JP2007311413A - 固体撮像装置およびその製造方法、電子情報機器 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法、電子情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】フォトダイオードの位置が周期的に異なっている固体撮像装置において、受光感度や輝度シェーディング特性を向上させる。
【解決手段】フォトダイオード11の上方に配置されたマイクロレンズ12を、その周縁部が隣接するマイクロレンズ12と重なるように形成して、マイクロレンズ12の位置を周期的に異ならせる。マイクロレンズ12に入射された画像光は、フォトダイオード11のほぼ同じ位置(例えば中央部)に入射させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、隣接する光電変換部の位置が周期的に異なるように配置され、被写体からの画像光を光電変換部毎にそれぞれ光電変換して各画素としてそれぞれ撮像する固体撮像装置、この固体撮像装置の製造方法および、この固体撮像装置を、画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
近年、CCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサなどの従来の固体撮像装置においては、画素セルサイズの縮小化が盛んに行われている。特に、CMOS型イメージセンサでは、複数のフォトダイオード(受光部;光電変換部)により一つの出力アンプを共有することにより、1画素当たりに必要とされるトランジスタの個数を減らし、画素セルサイズを縮小化させることが急速に進められている。
ここでは、まず、一つのフォトダイオードにより一つの出力アンプが設けられ、各フォトダイオードは行方向および列方向にマトリクス状にそれぞれ等間隔に配置されている場合について図14を参照して説明する。次に、二つのフォトダイオードにより一つの出力アンプを共有して設け、各フォトダイオード1の間隔が周期的に異なっている場合について図15〜図17を用いて説明する。
図14は、従来の固体撮像装置における画素部の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。
図14において、従来の固体撮像装置100は、画素を構成するフォトダイオード1毎にその上方にそれぞれ対応して各マイクロレンズ2がそれぞれ配置されている。各画素に入射された画像光は、各マイクロレンズ1によりそれぞれ集光されて各フォトダイオード1にそれぞれ入射され、各フォトダイオード1でそれぞれ光電変換されるようになっている。
図15は、従来の他の固体撮像装置における画素部の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。
図15において、従来の固体撮像装置100Aでは、隣接するフォトダイオード1Aの位置が1画素毎に異なって配置されている。例えばCMOS型イメージセンサなどでは、複数の画素のフォトダイオードにより一つの出力アンプを共有する場合に、図15に示すように、隣接するフォトダイオード1Aの位置が等間隔に配置されておらず、隣接する二つのフォトダイオード1A毎に周期的に位置が寄っている。各画素を構成するフォトダイオード1Aの上方にはマイクロレンズ2Aが配置されているが、平面視において、マイクロレンズ2Aの中央の位置と、フォトダイオード1Aの中央位置は一致していない。各マイクロレンズ2Aに真上から入射された画像光は、各フォトダイオード1Aの中央部に集光されていない。
ここでは、画像光が各マイクロレンズ2Aに真上から入射される場合を示しているが、これは、受光領域の中央部であって、受光領域の端部分では、画像光が各マイクロレンズ2Aに対して斜め方向から入射される。次に、この場合について、図16を用いて説明する。
図16は、図15の固体撮像装置100Aについて、斜め入射光に対する集光特性を模式的に示す縦断面図である。
図16に示すように、各マイクロレンズ2Aに対して斜め方向から画像光が入射された場合、画素毎にフォトダイオード1Aにおける集光位置が異なっている。フォトダイオード1Aの中央部に集光することができないため、フォトダイオード1Aの受光感度が低下し、また、フォトダイオード1A上の同じ部分に集光することができないため、1画素毎に集光特性が異なって、1画素毎に異なる輝度シェーディング特性を示すことになってしまう。
このような不具合を改善するために、例えば特許文献1には、以下のような従来の固体撮像装置が提案されている。これを図17を用いて説明する。
図17は、特許文献1に開示されている従来の他の固体撮像装置100Bにおける画素部の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。
図17において、従来の固体撮像装置100Bは、隣接するフォトダイオード1Bの位置が異なって配置されており、隣接する二つのフォトダイオード1A毎に周期的に位置が寄っている。このため、二つの画素毎に共通の凸球状透明部3が設けられ、その上に二つのマイクロレンズ2Bが形成されて集光方向が内側に寄るように変えられており、それぞれのフォトダイオード1Bの中央部に画像光が入射され得るようになっている。
このように、この固体撮像装置100Bは、2画素共有のフォトダイオード1Bを持ち、この各フォトダイオード1Bの位置が2画素単位で周期的に異なっているCCDイメージセンサにおいて、2画素を覆うように設けられた凸球状透明部3の表面の傾きにより、入射光の方向が曲げられて各フォトダイオード1Bの中央部に入射しやすくなっている。
特許文献2に開示されている従来の他の固体撮像装置には、図14と同様に、一つのフォトダイオードに対して一つの出力アンプが設けられ、各フォトダイオードは行方向および列方向にマトリクス状にそれぞれ等間隔に配置されている場合に、隣接したマイクロレンズ間の隙間の光無効領域をなくすためにマイクロレンズアレイとしてマイクロレンズ間をくっ付けて配置したものが開示されている。
特開2002−270811号公報 特開2003−229550号公報
前述したように、図14に示した従来の固体撮像装置100では、フォトダイオード11が行方向および列方向に均等な間隔で並んでおり、フォトダイオード1とマイクロレンズ2との位置が平面視で一致しているために、入射した画像光は、フォトダイオード1の中央部に集光されている。ところが、図15に示した従来の固体撮像装置100Aでは、異なる間隔で配置されたフォトダイオード1Aの上方に各マイクロレンズ2Aが均等な間隔で配置されているため、フォトダイオード1Aとマイクロレンズ2Aとの位置が平面視でずれており、各マイクロレンズ2Aに入射される画像光はフォトダイオード1Aの中央部には入射されない。このため、以下のような問題が生じる。
第1に、受光感度について考察する。通常、マイクロレンズからCCDセンサまたはCMOSセンサに集光されて入射される画像光には、F値に応じた斜め入射光が含まれている。マイクロレンズの曲率が一定でない場合には、画像光が一点に集まらず、真上から入射される画像光についても、ある程度の広がりを持って集光される。このことを考慮すると、フォトダイオードに入射される画像光は、一点に集光されるわけでなく、ある点を中心に広がりを持って分布している。したがって、真上から入射される画像光に対して、可能な限りフォトダイオードの中央部に画像光を集光させる方が、受光感度が良くなることが分かる。以上の理由により、図15に示した従来の固体撮像装置100Aでは、図14に示した従来の固体撮像装置100の場合に比べて、斜め入射光を含む画像光に対する受光感度が低下している。
第2に、輝度シェーディングについて考察する。この輝度シェーディングとは、CCDセンサまたはCMOSセンサのチップ中心(受光領域の中央部)における受光感度に対するCCDセンサまたはCMOSセンサのチップ周辺(受光領域の端部分)における受光感度の比のことである。通常、マイクロレンズからCCDセンサまたはCMOSセンサに入射される画像光は、チップの中心位置から周辺の位置に行くにしたがって入射角度(基板面に対する垂線とのなす角度)が大きくなる(垂線の方向からより傾いてくる)。CCDセンサまたはCMOSセンサ側から見たマイクロレンズまでの距離を射出瞳位置と言うが、この射出瞳位置に応じて、CCDセンサまたはCMOSセンサのチップ周辺部に入射される画像光の入射角度が変化する。図16に示すように、チップ周辺部における斜め入射光に対しては、画素毎にフォトダイオード1A上の異なる位置に集光される。このため、全ての画素における輝度シェーディング特性を同時に良くすることは難しい。よって、輝度シェーディング特性が悪化するだけではなく、画素毎に輝度シェーディング特性が異なるという不具合が生じてしまう。
