JP2007308299A - 粘着テープホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】確実かつ簡便に対象物に粘着テープを貼着可能な製造コストの低廉なテープホルダを得る。両面テープの剥離紙を剥がす手間を省く。
【解決手段】テープロールを回転自在に支持するテープ収納部と、粘着テープを排出するテープ排出部と、テープを切断するカッターとを備えたテープホルダで、テープ収納部からテープ排出部に至るテープの搬送経路上に順にかつ回転可能に備えられかつ表面にテープロールから繰出されたテープが供給されてテープ排出部に向け搬送する第一及び第二ローラを含む一対のガイドローラと、テープ排出部に回転可能に備えられかつテープが表面に供給されかつ貼着対象物に押し付けつつホルダを貼着対象物の表面に沿ってスライドさせることにより貼着対象物の表面を転がってテープを貼着対象物に押し付け貼着させることが可能な押圧ローラとを備える。第一及び第二ローラは共に側端に互いに噛み合いかつ当該各ローラと共に回転するギアを有する。押圧ローラは上下動可能である。
【選択図】図6B

Description

本発明は、粘着テープホルダに係り、特にテープロールから所望の長さだけ粘着テープを引き出し切断して対象物に貼着可能な器具構造に関する。
簡便かつ即座に対象物を固定できる接着手段として粘着テープが今日広く利用されている。例えば事務用品や梱包用具として一般家庭やオフィスなどにおいて、あるいは産業用に例えば電子・電気機器の製造工程において配線基板やモジュール部品を固定するために、あるいは自動車の内装部品を取り付けたり、土木建築現場においてボード類や建材を貼り付けるなど、様々な用途・場面で使用されている。
かかる粘着テープは、樹脂や布、紙などからなるテープ基材の片面または両面に粘着剤を配してなり、一般にロール状に巻いたテープロールとして提供される。また、このようなテープロールを収容すると共に、所望の長さだけテープを引き出して切断することが可能な各種のホルダ器具も提供されている(下記特許文献1〜3参照)。
特開2005‐132625号公報 特開2000‐302316号公報 特開平7‐252010号公報
ところで、従来のテープホルダは、テープを対象物に貼着するときの操作性や動作の確実性、またホルダ自体の製造コストの点で必ずしも十分であるとは言えず、更なる改良の余地を残している。
具体的には、特に両面粘着テープを対象としたホルダの場合、対象物にテープを貼着することが出来たとしてもその後、テープ本体から剥離シートを剥がす操作が必要となって、作業性が悪い面がある。
この点、上記特許文献に記載のホルダでは、剥離シートを剥がす手間を省くため、ホルダ内で剥離シートを粘着テープ本体から分離する機構を有する。しかしながら、このようなホルダ構造によっても、剥離シートの分離や対象物へのテープ本体の貼着について確実な動作が得られるとは限らない。
また、上述のように一般事務用品として提供する場合にも、あるいは産業用に使用するにせよ、より低廉な価格で市場に提供できることが強く望まれる。剥離シートの自動分離機構やテープの切断機構を備えたホルダが各種製品化されているものの、現状未だ十分に普及しているとは言えない主な原因のひとつは、製造コストの低減が十分ではない点にあると考えられる。
さらに、両面粘着テープ用のホルダに限られず、片面粘着テープ用のホルダにあっても上記剥離シートの問題を除き、同様の問題(動作の確実性や製造コスト)がある。
したがって、本発明の目的は、より確実かつ簡便に対象物に粘着テープを貼着可能な使用利便性に優れた、また製造コストを抑えることが出来る新たなホルダ構造を得る点にある。
前記目的を達成して課題を解決するため、本発明に係る第一の粘着テープホルダは、粘着テープをロール状に巻いたテープロールを収納し当該テープロールを回転自在に支持するテープ収納部と、前記テープロールから繰り出された粘着テープを排出するテープ排出部と、当該テープ排出部から排出された粘着テープを切断するカッター手段とを備え、前記テープ排出部から引き出された前記粘着テープの排出部分が引っ張られることにより前記粘着テープが前記テープロールから繰り出され、前記テープ排出部に搬送されて前記テープ排出部から排出される粘着テープホルダであって、前記テープ収納部から前記テープ排出部に至る粘着テープの搬送経路上に順に備えられかつ表面に前記テープロールから繰り出された粘着テープが供給されて当該粘着テープを前記テープ排出部に向け搬送する第一ローラおよび第二ローラを含む一対のガイドローラと、前記テープ排出部に回転可能に備えられ、かつ、前記テープロールから繰り出された粘着テープが表面に供給され、かつ、前記テープ排出部を貼着対象物に押し付けつつ当該粘着テープホルダを当該貼着対象物の表面に沿ってスライドさせることにより当該貼着対象物の表面を転がって前記テープロールから繰り出された粘着テープを貼着対象物に押し付け貼着させることが可能な押圧ローラとを備え、前記テープロールから繰り出された前記粘着テープは、前記第一ローラの表面に搬送された後、当該第一ローラと前記第二ローラとの間に引き込まれ、これらローラ間から引き出されると共に前記第二ローラの表面に搬送され、さらに前記テープ排出部に送られて当該テープ排出部から引き出される。
本発明の粘着テープホルダでは、粘着テープは、テープ収納部に収納されたテープロールから繰り出され、テープ排出部から引き出されて貼着対象物に貼り付けられる。このテープの繰り出しおよび引き出し動作は、当該テープホルダを例えば人が手に持ち、上記押圧ローラを貼着対象物に押し付けて当該粘着テープホルダを貼着対象物の表面に沿ってかつ粘着テープを貼り進める方向へスライドさせることにより行われる。
押圧ローラの表面には、テープロールから繰り出された粘着テープが供給され、テープ排出部から飛び出した粘着テープの先端部を押圧ローラを押し付けることによって貼着対象物に貼り付けた後、上述のように粘着テープを貼り進める方向に当該テープホルダを移動させる。このとき、粘着テープの先端部が貼着対象物に貼着し固定されているから、当該粘着テープ先端部の固定点から遠ざかるようにテープホルダを移動させることで、テープローラから粘着テープが繰り出されてテープ排出部から粘着テープが引き出され、対象物にテープを貼り進めることが出来る。
