JP2007302543A - 基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法 - Google Patents

基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の分断面を良好に保ち、且つ、分断処理の際に発生するカレットの基板及び装置への付着等を抑制する基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基板分断装置10は、基板保持面39に分断線対向溝19が設けられた基板保持ステージ11と、基板保持ステージ11の基板保持面39に対向して設けられると共に、基板押圧面49に分断線対向壁41が設けられ、且つ、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45から離間した待機位置と、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45を押圧して分断する基板押圧位置との間で可動に構成された基板押圧部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法に関する。
LCP(Liquid Crystal Panel)やPDP(Plasma Display Panel)等の製造では、一般に、ガラス基板で形成された大型のパネルを所望の大きさの個別パネルに分断する工程を備えている。このようなガラス基板等を切断する装置又は方法として、基板にカッターで刻線を引いた後に圧力を加えてその刻線で分断するものが知られている。
このようなガラス基板等の分断装置又は方法として、例えば、特許文献1には、図10に示すように、シール材で接合して重ね合わせた2枚のガラス基板を液晶表示素子単位で分断するガラス分断方法において、吸着機構が設けられている定盤上に多孔質の弾性体を置き、その上に前記ガラス基板をあらかじめスクライブカッタでスクライブした面を下側になるように置き吸着して固定した後、前記スクライブした面の反対面上からブレークスキージを押圧することにより前記ガラス基板を分断する技術が開示されている。そして、これによれば、ガラス基板を分断する際のブレーク位置ずれによる分断不良を防ぐことができる、と記載されている。
また、特許文献2には、図11に示すように、一対のガラス基板を接合してなるガラス基板接合体を、その液晶セル毎の分断線に沿って切り欠き溝が形成されたガラス基板表面を上にして球面の支持ヘッド上に載置し、さらに図12に示すように、これに充分にフレキシブルな押えシートを被装し、排気管を通じて押えシートと支持ヘッド表面等で囲まれたガラス基板接合体を収容する空間内の空気を排出し、ガラス基板接合体を球面をなす支持ヘッド表面に密着させることにより、ガラス基板を切り欠き溝に沿って分断する技術が開示されている。そして、これによれば、欠けを発生させることなくガラス基板を適正且つ容易に分断でき、液晶素子等のガラス基板からなる製品の歩留まり向上に寄与するガラス基板分断方法とその装置を提供することができる、と記載されている。
特開平10-268275号公報 特開2004-354836号公報
しかしながら、上記特許文献1及び上記特許文献2に示されるような技術では、基板の分断線が分断装置の基板吸着保持面及びフレキシブルシートに接触している。ここで、基板を分断する際にはカレット(基板材料の粉、繊維、又は、小片等)が発生し、基板の表面や装置の分断処理面等に飛散して付着してしまうことがある。従って、基板の分断線が分断装置の基板吸着保持面及びフレキシブルシートに接触していると、これらが原因で基板の分断面が擦れ合って荒れてしまう、という問題がある。
また、分断時に発生したカレットが分断装置の吸着ステージやフレキシブルステージに付着、又は、突き刺さることになり、連続して分断装置を使用する場合に、次回の基板処理時に基板表面に傷が発生してしまう、という問題もある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板の分断面を良好に保ち、且つ、分断処理の際に発生するカレットの基板及び装置への付着等を抑制する基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法を提供することである。
本発明に係る基板分断装置は、分断線に沿って表面に切り欠きが形成された基板を分断する基板分断装置であって、基板保持面に分断線対向溝が設けられた基板保持ステージと、基板保持ステージの基板保持面に対向して設けられると共に、基板押圧面に分断線対向壁が設けられ、且つ、基板保持ステージに保持された基板から離間した待機位置と、基板保持ステージに保持された基板を押圧して分断する基板押圧位置との間で可動に構成された基板押圧部と、を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、分断線が分断線対向溝に対向するように基板を保持し、基板押圧部を、分断線対向壁が分断線に当接するように基板に押圧し、分断線で基板を分断するため、分断時に発生するカレットは分断線対向壁からの押圧力により基板保持ステージの分断線対向溝へ廃棄される。このため、基板保持ステージの表面等にカレットが付着せず、基板の分断面が擦れ合って荒れてしまうのを抑制することができる。また、分断時に基板の分断線が基板保持ステージの表面に直接接触しないため、分断時に発生したカレットが基板保持ステージの表面に残存しない。このため、連続して分断装置を使用する場合に、次回の基板処理時における基板表面への傷の発生を抑制することができる。
また、本発明に係る基板分断装置は、基板保持ステージの基板保持面が弾性材料で形成されていてもよい。
このような構成によれば、基板保持ステージの基板保持面が弾性材料で形成されているため、分断時に基板に局所的な荷重がかかるのを軽減することができる。このため、分断時において基板を所定の分断線に沿って良好に分断することができる。
さらに、本発明に係る基板分断装置は、基板保持ステージの分断線対向溝が、その両溝壁部に、基板保持面より弾性力の大きい材料で形成された基板保持壁を有していてもよい。
このような構成によれば、基板の分断時に、基板全体を弾性材料で形成された基板保持面でソフトに保持しつつ、分断線対向溝の両溝壁部に弾性力のより大きい材料で形成された基板保持壁が基板に当接することで、分断線からその直交する方向に向けて基板にカットラインが進行するのを抑制することができる。
また、本発明に係る基板分断装置は、基板保持ステージの基板保持面が、分断線対向溝を最深部として両端に向かって傾斜するように形成されていてもよい。
このような構成によれば、基板保持ステージの基板保持面が、分断線対向溝を最深部として両端に向かって傾斜するように形成されているため、基板が基板押圧部により押圧される際、基板保持ステージの基板保持面の傾斜に沿って基板が撓むことができる。このため、基板が分断される際に分断線にかかる荷重を軽減し、分断直前に基板の全体に荷重が行き渡るようにすることができる。従って、分断時において基板の分断面を所定の分断線に沿ってより良好に分断することができる。
