JP2007306898A - 冬虫夏草を用いた機能性食品とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的低コストでありながら作製でき、従来品に比べて幅広い効能を期待できる冬虫夏草を用いた機能性食品と、その製造方法を提供する。
【解決手段】無菌培養したハナサナギダケIsaria japonica IM2001(FERMP-18253)株の胞子の縣濁液を調整し(S1)、無菌飼育した蚕蛹を寄主として接種する(S2)。これを無菌状態で培養し(S3)、冬虫夏草を得る。その後は有効成分を抽出して製粉するか(S4、S5)、或いはそのまま乾燥及び粉砕処理する(S6)。一方、アロニア果実を水を加えてワーリングブレンダーでホモジナイズした後、これを攪拌抽出してアロニア抽出物を得る。そして、前記冬虫夏草の粉状物及び前記アロニア抽出物を粉砕処理し、それぞれ第一及び第二成分として混合し(S7)、適宜糖分等を添加する(S8)。これにより機能性食品を得る(S9)。
【選択図】図4
Description
本発明は、冬虫夏草を主に用いた機能性食品とその製造方法に関し、冬虫夏草成分本来の効果に加え、さらに眼精疲労の回復促進等の効能を得るための改良技術に関する。
冬虫夏草は、虫草菌類であって子嚢菌類麦角菌目麦角菌科に属するハナサナギダケ(Isaria japonica)が蝉、蚕等の昆虫に寄生して形成された子実体と、その寄主である昆虫の死体の複合体から構成される。国内では約350種が知られているが、その乾燥物は主として中国を生産地として生産され、強壮、強精、不老長寿、滋養強壮等の効用を持つ妙薬(漢方薬)として古くから民間で使用されている。
冬虫夏草は野生種としては貴重なものであるが、近年では上記効能に加え、活性酸素除去作用のある機能性食品(サプリメント)として脚光を浴びており、特許文献2に示すように養蚕業における高度な昆虫培養技術を利用し、蚕蛹を寄主として高効率且つ短期間で冬虫夏草を得ることができる人工培養方法が確立されるに至っている。
特開2005-239585号公報
特開2002-272267号公報
特開2005-213242号公報
特開2001-172191号公報
特開2004-267102号公報
ところで、機能性食品への冬虫夏草の応用に関しては、未だ研究開発の日が浅く、より優れた効能を得るための改良余地が残されていると言える。
例えば、冬虫夏草には本来、疲労回復・滋養強壮等を含め、他の機能性食品に比して飛躍的に幅広い効能があるとされているが、それでも冬虫夏草の効果に偏りが存在する。このため、冬虫夏草を用いた機能性食品においても、前記効能の偏りを改善する余地はある。
例えば、冬虫夏草には本来、疲労回復・滋養強壮等を含め、他の機能性食品に比して飛躍的に幅広い効能があるとされているが、それでも冬虫夏草の効果に偏りが存在する。このため、冬虫夏草を用いた機能性食品においても、前記効能の偏りを改善する余地はある。
例えば、近年ではコンピューター等のOA機器の普及や、不規則な時間帯での勤務によって眼を酷使し、ドライアイや眼精疲労を訴える人が増加傾向にある。眼精疲労が及ぼす影響は、頭痛や肩凝り等を始め、身体全体への影響も大きいとされ、眼に直接的・間接的に関わる問題を解決することは身体全体の健康を保つ上で重要である。
しかしながら、冬虫夏草の成分は、他の効能に比べて眼に対する効能については、現在の研究段階においては相対的に小さいとされている。従って、冬虫夏草を用いた機能性食品においても、眼精疲労への対策を行うことは非常に有意義な課題であり、且つ早急に対策すべき課題である。
しかしながら、冬虫夏草の成分は、他の効能に比べて眼に対する効能については、現在の研究段階においては相対的に小さいとされている。従って、冬虫夏草を用いた機能性食品においても、眼精疲労への対策を行うことは非常に有意義な課題であり、且つ早急に対策すべき課題である。
本発明は以上の課題を鑑みてなされたものであって、比較的低コストでありながら作製でき、従来品に比べて幅広い効能を期待できる冬虫夏草を用いた機能性食品と、その製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ハナサナギダケIsaria japonica IM2001(FERMP-18253)株及びその寄主を含む冬虫夏草から得た第一成分と、アロニア果実から得た第二成分とを混合した組成物を含むことを特徴とする機能性食品とした。
ここで前記冬虫夏草における寄主は、無菌飼育した蚕蛹を用いることができる。このような無菌飼育した蚕蛹は、雑菌による悪影響の発生を完全に回避することができるほか、我が国で確立されている養蚕システムにより比較的容易に入手でき、純国産材料を利用できるという点で高い信頼性を持つ。
ここで前記冬虫夏草における寄主は、無菌飼育した蚕蛹を用いることができる。このような無菌飼育した蚕蛹は、雑菌による悪影響の発生を完全に回避することができるほか、我が国で確立されている養蚕システムにより比較的容易に入手でき、純国産材料を利用できるという点で高い信頼性を持つ。
また前記組成物は、ユーザーの服用を容易にするため、粉状または顆粒状とすることができる。
さらに前記第一成分としては、前記冬虫夏草の乾燥物を高温条件下において有機溶媒により抽出した物を用いることができる。
一方、本発明は、ハナサナギダケIsaria japonica IM2001(FERMP-18253)株の菌体胞子を、蚕蛹に接種して得た冬虫夏草の第一成分と、アロニア果実から得た第二成分とを混合する混合ステップとを経る機能性食品の製造方法とした。
さらに前記第一成分としては、前記冬虫夏草の乾燥物を高温条件下において有機溶媒により抽出した物を用いることができる。
一方、本発明は、ハナサナギダケIsaria japonica IM2001(FERMP-18253)株の菌体胞子を、蚕蛹に接種して得た冬虫夏草の第一成分と、アロニア果実から得た第二成分とを混合する混合ステップとを経る機能性食品の製造方法とした。
ここで前記混合ステップでは、粉体化した第一成分と第二成分とを混合することができる。
以上の構成を有する本発明の機能性食品によれば、第一に冬虫夏草に由来する第一成分によって、ハナサナギン(3,4-diguanidinobytanoyl-DOPA)等の有効成分により優れた抗酸化活性(フリーラジカル消去活性)が発揮される。その結果、滋養強壮、抗ガン、抗アレルギー、抗アトピー症皮膚炎等の効果を始め、抗狭心症、抗不整脈、抗動脈硬化、抗喘息、抗菌、抗糖尿病、解毒、抗炎症、抗高脂血症等の予防、保健、治療効果等が発揮される。
