JP2007301488A - ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】長期間に亘って被洗浄面の液体を迅速、且つ確実に除去、搾取、洗浄することができると共に、設備投資コストを抑えたロールを提供する。
【解決手段】鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールはロール部及び台座を有し、前記台座は外周面に前記ロール部が形成される本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bを有し、前記継ぎ手部Aから前記継ぎ手部Bの方向に流体が貫通するよう前記継ぎ手部A側から前記継ぎ手部B側に近づくほど開口面積が小から大に変化する開口部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する孔部が前記本体部の外周面に形成されてあるものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールに関するものである。
鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールに関しては、さまざまな改良がなされ、例えば、極細繊維が立体的に絡合された不織布の空隙部に高分子弾性体が多孔質構造で充填された繊維質シートからなるディスク状物を多数枚重畳してなる吸液ロールが、特開昭61−262586号公報に開示されてある。
また、吸液機能を備えた軸本体、及びこの軸本体に圧着重畳された不織布シートで構成する不織布ロールと、当該不織布ロールと配管を介し連通される真空ポンプとで構成される、送出、吸液機能を備えた不織布ロールを利用する吸液方法であって、この吸液方法は、吸引抵抗による真空値、及び毛細管の機能を高めることを意図して、前記不織布部をウエットな吸液状態にして使用し、かつこの使用状態で前記軸本体に多数千鳥状等に開設した透孔を介して、前記吸液状態にある不織布部内部に於いて、不織布ロール外表面方向に向かってほぼ倒円錐形状に有効な吸液、送液毛細管部を作用せしめるとともに、前記真空吸引力の一部が前記不織布ロールの外表面に於いて重畳作用するように構成したことにより、前記真空吸引力を当該不織布ロールの外表面で均一作用させる構成とした不織布ロールを利用する吸液方法と、この吸液方法に使用する吸液ロール装置が、特開平7−120145号公報に開示されてある。
また、透孔、及び空洞部を備えた軸本体と、この軸本体に設けた毛細管作用及び吸水作用をなすポーラス孔を多数有するロール本体と、前記軸本体の連通孔に設けた真空接続配管系とを備えた吸液ロールを利用して被処理物の流体を真空吸引排液する排液方法において、この空洞部の内壁面に形成される水膜、層状の水膜、水壁等の遮蔽流域を、外部気体の間欠的な強制導入による増速吸引で崩し、前記内壁面の透孔を開口して、真空吸引による排液機能を回復する構成とした高速対応吸液ロールの排液機能回復方法と、その排液装置が、特許第3224461号に開示されてある。
特開昭61−262586号公報 特開平7−120145号公報 特許第3224461号
従来のロールは、例えば、上記の如くの特徴を有する技術が開示されてあるが、特開昭61−262586号公報に開示されてある技術においては、吸液に必要な外部装置を備えていない為、不織布層からなるロール部が徐々に吸液飽和状態となる。吸液に必要な外部装置を備えていないロールにおける液体除去機能は、ロールに一定の圧力がかかりながら回転することにより、液体を被洗浄面の両端部から流し去るダム機能と、ロールが回転しながら圧力により圧縮される圧縮ゾーンにおいて、ロール部の空隙部に吸収された液体を被洗浄面に一旦放出し、次いでロールが圧力による圧縮から開放される開放ゾーンにおいて、不織布を形成する繊維質の毛細管現象により被洗浄面の液体がロール部に吸い上げられ、ロール部の空隙部に放出される吸排機能とから構成されている。前記吸排機能は、不織布に充填された高分子弾性体が弾性変形する為、ロール部の空隙率が前記圧縮ゾーンで0%となり、前記開放ゾーンで元の空隙率に復元することにより発現する。しかし、液体がロール部の空隙部に吸収、及び空隙部から排出されることを繰り返すと、高分子弾性体は液体と接触することにより、徐々に膨潤して弾性率が低下し、前記開放ゾーンで元の空隙率に復元することができなくなる。その為、空隙率が減少したロール部の空隙部には、繊維質の毛細管現象により吸い上げられた液体の全部を放出することができず、ロール部は吸液飽和状態となり、液体除去機能が長期間に亘って持続しないという課題を有していた。なお、高分子弾性体の弾性率と膨潤度の関係は、弾性率は膨潤度の3/5乗に反比例するというフローリーのゴム弾性の理論が知られている。