さらに、本発明に係る基板分断装置は、基板押圧部の基板押圧面が弾性材料で形成されていてもよい。
このような構成によれば、基板押圧部の基板押圧面が弾性材料で形成されているため、分断時に基板に局所的な荷重がかかるのを軽減することができる。このため、分断時において基板を所定の分断線に沿って良好に分断することができる。
また、本発明に係る基板分断装置は、基板押圧部の分断線対向壁が、基板押圧面より弾性力の大きい材料で形成されていてもよい。
このような構成によれば、基板の分断時に、基板全体を弾性材料で形成された基板押圧面でソフトに押圧しつつ、より弾性力の大きい分断線対向壁を分断線上に当接させることにより、分断線に荷重を集中させることができ、且つ、その荷重が分断面の荒れを引き起こすような強度のものとなることを抑制することができる。このため、分断時において基板を所定の分断線に沿ってより良好に分断することができる。
さらに、本発明に係る基板分断装置は、基板押圧部の基板押圧面が、分断線対向壁を最頂部として両端に向かって傾斜するように形成されていてもよい。
このような構成によれば、基板押圧部の基板押圧面が、分断線対向壁を最頂部として両端に向かって傾斜するように形成されているため、基板が基板押圧部により押圧される際、基板保持ステージの基板押圧面の傾斜に沿って基板が撓むことができる。このため、基板が分断される際に分断線にかかる荷重を軽減し、分断直前に基板の全体に荷重が行き渡るようにすることができる。従って、分断時において基板の分断面を所定の分断線に沿ってより良好に分断することができる。
また、本発明に係る基板分断装置は、基板保持ステージの分断線対向溝と、基板保持ステージに保持された基板と、で囲まれる空間から空気を排出する排気手段をさらに備えていてもよい。
このような構成によれば、基板保持ステージの分断線対向溝と、基板保持ステージに保持された基板と、で囲まれる空間から空気を排出する排気手段をさらに備えているため、分断時に発生して基板保持ステージの分断線対向溝へ落下したカレットが、そのまま排気手段により分断線対向溝から排出される。このため、分断の際に発生するカレットが基板や基板保持ステージ表面に付着するのをより効果的に抑制することができる。
さらに、本発明に係る基板分断装置は、基板保持ステージの基板保持面及び/又は基板押圧部の基板押圧面が、複数の起立した柱状弾性体で構成されていてもよい。
このような構成によれば、基板保持ステージの基板保持面及び/又は基板押圧部の基板押圧面が、複数の起立した柱状弾性体で構成されているため、分断時に基板に局所的な荷重がかかるのを軽減すると共に、基板保持面や基板押圧面の表面積を減少させて、カレットの基板保持面や基板押圧面への付着をより良好に抑制することができる。
また、本発明に係る基板分断装置は、基板保持ステージが、各々、分断線対向溝が並列するように複数が隣接して配置され、基板押圧部が、各々、分断線対向壁が基板保持ステージの分断線対向溝に対向するように複数が隣接して配置されていてもよい。
このような構成によれば、基板保持ステージが、各々、分断線対向溝が並列するように複数が隣接して配置され、基板押圧部が、各々、分断線対向壁が基板保持ステージの分断線対向溝に対向するように複数が隣接して配置されているため、一枚の基板を一度に複数枚の短冊状基板に分断することができる。従って、基板の処理効率が良好となる。
本発明に係る表示装置の製造方法は、分断線に沿って表面に切り欠きが形成された基板を分断する表示装置の製造方法であって、基板保持面に分断線対向溝が設けられている基板保持ステージに、分断線が分断線対向溝に対向するように基板を保持する基板保持ステップと、基板保持ステージに保持された基板に対し、分断線対向壁が設けられている基板押圧部を、分断線対向壁が分断線に当接するように基板に押圧し、分断線で基板を分断する基板分断ステップと、を備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、分断線が分断線対向溝に対向するように基板を保持し、基板押圧部を、分断線対向壁が分断線に当接するように基板に押圧し、分断線で基板を分断するため、分断時に発生するカレットは分断線対向壁からの押圧力により基板保持ステージの分断線対向溝へ廃棄される。このため、基板保持ステージの表面等にカレットが付着せず、基板の分断面が擦れ合って荒れてしまうのを抑制することができる。また、分断時に基板の分断線が基板保持ステージの表面に直接接触しないため、分断時に発生したカレットが基板保持ステージの表面に残存しない。このため、連続して分断装置を使用する場合に、次回の基板処理時における基板表面への傷の発生を抑制することができる。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、基板保持ステップでは、各々、分断線対向溝が並列するように複数が隣接して配置された基板保持ステージに基板を保持しており、基板分断ステップでは、各々、分断線対向壁が基板保持ステージの分断線対向溝に対向するように複数が隣接して配置された基板押圧部で基板を分断していてもよい。
このような構成によれば、基板保持ステップでは、各々、分断線対向溝が並列するように複数が隣接して配置された基板保持ステージに基板を保持し、基板分断ステップでは、各々、分断線対向壁が基板保持ステージの分断線対向溝に対向するように複数が隣接して配置された基板押圧部で基板を分断するため、一枚の基板を一度に複数枚の短冊状基板に分断することができる。従って、基板の処理効率が良好となる。
以上説明したように、本発明によれば、基板の分断面を良好に保ち、且つ、分断処理の際に発生するカレットの基板及び装置への付着等を抑制する基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る基板分断装置として、LCD製造工程において、TFT基板及びCF基板を貼り合わせてなるガラス基板を分断する処理を行うものについて、図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(実施形態1)
(基板分断装置10の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10の模式図を示す。図2は、本発明の実施形態1に係る基板保持ステージ11及び基板押圧部12の斜視図である。
基板分断装置10は、基板保持ステージ11、基板保持ステージ11に対向するように設けられた基板押圧部12、基板押圧部12の両側方に設けられたアライメントカメラ13,14、基板保持ステージ11の側方に設けられた排気手段15、並びに、制御手段16で構成されている。