尚、以下の説明では、粘着テープ貼着時のテープホルダの進行方向(粘着テープを貼り進める方向/図1の矢印X2参照)を「後方」、テープ排出部から排出されて貼着対象物に貼り付けられた粘着テープの先端方向(図1の矢印X1参照)を「前方」、これら前方および後方(粘着テープの貼着方向、または貼着対象物に貼着された粘着テープの延在方向/長さ方向)に直交する方向を「左右」方向(貼着対象物に貼着された粘着テープの幅方向/図1の矢印Y1,Y2参照)として、説明を行う。
また、本発明のテープホルダでは、テープ収納部(テープロール)からテープ排出部に至る粘着テープの搬送経路上にガイドローラを設けてあり、粘着テープはこのガイドローラを通ってテープ排出部へと送られる。
このガイドローラは、テープ収納部からテープ排出部に至る粘着テープの搬送経路上に順にかつ回転可能に備えられかつ表面にテープロールから繰り出された粘着テープが供給される一対の回転ローラ、すなわち第一ローラと第二ローラとを備えており、テープロールから繰り出された粘着テープは、当該第一ローラの表面に搬送された後、第一ローラと第二ローラとの間に引き込まれ、これらローラ間から引き出されると共に第二ローラの表面に搬送され、さらにテープ排出部へ向け送り出される。
このようなガイドローラにおいて、粘着テープの片面には粘着剤が設けられているから、両ローラ(第一ローラと第二ローラ)のうちテープの粘着面に接する側のローラ(例えば第一ローラ)は、粘着剤が備えられたテープ面(粘着面)によって回転力が付与され、空回りすることなく良好に回転される。
第一ローラおよび第二ローラの各ローラの側端部には、互いに噛み合いかつ当該各ローラと共に回転するギアをそれぞれ設けることが望ましい。このようなギアを設ければ、上記第一ローラの回転力が両ギアを介して第二ローラに伝達され、第二ローラもより確実に回転して粘着テープは両ローラ間をスムースに通過してテープ排出部に向け搬送されることとなる。
尚、本発明では、第二ローラも粘着テープ(粘着面とは反対側の非粘着面、あるいは両面粘着テープの場合には第一ローラに接する面とは反対側の粘着面)から回転力を受けることがあり(例えば片面粘着テープでも両ローラの間隔を狭くすれば、これらローラ間に挟持される粘着テープから第二ローラも回転力を受ける。また両面粘着テープにあっては第二ローラも粘着面によって回転力を受ける)、本発明はこのような構造を排除するものではない。
また、本発明のホルダでは、テープ排出部から排出された粘着テープを切断するカッター手段を設けてある。このカッター手段は、典型的には、当該テープ排出部よりホルダの前方側でかつテープ排出部の近傍位置に配置する。カッター手段は、これに限定されるわけではないが、例えばテープ排出部から引き出された粘着テープに向け突出する切断刃を含むものとすることができ、所望の長さだけテープを引き出して対象物にテープを貼り付けた後、当該切断刃を粘着テープに押し当ててこれを使用してテープを切断することが可能である。
上記本発明のホルダでは、第一ローラおよび第二ローラのうちの少なくとも一方に係合して当該ローラの回転を阻止するストッパをさらに設けることが好ましい。
前記カッター手段により粘着テープを切断するときに、テープホルダから粘着テープが不用意に引き出されることを防ぎ、カッター手段によって粘着テープをより確実に切断するためである。
かかるストッパは、例えば、第一ローラまたは第二ローラの表面に向け進退動可能に設けられかつ当該ローラの表面または当該ローラの表面に供給された粘着テープの表面を押え付けて当該ローラの回転を阻止するブレーキ片と、このブレーキ片を第一ローラまたは第二ローラから後退する方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗してブレーキ片を第一ローラまたは第二ローラに向け前進させることが可能な操作部とを含むことがある。
このようなストッパを備えれば、操作部を操作することによりブレーキ片を第一ローラまたは第二ローラ(または当該ローラの表面に供給された粘着テープの表面)に押し付けてローラの回転を阻止し、テープ排出部から粘着テープが不用意に引き出されることを防ぐことが出来る。ブレーキ片は、ローラの回転をより確実に防ぐため、例えばゴムのような滑り摩擦の大きな材料により構成することが望ましい。
また、上記ストッパは、第一ローラに備えられたギアまたは第二ローラに備えられたギアのいずれか一方または双方と噛み合って当該ローラの回転を阻止するブレーキギアと、このブレーキギアを第一ローラに備えられたギアまたは第二ローラに備えられたギアから後退する方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗してブレーキギアを第一ローラに備えられたギアまたは第二ローラに備えられたギアに向け前進させることが可能な操作部とを含むように構成しても良い。
このようなストッパ構造によれば、ブレーキギアを第一ローラおよび第二ローラのいずれか一方または双方に噛み合わせることで、ローラの回転を確実に止めて粘着テープの切断時にその引き出しを阻止することが可能となる。
本発明は、片面に粘着剤を備えた片面粘着テープ、並びに両面に粘着剤を備えた両面粘着テープに適用可能であり、これら各粘着テープ用のホルダを構成することが可能である。
両面粘着テープ用のホルダの場合には、ロール状に巻かれてテープロールとしてテープ収納部に収納される上記粘着テープは、テープ基材の両面に粘着剤を備えており、当該粘着テープの一方の粘着面を覆う剥離シートを備え、上記粘着テープホルダは、第一ローラと第二ローラとの間に引き込まれる前段位置で粘着テープから剥離された剥離シートを排出する剥離シート排出部をさらに備える。
このような両面テープ用のホルダでは、両面粘着テープがガイドローラ(第一ローラと第二ローラとの間)に引き込まれる(第一または第二ローラに巻きつく)ときに剥離シートが剥がされ、テープ本体(両面粘着テープ)がガイドローラに引き込まれる一方で、剥がれた剥離シートは、上記剥離シート排出部からホルダの外部へ排出される。
剥離シート排出部には、剥離シートを切断可能とするため、カッター刃を設けても良い。
また、前記本発明のホルダ、並びに特にこのような両面テープ用のホルダにおいては、テープロールから第一ローラへの粘着テープの搬送方向と交差する方向でかつテープ排出部に略向う方向に第一ローラと第二ローラとを配列し、粘着テープが、テープロールから第一ローラへ向け略水平に搬送された後、当該第一ローラの表面に供給されることにより搬送方向が略逆向きに転換されて第二ローラの表面に供給され、さらに当該第二ローラによってテープ排出部に向け送出されるよう構成することが好ましい。
