JP2007302359A - ベルトコンベア用シュート装置 - Google Patents

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Takao Genkai
孝雄 現海
Yutaka Hamaguchi
豊 浜口
Yukio Urata
幸男 浦田
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Abstract

【課題】石炭を搬送する際の落炭防止や発塵防止に優れるベルトコンベア用スカート装置を提供する。
【解決手段】シュート部とベルトコンベア間の隙間を覆うスカートと、前記スカートを前記シュート部の下部に取り付けるスカート支持部とを有する本体と、前記本体の、ベルトコンベアのテール側となる端部に配置されるバックシールドと、を有し、前記バックシールドは、紐状部材を介して、ベルトコンベアのベルト上面に摺接可能、且つベルトコンベア運転の際、前記端面に突き当たるように前記本体の端部に取り付けられ、ベルトコンベアの幅方向の断面形状に沿った断面形状を有し、2層からなる硬質スポンジ層で構成され、上部の硬質スポンジ層は軸線を幅方向に配置した鋼線を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はベルトコンベア用シュート装置に関し、特に、石炭を搬送する際の発塵防止に優れるものに関する。
図3は、原料地区における石炭の移動経路を説明する模式図で、石炭aは、石炭ヤードからローダー90により切り出され、定量切出装置(CFW)100まで搬送される。
定量切出装置(CFW)100で一定量とされた石炭は砕炭機200に搬送され、その後、コークス炉300に投入される。
石炭の石炭ヤードからコークス炉までの移動は全てベルトコンベアによるので、ベルトコンベアは原料設備のほぼ90%を占め、装備数850本、総延長は80kmにも達し、ベルトコンベアからの石炭の落下(以下、落炭)や、発塵は環境防災に大きな影響を与える。
ベルトコンベアからの石炭の発塵は主にベルトコンベア乗り継ぎシュート部周辺に発生する。
図4はベルトコンベア乗り継ぎ部のベルトコンベア用シュート装置の構成を説明する図で、図において1はシュート装置、2は上段側のベルトコンベア、3は下段側のベルトコンベア、4はテールプーリー、10はシュート部、40はスカート支持部、41はサイドスカート、42はバックスカート、矢印はベルトコンベアの搬送方向を示す。
発塵はベルトコンベア用シュート装置1のシュート部10の下部側で、特にバックスカート42と下段側のベルトコンベア3の隙間から発生する。石炭搬送時に発生する発塵は作業環境を悪化させるため、種々の防止技術が提案されている。
特許文献1は、ベルトコンベヤ装置に関し、スカートによる運搬物の飛散防止効果とベルト及びキャリヤバーの耐久性を確保するため、ベルト裏面側に軸線がベルトの長手方向に沿って配置される複数のキャリヤバーとベルト裏面との間隔を、スカートの下部となる領域では、ベルト中央部の領域よりも小さくしたものが記載されている。
特許文献2は、ベルトコンベア用スカート装置に関し、ベルトが搬送物の落下衝撃により振動しても、スカートがその振動に追従できるように、スカート支持部をベルトを支持するキャリアローラのフレームに取り付け、更に当該支持部にスカートを弾性体を介して上下動自在に装着したものが記載されている。
特許文献3は、ベルトコンベアーの落鉱防止設備に関し、ベルトコンベアーの幅方向両端に設けた落鉱防止用スカートの他に、該落鉱防止用スカートの後方位置で、ベルトコンベアの幅方向両端に、整流板をその幅方向の間隔が搬送方向に対して先細状となるように配置し、搬送物がベルトコンベアーの幅方向に拡がって落鉱することを防止する落鉱防止装置が記載されている。
特許文献4は、コンベアの防塵装置に関し、コンベア端の落口またはコンベア乗り継ぎ部を包囲するように、散水装置を有するフードを取り付け、散水装置による水膜が搬送物の表裏左右を覆い、搬送物からの発塵を防止するコンベアの防塵装置が記載されている。
更に、特許文献5には、搬送コンベアの外周が防塵フードによって包囲され、当該防塵フードの内部には所要の間隔を設けて臭いセンサーが取り付けられて、臭い検出値が所定の値を超えた場合、散水して火災の発生を防止する石炭輸送装置が記載されている。
特開2001−310811号公報 特開平7−277463号公報 特開平6−247525号公報 特開平8−99727号公報 特開平11−268816号公報
ところで、シュート下部のスカート部とフィーダベルトの隙間をスカートで覆っても、ベルトコンベア用シュート装置からは、上方のベルトコンベアからシュート部を通過して下方のベルトコンベアに落下する石炭の、落下の衝撃力により既にスカート部に堆積している石炭がスカートを押し拡げて発塵が発生する。
特許文献1,2記載のベルトコンベア用スカート装置においてスカートはいずれもゴム製で、上述した現象を防止することはできず、特許文献3〜5記載の落鉱発塵防止技術も上述した課題を解決するものではない。
そこで、本発明は発塵防止機能を備えたベルトコンベア用シュート装置を提供することを目的とする。
本発明の課題は以下の手段により達成可能である。
1.ベルトコンベア乗り継ぎ部に取り付けられるベルトコンベア用シュート装置であって、シュート部と前記ベルトコンベア間の隙間を覆うスカートと、前記スカートを前記シュート部の下部に取り付けるスカート支持部を備えた本体と、前記本体の、ベルトコンベアのテール側に、紐状部材を介して取り付けらたバックシールドと、を有することを特徴とするベルトコンベア用シュート装置。
2.前記バックシールドが紐状部材を介して前記スカート支持部の、ベルトコンベアのテール側端部に取り付けられていることを特徴とする1記載のベルトコンベア用シュート装置。
3.前記バックシールドが、ベルトコンベアの幅方向の断面形状に沿った断面形状を有することを特徴とする1または2記載のベルトコンベア用シュート装置。
