JP2007304858A - 医療情報提供システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 - Google Patents

医療情報提供システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】渡航者が安心して渡航できるよう、渡航前に、渡航に係る医療情報の提供を行なうシステム等を提供することを目的とする。
【解決手段】サーバー1の記憶装置には、渡航先とその渡航先に係る医療情報とが関連付けられている渡航情報が記憶されており、サーバー1は、PC2から渡航先を受信し、その渡航先に基づいて渡航情報を検索し、該当する医療情報をPC2に送信する。またサーバー1の記憶装置には、渡航者の英文の診断書情報が記憶されており、サーバー1は、緊急時に海外の医師からその診断書の送信要求があった場合、その医師が登録されている者であれば、その渡航者の英文診断書データを送信する。そしてサーバー1は、渡航者及び渡航者の家族等へ、診断書が引き出された旨のメッセージを送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、健康上の不安を払拭して安心して渡航できるよう、渡航者に対して事前に、渡航に係る医療情報の提供を行なうシステム等に関するものである。
例えば海外旅行を計画した場合、通常は、その旅行先の観光名所や食べ物、ホテル等の情報は事前に調べるのが一般的であり、そのような情報の提供サービスは種々存在している(例えば特許文献1)。
特開2003−99505(第5頁)
しかしながら、例えば持病者が旅行先で健康上の不安がないよう安心して旅行できるようフォローするサービスは存在しなかった。また感染症の不安のある地域や行き先の衛生環境が悪い地域などに渡航する場合に、そのような不安を払拭するような情報提供サービスも存在しなかった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、健康上の不安を払拭して安心して渡航できるよう、渡航者に対して事前に、渡航に係る医療情報の提供を行なうシステム等を提供するものである。
本発明は、例えば以下のような手段を備えるシステム、以下のような処理を行う方法(以下のようなステップから構成される方法)、各種手段(コンピュータ等)を以下のように機能させるコンピュータプログラムである。
(1)渡航者が使用する情報閲覧装置に対して渡航に係る医療情報を提供するシステムであって、渡航先とその渡航先に係る医療情報とが関連付けられている渡航情報を記憶する手段と、前記渡航者が使用する情報閲覧装置から渡航先を受信する手段と、前記渡航先に基づいて前記渡航情報を検索し該当する医療情報を抽出する手段と、前記医療情報を前記情報閲覧装置に送信する手段とを備える。
(2)前記医療情報には、環境若しくは感染症に関する環境・感染症情報、ワクチンに関するワクチン情報又は病院に関する病院情報のうちの少なくとも一つが含まれている。
(3)日本語薬剤名とその英語表記とが関連付けられている薬剤情報を記憶する手段と、前記情報閲覧装置から日本語薬剤名を受信する手段と、前記日本語薬剤名に基づいて前記薬剤情報を検索し該当するその英語表記を抽出する手段と、前記英語表記を前記情報閲覧装置に送信する手段とを備える。
(4)前記渡航者の居住地域と英文診断書を発行する病院とが関連付けられている英文診断書発行病院情報を記憶する手段と、前記情報閲覧装置から前記渡航者の居住地域を受信する手段と、前記居住地域に基づいて前記英文診断書発行病院情報を検索し該当する英文診断書発行病院を抽出する手段と、前記英文診断書発行病院を前記情報閲覧装置に送信する手段とを備える。
(5)渡航に係る医療情報を提供するシステムであって、渡航者特定情報を含む渡航者の診断書情報を記憶する手段と、診断書の送信を要求する者を特定する診断書要求者特定情報と診断書要求者に対して診断書を送信するための第三者送信先とを含む登録者情報を記憶する手段と、前記診断書要求者が使用する要求装置から診断書要求者特定情報を受信する手段と、前記要求装置から渡航者特定情報を含む診断書要求情報を受信する手段と、前記診断書要求者特定情報によって特定された特定者が前記登録者情報に記憶されている登録者であるか否かを判断する許否判断手段と、前記特定者が前記登録者である場合には前記渡航者特定情報に基づいて前記診断書情報を検索し該当する診断書を抽出する手段と、前記診断書を前記第三者送信先に送信する診断書送信手段とを備える。
(6)前記診断書を前記渡航者に送信するための渡航者送信先を記憶する手段と、前記診断書情報を英語に翻訳する手段と、英語に翻訳した英文診断書を前記渡航者送信先に送信する手段とを備える。
(7)前記診断書要求者特定情報とその要求者に対して送信する診断書の内容とが関連付けられている診断書送信許容情報記憶手段と、前記診断書要求者特定情報に基づいて前記診断書送信許容情報を検索し該当する診断書の情報を抽出する手段とを備え、前記診断書送信手段は、その抽出した診断書の情報のみを送信する手段である。
(8)前記渡航者を診察した医師の使用する情報入力装置から診察内容に関する情報を受信して前記渡航者の診断書と関連付けて記憶する手段を備える。
(9)前記診断書情報には緊急連絡先としての緊急送信先が含まれ、前記診断書要求者から送信要求のあった診断書を前記第三者送信先に送信する場合には、前記渡航者送信先及び/又は前記緊急送信先に前記送信要求があった旨を通知する手段を備える。
本発明には次のような効果がある。
(1)日本で英文診断書を入手して、これを渡航先に持参することができるので、持病者でも安心して海外渡航できる。また万一持参し忘れた場合にも、海外の指定病院で英文診断書を引き出せるので、緊急時にも対応可能となる。