これらの不具合を改善するために、前述したが、特許文献1に開示されている従来の他の固体撮像装置100Bでは、図17に示すように、二つの画素に共通の凸球状透明部13を設けて、その上に二つのマイクロレンズ2Bを形成し、集光方向を変えて、それぞれのフォトダイオード1Bの中央部に光が入射されるようにしている。
しかしながら、図17に示す従来の他の固体撮像装置100Bでは、凸球状透明部3の上に二つのマイクロレンズ2Bが形成されるため、以下のような問題がある。第1に、マイクロレンズ形成時に表面に凹凸があるため、マイクロレンズ2Bの加工が難しいという問題があった。第2に、凸球状透明部3とマイクロレンズ2Bをアライメントして位置合わせするため、アライメントを精度良く制御する必要がある。第3に、各マイクロレンズ2Bからフォトダイオード1Bに入射される光の角度は、凸球状透明部3の形状に依存するため、隣接するフォトダイオード1Bの位置に合わせて、画像光を最適に入射させることが難しいという問題があった。
一方、特許文献2に開示されている従来の他の固体撮像装置では、各フォトダイオードが等間隔に配置され、フォトダイオードの中央位置とマイクロレンズの光軸はもともと合っており、各マイクロレンズ間の隙間の光の無効領域をなくすように、マイクロレンズの外周縁部を広げて隣接するマイクロレンズ間を互いにくっ付けているものであるが、これは、後述して詳細に説明する本発明のように、図15〜図17のように、画素セルサイズの縮小化のために、二つのフォトダイオードにより一つの出力アンプを共有して設け、各フォトダイオードの間隔が周期的に異なって内側に寄っている場合に、二つのマイクロレンズの各光軸を二つのフォトダイオードの中央位置に合わせるように内側に寄せて互いの距離を縮小してマイクロレンズ同士をくっ付けたものとはその前提技術、技術思想および構成が全く異なっている。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、斜め入射光を含む画像光に対する感度低下、輝度シェーディング特性の低下や不均一を防ぐことが可能で、加工が容易で、フォトダイオードの位置に合わせて最適に画像光を入射させることができる固体撮像装置およびその製造方法、この固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、位置が周期的に異なるように配置された複数の受光部と、該複数の受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された各マイクロレンズとを備えた固体撮像装置であって、該各マイクロレンズに入射された光がそれぞれに対応する受光部上の同じ位置に集光されるように、該各マイクロレンズのうちの互いに隣接するマイクロレンズの一部または全部が、互いのレンズ周端部を超えて接近する場合に、互いに重なるレンズ部分を切り取って隣接させたレンズ形状に形成されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記互いに隣接するマイクロレンズは、該マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が隣接するマイクロレンズと重なって形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記互いに隣接するマイクロレンズは、前記重なったレンズ部分を切り取ったレンズ形状同士を接触させて配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記互いに隣接するマイクロレンズは、前記重なったレンズ部分を切り取ったレンズ形状同士を所定隙間分だけ離間させて配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部の間隔に応じて前記マイクロレンズの位置が異なって配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるように2画素単位で周期的に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるようにN画素単位(Nは3以上の整数)で周期的に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向に2画素、列方向に2画素の4画素単位で周期的に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向にI画素(Iは2以上の整数)、列方向にJ画素(Jは2以上の整数)のK画素単位(K=I×J)で周期的に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるように2画素単位で周期的に配置され、該2画素単位で隣接する二つの受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された二つのマイクロレンズが重なるかまたは接触するように形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズはそれぞれマトリクス状に配列されており、該マイクロレンズの位置が、行方向および列方向のいずれか一方に隣接する2画素単位で周期的に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるようにN画素単位(Nは3以上の整数)で周期的に配置され、該N画素単位(Nは3以上の整数)で隣接するN個の受光部の上方にそれぞれ対応するように配置されたN個のマイクロレンズが重なるかまたは接触するように形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズはそれぞれマトリクス状に配列されており、該マイクロレンズの位置が、行方向および列方向のいずれか一方に隣接するN画素単位(Nは3以上の整数)で周期的に配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向に2画素、列方向に2画素の4画素単位で周期的に配置され、該4画素単位で隣接する四つの受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された四つのマイクロレンズが重なるかまたは接触するように形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向にI画素(Iは2以上の整数)、列方向にJ画素(Jは2以上の整数)のK画素単位(K=I×J)で周期的に配置され、該K画素単位で隣接する各受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された各マイクロレンズが隣同士で重なるかまたは接触するように形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置におけるマイクロレンズは平面視円形状または近似円形状、楕円形状に形成されて、その曲率が一定に設定されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置におけるマイクロレンズの周縁部が、左右横方向または上下縦方向の2方向かまたは、左右横方向および上下縦方向の4方向で隣接するマイクロレンズと重なるかまたは接触するように形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、隣接する受光部の位置が近い部分で該受光部の上方に配置されたマイクロレンズが大きく重なって形成され、隣接する受光部の位置が遠い部分で該受光部の上方に配置されたマイクロレンズが小さく重なって形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記マイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置されると共に、受光部上に集光されるように、チップ中心から周辺への位置に応じて、前記受光部と該マイクロレンズの相対的な位置がずらされている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部上に集光される同じ位置は、該受光部の中央部である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部上に集光される位置は、1画素毎に同じ輝度特性を示すような受光部の所定の位置範囲内である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部上に集光される位置は、該受光部の同じ位置である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記受光部上に集光される位置は、該受光部の中央部である。
