JP2007302386A - 電気コード巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電気コードを夫々任意の長さに引出すことができると共に夫々の引出し長さに係わらず巻取ることができ、使い勝手を向上できる電気コード巻取装置を提供する。
【解決手段】夫々アース線18が巻装された二個のドラム14,14をハンドル軸12の周りに夫々回転可能に設けたアース線巻取装置1は、ハンドル軸12と一体に回転するように設けられた摺動部材22と、これと隣り合ったドラム14,14間に摩擦力を生じさせる摩擦力発生手段とを具備して構成されている。この摩擦力発生手段は、アース線18の巻取り時には、ハンドル29の回転操作によりハンドル軸12と二個のドラム14,14が一体に回転するとともに、アース線18の引出し時には、夫々のドラム14が独立して回転するように、前記摩擦力が設定可能に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中継用の電気コードを巻取るドラムを備えた電気コード巻取装置に関する。
従来より、電気機器などを設置或いは使用するにあたり、電気機器を中継する電気コードが短い場合は、そのコードを延長するための別の電気コードを接続する必要があり、逆に、必要以上に電気コードが長い場合は始末が悪いものとなっていた。
そこで、長い電気コードを邪魔にならないように所望の長さ分、自在に巻き取るようにしたコードリールケースが提案されている。このコードリールケースは、全体が薄型の太鼓状をなし、その中心部にはコード係合部を備えた中心リールが設けられている。前記中心リールは前記コードリールケースの一方の側壁に一体形成されたハンドルとともに、周壁たる環状ケースに対し相対回動可能に構成されている。前記環状ケースには開口部が形成されており、この開口部に、電気コードの中間部分を折り曲げた折曲部が挿入される。そして、前記ハンドルの操作により、中心リールを回動せしめると前記折曲部が前記係合部に掛かり、さらに中心リールを回動せしめて行くと電気コードが中心リールに巻き取られてコードリールケース内に収納されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−171836号公報
しかしながら、このような従来の構成のものでは、前記コードリールケースに電気コードを収容する場合、常に電気コードの中間部分を折り曲げて巻き取らなければならず、従って見掛け上、コードリールケースに巻き取られた二本(実際には一本)の電気コードのうち一方のコードのみを長く引出すことができないものとなっていた。
殊に、中継用のアース線に前記コードリールケースを適用した場合、以下のような問題が生じる。即ち、建設工事などの現場において、電動機などの耐圧試験やアーク溶接機などの電気機器を使用する際、感電事故を防止するため接地工事が行われる。この接地工事(B種を除く)において、前記電気機器の外装などの非充電部と接地極(例えばアース棒)とを中継するアース線はその中間部分を折り曲げて前記コードリールケースに収容されることになるため、コードリールケースは必然的にアース線の経路の中間に位置するようになる。また、コードリールケースは、前述した二本のアース線のうち一方のアース線のみを引出すことができないため、作業者にとって制約が多く使い勝手も悪いものとなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の電気コードを夫々任意の長さに引出すことができるとともに、夫々の引出し長さに係わらず巻取ることができ、使い勝手を向上できる電気コード巻取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の電気コード巻取装置は、支持体と、この支持体に回転可能に設けられ、ハンドルの回転操作により回転されるハンドル軸と、このハンドル軸の周りに夫々回転可能に設けられた複数個のドラムと、これらのドラムの夫々に巻装された電気コードと、夫々の電気コードの巻始端部を電気的に接続する接続手段と、隣り合う両ドラム間に位置させて、前記ハンドル軸と一体に回転するように設けられた摺動部材と、前記摺動部材と、これと隣り合った前記ドラム間に摩擦力を生じさせる摩擦力発生手段とを具備し、前記摩擦力発生手段は、前記電気コードの巻取り時には、前記ハンドルの回転操作により前記ハンドル軸と前記複数個のドラムが一体に回転するとともに、前記電気コードの引出し時には、夫々のドラムが独立して回転するように、前記摩擦力が設定可能に構成されていることを特徴としている。
