JP5511044B2 - ロール - Google Patents

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Description

本発明は、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールに関するものである。
従来のこの種のロールに関しては、不織布ロール、ゴムロール等が一般的に使用され、例えば、不織布ロールに関しては、極細繊維が立体的に絡合された不織布の空隙部に高分子弾性体が多孔質構造で充填された繊維質シートからなるディスク状物を多数枚重畳してなる吸液ロール(特許文献1)がある。
特許文献1の吸液ロールは、吸液に必要な外部装置を備えていない為、不織布層からなるロール部が徐々に吸液飽和状態となる。吸液に必要な外部装置を備えていないロールにおける液体除去機能は、コンプレッサー等を介してエアー圧、油圧等の一定の圧力がかかりながら回転しているロールに、液体が付着した被洗浄面が接触することにより、液体を被洗浄面の両端部から流し去るダム機能と、ロールが回転しながら被洗浄面に接触して圧力により圧縮される圧縮ゾーンにおいて、ロール部の空隙部に吸収された液体を被洗浄面に一旦放出し、次いでロールが圧力による圧縮から開放される開放ゾーンにおいて、不織布を形成する繊維質の毛細管現象により被洗浄面の液体がロール部に吸い上げられ、ロール部の空隙部に放出される仕組みからなる吸排機能とから構成されている。前記ダム機能はゴムロール等にも発現する機能であるが、前記吸排機能は不織布ロールに特有の機能である。すなわち、不織布に充填された高分子弾性体が弾性変形する為、ロール部の空隙率が前記圧縮ゾーンで0%となり、前記開放ゾーンで元の空隙率に復元することにより発現する。しかし、液体がロール部の空隙部に吸収、及び空隙部から排出されることを繰り返すと、高分子弾性体は液体と接触することにより、徐々に膨潤して弾性率が低下し、前記開放ゾーンで元の空隙率に復元することができなくなる。その為、空隙率が減少したロール部の空隙部には、繊維質の毛細管現象により吸い上げられた液体の全量を放出することができず、ロール部は吸液飽和状態となり、液体除去機能が長期間に亘って持続しないという問題を有していた。なお、高分子弾性体の弾性率と膨潤度の関係は、弾性率は膨潤度の3/5乗に反比例するというフローリーのゴム弾性の理論が知られている。
上記問題を解決するために、吸液機能を備えた軸本体、及びこの軸本体に圧着重畳された不織布シートで構成する不織布ロールと、当該不織布ロールと配管を介し連通される真空ポンプとで構成される、送出、吸液機能を備えた不織布ロールを利用する吸液方法であって、この吸液方法は、吸引抵抗による真空値、及び毛細管の機能を高めることを意図して、前記不織布部をウエットな吸液状態にして使用し、かつこの使用状態で前記軸本体に多数千鳥状等に開設した透孔を介して、前記吸液状態にある不織布部内部に於いて、不織布ロール外表面方向に向かってほぼ倒円錐形状に有効な吸液、送液毛細管部を作用せしめるとともに、前記真空吸引力の一部が前記不織布ロールの外表面に於いて重畳作用するように構成したことにより、前記真空吸引力を当該不織布ロールの外表面で均一作用させる構成とした不織布ロールを利用する吸液方法と、この吸液方法に使用する吸液ロール装置(特許文献2)が考案されている。
特開昭61−262586号公報 特開平7−120145号公報
特許文献2の不織布ロールを利用する吸液方法と、この吸液方法に使用する吸液ロール装置は、不織布ロールの有するダム機能と吸排機能に加えて、ロール部に吸収された液体は、吸引ポンプにより、透孔、空洞部、貫通孔を介して不織布ロール外部に排出されるので、吸液に必要な外部装置を備えていない不織布ロールに比べて、ロール部の吸液飽和状態は抑制され、液体除去機能は長期間に亘って持続される。しかしながら、前記不織布ロールは、軸本体の一方の端部からのみ液体を吸引する構成であり、真空吸引力にバラツキが発生しやすい。すなわち、真空ポンプに近い軸本体の一方の端部では真空吸引力が強く、真空ポンプから離れている軸本体の他方の端部では真空吸引力が弱くなる。その為、不織布シートに吸収された液体を均一に吸引することが難しいという課題を有していた。
また、真空ポンプに近い軸本体の一方の端部は中空状であり、真空ポンプから離れた軸本体の他方の端部は中実状であり、軸本体の両端部において重量差が生じる。その為、不織布ロールの回転バランスが悪く、被洗浄面に不織布シートが均一に摺接し難くいことから、被洗浄面から液体を均一に除去できず、被洗浄面に残滓マークが発生しやすいという課題も有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ロール部に吸収された液体を、迅速、且つ均一に吸引してロールの外部に排出すると共に、ロールの回転バランスが保持され、長期間に亘って、被洗浄面から均一に液体を除去、搾取、洗浄することができる耐久性に優れたロールを提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決する為に、請求項1の発明のロールは、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールは複数のロール片から形成されたロール部及び台座を有し、前記台座は本