JP2007309347A - ケーブルクリップ、ケーブルクランプ及びケーブルホルダ - Google Patents

ケーブルクリップ、ケーブルクランプ及びケーブルホルダ Download PDF

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Abstract

【課題】コントロールケーブルを所定の取付位置に固定するケーブルクリップにおいて、コントロールケーブルを回転可能に保持しつつ、コントロールケーブルがケーブルクリップに対して軸方向に移動しないようにする。
【解決手段】ケーブルクリップ10のコントロールケーブルを保持する保持部12,13の内周部に、アウタケーブルに形成された周方向に一巡する溝部に対応するように、溝部12a、13aが形成する。そして、溝部12a,13aの凸形状が、アウタケーブルに形成された溝部の凹形状に係合するよう取付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、コントロールケーブルの中間部を所定の取付位置に固定するためのケーブルクリップ及びケーブルクランプ、また、ケーブルクリップをコントロールケーブルの軸方向の所定の位置に保持するクリップホルダに関する。ここで、コントロールケーブルとは、インナーケーブルと、そのインナーケーブルを進退可能に案内するアウタケーブルとを有し、インナーケーブルの一端に入力された引張力及び/又は押圧力をインナーケーブルの他端に伝達するものをいう。
コントロールケーブルを所望の経路に配索するために、ケーブルクリップが用いられている。ケーブルクリップは、通常、アウタケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部と、このケーブル保持部に連設された係止部とで構成されている。コントロールケーブルを所望の経路に配索する際は、アウタケーブルの中間部(即ち、入力端から出力端の間に適宜設定された部位)にケーブルクリップのケーブル保持部を取付け、ケーブルクリップの係止部を所定の取付位置に係止する。これにより、コントロールケーブルの中間部が所定の位置に固定され、コントロールケーブルは所望の経路に配索される。
ケーブルクリップの係止部を所定の取付位置に取付ける際は、ケーブルクリップの係止部の向きを取付ける側の相手部材の取付け方向に合わせる必要がある。そのため、従来のケーブルクリップでは、ケーブル保持部とコントロールケーブルとの間には若干の隙間が設定され、ケーブル保持部をコントロールケーブルに取付けた状態で、ケーブル保持部に対してコントロールケーブルがその軸回りに回転できるようにしている。
なお、このようなケーブルクリップの従来技術としては、特許文献1に記載のものが知られている。
実開平6−59685号公報
従来のケーブルクリップでは、ケーブル保持部とアウタケーブルとの間に若干の隙間が設定されている。このため、アウタケーブルにケーブルクリップを取付けた状態でも、アウタケーブルがケーブルクリップに対して軸方向にも移動可能となっている。そのため、ケーブルクリップの両側のアウタケーブルには、ケーブルクリップがアウタケーブルに対して軸方向に移動しないようにストッパー等が設けられている(例えば、アウタケーブルの外周面にテープを巻く、アウタケーブルの外周面にストッパーを溶着する等)。
しかしながら、アウタケーブルにストッパー等を取付けなければならないと、取付けたストッパー等がケーブルクリップを所望の取付け位置に取付ける際の邪魔になることがある。また、ストッパー等をケーブルクリップとは別に用意する必要があり、さらに、ストッパー等をアウタケーブルに取付ける工程が必要となるため、コストが高くなり、組付工数も多くなってしまうという問題も生じる。
本発明は上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、アウタケーブルをその軸回りに回転可能に保持しつつ、アウタケーブルが軸方向に移動しないように保持することができる技術を提供することである。
本発明のケーブルクリップは、コントロールケーブルに取付けられ、そのコントロールケーブルを所定の取付位置に固定するために用いられる。ケーブルクリップは、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部を有している。そして、ケーブル保持部の内周面には、コントロールケーブルの外周面に形成された周方向に伸びる溝に対応する溝が形成されている。
このケーブルクリップでは、コントロールケーブルの外周面に周方向に伸びる溝が形成され、その溝とケーブル保持部の内周面に形成された溝とが係合する。そのため、ケーブルクリップに対してコントロールケーブルがその軸回りに回転する際の抵抗は小さくなり、その一方、ケーブルクリップに対してコントロールケーブルが軸方向に移動する際の抵抗は大きくなる。したがって、このケーブルクリップを用いると、コントロールケーブルをケーブルクリップに対して軸回りに容易に回転させることができる反面、コントロールケーブルをケーブルクリップに対して軸方向に移動しないように保持することができる。