また、特開平7−120145号公報に開示されてある技術においては、ロール部に吸収された液体は、吸引ポンプにより、透孔、空洞部、貫通孔を介して不織布ロール外部に排出されるが、排出された液体はフィルター等により吸引ポンプ装置への流入を防いでいるものの、排出された液体の一部はフィルター等を通過して吸引ポンプ装置に流入し、徐々に真空吸引力が低下する為、長期間に亘って吸液機能を持続させることが難しいという課題を有していた。
また、特許第3224461号に開示されてある技術においては、吸液ロールの空洞部に、別途、スペーサーやスペーサーコアを設ける必要があり、ロール構成が複雑になると共に、液体を吸引するのに必要な吸引ポンプと、外部気体を導入するのに必要なエアー供給機が必要となる為、設備投資コストが高くなり、ロール等の工業用途には不向きであるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、長期間に亘って被洗浄面の液体を迅速、且つ確実に除去、搾取、洗浄することができると共に、設備投資コストを抑えたロールを提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決する為に、本発明のロールは、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールはロール部及び台座を有し、前記台座は外周面に前記ロール部が形成される本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bを有し、前記継ぎ手部Aから前記継ぎ手部Bの方向に流体が貫通するよう前記継ぎ手部A側から前記継ぎ手部B側に近づくほど開口面積が小から大に変化する開口部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する孔部が前記本体部の外周面に形成されてあるもので、前記開口部の断面積は、継ぎ手部A側が最も小さく、継ぎ手部B側が最も大きくなるように構成されてある。前記の如くの開口部にたいして、継ぎ手部Aから継ぎ手部Bの方向に流体を貫通させた場合、台座の本体部の外周面にはロール部が形成されてある為、流体は流れの途中でエネルギー損失を外部から被ることが無いので、流体の位置エネルギー、運動エネルギー、及び圧力エネルギーの総和は、開口部の任意のどの位置においても常に一定であるというエネルギー保存の法則が成立する。前記開口部の如くの管路における流体のエネルギー保存の法則は、一般的にベルヌーイの定理と呼ばれている。前記ロールの場合、流体は開口部において、継ぎ手部Aから継ぎ手部Bの横同一方向に貫通するのみであり、開口部は流体が上部から下部、あるいは下部から上部に流れるよう形成されていないので、流体の位置エネルギーは開口部のどの位置においても同一である。また、流体の運動エネルギーは、開口部の断面積が最も小さい継ぎ手部A側で流体の流速が最も速くなることから最大となり、開口部の断面積が最も大きい継ぎ手部B側で流体の流速が最も遅くなることから最小となる。その為、圧力エネルギーは、運動エネルギーが最大となる継ぎ手部A側で最小となり、運動エネルギーが最小となる継ぎ手部B側で最大となる。従って、流体を継ぎ手部Aから継ぎ手部Bの方向に貫通させると、開口部において断面積変化による負圧が発生する為、ロール部に吸収された液体は、圧力の高い方から低い方へ移動するので、台座の本体部に引き寄せられることになり、本体部の外周面に形成されてある孔部を介して、開口部に排出され、開口部を通る流体と共に継ぎ手部B側からロール外部に放出される。その為、ロール部に吸収された液体は、常にロール外部に放出されるので、ロール部は吸液飽和状態になることが無く、長期間に亘って被洗浄面の液体は迅速、且つ確実に除去される。前記の如く、流体を貫通することにより、断面積変化による負圧が発生する仕組みは、一般的にベンチュリー効果と呼ばれている。
また、本発明においては、ロールの他に、継ぎ手部A側から流体を導入するエアー供給機等の外部装置が必要となるが、ロール部に吸収された液体は、上記の如く、継ぎ手部B側から流体と共にロール外部に放出される為、継ぎ手部A側に設置されてある外部装置に、液体が流入することが無く、安定した流体の供給ができるので、長期間に亘って安定した液体の除去が可能である。