(2)指定病院等で英文診断書が引き出された場合、そのことを患者の家族に通知するので、家族は緊急事態が生じたことをいち早く確知できる。
(3)英文診断書は、それが引き出された場合、本人にも通知が行くようにしているので、本人に無断で勝手に引き出されることを防ぐことができる。また添乗員が診断書を引き出す場合は、診断書の一部の情報のみしか引き出せないよう制限しているので、個人情報の流出という事態を防ぐことができる。
(4)渡航先の専門病院に関する情報を提供するので、持病者でも安心して渡航できる。そしてその渡航先の病院で、現地医師が行なった治療内容を入力させてサーバーに記憶しておくので、以後の治療に役立てることができる。
(5)その渡航先の環境や感染症に関する情報を提供するので、渡航者は事前にこれらの情報を入手することができ、然るべき対応を取ることができる。また、その渡航先の環境に最適なワクチン情報を提供するので、事前に効率よく最適なワクチンを接種することができ、安心して渡航できる。
(6)日本で常用している薬の英語表記に関する情報を提供するので、渡航先でそのような常用薬が必要になった時でも速やかに入手することができる。
本発明は、健康上の不安を払拭して安心して渡航できるよう、渡航者に対して事前に、渡航に係る医療情報の提供を行なうシステム等に関するものである。
本発明の実施形態を、以下図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウェアとそのハードウェアの結びつきを表した概略図である。これらハードウェアは、渡航情報を提供するX社が利用するサーバー1と、渡航者が使用するパーソナルコンピュータ(PC)2と、日本の病院で使用するPC3と、海外の指定病院で使用するPC4と、添乗員が使用するPC5とからなる。そしてこれらの各装置は、インターネット6(あるいはその他の通信手段)を通じてデータの送受信が可能になるよう接続されている。
また上記各装置(サーバー1、PC2、PC3、PC4、PC5)には、データを記憶するための記憶装置とデータを送受信するためのデータ送信部及びデータ受信部とを各々内蔵し、それらを用いてデータの送受信を行う。そしてデータを受信した各装置はそれを必ず各記憶装置に記憶する。各々の記憶装置には本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されている。そしてサーバー1の記憶装置が、後述する渡航情報記憶手段、薬剤情報記憶手段、英文診断書発行病院情報記憶手段、診断書情報記憶手段、登録者情報記憶手段、渡航者送信先記憶手段、診断書許容情報記憶手段、診断内容記憶手段としての役割を果たす。
さらに各装置には情報の処理を行う処理装置が備えられており、この処理装置は前記コンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行い本発明を実施する。またPC2にはデータを表示するための表示モニタ11、データ入力用のキーボード12、入力用のマウス13が備えられている。
次に本発明を実現するための処理について説明する。なお、[ ]で記載された用語は特許請求の範囲に記載した用語であり、特許請求の範囲との照合を明確にするためのものである。
東京都在住の佐藤さんは、アフリカ大陸のケニアを長期旅行しようと計画したが、心臓に疾患を抱えており、海外旅行には不安があった。そこで海外旅行へ出発する前に、健康上の不安を払拭して安心して旅行できるよう、渡航に係る医療情報の提供を行なっているX社のシステムを利用することにした。X社のウェブサイトでは、例えば、渡航先の環境や感染症に関する情報やそれに対して有効なワクチンに関する情報等を提供している。また特定の持病のある渡航者は、渡航先に英文の診断書を持参して行くと有用であることから、日本で英文診断書を作成してくれる病院の紹介もしている。また渡航先における専門医に関する情報や薬剤の英語表記(一般名)に関する情報も提供しており、持病者でも安心して海外渡航できるようにその便宜を図っている。
佐藤さんはPC2[情報閲覧装置]を使用して、X社のホームページにアクセスし、自分の会員ID「U015」とパスワード「1549」を入力し、PC2はこれらのデータをサーバー1に送信した。なお佐藤さんは既にこのX社のWebサイトの会員になっており、住所や氏名などは登録済みであり、会員IDも既に取得済みであるとする。
これらのデータを受信したサーバー1は、その会員ID「U015」に基づいて、記憶装置に予め記憶されている会員ファイル(図2)を検索し、佐藤さんの情報(会員レコード)「会員ID:U015/パスワード:1549/名前:佐藤一郎/住所:東京都港区赤坂○−○−○/年齢:65/性別:男/電話番号:03−3582−△△△△/電子メール:sato@xxx.co.jp/緊急連絡先/otas@xxx.ne.jp」を抽出する。そしてサーバー1は、検索したレコードのパスワードとPC2により入力されたパスワードとが一致することを確認したうえでログインを許諾し、サーバー1内の記憶装置に予め記憶されているトップページの情報を送信し、これを受信したPC2は図3のように表示する。
これを見た佐藤さんはまず、「環境・感染症情報」を選択(マウス13を使用してクリック)し、「環境・感染症情報」要求データをサーバー1に送信した。これを受信したサーバー1は、「環境・感染症情報」を検索キーに、渡航に関する複数の情報からなる渡航情報ファイル(図4)を検索し、「環境・感染症情報」のデータを取得する。なお、渡航情報ファイル(図4)とは、上記「環境・感染症情報」の他、トップページ(図3)に表示されている「ワクチン情報」「英文診断書発行病院情報」「渡航先病院情報」「薬剤英語表記情報」「旅行用健康グッズ情報」等の複数の医療情報からなるファイルであって、サーバー1内の記憶装置に予め記憶されているものである[渡航情報記憶手段]。