基板保持ステージ11は、基板分断装置10の最下部に水平に設けられている。基板保持ステージ11は、ステージ本体17及びステージ本体17の表面に形成された弾性保持部材18で構成されている。
ステージ本体17は、例えば縦75〜100cm、横100〜150cm及び厚さ20〜50cmの直方体に形成されている。ステージ本体17は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。ステージ本体17は、後述する基板保持ステージ11の分断線対向溝19に対応する位置に、分断線対向溝19に沿って吸気口20が形成されており、吸気口20からステージ本体17内を通り、その側面へ抜けるように排気経路21が形成されている。
排気経路21は、吸気口20から下方へ延びるように形成されており、ステージ本体17の厚さ方向の中間部からは、側方へ延びるように形成されている。排気経路21は、吸気口20から複数本が延びるように形成されていてもよいし、一本のみが延びるように形成されていてもよい。
弾性保持部材18は、ステージ本体17の表面に所定間隔を空けて並設された第1部材31及び第2部材32で構成されている。この第1部材31及び第2部材32で形成する間隔は、ステージ本体17の表面中央部に直線状に延びるように形成されており、分断線対向溝19を構成している。弾性保持部材18は、その厚さが、例えば2〜5cmに形成されている。
第1部材31及び第2部材32は、それぞれフッ素ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、又は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)及びスチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のジエン系ゴム、さらにはフェノール系やエポキシ系の樹脂材料等の弾性材料で形成されている。
さらに、第1部材31及び第2部材32は、分断線対向溝19を構成する溝壁部に、第1部材31及び第2部材32の表面(基板保持面39)からそれぞれ突出するように基板保持壁33が形成されている。基板保持面39は、この基板保持壁33に接する部分を最深部として端部に向かって傾斜するように形成されている。即ち、基板保持面39は、分断線対向溝を最深部として端部に向かって傾斜するように形成されている。第1部材31及び第2部材32の表面の傾斜角は、例えば、水平面から1〜5度程度に形成されている。
基板保持壁33は、第1部材31及び第2部材32より弾性力の大きい弾性材料で形成されている。例えば、基板保持壁33は、第1部材31及び第2部材32で用いられているものよりゴム硬度の高いゴム等で形成されている。基板保持壁33は、ステージ本体17に起立するように、且つ、その頭頂部が丸みを帯びるように形成されている。
尚、基板保持壁33の形状は、上記に限られない。即ち、基板保持ステージ11上に起立するような直方体形状に形成されていてもよく、頭頂部のみ円錐状、角錐状、切頭円錐状又は切頭角錐状に形成されているものであってもよい。
また、基板保持壁33は、基板保持面39から突出していてもいなくてもよい。さらに、基板保持壁33の間隔は、分断処理対象の基板の材質や厚みによって任意に変更することができ、その都度最適な条件を設定して分断処理が行われる。
分断線対向溝19は、その深さが弾性保持部材18と同一であり、例えば2〜5cmに形成されている。また、分断線対向溝19の幅は、第1部材31及び第2部材32で形成する間隔と同一であり、例えば、1〜3cmに形成されている。
基板押圧部12は、基板保持ステージ11に対向するように、その上方において水平に設けられている。基板押圧部12は、押圧部本体40及び押圧部本体40の表面に形成された分断線対向壁41及び弾性押圧部材42で構成されている。
押圧部本体40は、基板保持ステージ11と同程度の大きさで、例えば、縦75〜100cm、横100〜150cm及び厚さ20〜50cmの直方体に形成されている。押圧部本体40は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。
分断線対向壁41は、押圧部本体40の表面中央部に直線状に延びるように形成されている。分断線対向壁41は、押圧部本体40上に起立するように、且つ、その頭頂部が丸みを帯びるように形成されている。尚、分断線対向壁41の形状は、上記に限られない。即ち、押圧部本体40上に起立するような直方体形状に形成されていてもよく、頭頂部のみ円錐状、角錐状、切頭円錐状又は切頭角錐状に形成されているものであってもよい。分断線対向壁41は、その高さが、例えば、2〜6cm程度に形成されている。
弾性押圧部材42は、押圧部本体40の表面に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、又は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)及びスチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のジエン系ゴム、さらにはフェノール系やエポキシ系の樹脂材料等の弾性材料で形成されている。弾性押圧部材42の表面(基板押圧面49)は、分断線対向壁41を最頂部として端部に向かって傾斜するように形成されている。基板押圧面49の傾斜角は、例えば、水平面から1〜5度程度に形成されている。弾性押圧部材42は、その厚さが、例えば2〜5cmであり、分断線対向壁41の先端が、基板押圧面49から0〜1cm程度突出するように形成されている。
また、分断線対向壁41は、弾性押圧部材42より弾性力の大きい材料で形成されている。例えば、分断線対向壁41は、弾性押圧部材42で用いられているものよりゴム硬度の高いゴム等で形成されている。
アライメントカメラ13,14は、分断するガラス基板に予め付されたアライメントマークを読み取るように、基板保持ステージ11に載置されるガラス基板の両端部の上方に一対が設けられている。アライメントカメラ13,14は、例えば、CCDカメラ等で構成されている。アライメントカメラ13,14は、基板のX軸及びY軸方向に移動可能となるように、例えば駆動軸等により保持して配設されている。
排気手段15は、基板保持ステージ11の側方に設けられている。排気手段15は、不図示の排気ファン及びダクト44で構成されている。ダクト44は、基板保持ステージ11の排気経路21の出口(排気口)に連結されており、排気ファンは、このダクト44を介して基板保持ステージ11の排気経路21と連通している。
制御手段16は、基板保持ステージ11、基板押圧部12、アライメントカメラ13,14、アライメントカメラ13,14の駆動軸、及び、排気手段15に電気的に接続されている。
(基板分断装置10を用いた表示装置の製造方法)
次に、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10を用いた表示装置の製造方法について説明する。