このようなホルダ構造によれば、特に剥離シートを備えた両面粘着テープを使用する場合に、テープロールから第一ローラに向け搬送されてきたテープが第一ローラによって搬送方向が略逆向きに反転されるときに剥離シートを粘着テープから剥離することができ、粘着テープと剥離シートとの分離を容易かつより確実に行うことが可能となる。
また本発明のホルダでは、押圧ローラを、貼着対象物に向け進退動可能に備えると共に、当該押圧ローラを貼着対象物に向け付勢する付勢手段を設け、これにより押圧ローラが、貼着対象物に押し付けて粘着テープを貼着するときに後退して当該貼着対象物の表面を転動する一方、当該貼着対象物への押し付け力を除去した場合には前進して元位置に復帰するよう構成しても良い。
本発明者は、従来のテープホルダや本発明を行うにあたって作製した様々な構造のホルダを検討したところ、押圧ローラによって貼着対象物にテープを貼り上記カッター手段によってテープを切断してテープを貼り終えた場合に、カッター手段やその周辺部に粘着テープの先端部が付着し(両面粘着テープの場合には特に)、次にテープを貼着するときにテープの先端部が折れ曲がったり、テープの先端部がスムースに貼着対象物に貼り付かない等の不都合が生じることがあった。これに対し、上記のように押圧ローラが進退動する構造とすれば、貼り終わった後に、より確実に押圧ローラに粘着テープの先端部を位置せしめることができ、次にテープを使用するときに容易かつより確実に対象物にテープの先端部を粘着させてテープを貼ることが出来るようになる。
粘着テープが供給される第一ローラ、第二ローラおよび押圧ローラの各表面には、接着防止層を配することが好ましい。ローラへの粘着テープの強固な付着を防ぎ、粘着テープをスムースに搬送してテープ排出部から引き出せるようにするためである。この接着防止層は、例えばシリコンやテフロン、フッ素を主材料として構成することが出来る。またこの接着防止層は、ローラの表面のみに形成しても良いし、ローラ自体(ローラ全体)をこのような粘着剤が付着し難い材料により構成しても構わない。
第一ローラと第二ローラの各ローラの両端部には、外方に向け次第にローラの径が大きくなるようなテーパ面を形成しても良い。
ローラを通って搬送される粘着テープがローラの軸方向にずれてローラから脱落するのを防ぐためである。同様の目的は、単純に例えばフランジ状(鍔状)のリング部をローラの側端部に設ける等の構造によっても達成することは出来るが、このような構造によると当該フランジ(リング部)に粘着テープの側縁部が当たって粘着テープの縁が傷ついたり折れ曲がるような不具合が生じるおそれがある。これに対し、上記のようにローラの側端部にテーパ面を形成すれば、このような問題を回避することが出来る。
カッター手段は、テープ排出部から排出された粘着テープに向け突出する切断刃を含み、この切断刃は、粘着テープの幅方向に円弧状に湾曲して延在する刃先を有するようにしても良い。かかる円弧状に湾曲した切断刃は、例えば、刃先を粘着テープに押し付けて当該テープに差し込んだ(切り込みを入れた)後、テープの幅方向に切断刃を転がすように振ることで容易にテープを切断することが出来る。
また、このような湾曲した切断刃を備える場合には、押圧ローラを、テープ排出部から排出された粘着テープの幅方向に揺動可能に備えることが望ましい。押圧ローラをこのように揺動可能に設置すれば、上記のようにテープの幅方向に切断刃を転がすように振ってテープを切る切断作業がより一層スムースに行うことが出来るようになる。
上記切断刃は、当該切断刃の基端部を覆うカバー部を備え、このカバー部から突出する切断刃の突出長さを変更する切断刃調整手段をさらに備えるようにしても良い。
このようなカバー部および切断刃調整手段を設ければ、例えば、使用にあたって切断刃の突出長さを収納する粘着テープの厚さに合わせることにより、貼着対象物に傷をつけずに貼着対象物に向って切断刃を押し付けて粘着テープを切断することが可能となる。
カッター手段が、テープ排出部から排出された粘着テープに向け突出する切断刃と、この切断刃をテープ排出部から排出された粘着テープに向け進退動可能に支持する切断刃支持部とを含むようにし、粘着テープホルダが、押圧ローラを、貼着対象物に向け進退動可能に支持する押圧ローラ支持部と、押圧ローラを貼着対象物に向け付勢する付勢手段とをさらに備えるようにし、押圧ローラ支持部と切断刃支持部との間にギア手段を設けることにより、押圧ローラを貼着対象物に押し付けると当該押圧ローラが後退すると共にギア手段によって切断刃が貼着対象物に向け前進する一方、当該貼着対象物への押し付け力を除去した場合には付勢手段による付勢力により押圧ローラが前進して元位置に復帰すると共にギア手段によって切断刃が後退するようにしても良い。
かかる構造によれば、ホルダを使用しないときには切断刃が後退し、例えばホルダ内に収容される構造とすることも出来るから、切断刃を保護すると共に、切断性能(切れ味)に優れた切断刃を使用した場合にも、当該切断刃によって不用意に他のものを傷つける等のアクシデントを防ぐことも可能となる。
押圧ローラ支持部と切断刃支持部との間に設けられる上記ギア手段は、具体的には、例えば押圧ローラ支持部と切断刃支持部とにそれぞれ形成したラックと、これらのラックと噛み合いかつ回転可能に支持したピニオンとにより構成することが出来る。
さらに、押圧ローラ支持部に係合して押圧ローラが後退した状態に当該押圧ローラをロック可能な係止手段をさらに設けても良い。このような係止手段を設ければ、切断刃による粘着テープの切断操作をより一層容易に行えるようにすることが出来る。
本発明において、粘着テープの種類(テープ基材および粘着剤の材料、テープの幅寸法、片面粘着か両面粘着か、剥離シート有無(剥離シートを有さない両面テープでも良い)等)は特に問わない。また、本発明のホルダの使用態様は、典型的には人が手に持って操作する態様であるが、これに限られず、例えばロボットアームの先端に本発明に係るホルダを装着して人間以外の機械等が粘着テープの貼着を行うような使用態様を採ることも可能である。
本発明によれば、簡便かつより確実に対象物に粘着テープを貼着可能な使用利便性に優れたホルダ器具を低コストで提供することが出来る。
本発明の他の目的、特徴および利点は、図面に基づいて述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。尚、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
〔第1実施形態〕