さらに、必要な外部装置は、継ぎ手部A側から流体を導入するエアー供給機のみで、複数の外部装置を用意する必要が無いので、設備投資コストが安価である。
本発明のロールは、台座に形成された開口部の断面積が、継ぎ手部A側から継ぎ手部B側に近づくほど小から大に変化するよう形成されてあり、継ぎ手部A側に設置されてあるエアー供給機等の外部装置を用いて流体を継ぎ手部Aから継ぎ手部Bの方向に貫通させると、開口部の断面積変化による負圧の発生に伴うベンチュリー効果により、ロール部に吸収された液体は、圧力の高い方から低い方へ移動するので、台座の本体部に引き寄せられることになり、本体部の外周面に形成された孔部を介して、開口部に排出され、開口部を通る流体と共に継ぎ手部B側からロール外部に常に放出される。その為、ロール部は吸液飽和状態になることが無く、長期間に亘って安定的に被洗浄面の液体を迅速、且つ確実に除去することができる。
また、ロール部に吸収された液体は、上記の如く、継ぎ手部B側から流体と共にロール外部に放出される為、継ぎ手部A側に設置されてある外部装置に、液体が流入することが無く、安定した流体の供給ができるので、長期間に亘って安定的に液体を除去することができると共に、必要な外部装置は、継ぎ手部A側から流体を導入するエアー供給機のみで、複数の外部装置を用意する必要が無いので、設備投資コストを抑えることができる。
第1の発明は、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールはロール部及び台座を有し、前記台座は外周面に前記ロール部が形成される本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bを有し、前記継ぎ手部Aから前記継ぎ手部Bの方向に流体が貫通するよう前記継ぎ手部A側から前記継ぎ手部B側に近づくほど開口面積が小から大に変化する開口部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する孔部が前記本体部の外周面に形成されてあるもので、流体を継ぎ手部Aから継ぎ手部Bの方向に貫通させると、開口部の断面積変化による負圧の発生に伴うベンチュリー効果により、ロール部に吸収された液体は、圧力の高い方から低い方へ移動するので、台座の本体部に引き寄せられることになり、本体部の外周面に形成された孔部を介して、開口部に排出され、開口部を通る流体と共に継ぎ手部B側からロール外部に常に放出される。その為、ロール部は吸液飽和状態になることが無く、長期間に亘って安定的に被洗浄面の液体を迅速、且つ確実に除去することができる。
また、本発明においては、ロールの他に、継ぎ手部A側から流体を導入するエアー供給機等の外部装置が必要となるが、ロール部に吸収された液体は、上記の如く、継ぎ手部B側から流体と共にロール外部に放出される為、継ぎ手部A側に設置されてある外部装置に、液体が流入することが無く、安定した流体の供給ができるので、長期間に亘って安定的に液体を除去することができる。
さらに、必要な外部装置は、継ぎ手部A側から流体を導入するエアー供給機のみで、複数の外部装置を用意する必要が無いので、設備投資コストを抑えることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のロールにおいて、前記継ぎ手部Aの端部から前記開口部の継ぎ手部A側の端部に近づくほど開口面積が大から小に変化する絞り開口部が形成されてあると共に、前記絞り開口部は前記開口部に連通するよう形成されてあるもので、絞り開口部と開口部が連接する位置において、流体の運動エネルギーを最大にし、圧力エネルギーを最小にすることができる。その為、絞り開口部において流体の運動エネルギーを徐々に上昇させ、圧力エネルギーを徐々に低下させることができるので、絞り開口部が形成されていない場合に比べて、絞り開口部と開口部が連接する位置において、流体の運動エネルギーを一層大きくし、圧力エネルギーを一層小さくして開口部における負圧を一層大きくすることが可能であり、一段と優れたベンチュリー効果を発現させることができ、ロール部に吸収された液体の除去機能が大幅に向上する。
また、最初の流体の運動エネルギーが小さくても、絞り開口部と開口部が連接する位置において、流体の運動エネルギーを最大にすることができる為、エアー供給機等の外部装置にて流体の運動エネルギーを最大に設定して、流体を噴射する必要が無いので、外部装置にたいする負荷を軽減することができる。