一方、第二に、アロニア果実抽出物に由来する第二成分にも良好な前記抗酸化作用が含まれ、これによって上記第一成分に基づく各効能が相乗的に発揮される。また、アロニア果実種特有の豊富な有効成分であるアントシアニン(ポリフェノール)により、眼の疾患に対して優れた効果を発揮することが期待できる。
すなわち、ポリフェノールには、目の網膜の酷使により分解されるロドプシンの再合成を促す働きがあり、当該成分を含むアロニア果実抽出物により、眼精疲労の改善、視力向上、暗順応、肩凝りの防止、健胃等の有効効果を得ることができる。
すなわち、ポリフェノールには、目の網膜の酷使により分解されるロドプシンの再合成を促す働きがあり、当該成分を含むアロニア果実抽出物により、眼精疲労の改善、視力向上、暗順応、肩凝りの防止、健胃等の有効効果を得ることができる。
以上の第一及び第二成分の組み合わせによって、本発明では従来の冬虫夏草のみを主成分とする機能性食品に比べ、非常に幅広く安定した効能が発揮される。
なお、本発明の機能性食品はその製造過程において、第一成分と第二成分とを別個に粉体化することができるが、両成分を混合にして一度に粉体化すれば、両成分が均一に混合され、安定した品質を確保できるほか、当該粉体化の過程において、第一成分と第二成分とが相互作用をなし、相乗効果が発揮される可能性もある。
なお、本発明の機能性食品はその製造過程において、第一成分と第二成分とを別個に粉体化することができるが、両成分を混合にして一度に粉体化すれば、両成分が均一に混合され、安定した品質を確保できるほか、当該粉体化の過程において、第一成分と第二成分とが相互作用をなし、相乗効果が発揮される可能性もある。
このように本発明によれば、冬虫夏草成分を単独で主成分とする機能性食品によっては十分に効能を獲得できないおそれのある眼精疲労等の問題に対し、第二成分によって当該効能を補助的もしくはそれ以上の作用で付与することができる。このため機能食品全体として、非常に幅広く安定した効能が発揮され、完成度の高い構成とすることができるものである。
ここで、本明細書中で言及する「冬虫夏草」とは、ハナサナギダケの子実体と、その寄主である蚕蛹との全体を指すものとする。
以下に、本発明の実施の形態及び実施例を説明するが、当然ながら本発明はこれらの形式に限定されるものでなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
<実施の形態1>
(機能性食品の構成)
図1(a)は、本実施の形態1における機能性食品を光学顕微鏡で拡大したときの模式な構成図である。
<実施の形態1>
(機能性食品の構成)
図1(a)は、本実施の形態1における機能性食品を光学顕微鏡で拡大したときの模式な構成図である。
当図に示されるように、機能性食品1Aは、散剤であって、蚕蛹を寄主とする冬虫夏草から得た第一成分を乾燥してなる粒子10Aと、アロニア果実抽出物から得た第二成分を乾燥してなる粒子11Aを混合し、さらに糖類等の味覚調整用添加物の粒子12Aを加えてなる。
当該機能性食品1Aの約3g当たりの成分は以下に示す通りである。この配合量は、特に限定されるものではなく、適宜調節が可能である。本実施の形態1の例においては、アロニア果実成分は当該果実を凍結乾燥して得ているが、その有効成分を豊富に利用するため、冬虫夏草成分よりも多く含むように設定している。
当該機能性食品1Aの約3g当たりの成分は以下に示す通りである。この配合量は、特に限定されるものではなく、適宜調節が可能である。本実施の形態1の例においては、アロニア果実成分は当該果実を凍結乾燥して得ているが、その有効成分を豊富に利用するため、冬虫夏草成分よりも多く含むように設定している。
冬虫夏草成分;1.0g
アロニア果実成分;2.0g
その他(果糖);若干
以上の構成からなる機能性食品1Aは、一例として一日当たり一回ないし三回程度の服用量(約3g)ずつ、気密性及び保存性に優れるスティック状のアルミ外装フィルムにラミネートパックされており、開封後そのまま、若しくは若干の水分とともに服用することができる。これにより、以下に示す第一及び第二成分による効果の効用の他、これら両成分による相乗効果が発揮される。
また、アロニア成分は赤い色素を含有しており、ベリー類特有のサワー風味を有していることから、当該アロニア成分を添加することで機能性食品の風味・口当たりを良好にし、服用し易くするといった効果も奏される。
なお、本発明の機能性食品は1Aの散剤状の構成に限らず、図1(b)に示すように、前記各粒子10A〜12Aを個別若しくは混合後に所定の形状若しくはサイズに固め、これによって顆粒(ここでは円筒型顆粒)10Bとしてもよい。具体的には数μm以上数mm以下のサイズで調整することが可能である。この場合、一旦微粒子状の粉体を形成しておき、二次的に一定サイズの顆粒に押し固めて形成することができる。粒径及び粒子形状を適宜調節することによって、服用のしやすさや服用後の溶解性、即効性等の調節を行うことができる。
なお、本発明の機能性食品は1Aの散剤状の構成に限らず、図1(b)に示すように、前記各粒子10A〜12Aを個別若しくは混合後に所定の形状若しくはサイズに固め、これによって顆粒(ここでは円筒型顆粒)10Bとしてもよい。具体的には数μm以上数mm以下のサイズで調整することが可能である。この場合、一旦微粒子状の粉体を形成しておき、二次的に一定サイズの顆粒に押し固めて形成することができる。粒径及び粒子形状を適宜調節することによって、服用のしやすさや服用後の溶解性、即効性等の調節を行うことができる。
(第一成分(冬虫夏草)の効果について)
表1、2は、冬虫夏草の乾燥粉末の成分表である。
当該表1及び2に示すように、冬虫夏草の成分としては、タンパク質、脂質、灰分、食物繊維の他、カロテン、多糖類、各種ミネラル成分が含まれる。また、タンパク質の成分としては、アルギニンが大量に含まれることが確認できる。
表1、2は、冬虫夏草の乾燥粉末の成分表である。
当該表1及び2に示すように、冬虫夏草の成分としては、タンパク質、脂質、灰分、食物繊維の他、カロテン、多糖類、各種ミネラル成分が含まれる。また、タンパク質の成分としては、アルギニンが大量に含まれることが確認できる。
当図に示すように、熱水及びエタノールのいずれの抽出物でも、ハナサナギダケの子実体単体において優れた抗酸化活性が見られ、その子実体が寄主と一体で成長してなる冬虫夏草では、他のキノコ類の数倍以上に至る優秀な抗酸化活性を持っている。これは前記ハナサナギン及びその薬理上許容される塩と、寄主生体においてハナサナギダケ胞子の侵入に伴い、産生された抗体タンパクとの相乗効果によるものと推測される。従って、この理由から冬虫夏草の有効成分を得るためには、ハナサナギダケ胞子は生存状態にある寄主に対して接種することが好適である。
