JP2007306685A - 回転電機並びに送風機及び冷媒圧縮機 - Google Patents
回転電機並びに送風機及び冷媒圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007306685A JP2007306685A JP2006131291A JP2006131291A JP2007306685A JP 2007306685 A JP2007306685 A JP 2007306685A JP 2006131291 A JP2006131291 A JP 2006131291A JP 2006131291 A JP2006131291 A JP 2006131291A JP 2007306685 A JP2007306685 A JP 2007306685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- field
- magnet
- field magnet
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
【解決手段】磁性体1のうち、界磁用磁石201を載置する載置面107は、溝105,106によって周方向から、貫通孔103によって外周側から、貫通孔104によって内周側から、それぞれ面101から分離されている。よって界磁用磁石201に対し、磁性体1と反対側から界磁用磁石201よりも広い磁性体を被せても、界磁用磁石201の両磁極面の間の磁路長を、界磁用磁石201の厚みよりも大きくできる。よって界磁用磁石201が発生する界磁磁束が辺縁において界磁子の内部で短絡的に流れることを低減できる。しかも界磁用磁石201に被せられる磁性体は、電機子からの磁界の高調波による界磁用磁石201での渦電流や、その減磁を低減する。
【選択図】図5
Description
図4は本発明にかかる回転電機のうち、界磁子の構造の第1の実施の形態を例示する斜視図である。但し図4では磁性板4を他の構成要素に対して回転軸Qに沿って分解して示している。当該界磁子は磁性板4の側で図示しない電機子と対向する。
図10は本発明にかかる回転電機のうち、界磁子の構造の第2の実施の形態並びに、後述する第3及び第4の実施の形態を例示する斜視図である。但し図10では磁性板4を他の構成要素に対して回転軸Qに沿って分解して示している。当該界磁子は磁性板4の側で図示しない電機子と対向する。
本実施の形態にかかる界磁子の構造は、図10において斜視図として示された。図16は磁性体1の上面図である。但し界磁用磁石202の第2磁極面202bの位置を鎖線で示した。この位置は、界磁用磁石202が載置される位置でもある。磁性体1には、界磁用磁石202が載置される載置面111と、これを磁性体1の他の面101と分離する溝110とが設けられている。
本実施の形態にかかる界磁子の構造は、図10において斜視図として示された。図19は磁性体1の上面図である。但し界磁用磁石202の第2磁極面202bの位置を鎖線で示した。この位置は、界磁用磁石202が載置される位置でもある。磁性体1の表面は、低位面112と、低位面112よりも回転軸Qに平行に界磁用磁石202側へと突出して界磁用磁石202が載置される載置面113とを有している。
本実施の形態にかかる界磁子の構造は、第3の実施の形態にかかる界磁子に対して磁石を追加し、いわゆるハルバッハ型の磁石を形成するものである。図22及び図23はそれぞれ図17及び図18に対応する断面図及び展開図である。
図24は本発明にかかる回転電機のうち、界磁子の構造の第6の実施の形態を例示する斜視図である。但し図24では磁性板4を他の構成要素に対して回転軸Qに沿って分解して示している。当該界磁子は磁性板4の側で図示しない電機子と対向する。
した。第6の実施の形態は、第3の実施の形態における界磁用磁石202をリング状の界磁用磁石204に置換し、溝110を溝114,115に置換した構成を有している。溝114は内周側から、溝115は外周側から、それぞれ載置面118を他の面101から分離している。載置面118には界磁用磁石204が載置される。
図29及び図30は本発明にかかる回転電機のうち、界磁子の構造の第7の実施の形態を例示する斜視図及び上面図である。図31は界磁用磁石201が存在する位置での周方向に垂直な断面図であり、図32は界磁用磁石201が存在する位置での周方向に沿った断面の展開図である。
図40は本発明にかかる回転電機のうち、界磁子の構造の第8の実施の形態を例示する斜視図である。但し図40では磁性板4を他の構成要素に対して回転軸Qに沿って分解して示している。当該界磁子は磁性板4の側で図示しない電機子と対向する。
図44はこの発明にかかる回転電機を圧縮機9に採用した場合の構成を例示する断面図である。圧縮機9は例えば空気調和機の室外機において、冷媒を圧縮するのに採用される。
102 軸孔
103,104,109 貫通孔
107,111,113,118 載置面
110,114,115,116 溝
112 低位面
201a,202a 第1磁極面
201b,202b 第2磁極面
201,202,204 界磁用磁石
203 磁石
4,4A,4B,6 磁性板
403,403A,403B,404,404A,404B 薄肉部
5 集合体
701 モールド樹脂
8 送風機
9 圧縮機
Q 回転軸
Claims (17)
- 少なくとも一つの電機子(5,6)と、
前記電機子に対して相対的な回転をし、前記回転の回転軸(Q)に平行な回転軸方向で前記電機子と対向する界磁子(1,201.4;201,4A,4B)と
を含む回転電機であって、
前記界磁子は、
一の前記電機子に対向する側で前記回転軸周りで周方向に配置される複数の第1磁極面(201a;202a)を、前記一の前記電機子とは反対側で前記周方向に配置される複数の第2磁極面(201b;202b)を、それぞれ呈する界磁用磁石(201;202;204)と、
極性の異なる前記第1磁極面を相互に磁気的に分離しつつ、前記第1磁極面上に設けられた第1磁性体(402;402A)と、
前記第2磁極面に設けられた第2磁性体(1;402B)と
を有し、
前記回転軸方向に沿って見て、前記第1磁性体及び前記第2磁性体の少なくともいずれか一方の辺縁が前記界磁用磁石を横切る回転電機。 - 前記界磁子の径方向の一方における前記界磁用磁石の辺縁よりも、前記第2磁性体のうち前記第2磁極面(201b;202b)を載置する面(107;111;113;118;402A)の前記径方向の前記一方における辺縁の方が、前記径方向の他方へと退いている、請求項1記載の回転電機。
- 前記第2磁性体は前記第2磁極面(201b;202b)同士を磁気的に接続するヨーク(1)であり、
