JP2007303215A - 舗装用ブロック - Google Patents

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徳嗣 兼子
Hiromasa Yoshitomi
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Abstract

【課題】隣接する舗装用ブロック同士を縦横方向と上下方向の三方向から規制して、長期間にわたって段差やずれの発生を防止して歩行や走行の安全性を高めた舗装用ブロックを提供するものである。
【解決手段】正方形状をなす上面板部2と、この下部に凸形状をなす底面板部3とをコンクリートで一体に形成し、前記底面板部3を縦方向の幅がそれぞれ等しい水平部4と垂直部5を組み合わせた平面凸形状に形成し、水平部4の横幅を正方形状をなす上面板部2の横幅よりやや長くして両側に突出部6を形成し、垂直部5の横幅を正方形状をなす上面板部2の横幅よりやや短かくして両側に前記突出部6が係合する段部5を形成して、突出部6を、横方向に隣接する舗装用ブロック1の段部7に係合させて順次敷設するようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、歩道や広場などに敷設して舗装する舗装用ブロックに関するものである。
歩道や広場などに舗装用ブロックを敷設して舗装することが一般に行なわれている。最も一般的なものは、正方形状や長方形状をなす舗装用ブロックで、砂などの下地層の上に平面状に敷設している。しかしながら下地層が移動すると段差が生じたりずれて隙間を生じて、歩行や、車椅子、乳母車の走行に支障を来し、転倒などの危険が発生する問題があった。このため舗装用ブロックの一方の側壁に長手方向全体にわたって凸条を形成し、他方の側壁に前記凸条が嵌合する凹条を形成し、隣接する舗装用ブロックの対向する凸条と凹条を嵌合させて一体に組み合わせるようにした舗装用ブロックが開発されている(特許文献1)。
しかしながらこの舗装用ブロックは、長手方向全体にわたって凸条と凹条が形成され、これが嵌合した横方向と上下方向には、ずれを生じないが、これと直交する縦方向は規制されていないので、下地層が移動すると縦方向にずれる問題があった。
特開2004−263370
本発明は上記問題を改善し、隣接する舗装用ブロック同士を縦横方向と上下方向の三方向から規制して、長期間にわたって段差やずれの発生を防止して歩行や走行の安全性を高めた舗装用ブロックを提供するものである。
本発明の請求項1記載の舗装用ブロックは、正方形状をなす上面板部と、この下部に凸形状をなす底面板部とをコンクリートで一体に形成し、前記底面板部を縦方向の幅がそれぞれ等しい水平部と垂直部を組み合わせた平面凸形状に形成し、水平部の横幅を正方形状をなす上面板部の横幅よりやや長くして両側に突出部を形成し、垂直部の横幅を正方形状をなす上面板部の横幅よりやや短かくして両側に前記突出部が係合する段部を形成して成り、前記突出部を、横方向に隣接する舗装用ブロックの段部に係合させ、前記段部に、横方向に隣接する舗装用ブロックの突出部を係合させて順次敷設するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の舗装用ブロックは、水平部の両側に形成した突出部の上面と、垂直部の両側に形成した段部に、それぞれ互いに嵌合する断面鈎形部を形成したことを特徴とするものである。
本発明の請求項3記載の舗装用ブロックは、水平部の両側に形成した突出部と、垂直部の両側に形成した段部との間の側壁をテーパー状に形成したことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の舗装用ブロックによれば、一方の舗装用ブロックの底面板部の左右側壁に形成した突出部を、隣接する他方の舗装用ブロックの底面板部の左右側壁に形成した段部に差し込んで係合させ、縦方向に半幅ずつずらして敷設していくと、平面凸形状をなす底面板部が互に嵌合した状態となり、周囲を6枚の舗装用ブロックで囲まれて縦横方向と上下方向に拘束されて、段差やずれを確実に防止することができる。
また請求項2記載の舗装用ブロックによれば、平面凸形状をなす底面板部の突出部の上面と、上面板部の段部を形成する底面にそれぞれ断面鈎形部を形成したので、一方の舗装用ブロックの突出部を、隣接する他方の舗装用ブロックの段部に差し込んで、断面鈎形部を嵌合させることにより横方向の連結を更に確実にすることができる。
また請求項3記載の舗装用ブロックによれば、水平部の両側に形成した突出部と、垂直部の両側に形成した段部との間の側壁をテーパー状に形成したので、運搬時や施工時のエッジ部の損傷を少なくすることができる。
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図において1は舗装用ブロックを示すもので、正方形状をなす上面板部2と、この下部に凸形状をなす底面板部3とがコンクリートで一体に形成されている。
前記底面板部3は図3に示すように縦方向の幅Bがそれぞれ等しい水平部4と垂直部5を組み合わせた平面凸形状に形成され、水平部4の横幅Cは、縦横の長さがAの正方形状をなす上面板部2の横幅Aよりやや長い長さDの突出部6、6が両側壁に形成されている。また前記垂直部5の横幅Eは正方形状をなす上面板部2の横幅Aよりやや短かい長さEに形成され、上面板部2との間に幅Dの段部7、7が形成されている。
また正方形状をなす上面板部2の前面には図1および図2に示すように、隙間形成用の突条部9が上下2段に位置をずらせて形成されていると共に、左右側壁にもそれぞれ突条部9が形成されている。