冬虫夏草の具体的な効能としては、例えば特開2002-272267号公報に記載されているように、鎮痛、抗エイズ、アルコール中毒改善、抗アレルギー、抗アトピー症皮膚炎、抗狭心症、抗不整脈、抗動脈硬化、抗喘息、抗菌、抗糖尿病、解毒、抗炎症、抗高脂血症、DNA変異抑制、抗パーキンソン病、抗乾癬、抗リウマチ、抗潰瘍、脳機能保護、細胞増殖抑制、皮膚疾患改善、肝機能賦活、降圧、免疫抑制、腎機能賦活、神経細胞保護、向知能、眼科疾患改善、放射線防御、血管賦活、抗ウイルス、傷薬、虚弱体質の改善などの予防、保健、治療に有効である。
また、マクロファージからの腫瘍壊死因子の産生促進活性を有し、免疫能の増強、抗ガン、抗ウイルスなどの予防、保健、治療に有効である。
さらに、マクロファージからの一酸化窒素(NO)産生促進活性を有し、強心、心筋収縮力の増強、疲労回復、肉体精神疲労の回復などの予防、保健、治療に有効である。
冬虫夏草のアルコール抽出物には、呼吸器系への効果として結核菌の増殖を抑える働きがあり、当該抗菌性に関しては水虫の真菌、日本脳炎、枯草桿菌等で確認されている。また喘息時に気管支の収縮を緩めるアセチルコリンを増加させる気管支拡張作用があり、咳を鎮めて痰を除去する作用も確認されている。すなわち、痰を体外へ速やかに排出させることで、呼吸が楽になる。
さらに、マクロファージからの一酸化窒素(NO)産生促進活性を有し、強心、心筋収縮力の増強、疲労回復、肉体精神疲労の回復などの予防、保健、治療に有効である。
冬虫夏草のアルコール抽出物には、呼吸器系への効果として結核菌の増殖を抑える働きがあり、当該抗菌性に関しては水虫の真菌、日本脳炎、枯草桿菌等で確認されている。また喘息時に気管支の収縮を緩めるアセチルコリンを増加させる気管支拡張作用があり、咳を鎮めて痰を除去する作用も確認されている。すなわち、痰を体外へ速やかに排出させることで、呼吸が楽になる。
また、アセチルコリンは神経伝達物資であり、これを増加させることで副交感神経が活発化するので、アルツハイマー病の抑制及び治療効果も望める。
循環器系への効果としては、冬虫夏草にはDーマンニトールが含有されており、当該成分によって冠状動脈を拡張させて血液の心臓への運搬量を増加させることができる。その結果、血圧降下作用、狭心症、心筋梗塞の予防効果が望める。さらに、造血作用や血栓を作る血小板の凝集防止作用もあるとされ、過酸化脂質を消去する作用も報告されている。これらを総合すると、冬虫夏草には心肺機能を増強する物質が豊富に含まれていると解される。
循環器系への効果としては、冬虫夏草にはDーマンニトールが含有されており、当該成分によって冠状動脈を拡張させて血液の心臓への運搬量を増加させることができる。その結果、血圧降下作用、狭心症、心筋梗塞の予防効果が望める。さらに、造血作用や血栓を作る血小板の凝集防止作用もあるとされ、過酸化脂質を消去する作用も報告されている。これらを総合すると、冬虫夏草には心肺機能を増強する物質が豊富に含まれていると解される。
免疫賦活に関する効果として、冬虫夏草に含まれるβ-グルカン等の多糖体が挙げられる。当該多糖体が肺・肝臓・腎臓で作用することにより疾病への抵抗力を高めることができると解される。
以上のように冬虫夏草は、優れた抗酸化活性があるので、機能性食品(食用組成物)及びその原材料、医薬等として極めて有効である。
以上のように冬虫夏草は、優れた抗酸化活性があるので、機能性食品(食用組成物)及びその原材料、医薬等として極めて有効である。
なお、本実施の形態1における機能性食品に用いる冬虫夏草は、無菌培養したハナサナギダケを無菌飼育した蚕蛹に接種して得た天然物であり、コンタミネーションの危険もなく非常に信頼性が高い。従って、毒性は全くないか、又は非常に低いものであり、当該成分を用いれば極めて安全な機能性食品を製造することが可能である。
冬虫夏草由来の各生理活性組成物は、それぞれ単独でも使用できるが、本発明ではこれに後述するアロニア果実成分を適宜な比率で混合し、新たな生理活性組成物とすることによって、さらに優れた機能性食品を構成する。
冬虫夏草由来の各生理活性組成物は、それぞれ単独でも使用できるが、本発明ではこれに後述するアロニア果実成分を適宜な比率で混合し、新たな生理活性組成物とすることによって、さらに優れた機能性食品を構成する。
(第二成分(アロニア果実抽出物)の効果について)
一方、アロニア果実は北米産のバラ科に属する植物で、北米では「Black Choke berry」と称され、ロシアでは「黒い実のナナカマド」と称されるベリー類である。その果汁には抗酸化ポリフェノールであるアントシアニンが豊富に含まれており、ストレス、動脈硬化、便の消臭、抗酸化作用、胃潰瘍、免疫強化や便秘の改善等の効能がある果物として最近注目を集めている。
一方、アロニア果実は北米産のバラ科に属する植物で、北米では「Black Choke berry」と称され、ロシアでは「黒い実のナナカマド」と称されるベリー類である。その果汁には抗酸化ポリフェノールであるアントシアニンが豊富に含まれており、ストレス、動脈硬化、便の消臭、抗酸化作用、胃潰瘍、免疫強化や便秘の改善等の効能がある果物として最近注目を集めている。
図3に示すように、アロニア果実は、一般的にアントシアニンを含むとされる果物類等においても、傑出したアントシアニン含有量を有する。
また表3は、各ベリー類のアントシアニン含有量を示す表であるが、ここに挙げるロシア改良種のアロニア種(Aronia melanocarpa)の果実については、他の12種のベリー類に比べて生果状態で最大約23倍、乾燥果状態でも最大で約14倍のアントシアニン含有量を有している。こでは、代表的なブルーベリー種(V.myrtlillus)に比べて生果状態で最大5倍以上、乾燥果状態で4倍のアントシアニン含有量を有することが確認される。
また表3は、各ベリー類のアントシアニン含有量を示す表であるが、ここに挙げるロシア改良種のアロニア種(Aronia melanocarpa)の果実については、他の12種のベリー類に比べて生果状態で最大約23倍、乾燥果状態でも最大で約14倍のアントシアニン含有量を有している。こでは、代表的なブルーベリー種(V.myrtlillus)に比べて生果状態で最大5倍以上、乾燥果状態で4倍のアントシアニン含有量を有することが確認される。
アロニア果実抽出物の具体的な成分を以下の表5に示す。当該表5において、「ハスカップ」とは、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木であるクロノウグイスカグラ(Lonicera caerulea L. var. emphyllocalyxNakai)である。
