JP2007304705A - 車両用居眠り防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者に対して、よりも強い覚醒を促す。
【解決手段】電子制御装置6は、シート空調部1および振動発生器3を始動させても、運転者が強い眠気状態にあると判定すると、運転者が強い眠気状態にある旨を家族の人に通知すること」を運転者に予告する。このため、「強い眠気状態で運転していることを家族の人に知られてしまうといった羞恥心」を運転者に対してかきたたせる。さらに、運転者が強い眠気状態にあると判定すると、電子メールによって、運転者が強い眠気状態にあることを家族の人に知らせる。これに加えて、「運転者が強い眠気状態で運転していることを家族の人にメールで通報した旨を」を音声ガイドとしてスピーカ4から出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者の居眠りを防止する車両用居眠り防止装置に関する。
従来、自動車の運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあることを検出すると、ブザーを鳴らして運転者を覚醒させる車両用居眠り防止装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−189066号公報
しかし、上述の車両用居眠り防止装置において、運転者が強い眠気を感じている場合には、運転者がブザーにより一度は、目覚めるものの、その後、再び、運転者が居眠りを始めてしまう場合がある。
本発明は、上記点に鑑み、運転者に対してより強い覚醒を促すようにした車両用居眠り防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、運転者を覚醒させるために運転者に対して物理的な刺激を与える覚醒手段と、運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したとき、覚醒手段を制御する覚醒制御手段と、他の人に情報を知らせる第1の通知手段と、運転者に情報を通知する第2の通知手段と、運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したときには、第1の通知手段を制御して運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知するとともに、第2の通知手段を制御して運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知した旨を運転者に通知する通知制御手段と、を備えることを第1の特徴とする。
これによって、「運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知した旨」を運転者に通知することによって、「強い眠気状態にあることを他の人に知られてしまったといった羞恥心」を運転者に対してかきたたせることができる。したがって、運転者に対して物理的な刺激を与えることに加えて、運転者に心理的に圧力を加えて運転者を覚醒させることができ、運転者に対して、従来技術よりも強い覚醒を促すことができる。
ここで、「居眠り状態」とは、人がすわったり、腰かけたりしたまま眠っている状態のことである。また、強い眠気状態とは、「居眠り状態」には至っていないが強い眠気を感じる状態のことである。
本発明は、運転者を覚醒させるために運転者に対して物理的な刺激を与える覚醒手段と、運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したとき、運転者に対して物理的な刺激を与えるように覚醒手段を制御する覚醒制御手段と、運転者に情報を通知する通知手段と、運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したときには、通知手段を制御して、運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知することを運転者に予告する通知制御手段と、を備えることを第2の特徴とする。
これによって、「運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知すること」を運転者に予告することによって、「強い眠気状態にあることを他の人に知られてしまうといった羞恥心」を運転者に対してかきたたせることができる。したがって、運転者に対して物理的な刺激を与えることに加えて、運転者に心理的に圧力を加えて運転者を覚醒させることができ、運転者に対して、従来技術よりも強い覚醒を促すことができる。
(第1実施形態)