また、コントロールケーブルの外周面に形成された溝にケーブルクリップのケーブル保持部の内周面に形成された溝が係合するようにコントロールケーブルにケーブルクリップを取付けるだけであるため、ケーブルクリップの取付作業を容易、かつ、低コストで行うことができる。
ケーブル保持部の内周面に形成された溝は、アウタケーブルの外周面に形成された溝と略同一のピッチを有することが好ましい。
この構成では、ケーブルクリップに形成された溝の凸形状が、コントロールケーブルに形成された溝の凹形状に係合するよう取付けることができる。そのため、コントロールケーブルは、ケーブルクリップに対して、よりスムーズに軸回りに回転することが可能となる。
また、本発明は、コントロールケーブルを所定の取付位置に固定するための新規なケーブルクランプを提供する。
本発明のケーブルクランプは、係止部を有するケーブルクリップと、そのケーブルクリップが取付けられるクリップホルダと、を有している。そして、ケーブルクリップが取付けられたクリップホルダをコントロールケーブルに取付けると共に前記ケーブルクリップの係止部を所定の取付位置に係止することで、コントロールケーブルを所定の取付位置に固定する。クリップホルダは、ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部と、を有している。そして、ケーブル保持部の内周面には、コントロールケーブルの外周面に形成された周方向に伸びる溝に対応する溝が形成されている。
このクリップホルダでは、コントロールケーブルの外周面に周方向に伸びる溝が形成され、その溝とケーブル保持部の内周面に形成された溝とが係合する。そのため、クリップホルダに対してコントロールケーブルがその軸回りに回転する際の抵抗は小さくなり、その一方、クリップホルダに対してコントロールケーブルが軸方向に移動する際の抵抗は大きくなる。したがって、このクリップホルダを用いると、コントロールケーブルをクリップホルダに対して軸回りに容易に回転させることができる反面、コントロールケーブルをクリップホルダに対して軸方向に移動しないように保持することができる。
また、クリップホルダに対してケーブルクリップを取付けるため、ケーブルクリップの軸方向の移動がクリップホルダによって規制され、かつ、ケーブルクリップとクリップホルダが一体となって回転することで、ケーブルクリップのコントロールケーブルの軸回りの回転は容易に行うことができる。
このように、コントロールケーブルの外周面に形成された溝にクリップホルダのケーブル保持部の内周面に形成された溝を係合するように取付け、クリップホルダのクリップ取付部にケーブルクリップを取付けるだけであるため、ケーブルクランプの取付作業を容易、かつ、低コストで行うことができる。また、ケーブルクリップは、従来のケーブルクリップを使用することができ、新しくケーブルクリップを設計する必要がないため、低コストで本発明の技術を実現することができる。
上記のケーブルクランプでは、クリップホルダのケーブル保持部の内周面に形成された溝は、コントロールケーブルの外周面に形成された溝と略同一のピッチを有することが好ましい。
この構成では、クリップホルダに形成された溝の凸形状が、アウタケーブルに形成された溝の凹形状に係合するよう取付けることができる。そのため、コントロールケーブルは、クリップホルダに対して、よりスムーズな回転が可能となる。
上記のケーブルクランプでは、クリップホルダによってコントロールケーブルをその軸回りに回転可能に保持することで、クリップホルダに取付けられたケーブルクランプをコントロールケーブルの軸回りに回転可能としている。しかしながら、ケーブルホルダに対してケーブルクリップをコントロールケーブルの軸回りに回転可能に取付けるようにしてもよい。
すなわち、本発明の他のケーブルクランプは、係止部を有するケーブルクリップと、そのケーブルクリップが取付けられるクリップホルダと、を有している。ケーブルクリップが取付けられたクリップホルダをコントロールケーブルに取付けると共にケーブルクリップの係止部を所定の取付位置に係止することで、コントロールケーブルを所定の取付位置に固定する。クリップホルダは、ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部と、を有している。そして、ケーブル保持部は、コントロールケーブルに対して少なくともコントロールケーブルの軸方向の移動が規制されるようになっており、かつ、ケーブルクリップは、前記クリップ取付部に対してコントロールケーブルの軸回りに回転できるようになっている。