アロニア果実由来のアントシアニンに多く含まれるシアニジン系ポリフェノールは、具体的にはシアニジン-3-ガラクドシド及びアニジン-3-アラビノシドを主成分とする。カロテノイドは、β-カロテン、β-クリプトキサンチン等を含む。アロニア果実におけるカロテノイド含有量は、カボチャに匹敵する豊富な値である(例えば100g当たり約850μg含まれる)。表5では、アロニア果実のポリフェノール量はハスカップ果実よりやや多く、ブルーベリー果実の約2倍を含有していることが示されている。
このような構成からなるアロニア果実抽出物は、体内での抗酸化作用が強く、ガンや動脈硬化の原因とされる活性酸素を除去する作用に優れる。また、目の網膜が光を捉える際にロドプシンを分解してビタミンAを生成し、再度ロドプシンが合成される反応が生じるが、ポリフェノールにはロドプシンの再合成を促進する効果があるため、これを多量に含むアロニア果実を服用すれば、視力向上、目の疲労回復、暗順応に有効である。また糖タンパクの劣化防止作用があり、網膜変性と白内障防止に有効である。
なお、アントシアニンの摂取量としては、眼の疾患対策等においては30mg/day以上の摂取量とすることが好適である。当該摂取約4時間後に効果が出現し、およそ24時間後に消失する。また62.5mg/day以上摂取すれば、医薬的効果が発現される。従って、一度に大量に摂取するのではなく、毎日必要量を摂り続けると効果的である(伊藤三郎、食品工業、8月30日号、p23(1997)、梶本修身、大谷寛成、小笠賢一、高橋励、食品工業、8月30日号、p29(1998))。
さらに、ポリフェノールには、生体の血圧上昇機構の一つであるレニン・アンジオテンシン系において血圧上昇作用をなすアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きを阻害し、血圧を降下させる機能があることが知られている。従って当該ポリフェノールを含むアロニア果実には、血圧降下作用が期待できる。
また、さらにアロニア果実抽出物には、副作用の少ない天然物由来の成分であって、シクロオキシゲナーゼ及び誘導型一酸化窒素合成酵素に対する阻害剤としての成分が含まれる。当該シクロオキシゲナーゼ(プロスタグランジン エンドペルオキシド シンターゼ)はプロスタグランジンH2産生酵素であり、誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)は、ガン発症や老化、胃潰瘍等の胃病に関与する酵素であるが、前記成分によれば、これらの酵素の働きを抑制する効果がある(特開2005-213242号公報)。従って、アロニア果実抽出物の服用により、抗発ガン性・老化防止、健胃等の効果も期待することができる。このiNOSの阻害作用は、前記冬虫夏草成分にも存在するので、本発明では冬虫夏草成分とアロニア果実成分とを組み合わせることによって両方の成分のiNOS阻害効果が合わされ、それぞれの成分を単体で服用するより優れた相乗効果を期待できるものである。
また、さらにアロニア果実抽出物には、副作用の少ない天然物由来の成分であって、シクロオキシゲナーゼ及び誘導型一酸化窒素合成酵素に対する阻害剤としての成分が含まれる。当該シクロオキシゲナーゼ(プロスタグランジン エンドペルオキシド シンターゼ)はプロスタグランジンH2産生酵素であり、誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)は、ガン発症や老化、胃潰瘍等の胃病に関与する酵素であるが、前記成分によれば、これらの酵素の働きを抑制する効果がある(特開2005-213242号公報)。従って、アロニア果実抽出物の服用により、抗発ガン性・老化防止、健胃等の効果も期待することができる。このiNOSの阻害作用は、前記冬虫夏草成分にも存在するので、本発明では冬虫夏草成分とアロニア果実成分とを組み合わせることによって両方の成分のiNOS阻害効果が合わされ、それぞれの成分を単体で服用するより優れた相乗効果を期待できるものである。
なお、アロニア果実抽出物に含まれるシクロオキシゲナーゼ及び誘導型一酸化窒素合成酵素の阻害剤は、抗炎症作用を有するほか、例えばその免疫調節作用等により、免疫調節剤等としても有用である。さらに医薬的効果としては、糖尿病での血糖値調整、アレルギー性結膜炎、虹彩炎、毛様体炎、強膜炎などの炎症性眼疾患、或いは糸球体腎炎、腎盂腎炎、前立腺炎、さらに気管支炎、肺炎、胃腸炎、慢性関節リウマチ、骨粗鬆症、大腸癌、十二指腸潰瘍、ベーチェット病、膠原病などの自己免疫性疾患の抑制効果、尿路感染症の抑制効果、コラーゲン基質強化、血液中の血小板凝固抑制、毛細血管保護(ビタミンPに類似する作用)等の効果を挙げることができる(伊藤三郎、食品工業、8月30日号、p21、p23(1997)、伊藤三郎、食品工業、8月30日号、p19、p20(1998)、梶本修身、大谷寛成、小笠賢一、高橋励、食品工業、8月30日号、p32〜34(1998)、Paolo Morazzoni、食品工業、8月30日号、p36〜45(1998))。
また、本発明のシクロオキシゲナーゼ及び誘導型一酸化窒素合成酵素の阻害用飲食品における有効成分としてのアロニア果実抽出物の含有量としては、飲食品としての1日の通常摂取量で上記の有効量を満たすように含有量を規定することができる。
さらに、アントシアニンは皮膚に含まれるコラーゲン同士を結びつけ、その働きを強くする作用があり、肌の張りやつやが良くなる効果もある。
さらに、アントシアニンは皮膚に含まれるコラーゲン同士を結びつけ、その働きを強くする作用があり、肌の張りやつやが良くなる効果もある。
一方、β-クリプトキサンチンには、発ガン性物質や活性酸素が正常細胞を攻撃した際に強力なバリヤーの役目を果たすため、特に皮膚ガンと大腸ガンの抑制効果が奏される。
さらに、食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消や大腸ガンの予防に効果があり、整腸作用を期待することもできる。
また、β-カロテンは体内においてビタミンAに変化し、当該ビタミンAは目の網膜や口・鼻等の粘膜を強化し、及び肌、髪、爪等を正常に保つ効果がある。さらに、抗酸化作用を有し、生活習慣病の予防にも有効である。
さらに、食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消や大腸ガンの予防に効果があり、整腸作用を期待することもできる。