まず、分断線に沿って切り欠き46が形成され、且つ、不図示のアライメントマークを端部に付した、ガラス基板45を準備する。ここで、切り欠き46は、例えば、CO2レーザ及びミスト冷却を用いた熱歪応力による切り欠き形成手段により、深さ0.05〜0.2mm程度に形成されている。また、ガラス基板45は、例えば、それぞれ厚さ0.1〜1.0mm程度の基板を貼り合わせたものを用いる。
次に、ガラス基板45を基板保持ステージ11に載置して保持する。このとき、基板保持ステージ11の基板保持面39に設けられた分断線対向溝19と、切り欠き46とが対向するようにガラス基板45を載置する。また、ガラス基板45は、基板保持面39の両端部と基板保持壁33とで保持されている。
次に、制御手段16からの信号により、基板保持ステージ11を操作して、ガラス基板45をアライメントマーク読み取り位置まで搬送する。
次に、アライメントカメラ13,14で、アライメントマーク読み取り位置まで搬送されたガラス基板45のアライメントマークの画像を読み取り、制御手段16へ画像データを送信する。
次に、画像データを受け取った制御手段16は、基板押圧部12のガラス基板45表面に対する傾き等を演算する。
次に、制御手段16が、その演算結果に基づいて、X方向、Y方向及びθ方向に傾きを補正するように基板保持ステージ11を移動することにより、ガラス基板45のアライメントを実行する。
次に、ガラス基板45の分断線に沿って形成した切り欠き46が、基板押圧部12の分断線対向壁41の真下において対向するように、基板保持ステージ11を搬送する。このとき、ガラス基板45の切り欠き46が形成されていない面(裏面とする)が、基板押圧部12の方へ向いている。このときの基板押圧部12の位置を待機位置と呼ぶ。また、図3に待機位置における基板押圧部12及び基板保持ステージ11の断面図を示す。
次に、上方の待機位置にある基板押圧部12を制御手段16からの信号により下降させる。このとき、下降した基板押圧部12は、まず、その分断線対向壁41を、ガラス基板45の裏面における切り欠き46に対応した位置に当接する。ガラス基板45の裏面に当接した分断線対向壁41は弾性材料で形成されているため、基板裏面に傷を付けず、自ら縦方向に収縮しながら徐々にガラス基板45を押圧していく。さらに、ガラス基板45を保持している基板保持壁33も、弾性材料で形成されているため、基板押圧部12の下降に伴って自ら縦方向に徐々に収縮していく。
基板押圧部12に押圧されるガラス基板45は、分断線に形成された切り欠き46付近を中心として両端が反り上がる。このとき、反り上がったガラス基板45は、その裏面が基板押圧部12の傾斜した基板押圧面49に当接し、その表面が基板保持ステージ11の傾斜した基板保持面39に当接する。また、基板押圧面49及び基板保持面39は、それぞれ弾性材料で形成されているため、ガラス基板45を傷つけることなく、且つ、ガラス基板45全体に荷重を掛けている。
続いて、基板押圧部12をさらに下降させて、分断線に沿って形成された切り欠き46において、ガラス基板45を分断する。このように基板保持ステージ11に保持され、基板押圧部12で押圧されるガラス基板45は、分断線に沿って形成された切り欠き46において、分断面が荒れることなく良好に分断される。このガラス基板45が分断されるときの基板押圧部12の位置を、基板押圧位置と呼ぶ。また、図4に、基板押圧位置における基板押圧部12及び基板保持ステージ11の断面図を示す。
また、分断の際に発生するガラスカレット等は、ガラス基板45や基板押圧部12に付着することなく基板保持ステージ11の分断線対向溝19へ落ちる。分断線対向溝19へ落ちたガラスカレットは、排気手段15により吸引されて、基板保持ステージ11の排気口から廃棄される。尚、排気手段15の作動のタイミングは、任意に選択することができる。
基板押圧部12を基板押圧位置まで下降させてガラス基板45を分断した後、分断されたガラス基板45を基板分断装置10から搬出して、次の処理工程に移行し、表示装置の製造を行う。
尚、基板保持ステージ11及び基板押圧部12は、上述のようなものに限らず、図5及び図6に示したものであってもよい。
図5は、待機位置における基板保持ステージ51及び基板押圧部52の断面図を示す。図6は、基板押圧位置における基板保持ステージ51及び基板押圧部52の断面図を示す。
基板保持ステージ51は、ステージ本体53及びステージ本体53の表面に形成された弾性保持部材54で構成されている。
ステージ本体53は、例えば縦75〜100cm、横100〜150cm及び厚さ20〜50cmの直方体に形成されている。ステージ本体53は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。ステージ本体53は、基板保持ステージ51の分断線対向溝55に対応する位置に、分断線対向溝55に沿って吸気口56が形成されており、吸気口56からステージ本体53内を通り、その側面へ抜けるように排気経路57が形成されている。
排気経路57は、吸気口56から下方へ延びるように形成されており、ステージ本体53の厚さ方向の中間部からは、側方へ延びるように形成されている。排気経路57は、吸気口56から複数本が延びるように形成されていてもよいし、一本のみが延びるように形成されていてもよい。
弾性保持部材54は、ステージ本体53の表面に所定間隔を空けて並設された第1部材61及び第2部材32で構成されている。これらの第1部材61及び第2部材62は、図7に示すように、それぞれ複数の起立して形成された柱状弾性体63で構成されている。この第1部材61及び第2部材62で形成する間隔は、ステージ本体53の表面中央部に直線状に延びるように形成されており、分断線対向溝55を構成している。弾性保持部材54は、その厚さが、例えば5〜10cmに形成されている。
柱状弾性体63は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、又は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)及びスチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のジエン系ゴム、さらにはフェノール系やエポキシ系の樹脂材料等の弾性材料で形成されている。柱状弾性体63は、それぞれ直径が数mm〜数cm程度に形成されている。
さらに、第1部材61及び第2部材62は、分断線対向溝55を構成する溝壁部に基板保持壁64が形成されており、第1部材61及び第2部材62の表面は、この基板保持壁64に接する部分を最深部として端部に向かって傾斜するように形成されている。第1部材61及び第2部材62の表面(基板保持面65)の傾斜角は、例えば、水平面から1〜5度程度に形成されている。