4.前記バックシールドが、2層からなる硬質スポンジ層で構成され、上部の硬質スポンジ層は軸線を幅方向に配置した鋼線を有することを特徴とする1乃至3の何れか一つ記載のベルトコンベア用シュート装置。
5.前記バックシールドに錘を付加したことを特徴とする1乃至4の何れかに一つに記載のベルトコンベア用シュート装置。
本発明によれば、ベルトコンベア用シュート装置の、ベルトコンベアのテール側で、スカートとベルトの隙間からの発塵が大幅に低減し、産業上極めて有用である。
本発明は、ベルトコンベア乗り継ぎ部に取り付けられるベルトコンベア用シュート装置であって、本体の、ベルトコンベアのテール側となる端部に、紐状部材を介してバックシールドを取り付けたことを特徴とする。以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係るベルトコンベア用シュート装置の構成を説明する図で、図4と同じ部分には同じ符号を付し、1はシュート装置、2は上段側のベルトコンベア、3は下段側のベルトコンベア、4はテールプーリー、10はシュート部、40はスカート支持部、41はサイドスカート、42はバックスカート、43はバックシールド、44はバックスカート42とバックシールド43を連結する紐状部材、矢印はベルトコンベアの搬送方向を示す。
ベルトコンベア用シュート装置1は、上段のベルトコンベア2から石炭が投入されるシュート部10と、シュート部10の下部とベルトコンベア3との隙間から発生する発塵を防止するための側面のサイドスカート41とバックスカート42、サイドスカート41とバックスカート42をシュート部10に取り付けるためのスカート支持部40と、を有する本体と、バックシールド43を有する。
バックシールド43は、本体の、ベルトコンベア3のテール側に、紐状部材44を介して取り付けられる。紐状部材44の長さは、ベルトコンベア3のベルト面の移動とともに、移動するバックシールド43がバックスカート42を押し込めるように、少なくともバックシールド43の下面の全面がベルトコンベア3のベルト面に接触することが可能な長さとする。
紐状部材44の長さが短く、バックシールド43の下面の全面がベルトコンベア3のベルト面に接触しないと、バックシールド43は本体側が浮き上がった状態で、バックスカート42に突き当たることになり、十分な押し込み力が得られない。紐状部材44として鉄製の鎖などが好適である。
尚、図において、紐状部材44の一端は、バックスカート42に取り付けられているが、本発明を規定するものでなく、シュート部10やスカート支持部40の、ベルトコンベア3の端部に取り付けることが可能である。但し、バックスカート42に取り付け、その長さは短いほど、バックシールド43のベルト面における挙動が安定となり好ましい。
ベルトコンベア3を稼動すると、バックシールド43を上に載せた状態で、ベルトコンベア3のベルト面は矢印の方向に移動するので、紐状部材の長さが長く、バックシールド43とバックスカート42が離れていても、バックシールド43はバックスカート42に突き当たって停止し、バックスカート42を押し込みながらベルト上面に摺接する。
その結果、上段のベルトコンベア2からシュート部10を通過して下段のベルトコンベア3でシュート部10のサイドスカート41とバックスカート42に囲まれた領域内に石炭が落下しても、落下の衝撃力により既にスカート部に堆積している石炭がバックスカート42を押し拡げて、落下した際に発生する塵埃が、バックスカート42とベルトコンベア3のベルトとの隙間から漏出することが防止される。
尚、バックスカート42を、静止状態のコンベアベルトとの間に隙間が生じない形状としても、搬送物がベルト上に落下した際の振動や、ベルトが動く際の振動により隙間が発生し、発塵するので、その防止にはバックシールド43をバックスカート42に突き当てることが有効である。
図2は、バックシールド43の構造の一例を示す模式図で、(a)は上面図、(b)は幅方向断面図で(a)のA−A断面図を示す。
バックシールド43は二層からなり、43aは軟質スポンジ層、43bは硬質スポンジ層からなり、43a,43bは張り合わせて構成され、上部の軟質スポンジ層43aの内部には鋼線45を、軸線を幅方向にして配する。
スポンジ層の材質としてはベルトの変形に対して対応できるものであれば良く、軟質ゴム、シリコンゴム、ウレタンゴムや発泡スチロールおよびこれらと同等の材質のものが好ましい。スポンジの空隙の相違により軟質、硬質スポンジ層として使分けることができる。
バックシールドにおいて、硬質スポンジ層が薄すぎると強度が不足し、厚すぎるとベルトの変形に対応が出来ないため、適宜これらの厚みは調整する。
スポンジ層の厚みを40〜60mmとした場合、発塵防止の観点から、軟質スポンジ層、硬質スポンジ層の厚みは半々とすることが好ましい。
ベルトコンベア3の断面形状は、テール側端部ローラ4で支持されるテール側端部を除き、ベルト搬送部は3本の支持ロール5,6,7で支持されてトラフ角θの略鍋底状断面となるため、鋼線45を当該断面形状に沿って折り曲げて、バックシールド43をベルトと接するように成形保持する。
バックシールド43を二層構成としたため、ベルトコンベアと接触して磨耗する下部の硬質スポンジ層のみ交換することが可能である。
尚、バックシールド43上には、ベルトの振動による反転など不安定な挙動を防止するために錘46を載せることが望ましい。また、43aの軟質スポンジ層に埋め込んでも良い。
本発明に係るベルトコンベア用シュート装置は、石炭以外にもコークス、鉄鉱石、焼結鉱及び石灰等、発塵が生じるものの搬送において優れた発塵防止効果を得ることが可能である。
本発明例。 本発明例。 原料地区における石炭の移動経路を説明する模式図。 ベルトコンベア用スカート装置の構造を説明する図。
符号の説明
1 ベルトコンベア用シュート装置
2、3 ベルトコンベア
4 テールプーリー
5,6,7 支持ロール
10 シュート部
40 スカート支持部
41 サイドスカート
42 バックスカート
43 バックシールド
44 紐状部材
90 ローダー
100 定量切出装置(CFW)
200 砕炭機
300 コークス炉