また、β-カロテンは体内においてビタミンAに変化し、当該ビタミンAは目の網膜や口・鼻等の粘膜を強化し、及び肌、髪、爪等を正常に保つ効果がある。さらに、抗酸化作用を有し、生活習慣病の予防にも有効である。
なお、アントシアニン単体、若しくはこれにマニトール或いはβ-カロチンを組み合わせることによって、夜間盲、毛細血管脆弱改善、脳血管障害改善、胃潰瘍治療効果等も発揮されることが知られている(伊藤三郎、食品工業、8月30日号、p23(1997)、梶本修身、大谷寛成、小笠賢一、高橋励、食品工業、8月30日号、p29(1998))。
<冬虫夏草の製造方法>
以下、機能性食品の第一成分としての冬虫夏草の調整方法について説明する。当該調整方法は、大別してハナサナギダケ胞子の調整と、蚕蛹への接種及び冬虫夏草の子実体の培養、並びに粉体化に分けられる。
<冬虫夏草の製造方法>
以下、機能性食品の第一成分としての冬虫夏草の調整方法について説明する。当該調整方法は、大別してハナサナギダケ胞子の調整と、蚕蛹への接種及び冬虫夏草の子実体の培養、並びに粉体化に分けられる。
(ハナサナギダケ胞子の調整)
冬虫夏草の菌体例として、ここでは京都府丹後半島の山中より採取され、その後無菌環境にて継代培養されている冬虫夏草ハナサナギタケ(Isaria japonica IM2001株)を用いる。
冬虫夏草の菌体例として、ここでは京都府丹後半島の山中より採取され、その後無菌環境にて継代培養されている冬虫夏草ハナサナギタケ(Isaria japonica IM2001株)を用いる。
なお本菌株Isaria japonica IM2001株は、経済産業省技術総合研究所生命工学研究所特許微生物寄託センター(茨城県つくば市東1-1)に寄託番号FERMP-18253として寄託されている。コンタミネーションの発生を防止するため、無菌培養された株を用いることが好適である。
(無菌養蚕システムにおいて冬虫夏草を得るまでの工程)
本実施の形態1では、無菌養蚕の蚕蛹を寄主として使用する。ここで無菌養蚕システムにより蚕蛹を連続的に得るようにすれば、原料の蚕蛹の安定確保及び計画的生産ができ、本発明を比較的低コストに実現することが可能であり、極めて有用である。
(無菌養蚕システムにおいて冬虫夏草を得るまでの工程)
本実施の形態1では、無菌養蚕の蚕蛹を寄主として使用する。ここで無菌養蚕システムにより蚕蛹を連続的に得るようにすれば、原料の蚕蛹の安定確保及び計画的生産ができ、本発明を比較的低コストに実現することが可能であり、極めて有用である。
また、当該無菌養蚕システムにファクトリー・オートメーション(FA)を導入することにより、効率の良い生産を実施できるほか、原材料より生産販売流通の一貫性を図ることでも低コスト化が実現できるメリットがある。
当該無菌養蚕システムによる工程は、以下のa〜oの流れで順次実行する。
a.まず、飼育トレーの準備として、蚕を乾燥状態から保護するために飼育トレーに防乾シートを敷く。
当該無菌養蚕システムによる工程は、以下のa〜oの流れで順次実行する。
a.まず、飼育トレーの準備として、蚕を乾燥状態から保護するために飼育トレーに防乾シートを敷く。
b.次に、飼料の成形として、例えば実用新案登録第2605660号に記載されるように、乾燥・粉砕した桑の葉を含む粉末飼料を加水練合する。これを飼料成型機を用いてポリプロピレンフィルム上に展開し、当該フィルム表面の上下から押さえて平板状または波状に成形する。
c.前記成形した粉末飼料を飼育トレーに入れる。
c.前記成形した粉末飼料を飼育トレーに入れる。
d.オートクレーブに飼育トレーと無菌飼料を入れ、蒸気滅菌する。
e.卵(蚕種)をクリーンベンチ内でエチルアルコールにより消毒し、無菌化する。
f.蚕(1飼育トレー当たり2000から3000頭)を無菌シャーレ内で孵化させる。
g.孵化させた蚕を無菌環境下で飼育する。
h.無菌孵化した蟻蚕を蒸気滅菌した無菌飼料の上に掃き落とす(初めての餌付けをする)。
e.卵(蚕種)をクリーンベンチ内でエチルアルコールにより消毒し、無菌化する。
f.蚕(1飼育トレー当たり2000から3000頭)を無菌シャーレ内で孵化させる。
g.孵化させた蚕を無菌環境下で飼育する。
h.無菌孵化した蟻蚕を蒸気滅菌した無菌飼料の上に掃き落とす(初めての餌付けをする)。
i.蚕を無菌環境下で稚蚕飼育する(1〜3齢期)。
j.掃き立て12日後に、飼料を交換する(4齢期)。
k.壮蚕飼育する(4〜5齢期)。
l.熟蚕・上蔟する(繭を作るためのトレーに載せ替える)。
m.営繭させる(繭を作らせる)。
j.掃き立て12日後に、飼料を交換する(4齢期)。
k.壮蚕飼育する(4〜5齢期)。
l.熟蚕・上蔟する(繭を作るためのトレーに載せ替える)。
m.営繭させる(繭を作らせる)。
n.繭から蛹を取り出す。この段階で、蚕蛹を得ることができる。なお、繭は本発明では不要であるため、別途、絹産業等に利用できる。
o.蚕蛹にハナサナギダケの胞子を接種し、接種した冬虫夏草の人工培養を行う。
上記oの手順について詳述する。図4は、ハナサナギダケ胞子縣濁液の調整から機能性食品の完成までのステップを示す図である。
o.蚕蛹にハナサナギダケの胞子を接種し、接種した冬虫夏草の人工培養を行う。
上記oの手順について詳述する。図4は、ハナサナギダケ胞子縣濁液の調整から機能性食品の完成までのステップを示す図である。
なお、冬虫夏草の人工培養方法自体は公知であり、例えば特許文献2に詳述されている。ハナサナギダケ胞子の寄主として無菌飼育した蚕の蛹を用いることで、他の微生物の繁殖汚染を心配することなく、高確率且つ短期間に冬虫夏草を得ることが可能である。
具体的には、ハナサナギダケ胞子を無菌水に分散させ、胞子懸濁液(103〜106/ml)を調整する(S1)。この胞子懸濁液の5〜100μl、好ましくは10〜30μlを注射器等の注入器によって、全齢期間を無菌飼育した無菌蚕蛹の体内に注入する(S2)。
具体的には、ハナサナギダケ胞子を無菌水に分散させ、胞子懸濁液(103〜106/ml)を調整する(S1)。この胞子懸濁液の5〜100μl、好ましくは10〜30μlを注射器等の注入器によって、全齢期間を無菌飼育した無菌蚕蛹の体内に注入する(S2)。
次に、前記胞子懸濁液を注入した無菌蛹を、無菌下に恒温室(0〜20℃)又は室温に保持し、子実体(冬虫夏草)を培養する(S3)。約7〜8日で蛹の表面に菌糸が出現し、約1ヶ月で子実体を形成させることができる。
以上の方法で、胞子懸濁液の胞子濃度、接種量、接種後の培養温度を至適化することによって30日以内という短期間で、大量に子実体を形成させることができる。本発明者らの実験によれば、蚕蛹を用いた場合の子実体形成率は、ほぼ100%である。
