装置15によって、通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報と、通話信号が録音された日時を表す日時情報とが、録音された通話信号毎に関連付けて記憶され、時間帯入力手段であるたとえば入力装置16によって、日付と時間帯とを表す時間帯情報が入力され、予め定める条件は、再生手段であるたとえば再生装置14aによって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであり、かつ再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている日時情報が示す日時が時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に入るという条件であるので、通話先に関連する録音のうち、指定された時間帯つまり時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に録音された通話信号のみを再生して、通話先に聞かせることができる。したがって、通話先に関連する録音が多い場合、時間帯を指定することによって、通話先に聞かせる録音を絞り込んで聞かせることができる。
本発明の実施の一形態である電話機1の概略の構成を模式的に示す。 図1に示した網制御装置12、ハンドセット13、および録音再生装置14の概略の構成を示す。 図1に示した電話機1において通話先の電話装置に送信する通話信号へのノイズの混入を防止する例を示す。 図1に示した電話機1において通話中に再生した通話信号の通話先の電話装置への送信を抑止する例を示す。 図4に示した例で用いる録音管理情報の一例を示す。
符号の説明
1 電話機
11 制御装置
12 網制御装置
12a 受信部
12b 送信部
12c 出力制御部
12d 入力制御部
13 ハンドセット
13a スピーカ
13b マイク
14 録音再生装置
14a 再生装置
14b 録音装置
15 音声記憶装置
16 入力装置
161 録音ボタン
162 再生ボタン
163 操作ボタン群

Claims (5)

  1. 通話先の電話装置からの通話信号を受信する受信手段と、
    通話先の電話装置に通話信号を送信する送信手段と、
    入力される音を通話信号に変換する入力手段と、
    受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号を録音する録音手段と、
    録音手段によって録音された通話信号を再生する再生手段と、
    通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間に、再生手段によって通話信号が再生されると、再生手段によって再生された通話信号を送信手段によって送信させ、再生手段によって通話信号が再生されないと、入力手段によって入力された通話信号を送信手段によって送信させる制御手段とを含むことを特徴とする電話装置。
  2. 通話先の電話装置からの通話信号を受信する受信手段と、
    通話先の電話装置に通話信号を送信する送信手段と、
    通話信号を音に変換して出力する出力手段と、
    入力される音を通話信号に変換する入力手段と、
    受信手段によって受信された通話信号および入力手段によって入力された通話信号を録音する録音手段と、
    録音手段によって録音された通話信号を再生する再生手段と、
    通話先の電話装置と回線が接続されてから切断されるまでの期間のうち再生手段によって通話信号が再生されている期間、再生手段によって再生された通話信号を出力手段に出力させるとともに、予め定める条件が成立すると、再生手段によって再生された通話信号を送信手段によって送信させ、予め定める条件が成立しないと、再生手段によって再生された通話信号の送信手段による送信を抑止させる制御手段とを含むことを特徴とする電話装置。
  3. 通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報を、録音された通話信号毎に関連付けて記憶する記憶手段をさらに含み、
    前記予め定める条件は、再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであるという条件であることを特徴とする請求項2に記載の電話装置。
  4. 前記通話先識別情報は、通話先の電話装置の電話番号であることを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  5. 通話先の電話装置を識別するための通話先識別情報と、通話信号が録音された日時を表す日時情報とを、録音された通話信号毎に関連付けて記憶する記憶手段と、
    日付と時間帯とを表す時間帯情報を入力する時間帯入力手段とをさらに含み、
    前記予め定める条件は、再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている通話先識別情報が、回線が接続されている通話先の電話装置の通話先識別情報と同じであり、かつ再生手段によって再生される通話信号に関連付けられて記憶手段に記憶されている日時情報が示す日時が時間帯入力手段によって入力された時間帯情報が示す日付の時間帯に入るという条件であることを特徴とする請求項2に記載の電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290468A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通話録音装置及び方法

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