次にサーバー1は、渡航先の国名の入力を促すメッセージを送信し(図示せず)、これをPC2で受信した佐藤さんは、自分の渡航先である「ケニア」をPC2で入力し、サーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「ケニア」を検索キーに「環境・感染症情報」を検索し、「ケニア」に関する環境・感染症データ「ケニア:髄膜炎患者が多数報告されています。特に乾季に渡航される場合は注意を要します。髄膜炎のワクチン接種が不可欠です。」(図5)を抽出し、PC2に送信する[渡航先受信手段、医療情報抽出手段、医療情報送信手段]。これを受信したPC2は、そのモニタ11に上記データを表示し、これを見た佐藤さんは、旅行前に事前にワクチンを接種しておくことの必要性を知ることとなる。
そこでワクチンに関する情報を入手したいと考えた佐藤さんは、モニタ11に表示された「ワクチン情報」(図3)を選択し「ワクチン情報」要求データをサーバー1に送信した。これを受信したサーバー1は、「ワクチン情報」を検索キーに、渡航情報ファイル(図4)を検索し、「ワクチン情報」のデータを取得する。次にサーバー1は、渡航先の国名の入力を促すメッセージを送信し(図示せず)、これをPC2で受信した佐藤さんは、自分の渡航先である「ケニア」をPC2で入力し、サーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「ケニア」を検索キーにワクチン情報を検索し、その「ケニア」のワクチンデータ(図6)を抽出し、PC2に送信する[渡航先受信手段、医療情報抽出手段、医療情報送信手段]。これを受信したPC2は、そのモニタ11に上記データを表示し、これを見た佐藤さんは、ケニアを旅行する際に接種すべきワクチンやその接種方法に関する留意事項等を知ることができる。
次に佐藤さんは、自分には心臓病の持病があることから、ケニア旅行中に現地の病院で診察を受ける可能性もあると考え、その時の為に日本から英文診断書を持参して行こうと考えた。よってトップページの「英文診断書発行病院情報」(図3)を選択し、「英文診断書発行病院情報」要求データをサーバー1に送信した。これを受信したサーバー1は、「英文診断書発行病院情報」を検索キーに、渡航情報ファイル(図4)を検索し、「英文診断書発行病院情報」のデータを取得する。次にサーバー1は、都道府県名の入力を促すメッセージを送信し、これをPC2で受信した佐藤さんは、自分の居住地域である「東京」をPC2で入力し、サーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「東京」を検索キーに英文診断書発行病院情報を検索し、その「東京」の英文診断書発行病院データ(図7)を抽出し、PC2に送信する[渡航者居住地域受信手段、英文診断書発行病院抽出手段、英文診断書発行病院送信手段]。これを受信したPC2は、そのモニタ11に上記データを表示し、これを見た佐藤さんは、自分の居住地である東京で英文診断書を発行してくれる病院を知ることができる。
なおここでは、サーバー1の記憶装置が、英文診断書発行病院情報記憶手段としての役割を果たす。
さらに渡航先の病院に関しての情報を得たいと考えた佐藤さんは、トップページに表示された「渡航先病院情報」(図3)を選択し、「渡航先病院情報」要求データをサーバー1に送信した。これを受信したサーバー1は、「渡航先病院情報」を検索キーに、渡航情報ファイル(図4)を検索し、「渡航先病院情報」のデータを取得する。次にサーバー1は、渡航先の国名及び診療科名の入力を促すメッセージを送信し(図示せず)、これをPC2で受信した佐藤さんは、自分の渡航先である「ケニア」と診療科名の「心臓病」をPC2で入力し、サーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「ケニア」及び「心臓病」を検索キーに渡航先病院情報を検索し、その「ケニア」における「心臓病」の専門医に関する渡航先病院データ(図8)を抽出し、PC2に送信する[渡航先受信手段、医療情報抽出手段、医療情報送信手段]。これを受信したPC2は、そのモニタ11に上記データを表示し、これを見た佐藤さんは、ケニアでの心臓病の専門医に関する情報を事前に入手でき、安心して旅行に出かけられるのである。
なお、特許請求の範囲における「病院に関する病院情報」とは、図8に示すように、病院の名称・住所・電話番号等をいう。
また佐藤さんは、持病の心臓病につき常用している薬があるので、旅行先で必要となった時のことを考えて、海外でもスムーズに入手できるよう、その薬剤の英語表記(一般名)につき調べることとした。まずトップページの「薬剤英語表記情報」(図3)を選択し、「薬剤英語表記情報」要求データをサーバー1に送信した。これを受信したサーバー1は、「薬剤英語表記情報」を検索キーに、渡航情報ファイル(図4)を検索し、「薬剤英語表記情報」([薬剤情報])のデータを取得する。次にサーバー1は、薬名の入力を促すメッセージを送信し、これをPC2で受信した佐藤さんは、自分の常用薬である「ハイマスター」(日本語薬剤名)をPC2で入力し、サーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「ハイマスター」を検索キーに薬剤英語表記情報[薬剤情報]を検索し、その「ハイマスター」の英語表記(一般名)「JK−TOX」を抽出し(図9)、PC2に送信する[日本語薬剤名受信手段、薬剤英語表記抽出手段、薬剤英語表記送信手段]。これを受信したPC2はそのモニタ11に上記データを表示し、これを見た佐藤さんは、自分の常用している心臓薬「ハイマスター」の、海外で通用する一般名は「JK−TOX」と表記されるものであることを知るのである。