Claims (5)

  1. ベルトコンベア乗り継ぎ部に取り付けられるベルトコンベア用シュート装置であって、シュート部と前記ベルトコンベア間の隙間を覆うスカートと、前記スカートを前記シュート部の下部に取り付けるスカート支持部を備えた本体と、前記本体の、ベルトコンベアのテール側に、紐状部材を介して取り付けらたバックシールドと、を有することを特徴とするベルトコンベア用シュート装置。
  2. 前記バックシールドが紐状部材を介して前記スカート支持部の、ベルトコンベアのテール側端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のベルトコンベア用シュート装置。
  3. 前記バックシールドが、ベルトコンベアの幅方向の断面形状に沿った断面形状を有することを特徴とする請求項1または2記載のベルトコンベア用シュート装置。
  4. 前記バックシールドが、2層からなる硬質スポンジ層で構成され、上部の硬質スポンジ層は軸線を幅方向に配置した鋼線を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のベルトコンベア用シュート装置。
  5. 前記バックシールドに錘を付加したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに一つに記載のベルトコンベア用シュート装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103662755A (zh) * 2012-09-11 2014-03-26 马丁工程技术(昆山)有限公司 一种惯性流散状物料转运溜槽装置
CN112224931A (zh) * 2020-10-26 2021-01-15 江西才智重工机械有限公司 重型板式给料机

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