以上のように、本発明の電気コード巻取装置によれば、複数の電気ケーブルを夫々任意の長さに引出すことができるとともに、夫々の引出し長さに係わらず巻取ることができ、使い勝手を向上できる効果を得られる。
以下、本発明をアース線巻取装置に適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。図2は、本発明のアース線巻取装置の概略的な斜視図を示すものであり、図1にその縦断側面図を示す。
アース線巻取装置1の支持体2は、例えば合成樹脂材料からなる支持板3、4を備えている。前記支持板3,4には、その左側(図2中、矢印L方向)上部の隅を除く、他の三箇所の隅に位置して夫々一個ないし二個の孔部6(図1参照)が形成されている。
前記支持板3,4間の孔部6に位置して円筒状のスペーサ7が配設されており、これら孔部6,6及びスペーサ7にボルト8が挿通されている。このボルト8の先端部がナット8aと螺合し、対向する支持板3,4が連結して固定されることで支持体2が構成されている。
前記ボルト8、ナット8a及びスペーサ7は上述した支持板3,4の固定部9とされ、支持板3,4の左側下部、及び右側上部においては、夫々二個の固定部9,9が間隔Sを有して配設されている。これら一対の固定部9,9は後述するストッパ10a、10bとされている。
前記支持板3,4の略中央に形成された円形状の孔部3a、4aには、夫々軸受11が軸方向に移動可能に設けられており、前記軸受11、11には、導電性を有する例えば金属製のハンドル軸12が回転可能に軸支されている。ハンドル軸12は、頭部12bと軸本体12aとを一体に有している。
前記軸本体12aは、対向する支持板3,4の対向距離よりも長くなるように形成されている。また、軸本体12aには、その外周面に雄ねじが設けられるとともに、軸方向に全体に亘る切欠部12c(図3参照)が形成されることで、軸本体12a断面が「D」の字状に形成されている。
前記軸本体12aの周りには、両支持板3,4間に位置して二個のドラム14が夫々回転可能に設けられている。
ドラム14は、例えば合成樹脂材料からなり、筒部15とこの筒部15の両端部の周囲に形成された略円環状の鍔部16,16とを一体に備えている。筒部15両端の中央部には、軸方向に突出し且つ筒部15の内周に沿う円環状の凸部15a、15aが形成されている。この凸部15aの支持板3,4側の端面は、軸受11、11の端面と当接するようになっている。
前記各筒部15の内周面には、それぞれ導電性材料、例えば銅製のパイプ17が固着されている。一方、軸本体12aには、これらのパイプ17,17の内周側に位置して二個の接触子13a、13bが設けられている。接触子13a、13bは、導電性の金属材料からなるコイルばね状に形成されており、軸本体12aの外周に装着されている。この軸本体12aが挿通されたパイプ17,17は、その内周面において接触子13a、13bと摺接するようになっている。
前記両ドラム14,14には、電気コードとしてアース線18が夫々巻装されている。詳しい図示は省略するが、アース線18の巻始部分19は筒部15に固定されるとともに、その巻始端部19aは、パイプ17の外周面に半田付けされている。このようにして、夫々のアース線18の巻始端部19aは、導電性を有するパイプ17、接触子13a、13b、及びハンドル軸12によって、互いに電気的に接続されるようになっている。これらパイプ17、接触子13a、13b及びハンドル軸12は、本発明の接続手段を構成する。
図2に示すように、前記アース線18の巻終端部20aには、夫々ワニ口クリップ21が装着されている。ワニ口クリップ21は、アース線18の巻き取り時に前記ストッパ10a、10bに衝接することによって夫々のアース線18の巻き取り長を規制するように構成されている。
前記軸本体12aには、隣り合う両ドラム14,14間に位置させて摺動部材22が設けられている。図3は、図1のA−A線に沿う縦断正面図を示すものであり、摺動部材22を軸本体12aとともに示している。