図1から図12は、本発明の第一の実施形態に係るテープホルダを示すもので、この実施形態では両面粘着テープ用のホルダを構成した。これらの図に示すようにこのテープホルダ11は、樹脂製のケース12の一端部(後端部)にテープロール1を回転自在に支持し収納するテープ収納部13を形成し、当該ホルダケース12の他端部(前端部)にテープロール1から繰り出した両面粘着テープ2から剥離紙2bを分離し、テープ本体2aのみを対象物5に所望の長さだけ貼着するためのテープ送出・切断機構を備える。
テープ収納部13は、ケース12内に略水平に延在するロール支持軸14を設けてあり、このロール支持軸14に回転自在に支持されるテープロール1の回転をスムースにするために、ケース12の内壁面とテープロール1との間(テープロール1の両側部)に、滑り摩擦の小さな材料(例えば硬質の樹脂)からなるワッシャ15を設ける。
本実施形態における粘着テープ2は、樹脂や紙などからなるテープ基材の両面に粘着剤を配し、一方の粘着面を覆う剥離紙2bを設けてなるもので、上記テープロール1は当該粘着テープ2をロール状に巻いたものである。このテープロール1としては、現在市場に提供されている様々なテープロールを対象とすることが可能である。尚、上記テープ収納部13やロール支持軸14の大きさ・径寸法は、対象とするテープロールの種類(大きさ)に対応したものとすれば良い。
テープロール1からのテープ2の引き出し位置はケース12(テープ収納部13)の上部位置とし、ケース12内を前方に向って略水平にテープロール1からテープ2が繰り出されるようにする。ケース前端部の上部位置には、一対のローラ21,31からなるガイドローラを設けてある。これらのローラ21,31は、テープロール1から搬送されてくるテープ2を表面に受け、回転することにより当該テープ2(テープ本体2a)を送ることが出来るように、各支持軸24,34がテープ2の幅方向(ケース12の左右方向/図1のY1‐Y2軸方向)に延在するようにケース12内に略水平にかつ回転自在に支持してある。
また、これら2つの(一対の)ローラ21,31は、テープロール1からのテープ2の繰出し方向(水平方向)と交差(略直交)する方向(垂直または上下方向/Z1‐Z2軸方向)に配列させてあり、これらガイドローラ21,31のうち、テープロール1から略水平に繰り出されたテープを最初に受ける第一ローラ21の略垂直下方に第二ローラ31を配置した。第一ローラ21と第二ローラ31との間には、粘着テープ2(テープ本体2a)が通過可能な間隙を形成してある。
第一ローラ21の左右両側端部と、第二ローラ31の左右両側端部には、それぞれギア23,33を設け、これら第一ローラ21のギア23と第二ローラ31のギア33とはそれぞれ左右両端部において互いに噛み合っている。また、第一および第二の各ローラ21,31の表面(ガイドローラ本体部22,32)には、粘着テープ本体2aの強固な接着を防ぎ、テープ本体2aの搬送をスムースに行うために、シリコンからなる表面層を設ける。
また、第一および第二の各ローラ21,31の左右両側部(上記ギア23,33の内側)には、図8に示すように、ローラ21,31の側端部から中央部に向け下り勾配となるようなテーパ面25をそれぞれ形成しても良い。ローラ21,31に巻き取られ搬送される粘着テープ2がローラ21,31の軸方向にずれてローラ21,31から脱落するのを防ぐためである。また、このようなテーパ面(斜面)25を形成すれば、テープ2の側縁がギア23,33に当たって折れ曲がったり、ギア23,33に粘着剤が付着してギア23,33の回転が妨げられるような問題が生じることを防ぐことが出来る。
ホルダ11の前方に向けテープロール1から繰り出された粘着テープ2は、図6Aから図6Cに示すように、まず、第一ローラ21に巻き取られて当該第一ローラ21の表面(ガイドローラ本体部22)に沿って回転して搬送方向が反転され、ホルダ前方側から(後方に向け)第一ローラ21と第二ローラ31との間隙に引き込まれた後、第二ローラ31の表面(ガイドローラ本体部32)に移されて当該第二ローラ31に巻き取られ、その表面に沿って回転してホルダ11の前端部下方に向け送られる。
一方、粘着テープ本体2aと共にテープホルダ1からホルダ11の前方に向け繰り出された剥離紙2bは、第一ローラ21に巻き取られること無く第一ローラ21の上面部を通過してそのまま略水平方向に搬送されていく。ケース前端の上部位置には、この搬送された剥離紙2bをケース12の外部へ排出する剥離紙排出口42を設けてあり、この排出口42から剥離紙2bはケース外へ排出される。また、この剥離紙排出口42には、剥離紙2bを切断するためのカッター(切断刃)43を設けてある(図4参照/図2,図3では図示せず)。この剥離紙用のカッター43は、ケース12とは別部材として取り付けても良いが、樹脂製としてケース12と一体成形することが製造コストの点で有利である。
本実施形態のホルダでは、上記のようにまず第一ローラ21にテープ2を巻き取ってテープ2の搬送方向を反転させ、さらにこれと隣接して設けた第一ローラ21と逆に回転する第二ローラ31にテープ2を巻き取ることで、テープ2をS字状に引き回すようにしたから、粘着テープ本体2aと剥離紙2bとの分離を良好に行うことが出来る。特に、剥離紙2bをそのまま略真っ直ぐに剥離紙排出口42に向け進行させる一方で、粘着テープ本体2aを第一ローラ21に巻き取ってテープ2の搬送方向を反転させること、また第一ローラ21と第二ローラ31との間に粘着テープ本体2aを挟み込んでさらに第二ローラ31にテープ本体2aを粘着させて巻き取り引っ張ることから、粘着テープ2から剥離紙2bを良好に剥離することが可能となる。
さらに、当該粘着テープ本体2aと剥離紙2bとの分離をより一層確実にするため、上記剥離紙排出口42と第一ローラ21の間には、丸棒状の分離ロッド41を設けてある。この分離ロッド41は、第一ローラ21の支持軸24と略平行に(ホルダ11の左右方向に略水平に)ケース12に固定してあり、第一ローラ21に巻き取られて進行する粘着テープ本体2aに引きずられて剥離紙2bが剥離紙排出口42に送られずに粘着テープ本体2aと一緒に搬送されてしまうこと、並びに、逆に粘着テープ本体2aが剥離紙2bと一緒に剥離紙排出口42側に送られてしまうことを防ぎ、粘着テープ2から剥離紙2bをより確実に剥離して粘着テープ本体2aと剥離紙2bとを分離する機能を果たす。
