JP2007305676A - 基板の処理方法及び処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】超臨界二酸化炭素を媒体として使用し、流量が大きい場合においても、超臨界二酸化炭素と薬液とを均一に混合して、基板の処理能力を向上させることができる基板の処理方法を提供する。
【解決手段】基板を処理する圧力よりも高い圧力下で超臨界流体に薬液を混合した後、基板を処理する圧力において、薬液が混合された超臨界流体を用いて、基板を処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超臨界流体を媒体として用いる基板の処理方法及び処理装置に関する。
近年、半導体ウェハプロセスの洗浄、エッチング、レジスト剥離において、従来のウェットプロセスや真空ドライプロセスに代わり、超臨界流体を用いて電子基板を処理する方法が、提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
超臨界流体とは、それぞれの物質に固有の臨界温度及び臨界圧力とよばれる値以上の温度と圧力のもとで、各物質が存在する状態相の流体である。
超臨界状態の物質は、他の液体や固体に対する溶解力がその物質の液体状態とほぼ同等であるにもかかわらず、その粘度や密度がその物質の液体状態に比べて著しく小さく、拡散係数が極めて大きいという特異な性質を有している。つまり、気体の状態を持った液体と言える。
基板の処理に使用される超臨界流体としては、二酸化炭素、アンモニア、水、アルコール類、低分子量の脂肪族飽和炭化水素類、ベンゼン、ジエチルエーテル等がある。また、一般に超臨界状態となることが確認されている多くの物質を利用することができる。
上記の物質中、特に二酸化炭素は、超臨界温度が31.3℃と室温に近いため、取り扱いが容易であり、また、被処理体を高温に曝すことなく処理することが可能である。このため、二酸化炭素の超臨界流体が、基板処理に最も使用されている。
しかし、超臨界二酸化炭素は、無極性有機溶剤のような溶解特性を有している。このため、超臨界二酸化炭素の単体は、溶解性能が選択性を有し、基板の処理において除去できる対象が限定されてしまう。
例えば、超臨界二酸化炭素の単体は、低分子の有機物の除去や、油脂やワックス等の除去には効果的である。しかし、無機化した混合化合物、繊維やプラスチック等の有機高分子化合物で形成されている微粒子、及び無機物の膜等の除去には有効ではない。
このため、超臨界二酸化炭素に、エッチング剤、相溶剤、洗浄剤等の第2の化学物質(薬液)を数%程度添加して、溶解能力を向上させることが検討されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
このように、薬液を用いて基板を処理することにより、超臨界二酸化炭素の単体では困難であった、上記物質を除去することが可能となる。
上述の薬液を用いた基板の処理を、図3に示す処理装置を用いて説明する。
まず、図3の処理装置について説明する。
図3の処理装置は、処理装置本体110と、処理装置本体110に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給手段120と、処理装置本体110に薬液を供給する薬液供給手段130と、処理装置本体110に供給する超臨界二酸化炭素と薬液とを溶解させる混合槽140と、処理装置本体110から排出された流体を二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液を回収する気液分離・回収手段160とを備えている。
二酸化炭素供給手段120と混合槽140との間には、二酸化炭素供給手段120から供給された二酸化炭素を冷却して液状にする冷却装置121と、液状の二酸化炭素を超臨界状態にするための昇圧手段122及び昇温手段123とを備えている。また、薬液供給手段130と混合槽140との間には、薬液の温度と圧力を調節するための昇圧手段132及び昇温手段133とを備えている。二酸化炭素供給手段120及び薬液供給手段130には、それぞれ開閉バルブ124,131が設けられている。
基板処理槽110と気液分離・回収手段160との間には、処理装置本体110内の圧力を調節するための圧力調整弁151を備えている。
