JP2007302204A - 走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LQ制御を用いたフィードバック制御において、状態量に対する誤差による制御への影響を抑制する走行制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】車両の状態量にかかるフィードバックゲインをLQ制御の線形二次形式評価関数に基づいて算出する走行制御装置1であって、LQ制御の線形二次形式評価関数で用いる状態量にかかる重みを状態量の検出精度が低いほど小さく設定する設定手段9bを備えることを特徴とし、検出精度が低下している状態量のフィードバック量を少なくし、その状態量に対する誤差による制御への影響を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LQ[Linear Quadratic]制御を用いてフィードバック制御を行う走行制御装置に関する。
走行制御装置としては、運転者を支援するために、レーンキープ装置などの様々な装置が開発されている。レーンキープ装置では、車両が車線に沿って走行するように、車両の状態量(目標軌跡に対する横偏差、ヨー角など)をフィードバックすることによって制御量(操舵角)を求め、制御量に応じた操舵制御を行う。特に、フィードバック制御における収束性と応答性を両立させるとともに制御の安定性を向上させるために、LQ制御を用いるものがある(非特許文献1参照)。LQ制御では、状態量と制御量を含む線形二次形式評価関数を最小化するようなフィードバックゲインを算出し、そのフィードバックゲインと状態量から制御量を算出する。
毛利宏、古性裕之著、「自動車線追従走行の検討」、日本機械学会第6回交通・物流部門大会講演論文集(部門大会編)、1997年7月28〜30日
車両の実際の状態量はセンサなどによって検出されるので、検出精度が低いほど状態量に誤差が含まれる場合がある。状態量に誤差が含まれる場合、その状態量をフィードバックすることにより、誤差を含む制御量が算出される。
そこで、本発明は、LQ制御を用いたフィードバック制御において、状態量に対する誤差による制御への影響を抑制する走行制御装置を提供することを課題とする。
本発明に係る走行制御装置は、車両の状態量にかかるフィードバックゲインをLQ制御の線形二次形式評価関数に基づいて算出する走行制御装置であって、LQ制御の線形二次形式評価関数で用いる状態量にかかる重みを状態量の検出精度が低いほど小さく設定する設定手段を備えることを特徴とする。
この走行制御装置では、LQ制御を利用し、車両の状態量と車両への制御量を含む線形二次形式評価関数を最小化するフィードバックゲインを求め、その求めたフィードバックゲインと状態量から制御量を求める。特に、走行制御装置では、設定手段により、ある状態量の検出精度が低いほど線形二次形式評価関数におけるその状態量にかかる重みを通常より小さくする。これによって、この走行制御装置では、検出精度が低下している状態量のフィードバック量が少なくなり、その状態量に対する誤差による制御への影響が抑制される。また、この走行制御装置では、LQ制御による制御の安定性が確保され、フィードバック制御における収束性と応答性も向上する。
なお、状態量の検出精度については、予め設定された固定値でもよいしあるいは車両走行中に求められる可変値でもよい。したがって、状態量にかかる重みも、検出精度が固定値の場合には予め設定され、検出精度が可変値の場合には値が変わる毎に設定される。
本発明の上記走行制御装置では、状態量の検出精度を評価する評価手段を備える構成としてもよい。
この走行制御装置では、評価手段により各状態量の検出精度を評価し、設定手段によりその評価された検出精度を応じて各状態量にかかる重みを設定する。このように、走行制御装置では、評価手段を備えることにより車両走行中に状態量の検出精度が変化する場合でもその検出精度の変化を動的に検出することができ、状態量にかかる重みも動的に変えることができる。その結果、状態量の検出状況に応じて、状態量に対する誤差による制御への影響をより抑制することができる。
本発明の上記走行制御装置では、評価手段は、状態量の検出精度としてカルマンフィルタの推定誤差共分散行列における状態量に対応する対角値を評価し、設定手段は、評価手段で評価した対角値が大きいほど、LQ制御の線形二次形式評価関数で用いる状態量にかかる重みを小さく設定する構成としてもよい。