摺動部材22は、金属材料からなり、略円板状に形成されている。摺動部材22の中心部には、円周部と直状部22aとからなる略「D」の字状の孔部22bが設けられている。摺動部材22は、直状部22aと孔部22bに挿通された軸本体12aの切欠部12cとが係合することで、ハンドル軸12と一体に回転するようになっている。また、摺動部材22は、軸方向に移動可能になっている。
前記両ドラム14,14には、摺動部材22側に位置して、円環状をなす摩擦板23が夫々設けられている。摩擦板23は、その厚み(軸方向寸法)が凸部15aの突出寸法よりも大きく設定されるとともに、摩擦板23の外径寸法は、摺動部材22の外径寸法と略一致するように設定され、前記凸部15aに嵌合保持されている。
支持板3の外側には、浅底な円形容器状をなし導電性を有する金属板製の取付部材24が設けられている。取付部材24には、その底面24aに接着剤により固定された円環状のマグネット25が収容されている。また、前記底面24aの中央部には、軸本体12aが挿通される挿通孔が形成されている。取付部材24は、ハンドル軸12に形成された頭部12bにより前記挿通孔の周囲部が押えられることにより、ハンドル軸12の軸方向への移動不能に係止されるとともに、アース線18,18に接続手段を介して電気的に接続されている。
軸本体12aの先端部には、支持板4の外側に位置させてハンドルアーム26が取付けられている。ハンドルアーム26は矩形薄板状をなし、その一方の端部には、軸本体12aが貫通する貫通孔が形成されるとともに該軸本体12aに螺合するナット27が溶接により固着されている。ハンドルアーム26は、ナット27に螺合された軸本体12aの先端部においてハンドル軸12に固定されている。
ハンドルアーム26の他方の端部には、固定軸28が装着されていて、この固定軸28に略円柱状をなすハンドル29が回転可能に設けられている。このハンドル29を操作して、ハンドル軸12を中心にハンドルアーム26を回転させると、ハンドル軸12は摺動部材22と一体的に回転するようになっている。
また、軸本体12aの先端部には、ハンドルアーム26と軸受11との間に位置させて、摩擦力調整手段を構成する調整体30が設けられている。調整体30は、有底円筒状をなす本体部30aとこの本体部30aの外周から放射状に延びる操作部31とを一体に有している。前記本体部30aの内側たる収容部30bは正面視にて六角形状に形成され、その収容部30bに調整ナット32が嵌合装着されるとともに、本体部30a底面の中心部には、軸本体12aを挿通するための挿通孔が形成されている。
前記調整ナット32は軸本体12aに螺合され、操作部31の回転操作により調整体30全体が軸方向に移動するようになっている。具体的には、調整体30は、操作部31を締付方向(図2中、矢印X1方向)に回転させると軸本体12aに沿って先端部側から頭部12b側へと移動して、軸受11の端面を押圧する。
これにより、軸受11、11間には、ドラム14,14を互いに密接させるような力が作用する。即ち、両ドラム14、14は、軸受11,11により凸部15a、15aにおいて挟み付けられ、前記摩擦板23は両ドラム14、14と摺動部材22とにより圧接される。この状態において、前記ハンドル29を操作してハンドル軸12を回転させると、摩擦板23は、摺動部材22とこれと隣り合ったドラム14間に、摺動部材22の回転に対する摩擦力を生じさせるようになっている。
他方、操作部31を弛緩方向(図2中、矢印X2方向)に回転させると、調整体30は頭部12bとは反対側へと移動され、換言すれば軸受11の端面から離間する方向へ移動する。この場合、摩擦板23は圧接されておらず、前述した摩擦力は極力低減され殆ど生じないようになる。前記摩擦板23は、調整体30とともに本発明の摩擦力発生手段を構成する。
次に、上記のように構成された本実施例の作用について図4、図5も参照しながら説明する。図4、図5は、夫々アース線巻取装置1の使用形態の一例を示す概略図である。
建設工事などの現場において電気機器、例えばアーク溶接機33を使用する際、感電事故を防止するためアース線巻取装置1を使用して、図4に示すような接地工事(B種を除く)が行われる。
即ち先ず、図4に示すように、アース線巻取装置1は例えば磁性体たる鉄柱34に取付けられる。このアース線巻取装置1は、取付部材24に収容されたマグネット25の磁力により取付部材24の端部が鉄柱34に吸着し且つ接触することで、鉄柱34の側面に固定されている。