処理装置本体110は、平板型容器として構成され、被処理体である基板101を収容して処理する処理槽111と、この処理槽111に内蔵された昇温手段115とを有している。また、処理槽111の前後に昇温手段116,117を有している。
次に、上述の処理装置を用いた処理方法について説明する。
先ず、処理を行う基板101を処理槽111内に収納し、蓋を閉めて処理槽111を密閉状態とする。
次に、圧力調整弁151を、処理槽111内が所定の処理圧力(例えば、26MPa)になるように適量閉めておく。
次に、開閉バルブ124を開放し、二酸化炭素供給手段120から二酸化炭素を供給する。供給された二酸化炭素は、冷却手段121で液状とされた後、昇圧手段122により7.3MPa以上に加圧され、さらに昇温手段123で31.1℃以上に加熱されて、超臨界二酸化炭素に転化する。そして、超臨界二酸化炭素が混合槽140に導入される。
また、開閉バルブ131を開放し、薬液供給手段130から薬液を供給する。薬液は、昇圧手段132により7.3MPa以上に加圧されて、混合槽140に導入される。
このように、混合槽140において、導入された超臨界二酸化炭素と薬液とを混合する。薬液を混合した超臨界二酸化炭素は、混合槽140から処理槽111に供給される。
処理槽111内部の圧力が所定の処理圧力以上になると、圧力調整弁151が開かれ、薬液を含む超臨界二酸化炭素が気液分離・回収手段160に排出される。このように、処理槽111に充填された超臨界二酸化炭素を適宜排出することにより、処理槽111内の圧力、温度を一定に保つことができる。
圧力調整弁151から気液分離・回収手段160に排出された流体は、圧力調整弁151で断熱膨張することにより、圧力が大気圧に戻る。流体の圧力が大気圧に戻ると、二酸化炭素は超臨界状態から気体となり、気体の二酸化炭素と液体の薬液とを分離することができる。
二酸化炭素から分離された薬液は、排出液として気液分離・回収手段160内に回収される。また、処理槽111で、超臨界流体により除去、抽出された物質は、薬液に溶解して、又は同伴されて、気液分離・回収手段160に蓄積する。
一方、二酸化炭素は、気液分離・回収手段160から気体として排出される。排出された二酸化炭素は、再凝縮させて、回収することも可能である。
そして、回収された薬液や二酸化炭素は、利用できる状態に再生して再利用することも可能である。
上述のように、図3の処理装置を用いた従来の基板の処理方法は、薬液を超臨界二酸化炭素に溶解する際、基板を処理する圧力と同等の圧力で混合槽140に導入していた。また、薬液と二酸化炭素を混合槽140に導入し、薬液を超臨界二酸化炭素に溶解させてから、基板処理槽110に導入することで、薬液の溶解性の改善を図っていた。
また、上記と同様の装置を用いて、基板処理の処理能力を向上させる方法として、処理槽111内において、基板表面の超臨界二酸化炭素の流量を大きくし、流速を向上させることにより、基板処理の処理能力を向上させる方法が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
これによれば、超臨界二酸化炭素の基板表面での流速を大きくすることにより、基板表面での流体のせん断応力が向上する。このため、流量の大きな臨界二酸化炭素から発生する大きなせん断応力により、基板に付着している微粒子を効率よく除去することが可能となる。
特公平7−7756号公報 特開2005−72568号公報 特開2003−224099号公報 特許3564101号公報 特開2005−72568号公報
しかしながら、図3に示した処理装置を用いた従来の基板処理方法では、全体の流量を数10mL/min以下という低流量とすると、処理槽111に導入される前に、超臨界流体に薬剤を十分に溶解させることができる。ところが、流量が数10〜数1000mL/minと大きくなると、混合槽140で攪拌、混合しても、超臨界流体に薬剤を均一に溶解させることができなかった。
混合槽140において、超臨界二酸化炭素に薬液を均一に溶解できていないと、処理槽111に供給される前に、超臨界二酸化炭素と薬液が分離してしまう。このため、処理槽111内での基板処理を均一に行うことができず、基板表面の処理性が悪化する。
上述した問題の解決のために、本発明においては、超臨界二酸化炭素を媒体として使用し、流量が大きい場合においても、超臨界二酸化炭素と薬液とを均一に混合して、基板の処理能力を向上させることができる基板の処理方法及び処理装置を提供するものである。