基板保持壁64は、第1部材61及び第2部材62の柱状弾性体63より弾性力の大きい弾性材料で形成されている。例えば、基板保持壁64は、第1部材61及び第2部材62で用いられているものよりゴム硬度の高いゴム等で形成されている。基板保持壁64は、ステージ本体53に起立するように、且つ、その頭頂部が丸みを帯びるように形成されている。
尚、基板保持壁64の形状は、上記に限られない。即ち、ステージ本体53上に起立するような直方体形状に形成されていてもよく、頭頂部のみ円錐状、角錐状、切頭円錐状又は切頭角錐状に形成されているものであってもよい。
また、基板保持壁64は、基板保持面65から突出していてもいなくてもよい。さらに、基板保持壁64の間隔は、分断処理対象の基板の材質や厚みによって任意に変更することができ、その都度最適な条件を設定して分断処理が行われる。
分断線対向溝55は、その深さが弾性保持部材54と同一であり、例えば2〜5cmに形成されている。また、分断線対向溝55の幅は、第1部材61及び第2部材62で形成する間隔と同一であり、例えば、1〜3cmに形成されている。
基板押圧部52は、押圧部本体70及び押圧部本体70の表面に形成された分断線対向壁71及び弾性押圧部材72で構成されている。
押圧部本体70は、基板保持ステージ51と同程度の大きさで、例えば、縦75〜100cm、横100〜150cm及び厚さ20〜50cmの直方体に形成されている。押圧部本体70は、鉄や鋼、又は、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、析出硬化系等のステンレス等で形成されている。
分断線対向壁71は、押圧部本体70の表面中央部に直線状に延びるように形成されている。分断線対向壁71は、押圧部本体70上に起立するように、且つ、その頭頂部が丸みを帯びるように形成されている。尚、分断線対向壁71の形状は、上記に限られない。即ち、押圧部本体70上に起立するような直方体形状に形成されていてもよく、頭頂部のみ円錐状、角錐状、切頭円錐状又は切頭角錐状に形成されているものであってもよい。分断線対向壁71は、その高さが、例えば、2〜6cm程度に形成されている。
弾性押圧部材72は、複数の起立して形成された柱状弾性体63で構成されている。柱状弾性体63は、それぞれ直径が数mm〜数cm程度に形成されている。柱状弾性体63は、押圧部本体70の表面に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、又は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)及びスチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のジエン系ゴム、さらにはフェノール系やエポキシ系の樹脂材料等の弾性材料で形成されている。弾性押圧部材72の表面は、分断線対向壁71を最頂部として端部に向かって傾斜するように形成されている。弾性押圧部材72の表面の傾斜角は、例えば、水平面から1〜5度程度に形成されている。弾性押圧部材72は、その厚さが、例えば5〜10cmであり、分断線対向壁71の先端が、弾性押圧部材72表面から0〜1cm程度突出するように形成されている。
また、分断線対向壁71は、弾性押圧部材72より弾性力の大きい材料で形成されている。例えば、分断線対向壁71は、弾性押圧部材72で用いられているものよりゴム硬度の高いゴム等で形成されている。
このように構成された基板保持ステージ51及び基板押圧部52を用いて実施形態1と同様に基板分断処理を行うと、ガラス基板の押圧時において基板保持ステージ51の基板保持面65及び基板押圧部52の基板押圧面75を構成する複数の柱状弾性体63が、それぞれ縦方向に収縮し、又は、横方向に屈折する。収縮又は屈折した柱状弾性体63は、ガラス基板45の表面及び裏面全体に傷を付けず、且つ、ガラス基板45に掛かる荷重を全体に分散する。従って、基板保持ステージ51に保持され、基板押圧部52で押圧されるガラス基板45は、分断線に沿って形成された切り欠き46において、分断面が荒れることなく良好に分断される。
(実施形態2)
(基板分断装置80の構成)
図8は、本発明の実施形態2に係る基板分断装置80を示す。図9は、本発明の実施形態2に係る並設基板保持ステージ81及び並設基板押圧部82の斜視図を示す。
基板分断装置80は、並設基板保持ステージ81、並設基板保持ステージ81に対向するように設けられた並設基板押圧部82、並設基板押圧部82の両側方に設けられたアライメントカメラ83,84、並設基板保持ステージ81の側方に設けられた排気手段85、並びに、制御手段86で構成されている。
並設基板保持ステージ81は、実施形態1に係る基板保持ステージ11が4つ、その分断線対向溝19が並列するように隣接配置されて構成されており、基板分断装置80の最下部に水平に設けられている。
並設基板保持ステージ81は上述のように4つの実施形態1に係る基板保持ステージ11で構成されているが、その排気経路87については、新たにステージ本体17に形成されている。即ち、ステージ本体17の水平方向に延びるように形成された排気経路21がそれぞれ一本の排気経路87となるように形成されており、それぞれの基板保持ステージ11から排出される空気が同一の排気口から排出されるように構成されている。
尚、実施形態1の基板保持ステージ11の吸気口20が基板保持ステージ11の分断線対向溝19が延びる方向のステージ本体17側端部に形成されていれば、このように新たに排気経路87を形成しなくてもよい。この場合、それぞれの排気口を別に設けた連結管で連結し、この連結管を排気手段85に接続して排気処理を行うようにする。
並設基板押圧部82は、実施形態1に係る基板押圧部12が4つ、その分断線対向壁41が基板保持ステージ11の分断線対向溝19に対向するように隣接配置されて構成されている。
アライメントカメラ83,84は、分断する基板に予め付されたアライメントマークを読み取るように、並設基板保持ステージ81に載置される基板の両端部の上方に一対が設けられている。アライメントカメラ83,84は、例えば、CCDカメラ等で構成されている。アライメントカメラ83,84は、基板のX軸及びY軸方向に移動可能となるように、例えば駆動軸等により保持して配設されている。
排気手段85は、並設基板保持ステージ81の側方に設けられている。排気手段85は、排気ファン及びダクト88で構成されている。ダクト88は、並設基板保持ステージ81の排気経路87の出口(排気口)に連結されており、排気ファンは、このダクト88を介して並設基板保持ステージ81の排気経路87と連通している。
制御手段86は、並設基板保持ステージ81、並設基板押圧部82、アライメントカメラ83,84、アライメントカメラ83,84の駆動軸、及び、排気手段85に電気的に接続されている。
(基板分断装置80を用いた表示装置の製造方法)
次に、本発明の実施形態2に係る基板分断装置80を用いた表示装置の製造方法について説明する。