なおここでは、サーバー1の記憶装置が「薬剤情報記憶手段」としての役割を果たす。
また佐藤さんは、旅行に持参して行くのに便利な旅行用健康グッズを見てみたいと考え、トップページの「旅行用健康グッズ情報」(図3)を選択し、「旅行用健康グッズ情報」要求データをサーバー1に送信した。これを受信したサーバー1は、「旅行用健康グッズ情報」を検索キーに渡航情報ファイル(図4)を検索し、「旅行用健康グッズ情報」のデータをPC2に送信する。これを受信したPC2は、そのモニタ11に、旅行用健康グッズに関する様々な情報を表示し、これを見た佐藤さんは、旅行に持って行くのに便利な旅行用健康グッズに関する様々な情報を入手できるのである。なおこのX社のサイト内で公知のシステムを利用して、これら健康グッズの注文を受け付け、その発送までを行なうなど、(情報の提供のみでなく)商品の販売を行なっても良い。
佐藤さんは前述の通り、このX社のウェブサイトで、英文診断書を発行してくれる病院の存在を知り、実際にその病院を訪れることにした。その病院で診察を受けた後、英文診断書が佐藤さんの手元に届くまでの処理について説明する。
佐藤さんを診察した医者Aは、PC3を使用してX社のウェブサイトにアクセスし、ダウンロードした所定の診断フォームに必要事項(患者の氏名・性別・年齢等及び診断の内容)を入力する。PC3は診断書データ「会員ID:U015/名前:佐藤一郎/住所:東京都港区赤坂○−○−○/年齢:65/性別:男/パスポート番号:MP○○○/電話番号:03−3582−△△△△/電子メール:sato@xxx.co.jp/緊急連絡先:otas@xxx.ne.jp/疾病名:冠状動脈血栓症/投薬内容:○○○/既往症:狭心症/アレルギー:無し/その他:血圧高い/日本診断医:田中二郎」を作成し、サーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、図10左に示す診断書データaとして記憶する。なおこの診断書データaは、後述するように、診断書データb、診断書データcのように更新されていく。サーバー1内の記憶装置には、複数の会員の診断書データから構成されている診断書ファイル[診断書情報]が記憶されており、サーバー1の記憶装置が、診断書情報記憶手段としての役割を果たしている。
次にサーバー1は、英文の診断書を作成するため、診断書の内容の翻訳処理を行うが、この翻訳処理は公知の技術を用い、どのような翻訳処理であっても構わない。例えば、サーバー1内の記憶装置に日本語の病名と英語の病名とが対応付けて記憶されている病名対応データ(図11)を用いて、「疾病名」項目に入力されている日本語の病名(「冠状動脈血栓症」)を検索キーに上記病名対応データを検索し、対応する英語の病名(「Coronary thrombosis」)を抽出して記憶するなどの処理が挙げられる[診断書翻訳手段]。このようにしてサーバー1は、英文診断書データ「Health Status:Coronary thrombosis/Prescription:○○○/Previous illness:Angina pectoris/Allergy:No/Others:High blood pressure/Doctor:Jiro Yamada」[英文診断書情報]を作成し、佐藤さんの診断書データを更新する(図10中央「診断書データb」)。
次にサーバー1は、上記英文診断書データを患者(佐藤さん)の電子メールアドレス「sato@xxx.co.jp」[渡航者送信先]に送信する[英文診断書情報送信手段]。なお、上記英文診断書データをPC2に送信する際には、サーバー1内に予め記憶されている英文診断書用フォームに従って作成され送信される。これをPC2で受信し出力することにより、佐藤さんは渡航前に英文の診断書を入手することができるのである。
ここでは、サーバー1の記憶装置が、渡航者送信先記憶手段としての役割を果たす。
なお、上記ケースでは、診断書を英語に翻訳する場合について説明したが、英語に限定するものではなく、他の言語に翻訳しても構わない。
次に、渡航先に英文診断書を持参し忘れたなどの場合に、海外において本人以外の者が英文診断書を引き出す場合について説明する。
例えば旅行中に病気となり、病院で診察を受けることになった際、その病院で英文診断書を引き出すケースについて説明する。この場合、前提として、その病院はX社のサーバーに予め登録(記憶)されている病院である必要がある。
まず医者Bは、病院内のPC4[要求装置]を使用してX社にアクセスし、指定病院ID「D073」[診断書要求者特定情報]及びパスワード「1192」を入力してサーバー1に送信する。これらのデータを受信したサーバー1は、その指定病院ID「D073」に基づいて、予め記憶装置に記憶されている指定病院ファイル([登録者情報]:図12)を検索し、その病院の情報(レコード)を抽出する[診断書要求者特定情報受信手段]。そしてサーバー1は、検索したレコードのパスワードと入力されたパスワードとが一致することを確認しログインを許諾する[許否判断手段]。次に医者Bは、PC4を使用して、患者(佐藤さん)のユーザーID「U015」[渡航者特定情報]を入力して、画面上に表示された「診断書ダウンロード」(図示せず)を選択(マウスでクリック)する。これによりPC4[要求装置]は「U015:診断書ダウンロード要求情報」を作成しサーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「U015」に基づいて、診断書ファイル(図示せず)を検索して佐藤さんのレコード(図10中央「診断書データb」)を抽出する[診断書要求情報受信手段、診断書情報抽出手段]。