本発明の基板の処理方法は、超臨界流体を媒体として用いる基板の処理方法において、基板を処理する圧力よりも高い圧力下で超臨界流体に薬液を混合した後、基板を処理する圧力において、薬液が混合された超臨界流体を用いて、基板を処理することを特徴とする。
本発明の処理装置は、基板を収容し、超臨界流体を媒体として導入して基板を処理する基板処理槽と、基板処理槽の上流に設けられた超臨界流体と薬液の混合部とを備えた基板の処理装置において、基板処理槽と、混合部との間に、分岐弁によって分岐された配管を有し、分岐弁により分岐された配管に圧力調整弁を有することを特徴とする。
上述の本発明の基板の処理方法によれば、超臨界流体と薬液とを、高い圧力下で混合することによって、超臨界流体と薬液との溶解性が向上する。このため、大きな流量下でも均一な混合が可能である。
上述の本発明の基板の処理装置によれば、基板処理槽側から、分岐弁によって分岐された配管側に、混合部からの流体の流れを切り替えることができ、圧力調整弁により混合部の圧力を、基板処理槽から独立して制御することができる。このため、流量を大きくした場合でも、混合部において超臨界流体と薬剤とを基板処理槽内の圧力よりも高い圧力で、均一に混合することができる。
上述の本発明によれば、超臨界流体の流量を大きくした場合でも、薬剤と均一に混合した超臨界流体を、基板処理槽に供給することができるため、基板の均一な処理を効率よく行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態の処理装置を図1に示す。
図1の処理装置は、枚葉式処理装置であって、処理装置本体10と、処理装置本体10に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給手段20と、処理装置本体10にエッチング剤、相溶剤、洗浄剤等の第2の化学物質(薬液)を供給する薬液供給手段30と、処理装置本体10に供給する超臨界二酸化炭素と薬液とを溶解させる混合槽40と、三方弁50と、排出された超臨界二酸化炭素を二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液及び二酸化炭素を回収する気液分離・回収手段60,61とを備えている。
処理装置本体10は、平板型容器として構成され、被処理体である基板100を収容して処理する処理槽11と、この処理槽11に内蔵された昇温手段15とを有している。また、処理槽11の前後に昇温手段16,17を有している。
処理装置本体10の下流側には、処理装置本体10の圧力を調整するための第1の圧力調整弁51と、処理装置本体10から排出された流体を二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液を回収する、気液分離・回収手段60が設けられている。
二酸化炭素供給手段20は、加圧して液化された二酸化炭素を収容した二酸化炭素ボンベで構成される。
二酸化炭素供給手段20には、開閉バルブ24が設けられている。また、二酸化炭素供給手段20には、配管71が接続されている。そして、配管71は、二酸化炭素供給手段20と、COガスを冷却して液化するための冷却手段21と、液状の二酸化炭素を超臨界状態にするための昇圧手段22及び昇温手段23とを互いに接続し、混合槽40に接続されている。
昇圧手段22は、昇圧ポンプ等からなり、また、昇温手段23は、ラインヒータ等からなる。
薬液供給手段30には、開閉バルブ31が設けられている。また、薬液供給手段30には、配管72が接続されている。そして、配管72は、薬液供給手段30と、昇圧手段32及び昇温手段33とを互いに接続し、超臨界二酸化炭素が流れる配管71に接続されている。
配管71と配管72との接合部は、配管71内を流れる超臨界二酸化炭素と、配管72内を流れる薬液とが接触するため、超臨界二酸化炭素と薬液との混合部80が形成される。
混合槽40は、二酸化炭素と添加剤が混ざり合ったか否かを確認するための相溶性確認窓42と、外壁に内蔵された埋め込みヒータ等の昇温手段44とを有している。
混合槽40には、超臨界二酸化炭素と薬液との混合流体が流入する配管71と、流体を流出させる配管73とが接続されている。
混合槽40と処理装置本体10との間には、三方弁50が設けられている。そして、三方弁50は、混合槽40側の配管73と、処理装置本体10側の配管74とを接続し、さらに、配管73及び配管74から配管75を分岐する構成となっている。