この走行制御装置では、カルマンフィルタを利用し、各検出手段による検出量から各状態量を推定する。走行制御装置では、評価手段により、各状態量の検出精度としてカルマンフィルタの推定誤差共分散行列における各状態量に対応する対角値で評価する。そして、走行制御装置では、設定手段により各状態量に対応する対角値が大きいほど(つまり、検出精度が低いほど)、線形二次形式評価関数におけるその状態量にかかる重みを通常より小さくする。このように、走行制御装置では、カルマンフィルタを利用することにより、各検出手段による検出値から各状態量を推定できるとともに、その各状態量に対する確からしさ(推定精度、信頼度)も得ることができる。
本発明は、状態量の検出精度に応じてLQ制御の線形二次形式評価関数におけるその状態量にかかる重みを設定することにより、状態量に対する誤差による制御への影響を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る走行制御装置の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、本発明に係る走行制御装置を、車両に搭載されるレーンキープ装置に適用する。本実施の形態に係るレーンキープ装置は、車線(一対の白線)に沿って走行するように(例えば、車両重心が車線の中心線上になるように)、操舵制御を行う。特に、本実施の形態に係るレーンキープ装置では、カルマンフィルタによって車両の状態量を推定し、LQ制御によってその推定した状態量をフィードバック制御する。
図1〜図3を参照して、本実施の形態に係るレーンキープ装置1について説明する。図1は、本実施の形態に係るレーンキープ装置の構成図である。図2は、本実施の形態に係る道路−車両座標系のモデル図である。図3は、本実施の形態に係るLQ制御を用いたフィードバック制御の概要図である。
レーンキープ装置1は、4つの車両の運動状態(観測量)と3つの車両への入力(入力量)を検出し、カルマンフィルタにより4つの観測量と3つの入力量から4つの車両の状態量を推定する。そして、レーンキープ装置1では、LQ制御により、カルマンフィルタによる4つの状態量と制御量(操舵角)を含む線形二次形式評価関数を最小化するフィードバックゲインを求め、そのフィードゲインと状態量から制御量を求める。特に、レーンキープ装置1では、観測量や入力量の各検出誤差(ひいては、状態量の推定誤差)による制御量への影響を抑制するために、カルマンフィルタの推定誤差共分散行列における各状態量に対応する対角値を用いて、線形二次形質評価関数における各状態量に対する重みに各状態量の推定誤差を常時反映させる。そのために、レーンキープ装置1は、GPS[Global Positioning System]受信機2、白線認識センサ3、磁気センサ4、ヨーレートセンサ5、操舵角センサ6、道路マップデータベース7、操舵アクチュエータ8及びECU[Electronic Control Unit]9を備えている。
GPS受信機2は、GPSアンテナや信号処理部などを備えている。GPS受信機2では、アンテナでGPS衛星からの電波を受信し、信号処理部で3個以上(高度も求める場合には4個以上)のGPS衛星からの電波により緯度、経度を算出する。さらに、GPS受信機2では、道路マップデータベース7に格納されている現在位置の緯度、経度(車線中心)を用いて、道路マップデータの車線中心からのGPSによる緯度、経度の横偏差Dgpsを算出し、その横偏差Dgpsを示すGPS横偏差信号をECU9に送信する。なお、車両にナビゲーションシステムが搭載される場合、ナビゲーションシステムのGPS受信機を共有する。
白線認識センサ3は、カメラや画像処理部などを備えている。白線認識センサ3では、カメラで車両の前方の道路を撮像し、画像処理部でその撮像画像から左右一対の白線を認識し、一対の白線の中心線を算出する。さらに、白線認識センサ3では、その左右一対の白線の中心線からの車両の横偏差Dwlを算出し、その横偏差Dwlを示す白線横偏差信号をECU9に送信する。
磁気センサ4では、車線中心に埋め込まれている磁気マーカからの磁束密度を検出する。そして、磁気センサ4では、その検出した磁束密度に基づいて車線中心(つまり、磁気マーカの位置)からの車両の横偏差Dmagを算出し、その横偏差Dmagを示す磁気マーカ横偏差信号をECU9に送信する。