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A及び継ぎ手部Bを有すると共に、開口部を有する中空状にて貫通して形成されてあり、前記本体部の外周には不織布からなる前記ロール部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する複数の吸引孔が千鳥状をなして形成されてあり、前記継ぎ手部A及び継ぎ手部Bは、前記本体部の端部の近傍に、前記開口部の開口面積が、前記本体部の中央部の開口面積に比べて小となるように傾斜面にて形成された除変部を有し、前記ロール片の内周部に凹状の溝部が形成されてあると共に、前記本体部の軸心方向の外周に凸状のキーが装着されてあり、前記凹状の溝部が前記凸状のキーに嵌合挿入されてあることを特徴としている。したがって、台座は中空状にて貫通して形成されてあることから、本体部の両端部に連接された継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bは、共に配管を介して真空ポンプに接続することができる。従って、ロール部に吸収された液体を、台座の両方の端部から同時に吸引することができるので、真空吸引力にバラツキが発生することがなく、ロール部に吸収された液体を、迅速、且つ均一に吸引してロール外部に排出する。その為、ロール部の吸液飽和状態が解消され、ロールの耐用年数の長期化を図ることができる。
また、台座を構成する継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bは、共に中空状であることから、台座の両端部において重量差が生じることがなく、ロールの回転バランスが保持される。その為、ロール部は被洗浄面に均一に摺接するので、被洗浄面から均一に液体を除去、搾取、洗浄することができる。
さらに、継ぎ手部A及び継ぎ手部Bは、本体部の端部の近傍に、開口部の開口面積が、本体部の中央部の開口面積に比べて小となるように傾斜面にて形成された除変部が形成されてあることから、吸引孔を介してロール部から本体部に吸引された液体は、本体部に形成された開口部に滞留することなく、継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bの傾斜面に沿って流入し、ロール外部に排出される。なお、傾斜面を有する除変部が形成されていない場合、本体部と継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bの連接箇所において、還流が発生し、液体が本体部の開口部に滞留することになり、効率よく確実に液体を吸引することが難しくなる。また、真空ポンプにたいする負荷も増大する。
請求項2の発明のロールは、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールはロール部及び台座を有し、前記台座は本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A及び継ぎ手部Bを有すると共に、開口部を有する中空状にて貫通して形成されてあり、前記本体部の外周には前記ロール部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する複数の吸引孔が千鳥状をなして形成されてあり、前記継ぎ手部A及び継ぎ手部Bは、前記本体部の端部の近傍に、前記開口部の開口面積が、前記本体部の中央部の開口面積に比べて小となるように傾斜面にて形成された除変部を有し、前記ロール部は前記本体部の外周に不織布からなる複数の概円環状のロール片、及び前記ロール片より回転外径が小である補強部材が積層されて形成されてあり、且つ前記ロール片の内周部に凹状の溝部が形成されてあると共に、前記本体部の軸心方向の外周に凸状のキーが装着されてあり、前記凹状の溝部が前記凸状のキーに嵌合挿入されてあることを特徴としている。したがって、台座は中空状にて貫通して形成されてあることから、本体部の両端部に連接された継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bは、共に配管を介して真空ポンプに接続することができる。従って、ロール部に吸収された液体を、台座の両方の端部から同時に吸引することができるので、真空吸引力にバラツキが発生することがなく、ロール部に吸収された液体を、迅速、且つ均一に吸引してロール外部に排出する。その為、ロール部の吸液飽和状態が解消され、ロールの耐用年数の長期化を図ることができる。
また、台座を構成する継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bは、共に中空状であることから、台座の両端部において重量差が生じることがなく、ロールの回転バランスが保持される。その為、ロール部は被洗浄面に均一に摺接するので、被洗浄面から均一に液体を除去、搾取、洗浄することができる。
さらに、継ぎ手部A及び継ぎ手部Bは、本体部の端部の近傍に、開口部の開口面積が、本体部の中央部の開口面積に比べて小となるように傾斜面にて形成された除変部が形成されてあることから、吸引孔を介してロール部から本体部に吸引された液体は、本体部に形成された開口部に滞留することなく、継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bの傾斜面に沿って流入し、ロール外部に排出される。