前記受光部は光を光電変換する光電変換部である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置は、CCD型イメージセンサまたはCMOS型イメージセンサである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記所定数の受光部毎に一つの出力アンプを共有して設けている。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、本発明の上記固体撮像装置を製造する固体撮像装置の製造方法であって、前記各マイクロレンズのうち互いに接触しない位置にある各マイクロレンズを形成する第1の工程と、形成していない各マイクロレンズのうち互いに接触しない位置にあるマイクロレンズを、少なくとも行方向および列方向のいずれか一方向に、既に形成された隣接するマイクロレンズと重なるかまたは接触するように形成する第2の工程とを有し、形成していないマイクロレンズがなくなるまで該第2の工程を繰り返すものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、本発明の上記固体撮像装置を製造する固体撮像装置の製造方法であって、少なくとも行方向および列方向のいずれか一方向に、前記互いに隣接するマイクロレンズとして、前記重なったレンズ部分を切り取ったレンズ形状同士を接触させるかまたは、所定隙間分だけ離間させて形成する工程を有ものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像装置を撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下に、本発明の作用について説明する。
本発明にあっては、受光部の上方に配置された複数のマイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が、隣接するマイクロレンズと重なるか、または接触するように形成されており、マイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置されている。隣接する受光部の位置が周期的に異なるように配置されている固体撮像装置では、受光部の位置が周期的に異なっている方向に、受光部の上方に配置されたマイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置されている。これにより、マイクロレンズに入射された光がそれぞれに対応する受光部のほぼ同じ位置(例えば中央部または中心部)に入射され、受光感度および輝度シェーディング特性を向上させると共に輝度シェーディング特性の均一性を向上させることが可能となる。
マイクロレンズを複数回に分けて形成することによって、マイクロレンズ自体の品質を維持しつつ、受光部の位置、受光感度および輝度シェーディング特性を考慮して、マイクロレンズの位置を最適な位置に設定することが可能となる。
以上により、本発明によれば、隣接する受光部の位置が周期的に異なるように配置されている固体撮像装置において、受光部の位置が周期的に異なっている方向にマイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置されていることにより、それぞれの画素の受光感度を向上させ、輝度シェーディング特性を向上させることができる。また、各受光部に対してほぼ同じ位置に画像光を入射させることができるため、周期的に異なる画素毎の輝度シェーディング特性を均等にすることができる。
以下に、本発明の固体撮像装置の実施形態1〜5について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図であり、図2は、図1のA−A’線断面部分を模式的に示す縦断面図である。
図1および図2において、本実施形態1の固体撮像装置10は、位置が周期的に異なるように配置された複数の受光部としての複数のフォトダイオード11と、複数のフォトダイオード11の上方にそれぞれ対応するように配置された各マイクロレンズ12とを備えており、各マイクロレンズ12に入射された画像光がそれぞれに対応するフォトダイオード11上の同じ位置に集光されるように、各マイクロレンズ12のうちの互いに隣接するマイクロレンズ12の一部または全部が、互いのレンズ周端部を超えて接近するように互いの距離が近い場合に、互いに重なるレンズ部分を直線的に切り取ったレンズ形状同士を互いに隣接させて形成している。
横方向に2画素を構成するフォトダイオード11の上方に対応するように一つのマイクロレンズ12が配置されている。この一つのマイクロレンズ12は、平面視において、横方向に隣接する二つのフォトダイオード11のそれぞれに対応した二つのマイクロレンズ32a,32bをそれぞれ有しており、各フォトダイオード11の中心位置C1がそれぞれ二つのマイクロレンズ32a,32bの各光軸位置C2にそれぞれ一致するように配置されている。
例えばCMOS型イメージセンサなどにおいて、複数のフォトダイオード(ここでは二つのフォトダイオード)において一つの出力アンプを共有する場合には、隣接するフォトダイオードの位置が等間隔に配置されていないことがある。本実施形態1では、行方向(水平方向)に隣接するフォトダイオード11の位置が1画素毎に均等ではなく異なって配置されており、2画素周期でフォトダイオード11の間隔が異なっている。
マイクロレンズ12の位置は、各画素を構成するフォトダイオード11の真上に配置されるように、隣接する二つのフォトダイオード11の位置が近い部分で、それぞれのフォトダイオード11の上方に位置する二つのマイクロレンズ12が重なって形成されている。これにより、フォトダイオード11の位置が周期的に異なっている方向(行方向)にマイクロレンズ12の位置が2画素毎に均等に配置されている(または、マイクロレンズ12の位置が2画素単位で周期的に異なっている)。つまり、2画素単位中のマイクロレンズ12間の間隔と、2画素単位で二つのマイクロレンズ12と二つのマイクロレンズ12との間隔とが異なっており、この二つのマイクロレンズ12と二つのマイクロレンズ12との間隔が2画素単位中のマイクロレンズ12間の間隔よりも離れて設けられている。
上記構成により、以下に、本実施形態1の固体撮像装置10の特性について説明する。
まず、受光領域の中央部分において、マイクロレンズ2の真上から画像光が入射された場合について、図2を用いて説明する。図2に示すように、この固体撮像装置10のチップ中央部(受光領域の中央部分)において、マイクロレンズ2に真上から入射された画像光は、各フォトダイオード11の中央部に集光している。このように、マイクロレンズ12によりフォトダイオード11の中央部に集光させることができるため、受光感度および輝度シェーディング特性が良好な固体撮像装置10を得ることができる。
次に、受光領域の周辺部分において、マイクロレンズ2に斜めから画像光が入射された場合について、図3を用いて説明する。
図3は、図1の固体撮像装置10のチップ周辺(受光領域の端部分)において、斜め入射光に対する集光特性を模式的に示す縦断面図である。