ヨーレートセンサ5では、車両に作用しているヨーレートγを検出する。そして、ヨーレートセンサ5では、その検出したヨーレートγを示すヨーレート信号をECU9に送信する。
これらのGPS受信機2で検出した横偏差Dgps、白線認識センサ3で検出した横偏差Dwl、磁気センサ4で検出した横偏差Dmag、ヨーレートセンサ5で検出したヨーレートγは、車両の運動状態を示し、4つの観測量である。
図2には、車両座標系と道路座標系を示している。車両座標系は、車両の重心CGを原点とし、車両の前後方向がx軸であり、左右方向がy軸である。道路座標系は、車両の重心CGから目標軌跡TCへ下ろした垂点を原点とし、目標軌跡TCに対する接線がξ軸であり、その接線に対する垂線がη軸である。目標軌跡TCは、レーンキープを行う際に車両を走行させる目標となる軌跡であり、例えば、左右一対の白線(車線)の中心線である。各横偏差Dgps、横偏差Dwl、横偏差Dmagは、道路座標系におけるη座標の値であり、横偏差Dgpsの場合にはGPS受信機2のアンテナの配設位置の横偏差であり、横偏差Dwlの場合には白線認識センサ3のカメラの配設位置の横偏差であり、横偏差Dmagの場合には磁気センサ4の配設位置の横偏差である。
操舵角センサ6では、車両の操舵角δを検出する。そして、操舵角センサ6では、その検出した操舵角δを示す操舵角信号をECU9に送信する。
道路マップデータベース7は、道路マップに関する様々なデータが格納されたデータベースであり、例えば、道路(車線)の形状、道路の位置(緯度、経度)、道路の曲率(道路半径)、道路のカントである。ECU9では、道路マップデータベース7を参照し、現在位置走行中の道路の曲率κとカントαを抽出する(図2参照)。なお、車両にナビゲーションシステムが搭載される場合にはナビゲーションシステムの道路マップデータベースを利用するが、ナビゲーションシステムが搭載されていない場合にはECU9に道路マップデータベース7を構成する。
これらの操舵角センサ6で検出した操舵角δ、道路マップデータベース7から抽出される道路の曲率κとカントαは、車両への入力を示し、3つの入力量である。
操舵アクチュエータ8は、操舵機構における操舵角を変化させるアクチュエータである。操舵アクチュエータ8では、ECU9から操舵制御信号を受信し、操舵制御信号に示される操舵角δになるように操舵角を変化させる。
ECU9は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなり、ROMに格納される各プログラムをCPUで実行することによってカルマンフィルタ(状態推定部)9a及びLQ制御部9bが構成される。ECU9では、一定時間毎に、カルマンフィルタ9aにより、式(1)で表される4次元ベクトルの車両の観測量Yと式(2)で表される3次元ベクトルの車両への入力量Uを取り入れ、式(3)で表される4次元ベクトルの車両の状態量X(横偏差η、横速度dη/dt、ヨー角θ、ヨーレートγ)を推定するとともにカルマンフィルタの推定誤差共分散行列Pを求める(図1参照)。そして、ECU9では、一定時間毎に、LQ制御部9bにより、推定誤差共分散行列Pの各対角値を利用してLQ制御の線形二次形式評価関数における状態量Xにかかる重み行列QLQを設定し、線形二次形式評価関数を最小にするフィードバックゲインKLQを求める(図3参照)。さらに、ECU9では、一定時間毎に、フィードバックゲインKLQと状態量Xから制御量(操舵角δ)を求め、この操舵角δになるように操舵アクチュエータ8を制御する。なお、本実施の形態ではLQ制御部9bが特許請求の範囲に記載する設定手段に相当し、カルマンフィルタ9aが特許請求の範囲に記載する評価手段に相当する。
Figure 2007302204
図2に示すように、状態量Xの横偏差ηは車両の重心CGの道路座標系におけるη座標の値であり、横速度dη/dtは横偏差ηの時間微分値である。状態量Xのヨー角θは、車両の前後方向の目標軌跡TCに対する傾きであり、道路座標系のξ軸と車両座標系のx軸とのなす角となる。状態量Xのヨーレートγは、車両の重心CG周りのヨーレートである。
カルマンフィルタについて説明する。カルマンフィルタでは、入力量U及び推定する状態量Xを用いて、式(4)で表される状態方程式を立てる。この状態方程式には、外乱入力によるシステムノイズベクトルWが加味される。
Figure 2007302204