ホルダケース12の上部には、ガイドローラ(第一ローラ21)の回転を停止させるストッパ51を設ける。このストッパ51は、後に説明するように対象物5への貼着を行ったテープ本体2aをケース前端下端部に設けたカッター71によって切断するときにテープ2が不用意に引き出されることを防ぐもので、図4に拡大して示すように、第一ローラ21(ガイドローラ本体部22)の表面(当該ローラ21に巻きついた粘着テープ2(剥離紙2b)の表面)に当接するブレーキ片52と、このブレーキ片52を第一ローラ21の表面に向け進退動させるため揺動(回動)するレバー53と、このレバー53を揺動(回動)させる操作ボタン54と、ブレーキ片52を第一ローラ21から遠ざける方向にレバー53を付勢するコイルバネ55とを備える。
レバー53は、第一ローラ21の支持軸24に略平行な(ホルダ11の左右方向に略水平な)軸56を中心に揺動(回動)可能に支持してあり、一端部(前端側)に上記ブレーキ片52を設け、他端部(後端側)に上記コイルバネ55を備える。操作ボタン54は、ホルダケース12の上面に突出し、ホルダケース12の上面側からこれを押さえてレバー53を揺動させることが可能である。ブレーキ片52は、粘着テープ2の搬送およびローラ21の回転を確実に阻止するため、ゴム等の滑り抵抗の大きな材料により形成する。
ローラ21の回転(粘着テープ2の搬送)を止めるには、コイルバネ55の付勢力に抗して操作ボタン54をケース12内に押し込むように押圧すれば良く、これによりレバー53が回動し、ブレーキ片52が第一ローラ21の表面(当該ローラ21に巻きついた粘着テープ2の表面)に当接して第一ローラ21の回転(粘着テープ2の搬送)が阻止される。一方、操作ボタン54の押圧力を除去すれば、コイルバネ55の付勢力によりレバー53が回動して元位置に復帰し、ブレーキ片52は第一ローラ21(粘着テープ表面)から離れて第一ローラ21は自由に回転できるようになる。
ストッパ51は、このほかにも様々な構造を採ることが可能である。例えば、図5に示すように、第一ローラ21の端部に設けたギア23と、第二ローラ31の端部に設けたギア33とに噛み合うストッパギア57を備えたレバー53によりガイドローラ21,31の回転を阻止できるようにしても良い。尚、このストッパ構造の場合、ストッパギア57は、第一ローラ21のギア23および第二ローラ31のギア33に対応してレバー53の左右両端部(片方の端部のみでも良い)に設け、レバー53の左右方向(図5の紙面の厚さ方向)の中央部には孔を設けて粘着テープ2を通過できるようにすれば良い。
ホルダケース12内の前端下部位置には、粘着テープ本体2aをホルダケース12の外部へ導き出して貼着対象物5へテープ本体2aを貼り付けることを可能とするテープ排出口61を設け、このテープ排出口61から突出するように押圧ローラ62を設ける。この押圧ローラ62は、貼着対象物5の表面に押し付けてケース12を後方へスライドさせることにより当該貼着対象物5の表面を転がって走行するローラ本体63と、このローラ本体63を回転可能にかつ上下方向(貼着対象物5の表面に対して略垂直な方向)に進退動可能に支持するローラ支持部64と、このローラ支持部64を下方へ(テープ排出口61に向って)付勢するコイルバネ65とを有し、コイルバネ65による付勢力に抗してホルダ11のテープ排出口部分(ローラ本体63)を貼着対象物5に押し付けると当該ローラ本体63は上方へ引っ込む一方、当該押し付け力を取り除くとコイルバネ65の付勢力により下方に飛び出す。
ローラ本体63は、略水平でかつホルダ11の左右方向に延びる軸を中心に回転可能に支持してあり、その表面には、前記ガイドローラ21,31と同様にシリコン層を形成してある。また、ローラ支持部64は左右両側面にレール状の突条64aを備え、これらの突条64aが、ケース12の内壁面に一定の間隔を隔てて設けた一対の突条66により形成される凹溝内に収容され、これによりローラ支持部64は当該凹溝に沿って上下動することが出来る。
テープ排出口61の前端部には、当該テープ排出口61から引き出されたテープ本体2aを切断するためのカッター(切断刃)71を設けてある。この切断刃71は、前記剥離紙用の切断刃43と同様に樹脂ケース12と一体成形しても良いし、別部材として例えば金属等により構成して取り付けても構わない。図7は当該切断刃71の取付け部分を拡大して示すものである。この切断刃71は、のこぎり状の刃先を有し、この刃先をテープ排出口61から引き出されたテープ本体2aの表面に押し付け突き刺してテープ本体2aを切断するが、当該刃先は略垂直下方か、または若干斜め後方へ延びるように刃先の角度を調整することがテープ切断の容易性の点から好ましい。
また、上記ホルダケース12のテープ排出口部分には、カッター71および押圧ローラ63のいずれか一方または双方を覆うカバー(図示せず)を設けても良い。ホルダ11を使用しないときに、ローラ本体63上に残った粘着テープ2aの先端部や、切断刃71を保護し、粘着テープ2aが不用意に他のものに付着したり切断刃71が他のものを傷つけることを防ぐためである。
さらに、テープ2の貼着中(押圧ローラ62によるホルダ11の走行中)に誤ってホルダ11を前方に傾けて切断刃71によって貼着対象物5の表面を傷つけることを防ぐため、例えば、図9および図10に示すように切断刃71の左右のケース側壁を側面(図9)から見て切断刃71を取り囲むように切断刃71より突出させた膨出部101を形成しても良い。この膨出部101は、下面側および前面側の周縁を、角の無いよう曲線状に湾曲させた周囲形状を有するものとすることが望ましい。
図6Aから図6Bは、本実施形態に係るホルダの動作を順に示す工程図である。まず、ホルダケース12を例えば手(図示せず)で持って貼着対象物5に押圧ローラ62(ローラ本体63)を向け(図6A参照)、ローラ本体63を押し付けることによりテープ2(テープ本体2a)の先端部を貼着対象物5に固定する。このとき、ローラ本体63は当該押し付ける力によってケース12の内部に向け後退し(図6Bの矢印A参照)、テープ排出口61からケース12の外部へ突出はしているものの、元位置よりはケース12内に引っ込んだ位置に上昇する。
そして、この状態でホルダ11を後方へ引っ張り、貼着対象物5の表面に沿ってスライドさせる(図6B参照)。すると、ローラ本体63が貼着対象物5の表面を転がり、これによりテープ排出口61からテープ本体2aが引き出されてローラ本体63によって貼着対象物5に押し付けられて貼着される。ホルダ11を後方へ移動させることによりテープ本体2aが引っ張られるから、第二ローラ31の表面に一時的に貼り付いているテープ本体2aによって第二ローラ31が回転され、この第二ローラ31の両端部に設けたギア33が回転してこれらのギア33と噛み合っている第一ローラ21のギア23が回転し、第一ローラ21が回転する。