この固体撮像装置10のチップ周辺において、マイクロレンズ12に斜め光が入射された場合、図16に示した従来の固体撮像装置100Aでは、画素毎にフォトダイオードへの集光位置が異なっていたが、図3に示すように、本実施形態1の固体撮像装置10では、フォトダイオード11のほぼ同じ位置(例えば中央部または中心部)に集光させることができる。このため、従来の固体撮像装置100Aのように画素毎に輝度シェーディング特性が異なるという不具合が生じることなく、受光領域の中央部からその周辺部の全ての画素で同じ輝度シェーディング特性を得ることができる。
以下に、本実施形態1の固体撮像装置10の製造方法について、その一例を図4Aおよび図4Bを用いて説明する。
図4Aおよび図4Bは、本実施形態1の固体撮像装置10の製造方法を説明するための一部平面図である。
まず、図4Aに示すように、複数のフォトダイオード11が2次元状に形成された基板部上に、周期的な二つのフォトダイオード11の一方上に対応させて、レンズ材料をフォトリソグラフィー法などにより配置して熱処理により所定のレンズ形状(球または近似球を切り取った形状など)の各第1マイクロレンズ12aおよび第2マイクロレンズ12bをそれぞれ、互いにくっ付かないように一つ置きに形成する。つまり、行方向および列方向の一つ置きのフォトダイオード11上にそれぞれ、市松模様状に、実線で囲んで示した各第1マイクロレンズ12aおよび第2マイクロレンズ12bをそれぞれ形成する。
次に、図4Bに示すように、二つ周期の各フォトダイオード11の他方(第1マイクロレンズ12aおよび第2マイクロレンズ12bが形成されていない各フォトダイオード11)上に対応させて、レンズ材料をフォトリソグラフィー法などにより配置して熱処理により所定のレンズ形状(球または近似球を切り取った形状など)の各第1マイクロレンズ12aおよび第2マイクロレンズ12bをそれぞれ、既に形成された互いに対となる第2マイクロレンズ12bおよび第1マイクロレンズ12aのいずれかの一方側に重なるようにそれぞれ形成する。
従来は、マイクロレンズ同士をくっ付けると、固まった後に互いに引っ張られて表面が変形したり内部応力が生じてクラックの原因になったり、レンズとして使えない状態になる場合があるので、本実施形態1では、一方が固まってから他方を固めるというように、2回に分けて別々にマイクロレンズ12(第1マイクロレンズ12aと第2マイクロレンズ12b)を形成することによって、上記問題を解決し、一方が他方に重なる場合にも、対となる第1マイクロレンズ12aと第2マイクロレンズ12bの位置を任意に近づけて設定できる。このように、マイクロレンズ2の位置(間隔)を任意に縮小をして設定することができるため、フォトダイオード11の位置、受光感度およびシェーディング特性を考慮して、例えば、各フォトダイオード1の中心位置C1がマイクロレンズ2の光軸位置C2と一致するように、マイクロレンズ12の最適位置に、容易に配置することができる。
(実施形態2)
本実施形態2では、上記実施形態1の第1マイクロレンズ2aと第2マイクロレンズ2bを平面視で円形(または近似円形または楕円形)にして、その曲率を一定にした場合について説明する。
図5は、本発明の実施形態2に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図であり、図6は、図5のB−B’線断面部分を模式的に示す縦断面図である。
図5および図6において、本実施形態2の固体撮像装置20は、間隔が周期的に異なって各画素を構成している各フォトダイオード21の上方にそれぞれ対応するようにマイクロレンズ22が配置されている。平面視において、フォトダイオード21の中心位置C1がマイクロレンズ22の光軸位置C2と一致している。この固体撮像装置20は、上記実施形態1の固体撮像装置10の場合に比べてマイクロレンズ22の曲率を一定にするため、マイクロレンズ22の形状を、平面視で円形状で球の一部の形状としており、行方向(横方向)に隣接する2画素同士が互いに重なり合って形成されている。ここでは、列方向(縦方向)にのみ、フォトダイオード21の間隔が周期的に異なっている。
マイクロレンズ22の位置は、各画素を構成するフォトダイオード21上に対応して配置されるように、隣接する二つのフォトダイオード21の位置が近い部分では、それぞれのフォトダイオード21の上方に位置する二つのマイクロレンズ22が大きく重なって形成されている。また、隣接する二つのフォトダイオード21の位置が遠い部分では、それぞれのフォトダイオード21の上方に位置する二つのマイクロレンズ22の重なりを小さくして形成している。これにより、フォトダイオード21の位置が周期的に異なっている方向(行方向)にマイクロレンズ22の位置が2画素毎に異なるように配置される。
このため、マイクロレンズ22に真上から入射された画像光は、図6に示すように、各フォトダイオード21の中心位置C1(中央部)に集光される。このように、各フォトダイオード21の中央部にそれぞれ集光させることができるため、受光感度および輝度シェーディング特性が良好な固体撮像装置20を得ることができる。なお、マイクロレンズ22に斜め光が入射される場合は、図3に示した上記実施形態1の固体撮像装置10の場合と同様に、チップ中央部のフォトダイオード11とほぼ同じ位置(例えば中央部または中心部)に集光して、全ての画素で同じ輝度シェーディング特性を得ることができる。
さらに、マイクロレンズ22の曲率を一定とすることによって、画像光を一点に集めることが可能となり、受光感度を更に向上させることができる。さらに、ここでは、マイクロレンズ22の周縁部が上下および左右の4方向側の全てにおいて重なり合っており、ギャップの存在を抑えることができるため、更なる受光感度の向上を図ることができる。
以下に、本実施形態2の固体撮像装置20の製造方法について、その一例を図7Aおよび図7Bを用いて詳細に説明する。
図7Aおよび図7Bは、本実施形態2の固体撮像装置20の製造方法における各製造工程を説明するための一部平面図である。
まず、図7Aに示すように、複数のフォトダイオード21がマトリクス状に形成された基板部上に、二つ周期の各フォトダイオード21の一方上にレンズ材料をフォトリソグラフィー法などにより配置して熱処理により、互いにくっ付かない位置にある一つ置きのレンズ形状の第1マイクロレンズ22aおよび第2マイクロレンズ22bにする。つまり、一つ置きのフォトダイオード21上にそれぞれ、市松模様状に、平面視円形状で球の一部の形状(球を切り取った形状)を有する第1マイクロレンズ22aおよび第2マイクロレンズ22bをそれぞれ形成する。
次に、図7Bに示すように、二つ周期の各フォトダイオード21の他方上にレンズ材料をフォトリソグラフィー法などにより配置して熱処理により、互いにくっ付かない位置にある一つ置きのレンズ形状の第1マイクロレンズ22aおよび第2マイクロレンズ22bにする。つまり、第1マイクロレンズ22が形成されていないフォトダイオード1上にそれぞれ、既に形成された第1マイクロレンズ22aおよび第2マイクロレンズ22bのいずれかに重なるように、平面視円形状で球の一部の形状(球を切り取った形状で平面視円形状)を有する第1マイクロレンズ22aおよび第2マイクロレンズ22bをそれぞれ形成する。
従来は、前述したように、マイクロレンズ同士をくっ付けると、固まった後に互いに引っ張られてレンズ表面が変形したり内部応力が生じてクラックの原因になったり、レンズとして使えない状態になるが、本実施形態2においては、一方が固まってから他方を固めるというように、2回に分けて別々にマイクロレンズ22(第1マイクロレンズ22aと第2マイクロレンズ22b)を形成することによって、上記問題が解決され、重なりの大きい部分と重なりが小さい部分とを設けることによって、第1マイクロレンズ22aと第2マイクロレンズ22bの位置を任意に設定することができる。このように、マイクロレンズ22の位置を任意に設定することができるため、フォトダイオード21の位置、受光感度およびシェーディング特性を考慮して、例えば、各フォトダイオード21の中心位置C1がマイクロレンズ2の光軸位置C2と一致するように、マイクロレンズ22を最適な位置に、容易に配置することができる。