まず、分断線に沿って切り欠き91が4本形成され、且つ、不図示のアライメントマークを端部に付したガラス基板90を並設基板保持ステージ81に載置して保持する。このとき、並設基板保持ステージ81のそれぞれの基板保持ステージ11の基板保持面39に設けられた分断線対向溝19と、切り欠き91とが対向するようにガラス基板90を載置する。また、ガラス基板90は、それぞれの基板保持ステージ11の基板保持面39の両端部と基板保持壁33とで保持されている。
次に、制御手段86からの信号により、並設基板保持ステージ81を操作して、ガラス基板90をアライメントマーク読み取り位置まで搬送する。
次に、アライメントカメラ83,84で、アライメントマーク読み取り位置まで搬送されたガラス基板90のアライメントマークの画像を読み取り、制御手段86へ画像データを送信する。
次に、画像データを受け取った制御手段86は、並設基板押圧部82のガラス基板90表面に対する傾き等を演算する。
次に、制御手段86が、その演算結果に基づいて、X方向、Y方向及びθ方向に傾きを補正するように並設基板保持ステージ81を移動することにより、ガラス基板90のアライメントを実行する。
次に、ガラス基板90の分断線に沿って形成した4本の切り欠き91が、それぞれ基板押圧部12の分断線対向壁41の真下において対向するように、並設基板保持ステージ81を搬送する。このとき、ガラス基板90の切り欠き91が形成されていない面(基板裏面)が、並設基板押圧部82の方へ向いている。
次に、上方の待機位置にある並設基板押圧部82を制御手段86からの信号により下降させる。このとき、下降した並設基板押圧部82は、まず、その分断線対向壁41を、ガラス基板90の裏面における切り欠き91に対応した位置に当接する。ガラス基板90の裏面に当接した分断線対向壁41は弾性材料で形成されているため、基板裏面に傷を付けず、自ら縦方向に収縮しながら徐々にガラス基板90を押圧していく。さらに、ガラス基板90を保持している基板保持壁33も、弾性材料で形成されているため、並設基板押圧部82の下降に伴って自ら縦方向に徐々に収縮していく。
並設基板押圧部82に押圧されるガラス基板90は、分断線に形成された切り欠き91付近を中心として各分断予定領域の両端が反り上がる。このとき、反り上がったガラス基板90は、その裏面が並設基板押圧部82のそれぞれの基板押圧部12の傾斜した基板押圧面49に当接し、その表面が対応する基板保持ステージ11の傾斜した基板保持面39に当接する。また、基板押圧面49及び基板保持面39は、それぞれ弾性材料で形成されているため、ガラス基板90を傷つけることなく、且つ、ガラス基板90全体に荷重を掛けている。
続いて、並設基板押圧部82をさらに下降させて、分断線に沿って形成された切り欠き91において、ガラス基板90を分断する。このとき、ガラス基板90は、4本の切り欠き91において分断されるため、5つの短冊状ガラス基板に分断される。
また、分断の際に発生するガラスカレット等は、ガラス基板90や並設基板押圧部82に付着することなく並設基板保持ステージ81のそれぞれの基板保持ステージ11の分断線対向溝19へ落ちる。分断線対向溝19へ落ちたガラスカレットは、排気手段85により吸引されて、並設基板保持ステージ81の排気口から廃棄される。尚、排気手段85の作動のタイミングは、任意に選択することができる。
分断後、ガラス基板90を基板分断装置80から搬出して、次の処理工程に移行し、表示装置の製造を行う。
尚、本実施形態では、LCD(liquid crystal display;液晶表示ディスプレイ)のガラス基板の分断に係る基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法について示したが、PDP(plasma display panel;プラズマディスプレイパネル)、有機EL(organic electroluminescence )、FED(field emission display;電界放出ディスプレイ)、又は、SED(surface-conduction electron-emitter display;表面電界ディスプレイ)等の製造工程において実施されるガラス基板等の分断に係るものであってもよい。
(作用効果)
次に作用効果について説明する。
本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、分断線に沿って表面に切り欠き46が形成されたガラス基板45を分断する基板分断装置10であって、基板保持面39に分断線対向溝19が設けられた基板保持ステージ11と、基板保持ステージ11の基板保持面39に対向して設けられると共に、基板押圧面49に分断線対向壁41が設けられ、且つ、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45から離間した待機位置と、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45を押圧して分断する基板押圧位置との間で可動に構成された基板押圧部12と、を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、分断線が分断線対向溝19に対向するようにガラス基板45を保持し、基板押圧部12を、分断線対向壁41が分断線に当接するようにガラス基板45に押圧し、分断線でガラス基板45を分断するため、分断時に発生するカレットは分断線対向壁41からの押圧力により基板保持ステージ11の分断線対向溝19へ落下する。このため、基板保持ステージ11の表面等にカレットが付着せず、ガラス基板45の分断面が擦れ合って荒れてしまうのを抑制することができる。また、分断時にガラス基板45の分断線が基板保持ステージ11の表面に直接接触しないため、分断時に発生したカレットが基板保持ステージ11の表面に残存しない。このため、連続して基板分断装置10を使用する場合に、次回のガラス基板45処理時におけるガラス基板45表面への傷の発生を抑制することができる。
また、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板保持ステージ11の基板保持面39が弾性材料で形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板保持ステージ11の基板保持面39が弾性材料で形成されているため、分断時にガラス基板45に局所的な荷重がかかるのを軽減することができる。このため、分断時においてガラス基板45を所定の分断線に沿って良好に分断することができる。
さらに、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板保持ステージ11の分断線対向溝19が、その両溝壁部に、基板保持面39より弾性力の大きい材料で形成された基板保持壁33を有していることを特徴とする。
このような構成によれば、ガラス基板45の分断時に、ガラス基板45全体を弾性材料で形成された基板保持面39でソフトに保持しつつ、分断線対向溝19の両溝壁部に弾性力のより大きい材料で形成された基板保持壁33がガラス基板45に当接することで、分断線からその直交する方向に向けてガラス基板45にカットラインが進行するのを抑制することができる。