図1に本発明の車両用居眠り防止装置の構成を示す。
本実施形態の車両用居眠り防止装置は、図1に示すように、シート空調部1(覚醒手段)、カメラ2、振動発生器3、スピーカ4、無線機5(第1の通知手段)、および電子制御装置6から構成されている。なお、スピーカ4は、請求項1に記載の第2の通知手段、或いは、請求項3に記載の通知手段に相当する。
シート空調部1は、空調ダクト10を備えており、空調ダクト10は、運転座席のシートクッション20の下部に配置されている。空調ダクト10には、車室内の空気を吸入するための吸入口10aが設けられており、この吸入口10aの下流側には、空気を送風する電動式の送風機11が配置されている。送風機11は、遠心式の羽根車を電動モータにより駆動するものであって、電動モータに付与される電圧により送風量が変化する。
送風機11の下流側には、ペルチェ素子12が配置されており、ペルチェ素子12は、吸熱部(図中“cool”と記載する)12aと放熱部(図中“Hot”と記載する)12bとを備える周知の半導体素子である。吸熱部12aは、空調ダクト10内に配置されて、空調ダクト10内の空気から吸熱する第1の電極部である。放熱部12bは、空調ダクト10の外側で、かつ空調ダクト10の空気取入口10bの下流側に配置されて、空調ダクト10の外側に放熱する第2の電極部である。空気取入口10bは、空調ダクト10内の空気を放熱部12bに向けて吹き出す開口部である。
ペルチェ素子12の吸熱部12aの側方には、吸熱部12aをバイパスして空気を流すバイパス通路13が設けられている。ペルチェ素子12の上流側には、回転可能に支持される板状の温調ドア14が設けられており、温調ドア14の回転角度は、サーボモータ15の駆動により調整可能になっている。温調ドア14は、その回転角度によって、ペルチェ素子12の吸熱部12aに流入する風量とバイパス通路13に流入する風量との風量比率Hを変えることにより車室内に吹き出す空気温度を調整する。比率Hは、吸熱部12aに流入する風量をFa、バイパス通路13に流入する風量をFbとしたとき、H=Fa/(Fa+Fb)で示される比率である。
温調ドア14は、第1位置(図中aの位置)に配置されているときには、吸熱部12aの空気吸入口10cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路13の空気吸入口を開放する。また、温調ドア14は、第2位置(図中b位置)に配置されているときには、吸熱部12aの空気吸入口10cおよび空気取入口10bをそれぞれ開放し、かつバイパス通路13の空気吸入口を閉鎖する。
空調ダクト10の下流側には、第1、第2の分岐ダクト17、18が接続されている。第1の分岐ダクト17は、シートクッション20およびシートバック21の各吹出口22に向けて空気を流す。第2の分岐ダクト18は、シートバック21の内部においてヘッドレスト23に向けて延出するように配置されている。
第1、第2の分岐ダクト17、18の上流側には、回転可能に支持される分岐ドア25が配置されており、分岐ドア25は、その回転角度がサーボモータ26の駆動により調整可能になっている。分岐ドア25は、第1位置(図中c位置)に配置されているときには、第1の分岐ダクト17の空気吸入口を閉鎖し、かつ第2の分岐ダクト18の空気吸入口を開放する。分岐ドア25は、第2位置(図中d位置)に配置されているときには、第1の分岐ダクト17の空気吸入口を開放し、かつ第2の分岐ダクト18の空気吸入口を閉鎖する。分岐ドア25は、第3位置(図1中g位置)に配置されているときには、第1、第2の分岐ダクト17、18の空気吸入口をそれぞれ開放する。
第2の分岐ダクト18のうち下流側には、ヘッドレスト23に向けて空気を吹き出すヘッド開口部30aが設けられており、このヘッド開口部30aには、連結ダクト40が接続されており、連結ダクト40は、ヘッドレスト23およびシートバック21の間に配置されて、ヘッドレストダクト42に接続されている。連結ダクト40は、蛇腹状に形成され、シートバック21に対するヘッドレスト23の位置に応じて、伸縮自在になっている。ヘッドレストダクト42は、ヘッドレスト23内に設けられ、運転者の首元に空気を吹き出す吹出口44に連通している。
カメラ2は、車室内のインストルメントパネルにおいて車両後方に向けて配置されて、運転者の顔を撮影する。振動発生器3は、運転座席内の例えばシートクッション20に内蔵されて、運転者の腰部付近に振動を与える。振動発生器3は、特許請求の範囲に記載の覚醒手段に相当する。スピーカ4は、車室内のインストルメントパネルにおいて車両後方に向けて配置されて、音声を出力する。無線機5は、移動体通信網の通信事業者の基地局との間で無線通信する自動車電話機である。