このケーブルクランプでは、コントロールケーブルの軸方向への移動が規制された状態でケーブルホルダがコントロールケーブルに取付けられ、そのケーブルホルダに対して軸回りに回転可能にケーブルクリップが取付けられる。したがって、この構成によっても、ケーブルクランプは、コントロールケーブルを軸方向に移動しないように保持することができ、かつ、ケーブルクリップはコントロールケーブルの軸周りに回転可能とすることができる。
なお、クリップホルダは、コントロールケーブルに対して、少なくともコントロールケーブルの軸方向の移動が規制されていればよい。このため、クリップホルダをコントロールケーブルに対して軸周りに回転可能としてもよいし、あるいは、クリップホルダをコントロールケーブルに対して軸周りに回転不能としてもよい(すなわち、軸方向及び軸周りに移動不能に固定されていてもよい)。
さらに、本発明は、ケーブルクリップをコントロールケーブルの軸方向の所定の位置に簡易に保持することができるクリップホルダを提供する。
本発明のクリップホルダは、コントロールケーブルに取付けられると共にケーブルクリップが取付けられ、そのケーブルクリップをコントロールケーブルの軸方向の所定の位置に保持するクリップホルダであり、ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部を有しており、ケーブル保持部の内周面には、コントロールケーブルの外周面に形成された周方向に伸びる溝に対応する溝が形成されている。
このクリップホルダによっても、ケーブルクリップと共に用いることで、上述したケーブルクランプと同等の作用効果を奏することができる。
さらに、本発明の他のクリップホルダは、コントロールケーブルに取付けられると共にケーブルクリップが取付けられ、そのケーブルクリップをコントロールケーブルの軸方向の所定の位置に保持するクリップホルダであり、ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部を有しており、ケーブル保持部は、少なくともコントロールケーブルの軸方向に対する移動が規制されるようになっており、かつ、前記クリップ取付部は、前記ケーブルクリップがコントロールケーブルの軸回りに回転できるようになっている。
このクリップホルダでも、上述したクリップホルダと同等の効果を得ることができる。
下記の実施例に記載の技術の主要な特徴について列記する。
(形態1) ケーブルクリップ及びクリップホルダは樹脂材料によって形成されている。アウタケーブルの少なくとも外面は樹脂によって形成されている。
(形態2) ケーブルクリップ又はクリップホルダのケーブル保持部の内周面に形成された溝は、ケーブル保持部の周方向に一巡している。
(形態3) クリップホルダは、ケーブルクリップ取付部と、そのケーブルクリップ取付部の両端に設けられたケーブル保持部を有する。ケーブルクリップ取付部の外径は、ケーブル保持部の外径よりも小さく、ケーブルクリップのホルダ保持部の内径よりも小さい。ケーブル保持部の外径は、ケーブルクリップのホルダ保持部の内径より大きい。これにより、ケーブルクリップのケーブルホルダからの脱落が防止される。
本発明を具現化したケーブルクリップの一実施例を図面に基づいて説明する。図1はケーブルクリップ10を展開した正面図であり、図2は図1を上側から見た図である。
ケーブルクリップ10は、樹脂により成形されており、コントロールケーブルを保持するケーブル保持部11と、コントロールケーブルを所定の位置に固定する係止部20とで構成されている。
係止部20は、ケーブル保持部11に立設された支柱21と、支柱21の先端に設けられた係合部22を備えている。係合部22は、相手部材(例えば、自動車のボディ等)の所定の位置に開けられた取付孔(図示省略)に挿し込まれる。係合部22が取付孔に係合することにより、ケーブルクリップ10に保持されたコントロールケーブルが相手部材の所定の位置に固定される。
ケーブル保持部11は、コントロールケーブルの外径に沿う略半円弧状の内周面を有する第1保持部12及び第2保持部13を備えている。第1保持部12と第2保持部13との間には、第1保持部12に対して第2保持部13が回動可能となるようヒンジ部14が設けられている。また、第1保持部12の反ヒンジ部14側の端部には係止爪15が形成されており、第2保持部13の反ヒンジ部14側の端部には係止爪15と対応した形状の係止凹部16(すなわち、係止爪15と略同一形状の凹部が形成された係止凹部16)が形成されている。ケーブルクリップ10をコントロールケーブルに取付ける場合、第1保持部12の内周面にコントロールケーブルをセットし、第2保持部13を第1ケーブル保持部12に対してヒンジ部14回りに回動させ、係止爪15を係止凹部16に係止させる。これによって、第2保持部13が第1保持部12に対して固定され、ケーブルクリップ10をコントロールケーブルに取付けることができる。