第3の発明は、特に、第1から第2の発明のロールにおいて、前記本体部の継ぎ手部B側の端部外方に、前記開口部における最大開口面積以上の面積を有する流通路が形成されてあるもので、本体部の継ぎ手部B側の端部外方における流体の圧力エネルギーは、開口部における圧力エネルギー以下になることが無い。その為、本体部の継ぎ手部B側の端部外方からロール外部に放出される流体、及び液体は、開口部に引き寄せられることが無く、開口部に逆流することを抑止することができる。
第4の発明は、特に、第1から第3の発明のロールにおいて、前記流通路の少なくとも一部が、前記ロールの回転方向の外方に形成されてあるもので、ロール外部に放出される流体、及び液体が開口部に逆流することを抑止することができると共に、容易に流体、及び液体をロール外部に放出することができる。
第5の発明は、特に、第1から第4の発明のロールにおいて、前記開口部の壁面の面積にたいする前記孔部の断面積の比率が、前記開口部の継ぎ手部B側に近づくほど小から大に変化するもので、流体の圧力エネルギーが徐々に高くなる開口部の継ぎ手部B側に近づくほど、開口部における負圧が徐々に高くなるので、ベンチュリー効果は徐々に低下してロール部に吸収された液体を、台座の本体部に引き寄せ難くなる。その為、ロール部に吸収された液体は、本体部の外周面に形成された孔部から排出し難くなるが、開口部の壁面の面積にたいする孔部の断面積の比率を、開口部の継ぎ手部B側に近づくほど大に設定することにより、ベンチュリー効果が低下する開口部の継ぎ手部B側においても積極的、且つ効果的にロール部に吸収された液体を、孔部を介して開口部に排出することができる。その為、ロール部に吸収された液体の除去機能が飛躍的に向上する。
第6の発明は、特に、第1から第5の発明のロールにおいて、前記ロールにたいして重量補正手段が形成されてあるもので、開口部の断面積が大きい継ぎ手部B側の方が、継ぎ手部A側に比べて軽くなる為、ロールに重量補正を施すことにより、ロールの回転時におけるバランスを保持することができ、ロールは長期間に亘って安定した回転を持続させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明のロールを鋼板表面の油分除去用として使用した形態の正面図、図2は、ロール片を前面側から見た斜視図、図3は、図1の断面図、図4は、図1の側面図、図5は、本発明の他の実施の形態におけるロールを鋼板表面の油分除去用として使用した形態の断面図である。
図1、及び図3において、ロール1は、台座3、止め金具4、プレート5、及び複数のロール片6から形成されてあるロール部2より構成されてある。台座3は、鉄等の金属材料からなる略円筒形状であり、外周面にロール部2が形成される本体部7、及び本体部7の両端にボルト15にて連接される継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9を有し、継ぎ手部B9にはロール1の回転時におけるバランスを保持する目的で、鉄、鉛等の金属材料からなるバランスウエイト14が溶接により装着され、ロール1の継ぎ手部B側の重量が補正されてある。また、ロール部2は、複数のロール片6が重ね合わされて形成されてあり、両側から止め金具4、及びプレート5にて挟み付けられて装着されてある。止め金具4には、スナップリングが使用されてある。なお、本体部7と、継ぎ手部A8及び継ぎ手部B9の連接は、前記ボルト15締めの他、溶接等の方法を用いることもできる。また、継ぎ手部B9にバランスウエイト14を装着する方法は、前記溶接以外にもボルト締め等の方法を用いても良い。さらに、継ぎ手部B9にバランスウエイト14を装着せず、継ぎ手部A8に穴を設けて、ロール1の継ぎ手部A8側の重量を軽くすることにより、ロール1にたいする重量補正を施しても構わない。
図2において、ロール片6は、概円盤状の平板形状に形成されてあり、中心部には穴部21が形成されてあり、外周部にはエッジ部22が形成されてある。なお、ロール部2は、ロール1に使用する総数のロール片6より形成されてある。
図3において、台座3は、本体部7の外周面に、継ぎ手部A8側から継ぎ手部B9側に近づくほど孔径が小から大に変化する複数の孔部11を有すると共に、継ぎ手部A8側から継ぎ手部B9側に近づくほど開口面積が小から大に変化する開口部10、及び継ぎ手部A8の端部から開口部10の継ぎ手部A8側の端部に近づくほど開口面積が大から小に変化する絞り開口部12が形成されてあり、絞り開口部12と開口部10は連通するよう形成されてある。一方、継ぎ手部B9側には、図3、及び図4の如く、本体部7の端部外方、及び継ぎ手部B9に、開口部10における最大開口面積以上の面積を有する流通路13が形成されてあると共に、流通路13の一部はロール1の回転方向の外方に形成されてあり、継ぎ手部A8側に設置されてあるエアー供給機(図示せず)を用いて、継ぎ手部A8の端部から継ぎ手部B9の矢印Aの方向に流体が貫通するよう構成されてある。