状態方程式の行列Aは、式(5)で表される。式(5)の行列AにおけるAは式(6)で求められ、Aは式(7)で求められ、Aは式(8)で求められ、Aは式(9)で求められる。状態方程式の行列Bは、式(10)で表される。状態方程式の行列Gは、式(11)で表される。システムノイズベクトルWは、式(12)で表され、横偏差η、横速度dη/dt、ヨー角θ、ヨーレートγに対応して各値が設定される。このシステムノイズベクトルWの各値は、予め設定された固定値でもよいし、あるいは、外乱の変化などに応じて設定される可変値としてもよい。
なお、Kは前輪側のコーナリングパワー(2輪分)であり、Kは後輪側のコーナリングパワー(2輪分)である。Iは、ヨー慣性モーメントである。lは前輪の車軸と車両の重心CG間の距離であり、lは後輪の車軸と車両の重心CG間の距離である(図2参照)。mは、車両重量である。Vは、車速である。gは、重力加速度である。K,K,I,mは、車両のジオメトリやタイヤ特性から予め設定された固定値でもよいし、あるいは、車両の荷重などの変化に応じて設定される可変値としてもよい。Vは、図示しない車速センサにおける検出値である。l,lは、車両のジオメトリから決まる固定値である。
また、カルマンフィルタでは、観測量Yと入力量U及び推定する状態量Xを用いて、式(13)で示す観測方程式を立てる。この観測方程式には、各センサ2〜5での観測における観測ノイズベクトルVが加味される。なお、カルマンフィルタにおけるノイズは、ホワイトノイズが前提である。
Figure 2007302204
状態方程式の行列Cは、式(14)で表される。状態方程式の行列Dは、式(15)で表される。観測ノイズベクトルVは、式(16)で表され、磁気センサ4による横偏差Dmag、GPS受信機2による横偏差Dgps、白線認識センサ3による横偏差Dwl、ヨーレートセンサ5によるヨーレートγに対応して各値が設定される。この観測ノイズベクトルVの各値は、予め設定された固定値でもよいし、あるいは、各観測信号のレベルの変化などに応じて設定される可変値としてもよい。なお、Lは、車両の重心CGと観測用のセンサの配設位置間の距離であり、固定値である(図2参照)。
そして、カルマンフィルタでは、今回の入力量Uと観測量Yを用いて式(4)の状態方程式と式(13)の観測方程式を解き、今回の状態量X(横偏差η、横速度dη/dt、ヨー角θ、ヨーレートγ)を求める。
さらに、カルマンフィルタでは、前回予測した推定誤差共分散行列PK(t/t−1)を用いて、今回の推定誤差共分散行列PK(t/t)を求めるために、式(17)に示す共分散方程式を立てる。そして、カルマンフィルタでは、式(17)の共分散方程式を解き、今回の推定誤差共分散行列PK(t/t)を決定する。さらに、カルマンフィルタでは、今回決定した推定誤差共分散行列PK(t/t)を用いて、次回の推定誤差共分散行列PK(t+1/t)を予測するために、式(18)に示す共分散方程式を立てる。そして、カルマンフィルタでは、式(18)の共分散方程式を解き、次回の推定誤差共分散行列PK(t+1/t)を予測する。この次回の推定誤差共分散行列PK(t+1/t)は、次回の推定誤差共分散行列Pを決定する際に用いられる。
Figure 2007302204
推定誤差共分散行列Pは、式(19)で表される。推定誤差共分散行列Pの各対角値は、カルマンフィルタによって推定された横偏差、横速度、ヨー角、ヨーレートに対する各推定誤差(ひいては、これらを推定するために用いた観測量や入力量の検出誤差に相当する)を示す。式(17)のKK(t)は、カルマンゲインであり、式(20)によって求められる。式(17)の行列Cは、上記した式(14)で表される。式(18)の行列Aは、上記した式(5)で表される。式(18)の行列Gは、上記した式(11)で表される。式(18)の行列Qは、式(21)で表され、その対角値がシステムノイズの標準偏差である。行列Qの各値は、横偏差η、横速度dη/dt、ヨー角θ、ヨーレートγに対応して各値が設定される。この各値は、予め設定された固定値でもよいし、あるいは、外乱の変化などに応じて設定される可変値としてもよい。
Figure 2007302204