図2に示すように、第1保持部12の内周面(即ち、コントロールケーブルと接触する面)には溝部12aが形成されている。溝部12aは周方向に伸びる複数の溝によって構成されている。溝部12aの各溝は、第1保持部12の軸方向(すなわち、ケーブルクリップ10にコントロールケーブルを取付けた際にコントロールケーブルの軸方向となる方向)に連続して配置されている。各溝は略同一幅に形成され、その軸方向のピッチは、後述のアウタケーブル32に形成された溝部32aのピッチと略同一に形成されている。
第2保持部13の内周面(即ち、コントロールケーブルと接触する面)にも溝部13aが形成されている。溝部13aは、周方向に伸びる複数の溝によって構成されている。溝部13aの各溝は、第2保持部13の軸方向に連続して配置されている。各溝は略同一幅に形成され、その軸方向のピッチは、溝部12aの各溝のピッチと同一に形成されている。保持部11を閉じた状態では、第1保持部12に形成された溝部12aの各溝と、第2保持部13に形成された溝部13aの各溝は環状に連続する(溝部12aの各溝の凹部と凸部が、溝部13aの各溝の凹部と凸部とそれぞれ連続し、環状の溝を形成している)。
ケーブルクリップ10が取付けられるコントロールケーブル30は、図3に示すように、インナーケーブル31と、インナーケーブル31を進退可能に案内するアウタケーブル32を備える。インナーケーブル31は、複数の鋼線を撚って作製されている。アウタケーブル32は、ケーシングチューブと、ケーシングチューブの外側に配されたストランド層と、ストランド層の外側に配されたアウタージャケットによって構成されている。アウタージャケットは、樹脂(例えば、ポリプロピレン等)によって形成されている。アウタージャケットのケーブルクリップ10が取付けられる部位(即ち、ケーブル保持部11と接触する面)には溝部32aが形成されている。溝部32aは、アウタージャケットを加熱後、溝を有する型で加圧することにより形成することができる。上述したように、溝部32aの各溝は、その溝幅がケーブル保持部11の溝部12a,13aの溝幅と略同一であり、そのピッチは溝部12a,13aのピッチと同一となっている。
ケーブルクリップ10をコントロールケーブル30に取付ける場合、ケーブルクリップ10の溝部12a及び溝部13aの各溝の凸部分が、アウタケーブル32に形成された溝部32aの凹部分に係合するように取付ける。このため、ケーブルクリップ10をコントロールケーブル30に対して軸方向に移動させるためには、ケーブルクリップ10の溝部12a,13aの凸部がコントロールケーブル30の溝部32aの凸部を乗り越えなければならない。このため、ケーブルクリップ10をコントロールケーブル30の軸方向に移動させるためには大きな力が必要となり、ケーブルクリップ10がコントロールケーブル30の軸方向に移動することが規制される。
一方、ケーブルクリップ10をコントロールケーブル30の軸回りに回転させようとする場合は、ケーブルクリップ10の溝部12a,13aの凸部がコントロールケーブル30の溝部32aの凹部に嵌まり合っているため、溝部12a,13aの凸部が溝部32aの凸部を乗り越える必要がなく、小さな力でケーブルクリップ10をコントロールケーブル30に対して回転させることができる。これによって、相手部材の取付方向に併せて、ケーブルクリップ10の係止部20の方向を調整することができる。
なお、本発明の技術は、上述したケーブルクリップ10以外にも、従来から用いられている様々なタイプのケーブルクリップに適用可能である。例えば、図8に示すケーブルクリップ200にも適用することができる。ケーブルクリップ200も、コントロールケーブルを保持するケーブル保持部210と、コントロールケーブルを所定の位置に固定する係止部220とで構成されている。ケーブル保持部210は、略円筒状に形成されており、その内径はコントロールケーブルの外径と略同一となっている。ケーブル保持部210の内周面には溝210aが形成されている。ケーブル保持部210は、周方向の一箇所で切断されて開口部210bが形成されている。係止部220とケーブル保持部210は弾力性のある樹脂によって一体に成形されている。このため、ケーブル保持部210に力を加えることで、ケーブル保持部210の開口部210bを拡げることができるようになっている。
ケーブルクリップ210をコントロールケーブル30に取付ける際は、ケーブルクリップ210の開口部210bからケーブル保持部210内にコントロールケーブル30を挿入する。コントロールケーブル30を開口部210bからケーブル保持部210内に挿し込もうとすると、ケーブル保持部210の開口部210bが開き、ケーブル保持部210内にコントロールケーブル30を挿し込むことができる。ケーブル保持部210内にコントロールケーブル30が挿し込まれると、ケーブル保持部210の開口部210bが閉じ、ケーブル保持部210からコントロールケーブル30が脱落することが防止される。ケーブル保持部210の内周面には溝210aが形成されており、この溝210aがアウタケーブル32の溝32aと係合する。そのため、ケーブルクリップ200は、コントロールケーブル30に対して軸方向の移動が規制される一方で軸周りに回転可能となっている。なお、係止部220は、ワイヤ保持部210の外周面のうち開口部210bが設けられていない位置に突設されており、上述した係止部20と同様の構成である。