次に、ロール1の製作方法について説明する。最初に、ロール片6を概円盤状の平板形状に打ち抜く。次いで、概円盤状の平板形状に打ち抜かれたロール片6を複数重ね合わせて、穴部21を台座3にたいして貫通させる。そして、台座3の長手方向からプレス機にて所定長さだけ圧縮させた後、止め金具4、及びプレート5にて挟み付けて固定する。次に、所定時間放置することにより、重ね合わせた複数のロール片6の内部応力を均一化させ、エッジ部22を切削加工及び研磨加工し、台座3の本体部7の外周面上にロール部2を形成して、製作される。
次に、ロール片6の材質の製造方法について、いくつか述べる。
第1の方法は、複数本の繊維を、平板状に集積させて布状体を形成し、前記布状体を複数枚、重ね合わせた後、特殊な針を突き刺して、3次元に絡合された不織布を得る。前記の製造方法は、一般的には、ニードルパンチングと呼ばれている。また、布状体はウエッブと呼ばれている。得られた不織布は、ポリウレタン溶液中に含浸され、不織布にポリウレタンを充填させる。次いで、ポリウレタンを充填させた不織布を、水中に浸漬させると共に、水中に二酸化炭素を注入し、炭酸発泡させることにより、不織布、及び極微細な気泡を有する多孔質化されたポリウレタンよりなる平板状の二重構造体を形成して、概円盤状に打ち抜き、ロール片6として用いる。なお、不織布を形成する繊維には、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、別名ウレタン弾性糸とも呼ばれるスパンデックス繊維等が単独使用、あるいは併用されている。
第2の方法は、複数本の繊維を、平板状に集積させて布状体となるウエッブを形成し、ニードルパンチングにより3次元に絡合された不織布を得る。得られた不織布にたいして、架橋剤を配合した高分子弾性体をスプレー、浸漬、含浸等の方法を用いて付着させ、加熱することにより不織布を形成する繊維間を結合させて平板状とし、概円盤状に打ち抜いてロール片6として用いる。前記の製造方法は、一般的にケミカルボンド法と呼ばれている。なお、不織布を形成する繊維には、綿、レーヨン、セルロース等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成樹脂繊維が単独使用、あるいは併用されている。また、高分子弾性体には、ニトリルゴム、アクリルゴム、スチレンゴム、ウレタンゴム等が単独使用、あるいは併用される。また、架橋剤は、前記高分子弾性体の分子間に橋架け構造を形成し、一段と優れた弾力性を高分子弾性体に付与する目的で配合されるものであり、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等のメラミン樹脂、ブロックイソシアネート等のイソシアネート樹脂、脂肪族エポキシ等のエポキシ樹脂を単独、あるいは併用して用いることができる。
次に、本発明のロール1の動作、作用について説明する。
ロール1は、箱形の鋼板洗浄機(図示せず)に上下一対で設置され、シリンダー等によりエアー圧や油圧等の一定の圧力が加えられて回転駆動し、上下のロール1の間を、表面に油分が付着した鋼板が通過する。その際、鋼板はロール部2と接触し、ロール部2を構成するロール片6が有する繊維の毛細管現象により、鋼板表面の油分はロール部2に吸い上げられると共に、ロール部2の空隙部に放出される。
台座3は、継ぎ手部A8側に設置されたエアー供給機から配管系(図示せず)が継ぎ手部A8の端部に連接され、エアー供給機により矢印Aの方向に流体が噴射されている。流体は、継ぎ手部A8に設けられた絞り開口部12を通り、本体部7に設けられた開口部10を通過し、本体部7の継ぎ手部B9側の端部外方、及び継ぎ手部B9に設けられた流通路13を介して、ロール1の外部に流出していく。流体は、絞り開口部12と開口部10が連通する位置において、運動エネルギーが最大となり、且つ圧力エネルギーが最小となり、継ぎ手部B9側に向かって進むにつれ、運動エネルギーは徐々に低下し、圧力エネルギーは徐々に上昇する。従って、ロール部2に吸収された油分は、開口部10の断面積変化による負圧の発生に伴うベンチュリー効果により、圧力の高い方から低い方へ移動するので、台座3の本体部7に引き寄せられ、本体部7の外周面に形成されてある孔部11を介して、開口部10に排出され、開口部10を通る流体と共に本体部7の継ぎ手部B9側の端部外方、及び継ぎ手部B9に設けられた流通路13よりロール1の外部に放出される。放出された油分は、鋼板洗浄機の内部で循環する。その為、ロール部2に吸収された油分は、常にロール1外部の鋼板洗浄機内に放出されるので、ロール部2は吸液飽和状態になることが無く、長期間に亘って鋼板表面の油分は迅速、且つ確実に除去される。