また、ロール部は、不織布からなる複数の概円環状のロール片が積層されて形成されてあるので、ロールの使用目的に応じて、ロール片の台座にたいする積層枚数を調整することにより、ロール部の表面の硬度を任意に設定することができる。すなわち、ロール片の積層枚数が多ければ硬度は高くなり、少なければ硬度は低くなる。なお、硬度とは物質の硬さを表わし、JISK6253加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法に記載のデュロメータ硬さ試験により測定した硬度である。
さらにまた、ロール部は、ロール片よりも回転外径が小さい補強部材が積層されていることから、ロール部の表面部は、芯部に比べて硬度が低く、柔らかいので、ロールの弾力性が向上し、ロール部と被洗浄面との接触面積が広がり、ロールの被洗浄面からの液体除去性能が向上する。また、ロール部の芯部は、表面部に比べて硬度が高く、硬いので、ロールの回転中にロール片が本体部から位置ずれすることがなく、ロール部の表面部が凹凸になることが抑制される為、ロール部は均一に被洗浄面に摺接し、ロールは高い耐久性を維持することができる。
請求項1の発明のロールは、ロール部に吸収された液体を、迅速、且つ均一に吸引してロール外部に排出するので、ロール部の吸液飽和状態が解消され、ロールの耐用年数の長期化を図ることができると共に、ロール部は被洗浄面に均一に摺接するので、被洗浄面から均一に液体を除去、搾取、洗浄することができる。
また、吸引孔を介してロール部から本体部に吸引された液体は、本体部に形成された開口部に滞留することなく、継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bの傾斜面を有する除変部に沿って流入し、ロール外部に排出されるので、吸引効果の向上につながる。
請求項2の発明のロールは、ロール部に吸収された液体を、迅速、且つ均一に吸引してロール外部に排出するので、ロール部の吸液飽和状態が解消され、ロールの耐用年数の長期化を図ることができると共に、ロール部は被洗浄面に均一に摺接するので、被洗浄面から均一に液体を除去、搾取、洗浄することができる。
また、吸引孔を介してロール部から本体部に吸引された液体は、本体部に形成された開口部に滞留することなく、継ぎ手部A、及び継ぎ手部Bの傾斜面を有する除変部に沿って流入し、ロール外部に排出されるので、吸引効果の向上につながる。
さらに、ロール部の表面部及び/又は芯部における硬度を、ロールの使用目的に応じて、任意に設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例におけるロールの正面図、図2は、本発明の第1の実施例におけるロールの断面図、図3は、ロール片を前面側から見た斜視図である。
図1において、ロール1は、台座3、止め金具5、プレート6、及び複数のロール片4からなるロール部2より構成されている。台座3は、鉄等の金属材料からなり、外周にロール部2が形成されてある本体部7と、本体部7の一方の端部に連接される継ぎ手部A8、及び本体部7の他方の端部に連接される継ぎ手部B9から構成されている。ロール部2は、複数のロール片4が台座3を構成する本体部7の外周に積層されると共に、重ね合わされて形成されてあり、両側から止め金具5、及びプレート6にて挟み付けられて形成されてある。止め金具5には、スナップリングが使用されている。
図2において、台座3は、開口部10を有する中空状にて貫通して形成されている。台座3を構成する本体部7の外周には、千鳥状をなして複数の円形の吸引孔11が設けられ、吸引孔11は、本体部7の有する開口部10に連通している。また、継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9の一方の端部には、ロータリージョイント(図示せず)が接続されるネジ部12が形成されてあり、他方は本体部7の端部に連接されている。
複数の吸引孔11は、千鳥状をなして本体部7の外周に形成されているので、本体部7の外周の周方向における複数の位置、及び軸心方向における複数の位置に配列されることから、ロール部2に吸収された液体の吸引効果の向上につながる。また、吸引孔11の形状は円形以外にも、概三角形、概四角形等の多角形状、星型、十字型等の異形断面形状であってもよい。
また、本体部7の端部の近傍は、開口部10の開口面積が、本体部7の中央部の開口面積に比べて小となるよう傾斜角度θを有して除変部が形成されている。本体部7の端部の近傍に傾斜面を有する除変部を形成するのは、傾斜面に沿って、液体を継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9を介して、効率よく確実にロール1の外部に排出するためである。傾斜角度θは5°以上30°以下にて設定されるのが望ましい。傾斜角度θが30°を超える場合、傾斜面が緩やかになり、本体部7の端部から中央部に向かって傾斜面が形成されることから、本体部7の端部の近傍に吸引孔11を形成することが難しくなり、ロール部2に吸収された液体の吸引効果が劣ることになる。一方、傾斜角度θが5°未満の場合、傾斜面が急になり、本体部7と継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9の連接箇所において、還流が発生し、液体が本体部7の開口部10に滞留することになり、効率よく確実に液体を吸引し、ロール1の外部に排出することが難しくなる。なお、除変部は直線状ではなく、R形状を有するよう曲線状に形成されてあっても構わない。