前記ヨークには、前記界磁用磁石を載置する面(107;111;113;118)の前記径方向の前記一方における前記辺縁を規定する段差(103;104;109;110;112;114;115;116)が設けられる、請求項1乃至請求項2のいずれか一つに記載の回転電機。 - 前記回転軸方向に貫通し、前記段差を形成する貫通孔(103;104;109)が前記ヨークに設けられる、請求項3記載の回転電機。
- 前記ヨークには、前記回転の中心において前記回転軸方向に貫通するシャフト挿入口(102)が更に設けられ、
前記貫通孔(104;109)は前記界磁用磁石の前記内周側で前記ヨークに設けられる、請求項4記載の回転電機。 - 前記貫通孔(103)は前記界磁用磁石の前記外周側で前記ヨークに設けられる、請求項4記載の回転電機。
- 前記界磁用磁石(201)は、前記周方向に離散的に配置された複数の磁石を有し、
前記周方向の一方における前記磁石の辺縁よりも、前記第2磁性体のうち前記界磁用磁石を載置する面(107;111;113;118;402A)の前記周方向の前記一方における辺縁の方が、前記周方向の他方へと退いている、請求項1記載の回転電機。 - 前記第2磁性体は前記第2磁極面(201b;202b)同士を磁気的に接続するヨーク(1)であり、
前記ヨークには、前記界磁用磁石を載置する面(107)の前記周方向の前記一方における前記辺縁を規定する段差(105,106;108;110;113)が設けられる、請求項7記載の回転電機。 - 前記界磁子の径方向の一方における前記界磁用磁石の辺縁よりも、前記第1磁性体の前記径方向の前記一方における辺縁の方が、前記径方向の他方へと退いている、請求項1記載の回転電機。
- 前記界磁用磁石(204)はリング状磁石である、請求項1及び請求項9のいずれか一つに記載の回転電機。
- 前記界磁用磁石(201;202)は、前記周方向に離散的に配置された複数の磁石を有し、
前記周方向の一方における前記磁石の辺縁よりも、前記第1磁性体の前記周方向の前記一方における辺縁の方が、前記周方向の他方へと退いている、請求項1記載の回転電機。 - 前記周方向に隣接する前記第1磁性体同士(402;402A;402B)は、実質的に磁気障壁として機能する程度に狭い幅の部分(403,404;403A,404A;403B,404B)を介して相互に連結する、請求項9乃至請求項11のいずれか一つに記載の回転電機。
- 前記径方向における前記界磁用磁石(201)の前記辺縁は、前記第1磁性体及び前記第2磁性体の少なくともいずれか一方とモールド樹脂(701)で固定される、請求項2及び請求項8のいずれか一つに記載の回転電機。
- 前記回転軸方向に沿って見て前記界磁用磁石を横切る前記辺縁には、前記辺縁に直交する磁化方向を有する磁石(203)が設けられ、
前記磁石の前記界磁用磁石(202)側の側面には、前記磁石が設けられた辺縁を有する界磁用磁石の第1磁極面(202a)と同じ磁極が現れる、請求項1記載の回転電機。 - 前記周方向における前記磁石の間で前記磁石と離れて設けられる第3磁性体(301)
を更に備え、
前記第1磁性体は、前記第1磁極面(201a)と磁気的に分離しつつ前記第3磁性体上にも設けられる、請求項7又は請求項11記載の回転電機。 - 請求項4乃至請求項6のいずれか一つに記載の回転電機を採用した送風機(8)。
- 請求項4乃至請求項6のいずれか一つに記載の回転電機を採用した冷媒圧縮機(9)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006131291A JP2007306685A (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | 回転電機並びに送風機及び冷媒圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006131291A JP2007306685A (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | 回転電機並びに送風機及び冷媒圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007306685A true JP2007306685A (ja) | 2007-11-22 |
Family
ID=38840156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006131291A Pending JP2007306685A (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | 回転電機並びに送風機及び冷媒圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007306685A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017208317A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 回転子、電動機、圧縮機、送風機、及び空気調和機 |
WO2020059515A1 (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 住友電気工業株式会社 | 回転電機 |
WO2021251363A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 電動機、圧縮機、送風機、冷凍装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5689678U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-17 | ||
JP2005341696A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Nissan Motor Co Ltd | アキシャルギャップ型回転電機 |
-
2006
- 2006-05-10 JP JP2006131291A patent/JP2007306685A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5689678U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-17 | ||