なおここでは、サーバー1の記憶装置が、登録者情報記憶手段としての役割を果たす。
次にサーバー1は、ダウンロード要求者(すなわちここでは指定病院ID「D073」によって特定された者)に対してどの情報を送信すべきか否かの判断を行なう。すなわちサーバー1は、指定病院ID「D073」[診断書要求者特定情報]を検索キーに、サーバー1内の記憶装置に予め記憶されたダウンロード管理データ(図13:[診断書送信許容情報])を検索し、ダウンロードを許容する情報は「Health Status」「Prescription」「Previous illness」「Allergy」「Others」及び「Doctor」に関する情報であることを確認する[診断書送信許容情報抽出手段]。そしてサーバー1は、佐藤さん(「U015」)のレコードに含まれる英文診断書データ「Health Status:Coronary thrombosis/Prescription:○○○/Previous illness:Angina pectoris/Allergy:No/Others:High blood pressure/Doctor:Jiro Yamada」を取得して、これを予め記憶されている英文診断書用フォームに従って作成し、医者Bの使用するPC4の電子メールアドレス「doctork@xxx.co.ke」[第三者送信先]に送信する[診断書情報送信手段]。医者Bは、これをPC4で受信し出力することにより、英文診断書を入手することができるのである。
ここでは、サーバー1の記憶装置が、診断書送信許容情報記憶手段としての役割を果たす。
なお、サーバー1は、上記のような「U015:診断書ダウンロード要求情報」を受信し、それに従って該当する英文診断書データを送信した場合には、「U015」に該当する佐藤さんの情報(レコード)に含まれる「電子メール:sato@xxx.co.jp」(本人の連絡先:[渡航者送信先])及び「緊急連絡先:otas@xxx.ne.jp」(家族等の連絡先:[緊急送信先])を参照し、それらの電子メールアドレスに対して、予め記憶されていたメッセージ「緊急事態が発生したため診断書が引き出されました。」を送信し、家族等に連絡が行くようにする[送信要求通知手段]。ここで、本人にも通知が行くようにしたのは、緊急事態が発生したわけではないのに、本人に無断で診断書が勝手に引き出されることを防止するためである。なお、緊急事態が発生した旨の家族等への連絡は、サーバー1が「診断書ダウンロード要求情報」を受信した後であって、その該当する診断書を実際に第三者に送信する前であってもよい。
次に医者Bが佐藤さんを診察し、例えば薬剤の投与等、適当な処置を施したとする。この場合、その処置内容を後の治療時のために記録として残しておくことが望ましい。そこで医者Bは、PC4[情報入力装置]を使用して佐藤さんのユーザーID「U015」を入力して佐藤さんの診断書データ(図10中央「診断書データb」)を取得し、これに「Diagnosis:○○××△」(「診察内容:○○××△」)を入力してサーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、佐藤さんの診断書データを図10右「診断書データc」のように更新して記憶する[診察内容記憶手段]。このようにすれば、他の病院で再び診察(治療)する際、以前の治療内容が記録として残っているため非常に有益となるのである。
上記では、渡航先の病院内で医者により診断書が引き出されるケースについて説明したが、以下は、例えば旅行中に旅行者が急病となり、急遽、添乗員が英文診断書を引き出す必要が生じたケースについて説明する。この場合には添乗員が診断書の全ての情報を引き出せることとすると、個人情報の保護という観点から問題であることから、一部の情報のみしか引き出せないように手当てしておくことが必要である。以下、その処理について説明する。
英文診断書を引き出す必要が生じた添乗員Cは、PC5[要求装置]を使用して自分の添乗員ID「T883」[診断書要求者特定情報]及びパスワード「0903」を入力してサーバー1に送信する。なおこのケースでも、添乗員に関する情報は予めX社のサーバーに登録(記憶)されているものとする。これら添乗員ID及びパスワードのデータを受信したサーバー1は、その添乗員ID「T883」に基づいて、予め記憶されている添乗員ファイル([登録者情報]:図14)を検索し、その添乗員の情報(レコード)を抽出する[診断書要求者特定情報受信手段]。そしてサーバー1は、検索したレコードのパスワードと入力されたパスワードとが一致することを確認しログインを許諾する[許否判断手段]。
次に添乗員Cは、PC5を使用して、患者(佐藤さん)のユーザーID「U015」[渡航者特定情報]を入力して、画面上に表示された「診断書ダウンロード」(図示せず)を選択(マウスでクリック)する。これによりPC5[要求装置]は「U015:診断書ダウンロード要求情報」を作成しサーバー1に送信する。これを受信したサーバー1は、「U015」に基づいて、診断書ファイルを検索して佐藤さんのレコード(図10中央「診断書データc」)を抽出する[診断書要求情報受信手段、診断書情報抽出手段]。
なおここでは、サーバー1の記憶装置が、登録者情報記憶手段としての役割を果たす。