第一ローラ21が回転すると、テープロール1から第一ローラ21の表面まで引き出されているテープ2が引っ張られ、テープロール1が回転してテープロール1からさらにテープ2が繰り出される。このとき、粘着テープ2の表面に配されている剥離紙2bは、第一ローラ21の上部位置でテープ2から剥離し、分離ロッド41の上部側を通って剥離紙排出口42からケース外へ繰り出される。
所望の長さだけテープ本体2aを貼着対象物5に貼り付けたら、図6Cに示すように、ストッパ51の操作ボタン54を押し(同図の矢印B参照/図6A〜図6Cではコイルバネ55は図示を省略した)、ブレーキ片52を第一ローラ21に押し付けることによって粘着テープ2を固定すると共にホルダケース12を前方へ傾け(同図の矢印C参照)、テープ排出口61の前端部に設けた切断刃71によってテープ本体2aを切断すれば良い。これで、対象物5へのテープ2aの貼着を完了する。
テープ2aを切断するためのカッター(切断刃)71は、前に述べたようなノコギリ状の刃先を有するものに限られず、例えば図11に示すように、円弧状に湾曲した刃先を有する切断刃72とすることも可能である。この切断刃72は、金属円盤の周縁に刃を形成したもので、この刃を粘着テープに押し付けて当該テープに切り込みを入れ、左右(テープの幅方向)に円弧状の刃先を転がすようにホルダを左右に傾ける(揺動させる)ことでテープを切断することが出来る。
上記円盤状の切断刃72は、円盤の中心軸74がホルダ11の前後方向(X1‐X2軸方向)に平行になるように、言い換えれば、切断刃72の表面がホルダ11の前面に向くように(切断刃72の表面がY1‐Y2軸とZ1‐Z2軸とを含む平面に平行となるように)テープ排出口61の前端部に取り付ける。これにより、刃先を粘着テープに突き刺してホルダ11を左右に倒せば、当該円盤周囲の刃先によってテープを切断することが可能となる。
また上記円盤状の切断刃72は、当該切断刃72を挟むように保持する支持カバー73内に収められ、この支持カバー73の下端面から半月状に切断刃が下方へ突出するようにしてある。切断刃72は、例えばテープの厚さに合わせて支持カバー73からの突出量を調整可能とすることも出来る。具体的には、例えば図12に示すように、支持カバー73をホルダケース12に上下動可能に支持すると共に、支持カバー73の上面に当接しかつ回転可能に支持したダイヤル75を設け、このダイヤル75の周囲に、中心軸76からの距離(a,b,c)が異なる複数の突出部77,78,79を設けて支持カバー73の高さ位置を調整できるようにすれば良い。
ダイヤル75を回して支持カバー73の上面に当接する突出部77,78,79を変更することにより、支持カバー73の下面からの切断刃72の突出量を変更することが出来る。また、この例のほかにも、例えば支持カバーを固定しておいて切断刃を上下動させるようにしても、あるいは支持カバーと切断刃の双方を上下動可能とすることも出来る。
尚、上記のような円弧状の刃先を有する切断刃を使用する例では、切断刃の全体形状は、全円である必要は必ずしも無く、半円形や三日月形状、扇形、全円の一部を切り欠いた形状その他、円弧状の刃先を有していれば如何なる全体形状を有していても良い。
〔第2実施形態〕
図13A〜図17は、本発明の第二の実施形態に係るテープホルダを示すものである。この実施形態は前記第一の実施形態と同様に、ホルダケースにテープ収納部、ガイドローラ、剥離紙排出口およびテープ排出口等を備えた両面粘着テープ用のホルダに係るものであるが、本実施形態のテープホルダは、押圧ローラとテープを切断するカッターの構造が異なる。以下、重複した説明を避け、相違点を中心に説明する。
まず、図13Aおよび図13Bは、押圧ローラと切断刃との動作関係(動作原理)を説明する概念図である。この実施形態のホルダは、押圧ローラだけでなくテープ用の切断刃も上下動するもので、図13Aに示すように通常は(未使用時は)切断刃は上昇位置にあるが、図13Bに示すようにテープを貼着する押圧ローラ(ローラ本体63)が貼着対象物に押し付けて上昇させる(ケース内に引っ込む)と、それに伴って切断刃81が下降する(ケース内から出てくる)一方、押圧ローラに加えていた力を取り除き、図13Aに示すように前記コイルバネ65の付勢力によって押圧ローラ(ローラ本体63)が下降すると、それに伴い切断刃81が上昇してケース内に引っ込む機構を備えている。
この上下動機構は、具体的には、互いに対向する切断刃支持部85の内面と、押圧ローラ支持部64cの内面とにそれぞれラック86,64eを形成し、これらラック86,64eと噛み合うピニオン(歯車)91を切断刃支持部85と押圧ローラ支持部64cとの間に回転自在に介在させれば良い。
また、図14から図17は第二実施形態に係るホルダのテープ排出口部分を示すものである。尚、これらの図では、ガイドローラ21,31は1つしか示していないが、前記第一実施形態と同様に2つ備えている。また、分離ロッド等も図示を省略している。
これらの図に示すようにこのホルダでは、切断刃81は円弧状の刃先を有する。また、押圧ローラのローラ本体63は、第一支持部64bによって回転可能に支持され、この第一支持部64bはさらに第二支持部64cによって回動可能に支持されている。この第一支持部64bの支持軸64dは、ホルダの前後方向と平行であり、したがって第一支持部64bおよびローラ本体63は左右に首を振るように揺動することが可能で(図15の矢印J参照)、ローラ本体63を貼着対象物に押し付けた状態で、ホルダを左右に傾け、切断刃81の円弧状の刃先を使って粘着テープを容易に切断することが出来る。
切断刃81は、前記図13A及び図13Bに基づいて原理を説明したように上下動可能であり、通常は上昇位置にあってケース内に引っ込んでいるが(図16参照)、押圧ローラ支持部85の内面に形成したラック86、第二支持部64cの内面に形成したラック64e、並びに両ラックに噛み合うピニオン91の作用によって押圧ローラ(ローラ本体63)の上昇に伴い下降してケース外へ突出する(図17の矢印E,F,G参照)。
さらに、この実施形態(前記第一実施形態でも採用可能である)では、押圧ローラのロック機構を設けても良い。このロック機構は、例えば、押圧ローラを押し込んでローラ支持部64cを一定量以上上昇させると、当該位置でローラ支持部64cを係止してコイルバネ65によるローラ支持部64c(押圧ローラ63)の下降を停止させる一方、押圧ローラ本体63を貼着対象物に再度押し付けてローラ支持部64cに対して上方への力を加えると、当該係止が解除されてコイルバネ65によるローラ支持部64cの下降を許容するラッチ機構である。このようなラッチ機構を設ければ、切断刃81によるテープの切断操作中にローラ本体63が不用意に飛び出して当該テープの切断操作を邪魔することを防ぐことが出来る。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