上記構成の舗装用ブロック1は、図示しない砂などの下地層の上に図4に示すように、一方の舗装用ブロック1Aの底面板部3の左右側壁に形成した突出部6を、隣接する他方の舗装用ブロック1Bの底面板部3の左右側壁に形成した段部7に差し込んで係合させ、一方の舗装用ブロック1Aの上面板部2に形成した突条部9を、隣接する他方の舗装用ブロック1Bの上面板部2の側壁に当接させて、複数の舗装用ブロック1A、1B、…を図5に示すように縦方向に半幅ずつずらして敷設していく。この結果、底面側から反転して見ると図6に示すように、平面凸形状をなす底面板部3が交互に嵌合した状態となる。
このため、図6に示す中央部の舗装用ブロック1Aから見て、左右に隣接する舗装用ブロック1B、1C、1E、1Fは突出部6と段部7が係合しているので横方向と上下方向が拘束されている。また舗装用ブロック1Aの水平部4と垂直部5との間のL形部に、舗装用ブロック1B、1Fの水平部4の角部が係合し、更に舗装用ブロック1Aの図中上部は舗装用ブロック1Gの底面板部3に当接し、図中下部は舗装用ブロック1Dの底面板部3に当接し、合計で6枚の舗装用ブロック1B、1C…1Gで囲まれて縦横方向と上下方向に拘束されて、段差やずれを確実に防止することができる。
また上面板部2の前面および左右側壁にはそれぞれ突条部9が形成されているので、図5に示すように縦方向に半幅ずつずらして敷設した時に、対向する壁面が当接して壁面間の目地11の間隔を均一に形成することができる。このため正確に目地11が形成できるので施工性に優れていると共に、仕上り形状が美しく、雨が目地11からしみ込んで表面に雨が溜まらず滑りを防止することができる。
また上記説明では上面板部2を上にして敷設した場合について示したが、図6に示すように平面凸形状をなす底面板部3を上に反転させて、こちら側を表面として敷設しても良い。またコンクリートとしては、透水性のコンクリートを用いても良い。
図7は本発明の異なる他の実施の形態を示すもので、正方形状をなす上面板部2の上面に複数の細溝12を平行して形成したものである。この構造では複数の細溝12が平行して形成されているので、雨水の排水作用と凹凸部の抵抗とにより滑りを防止することができる。なおこの場合、細溝12に限らず多数の円形の突起など滑り止め作用のある凹凸部を形成しても良い。
図8ないし図10は本発明の異なる他の実施の形態を示すもので、平面凸形状をなす底面板部3の突出部6の上面と、上面板部2の段部7を形成する底面にそれぞれ断面鈎形部13を形成したものである。この構造の舗装用ブロック1Aを敷設すると図9に示すように、一方の舗装用ブロック1Aの底面板部3の左右に形成した突出部6を、隣接する他方の舗装用ブロック1Bの底面板部3の左右に形成した段部7に差し込んで、断面鈎形部13、13を嵌合させることにより横方向の連結を更に確実にすることができる。
図11および図12は本発明の異なる他の実施の形態を示すもので、平面凸形状をなす底面板部3の水平部4の両側に形成した突出部6、6と、垂直部5の両側に形成した段部7、7との間の側壁に斜めに傾斜したテーパー部14を形成したものである。この舗装用ブロック1を敷設した表面状態は図5と同様になるが、反転した状態は、図12に示すようになる。この場合も図12に示すように底面板部3を上にして敷設しても良い。
図13は縁石15との連結構造を示すもので、縁石15の上部片側に凹溝16を形成し、この舗装用ブロック1に舗装用ブロック1の底面板部3に形成した突出部6を係合させたもので、舗装用ブロック1の沈下とずれを防止することができる。
本発明の実施の一形態による舗装用ブロックを正面側から見た斜視図である。 図1の舗装用ブロックを背面側から見た斜視図である。 図1の舗装用ブロックを示す平面図である。 隣接する舗装用ブロックの係合状態を示す断面図である。 図1の舗装用ブロックを敷設した状態を示す平面図である。 図5の舗装用ブロックを敷設した状態を反転して示す平面図である。 本発明の他の実施の形態による表面に細溝を形成した舗装用ブロックの断面図である。 本発明の他の実施の形態による突出部と段部に断面鈎形部を形成した舗装用ブロックを正面側から見た斜視図である。 図8の舗装用ブロックを背面側から見た斜視図である。 図8に示す舗装用ブロックの係合状態を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態による突出部と段部との間の側壁にテーパー部を形成した舗装用ブロックを背面側から見た斜視図である。 図11の舗装用ブロックを敷設した状態を反転して示す平面図である。 舗装用ブロックと縁石との連結構造を示す断面図である。
符号の説明
1 舗装用ブロック
2 上面板部
3 底面板部
4 水平部
5 垂直部
6 突出部
7 段部
9 突条部
11 目地
12 細溝
13 断面鈎形部
14 テーパー部
15 縁石
16 凹溝

Claims (3)

  1. 正方形状をなす上面板部と、この下部に凸形状をなす底面板部とをコンクリートで一体に形成し、前記底面板部を縦方向の幅がそれぞれ等しい水平部と垂直部を組み合わせた平面凸形状に形成し、水平部の横幅を正方形状をなす上面板部の横幅よりやや長くして両側に突出部を形成し、垂直部の横幅を正方形状をなす上面板部の横幅よりやや短かくして両側に前記突出部が係合する段部を形成して成り、前記突出部を、横方向に隣接する舗装用ブロックの段部に係合させ、前記段部に、横方向に隣接する舗装用ブロックの突出部を係合させて順次敷設するようにしたことを特徴とする舗装用ブロック。
  2. 水平部の両側に形成した突出部の上面と、垂直部の両側に形成した段部に、それぞれ互いに嵌合する断面鈎形部を形成したことを特徴とする請求項1記載の舗装用ブロック。
  3. 水平部の両側に形成した突出部と、垂直部の両側に形成した段部との間の側壁をテーパー状に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の舗装用ブロック。
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