三方弁50では、混合槽40側の配管73を流れてきた流体の供給先を、配管74側と配管75側とに切り替えられる構成となっている。
三方弁50によって分岐された配管75には、第2の圧力調整弁52が設けられている。そして、三方弁50及び第2の圧力調整弁52を通じて排出された流体を、二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液を回収する、気液分離・回収手段61が設けられている。
そして、第2の圧力調整弁52は、三方弁50によって配管74側を遮断して、配管73と配管75とを接続することにより、混合槽40及び混合部80の圧力を、処理装置本体10と独立して調整することができる構成となっている。
次に、上述の第1の実施の形態の処理装置を用いた基板の処理方法について説明する。
まず、処理槽11内に、被処理体となる基板100を収納し、蓋を閉めて処理槽11を密閉状態とする。
次に、第1の圧力調整弁51を、処理槽11内が所定の処理圧力(例えば、26MPa)になるように適量閉めておく。また、配管73からの流体が配管74側に供給されるように三方弁50を切り替える。
次に、開閉バルブ24を開放し、二酸化炭素供給手段20から二酸化炭素を供給する。
二酸化炭素供給手段20から供給された二酸化炭素は、冷却手段21で冷却され、液体状態となる。そして、液体状態の二酸化炭素は、昇圧手段22により7.3MPa以上に加圧され、さらに、昇温手段23で50℃に加熱されて超臨界状態に転化する。
この超臨界状態の二酸化炭素は、混合槽40及び三方弁50を通り、処理装置本体10に導入される。
処理槽11内部の圧力は、第1の圧力調整弁51によって、基板100の処理圧力(例えば、26MPa)に調整される。この時、処理槽11の内部圧力が所定の圧力以上になった場合、第1の圧力調整弁51を開き、超臨界二酸化炭素を排出することにより、処理槽11内の圧力を一定に保つことができる。また、第1の圧力調整弁51を開くことによって、処理槽11から排出された超臨界二酸化炭素が、気液分離・回収手段60に排出される。
処理槽11内を、超臨界二酸化炭素によって、あらかじめ所定の処理圧力に調整することにより、次に行う基板の処理を速やかに行うことができる。
次に、配管73からの超臨界二酸化炭素の流れを、三方弁50で配管74側から、配管75側に切り替える。そして、第2の圧力調整弁52を、混合槽40の圧力が、処理槽11内の処理圧力より高い圧力(例えば、30MPa)となるように適量閉めておく。
この後、しばらくすると配管71から供給した超臨界二酸化炭素によって、混合槽40内の圧力が処理槽11内の処理圧力より高くなる。
次に、開閉バルブ31を開放し、薬液供給手段30から薬液を供給する。
薬液は、昇圧手段32及び昇温手段33で所定の圧力及び温度として、配管72を通して配管71に供給される。この時の薬液は、既に昇温及び昇圧された二酸化炭素に対して、例えば1〜5重量%の割合で混合される。
超臨界二酸化炭素と薬液とは、混合部80で互いに接触し、配管71を通じて混合槽40へ供給される。
混合開始からしばらく間、超臨界二酸化炭素と薬液とは、均一に混合しない。このため、混合槽40の内部では、超臨界二酸化炭素の相と薬液の相とが分離しており、二つの相による界面を相溶性確認窓42から確認できる。
超臨界二酸化炭素と薬液は、安定して均一に薬液が溶解するまで、三方弁50及び第2の圧力調整弁52を通り、気液分離・回収手段61へ排出される。
二つの相による界面が相溶性確認窓42から確認できなくなるまで、薬液と二酸化炭素とを完全に溶解させる。そして、三方弁50を、配管75側から配管74側に切り替えて、混合槽40からの流体を処理槽11へ供給できるようにする。
薬液を完全に溶解した超臨界二酸化炭素は、混合槽40から、配管73、三方弁50、及び配管74を通り、昇温手段16を経由して処理槽11に供給される。この時、流体の圧力は、処理層11内の所定の処理圧力まで自動的に減圧される。
処理槽11内では、薬液を含む超臨界二酸化炭素により、基板100表面が超臨界処理される。この時、処理槽11内の流体の温度は、温度制御装置付きの加熱手段15によって制御される。
処理槽11の内部圧力が所定の処理圧力以上になると、第1の圧力調整弁51が開かれ、薬液を含む超臨界二酸化炭素が昇温手段17及び第1の圧力調整弁51を経由して気液分離・回収手段60に排出される。