例えば、前記実施形態では、一面に剥離紙を備えた両面粘着テープ用のホルダを構成したが、剥離紙の無い両面粘着テープや、片面にのみ粘着剤を備えた片面粘着テープ用のホルダも本発明に基づいて構成することが可能である。片面粘着テープ用のホルダの場合には、剥離紙排出口および分離ロッドを省くことが出来る。また、テープローラは交換可能とすることも出来るし、交換不能(所謂使い切りタイプ)としても良い。
ホルダケースやローラ、切断刃等の各部部材は、合成樹脂(プラスティック)により形成することが製造コストを低減する点からは好ましい。ガイドローラおよび押圧ローラの表面の構成材料としては、例えばシリコンを好ましく使用することが出来るが、例えば樹脂や金属等の材料の表面をフッ素またはテフロン等によりコーディングしたものとすることも可能である。
本発明の第一の実施形態に係る粘着テープホルダをホルダの底面(下面)側から示す斜視図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダの内部構造をホルダの底面(下面)側から示す斜視図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダの分解斜視図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダのストッパ部分を拡大して示す側面図である。 前記ストッパの別の構成例を示す側面図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダの動作を示す図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダの動作を示す図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダの動作を示す図である。 前記第一実施形態に係る粘着テープホルダに備える粘着テープ本体用の切断刃の一例を示す斜視図である。 前記第一実施形態の粘着テープホルダにおけるガイドローラの構成例を示す平面図である。 前記第一実施形態の粘着テープホルダにおけるホルダケース先端下端部の構成例を示す側面図である。 前記図9の構成例の正面図(ホルダの先端側から見た図)である。 前記第一実施形態の粘着テープホルダにおける粘着テープ本体用の切断刃の別の構成例を示す斜視図である。 前記第一実施形態の粘着テープホルダにおける粘着テープ本体用の切断刃のさらに別の構成例(切断刃の突出量の調整機構)を示す図である。 本発明の第二実施形態に係るテープホルダにおける押圧ローラと切断刃との動作関係(動作原理)を説明する概念図である(押圧ローラが下降し切断刃が上昇した状態)。 本発明の第二実施形態に係るテープホルダにおける押圧ローラと切断刃との動作関係(動作原理)を説明する概念図である(押圧ローラが上昇し切断刃が下降した状態)。 前記第二実施形態に係るテープホルダのテープ排出口部分の内部構造を示す斜視図(前方側から見た図)である。 前記第二実施形態に係るテープホルダのテープ排出口部分の内部構造を示す斜視図(後方側から見た図)である。 前記第二実施形態に係るテープホルダのテープ排出口部分の内部構造(押圧ローラが下降し切断刃が上昇した状態)を示す側面図である。 前記第二実施形態に係るテープホルダのテープ排出口部分の内部構造(押圧ローラが上昇し切断刃が下降した状態)を示す側面図である。
符号の説明
1 テープロール
2 粘着テープ
2a 粘着テープ本体
2b 剥離紙
5 貼着対象物
11 両面粘着テープ用ホルダ
12 ホルダケース
13 テープ収納部
14 ロール支持軸
15,15a ワッシャ
21 第一ローラ(ガイドローラ)
22,32 ローラ本体部
23,33 ギア
24,34 ローラ支持軸
25 テーパ面
31 第二ローラ(ガイドローラ)
41 分離ロッド
42 剥離紙排出口
43 剥離紙用切断刃
51 ストッパ
52 ブレーキ片
53 レバー
54 操作ボタン
55,65 コイルバネ
56 レバー支持軸
57 ストッパギア
61 テープ排出口
62 押圧ローラ
63 押圧ローラ本体
64,64b,64c ローラ支持部
64a,66 突条
71,81 カッター(切断刃)
72 円盤状切断刃
73 支持カバー
75 ダイヤル
77,78,79 突出部
85 切断刃支持部
86,64e ラック
91 ピニオン(歯車)
101 膨出部

Claims (17)

  1. 粘着テープをロール状に巻いたテープロールを収納し当該テープロールを回転自在に支持するテープ収納部と、
    前記テープロールから繰り出された粘着テープを排出するテープ排出部と、
    当該テープ排出部から排出された粘着テープを切断するカッター手段と、
    を備え、
    前記テープ排出部から引き出された前記粘着テープの排出部分が引っ張られることにより前記粘着テープが前記テープロールから繰り出され、前記テープ排出部に搬送されて前記テープ排出部から排出される粘着テープホルダであって、
    前記テープ収納部から前記テープ排出部に至る粘着テープの搬送経路上に順にかつ回転可能に備えられかつ表面に前記テープロールから繰り出された粘着テープが供給されて当該粘着テープを前記テープ排出部に向け搬送する第一ローラおよび第二ローラを含む一対のガイドローラと、
    前記テープ排出部に回転可能に備えられ、かつ、前記テープロールから繰り出された粘着テープが表面に供給され、かつ、前記テープ排出部を貼着対象物に押し付けつつ当該粘着テープホルダを当該貼着対象物の表面に沿ってスライドさせることにより当該貼着対象物の表面を転がって前記テープロールから繰り出された粘着テープを貼着対象物に押し付け貼着させることが可能な押圧ローラと、
    を備え、
    前記テープロールから繰り出された前記粘着テープは、前記第一ローラの表面に搬送された後、当該第一ローラと前記第二ローラとの間に引き込まれ、これらローラ間から引き出されると共に前記第二ローラの表面に搬送され、さらに前記テープ排出部に送られて当該テープ排出部から引き出される
    ことを特徴とする粘着テープホルダ。
  2. 前記第一ローラおよび前記第二ローラは共に、
    これらローラ間に前記粘着テープが挿通可能に互いに対向するように回転可能に設置され、かつ、