式(19)の行列内の・は、任意の値を表す。式(20)の行列Cは、上記した式(14)で表される。式(20)の行列Rは、式(22)で表され、その対角値が観測ノイズの標準偏差である。行列Rの各値は、横偏差Dmag、横偏差Dgps、横偏差Dwl、ヨーレートγに対応して各値が設定される。この各値は、予め設定された固定値でもよいし、あるいは、各観測信号のレベルの変化などに応じて設定される可変値としてもよい。行列Q及び行列Rと上記したシステムノイズベクトルW(式(12))及び観測ノイズベクトルV(式(16))とは、式(23)の関係にある。式(23)のEは、相関演算を意味する記号である。式(23)のδtτは、クロネッカーのデルタを意味する記号であり、t=τのときにはδtτ=1であり、t=τでないときにはδtτ=0である。
次に、LQ制御について説明する。LQ制御では、入力量Uとカルマンフィルタで推定した状態量Xを用いて、式(24)で表される状態方程式を立てる。この状態方程式による可制御で線形な時不変システムのもとで、ある評価関数を最小にする制御則が線形な状態フィードバック制御則となるためには、式(25)で表される二次形式とする必要がある。LQ制御では、この式(25)で表される状態量Xと制御量(操舵角)δを含む線形二次形式評価関数Jを最小にするフィードバックゲインKLQを算出する(図3参照)。LQ制御に入力される状態量Xとしては、カルマンフィルタで推定された各値から目標状態を減算した各値が用いられる。ただし、目標状態の各値が0の場合(例えば、横偏差を0にする場合(車両の重心CGを車線の中心線上にする場合))、カルマンフィルタで推定された値がそのまま用いられる。そして、LQ制御では、フィードバックゲインKLQを算出すると、そのフィードバックゲインKLQと状態量Xの乗算値によって制御量δを求める。
Figure 2007302204
式(24)の行列Aは、上記した式(5)で表される。式(24)の行列Bは、上記した式(10)で表される。式(25)の行列QLQは、状態量Xにかかる重みであり、式(26)で表される。式(25)のRLQは、制御量δにかかる重みである。この重みRLQは、予め設定された固定値でもよいし、あるいは、重みQLQなどに応じて設定される可変値としてもよい。
Figure 2007302204
式(26)の重み行列QLQの各対角値は、状態量Xである横偏差、横速度、ヨー角、ヨーレートにそれぞれかかる重みであり、カルマンフィルタで求めた推定誤差共分散行列Pの対角値(plat,pdlat,pyaw,pyr)からそれぞれ求められる。式(26)におけるpallは、推定誤差共分散行列Pの全ての対角値を用いて、式(27)で算出される。式(26)におけるqlat,qdlat,qyaw,qyrは、横偏差、横速度、ヨー角、ヨーレートにそれぞれかかる基本重みであり、実験などによって予め決定される。式(26)におけるklat,kdlat,kyaw,kyrは、横偏差、横速度、ヨー角、ヨーレートに対する推定誤差共分散行列Pの各対角値の反映度をそれぞれ決める係数であり、実験などによって予め決定される。
推定誤差共分散行列Pの各対角値は、その値が大きいほど、その対角値に対応する状態量Xの各値の推定精度(ひいては、これらを推定するために用いた観測量や入力量の検出精度)が低いこと(推定誤差が大きいこと)を示す。また、重みQLQの各対角値は、式(26)から判るように、推定誤差共分散行列Pの対応する対角値が大きいほど、小さくなる。したがって、状態量Xのある値の推定精度が低いほど(推定誤差が大きいほど)、LQ制御における状態量Xのその値にかかる重みが小さくなる。つまり、状態量Xのある値に対する推定誤差(検出誤差)が大きい場合、LQ制御において状態量Xのその値の反映度合いが小さくなり、その値のフィードバック量が少なくなる。
それでは、ECU9におけるカルマンフィルタ9aとLQ制御部9bで実際に行う処理について説明する。
カルマンフィルタ9aでは、式(4)の状態方程式、式(13)の観測方程式を解くために、式(28)で表されるフィルタ方程式を立てる。カルマンフィルタ9aでは、今回の観測量Y(t)と前回予測した状態量X(t/t−1)を用いて、式(28)のフィルタ方程式を解き、今回の状態量X(t/t)を決定する。さらに、カルマンフィルタ9aでは、今回決定した状態量X(t/t)と今回の入力量U(t)を用いて、次回の状態量X(t+1/t)を予測するために、式(29)に示すフィルタ方程式を立てる。そして、カルマンフィルタ9aでは、式(29)のフィルタ方程式を解き、次回の状態量X(t+1/t)を予測する。この次回の状態量X(t+1/t)は、次回の状態量Xを決定する際に用いられる。
Figure 2007302204