また、電子制御装置6は、マイクロコンピュータ、メモリおよびタイマ等から構成され、マイクロコンピュータは、ペルチェ素子12、サーボモータ15、26、および送風機11を制御する。また、マイクロコンピュータには、カメラ2、振動発生器3、スピーカ4、無線機5、温度設定器55および始動スイッチ53が接続されている。温度設定器55は、風量比率H(すなわち、吹出口からの吹き出される空気温度)を調整するために操作されるスイッチであり、始動スイッチ53は、シート空調部1を始動させるために操作されるスイッチである。メモリには、コンピュータプログラム以外に、後述する音声ガイドのデータが記憶されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。電子制御装置6は、図2、図3に示すフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。このコンピュータプログラムは、イグニッションスイッチIGがオンされるとその実行が開始される。このコンピュータプログラムは、イグニッションスイッチIGがオンされると、一定期間ごとに、実行開始される。
まず、ステップ101において、カメラ51により撮影された運転者の顔の画像を取り込むとともに、この運転者の顔の画像に基づいて運転者の瞬きの状態(例えば、瞬き前の目縦幅、瞬き時の閉眼時目縦幅、瞬きの閉眼時間)を検出する。次のステップ102において、この検出された運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているか否かについて判定する。なお、ステップ102の処理は、特開平8−153288で公知であるため、具体的な処理の説明を省略する。
ここで、運転者が眠気を感じていない、すなわち覚醒状態であるときにはステップ102においてNOと判定してステップ101に戻る。その後、運転者の覚醒状態が継続すると、運転者の顔画像検出(ステップ101)、眠気判定(ステップ102:NO)を繰り返す。
その後、運転者が眠気を感じ始めると、ステップ102において運転者が眠気を感じているとしてYESと判定する。これに伴い、ステップ103において、スピーカ4から運転者に対して休息を促すための音声ガイドを出力する。この音声ガイドとして、「眠気の徴候があります。休息してください」といった内容の音声を用いることができる。
次のステップ103aにおいて、上述のステップ101と同様、カメラ51による撮影画像を取り込んで、運転者の瞬きの状態を検出する。次にステップ104において、運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているか否かを判定する。運転者が眠気を感じている場合にはYESと判定して、次のステップ104aに移行して、タイマを始動させる。
次のステップ105において、タイマの始動後一定時間(例えば、1分)以上経過したか否かについて判定する。タイマの始動後に経過した時間が一定時間未満であるときにはNOと判定して、ステップ106に移行して、ステップ101と同様、カメラ51による撮影画像を取り込んで、運転者の瞬きの状態を検出する。
次のステップ104において、この検出された運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているとしてYESと判定すると、ステップ104aをスキップして、ステップ105に移行する。このとき、タイマの始動後に経過した時間が一定時間未満であるときにはNOと判定する。
その後、運転者が眠気を感じる状態が継続すると、タイマが一定時間計時するまで、運転者の瞬き検出(ステップ106)、眠気判定(ステップ104)、および経過時間判定(ステップ105:NO)を繰り返す。ステップ106、104、105の各処理の繰り返す場合には、ステップ104aの処理をスキップする。
その後、タイマが一定時間計時すると、運転者は強い眠気状態にあるとしてステップ105でYESと判定して、ステップ107(覚醒制御手段)に移行して、シート空調部1および振動発生器3を始動させる。これにより、シート空調部1により送風を運転者の首元に吹きつけるとともに、振動発生器3によって運転者の腰部に振動を与えることができる。なお、シート空調部1による具体的な処理については後述する。
次のステップ107aにおいて、上述のステップ101と同様、カメラ51による撮影画像を取り込んで、運転者の瞬きの状態を検出する。次にステップ108において、運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているか否かを判定する。運転者が眠気を感じている場合にはYESと判定して、次のステップ108aに移行して、タイマを始動させる。