また、ロール部2に吸収された油分は、本体部7の継ぎ手部B9側の端部外方、及び継ぎ手部B9に設けられた流通路13から流体と共に、ロール1外部の鋼板洗浄機内に放出される為、継ぎ手部A8側に設置されてあるエアー供給機に、油分が流入することが無く、安定した流体の供給ができるので、長期間に亘って安定的に油分を除去することができる。
また、必要な外部装置は、継ぎ手部A8側から流体を導入するエアー供給機のみで、複数の外部装置を用意する必要が無いので、設備投資コストを抑えることができる。
また、継ぎ手部A8に絞り開口部12を設けることにより、絞り開口部12と開口部10が連接する位置において、流体の運動エネルギーを最大にし、圧力エネルギーを最小にすることができる。その為、絞り開口部12において流体の運動エネルギーを徐々に上昇させ、圧力エネルギーを徐々に低下させることができ、絞り開口部12が形成されていない場合に比べて、絞り開口部12と開口部10が連接する位置において、流体の運動エネルギーを一層大きくし、圧力エネルギーを一層小さくして開口部10における負圧を一層大きくすることができるので、一段と優れたベンチュリー効果の発現が可能であり、ロール部2に吸収された油分の除去機能が飛躍的に向上する。
さらに、継ぎ手部A8に絞り開口部12を設けることにより、最初の流体の運動エネルギーが小さくても、絞り開口部12と開口部10が連接する位置において、流体の運動エネルギーを最大にすることができる為、エアー供給機にて流体の運動エネルギーを最大に設定して、流体を噴射する必要が無いので、エアー供給機にたいする負荷が軽減される。
また、本体部7の継ぎ手部B9側の端部外方、及び継ぎ手部B9に、開口部10における最大開口面積以上の面積を有する流通路13を形成することにより、本体部7の継ぎ手部B9側の端部外方における流体の圧力エネルギーは、開口部10における圧力エネルギー以下になることが無い。その為、本体部7の継ぎ手部B9側の端部外方からロール1の外部に放出される流体、及び油分は、開口部10に引き寄せられることが無く、開口部10に逆流することを抑止することができる。
さらに、流通路13の一部が、ロール1の回転方向の外方に形成されることにより、ロール1の外部に放出される流体、及び油分が開口部10に逆流することを抑止することができると共に、容易に流体、及び油分はロール1の外部に放出される。
また、本体部7の外周面に、継ぎ手部A8側から継ぎ手部B9側に近づくほど孔径が小から大に変化する複数の孔部11を形成することにより、流体の圧力エネルギーが徐々に上昇し、ベンチュリー効果が低下する開口部10の継ぎ手部B9側においても、ロール部2に吸収された油分は、積極的、且つ効果的に孔部11を介して開口部10に排出される。
また、継ぎ手部B9にバランスウエイト14を装着することにより、開口部の断面積が大きく、継ぎ手部A8側より重量が軽くなる継ぎ手部B9側の重量補正を施すことができ、ロール1は回転時におけるバランスを保持することができる。
次に、図5を用いて、本発明の他の実施の形態におけるロールについて説明する。
図5において、ロール31は、ロール部32、及び鉄等の金属材料からなる台座33を有し、ロール部32は、台座33の本体部37の外周面上に複数枚の不織布からなるロール片36が積層され、両端部を止め金具34、及びプレート35にて挟み付けられて形成されてある。台座33は、略円筒形状であり、外周面にロール部32が形成されると共に、複数の孔部41を有する本体部37、及び本体部37の両端にボルト45締めにて連接される継ぎ手部A38、及び継ぎ手部B39より構成されてある。また、継ぎ手部A38側から継ぎ手部B39側に近づくほど開口面積が小から大に変化する開口部40、及び継ぎ手部A38の端部から開口部40の継ぎ手部A38側の端部に近づくほど開口面積が大から小に変化する絞り開口部42が形成されてあり、絞り開口部42と開口部40は連通するよう形成されてある。一方、継ぎ手部B39側には、本体部37の端部外方、及び継ぎ手部B39に、開口部40における最大開口面積以上の面積を有する流通路43が形成されてあると共に、流通路43の一部はロール31の回転方向の外方に形成されてあり、継ぎ手部A38側に設置されてあるエアー供給機(図示せず)を用いて、継ぎ手部A38の端部から継ぎ手部B39の矢印Bの方向に流体が貫通するよう構成されてある。また、継ぎ手部B39には、ロール31の回転時におけるバランスを保持する為、鉄、鉛等の金属材料からなるバランスウエイト44が溶接により装着されてある。