式(28)のKK(t)は、今回のカルマンゲインである。カルマンフィルタ9aでは、式(14)の行列C、式(22)の行列R及び前回予測された推定誤差共分散行列PK(t/t−1)を用いて、上記した式(20)から今回のカルマンゲインKK(t)を求める。式(28)の行列Cは、上記した式(14)で表される。式(29)の行列Aは、上記した式(5)で表される。式(29)の行列Bは、上記した式(10)で表される。
さらに、カルマンフィルタ9aでは、前回予測した推定誤差共分散行列PK(t/t−1)を用いて、式(17)の共分散方程式を解き、今回の推定誤差共分散行列PK(t/t)を決定する。さらに、カルマンフィルタ9aでは、今回決定した推定誤差共分散行列PK(t/t)を用いて、式(18)の共分散方程式を解き、次回の推定誤差共分散行列PK(t+1/t)を予測する。このように、カルマンフィルタ9aでは、今回の状態量Xと推定誤差共分散行列Pを求める。
LQ制御部9bでは、式(25)の線形二次形式評価関数Jを解くために、状態量Xにかかる重み行列QLQと制御量δにかかる重みRLQを用いて、式(30)で表されるリカッチ方程式を立てる。この際、LQ制御部9bでは、カルマンフィルタ9aで求めた今回の推定誤差共分散行列Pの対角値を用いて、重み行列QLQ(式(26))の各対角値を求める。そして、LQ制御部9bでは、式(30)のリカッチ方程式を解き、正定対称行列PLQを求める。さらに、LQ制御部9bでは、式(31)により、正定対称行列PLQを用いて、フィードバックゲインKLQを求める。
Figure 2007302204
式(30)の行列Aは、上記した式(5)で表される。式(30)の行列Bは、上記した式(10)で表される。式(31)のRLQは、上記した制御量δにかかる重みである。
そして、LQ制御部9bでは、求めたフィードバックゲインKLQとカルマンフィルタ9aで求めた今回の状態量Xを用いて、制御量(操舵角)δを求める。さらに、LQ制御部9bでは、車両の操舵角が操舵角δになるように操舵制御信号を生成し、この操舵制御信号を操舵アクチュエータ8に送信する。
次に、図1〜図3を参照して、レーンキープ装置1の動作について説明する。
GPS受信機2では、各GPS衛星からの電波をそれぞれ受信し、各電波を用いて緯度、経度を算出し、この緯度、経度の車線中心からの横偏差Dgpsを算出し、その横偏差Dgpsを示すGPS横偏差信号をECU9に送信している。白線認識センサ3では、車両の前方の道路を撮像し、その撮像画像から左右一対の白線を認識し、その白線の中心線からの車両の横偏差Dwlを算出し、その横偏差Dwlを示す白線横偏差信号をECU9に送信している。磁気センサ4では、磁気マーカからの磁束密度を検出し、その磁束密度に基づいて車線中心からの車両の横偏差Dmagを算出し、その横偏差Dmagを示す磁気マーカ横偏差信号をECU9に送信している。ヨーレートセンサ5では、車両に作用しているヨーレートγを検出し、そのヨーレートγを示すヨーレート信号をECU9に送信している。
操舵角センサ6では、車両の操舵角δを検出し、その操舵角δを示す操舵角信号をECU9に送信している。ECU9では、道路マップデータベース7から現在位置走行中の道路(車線)の曲率κとカントαを取り出している。
一定時間毎に、ECU9では、式(20)により、前回予測した推定誤差共分散行列PK(t/t−1)を用いて、今回のカルマンゲインKK(t)を求める。そして、ECU9では、式(28)のフィルタ方程式により、前回予測した状態量X(t/t−1)、今回のカルマンゲインKK(t)と入力された今回の観測量Y(t)を用いて、今回の状態量X(t/t)を求める。さらに、ECU9では、式(29)のフィルタ方程式により、今回の状態量X(t/t)と今回の入力量U(t)を用いて、次回の状態量X(t+1/t)を予測する。また、ECU9では、式(17)の共分散方程式により、今回のカルマンゲインKK(t)と前回予測した推定誤差共分散行列PK(t/t−1)を用いて、今回の推定誤差共分散行列PK(t/t−1)を求める。さらに、ECU9では、式(18)の共分散方程式により、今回の推定誤差共分散行列PK(t/t)を用いて、次回の推定誤差共分散行列PK(t+1/t)を予測する。
ここまでの処理により、今回の観測量Y(Dmag,Dgps,Dwl,γ)から今回の状態量X(η,dη/dt,θ,γ)が推定され、この状態量Xの各値についての誤差が今回の推定誤差共分散行列PK(t/t)の各対角値で表される。この対角値が大きいほど、誤差が大きく、推定精度(検出精度)が低いことを示す。