なお、上述した実施例では、ケーブルクリップのケーブル保持部に溝を形成すると共にコントロールケーブルの外周面に溝を形成し、ケーブル保持部の溝とコントロールケーブルの溝を係合させることでケーブルクリップの軸方向の動きを規制した。しかしながら、本発明はこのような形態に限られず、ケーブルクリップの軸方向の動きをクリップホルダによって規制するようにしてもよい。すなわち、ケーブルクリップとクリップホルダによってコントロールケーブルを所定の位置に固定するようにしてもよい(以下、ケーブルクリップとクリップホルダによって構成されるものをケーブルクランプという)。ケーブルクランプを用いてコントロールケーブルを所定の位置に取付ける例を、図4及び図5を参照して説明する。図4は、クリップホルダ100を展開した正面図であり、図5は、図4の上側から見た図であり、図7は、ケーブルクランプ160がコントロールケーブル130に取付けられた図である。
ケーブルクランプ160は、クリップホルダ100とケーブルクリップ150とで構成されている。ケーブルクランプ160に用いられるクリップホルダ100は、第1ケーブル保持部110,第2ケーブル保持部111と、第1ケーブル保持部110と第2ケーブル保持部111とを連結させるクリップ取付部140と、で構成されている。
第1ケーブル保持部110は、コントロールケーブルの外径に対応した半円弧状の内周面を有する保持部112,113を備えている。保持部112と保持部113との間には、保持部112に対して保持部113が回動可能となるようヒンジ部120が設けられている。保持部112の反ヒンジ部120側には係止爪114を有しており、保持部113の反ヒンジ部120側には係止爪114と係合する係止凹部115が形成されている。
図5に示すように、保持部112,113の内周面(即ち、コントロールケーブルと接触する面)には溝部112a,113aが形成されている。溝部112a,113aは、周方向に伸びる複数の溝が形成されている。溝部112a,113aの各溝は、コントロールケーブルの軸方向に連続して配置されている。なお、第1ケーブル保持部110が閉じた状態では、溝部112aと113aは環状に一巡するよう形成されており、後述のアウタケーブル132に形成された溝部132aと略同一ピッチ、略同一幅で形成されている。このため、第1ケーブル保持部110を閉じた状態では、保持部112に形成された溝部112aの各溝と、保持部113に形成された溝部113aの各溝は環状に連続する(溝部112aの各溝の凹部と凸部が、溝部113aの各溝の凹部と凸部と連続し、環状の溝を形成している)。また、保持部112,113の外径は、後述するケーブルクリップ150のホルダ保持部151の内径よりも大きく形成されている。
第2ケーブル保持部111は、コントロールケーブルの外径に沿うような半円弧状の内周面を有する保持部116,117を備えている。保持部116と保持部117との間には、保持部116に対して保持部117が回動可能となるようヒンジ121が設けられている。また、保持部116の外周部には係止爪118を有しており、保持部117の外周部には係止爪118と略同一形状の凹部である係止凹部119が形成されている。
図5に示すように、保持部116,117の内周面(即ち、コントロールケーブルと接触する面)には、保持部112,113と同様に形成された溝部116a,117aを有する。溝部116a,117aは、溝部112a,113aと同様の凹凸形状が形成されており、後述のアウタケーブル132に形成された溝部132bと略同一ピッチ、略同一幅で形成されている。また、保持部116,117の外径は、後述するケーブルクリップ150のホルダ保持部151の内径よりも大きく形成されている。
クリップ取付部140は、コントロールケーブルの外径に沿うような略半円弧状の内周面を有するクリップ取付片141,142を備えている。クリップ取付片141のコントロールケーブルの軸方向の一端は、保持部112に連結されており、他端は、保持部116に連結されている。クリップ取付片142のコントロールケーブルの軸方向の一端は、保持部113に連結されており、他端は、保持部117に連結されている。つまり、第1ケーブル保持部110と第2ケーブル保持部111とは、クリップ取付部140を介して接続されている。したがって、第1ケーブル保持部110の保持部113と、第2ケーブル保持部111の保持部117と、クリップ取付片140の取付片142は、一体となって回動する。
また、クリップ取付部140の外径は、後述するケーブルクリップ150のホルダ保持部151の内径よりも小さく形成されている。