次のステップ109において、タイマの始動後一定時間(例えば、10分)以上経過したか否かについて判定する。タイマの始動後に経過した時間が一定時間未満であるときにはNOと判定して、ステップ110に移行して、ステップ101と同様、カメラ51による撮影画像を取り込んで、運転者の瞬きの状態を検出する。
次のステップ108において、この検出された運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているとして、YESと判定すると、ステップ108aをスキップして、ステップ109に移行する。このとき、タイマの始動後に経過した時間が一定時間未満であるときにはNOと判定する。
その後、運転者が眠気を感じる状態が継続すると、タイマが一定時間計時するまで、運転者の瞬き検出(ステップ110)、眠気判定(ステップ108)、および経過時間判定(ステップ109:NO)を繰り返す。ステップ110、108、109の各処理を繰り返す場合には、ステップ108aの処理をスキップする。
その後、タイマが一定時間計時すると、ステップ109でYESと判定する。このことにより、ステップ107の覚醒処理を行っても、運転者が強い眠気状態にあることが判定されることになる。これに伴い、ステップ111において、「運転者が強い眠気状態にあることを家族の人に通報することを予告する内容」を音声ガイドとしてスピーカ4から出力する。この音声ガイドとして、「かなり眠そうです。休息しないと通報しますよ」といった内容の音声を用いることができる。
その後、次のステップ111aにおいて、上述のステップ101と同様、カメラ51による撮影画像を取り込んで、運転者の瞬きの状態を検出する。次にステップ113において、運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているとしてYESと判定すると、ステップ113aに移行して、タイマを始動させる。
次のステップ114において、タイマの始動後一定時間(例えば、3分)以上経過したか否かについて判定する。タイマの始動後に経過した時間が一定時間未満であるときにはNOと判定して、ステップ115に移行して、ステップ101と同様、カメラ51による撮影画像を取り込んで、運転者の瞬きの状態を検出する。
次のステップ113において、この検出された運転者の瞬きの状態に基づいて運転者が眠気を感じているとして、YESと判定すると、ステップ113aをスキップして、ステップ114に移行する。このとき、タイマの始動後に経過した時間が一定時間未満であるときにはNOと判定する。
その後、運転者が眠気を感じる状態が継続すると、タイマが一定時間計時するまで、運転者の瞬き検出(ステップ115)、眠気判定(ステップ113:YES)、および経過時間判定(ステップ114:NO)を繰り返す。ステップ115、113、114の各処理を繰り返す場合には、ステップ113aの処理をスキップする。
その後、タイマが一定時間計時すると、ステップ114でYESと判定する。これに伴い、ステップ116において、無線機5を制御して、運転者の家族の人に向けて電子メールを送信させる。このため、電子メールは、基地局を通して家族の人の携帯電話に送られる。ここで、電子メールの送信アドレスとしては、予め指定されており、電子メールには、運転者が強い眠気状態にあることを家族の人に知らせるための内容が含まれている。
その後、ステップ117において、「運転者が強い眠気状態で運転していることを家族の人にメールで通報した旨」を音声ガイドとしてスピーカ4から出力する。この音声ガイドとして、「強い眠気状態で運転していることを家族にメールしました」といった内容の音声を用いることができる。
なお、請求項1に記載の通知制御手段が、ステップ116、117の処理に相当し、請求項3に記載の通知制御手段が、ステップ111の処理に相当する。
次に、ステップ117aに移行して、タイマを始動させて、このタイマの始動後に一定時間(例えば、5分)以上経過するまで待機して、タイマの始動後5分以上経過すると、ステップ118でYESと判定して、シート空調部1の送風機11および振動発生器3を停止する。
次に、シート空調部1の具体的処理について説明する。
まず、送風機11の電動モータに付与する電圧を最大電圧Vmaxに設定する。このため、送風機11が最大風量で送風することになる。次に、サーボモータ15により温調ドア14を回転駆動して、吸熱部12aの空気吸入口10cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路13の空気吸入口を開放させる。