次にサーバー1は、ダウンロードを要求してきた添乗員ID「T883」によって特定された者に対してどの情報を送信すべきか否かの判断を行なう。すなわちサーバー1は、添乗員ID「T883」[診断書要求者特定情報]を検索キーにダウンロード管理データ(図13:[診断書送信許容情報])を検索し、ダウンロードを許容する情報は「Health Status」及び「Allergy」に関する情報のみであることを確認する[診断書送信許容情報抽出手段]。そしてサーバー1は、佐藤さん(「U015」)のレコードに含まれる英文診断書データ「Health Status:Coronary thrombosis/Allergy:No」を取得して、これを予め記憶されている英文診断書用フォームに従って作成し、添乗員Cの使用するPC5の電子メールアドレス「tourcon@xxx.co.jp」[第三者送信先]に送信する[診断書情報送信手段]。添乗員Cは、これをPC5で受信し出力することにより、必要最低限の内容が記載された英文診断書を入手することができるのである。
なおここでは、サーバー1の記憶装置が、診断書送信許容情報記憶手段としての役割を果たす。
そしてサーバー1は、上記のような「U015:診断書ダウンロード要求情報」を受信し、それに従って該当する英文診断書データを送信した場合には、前述同様に、「U015」に該当する佐藤さんの情報(レコード)に含まれる「電子メール:sato@xxx.co.jp」(本人の連絡先:[渡航者送信先])及び「緊急連絡先:otas@xxx.ne.jp」(家族等の連絡先:[緊急送信先])を参照し、それらの電子メールアドレスに対して、予め記憶されていたメッセージ「緊急事態が発生したため診断書が引き出されました。」を送信し、家族等に連絡が行くようにする[送信要求通知手段]。本人にも通知が行くようにしたのは、前述した通り、本人に無断で診断書が引き出されることを防止するためである。
なお、添乗員Cが診断書データを引き出すような上記ケースの場合には、引き出す診断書は日本語のものであっても良い。つまり、ダウンロード管理データ(図13)において、「T883」と関連付けられている情報を、「疾病内容」「アレルギー」などと日本語の情報に設定しておき、送信される情報が日本語の診断書データとなるようにしても良い。
上記実施例においては特定のケースについて説明したが、本発明はこれら特定のケースに限るものではない。
(1)データの内容は実施例で説明したデータに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなデータであっても構わない。
(2)ハードウェアも実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなハードウェアであっても構わない。
(3)処理の内容や手順についても実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構わない。
(4)上記実施例に登場するデータレコードやデータファイルのデータ(データ項目)は、原則として各々関連づけられて(対応づけられて)記憶装置に記憶されているものとする。図面に表されたものについても同様である。
本発明を実施する装置の概略を表した図である。 会員ファイルを表した図である。 トップページ画面を表した図である。 渡航情報ファイルを表した図である。 環境・感染症データを表した図である。 ワクチンデータを表した図である。 英文診断書発行病院データを表した図である。 渡航先病院データを表した図である。 薬剤英語表記データを表した図である。 診断書データを表した図である。 病名対応データを表した図である。 指定病院ファイルを表した図である。 ダウンロード管理データを表した図である。 添乗員ファイルを表した図である。
符号の説明
1 サーバー
2 パーソナルコンピュータ
3 パーソナルコンピュータ
4 パーソナルコンピュータ
5 パーソナルコンピュータ
6 インターネット

Claims (27)

  1. 渡航者が使用する情報閲覧装置に対して渡航に係る医療情報を提供するシステムであって、渡航先とその渡航先に係る医療情報とが関連付けられている渡航情報を記憶する渡航情報記憶手段と、前記渡航者が使用する情報閲覧装置から渡航先を受信する渡航先受信手段と、前記渡航先に基づいて前記渡航情報を検索し該当する医療情報を抽出する医療情報抽出手段と、前記医療情報を前記情報閲覧装置に送信する医療情報送信手段とを備えることを特徴とする医療情報提供システム。
  2. 前記医療情報には、環境若しくは感染症に関する環境・感染症情報、ワクチンに関するワクチン情報又は病院に関する病院情報のうちの少なくとも一つが含まれていることを特徴とする請求項1記載の医療情報提供システム。
  3. 日本語薬剤名とその英語表記とが関連付けられている薬剤情報を記憶する薬剤情報記憶手段と、前記情報閲覧装置から日本語薬剤名を受信する日本語薬剤名受信手段と、前記日本語薬剤名に基づいて前記薬剤情報を検索し該当するその英語表記を抽出する薬剤英語表記抽出手段と、前記英語表記を前記情報閲覧装置に送信する薬剤英語表記送信手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至2記載の医療情報提供システム。
  4. 前記渡航者の居住地域と英文診断書を発行する病院とが関連付けられている英文診断書発行病院情報を記憶する英文診断書発行病院情報記憶手段と、前記情報閲覧装置から前記渡航者の居住地域を受信する渡航者居住地域受信手段と、前記居住地域に基づいて前記英文診断書発行病院情報を検索し該当する英文診断書発行病院を抽出する英文診断書発行病院抽出手段と、前記英文診断書発行病院を前記情報閲覧装置に送信する英文診断書発行病院送信手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至3記載の医療情報提供システム。