続いて、操作部31を弛緩方向に回転操作して、調整体30が軸受11の端面を押圧しない状態に設定する。そして、大地中に打ち込まれたアース棒35にアース線18を接続するべく、一方のドラム14からアース線18をR方向に引き出すと、この引出しに伴い該ドラム14は引出し方向(図2中、矢印X1方向)に回転する。この場合、ドラム14は調整体30による軸方向の押圧力を受けていないため、ドラム14の回転に対する摩擦力は殆ど発生せず、該ドラム14は単独で回転する。
こうして一方のアース線18は、単独でアース線巻取装置1から引出され、ワニ口クリップ21がアース棒35に取付けられる。これと同様に、他方のアース線18を単独でL方向に引出して他方のワニ口クリップ21をアーク溶接機33の金属外装に取付け、以ってアーク溶接機33の接地が施されるようになっている。
これに対し、作業の終了時などにアース線18を巻取る場合には、操作部31を締付方向に回転操作して調整体30が軸受11の端面を押圧するように設定する。接地工事の際に引出されたアース線18は、ワニ口クリップ21が外された後、ハンドル29の巻取り方向(図2中、矢印X2方向)への回転操作により巻取られる。
この場合、前記調整体30の押圧力によって、摩擦板23は、摺動部材22とこれと隣り合ったドラム14間に、摺動部材22の回転に対する摩擦力を生じさせる。従って、ハンドル29の回転操作により摺動部材22が回転すると、前記摩擦力により、両ドラム14、14が巻取り方向に一体に回転して、二本のアース線18、18が同時に巻取られるようになっている。
この巻取り時において、アース線18、18の引出し長さが異なる場合、先ず引出し長さの短い方のドラム14は、そのアース線18のワニ口クリップ21がストッパ10bに衝接することにより回転が停止する。さらにンドル29を巻取り方向へ回転操作すると、停止したドラム14に生じる最大摩擦力に抗して、他方のドラム14と摺動部材22が一体に回転し、残りのアース線18を巻取るようになっている。尚、この使用形態においては、アース線巻取装置1を床面などの上に置いて使用してもよい。
図5は、他の使用形態の一例を示すものであり、図4に示した使用形態と異なるところを説明する。
図5に示すように、アース線巻取装置1は、磁性体たるアーク溶接機33aの金属外装に設けられるとともに、一方のアース線18はアース棒35に、他方のアース線18はアーク溶接機33bに夫々取付けられている。
この場合、取付部材24は、これに収容されたマグネット25の磁力によりアース線巻取装置1をアーク溶接機33aに固定するだけでなく、以下のように機能する。即ち、アーク溶接機33aの外装と接触する取付部材24は、アース線18、18と電気的に接続されているため、アーク溶接機33aとアース棒35とがアース接続され、以って二台のアーク溶接機33a、33bの接地が同時に施されるようになっている。
以上のように本実施例によれば、前記摩擦力を利用して、二本のアース線18,18を夫々任意の長さに引出すことができるとともに、夫々の引出し長さに係わらず巻取ることができる。また、アース線18の巻取り時には、引出された二本のアース線18,18を同時に巻取ることが可能となり作業性を向上させることができ、総じてアース線巻取装置1の使い勝手を向上できる効果を得られる。
前記摩擦力は、操作部31の回転操作によって調整することができる。従って、ドラム14とハンドル軸12が同時に回転するための、摺動部材22とドラム14,14間の所望の摩擦結合力(結合状態)に調整できるだけでなく、これを外部からの操作部31の回転操作のみで容易に行なうことができる。
また、接続手段によって電気的に接続された二本のアース線18,18を、夫々任意の長さに引出すことができるため、アース線巻取装置1をアース線18、18の経路の任意の位置に設けることができる。更に、取付部材24に収容されたマグネット25の吸着力により、鉄柱34などの側面にアース線巻取装置1の本体を固定することができるので、建設工事などの現場における接地工事の作業性を向上させることができる。