ロール31は、台座33の本体部37の外周面に形成されてある孔部41が、前記ロール1の孔部11の如く、孔径が継ぎ手部A8側から継ぎ手部B9側に近づくほど小から大に変化するのではなく、孔部41の孔径は全て同一径であるが、開口部40の壁面の面積にたいする孔部41の断面積の比率が、開口部40の継ぎ手部B39側に近づくほど小から大に変化するよう孔部41の設定数を、継ぎ手部B39側に近づくほど多くなるように構成されてある。
本発明の他の実施の形態におけるロール31の動作、作用は下記の通りである。
ロール31は、継ぎ手部A38側に設置されたエアー供給機にて、矢印Bの方向に流体が噴射されることにより、ロール部32に吸収された油分が、ベンチュリー効果により、本体部37側に引き寄せられ、孔部41を介して開口部40に排出され、開口部40を通過する流体と共に、本体部37の端部外方、及び継ぎ手部B39に形成された流通路43よりロール31の外部に常に放出される。その為、ロール部32は吸液飽和状態になることが無く、長期間に亘って安定的に鋼板表面の油分を迅速、且つ確実に除去することができる。
また、開口部40の壁面の面積にたいする孔部41の断面積の比率は、開口部40の継ぎ手部B39側に近づくほど小から大に変化する為、流体の圧力エネルギーが徐々に上昇し、ベンチュリー効果が低下する開口部40の継ぎ手部B39側においても、ロール部32に吸収された油分は、積極的、且つ効果的に孔部41を介して開口部40に排出することができる。
本発明のロールは、主に、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する目的以外にも、高い耐久性を必要とするロールとして、広く好適に使用することができる。
本発明のロールを鋼板表面の油分除去用として使用した形態の正面図 ロール片を前面側から見た斜視図 図1の断面図 図1の側面図 本発明の他の実施の形態におけるロールを鋼板表面の油分除去用として使用した形態の断面図
符号の説明
1、31 ロール
2、32 ロール部
3、33 台座
4、34 止め金具
5、35 プレート
6、36 ロール片
7、37 本体部
8、38 継ぎ手部A
9、39 継ぎ手部B
10、40 開口部
11、41 孔部
12、42 絞り開口部
13、43 流通路
14、44 バランスウエイト
15、45 ボルト
21 穴部
22 エッジ部

Claims (6)

  1. 鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールはロール部及び台座を有し、前記台座は外周面に前記ロール部が形成される本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bを有し、前記継ぎ手部Aから前記継ぎ手部Bの方向に流体が貫通するよう前記継ぎ手部A側から前記継ぎ手部B側に近づくほど開口面積が小から大に変化する開口部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する孔部が前記本体部の外周面に形成されてあることを特徴とするロール。
  2. 請求項1記載の構成よりなるロールにおいて、前記継ぎ手部Aの端部から前記開口部の継ぎ手部A側の端部に近づくほど開口面積が大から小に変化する絞り開口部が形成されてあると共に、前記絞り開口部は前記開口部に連通するよう形成されてあることを特徴とするロール。
  3. 請求項1から2記載の構成よりなるロールにおいて、前記本体部の継ぎ手部B側の端部外方に、前記開口部における最大開口面積以上の面積を有する流通路が形成されてあることを特徴とするロール。
  4. 請求項1から3記載の構成よりなるロールにおいて、前記流通路の少なくとも一部が、前記ロールの回転方向の外方に形成されてあることを特徴とするロール。
  5. 請求項1から4記載の構成よりなるロールにおいて、前記開口部の壁面の面積にたいする前記孔部の断面積の比率が、前記開口部の継ぎ手部B側に近づくほど小から大に変化することを特徴とするロール。
  6. 請求項1から5記載の構成よりなるロールにおいて、前記ロールにたいして重量補正手段が形成されてあることを特徴とするロール。
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