  5. 渡航に係る医療情報を提供するシステムであって、渡航者特定情報を含む渡航者の診断書情報を記憶する診断書情報記憶手段と、診断書の送信を要求する者を特定する診断書要求者特定情報と診断書要求者に対して診断書を送信するための第三者送信先とを含む登録者情報を記憶する登録者情報記憶手段と、前記診断書要求者が使用する要求装置から前記診断書要求者特定情報を受信する診断書要求者特定情報受信手段と、前記要求装置から前記渡航者特定情報を含む診断書要求情報を受信する診断書要求情報受信手段と、前記診断書要求者特定情報によって特定された特定者が前記登録者情報に記憶されている登録者であるか否かを判断する許否判断手段と、前記特定者が前記登録者である場合には前記渡航者特定情報に基づいて前記診断書情報を検索し該当する診断書情報を抽出する診断書情報抽出手段と、前記診断書情報を前記第三者送信先に送信する診断書情報送信手段とを備えることを特徴とする医療情報提供システム。
  6. 前記診断書情報を前記渡航者に送信するための渡航者送信先を記憶する渡航者送信先記憶手段と、前記診断書情報を英語に翻訳する診断書翻訳手段と、英語に翻訳した英文診断書情報を前記渡航者送信先に送信する英文診断書情報送信手段とを備えることを特徴とする請求項5記載の医療情報提供システム。
  7. 前記診断書要求者特定情報とその要求者に対して送信する診断書の内容とが関連付けられている診断書送信許容情報記憶手段と、前記診断書要求者特定情報に基づいて前記診断書送信許容情報を検索し該当する診断書の情報を抽出する診断書送信許容情報抽出手段とを備え、前記診断書情報送信手段は、その抽出した診断書の情報のみを送信する手段であることを特徴とする請求項5乃至6記載の医療情報提供システム。
  8. 前記渡航者を診察した医師の使用する情報入力装置から診察内容に関する情報を受信して前記渡航者の診断書と関連付けて記憶する診察内容記憶手段を備えることを特徴とする請求項5乃至7記載の医療情報提供システム。
  9. 前記診断書情報には緊急連絡先としての緊急送信先が含まれ、前記要求装置から送信要求のあった診断書情報を前記第三者送信先に送信する場合には、前記渡航者送信先及び/又は前記緊急送信先に前記送信要求があった旨を通知する送信要求通知手段を備えることを特徴とする請求項5乃至8記載の医療情報提供システム。
  10. 渡航者が使用する情報閲覧装置に対して渡航に係る医療情報を提供するシステムに処理を命令するものであって、コンピュータを、渡航先とその渡航先に係る医療情報とが関連付けられている渡航情報を記憶する渡航情報記憶手段と、前記渡航者が使用する情報閲覧装置から渡航先を受信する渡航先受信手段と、前記渡航先に基づいて前記渡航情報を検索し該当する医療情報を抽出する医療情報抽出手段と、前記医療情報を前記情報閲覧装置に送信する医療情報送信手段として機能させることを特徴とする医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  11. 前記医療情報には、環境若しくは感染症に関する環境・感染症情報、ワクチンに関するワクチン情報又は病院に関する病院情報のうちの少なくとも一つが含まれていることを特徴とする請求項10記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  12. コンピュータを、日本語薬剤名とその英語表記とが関連付けられている薬剤情報を記憶する薬剤情報記憶手段と、前記情報閲覧装置から日本語薬剤名を受信する日本語薬剤名受信手段と、前記日本語薬剤名に基づいて前記薬剤情報を検索し該当するその英語表記を抽出する薬剤英語表記抽出手段と、前記英語表記を前記情報閲覧装置に送信する薬剤英語表記送信手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至11記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  13. コンピュータを、前記渡航者の居住地域と英文診断書を発行する病院とが関連付けられている英文診断書発行病院情報を記憶する英文診断書発行病院情報記憶手段と、前記情報閲覧装置から前記渡航者の居住地域を受信する渡航者居住地域受信手段と、前記居住地域に基づいて前記英文診断書発行病院情報を検索し該当する英文診断書発行病院を抽出する英文診断書発行病院抽出手段と、前記英文診断書発行病院を前記情報閲覧装置に送信する英文診断書発行病院送信手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至12記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  14. 渡航に係る医療情報を提供するシステムに対し処理を命令するものであって、コンピュータを、渡航者特定情報を含む渡航者の診断書情報を記憶する診断書情報記憶手段と、診断書の送信を要求する者を特定する診断書要求者特定情報と診断書要求者に対して診断書を送信するための第三者送信先とを含む登録者情報を記憶する登録者情報記憶手段と、前記診断書要求者が使用する要求装置から前記診断書要求者特定情報を受信する診断書要求者特定情報受信手段と、前記要求装置から前記渡航者特定情報を含む診断書要求情報を受信する診断書要求情報受信手段と、前記診断書要求者特定情報によって特定された特定者が前記登録者情報に記憶されている登録者であるか否かを判断する許否判断手段と、前記特定者が前記登録者である場合には前記渡航者特定情報に基づいて前記診断書情報を検索し該当する診断書情報を抽出する診断書情報抽出手段と、前記診断書情報を前記第三者送信先に送信する診断書情報送信手段として機能させることを特徴とする医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  