クリップホルダ100に取付けられるケーブルクリップ150は、図7に示すように、クリップホルダ100に取付けられるホルダ保持部151と、コントロールケーブル130を所定の位置に固定する係止部152とで構成されている。
係止部152は、ホルダ保持部151に立設された支柱153と、支柱153の先端に設けられた係合部154を備えている。係合部152は、相手部材の所定の位置に開けられた取付孔(図示省略)に挿し込まれる。係合部152が取付孔に係合することによりケーブルクリップ150に保持されたクリップホルダ100が相手部材の所定の位置に固定される。したがって、クリップホルダ100に保持されたコントロールケーブル130が所定の位置に固定される。以上のようにケーブルクランプ160は、クリップホルダ100とケーブルクリップ150とから構成される。
ケーブルクランプ160が取付けられるコントロールケーブル130は、図6に示すように、インナーケーブル131と、インナーケーブル131を進退可能に案内するアウタケーブル132と、を備える。なお、インナーケーブル131は、上述したコントロールケーブル30のインナーケーブル31と、また、アウタケーブル132は、上述したコントロールケーブル30のアウタケーブル32と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。アウタケーブル132の外周面である、アウタージャケットのケーブルクランプ160が取付けられる部位(即ち、クリップホルダ100と接触する面)には、コントロールケーブル30のアウタケーブル32に形成された溝部32aと同様の形状の溝部132a,132bが形成されている。すなわち、溝部132aの各溝は、その溝幅が第1ケーブル保持部110の溝部112a,113aと略同一であり、そのピッチは、溝部112a,113aと略同一となっている。また、溝部132bの各溝は、その溝幅が第2ケーブル保持部111の溝部116a,117aと略同一であり、そのピッチは、溝部116a,117aと略同一となっている。
ここで、溝部112a,113aと、溝部116a,117aとは、同様の凹凸形状であり、アウタケーブル132に形成された溝部132aと溝部132bとは、同様の凹凸形状である。したがって、第1コントロール保持部110は、溝部132aを保持してもよいし、溝部132bを保持することもできる。また、第2コントロール保持部111は、溝部132bを保持してもよいし、溝部132aを保持することもできる。したがって、クリップホルダ100は、コントロールケーブル130の軸方向に対して、取付方向を一方向に決定しなくてもよい。
クリップホルダ100をコントロールケーブル130に取付けるには、第1ケーブル保持部110の保持部112と、第2ケーブル保持部111の保持部116と、クリップ取付部140の取付片141の内周面に、コントロールケーブル130をセットする。次に、第1コントロール保持部110の保持部113を保持部112に対して回動させ、係止爪114を係止凹部115に係止させる。同時に、クリップ取付部140の取付片142を取付片141に対して回動させ、また、第2ケーブル保持部111の保持部117を保持部116に対して回動させ、係止爪118が係止凹部119に係止される。
第1ケーブル保持部110の溝部112a,113aの各溝の凸部分は、アウタケーブル132の溝部132a(溝部132bでもよい)の凹部分に係合するように取付ける。このとき、第2ケーブル保持部111の溝部116a,117aの各溝の凸部分は、アウタケーブル132の溝部132b(第1ケーブル保持部が溝部132bを保持する場合は、溝部132a)の凹部分に係合する。このため、クリップホルダ100をコントロールケーブル130に対して軸方向に移動させるためには、クリップホルダ100の溝部112a,113a,116a,117aの凸部が、コントロールケーブル130の溝部132a,132bの凸部を乗り越えなければならない。このため、クリップホルダ100をコントロールケーブル130の軸方向に移動させるためには大きな力が必要となり、クリップホルダ100がコントロールケーブル130の軸方向に移動することが規制される。
一方、クリップホルダ100をコントロールケーブル130の軸回りに回転させようとする場合は、クリップホルダ100の溝部112a,113a,116a,117aの凸部がコントロールケーブル130の溝部132a、132bの凹部に嵌まり合っているため、小さな力でクリップホルダ100をコントロールケーブル130に対して軸回りに回転させることができる。
ケーブルクリップ150のホルダ保持部151の内径は、第1ケーブル保持部110及び第2ケーブル保持部111の外径より小さい。そのため、図7に示すように、クリップホルダ100のクリップ取付部140にケーブルクリップ150を取付けると、ケーブルクリップ150の軸方向(即ち、コントロールケーブル130の軸方向)の移動が規制される。一方、上述したように、クリップホルダ100は、コントロールケーブル130の軸回りに回転可能であるため、ケーブルクリップ150は、コントロールケーブル130の軸回りに回転可能となる。これによって、相手部材の取付方向に併せて、ケーブルクリップ150の係止部152の方向を調整することができる。