次に、サーボモータ26により分岐ドア25を回転駆動して、第1の分岐ダクト17の空気吸入口を閉鎖し、かつ第2の分岐ダクト18の空気吸入口を開放させる。これに加えて、ペルチェ素子12への通電を停止状態にする。すると、送風機11から吹き出される空気がバイパス通路13内および第2の分岐ダクト18を通して、首元開口部30a、およびダクト40、42を通してヘッドレスト23の吹出口44から運転者の首元に吹き出される。
このとき、バイパス通路13に空気が流入し、吸熱部12aには空気が流入しないので、吸熱部12aによる圧力損失が発生しなくなる。このため、吹出口44から吹き出される送風量として大きな風量が確保されることになる。
なお、本実施形態では、シート空調部1として運転者を覚醒させる覚醒用に用いるため、温度設定器55および始動スイッチ53を用いてシートクッション20などの各吹出口22から空調風を吹き出させるシート空調部1の通常作動の説明については省略する。
以上説明したように本実施形態によれば、電子制御装置6は、シート空調部1および振動発生器3を始動させても、運転者が強い眠気状態にあると判定すると、運転者が強い眠気状態にある旨を家族の人に通知すること」を運転者に予告する。このため、「強い眠気状態で運転していることを家族の人に知られてしまうといった羞恥心」を運転者に対してかきたたせることができる。したがって、運転者に対して心理的に圧力を加えて覚醒させることができる。
さらに、本実施形態では、このように運転者を心理的に覚醒させても、電子制御装置6が、運転者が強い眠気状態にあると判定すると、電子メールによって、運転者が強い眠気状態にあることを家族の人に知らせる。これに加えて、電子制御装置6は、「運転者が強い眠気状態で運転していることを家族の人にメールで通報した旨を」を音声ガイドとしてスピーカ4から出力する。
これによって、「運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知した旨」を運転者に通知することによって、「強い眠気状態で運転していることを知られてしまったといった羞恥心」を運転者に対してかきたたせることができる。したがって、運転者に対して振動や送風などの物理的な刺激による物理的覚醒作動に加えて、運転者を心理的に覚醒させることができ、運転者に対して、従来技術よりも強い覚醒を促すことができる。
上述の実施形態では、運転者を覚醒させるために運転者に対して物理的な刺激を与える覚醒手段として、運転者に振動を加える振動発生器と、運転者に送風を吹き付けるシート空調部1とを用いた例について説明したが、これに代えて、光や音声などの物理的な刺激により運転者を覚醒させてもよい。また、これに限らず、音楽を鳴らしたり、シートベルト、ステアリング、ペダルなど振動させたり、光を点滅させたり、ブザーを鳴らしたり、シートポジションを変えたりして、あるいは、香りの発生により運転者を覚醒させてもよい。
ここで、運転者を覚醒させるための装置としては、振動、音声、光、においなどの出力レベルを変化させることにより物理的な刺激を運転者に与えるものを用いてもよい。例えば、香りを用いる場合には、発生させる香りの種類が「グレープフルーツ」から「レモン」に変えることにより、運転者を覚醒させる。
上述の実施形態では、ステップ103の処理において「運転者が眠気を感じている状態であること」を運転者自身に対して知らせる通知手段として、スピーカ4からの音声出力を用いた例について説明したが、これに限らず、通知手段としては、携帯電話、自動車電話等を用いてもよく、車両のホーンを鳴らしたり、表示パネルに文字表示したりして、「運転者が眠気を感じている状態であること」を運転者自身に対して知らせるようにしてもよい。
上述の実施形態では、運転者が強い眠気状態にあることを家族の人に知らせる第1の通知手段として、自動車電話機を用いた例について説明したが、これに代えて、携帯電話、或いは専用の無線機などを用いてもよい。
上述の実施形態では、運転者が強い眠気状態にあることを報知する通報先(すなわち、他の人)として、運転者の家族の人を用いた例について説明したが、これに代えて、(1)同乗者、(2)知人(同乗していない人)、(3)当該車両の周囲の歩行者、(4)当該車両の周囲の車両乗員、(5)車両を管理する車両・管理センタの管理者、あるいは(6)運転者の体調を管理する体調・管理センタの管理者として通報先を用いてもよい。
ここで、運転者が強い眠気状態にあることを相手先に知らせる第1の通知手段としては、次のものを用いてもよい。
すなわち、(1)同乗者に対しては、音声により運転者が強い眠気状態にあることを報知するスピーカを用いてもよく、(2)知人、(5)車両・管理センタの管理者、および(6)体調・管理センタの管理者に対しては、自動車電話機以外に、携帯電話、あるいは、専用の無線機を用いてもよい。