なお、通常、マイクロレンズからCCDセンサまたはCMOSセンサに入射される画像光は、チップの中心位置(受光領域の中央部)から周辺位置に行くにしたがって、マイクロレンズに入射される入射角度が大きくなる。そこで、CCDセンサおよびCMOSセンサでは、輝度シェーディング特性を良くするために、チップの中心位置(受光領域の中央部)から周辺位置にかけて、フォトダイオードとマイクロレンズの相対的な位置をずらす方法が用いられている。当然のことながら、上記実施形態1の固体撮像装置10および本実施形態2の固体撮像装置20についても、マイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置しながら、チップの中心位置(受光領域の中央部)から周辺位置にかけて、フォトダイオードとマイクロレンズの相対的な位置を順次ずらすことができる。
また、上記実施形態1および本実施形態2では、フォトダイオード上に対応するようにマイクロレンズを形成することによって、フォトダイオードの中央部に画像光を集光させるように構成(各フォトダイオード21の中心位置C1がマイクロレンズ2の光軸位置C2と一致するように構成)した固体撮像装置10または20について説明したが、これはあくまで、フォトダイオードの中央部に画像光を集光させるためのものであり、これに限らず、フォトダイオードとマイクロレンズの相対位置は、特にチップ周辺部で、必ずしも、一致しているとは限らない。当然のことながら、必ずしも、フォトダイオードの中央部に集光させることができる場合に限らず、フォトダイオード上の同じ位置であればよい。マイクロレンズの曲率についても、可能な限り曲率を一定に近づける方が受光感度は向上するが、この曲率が完全に一定でなくてもよい。
さらに、上記実施形態1および本実施形態2では、マイクロレンズを2回で別々に形成する事例について説明したが、これに限らず、マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が隣接するマイクロレンズと接触して、マイクロレンズの位置が周期的に異なって配置されるように、マイクロレンズを1回で形成することもできる。
さらに、上記実施形態1および本実施形態2では、マイクロレンズの位置が2画素周期で異なっている場合について説明したが、これに限らず、マイクロレンズの位置がN画素周期(Nは2以上の正の整数)で異なっている場合についても、本発明は適用可能である。この場合、隣接するマイクロレンズが互いに重なるように、マイクロレンズを少なくともN回に分けて形成することができる。さらに、マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が隣接するマイクロレンズと接触して、マイクロレンズの位置が周期的に異なって配置されるように、マイクロレンズを1回で形成することもできる。
さらに、上記実施形態1および本実施形態2では、マイクロレンズの位置が行方向(水平方向)にのみ周期的に異なっている場合について説明したが、これに限らず、マイクロレンズの位置はフォトダイオードの位置が周期的に異なっている方向に周期的に異なるように配置されていればよく、マイクロレンズの位置が列方向(垂直方向)にのみ周期的に異なっていてもよいし、マイクロレンズの位置が行方向(水平方向)および列方向(垂直方向)に共に周期的に異なっていてもよい。
(実施形態3)
上記実施形態1,2では、2画素共有のフォトダイオード11または21を持ち、このフォトダイオード11または21の位置が2画素単位で行方向(水平方向)にのみ周期的に異なっている場合について説明したが、本実施形態3では、4画素共有のフォトダイオードを持ち、このフォトダイオードの位置が4画素単位で行方向(水平方向)および列方向(垂直方向)に周期的に異なっている場合について説明する。
図8は、本発明の実施形態3に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。
図8において、本実施形態3の固体撮像装置30は、横および縦方向に4画素を構成する四つのフォトダイオード31の上方にそれぞれ対応するように一つのマイクロレンズ32が配置されている。この一つのマイクロレンズ32は、平面視において、四つのフォトダイオード31のそれぞれに対応した四つのマイクロレンズ32a〜32dをそれぞれ有しており、各フォトダイオード31の所定位置に集光するように、チップ中央部では、各フォトダイオード31の中心位置C1がそれぞれマイクロレンズ32a〜32dの各光軸位置C2にそれぞれ一致させ、チップ周辺部に行くに従って中心位置C1と光軸位置C2とをずらせている。
例えばCMOS型イメージセンサなどにおいて、複数のフォトダイオードにおいて一つの出力アンプを共有する場合には、隣接するフォトダイオードの位置が等間隔に配置されていない。本実施形態3では、行方向(水平方向)および列方向(垂直方向)にそれぞれ隣接するフォトダイオード31の位置が1画素毎に異なって配置されており、行方向に2画素、列方向に2画素単位で周期的にフォトダイオード31の間隔が異なっている。これらのフォトダイオード31は4画素単位でまとまって周期的に設けられている。
即ち、マイクロレンズ32は、4画素を構成する各フォトダイオード31の上に配置されるように、隣接する四つのフォトダイオード31の位置が近い部分で、それぞれのフォトダイオード31の上方に位置する四つのマイクロレンズ32a〜32dが互いに等量だけ重なった状態で構成されている。これにより、四つのマイクロレンズのうちの二つが行方向に2画素と2画素の2行の4画素単位で周期的に配置されている。
このため、チップ中央部において、マイクロレンズ32に真上から入射された画像光は、各フォトダイオード31の中央部に集光する。このように、各フォトダイオード31の中央部に集光させることができるため、受光感度および輝度シェーディング特性が良好な固体撮像装置30を得ることができる。また、チップ周辺部において、マイクロレンズ32に斜め光が入射された場合にも、マイクロレンズ32によりフォトダイオード31のほぼ同じ位置(中央部の場合にはマイクロレンズ32とフォトダイオード31の位置が、チップ中央部から周辺部の位置に応じてずれている場合)に集光させて、全ての画素で同じ輝度シェーディング特性を得ることができる。
以下に、本実施形態3の固体撮像装置30の製造方法について、その一例を図9を用いて詳細に説明する。
図9は、本実施形態3の固体撮像装置30の製造方法における製造工程を説明するための一部平面図である。
図9に示すように、4画素単位の各フォトダイオード31のうちの左上のフォトダイオード31上に第1マイクロレンズ32a、右上のフォトダイオード31上に第2マイクロレンズ32b、左下のフォトダイオード31上に第3マイクロレンズ32cおよび右下のフォトダイオード31上に第4マイクロレンズ32dを、互いに一部均等に重なるように4回に分けて順に形成する。
このように、4回に分けてマイクロレンズ32a〜32dを形成することによって、第1マイクロレンズ32a、第2マイクロレンズ32b、第3マイクロレンズ32cおよび第4マイクロレンズ32dの各位置を、フォトダイオード31に応じて任意に設定することができる。このように、マイクロレンズ32(マイクロレンズ32a〜32d)の位置を任意に設定することができるため、フォトダイオードの位置、受光感度およびシェーディング特性を考慮して、例えば各フォトダイオード31の中心位置C1がそれぞれマイクロレンズ32a〜32dの各光軸位置C2とそれぞれ一致するように、マイクロレンズ32(マイクロレンズ32a〜32d)を最適な位置に、容易に配置することができる。
(実施形態4)
上記実施形態3では、4画素共有のフォトダイオードを持ち、このフォトダイオードが4画素単位で行方向(水平方向)および列方向(垂直方向)に周期的に設けられている場合であって、四つのフォトダイオードにそれぞれ対応するようにマイクロレンズ32(マイクロレンズ32a〜32d)がそれぞれ設けられた場合について説明したが、本実施形態4では、4画素共有のフォトダイオードを持ち、このフォトダイオードの位置が4画素単位で行方向(水平方向)および列方向(垂直方向)に周期的に設けられている場合であって、横方向または縦方向に隣接する二つのフォトダイオード毎にそれぞれ対応するように各マイクロレンズ42A(マイクロレンズ32Aa,42Ab)および各マイクロレンズ42B(マイクロレンズ32Ba,42Bb)がそれぞれ設けられた場合について説明する。
図10は、本発明の実施形態4に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。