また、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板保持ステージ11の基板保持面39が、分断線対向溝19を最深部として両端に向かって傾斜するように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板保持ステージ11の基板保持面39が、分断線対向溝19を最深部として両端に向かって傾斜するように形成されているため、ガラス基板45が基板押圧部12により押圧される際、基板保持ステージ11の基板保持面39の傾斜に沿ってガラス基板45が撓むことができる。このため、ガラス基板45が分断される際に分断線にかかる荷重を軽減し、分断直前にガラス基板45の全体に荷重が行き渡るようにすることができる。従って、分断時においてガラス基板45の分断面を所定の分断線に沿ってより良好に分断することができる。
さらに、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板押圧部12の基板押圧面49が弾性材料で形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板押圧部12の基板押圧面49が弾性材料で形成されているため、分断時にガラス基板45に局所的な荷重がかかるのを軽減することができる。このため、分断時においてガラス基板45を所定の分断線に沿って良好に分断することができる。
また、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板押圧部12の分断線対向壁41が、基板押圧面49より弾性力の大きい材料で形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ガラス基板45の分断時に、ガラス基板45全体を弾性材料で形成された基板押圧面49でソフトに押圧しつつ、より弾性力の大きい分断線対向壁41を分断線上に当接させることにより、分断線に荷重を集中させることができ、且つ、その荷重が分断面の荒れを引き起こすような強度のものとなることを抑制することができる。このため、分断時においてガラス基板45を所定の分断線に沿ってより良好に分断することができる。
さらに、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板押圧部12の基板押圧面49が、分断線対向壁41を最頂部として両端に向かって傾斜するように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板押圧部12の基板押圧面49が、分断線対向壁41を最頂部として両端に向かって傾斜するように形成されているため、ガラス基板45が基板押圧部12により押圧される際、基板保持ステージ11の基板押圧面49の傾斜に沿ってガラス基板45が撓むことができる。このため、ガラス基板45が分断される際に分断線にかかる荷重を軽減し、分断直前にガラス基板45の全体に荷重が行き渡るようにすることができる。従って、分断時においてガラス基板45の分断面を所定の分断線に沿ってより良好に分断することができる。
また、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板保持ステージ11の分断線対向溝19と、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45と、で囲まれる空間から空気を排出する排気手段15をさらに備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板保持ステージ11の分断線対向溝19と、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45と、で囲まれる空間から空気を排出する排気手段15をさらに備えているため、分断時に発生して基板保持ステージ11の分断線対向溝19へ落下したカレットが、そのまま排気手段15により分断線対向溝19から排出される。このため、分断の際に発生するカレットがガラス基板45や基板保持ステージ11表面に付着するのをより効果的に抑制することができる。
さらに、本発明の実施形態1に係る基板分断装置10は、基板保持ステージ51の基板保持面65及び/又は基板押圧部52の基板押圧面75が、複数の起立した柱状弾性体63で構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板保持ステージ51の基板保持面65及び/又は基板押圧部52の基板押圧面75が、複数の起立した柱状弾性体63で構成されているため、分断時にガラス基板45に局所的な荷重がかかるのを軽減すると共に、基板保持面65や基板押圧面75の表面積を減少させて、カレットの基板保持面65や基板押圧面75への付着をより良好に抑制することができる。
また、本発明の実施形態2に係る基板分断装置80は、基板保持ステージ11が、各々、分断線対向溝19が並列するように複数が隣接して配置され、基板押圧部12が、各々、分断線対向壁41が基板保持ステージ11の分断線対向溝19に対向するように複数が隣接して配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、基板保持ステージ11が、各々、分断線対向溝19が並列するように複数が隣接して配置され、基板押圧部12が、各々、分断線対向壁41が基板保持ステージ11の分断線対向溝19に対向するように複数が隣接して配置されているため、一枚のガラス基板45を一度に複数枚の短冊状基板に分断することができる。従って、ガラス基板45の処理効率が良好となる。
本発明の実施形態1に係る表示装置の製造方法は、分断線に沿って表面に切り欠き46が形成されたガラス基板45を分断する表示装置の製造方法であって、基板保持面39に分断線対向溝19が設けられている基板保持ステージ11に、分断線が分断線対向溝19に対向するようにガラス基板45を保持する基板保持ステップと、基板保持ステージ11に保持されたガラス基板45に対し、分断線対向壁41が設けられている基板押圧部12を、分断線対向壁41が分断線に当接するようにガラス基板45に押圧し、分断線でガラス基板45を分断する基板分断ステップと、を備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、分断線が分断線対向溝19に対向するようにガラス基板45を保持し、基板押圧部12を、分断線対向壁41が分断線に当接するようにガラス基板45に押圧し、分断線でガラス基板45を分断するため、分断時に発生するカレットは分断線対向壁41からの押圧力により基板保持ステージ11の分断線対向溝19へ落下する。このため、基板保持ステージ11の表面等にカレットが付着せず、ガラス基板45の分断面が擦れ合って荒れてしまうのを抑制することができる。また、分断時にガラス基板45の分断線が基板保持ステージ11の表面に直接接触しないため、分断時に発生したカレットが基板保持ステージ11の表面に残存しない。このため、連続して分断装置を使用する場合に、次回のガラス基板処理時におけるガラス基板表面への傷の発生を抑制することができる。