さらに、(3)当該車両の周囲の歩行者、あるいは(4)当該車両の周囲の車両の乗員に対しては、電光掲示板を用いてもよい。電光掲示板としては、車室内のリアウインドウ周辺に設置して運転者が強い眠気状態にある旨を文字情報として後続車、或いは周囲の車両に知らせるようにしてもよい。この文字情報としては、「ただいま疲れています。車間を取りましょう」といった内容のものを用いてもよい。
また、ホーンなどの警報音を鳴らして、(3)当該車両の周囲の歩行者、あるいは(4)当該車両の周囲の車両の乗員に「運転者が強い眠気状態である旨」を知らせてもよく、或いは、音声により運転者が強い眠気状態にある旨を知らせる拡声器を用いてもよい。
ここで、運転者が強い眠気状態にあることを報知する通信手段としては、周辺道路環境や周辺車両状況から自動的に選択してもよい。例えば、周辺車両がいない場合は携帯電話。閑静な住宅街ではホーン以外の手段、後続車がいる場合は電光掲示板をもよい。また、その通信手段を選択する優先順位を運転者が変更可能なように構成してもよい。
上述の実施形態では、「運転者が強い眠気状態にある旨を家族の人に通知すること」を運転者に予告することと、「運転者が強い眠気状態で運転していることを家族の人にメールで通報した旨を運転者に通知すること」を両方とも実施した例について説明したが、これに限らず、いずれか一方を実施してもよい。
上述の実施形態では、運転者に物理的な刺激を与える物理的覚醒を開始しても、運転者が覚醒しない場合には、物理的覚醒に加えて、運転者を心理的に覚醒させる心理的覚醒を実施する例について説明したが、これに代えて、物理的覚醒および心理的覚醒のうち一方を実施後に時間間隔を開けて他方を実施してもよい。ここで、物理的覚醒および心理的覚醒のうち、物理的覚醒よりも心理的覚醒を先に実施してもよく、また心理的覚醒よりも物理的覚醒を先に実施してもよい。また物理的覚醒および心理的覚醒を同時に実施してもよい。
上述の実施形態では、音声を用いて、運転者に対して通報したり、予告したりする例について説明したが、これに限らず、ナビなどの画面に文章表示して、予告したり、通報したりしてもよい。
上述の実施形態では、運転者の眠気を検出するためにカメラによる顔の画像を用いた例について説明したが、これに限らず、心電、心拍、脈派、呼吸、脳波などの情報を用いてもよく、また、ハンドル操作角、各ペダル操作、車両ふらつき、センターラインの逸脱などの情報を検出して運転者の眠気を検出してもよく、さらに、各種の情報を組み合わせて運転者の眠気を検出してもよい。
上述の実施形態では、カメラによる顔の画像を用いて運転者の眠気状態を判定した例について説明したが、これに限らず、運転者の自己申告により、運転者が強い眠気状態にあることを判定してもよい。
例えば、運転者が眠気を感じたときに操作されるスイッチを設け、そのスイッチが操作されたときには、運転者が強い眠気状態であることを判定してもよい。
したがって、運転者が眠気を感じたときに、運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知するとともに、運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知した旨を運転者に通知することができる。
また、運転者が眠気を感じたときに、運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知するとともに、その通知に先立って、運転者が強い眠気状態にある旨を他の人に通知することを運転者に予告することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、運転者毎に通報先を変えるようにする。この場合の電子制御装置6の制御処理を図4、図5に示す。図4、図5において図2、図3と同一符号の処理は同一ステップを示しており、上述の第1実施形態と同一処理については説明を省略する。
本実施形態では、ステップ101においてカメラ51により撮影された運転者の顔の画像を取り込むとともに、この運転者の顔の画像に基づいて運転者の個人認証を行う(ステップ101a)。例えば、顔認証により、運転者を特定することになる。この顔認証とは、例えば、眼、鼻、口といった顔部品の形状、或いは、それら顔部品の相対的位置関係などのデータを用いて個人を特定するもので、所有者、家族、友人などの各人のデータをメモリに予め記憶しておき、このメモリに記憶されたデータと顔画像から抽出したデータとを比較することで運転者を特定することである。