図10において、本実施形態4の固体撮像装置40は、横および縦方向に4画素を構成する四つのフォトダイオード41のうち、横方向に隣接する二つのフォトダイオード41の上方にそれぞれ対応するように一つのマイクロレンズ42Aが配置され、その列方向の下側に、横方向に隣接する二つのフォトダイオード41の上方にそれぞれ対応するように一つのマイクロレンズ42Bが配置されている。この一つのマイクロレンズ42Aおよび42Bはそれぞれ、平面視において、横方向に並んだ二つのフォトダイオード41のそれぞれに対応した二つのマイクロレンズ42Aa,42Abおよび二つのマイクロレンズ42Ba,42Bbをそれぞれ有しており、フォトダイオードとマイクロレンズとは、例えば、各フォトダイオード41の中心位置C1がそれぞれマイクロレンズ42Aa,42Ab,42Ba,42Bbの各光軸位置C2にそれぞれ一致するように、フォトダイオード上の同じ位置(例えば中央部)に集光する最適な位置に配列されている。
上記構成の固体撮像装置40を製造する場合には、図10に示すように、第1マイクロレンズ42Aaおよび第4マイクロレンズ42Bbと、第3マイクロレンズ42Baおよび第2マイクロレンズ42Abとの2回に分けて、第2マイクロレンズ42Abが第1マイクロレンズ42Aaに重なり、第3マイクロレンズ42Baが第4マイクロレンズ42Bbに重なるように順に形成する。
この場合には、各フォトダイオード41の位置に対して、マイクロレンズ42(第1マイクロレンズ42Aa〜第4マイクロレンズ42Bb)の相対位置が列方向に少しずれているものの、マイクロレンズ42(第1マイクロレンズ42Aa〜第4マイクロレンズ42Bb)の形成工程を2回に減らすことができる。
(実施形態5)
本実施形態5では、上記実施形態3のマイクロレンズ32a〜32dを平面視で円形(または擬似円形または楕円形)にして、その曲率を一定にした場合について説明する。
図11は、本発明の実施形態5に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。
図11において、本実施形態5の固体撮像装置50は、間隔が周期的に異なって各画素を構成している複数のフォトダイオード51において、4画素単位の四つのフォトダイオード51の上方にそれぞれ対応するように各マイクロレンズ52がそれぞれ配置されている。平面視において、各フォトダイオード51の少なくとも所定位置(例えば中央部)に画像光が集光するように、例えば、各フォトダイオード51の中心位置C1がマイクロレンズ52a〜52dの各光軸位置C2とそれぞれ一致している。この固体撮像装置50は、上記実施形態3の固体撮像装置30の場合に比べてマイクロレンズ52a〜52dの曲率を一定にするため、マイクロレンズ52a〜52dの形状を、平面視で円形状で球の一部の形状(球または擬似球を一部切り取った形状;ここでは片面がレンズ球面を持っている場合であるが、両面にレンズ球面を持っていてもよい)としており、行方向(横方向)および列方向(縦方向)に隣接するレンズ同士が互いに重なり合って形成されている。ここでは、行方向(横方向)および列方向(縦方向)でフォトダイオード51の間隔が異なっている。
マイクロレンズ52(マイクロレンズ52a〜52d)の位置は、各画素を構成するフォトダイオード51の上に配置されるように、隣接する四つのフォトダイオード51の位置が近い部分では、それぞれのフォトダイオード51の上方に位置する四つのマイクロレンズ52a〜52dが大きく重なって形成されている。また、隣接する四つのフォトダイオード51の位置が遠い部分では、それぞれのフォトダイオード51の上方に位置する四つのマイクロレンズ52a〜52dの横方向または縦方向に重なりを小さくして形成されている。これにより、マイクロレンズ52a〜52dの位置が、行方向に2画素、列方向に2画素の4画素単位で周期的に異なるように配置されている。
このため、マイクロレンズ52a〜52dに真上から入射された画像光は、各フォトダイオード51の中央部に集光される。このように、フォトダイオード51の中央部に集光させることができるため、受光感度および輝度シェーディング特性が良好な固体撮像装置50を得ることができる。また、マイクロレンズ52a〜52dに斜め光が入射された場合には、各フォトダイオード51のほぼ同じ位置(例えば中央部)に集光させて、全ての画素で同じ輝度シェーディング特性を得ることができる。
さらに、平面視円形状としてマイクロレンズ52a〜52dの曲率を一定とすることによって、画像光を一点に集めることが可能となり、受光感度を向上させることができる。さらに、マイクロレンズ52a〜52dの周縁部が上下(列方向)および左右(行方向)の4方向の全てにおいて重なり合っており、ギャップがより小さくなっているため、この場合にも、受光感度をより向上させることができる。
以下に、本実施形態5の固体撮像装置50の製造方法について、その一例を図12を用いて説明する。
図12に示すように、各フォトダイオード51上に、球の一部の形状を有する第1マイクロレンズ52a、第2マイクロレンズ52b、第3マイクロレンズ52cおよび第4マイクロレンズ52dを、互いに重なるように4回に分けて順に形成する。
このように、4回に分けて別々にマイクロレンズ52a〜52dを形成し、重なり部分を均等に(または、重なりの大きい部分と重なりが小さい部分とを)設けて、第1マイクロレンズ52a、第2マイクロレンズ52b、第3マイクロレンズ52cおよび第4マイクロレンズ52dの位置を任意に設定することができる。このように、マイクロレンズ52a〜52dの位置を任意に設定することができるため、各フォトダイオード51の位置、受光感度およびシェーディング特性を考慮して、マイクロレンズを最適な位置に、容易に配置することができる。
以上により、上記実施形態1〜5によれば、フォトダイオードの上方に配置されたマイクロレンズを、その周縁部が隣接するマイクロレンズと重なるように形成して、マイクロレンズの位置を周期的に異ならせる。マイクロレンズに入射された画像光は、フォトダイオードのほぼ同じ位置(例えば中央部)に入射させる。これによって、フォトダイオードの位置が周期的に異なっている固体撮像装置において、受光感度や輝度シェーディング特性を向上させることができる。
なお、上記実施形態5では、四つのマイクロレンズ52a〜52dが互いに重なり合うように構成したが、図13に示すように、第1マイクロレンズ52aと第4マイクロレンズ52d、第2マイクロレンズ52bと第3マイクロレンズ52cが互いにそれぞれ重ならないように位置させれば、第1マイクロレンズ52aおよび第4マイクロレンズ52dを形成し、第2マイクロレンズ52bおよび第3マイクロレンズ52cを形成するy9おうに2回に分けて順に形成することができる。この場合、各フォトダイオード1の位置に対して、四つのマイクロレンズ52a〜52dの相対位置が列方向に少しずれているが、マイクロレンズの形成工程を2回に減らすことができる。
なお、通常、マイクロレンズからCCDセンサまたはCMOSセンサに入射される画像光は、チップの中心位置(受光領域の中央部)から周辺位置に行くにしたがって、マイクロレンズに入射される入射角度が大きくなる。そこで、CCDセンサおよびCMOSセンサでは、輝度シェーディング特性を良くするために、チップの中心位置(受光領域の中央部)から周辺位置にかけて、フォトダイオードとマイクロレンズの相対的な位置をずらす方法を用いることができる。当然のことながら、上記実施形態3の固体撮像装置30、上記実施形態4の固体撮像装置40および本実施形態5の固体撮像装置50についても、マイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置しながら、チップの中心位置(受光領域の中央部)から周辺位置にかけて、フォトダイオードとマイクロレンズの相対的な位置を順次ずらすことができる。
また、上記実施形態1〜3では、フォトダイオード上に対応するようにマイクロレンズを形成することによって、フォトダイオードの中央部に画像光を集光させるように構成(例えば、各フォトダイオード21の中心位置C1がマイクロレンズ2の光軸位置C2と一致するように構成)した固体撮像装置30、40または50について説明したが、これはあくまで、フォトダイオードの所定位置(中央部)に画像光を集光させるためのものであり、これに限らず、フォトダイオードとマイクロレンズの相対位置は、特にチップ周辺部で、必ずしも、一致しているとは限らない。当然のことながら、また、必ずしも、フォトダイオードの中央部に集光させることができる場合に限らず、フォトダイオード上の同じ位置(中央部付近の位置)であればよい。マイクロレンズの曲率についても、可能な限り曲率を一定に近づける方が受光感度は向上するが、この曲率が完全に一定でなくてもよい。