このように、処理槽11に充填された超臨界二酸化炭素を適宜排出することにより、処理槽11内の圧力及び温度を一定に保つことができる。
第1の圧力調整弁51から気液分離・回収手段60に排出された流体、及び、第2の圧力調整弁52から気液分離・回収手段61に排出された流体は、圧力調整弁51及び52で断熱膨張することにより、圧力が大気圧に戻る。流体の圧力が大気圧に戻ると、二酸化炭素は超臨界状態から気体となり、気体の二酸化炭素と液体の薬液とを分離することができる。
二酸化炭素から分離された薬液は、排出液として気液分離・回収手段60,61内に回収される。また、処理槽11内で、超臨界流体により除去、抽出された物質は、薬液に溶解して、又は同伴されて、気液分離・回収手段60に蓄積される。
一方、二酸化炭素は、気液分離・回収手段60,61から気体として排出される。排出された二酸化炭素は、再凝縮させて、回収することも可能である。
そして、回収された薬液や二酸化炭素は、利用できる状態に再生して再利用することも可能である。
上述した第1の実施の形態の処理装置、及び、処理方法によれば、超臨界流体と薬液とを混合する圧力は、処理装置本体10と独立して任意に設定することができる。
超臨界流体への薬液の溶解性は、混合する際の圧力に依存するため、混合する圧力が高くなる程薬液の溶解性が向上する。
上述の処理装置、及び、処理方法によれば、超臨界流体と薬液とを混合槽40において高圧下で混合することができるため、超臨界流体の流量が大きい場合でも、超臨界流体と薬液とを均一に、効率よく混合することができる。
従って、超臨界流体の流量を大きくすることにより、基板の処理効率を向上させることができる。
また、処理装置本体10に供給する以前に、処理槽11とは異なる経路において、高圧下で超臨界流体と薬液とを混合するため、処理槽11内の圧力を処理圧力以上に上げる必要がない。このため、処理槽11内を高圧にすることによる、処理槽11の損傷を防ぐことができる。また、処理槽11内の圧力を処理圧力以上に上げる必要がないため、通常の処理槽が使用でき、高圧に耐えられる処理槽を特別に使用する必要がないため、設備及びコストの面で有利となる。
また、薬液は、処理層11内の圧力が高くなる程、反応性が高くなる。このため、処理層11内の圧力を処理圧力以上に上げると、薬液の反応性が高くなりすぎて、基板100の不要な部分にもエッチング等の処理がなされてしまう。従って、処理層11内が高圧になると、均一な基板の処理が困難になる。
これに対し、上述の方法によれば、処理槽11内の圧力を処理圧力以上に上げる必要がないため、薬液の反応性が高くなりすぎることがない。このため、薬液の反応による基板の損傷を防ぐことができる。
さらに、上述の処理装置において、三方弁50を備えることにより、混合槽40から供給される流体を、処理槽11側と第2の圧力調整弁52側とに、任意に切り替えることができる。このため、超臨界流体と薬液とが均一に混合していない間は、三方弁50を第2の圧力調整弁52側にすることで処理槽11に不均一な超臨界流体を供給することがない。
従って、不均一な超臨界流体が供給されることによる、基板の不均一な処理を防ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態の処理装置を図2に示す。
図2の処理装置は、枚葉式処理装置であって、処理装置本体10と、処理装置本体10に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給手段20と、処理装置本体10にエッチング剤、相溶剤、洗浄剤等の第2の化学物質(薬液)を供給する薬液供給手段30と、処理装置本体10に供給する超臨界二酸化炭素と薬液とを溶解させる混合槽40と、三方弁50と、排出された超臨界二酸化炭素を二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液及び二酸化炭素を回収する気液分離・回収手段60,61とを備えている。
処理装置本体10は、平板型容器として構成され、被処理体である基板100を収容して処理する処理槽11と、この処理槽11に内蔵された昇温手段15とを有している。また、処理槽11の前後に昇温手段16,17を有している。
処理装置本体10の下流側には、処理装置本体10の圧力を調整するための第1の圧力調整弁51と、処理装置本体10から排出された流体を二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液を回収する、気液分離・回収手段60が設けられている。