このように、クリップホルダ100を用いることにより、ケーブルクリップ150の形状は変更する必要はない。したがって、従来使用されているケーブルクリップをそのまま使用することができる。
なお、上述したクリップホルダ100に取付けられるケーブルクリップは、種々の形態を採ることができる。例えば、図1に示すように、ケーブルクリップのホルダ保持部に係止爪と係止凹部を設け、係止爪を係止凹部に係止させることにより、ケーブルクリップをクリップホルダのクリップ取付部に取付けるようにしてもよい。あるいは、図8に示すように、円筒状のホルダ保持部の周方向の一部に開口を設けると共にホルダ保持部を弾力性のある材料で形成し、ホルダ保持部内にクリップホルダを挿し込むことで、ケーブルクリップをクリップホルダに取付けるようにしてもよい。ホルダ保持部内にクリップホルダを挿し込むだけでよいため、ケーブルクリップとクリップホルダの組付けを容易に行うことができる。また、ケーブルクリップは、ケーブルホルダに対して軸周り(軸直角方向)に回転可能としてもよいし、あるいは、ケーブルクリップとケーブルホルダの取付部位に凹凸等を設けて、ケーブルホルダに対してケーブルクリップがその軸周りに回転することを規制するようにしてもよい。
また、上述したケーブルクランプ160では、クリップホルダ100のクリップ取付部140,141の外周面に軸方向に伸びる凹凸を形成すると共に、ケーブルクリップ150のホルダ保持部151の内周面にクリップ取付部140,141の外周面に形成された凹凸に対応する凹凸(軸方向に伸びる凹凸)を形成することにより、ケーブルクリップ150のクリップホルダ100に対する軸回りの回転を規制してもよい。
また、ケーブルクリップが軸回りに回転可能となるように、ケーブルクリップをクリップホルダに取付けるようにしてもよい。かかる構成を採る場合、クリップホルダは、コントロールケーブルの軸回りに回転可能とされていなくてもよい。すなわち、クリップホルダをコントロールケーブルに対して移動不能に固定することができる。
このようなクリップホルダの具体例として、クリップホルダ300を図9に示す。図9は、クリップホルダ300を図5と同様の方向から見た図である。クリップホルダ300は、ワイヤ保持部の内周面以外は、クリップホルダ100と同様の構成である。ワイヤ保持部310,311の内周面には、図9に示すように、凸所320が形成されている。ワイヤ保持部310,311にコントロールケーブルが取付けられると、凸所320がアウタケーブルの外周面に食い込み、ワイヤ保持部310,311にコントロールケーブルが固定される。そして、クリップホルダ300のクリップ取付部330,331の外周面とケーブルクリップのホルダ保持部の内周面との間に隙間を空けることにより、ケーブルクリップを回転可能に保持する。このとき、ホルダ保持部の内径をワイヤ保持部310,311の外径より小さくすることにより、ケーブルクリップのコントロールケーブルの軸方向への移動を規制する。この構成では、アウタケーブルの外周面に溝を形成する必要がなく、従来のアウタケーブルをそのまま使用することができる。
ここで、クリップホルダ300に取付けられるケーブルクリップには、図1,8に示すケーブルクリップ、つまり、ケーブル保持部(ケーブルクランプに使用する際はホルダ保持部)の内周面に溝を形成したケーブルクリップを用いてもよい。このとき、クリップホルダ300のクリップ取付部330の外周面にはホルダ保持部の溝形状に対応する溝を形成することで、クリップホルダ300は、ケーブルクリップをコントロールケーブルの軸回りに回転可能に保持することができる。
以上、本発明のいくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例では、ケーブルクリップ及びクリップホルダのケーブル保持部内周面には、周方向の連続した一巡する溝部を形成していた。しかしながら、溝部は周方向に一巡しなくてもよく、必要な規制力(軸方向の移動を規制する力)の大きさによっては部分的に溝を形成するようにしてもよい。
また、上述した実施例では、ケーブルクリップ及びクリップホルダのケーブル保持部内周面の溝部は、アウタケーブルの溝部と略同一ピッチで形成されていた。しかしながら、ケーブル保持部側の溝部の溝数を少なくすることもできる。この場合、ケーブル保持部側の溝部の凸形状が、アウタケーブルの溝部の凹形状に係合するように設定することが好ましい。例えば、ケーブル保持部の溝部のピッチを、アウタケーブルの溝部のピッチの整数倍に設定することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性をもつものである。