以上の方法で、胞子懸濁液の胞子濃度、接種量、接種後の培養温度を至適化することによって30日以内という短期間で、大量に子実体を形成させることができる。本発明者らの実験によれば、蚕蛹を用いた場合の子実体形成率は、ほぼ100%である。
なお、当該接種方法に関しては、上述の注射器による胞子の注入接種方法の他、無菌の蚕の蛹をアスピレーターや減圧ポンプ等の手段による減圧条件下において、例えば大気圧開放するときに無菌の蚕の蛹を胞子懸濁液(103〜106/ml)に浸漬させて、胞子を無菌蚕の蛹の体内に強制的に浸入接種させてもよい。この場合、減圧し、大気開放後に、強制的に無菌蛹体内に浸入接種できていれば、いかなる手順を採ってもかまわない。従って、例えば胞子懸濁液(103〜106/ml)を入れた容器に十分に浸漬できるだけの多数の無菌蛹を入れ、これをより大きな容器に入れて200mmHg〜760mmHgの減圧条件下、10〜60分間保ち、強制的に無菌蛹体内に浸入接種させるという方法を採用しても良い。減圧することにより、次のような現象が生じていると推測される。すなわち当該減圧により、胞子懸濁液は蒸発し易くなり、且つ蛹内の空気が膨張拡散し、体液が減圧により揮発して蛹内に空隙が生じる。その後、当該蛹を大気開放時に胞子懸濁液に浸漬すると、大気圧によって膨張していた蛹内の空気が収縮し、胞子懸濁液が蛹内隅々に浸入する。あるいは体液が揮発した後の空隙に胞子懸濁液が隅々に浸入する。当該減圧浸入接種方法により、蛹内に直接注入法よりも均一に蛹内に胞子を接種できる。さらに減圧浸入接種方法によると、一度に多数の蛹に簡便に接種することが可能である。接種後、さらに無菌培養を続けることによって、注射器で体内に注入した場合と同様の約1ヶ月以内、或いはそれ以上短期間にほぼ100%子実体を形成することができる。
実施の形態1では、蚕蛹にハナサナギダケ胞子を接種する製造方法について例示したが、本発明はこれに限定されず、蚕の幼虫段階においてハナサナギダケ胞子を接種するようにしてもよい。この場合、蛹の重量は1.5gから2.0g程度に対し、幼虫の重量が7g程度あるため、幼虫を用いた方が製造効率が高いようにも思える。しかしながら、幼虫段階においては接種したハナサナギダケの胞子が排泄され、体内での残存量が減る可能性があるため、できるだけ蛹段階で接種することが好適である。
さらに、ハナサナギダケを死亡後の幼虫或いは蛹に接種しても、当該死体を寄主として冬虫夏草を得ることが可能であるが、この場合寄主において、ハナサナギダケの体内侵入に伴う抗体タンパクの産生が行われないので、有効成分を得るために生体に接種することが好適である。
また、本発明の方法によれば、蛹を利用する一方で、繭を取り出し、これを別途絹糸の生産に利用できるメリットもある。従って、本発明の実施とともに従来の養蚕業もに合わせて実施が可能であり、作業効率に無駄が少なく、極めて合理的且つ効率よく実施できるメリットもある。
また、本発明の方法によれば、蛹を利用する一方で、繭を取り出し、これを別途絹糸の生産に利用できるメリットもある。従って、本発明の実施とともに従来の養蚕業もに合わせて実施が可能であり、作業効率に無駄が少なく、極めて合理的且つ効率よく実施できるメリットもある。
次に、子実体を形成した冬虫夏草からの有効成分の抽出を、エタノール、水-エタノール混合物又は水を溶媒として行う。好ましくは10〜90%エタノールの水−エタノール混合物を溶媒として、室温又は加温条件下にゆっくりと攪拌して抽出する(S4)。エタノール添加量及び抽出時間は特に限定するものではない。
抽出液を濾過分離してエタノール抽出物が得られる。このエタノール抽出物には、油脂成分と水溶性成分が抽出される。なお、油脂成分のみを選択して抽出する場合には、ブタノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、n-ヘキサン又はクロロホルム、キシレン、アセトン等の有機溶媒として用いる。
ただし、機能性食品等としての利用を行うことから、この有機溶媒は後工程で完全に除去する必要がある。抽出した油脂成分は、後に説明する水溶性成分と同様に、機能性食品として利用できる。上記有機溶媒では、抽出を20〜80℃の加圧加熱条件下で抽出することが好ましい。
ただし、機能性食品等としての利用を行うことから、この有機溶媒は後工程で完全に除去する必要がある。抽出した油脂成分は、後に説明する水溶性成分と同様に、機能性食品として利用できる。上記有機溶媒では、抽出を20〜80℃の加圧加熱条件下で抽出することが好ましい。
次にエタノール抽出で得られた濾過残渣に水を加えて緩やかに攪拌しながら50〜140℃で加熱、又は必要に応じて加圧、加熱して抽出を行う。好ましくは80〜130℃の加圧加熱条件下で熱水抽出する。抽出液を濾過分離して、第一の熱水抽出物を得る。
さらに、この濾過残渣に水を加えて緩やかに攪拌しながら、前記と同様の加圧加熱条件下に熱水抽出を行った後、濾過分離して第二の熱水抽出物を得る。
さらに、この濾過残渣に水を加えて緩やかに攪拌しながら、前記と同様の加圧加熱条件下に熱水抽出を行った後、濾過分離して第二の熱水抽出物を得る。
第一の熱水抽出物及び第二の熱水抽出物は、それぞれ121℃で15分間、オートクレーブで加圧滅菌した後に、本発明の組成物の有効成分として使用できる。抽出に用いる水の量は特に限定するものではない。また必要があれば抽出残渣を除去することなく抽出処理したものをそのまま有効成分含有組成物として使用できる。
さらに、冬虫夏草を乾燥後細かく粉砕し、粉末を得る(S5)。以上で冬虫夏草成分の製造は終了する。なお、当該粉末は、そのまま生理活性組成物として使用できる状態になっている。
さらに、冬虫夏草を乾燥後細かく粉砕し、粉末を得る(S5)。以上で冬虫夏草成分の製造は終了する。なお、当該粉末は、そのまま生理活性組成物として使用できる状態になっている。
なお、本発明では、上記抽出工程は必須ではなく、冬虫夏草を直接乾燥・粉砕して粉末を得るようにしてもよい(S6)。すなわち、S4及びS5の工程と、S6の工程はいずれかを選択することができる。
(アロニア果実抽出物成分の調整)
次に、アロニア果実抽出物の調整を行う。
(アロニア果実抽出物成分の調整)
次に、アロニア果実抽出物の調整を行う。
収穫したアロニア果実1kgに水1kgを加え、ワーリングブレンダーに入れてホモジナイズした後、これを約30℃で2時間攪拌抽出する。
抽出後、遠心分離を経て、濾紙を用いて減圧濾過した。当該濾液はロータリーエバポレーターで減圧濃縮し、水分を除去した。最終抽出物を得て、凍結乾燥に粉末を得る。 飲食品用途には、前記粉末をアロニア果実抽出物としてそのまま用いることが可能である。