二酸化炭素供給手段20は、加圧して液化された二酸化炭素を収容した二酸化炭素ボンベで構成される。
二酸化炭素供給手段20には、開閉バルブ24が設けられている。また、二酸化炭素供給手段20には、配管71が接続されている。そして、配管71は、二酸化炭素供給手段20と、COガスを冷却して液化するための冷却手段21と、液状の二酸化炭素を超臨界状態にするための昇圧手段22及び昇温手段23とを互いに接続し、混合槽40に接続されている。
昇圧手段22は、昇圧ポンプ等からなり、また、昇温手段23は、ラインヒータ等からなる。
薬液供給手段30には、開閉バルブ31が設けられている。また、薬液供給手段30には、配管76が接続されている。そして、配管76は、配管76A、配管76B、及び配管76Cに分岐する構成となっている。
配管76A、配管76B、及び配管76Cは、それぞれ昇圧手段34、35及び36、並びに、昇温手段37、38及び39を有し、超臨界二酸化炭素が流れている配管71と配管76とを接続している。
配管71と配管76A、配管76B、及び配管76Cとの接合部では、配管71内を流れる超臨界二酸化炭素と、配管76A、配管76B、及び配管76Cを流れる薬液とが接触するため、超臨界二酸化炭素と薬液との混合部81A、81B及び81Cが形成される。
混合槽40は、二酸化炭素と添加剤が混ざり合ったか否かを確認するための相溶性確認窓42と、外壁に内蔵された埋め込みヒータ等の昇温手段44とを有している。
混合槽40には、超臨界二酸化炭素と薬液との混合流体が流入する配管71と、流体を流出させる配管73とが接続されている。
混合槽40と処理装置本体10との間には、三方弁50が設けられている。そして、三方弁50は、混合槽40側の配管73と、処理装置本体10側の配管74とを接続し、さらに、配管73及び配管74から配管75を分岐する構成となっている。
三方弁50では、混合槽40側の配管73を流れてきた流体の供給先を、配管74側と配管75側とに切り替えられる構成となっている。
三方弁50によって分岐された配管75には、第2の圧力調整弁52が設けられている。そして、三方弁50及び第2の圧力調整弁52を通じて排出された流体を、二酸化炭素ガスと薬液に気液分離して薬液を回収する、気液分離・回収手段61が設けられている。
そして、第2の圧力調整弁52は、三方弁50によって配管74側を遮断し、配管73と配管75とを接続することにより、混合槽40及び混合部81A、81B及び81Cの圧力を、処理装置本体10と独立して調整することができる構成となっている。
次に、上述の第2の実施の形態の処理装置を用いた基板の処理方法について説明する。
まず、処理槽11内に、被処理体となる基板100を収納し、蓋を閉めて処理槽11を密閉状態とする。
次に、第1の圧力調整弁51を、処理槽11内が所定の処理圧力(例えば、26MPa)になるように適量閉めておく。また、配管73からの流体が配管74側に供給されるように三方弁50を切り替える。
次に、開閉バルブ24を開放し、二酸化炭素供給手段20から二酸化炭素を供給する。二酸化炭素供給手段20から供給した二酸化炭素を、冷却手段21で冷却し、液体状態にする。そして、昇圧手段22で液体状態の二酸化炭素を7.3MPa以上に加圧し、さらに、昇温手段23で50℃に加熱し、超臨界状態とする。
この超臨界状態の二酸化炭素を、混合槽40及び三方弁50を通して、処理装置本体10に導入する。処理槽11内部の圧力は、第1の圧力調整弁51により、基板100の処理圧力(例えば、26MPa)に調整される。この時、処理槽11の内部圧力が所定の圧力以上になった場合、第1の圧力調整弁51を開き、処理槽11内の圧力を一定に保つことができる。また、第1の圧力調整弁51を開くことにより、処理槽11から排出された超臨界二酸化炭素が、気液分離・回収手段60に排出される。
処理槽11内を、超臨界二酸化炭素によって、あらかじめ所定の処理圧力に調整することにより、次に行う基板の処理を速やかに行うことができる。
次に、配管73からの超臨界二酸化炭素の流れを、三方弁50で配管74側から、配管75側に切り替える。そして、第2の圧力調整弁52を、混合槽40の圧力が、処理槽11内の処理圧力より高い圧力(例えば、30MPa)となるように適量閉めておく。