さらに、上記実施形態3〜5では、マイクロレンズを2回または4回で形成する例について説明したが、マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が隣接するマイクロレンズと接触して、マイクロレンズの位置が周期的に異なって配置されるように、マイクロレンズを1回で形成することもできる。
さらに、上記実施形態3〜5では、マイクロレンズの位置が行方向に2画素、列方向に2画素の4画素単位で周期的に異なっている場合について説明したが、マイクロレンズの位置が行方向にI画素(Iは2以上の整数)、列方向にJ画素(Jは2以上の整数)のK画素単位(KはI×J)で周期的に異なっている場合についても、本発明は適用可能である。この場合、マイクロレンズを、隣接するマイクロレンズが互いに重なるように、I回、J回またはK回に分けて形成することができる。さらに、マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が隣接するマイクロレンズと接触して、マイクロレンズの位置が周期的に異なって配置されるように、マイクロレンズを1回で形成することもできる。
さらに、上記実施形態1〜5では、各マイクロレンズに入射された光がそれぞれに対応するフォトダイオード上の同じ位置(中央部)に集光されるように、各マイクロレンズのうちの互いに隣接するマイクロレンズの一部または全部が、互いのレンズ周端部を超えて接近する場合に、互いに重なるレンズ部分を切り取って隣接させたレンズ形状に形成されている場合について説明したが、確かに、フォトダイオードの同じ位置(中央部)に集光するのが理想であるが、作製上の制約で同じフォトダイオードの真上にマイクロレンズを形成できない場合がある。このため、フォトダイオード上の同じ位置またはその近傍位置を含む集光範囲内である。要するに、フォトダイオード上に集光される位置は、1画素毎に同じ輝度特性を示すようなフォトダイオードの所定の位置範囲内であり、画素毎に異なる輝度シェーディング特性を示さないフォトダイオード上の位置範囲内である。何れにせよ、各マイクロレンズに入射された光がそれぞれに対応するフォトダイオード上からはみ出すことなくフォトダイオード上にのみ集光されるように、互いに隣接するマイクロレンズのうちの一部または全部が、互いのレンズ周端部を超えて接近するものである。
さらに、上記実施形態1〜5では、本発明の固体撮像装置をCMOS型イメージセンサに適用し、所定数のフォトダイオード毎に一つの出力アンプを共有して設けた場合について説明したが、これに限らず、本発明の固体撮像装置をCCD型イメージセンサに適用することもできる。
なお、上記実施形態1〜5では、特に説明しなかったが、次に、上記実施形態1〜5の固体撮像装置10〜50を撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの画像入力デバイスを有した電子情報機器について説明する。本発明の電子情報機器は、例えば、本発明の上記実施形態1〜5の固体撮像装置10〜50のいずれかを撮像部に用いて得た高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示手段と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信手段と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力手段とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1〜5を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1〜5に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1〜5の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、隣接する光電変換部の位置が周期的に異なるように配置され、被写体からの画像光を光電変換部毎にそれぞれ光電変換して撮像する固体撮像装置、この固体撮像装置の製造方法および、この固体撮像装置を、画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、フォトダイオードの位置が周期的に異なっている方向にマイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置されていることにより、それぞれの画素の感度を向上させ、輝度シェーディング特性を向上させることができる。また、各フォトダイオードに対してほぼ同じ位置に光を入射させることができるため、周期的に異なる画素毎の輝度シェーディング特性を均等にさせることができる。さらに、複数回に分けてマイクロレンズを形成することによって、フォトダイオードの位置、感度およびシェーディング特性を考慮して、マイクロレンズを最適な位置に、容易に配置することができる。また、マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部を隣接するマイクロレンズと接触させて、マイクロレンズの位置が周期的に異なって配置させることによって、マイクロレンズ形成工程を減らすことができる。
本発明の実施形態1に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。 図1のA−A’線断面部分を模式的に示す縦断面図である。 図1の固体撮像装置のチップ周辺において、について、斜め入射光に対する集光特性を模式的に示す縦断面図である。 本実施形態1の固体撮像装置の製造方法における製造工程(その1)を説明するための一部平面図である。 本実施形態1の固体撮像装置の製造方法における製造工程(その2)を説明するための一部平面図である。 本発明の実施形態2に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。 図5のB−B’線断面部分を模式的に示す縦断面図である。 本実施形態2の固体撮像装置の製造方法における製造工程(その1)を説明するための一部平面図である。 本実施形態2の固体撮像装置の製造方法における製造工程(その2)を説明するための一部平面図である。 本発明の実施形態3に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。 本実施形態3の固体撮像装置の製造方法における製造工程を説明するための一部平面図である。 本発明の実施形態4に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。 本発明の実施形態5に係る固体撮像装置の画素部の要部構成例を示す平面図である。 本実施形態5の固体撮像装置の製造方法における製造工程を説明するための一部平面図である。 本実施形態5の他の固体撮像装置の製造方法における製造工程を説明するための一部平面図である。 従来の固体撮像装置における画素部の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 従来の他の固体撮像装置における画素部の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 図15の固体撮像装置について、斜め入射光に対する集光特性を模式的に示す縦断面図である。 特許文献1に開示されている従来の他の固体撮像装置における画素部の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
10、20、30、40、50、50A 固体撮像装置
11、21、31、41、51 フォトダイオード
12、22、32、42A、42B、52 マイクロレンズ
12a、22a、32a、42Aa、52a 第1マイクロレンズ
12b、22b、32b、42Ab、52b 第2マイクロレンズ
32c、42Ba、52c 第3マイクロレンズ