抽出後、遠心分離を経て、濾紙を用いて減圧濾過した。当該濾液はロータリーエバポレーターで減圧濃縮し、水分を除去した。最終抽出物を得て、凍結乾燥に粉末を得る。 飲食品用途には、前記粉末をアロニア果実抽出物としてそのまま用いることが可能である。
なお、アロニア果実成分は上記方法で精製する方法に限定されず、果実を直接粉砕して乾燥処理したものを用いても良いし、別途糖分、果汁を添加して乾燥させてもよい。アロニア果実を抽出物として用いる場合、副産物としてアロニア果実の絞り粕が発生するが、当該絞り粕にもアントシアニンが含まれている。果実を直接粉砕すれば、このようなアントシアニンも無駄なく利用することができる。
上記作製したアロニア果実抽出物の粉末と、前記調整した冬虫夏草の粉末とを混合する(S7)。
当該アロニア果実抽出物は、それ自体では他のベリー類に比べて糖度が低く、渋みが強い傾向があるため、適宜糖分を添加することによって味覚調整をすることができる。
本実施の形態1ではその後、味調整として適宜糖分等の甘味料を添加する(S8)。
当該アロニア果実抽出物は、それ自体では他のベリー類に比べて糖度が低く、渋みが強い傾向があるため、適宜糖分を添加することによって味覚調整をすることができる。
本実施の形態1ではその後、味調整として適宜糖分等の甘味料を添加する(S8)。
以上のステップで本発明の機能性食品1Aが作製される(S9)。その後は必要な形態で当該機能性食品1Aを包装する。なお、本発明の機能性食品の有する抗酸化活性を良好に保持するため、不活性ガスを包装内に充填し、当該包装を遮光材料で構成することが好適である。
<冬虫夏草の有効性についての確認実験>
近年において、キノコ類に由来する抗腫瘍性多糖体(ポリサッカライド)により、生体内でマクロファージの腫瘍壊死因子(TNF-α)の分泌が促進されることが報告されており、キノコ類に属するハナサナギダケも当該機能を有することが期待される。腫瘍選択毒性を示す内因性因子であるTNF-αは腫瘍細胞に対する重要な防御因子とされ、レンチナン(Lentinan)と称される多糖体がNK細胞を活性化し、TNF-αの分泌を含め、幾つかのマクロファージ機能を促進する抗悪性腫瘍剤となることが知られる。
<冬虫夏草の有効性についての確認実験>
近年において、キノコ類に由来する抗腫瘍性多糖体(ポリサッカライド)により、生体内でマクロファージの腫瘍壊死因子(TNF-α)の分泌が促進されることが報告されており、キノコ類に属するハナサナギダケも当該機能を有することが期待される。腫瘍選択毒性を示す内因性因子であるTNF-αは腫瘍細胞に対する重要な防御因子とされ、レンチナン(Lentinan)と称される多糖体がNK細胞を活性化し、TNF-αの分泌を含め、幾つかのマクロファージ機能を促進する抗悪性腫瘍剤となることが知られる。
一方、フリーラジカルガスであるNOは、ポリサッカライドにより誘導されるNO合成酵素(NOS)により生成され、生体内において情報伝達、免疫応答、炎症、血小板凝集抑制等、多様な機能に関わるものである。このようにTNF-αとNOは抗腫瘍細胞活性や、免疫系において多様な生理活性を示す因子として作用すると考えられる。
そこで発明者らは、ハナサナギダケIsaria japonikaが実際にこれらの機能を有することを確認すべく、その培養物から、TNF-αとNOの産生を促す免疫機能調節ポリサッカライドを検索した(衣笠繊維研報(2003)No.7、11〜17)。
そこで発明者らは、ハナサナギダケIsaria japonikaが実際にこれらの機能を有することを確認すべく、その培養物から、TNF-αとNOの産生を促す免疫機能調節ポリサッカライドを検索した(衣笠繊維研報(2003)No.7、11〜17)。
具体的には、無菌培養システム研究所(京都)において無菌培養された蚕蛹を用いたハナサナギダケの子実体を用いた。これを液体窒素中でワーリングブレンダーを用いて磨砕した後、凍結乾燥した。乾燥品をエタノール水溶液で80℃、3時間の条件下、3回抽出し、得られた抽出液を濾過した。これを1.5倍容量のクロロホルムで12時間脱脂し、水層を凍結乾燥し、第一の画分を得た。
さらに、上記エタノール処理液の残渣を、熱水で6時間抽出し濾過した。これにエタノールを加え、8,000Gで30分間遠心分離し、沈殿を水に溶解させてセルロースチューブで純粋に対して透析した。当該透析内液を減圧濃縮し、凍結乾燥し、第二の画分を得た。さらに遠心分離上清を減圧濃縮し、凍結乾燥して第三の画分とした。
各画分について、まずTNF-α活性を測定するべく、アクチノマイシンD処理マウス繊維芽細胞L-929を用いた生物測定を行った。
各画分について、まずTNF-α活性を測定するべく、アクチノマイシンD処理マウス繊維芽細胞L-929を用いた生物測定を行った。
一方、NO合成酵素は、酸素分子による安定な反応産物である培養上清のNO2-をStuehr-Nathanの方法でアッセイすることで測定した。
その結果、上記獲得した全ての画分において、分子量約8,000のポリサッカライドの存在が確認された。この分子量は、それまで知られていた抗腫瘍性多糖体の分子量(約400,000以下)に比べて小さいが、非常に高いTNF-α活性が確認された。従って、冬虫夏草においても、抗腫瘍性多糖体が有効に産生されていると言える。
その結果、上記獲得した全ての画分において、分子量約8,000のポリサッカライドの存在が確認された。この分子量は、それまで知られていた抗腫瘍性多糖体の分子量(約400,000以下)に比べて小さいが、非常に高いTNF-α活性が確認された。従って、冬虫夏草においても、抗腫瘍性多糖体が有効に産生されていると言える。
<アロニア果実成分の有効性についての実験>
アロニア果実抽出物を用い、ラットエンドトキシン誘発ブドウ膜炎(EIU)に関し、新しい治療薬の探索の一環として、EIUにおけるACEの治療効果に関する検討がなされている(「眼の病気に対するアロニアの有効性」、大神一浩、平成17年度第2回アロニア研究会・講演会)。
アロニア果実抽出物を用い、ラットエンドトキシン誘発ブドウ膜炎(EIU)に関し、新しい治療薬の探索の一環として、EIUにおけるACEの治療効果に関する検討がなされている(「眼の病気に対するアロニアの有効性」、大神一浩、平成17年度第2回アロニア研究会・講演会)。
具体的な検討手法として、ルイスラットに対し、LPS投与直後に1、10、100mg/0.1ml/ratのACEを尾静脈内投与した。24時間後、前房水を採取し、当該前房水中の炎症細胞数、タンパク濃度、NO濃度、PGE2濃度及びTNF-α濃度を測定した。また、10mg prednisoloneも同じスケジュールで行った。さらにRAW264.7細胞を用いてNO合成酵素(iNOS)、PG合成酵素の発現をWestern Blotting法を用いて検討した。