この後、しばらくすると配管71から供給した超臨界二酸化炭素によって、混合槽40内の圧力が処理槽11内の処理圧力より高くなる。
次に、開閉バルブ31を開放し、薬液供給手段30から薬液を供給する。
薬液供給手段30から供給される薬液は、配管76から、配管76A、配管76B及び配管76Cに分割される。そして、それぞれの配管に設けられた昇圧手段34,35,36及び昇温手段37,38,39で所定の圧力及び温度にされて、配管71に供給される。この時の薬液は、既に昇温昇圧された二酸化炭素に対して、例えば、合計1〜5重量%の割合で混合される。
薬液の供給量は、上流から下流にかけて濃度が低くなるように、昇圧手段34,35,36によって設定される。例えば、昇圧手段34から添加量全体の50%を供給し、昇圧手段35から30%を供給し、昇圧手段36から20%を供給する。
超臨界二酸化炭素へ供給する薬液の濃度としては、例えば混合する薬液の合計を5重量%とした場合、配管76Aから2.5重量%を供給し、配管76Bから1.5重量%を供給し、配管76Cから1重量%を供給する。
第2の実施の形態における、配管71への薬液の供給方法を説明する。
まず、配管76から供給された薬液は、昇圧手段34によって配管76Aから配管71に、供給量全体の50%が供給される。このとき、昇圧手段35,36は停止しておき、配管76B及び配管76Cからの供給は行わない。
配管76Aからの薬液は、配管71内の超臨界二酸化炭素と混合部81Aで互いに接触し、配管71を通じて混合槽40へ供給される。
次に、配管76Aから供給された薬液が、安定して均一に混合した後、昇圧手段35によって、配管76Bから配管71に、供給量全体の30%の薬液が供給される。このとき、配管71Aからの供給は継続して行う。また、昇圧手段36は停止しておき、配管76Cからの供給は行わない。
配管76Bからの薬液は、混合部81Bで超臨界二酸化炭素と互いに接触し、配管71を通じて混合槽40へ供給される。
次に、配管76Bから供給された薬液が、安定して均一に混合した後、昇圧手段36によって、配管76Cから配管71に、供給量全体の20%の薬液が供給される。このとき、配管71A及び配管71Bからの供給は継続して行う。
配管76Cからの薬液は、混合部81Cで超臨界二酸化炭素と互いに接触し、配管71を通じて混合槽40へ供給される。
このように、薬液供給手段30及び配管76から供給された薬液が、配管76A、配管76B及び配管76Cによって、段階的に濃度を変えながら配管71中の超臨界二酸化炭素に混合することができる。
これにより、一度に所定の濃度の薬液を超臨界二酸化炭素に溶解させることが困難な場合に、薬液を段階的に混合することによって、良好な溶解性を得ることができる。
配管76A、配管76B及び配管76Cから供給された薬液は、しばらくの間、超臨界二酸化炭素と均一に混合しない。このため、混合槽40の内部では、超臨界二酸化炭素の相と薬液の相とが分離しており、二つの相による界面を相溶性確認窓42から確認できる。
薬液を配管76Cから供給した後、超臨界二酸化炭素と薬液は、安定して均一に薬液が溶解するまで、三方弁50及び第2の圧力調整弁52を通り、気液分離・回収手段61へ排出される。
二つの相による界面が相溶性確認窓42から確認できなくなるまで、薬液と二酸化炭素とを完全に溶解させる。そして、三方弁50を、配管75側から配管74側に切り替えて、混合槽40からの流体を処理槽11へ供給できるようにする。
薬液を完全に溶解した超臨界二酸化炭素は、混合槽40から、配管73、三方弁50、及び配管74を通り、昇温手段16を経由して処理槽11に供給される。この時、流体の圧力は、処理層11内の所定の処理圧力まで自動的に減圧される。
処理槽11内では、薬液を含む超臨界二酸化炭素により、基板100表面が超臨界処理される。この時、処理槽11内の流体の温度は、温度制御装置付きの加熱手段15によって制御される。
処理槽11の内部圧力が所定の処理圧力以上になると、第1の圧力調整弁51が開かれ、薬液を含む超臨界二酸化炭素が昇温手段17及び第1の圧力調整弁51を経由して気液分離・回収手段60に排出される。
このように、処理槽11に充填された超臨界二酸化炭素を適宜排出することにより、処理槽11内の圧力及び温度を一定に保つことができる。