また、本発明の実施形態2に係る表示装置の製造方法は、基板保持ステップでは、各々、分断線対向溝19が並列するように複数が隣接して配置された基板保持ステージ11に基板を保持しており、基板分断ステップでは、各々、分断線対向壁41が基板保持ステージ11の分断線対向溝19に対向するように複数が隣接して配置された基板押圧部12でガラス基板45を分断することを特徴とする。
このような構成によれば、基板保持ステップでは、各々、分断線対向溝19が並列するように複数が隣接して配置された基板保持ステージ11にガラス基板45を保持し、基板分断ステップでは、各々、分断線対向壁41が基板保持ステージ11の分断線対向溝19に対向するように複数が隣接して配置された基板押圧部12でガラス基板45を分断するため、一枚のガラス基板45を一度に複数枚の短冊状ガラス基板に分断することができる。従って、ガラス基板の処理効率が良好となる。
以上説明したように、本発明は、基板分断装置及びそれを用いた表示装置の製造方法にについて有用である。
本発明の実施形態1に係る基板分断装置10の模式図である。 本発明の実施形態1に係る基板保持ステージ11及び基板押圧部12の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る待機位置における基板押圧部12及び基板保持ステージ11の断面図である。 本発明の実施形態1に係る基板押圧位置における基板押圧部12及び基板保持ステージ11の断面図である。 本発明の実施形態1に係る待機位置における基板保持ステージ51及び基板押圧部52の断面図である。 本発明の実施形態1に係る基板押圧位置における基板保持ステージ51及び基板押圧部52の断面図である。 本発明の実施形態1に係る柱状弾性体63の模式図である。 本発明の実施形態2に係る基板分断装置80の模式図である。 本発明の実施形態2に係る並設基板保持ステージ81及び並設基板押圧部82の斜視図である。 特許文献1に開示された基板分断装置の模式図である。 特許文献2に開示された基板分断装置のガラス基板載置時の様子を示す模式図である。 特許文献2に開示された基板分断装置の押さえシート被せ時の様子を示す模式図である。
符号の説明
10,80 基板分断装置
11,51 基板保持ステージ
12,52 基板押圧部
13,14,83,84 アライメントカメラ
15,85 排気手段
16,86 制御手段
18,54 弾性保持部材
19,55 分断線対向溝
20,56 吸気口
33,64 基板保持壁
39,65 基板保持面
41,71 分断線対向壁
42,72 弾性押圧部材
49,75 基板押圧面
63 柱状弾性体
81 並設基板保持ステージ
82 並設基板押圧部

Claims (12)

  1. 分断線に沿って表面に切り欠きが形成された基板を分断する基板分断装置であって、
    基板保持面に分断線対向溝が設けられた基板保持ステージと、
    上記基板保持ステージの基板保持面に対向して設けられると共に、基板押圧面に分断線対向壁が設けられ、且つ、該基板保持ステージに保持された基板から離間した待機位置と、該基板保持ステージに保持された基板を押圧して分断する基板押圧位置との間で可動に構成された基板押圧部と、
    を備えた基板分断装置。
  2. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板保持ステージの基板保持面は、弾性材料で形成されている基板分断装置。
  3. 請求項2に記載された基板分断装置において、
    上記基板保持ステージの分断線対向溝は、その両溝壁部に、上記基板保持面より弾性力の大きい材料で形成された基板保持壁を有する基板分断装置。
  4. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板保持ステージの基板保持面は、上記分断線対向溝を最深部として両端に向かって傾斜するように形成されている基板分断装置。
  5. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板押圧部の基板押圧面は、弾性材料で形成されている基板分断装置。
  6. 請求項5に記載された基板分断装置において、
    上記基板押圧部の分断線対向壁は、上記基板押圧面より弾性力の大きい材料で形成されている基板分断装置。
  7. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板押圧部の基板押圧面は、上記分断線対向壁を最頂部として両端に向かって傾斜するように形成されている基板分断装置。
  8. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板保持ステージの分断線対向溝と、該基板保持ステージに保持された基板と、で囲まれる空間から空気を排出する排気手段をさらに備えた基板分断装置。
  9. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板保持ステージの基板保持面及び/又は上記基板押圧部の基板押圧面は、複数の起立した柱状弾性体で構成されている基板分断装置。
  10. 請求項1に記載された基板分断装置において、
    上記基板保持ステージは、各々、上記分断線対向溝が並列するように複数が隣接して配置され、
    上記基板押圧部は、各々、上記分断線対向壁が上記基板保持ステージの分断線対向溝に対向するように複数が隣接して配置されている基板分断装置。
  11. 分断線に沿って表面に切り欠きが形成された基板を分断する表示装置の製造方法であって、
    基板保持面に分断線対向溝が設けられている基板保持ステージに、分断線が該分断線対向溝に対向するように基板を保持する基板保持ステップと、
    上記基板保持ステージに保持された基板に対し、分断線対向壁が設けられている基板押圧部を、該分断線対向壁が分断線に当接するように基板に押圧し、分断線で基板を分断する基板分断ステップと、
    を備えた表示装置の製造方法。
  12. 請求項11に記載された表示装置の製造方法において、
    上記基板保持ステップでは、各々、上記分断線対向溝が並列するように複数が隣接して配置された基板保持ステージに基板を保持し、
    上記基板分断ステップでは、各々、上記分断線対向壁が上記基板保持ステージの分断線対向溝に対向するように複数が隣接して配置された基板押圧部で基板を分断する表示装置の製造方法。
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