その結果、LPS群を比較して、ACEはLPSで惹起された前房水中の炎症細胞数、タンパク濃度、NO濃度、PGE2濃度及びTNF-α濃度を濃度相関的に顕著に抑制した。100mgACE群の抗炎症効果は10mg prednisoloneとほぼ同程度であった。
ACEはまたLPSにて誘導したiNOS及びCOX-2タンパクの発現を濃度相関的に有意に抑制することがわかった。
ACEはまたLPSにて誘導したiNOS及びCOX-2タンパクの発現を濃度相関的に有意に抑制することがわかった。
このように、ラットエンドトキシン誘発ブドウ膜炎において、ACEは濃度相関的に抑制作用がみられ、特に100mgACEの抑制作用は10mg prednisoloneとほぼ同程度であった。これにより、ACEは眼炎症に対する消炎治療薬としての可能性があると考えられる。
<その他の事項>
(製造方法について)
本実施の形態1では、第一成分及び第二成分をそれぞれ個別に製粉(粉砕)処理する製造方法について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第一及び第二成分を混合した後、製粉(粉砕)処理を施すことができる。この場合、第一及び第二成分の良好な攪拌効果が期待できる他、一度に混合することによって、両成分の間において相互作用が生じ、有効成分が形成される可能性もあるので好適である。
<その他の事項>
(製造方法について)
本実施の形態1では、第一成分及び第二成分をそれぞれ個別に製粉(粉砕)処理する製造方法について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第一及び第二成分を混合した後、製粉(粉砕)処理を施すことができる。この場合、第一及び第二成分の良好な攪拌効果が期待できる他、一度に混合することによって、両成分の間において相互作用が生じ、有効成分が形成される可能性もあるので好適である。
(本発明の機能性食品の形態について)
本実施の形態1では、機能性食品1A、1Bを粉状物又は顆粒物とする構成について例示したが、本発明の機能性食品はこれ以外の食品形態であってもよい。当該形態例を概要すると、散剤(粉体、顆粒、細粒)、丸剤、錠剤(錠剤、裸錠、糖衣錠、膠衣錠、積層錠、有核錠、有効錠、除放錠、フィルムコーティング錠、腸溶錠、発泡錠、速溶解性製剤)、カプセル剤(硬カプセル剤、軟カプセル剤)、トローチ剤、内用液剤(内用液剤、内用水剤、振盪合剤、縣濁剤、乳剤、シロップ剤、エリキシル剤、浸煎剤、リモナーデ剤、飽和剤、チンキ剤、流エキス剤、酒精剤)、エキス剤、外用液(外用液剤、注入剤、含嗽剤、湿布剤、吸入剤、塗布剤、浴剤)、軟膏剤(油脂性軟膏、乳剤性軟膏、水溶性軟膏、泥膏、擦剤、ローション剤)、硬膏剤、噴霧剤(噴霧器式、エアゾル式)、パップ剤等のいずれかの形態を挙げることができる。
本実施の形態1では、機能性食品1A、1Bを粉状物又は顆粒物とする構成について例示したが、本発明の機能性食品はこれ以外の食品形態であってもよい。当該形態例を概要すると、散剤(粉体、顆粒、細粒)、丸剤、錠剤(錠剤、裸錠、糖衣錠、膠衣錠、積層錠、有核錠、有効錠、除放錠、フィルムコーティング錠、腸溶錠、発泡錠、速溶解性製剤)、カプセル剤(硬カプセル剤、軟カプセル剤)、トローチ剤、内用液剤(内用液剤、内用水剤、振盪合剤、縣濁剤、乳剤、シロップ剤、エリキシル剤、浸煎剤、リモナーデ剤、飽和剤、チンキ剤、流エキス剤、酒精剤)、エキス剤、外用液(外用液剤、注入剤、含嗽剤、湿布剤、吸入剤、塗布剤、浴剤)、軟膏剤(油脂性軟膏、乳剤性軟膏、水溶性軟膏、泥膏、擦剤、ローション剤)、硬膏剤、噴霧剤(噴霧器式、エアゾル式)、パップ剤等のいずれかの形態を挙げることができる。
さらに本発明の機能性食品には、必要に応じて各種添加物を組み合わせることができる。当該添加物を例示すると、甘味料、酸味料、ビタミン剤、デンプン、乳糖、白糖、エリスリトール、キシリトール、マンニトールなどの甘味剤、トレハロース、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩類等の添加物、或いは結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着色剤、香料、安定剤、防腐剤、クエン酸、酒石酸などのpH調節剤、等を添加することができる。
また本発明の機能性食品は、他の機能性食品材料等と併用することもでき、さらに清涼飲料、菓子(ゼリー、グミ等)、冷菓、乳製品、酒類、肉類等の料理に、調味料等(ジャム等)として利用することもできる。
本発明は、人間及び動物を対象とする機能性食品(いわゆる健康食品、健康飲料並びに保険機能食品等)、或いは栄養補助食品の他、調味料等としても幅広い利用が可能である。
1A、1B 機能性食品
10A 第一成分の乾燥粒子
10B 顆粒
11A 第二成分の乾燥粒子
12A 味覚調整用添加物の粒子
10A 第一成分の乾燥粒子
10B 顆粒
11A 第二成分の乾燥粒子
12A 味覚調整用添加物の粒子
Claims (6)
- ハナサナギダケIsaria japonica IM2001(FERMP-18253)株及びその寄主を含む冬虫夏草から得た第一成分と、アロニア果実から得た第二成分とを混合した組成物を含む
ことを特徴とする機能性食品。 - 前記冬虫夏草における寄主は、無菌飼育した蚕蛹である
ことを特徴とする請求項1に記載の機能性食品。 - 前記組成物は粉状または顆粒状である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の機能性食品。 - 前記第一成分は、前記冬虫夏草の乾燥物を高温条件下において有機溶媒により抽出した物である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の機能性食品。 - ハナサナギダケIsaria japonica IM2001(FERMP-18253)株の菌体胞子を、蚕蛹に接種して得た冬虫夏草の第一成分と、
アロニア果実から得た第二成分とを混合する混合ステップとを経る
ことを特徴とする機能性食品の製造方法。 - 前記混合ステップでは、粉体化した第一成分と第二成分とを混合する
ことを特徴とする請求項5に記載の機能性食品の製造方法。
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