第1の圧力調整弁51から気液分離・回収手段60に排出された流体、及び、第2の圧力調整弁52から気液分離・回収手段61に排出された流体は、圧力調整弁51及び52で断熱膨張することにより、圧力が大気圧に戻る。流体の圧力が大気圧に戻ると、二酸化炭素は超臨界状態から気体となり、気体の二酸化炭素と液体の薬液とを分離することができる。
二酸化炭素から分離された薬液は、排出液として気液分離・回収手段60,61内に回収される。また、処理槽11内で、超臨界流体により除去、抽出された物質は、薬液に溶解して、又は同伴されて、気液分離・回収手段60に蓄積される。
一方、二酸化炭素は、気液分離・回収手段60,61から気体として排出される。排出された二酸化炭素は、再凝縮させて、回収することも可能である。
そして、回収された薬液や二酸化炭素は、利用できる状態に再生して再利用することも可能である。
上述した第2の実施の形態の処理装置、及び、処理方法によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第2の実施の形態の処理装置、及び、処理方法では、薬液を超臨界流体に混合する際に、供給する薬液を複数に分割し、段階的に超臨界二酸化炭素と混合することにより、より均一な混合が可能となる。
このため、より大きな流量の超臨界二酸化炭素を用いて基板の処理効率を向上させる際、超臨界二酸化炭素と薬液とを均一に混合するのに有利である。
なお、上述の第2の実施の形態では、配管76を、配管76A、配管76B、及び配管76Cの3つに分岐させたが、この分岐の数はこれに限らず、2つ以上の分岐があれば、上述の効果を得ることができる。
また、第1及び第2の実施の形態では、超臨界二酸化炭素と薬液とを混合する混合槽40を用いたが、混合槽40を用いずに、インライン注入によって行うこともできる。インライン注入によって、超臨界二酸化炭素への薬液の混合を行うと、混合槽40が不要となるため、処理装置の構成を簡略化することが可能である。
本発明は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
本発明の第1の実施の形態の処理装置を表す構成図である。 本発明の第2の実施の形態の処理装置を表す構成図である。 従来の超臨界流体を用いた基板の処理装置を表す構成図である。
符号の説明
10,110 処理装置本体、11,111 処理槽、15,16,17,23,33,37,38,39,44,115,116,117,123,133 昇温手段、20,120 二酸化炭素供給手段、21,121 冷却手段、22,32,34,35,36,122,132 昇圧手段、24,31,124,131 開閉弁、30,130 薬液供給手段、40,140 混合槽、42 相溶性確認窓、50 三方弁、51,52,151 圧力調整弁、60,61,160 気液分離・回収手段、71,72,73,74,75 配管、80,81A,81B,81C 混合部、100,101 基板

Claims (6)

  1. 超臨界流体を媒体として用いる基板の処理方法において、
    前記基板を処理する圧力よりも高い圧力下で前記超臨界流体に薬液を混合した後、
    前記基板を処理する圧力において、前記薬液が混合された超臨界流体を用いて、前記基板を処理する
    ことを特徴とする基板の処理方法。
  2. 前記超臨界流体に前記薬液を混合する際、前記超臨界流体に対して、薬液を多段階で供給することを特徴とする請求項1に記載の基板の処理方法。
  3. 前記薬液を多段階で供給する際に、前記超臨界流体の上流側で供給される前記薬液の量を、下流側で供給される前記薬液の量よりも多くすることを特徴とする請求項2に記載の基板の処理方法。
  4. 前記超臨界流体として、超臨界二酸化炭素を使用することを特徴とする請求項1に記載の処理方法。
  5. 基板を収容し、超臨界流体を媒体として導入して基板を処理する基板処理槽と、基板処理槽の上流に設けられた超臨界流体と薬液の混合部とを備えた基板の処理装置において、
    前記基板処理槽と、前記混合部との間に、分岐弁によって分岐された配管が設けられ、
    前記分岐弁により分岐された配管に圧力調整弁を有する
    ことを特徴とする処理装置。
  6. 前記超臨界流体と前記薬液の混合部を、複数有することを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
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