次に、ECU9では、今回の推定誤差共分散行列PK(t/t)の各対角値を用いて、式(26)の重み行列QLQの各対角値を求める。推定誤差共分散行列PK(t/t)の各対角値が大きいほど、重み行列QLQの各対角値は小さくなり、LQ制御における状態量Xの各値にかかる重みが小さくなる。
ECU9では、式(30)のリカッチ方程式により、重み行列QLQを用いて、正定対称行列PLQを求める。さらに、ECU9では、式(31)により、正定対称行列PLQを用いて、フィードバックゲインKLQを求める。
そして、ECU9では、フィードバックゲインKLQと今回の状態量Xを用いて、操舵角δを求める。さらに、ECU9では、操舵角δになるように操舵制御信号を生成し、この操舵制御信号を操舵アクチュエータ8に送信する。この操舵制御信号を受信すると、操舵アクチュエータ8では、操舵角δになるように、転舵輪を転舵させる。
以上の動作が繰り返し実行され、車両は、車両重心が左右一対の白線の中心線上になるように走行する。
このレーンキープ装置1では、状態量Xの推定誤差共分散行列Pを求め、推定精度(ひいては、観測量Yや入力量Uの検出精度)が低いほど線形二次形式評価関数における状態量Xにかかる重みを小さくすることにより、精度が低下している状態量のフィードバック量を少なくする。その結果、レーンキープ装置1では、状態量に対する誤差による制御への影響を抑制することができ、高精度なフィードバック制御を行うことができる。また、レーンキープ装置1では、LQ制御を用いているので、制御の安定性が確保され、フィードバック制御における収束性と応答性も向上する。
また、レーンキープ装置1では、カルマンフィルタを用いて状態量Xと推定誤差共分散行列Pを観測量Yや入力量Uに応じて更新していくので、状態量Xの推定精度(ひいては、状態量Xに対する重み)として適切な値を毎回求めることができ、より高精度なフィードバック制御を行うことができる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態ではレーンキープ制御に適用したが、定速制御、挙動安定化制御、車間制御などの様々な走行制御に適用可能である。
また、本実施の形態では状態量として横偏差、横速度、ヨー角、ヨーレートを推定する構成としたが、状態量としてはこの4つに特に限定するものでない。また、車両の位置を検出するためにGPSによる位置検出、白線認識による位置検出、磁気マーカによる位置検出の3つの手段を用いる構成としたが、この3つのうちの1つあるいは2つの位置検出だけでもよいし、あるいは、他の位置検出で行ってもよい。
また、本実施の形態では評価手段としてカルマンフィルタを適用したが、他の手段によって状態量の精度を評価してもよい。また、センサの検出精度などから状態量の精度が予め判っている場合、評価手段が無くてもよく、状態量に対する重みを予め設定しておくようにしてもよい。
本実施の形態に係るレーンキープ装置の構成図である。 本実施の形態に係る道路−車両座標系のモデル図である。 本実施の形態に係るLQ制御を用いたフィードバック制御の概要図である。
符号の説明
1…レーンキープ装置、2…GPS受信機、3…白線認識センサ、4…磁気センサ、5…ヨーレートセンサ、6…操舵角センサ、7…道路マップデータベース、8…操舵アクチュエータ、9…ECU、9a…カルマンフィルタ(状態制御部)、9b…LQ制御部

Claims (3)

  1. 車両の状態量にかかるフィードバックゲインをLQ制御の線形二次形式評価関数に基づいて算出する走行制御装置であって、
    LQ制御の線形二次形式評価関数で用いる状態量にかかる重みを状態量の検出精度が低いほど小さく設定する設定手段を備えることを特徴とする走行制御装置。
  2. 状態量の検出精度を評価する評価手段を備えることを特徴とする請求項1に記載する走行制御装置。
  3. 前記評価手段は、状態量の検出精度としてカルマンフィルタの推定誤差共分散行列における状態量に対応する対角値を評価し、
    前記設定手段は、前記評価手段で評価した対角値が大きいほど、LQ制御の線形二次形式評価関数で用いる状態量にかかる重みを小さく設定することを特徴とする請求項2に記載する走行制御装置。
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