JP2005341696A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Nissan Motor Co Ltd | アキシャルギャップ型回転電機 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109155551B (zh) * | 2016-05-31 | 2020-07-14 | 三菱电机株式会社 | 转子、电动机、压缩机、送风机和空气调节机 |
WO2017208317A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 回転子、電動機、圧縮機、送風機、及び空気調和機 |
CN109155551A (zh) * | 2016-05-31 | 2019-01-04 | 三菱电机株式会社 | 转子、电动机、压缩机、送风机和空气调节机 |
GB2565450A (en) * | 2016-05-31 | 2019-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | Rotor, electric motor, compressor, fan, and air conditioner |
GB2565450B (en) * | 2016-05-31 | 2022-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | Rotor, electric motor, compressor, air blower, and air conditioner |
US10615652B2 (en) | 2016-05-31 | 2020-04-07 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor, electric motor, compressor, air blower, and air conditioner |
JPWO2017208317A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2018-09-13 | 三菱電機株式会社 | 回転子、電動機、圧縮機、送風機、及び空気調和機 |
JPWO2020059515A1 (ja) * | 2018-09-18 | 2021-08-30 | 住友電気工業株式会社 | 回転電機 |
CN112703661A (zh) * | 2018-09-18 | 2021-04-23 | 住友电气工业株式会社 | 旋转电机 |
WO2020059515A1 (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 住友電気工業株式会社 | 回転電機 |
JP7295131B2 (ja) | 2018-09-18 | 2023-06-20 | 住友電気工業株式会社 | 回転電機 |
US11901773B2 (en) | 2018-09-18 | 2024-02-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Rotating electric machine |
WO2021251363A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 電動機、圧縮機、送風機、冷凍装置 |
JP2021197905A (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-27 | ダイキン工業株式会社 | 電動機、圧縮機、送風機、冷凍装置 |
JP7048917B2 (ja) | 2020-06-09 | 2022-04-06 | ダイキン工業株式会社 | 電動機、圧縮機、送風機、冷凍装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100877465B1 (ko) | 단상 전동기 및 밀폐형 압축기 | |
CN103795168B (zh) | 永磁体转子及其方法 | |
JP5268711B2 (ja) | 電動機及び圧縮機及び空気調和機及び電気掃除機 | |
US9608484B2 (en) | Motor and rotor of a motor having a plurality of magnet groups | |
WO2014188628A1 (ja) | ロータおよびモータ | |
JP2008022663A (ja) | 回転電機 | |
WO2022019074A1 (ja) | 電動機 | |
JP2007244026A (ja) | 回転電機 | |
JP5755338B2 (ja) | 永久磁石埋込型電動機および圧縮機 | |
JP6615375B2 (ja) | 電動機および空気調和装置 | |
WO2017175330A1 (ja) | 電動機、送風機、圧縮機および空気調和装置 | |
JP6025998B2 (ja) | 磁気誘導子型電動機 | |
JPWO2022019074A5 (ja) | ||
JP2008092715A (ja) | 永久磁石型モータ | |
JP2007282325A (ja) | 永久磁石形モータ | |
JP6121914B2 (ja) | 同期電動機 | |
JP6081315B2 (ja) | 永久磁石型電動機、これを用いた圧縮機、及び冷凍サイクル装置 | |
JP2010051075A (ja) | アキシャルギャップ型回転電機及びそれを用いた圧縮機 | |
JP2007306685A (ja) | 回転電機並びに送風機及び冷媒圧縮機 | |
JP2008136352A (ja) | 永久磁石形電動機の回転子及び永久磁石形電動機の回転子の製造方法及び永久磁石形電動機及び圧縮機及び冷凍サイクル | |
WO2018011850A1 (ja) | ロータ、電動機、送風機、圧縮機および空気調和装置 | |
JP2006109700A (ja) | インテリアル・パーマネントマグネット・モータ | |
JP5124998B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5128800B2 (ja) | ハイブリッド式永久磁石回転電機 | |
JP2006333544A (ja) | 回転子、電動機、圧縮機、送風機、及び空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090324 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110907 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111104 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120717 |