    各ローラの側端部に、互いに噛み合いかつ当該各ローラと共に回転するギアをそれぞれ有する
    請求項1に記載の粘着テープホルダ。
  3. 前記第一ローラおよび前記第二ローラのうちの少なくとも一方に係合して当該ローラの回転を阻止するストッパをさらに備える
    請求項1または2に記載の粘着テープホルダ。
  4. 前記ストッパは、
    前記第一ローラまたは前記第二ローラの表面に向け進退動可能に設けられかつ当該ローラの表面または当該ローラの表面に供給された前記粘着テープの表面を押え付けて当該ローラの回転を阻止するブレーキ片と、
    このブレーキ片を前記第一ローラまたは前記第二ローラから後退する方向へ付勢する付勢手段と、
    この付勢手段の付勢力に抗して前記ブレーキ片を前記第一ローラまたは前記第二ローラに向け前進させることが可能な操作部と、
    を含む請求項3に記載の粘着テープホルダ。
  5. 前記第一ローラおよび前記第二ローラは共に、各ローラの側端部に、互いに噛み合いかつ当該各ローラと共に回転するギアをそれぞれ有し、
    前記ストッパは、
    前記第一ローラに備えられたギアまたは前記第二ローラに備えられたギアのいずれか一方または双方と噛み合って当該ローラの回転を阻止するブレーキギアと、
    このブレーキギアを前記第一ローラに備えられたギアまたは前記第二ローラに備えられたギアから後退する方向へ付勢する付勢手段と、
    この付勢手段の付勢力に抗して前記ブレーキギアを前記第一ローラに備えられたギアまたは前記第二ローラに備えられたギアに向け前進させることが可能な操作部と、
    を含む
    請求項3に記載の粘着テープホルダ。
  6. 前記粘着テープは、テープ基材の両面に粘着剤を備えた両面粘着テープであり、当該粘着テープの一方の粘着面を覆う剥離シートを備え、
    前記粘着テープホルダは、
    前記第一ローラと前記第二ローラとの間に引き込まれる前段位置で前記粘着テープから剥離された剥離シートを排出する剥離シート排出部をさらに備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  7. 前記剥離シートを切断可能なカッター刃を前記剥離シート排出部に備える
    請求項6に記載の粘着テープホルダ。
  8. 前記テープロールから前記第一ローラへの粘着テープの搬送方向と交差する方向でかつ前記テープ排出部に略向う方向に前記第一ローラと前記第二ローラとが配列され、
    前記粘着テープは、前記テープロールから前記第一ローラへ向け略水平に搬送された後、当該第一ローラの表面に供給されることにより搬送方向が略逆向きに転換されて前記第二ローラの表面に供給され、さらに当該第二ローラによって前記テープ排出部に向け送出される
    請求項1から7のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  9. 前記押圧ローラを、貼着対象物に向け進退動可能に備えると共に、
    当該押圧ローラを貼着対象物に向け付勢する付勢手段を設け、
    これにより前記押圧ローラは、前記貼着対象物に押し付けて粘着テープを貼着するときに後退して当該貼着対象物の表面を転動する一方、当該貼着対象物への押し付け力を除去した場合には前進して元位置に復帰する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  10. 前記粘着テープが供給される前記第一ローラ、前記第二ローラおよび前記押圧ローラの各表面に、シリコンを主材料とする接着防止層を配した
    請求項1から9のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  11. 前記第一ローラと前記第二ローラの各ローラの両端部に、外方に向け次第にローラの径が大きくなるようなテーパ面を形成した
    請求項1から10のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  12. 前記カッター手段は、前記テープ排出部から排出された粘着テープに向け突出する切断刃を含み、
    この切断刃は、粘着テープの幅方向に円弧状に湾曲して延在する刃先を有する
    請求項1から11のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  13. 前記押圧ローラが、前記テープ排出部から排出された粘着テープの幅方向に揺動可能に備えられている
    請求項12に記載の粘着テープホルダ。
  14. 前記切断刃は、当該切断刃の基端部を覆うカバー部を備え、
    このカバー部から突出する前記切断刃の突出長さを変更する切断刃調整手段をさらに備えた
    請求項12または13に記載の粘着テープホルダ。
  15. 前記カッター手段は、
    前記テープ排出部から排出された粘着テープに向け突出する切断刃と、
    この切断刃を前記テープ排出部から排出された粘着テープに向け進退動可能に支持する切断刃支持部と、
    を含み、
    前記粘着テープホルダは、
    前記押圧ローラを、貼着対象物に向け進退動可能に支持する押圧ローラ支持部と、
    前記押圧ローラを貼着対象物に向け付勢する付勢手段と、
    をさらに備え、
    前記押圧ローラ支持部と前記切断刃支持部との間にギア手段を設けることにより、前記押圧ローラを前記貼着対象物に押し付けると当該押圧ローラが後退すると共に前記ギア手段によって前記切断刃が貼着対象物に向け前進する一方、当該貼着対象物への押し付け力を除去した場合には前記付勢手段による付勢力により前記押圧ローラが前進して元位置に復帰すると共に前記ギア手段によって前記切断刃が後退する
    請求項1から14のいずれか一項に記載の粘着テープホルダ。
  16. 前記押圧ローラ支持部と前記切断刃支持部との間に設けられる前記ギア手段は、
    前記押圧ローラ支持部と前記切断刃支持部とにそれぞれ形成したラックと、
    これらのラックと噛み合いかつ回転可能に支持したピニオンと、
    を含む請求項15に記載の粘着テープホルダ。
  17. 前記押圧ローラ支持部に係合して前記押圧ローラが後退した状態に当該押圧ローラをロック可能な係止手段
    をさらに備える請求項15または16に記載の粘着テープホルダ。
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