15. コンピュータを、前記診断書情報を前記渡航者に送信するための渡航者送信先を記憶する渡航者送信先記憶手段と、前記診断書情報を英語に翻訳する診断書翻訳手段と、英語に翻訳した英文診断書情報を前記渡航者送信先に送信する英文診断書情報送信手段として機能させることを特徴とする請求項14記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  16. コンピュータを、前記診断書要求者特定情報とその要求者に対して送信する診断書の内容とが関連付けられている診断書送信許容情報記憶手段と、前記診断書要求者特定情報に基づいて前記診断書送信許容情報を検索し該当する診断書の情報を抽出する診断書送信許容情報抽出手段として機能させ、前記診断書情報送信手段は、その抽出した診断書の情報のみを送信する手段であることを特徴とする請求項14乃至15記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  17. コンピュータを、前記渡航者を診察した医師の使用する情報入力装置から診察内容に関する情報を受信して前記渡航者の診断書と関連付けて記憶する診察内容記憶手段として機能させることを特徴とする請求項14乃至16記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  18. 前記診断書情報には緊急連絡先としての緊急送信先が含まれ、コンピュータを、前記要求装置から送信要求のあった診断書情報を前記第三者送信先に送信する場合には、前記渡航者送信先及び/又は前記緊急送信先に前記送信要求があった旨を通知する送信要求通知手段として機能させることを特徴とする請求項14乃至17記載の医療情報の提供のためのコンピュータプログラム。
  19. 渡航者が使用する情報閲覧装置に対して渡航に係る医療情報を提供する方法であって、コンピュータが、渡航先とその渡航先に係る医療情報とが関連付けられている渡航情報を記憶し、前記渡航者が使用する情報閲覧装置から渡航先を受信し、前記渡航先に基づいて前記渡航情報を検索し該当する医療情報を抽出し、前記医療情報を前記情報閲覧装置に送信することを特徴とする医療情報の提供方法。
  20. 前記医療情報には、環境若しくは感染症に関する環境・感染症情報、ワクチンに関するワクチン情報又は病院に関する病院情報のうちの少なくとも一つが含まれていることを特徴とする請求項19記載の医療情報の提供方法。
  21. コンピュータが、日本語薬剤名とその英語表記とが関連付けられている薬剤情報を記憶し、前記情報閲覧装置から日本語薬剤名を受信し、前記日本語薬剤名に基づいて前記薬剤情報を検索し該当するその英語表記を抽出し、前記英語表記を前記情報閲覧装置に送信することを特徴とする請求項19乃至20記載の医療情報の提供方法。
  22. コンピュータが、前記渡航者の居住地域と英文診断書を発行する病院とが関連付けられている英文診断書発行病院情報を記憶し、前記情報閲覧装置から前記渡航者の居住地域を受信し、前記居住地域に基づいて前記英文診断書発行病院情報を検索し該当する英文診断書発行病院を抽出し、前記英文診断書発行病院を前記情報閲覧装置に送信することを特徴とする請求項19乃至21記載の医療情報の提供方法。
  23. 渡航に係る医療情報を提供する方法であって、コンピュータが、渡航者特定情報を含む渡航者の診断書情報を記憶し、診断書の送信を要求する者を特定する診断書要求者特定情報と診断書要求者に対して診断書を送信するための第三者送信先とを含む登録者情報を記憶し、前記診断書要求者が使用する要求装置から前記診断書要求者特定情報を受信し、前記要求装置から前記渡航者特定情報を含む診断書要求情報を受信し、前記診断書要求者特定情報によって特定された特定者が前記登録者情報に記憶されている登録者であるか否かを判断し、前記特定者が前記登録者である場合には前記渡航者特定情報に基づいて前記診断書情報を検索し該当する診断書情報を抽出し、前記診断書情報を前記第三者送信先に送信する診断書情報送信処理を行うことを特徴とする医療情報の提供方法。
  24. コンピュータが、前記診断書情報を前記渡航者に送信するための渡航者送信先を記憶し、前記診断書情報を英語に翻訳し、英語に翻訳した英文診断書情報を前記渡航者送信先に送信することを特徴とする請求項23記載の医療情報の提供方法。
  25. コンピュータが、前記診断書要求者特定情報とその要求者に対して送信する診断書の内容とが関連付けられている診断書送信許容情報を記憶し、前記診断書要求者特定情報に基づいて前記診断書送信許容情報を検索し該当する診断書の情報を抽出し、前記診断書情報送信処理は、その抽出した診断書の情報のみを送信する処理であることを特徴とする請求項23乃至24記載の医療情報の提供方法。
  26. コンピュータが、前記渡航者を診察した医師の使用する情報入力装置から診察内容に関する情報を受信して前記渡航者の診断書と関連付けて記憶することを特徴とする請求項23乃至25記載の医療情報の提供方法。
  27. 前記診断書情報には緊急連絡先としての緊急送信先が含まれ、コンピュータが、前記要求装置から送信要求のあった診断書情報を前記第三者送信先に送信する場合には、前記渡航者送信先及び/又は前記緊急送信先に前記送信要求があった旨を通知することを特徴とする請求項23乃至26記載の医療情報の提供方法。
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