前記取付部材24は、接続手段によってアース線18、18と電気的に接続されているため、取付部材24を電気機器の金属外装に固定した場合、一方のアース線18をアース棒35に接続することで前記電気機器の接地を施すことができる。よって、他方のアース線18を他の電気機器に接続することで、一台のアース線巻取装置1によって二台の電気機器の接地を同時に施すことができる。
尚、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
本発明は、アース線巻取装置1に限られず、電気コードが巻装された電気コード巻取装置全般にも適用できるものである。
また、ドラム14を三個以上設けるとともに、ドラム14の数に応じた摺動部材22および摩擦板23を両ドラム14,14間に配設するようにしてもよい。
上記実施例では、引出し時および巻取り時に夫々摩擦力を調整するようにしたが、これに限定されるものではない。即ち、操作部31の調整により、巻取り時にハンドル軸12と両ドラム14、14が一体に回転するような摩擦結合力が得られていれば、以降の引出し時および巻取り時に操作部31を操作しなくてもよい。この場合のアース線18の引出しは、ハンドル軸12が回転しないようハンドル29を手で押さえる等して、一方のアース線18のみを引出すことにより、夫々のドラム14,14を独立に回転させて行うようにしてもよい。
また、上記実施例では、支持板3,4を固定部9により連結することで支持体2を構成したが、これに限定されるものではなく、ドラム14,14全体を覆う支持体にアース線18,18のための開口部を設けた構成としてもよい。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、アース線巻取装置1を接地工事全般(B種を除く)に適用するなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の一実施例を示す縦断側面図 全体の斜視図 図1のA−A線に沿う縦断面図 使用形態の一例を示す概略図 使用形態の他の例を示す図4相当図
符号の説明
図面中、1はアース線巻取装置(電気コード巻取装置)、2は支持体、12はハンドル軸(接続手段)、13a、13bは接触子(接続手段)、14はドラム、17はパイプ(接続手段)、18はアース線(電気コード)、19aは巻始端部、22は摺動部材、23は摩擦板(摩擦力発生手段)、24は取付部材、25はマグネット、29はハンドル、30は調整体(摩擦力発生手段、摩擦力調整手段)、34は鉄柱(磁性体)を示す。

Claims (4)

  1. 支持体と、
    この支持体に回転可能に設けられ、ハンドルの回転操作により回転されるハンドル軸と、
    このハンドル軸の周りに夫々回転可能に設けられた複数個のドラムと、
    これらのドラムの夫々に巻装された電気コードと、
    夫々の電気コードの巻始端部を電気的に接続する接続手段と、
    隣り合う両ドラム間に位置させて、前記ハンドル軸と一体に回転するように設けられた摺動部材と、
    前記摺動部材と、これと隣り合った前記ドラム間に摩擦力を生じさせる摩擦力発生手段とを具備し、
    前記摩擦力発生手段は、
    前記電気コードの巻取り時には、前記ハンドルの回転操作により前記ハンドル軸と前記複数個のドラムが一体に回転するとともに、
    前記電気コードの引出し時には、夫々のドラムが独立して回転するように、前記摩擦力が設定可能に構成されていることを特徴とする電気コード巻取装置。
  2. 摩擦力発生手段は、摩擦力を調整するための摩擦力調整手段を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コード巻取装置。
  3. 電気コードはアース線として使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気コード巻取装置。
  4. 支持体に設けられ、接続手段により電気コードと電気的に接続された取付部材と、この取付部材に設けられたマグネットとを備え、アース接続された磁性体に前記マグネットの磁力により吸着した状態で、前記取付部材が前記磁性体に接触するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電気コード巻取装置。
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