32d、42Bb、52d 第4マイクロレンズ

Claims (28)

  1. 位置が周期的に異なるように配置された複数の受光部と、該複数の受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された各マイクロレンズとを備えた固体撮像装置であって、
    該各マイクロレンズに入射された光がそれぞれに対応する受光部上に、該各マイクロレンズのうちの互いに隣接するマイクロレンズの一部または全部が、互いのレンズ周端部を超えて接近する場合に、互いに重なるレンズ部分を切り取って隣接させたレンズ形状に形成されている固体撮像装置。
  2. 前記互いに隣接するマイクロレンズは、該マイクロレンズの周縁部の少なくとも一部が隣接するマイクロレンズと重なって形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記互いに隣接するマイクロレンズは、前記重なったレンズ部分を切り取ったレンズ形状同士を接触させて配置されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記互いに隣接するマイクロレンズは、前記重なったレンズ部分を切り取ったレンズ形状同士を所定隙間分だけ離間させて配置されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 前記受光部の間隔に応じて前記マイクロレンズの位置が異なって配置されている請求項1のいずれかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるように2画素単位で周期的に配置されている請求項1または5に記載の固体撮像装置。
  7. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるようにN画素単位(Nは3以上の整数)で周期的に配置されている請求項1または5に記載の固体撮像装置。
  8. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向に2画素、列方向に2画素の4画素単位で周期的に配置されている請求項1または5に記載の固体撮像装置。
  9. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向にI画素(Iは2以上の整数)、列方向にJ画素(Jは2以上の整数)のK画素単位(K=I×J)で周期的に配置されている請求項1または5に記載の固体撮像装置。
  10. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるように2画素単位で周期的に配置され、該2画素単位で隣接する二つの受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された二つのマイクロレンズが重なるかまたは接触するように形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  11. 前記受光部および前記マイクロレンズはそれぞれマトリクス状に配列されており、該マイクロレンズの位置が、行方向および列方向のいずれか一方に隣接する2画素単位で周期的に配置されている請求項1または10に記載の固体撮像装置。
  12. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれ周期的に異なるようにN画素単位(Nは3以上の整数)で周期的に配置され、該N画素単位(Nは3以上の整数)で隣接するN個の受光部の上方にそれぞれ対応するように配置されたN個のマイクロレンズが重なるかまたは接触するように形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  13. 前記受光部および前記マイクロレンズはそれぞれマトリクス状に配列されており、該マイクロレンズの位置が、行方向および列方向のいずれか一方に隣接するN画素単位(Nは3以上の整数)で周期的に配置されている請求項1または12に記載の固体撮像装置。
  14. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向に2画素、列方向に2画素の4画素単位で周期的に配置され、該4画素単位で隣接する四つの受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された四つのマイクロレンズが重なるかまたは接触するように形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  15. 前記受光部および前記マイクロレンズの各位置がそれぞれマトリクス状に配列されており、行方向にI画素(Iは2以上の整数)、列方向にJ画素(Jは2以上の整数)のK画素単位(K=I×J)で周期的に配置され、該K画素単位で隣接する各受光部の上方にそれぞれ対応するように配置された各マイクロレンズが隣同士で重なるかまたは接触するように形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  16. 前記マイクロレンズは平面視円形状または近似円形状、楕円形状に形成されて、その曲率が一定に設定されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  17. 前記マイクロレンズの周縁部が、左右横方向または上下縦方向の2方向かまたは、左右横方向および上下縦方向の4方向で隣接するマイクロレンズと重なるかまたは接触するように形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  18. 隣接する受光部の位置が近い部分で該受光部の上方に配置されたマイクロレンズが大きく重なって形成され、隣接する受光部の位置が遠い部分で該受光部の上方に配置されたマイクロレンズが小さく重なって形成されている請求項17に記載の固体撮像装置。
  19. 前記マイクロレンズの位置が周期的に異なるように配置されると共に、前記受光部上に集光されるように、チップ中心から周辺への位置に応じて、前記受光部と該マイクロレンズの相対的な位置がずらされている請求項1に記載の固体撮像装置。
  20. 前記受光部上に集光される位置は、1画素毎に同じ輝度特性を示すような受光部の所定の位置範囲内である請求項1、18および19のいずれかに記載の固体撮像装置。
  21. 前記受光部上に集光される位置は、該受光部の同じ位置である請求項1、18、19および20のいずれかに記載の固体撮像装置。
  22. 前記受光部上に集光される位置は、該受光部の中央部である請求項1および18〜21のいずれかに記載の固体撮像装置。
  23. 前記受光部は光を光電変換する光電変換部である請求項1に記載の固体撮像装置。
  24. CCD型イメージセンサまたはCMOS型イメージセンサである請求項1に記載の固体撮像装置。
  25. 前記所定数の受光部毎に一つの出力アンプを共有して設けた請求項1に記載の固体撮像装置。
  26. 請求項1〜3のいずれかに記載の固体撮像装置を製造する固体撮像装置の製造方法であって、
    前記各マイクロレンズのうち互いに接触しない位置にある各マイクロレンズを形成する第1の工程と、
    形成していない各マイクロレンズのうち互いに接触しない位置にあるマイクロレンズを、少なくとも行方向および列方向のいずれか一方向に、既に形成された隣接するマイクロレンズと重なるかまたは接触するように形成する第2の工程とを有し、形成していないマイクロレンズがなくなるまで該第2の工程を繰り返す固体撮像装置の製造方法。
  27. 請求項1、3および4のいずれかに記載の固体撮像装置を製造する固体撮像装置の製造方法であって、
    少なくとも行方向および列方向のいずれか一方向に、前記互いに隣接するマイクロレンズとして、前記重なったレンズ部分を切り取ったレンズ形状同士を接触させるかまたは、所定隙間分だけ離間させて形成する工程を有した固体撮像装置の製造方法。
  28. 請求項1〜25のいずれかに記載の固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器。
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