本実施例に係るケーブルクリップの正面図。 同、図1を上側から見た図。 本実施例のケーブルクリップに保持されるコントロールケーブルの抜粋図。 実施例に係るクリップホルダの正面図。 同、図5を上側から見た図。 本実施例のクリップホルダに保持されるコントロールケーブルの抜粋図。 本実施例のクリップホルダにコントロールケーブル及びクリップを取り付けた図。 本実施例に係る他のケーブルクリップの斜視図。 クリップホルダのその他の実施例を示す図。
符号の説明
10:ケーブルクリップ
11:ケーブル保持部
12a,13a:ケーブル保持部に形成された溝部
30:コントロールケーブル
32:アウタケーブル
32a:アウタケーブルに形成された溝部
100:クリップホルダ
110,111:ケーブル保持部
112a,113a,116a,117a:ケーブル保持部に形成された溝部
130:コントロールケーブル
132:アウタケーブル
132a:アウタケーブルに形成された溝
200:ケーブルクリップ
210:ケーブル保持部
210a:ケーブル保持部に形成された溝部
300:クリップホルダ

Claims (7)

  1. コントロールケーブルに取付けられ、そのコントロールケーブルを所定の取付位置に固定するためのケーブルクリップであり、
    コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部を有しており、
    前記ケーブル保持部の内周面には、コントロールケーブルの外周面に形成された周方向に伸びる溝に対応する溝が形成されていることを特徴とするケーブルクリップ。
  2. 前記ケーブル保持部の内周面に形成された溝は、コントロールケーブルの外周面に形成された溝と略同一のピッチを有することを特徴とする請求項1に記載のケーブルクリップ。
  3. 係止部を有するケーブルクリップと、そのケーブルクリップが取付けられるクリップホルダと、を有し、前記ケーブルクリップが取付けられたクリップホルダをコントロールケーブルに取付けると共に前記ケーブルクリップの係止部を所定の取付位置に係止することでコントロールケーブルを所定の取付位置に固定するケーブルクランプであり、
    前記クリップホルダは、前記ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部と、を有しており、
    前記ケーブル保持部の内周面には、コントロールケーブルの外周面に形成された周方向に伸びる溝に対応する溝が形成されていることを特徴とするケーブルクランプ。
  4. 前記クリップホルダのケーブル保持部の内周面に形成された溝は、コントロールケーブルの外周面に形成された溝と略同一のピッチを有することを特徴とする請求項3に記載のケーブルクランプ。
  5. 係止部を有するケーブルクリップと、そのケーブルクリップが取付けられるクリップホルダと、を有し、前記ケーブルクリップが取付けられたクリップホルダをコントロールケーブルに取付けると共に前記ケーブルクリップの係止部を所定の取付位置に係止することでコントロールケーブルを所定の取付位置に固定するケーブルクランプであり、
    前記クリップホルダは、前記ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部と、を有しており、
    前記ケーブル保持部は、コントロールケーブルに対して少なくともコントロールケーブルの軸方向の移動が規制されるようになっており、かつ、前記ケーブルクリップは、前記クリップ取付部に対してコントロールケーブルの軸回りに回転できるようになっていることを特徴とするケーブルクランプ。
  6. コントロールケーブルに取付けられると共にケーブルクリップが取付けられ、そのケーブルクリップをコントロールケーブルの軸方向の所定の位置に保持するクリップホルダであり、
    前記ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部を有しており、
    前記ケーブル保持部の内周面には、コントロールケーブルの外周面に形成された周方向に伸びる溝に対応する溝が形成されていることを特徴とするクリップホルダ。
  7. コントロールケーブルに取付けられると共にケーブルクリップが取付けられ、そのケーブルクリップをコントロールケーブルの軸方向の所定の位置に保持するクリップホルダであり、
    前記ケーブルクリップが取付けられるクリップ取付部と、コントロールケーブルの外周面に取付けられるケーブル保持部を有しており、
    前記ケーブル保持部は、少なくともコントロールケーブルの軸方向に対する移動が規制されるようになっており、かつ、前記クリップ取付部は、前記ケーブルクリップがコントロールケーブルの軸回りに回転できるようになっていることを特徴とするクリップホルダ。
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