ここで、運転者の特定に際しては間違った人が特定された場合には運転手自身がオーバライドできるようにしておくとよい。なお、個人認証には、顔認証以外に、指紋や虹彩などの形状パターンや、運転手が携帯している電子キーや免許証、RF−IDタグ付カード、Bluetooth携帯電話など電波信号を使って照合する手段、また、暗証番号など運転手本人が記憶しているものを入力する手段など様々な手段が考えられる。
また、メモリには、運転者毎に使用される覚醒装置を予め記憶しておき、このメモリから上述の個人認証で特定された運転者に適応する覚醒装置を選択して(ステップ107b)、この覚醒装置を作動させて運転者を覚醒させる(ステップ107)。覚醒装置としては、音楽の出力、シートベルト、ステアリング、ペダルなどの振動、光点滅、ブザーの鳴動、シートポジションの強制変動、香り発生がある。
また、メモリにおいては、個人(すなわち、運転者)毎の通報先(例えば、電子メールの送信アドレス)を記憶しておき、このメモリから上述の個人認証で特定された運転者に適応する通報先を選択して(図5中ステップ115)、この選択された通報先に対して、運転者が強い眠気状態に居眠り状態であることを知らせるため電子メールを送信する(ステップ116)。
ここで、通報先としては、一人の運転者に対して複数の通報先を記憶しておき、運転者の状況に応じて変えるようにしてもよい。例えば、GPSにより取得された車両位置情報に基づいて運転者状況として、勤務時間中であるか、或いは私用時間中であるかを判定する。
すなわち、エリアA内に車両が位置するとき判定したときには、勤務時間中であるとして、通報先として勤務先の管理者を選択する。また、エリアB内に車両が位置するとき判定したときには、私用時間中であるときして通報先として家族の人を選択する。また、時間帯により、勤務時間中であるか、或いは私用時間中であるかを判定してもよい。
本発明の車両用居眠り防止装置の第1実施形態の構成を示す図である。 図1の電子制御装置の制御処理の一部を示すフローチャートである。 図1の電子制御装置の制御処理の残りを示すフローチャートである。 本発明の車両用居眠り防止装置の第2の実施形態の制御処理の一部を示すフローチャートである。 第2の実施形態の制御処理の残りを示すフローチャートである。
符号の説明
1…シート空調部、2…カメラ、3…振動発生器、4…スピーカ、
6…電子制御装置、5…無線機、10…空調ダクト。

Claims (3)

  1. 運転者を覚醒させるために前記運転者に対して物理的な刺激を与える覚醒手段と、
    前記運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したとき、前記運転者に対して物理的な刺激を与えるように前記覚醒手段を制御する覚醒制御手段と、を備える車両用居眠り防止装置であって、
    前記運転者以外の他の人に情報を知らせる第1の通知手段と、
    前記運転者に情報を通知する第2の通知手段と、
    前記運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したときには、前記第1の通知手段を制御して前記運転者が強い眠気状態にある旨を前記他の人に通知するとともに、前記第2の通知手段を制御して前記運転者が強い眠気状態にある旨を前記他の人に通知する旨を前記運転者に通知する通知制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両用居眠り防止装置。
  2. 前記第1の通知手段で通知する通報先が前記運転者毎に予め決められており、
    前記運転者を特定する特定手段を備えており、
    前記通知制御手段は、前記特定手段により特定される運転者に適応する通報先に、前記運転者が強い眠気状態にある旨を通知するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用居眠り防止装置。
  3. 運転者を覚醒させるために前記運転者に対して物理的な刺激を与える覚醒手段と、
    前記運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したとき、前記運転者に対して物理的な刺激を与えるように前記覚醒手段を制御する覚醒制御手段と、を備える車両用居眠り防止装置であって、
    前記運転者に情報を通知する通知手段と、
    前記運転者が居眠り状態や強い眠気状態にあると判定したときには、前記通知手段を制御して、前記運転者が居眠り状態である旨を他の人に通知することを前記運転者に予告する通知制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両用居眠り防止装置。
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