図3において、ロール片4は、中心部に穴部15、外周に側縁部16が形成された概円環状の不織布13からなる。不織布13は、複数本の繊維14を有する。なお、ロール部2は、ロール1に使用する総数のロール片4より形成される。また、特に図示しないが、台座3にたいするロール片4の位置ズレを防止する為に、ロール片4の内周部に凹状の溝部を形成すると共に、台座3を構成する本体部7の軸心方向の外周に凸状のキーを装着して、前記凹状の溝部を凸状のキーに嵌合挿入することにより、ロール片4を、本体部7の外周に積層してもよい。
次に、ロール1の製作方法について説明する。
最初に、外周に吸引孔11が形成され、開口部10を有する略円筒形状の本体部7を用意する。次いで、一方の端部に傾斜角度θ、他方の端部にネジ部12を有する中空状の継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9を用意し、傾斜角度θが形成されてある一方の端部を、本体部7の両端部に当接接合し、溶接して台座3を形成する。本体部7と継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9の連接方法は、ネジ止め、ボルト締め等の方法であっても構わない。
次に、複数本の繊維14を有する平板状の不織布13を用意し、不織布13をトムソン型、あるいはレーザーカッター等を用いて、穴部15、及び側縁部16を有する概円環状のロール片4に打ち抜く。次いで、ロール片4を複数重ね合わせて、穴部15を台座3にたいして貫通させ、本体部7の外周に積層する。そして、台座3の長手方向からプレス機にて所定長さだけ圧縮させた後、止め金具5、及びプレート6にて複数のロール片4を挟み付けて固定する。次に、所定時間放置することにより、重ね合わせた複数のロール片4の内部応力を均一化させ、側縁部16を切削加工及び研磨加工し、台座3を構成する本体部7の外周にロール部2を形成してロール1が製作される。
ロール部2の表面の硬度は、40°〜95°程度に設定されるのが望ましい。硬度が40°未満の場合、硬度が低すぎて、被洗浄面の端面が繰り返しロール部2に当接すると、早期にロール部2が摩耗する。また、硬度が95°を超えると、硬度が高すぎて、ロール1の弾力性が劣り、効果的にダム機能、及び吸排機能を発揮することが難しくなる。なお、硬度とは物質の硬さを表わし、JISK6253加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法に記載のデュロメータ硬さ試験により測定した硬度である。
また、ロール部2は、複数の概円環状のロール片4を、台座3を構成する本体部7の外周に積層して形成する以外にも、平板状の不織布13を、本体部7の外周に巻き付けて形成することもできる。
吸引孔11の外径、ロール1の軸心方向における隣り合う吸引孔11のピッチについては、特に限定されるものではないが、例えば、吸引孔11の外径は1〜8mm程度、ピッチは20〜100mm程度に設定されるのが望ましい。吸引孔11の外径が1mm未満の場合、径が小さすぎてロール部2から効率よく液体を開口部10に吸引することができず、8mmを超える場合、径が大きすぎて一孔あたりの吸引力が弱くなる。また、吸引孔11のピッチが20mm未満の場合、本体部7の外周にたいする吸引孔11の数が多くなり、本体部7の強度が弱くなり、100mmを超える場合、吸引孔11の数が少なく、ロール部2から効率よく液体を開口部10に吸引することができなくなる。
次に、ロール片4を構成する不織布13の製造方法について、いくつか述べる。
第1の方法は、複数本の繊維14を、平板状に集積させて布状体を形成し、前記布状体を複数枚、重ね合わせた後、特殊な針を突き刺して、3次元に絡合された不織布13を得る。前記の製造方法は、一般的には、ニードルパンチングと呼ばれている。また、布状体はウエッブと呼ばれている。得られた不織布13は、ポリウレタン溶液中に含浸され、不織布13にポリウレタンを充填させる。次いで、ポリウレタンを充填させた不織布13を、水中に浸漬させると共に、水中に二酸化炭素を注入し、炭酸発泡させることにより、不織布13、及び極微細な気泡を有する多孔質化されたポリウレタンよりなる平板状の二重構造体を形成する。なお、不織布13を形成する繊維14には、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、別名ウレタン弾性糸とも呼ばれるスパンデックス繊維等が単独使用、あるいは併用される。
第2の方法は、複数本の繊維14を、平板状に集積させて布状体となるウエッブを形成し、ニードルパンチングにより3次元に絡合された不織布13を得る。得られた不織布13にたいして、架橋剤を配合した高分子弾性体をスプレー、浸漬、含浸等の方法を用いて付着させ、加熱することにより不織布13を構成する繊維14の間を結合させるもので、前記の製造方法により得られた不織布13は、一般的にケミカルボンド法不織布と呼ばれている。なお、不織布13を形成する繊維14には、綿、レーヨン、セルロース等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成樹脂繊維が単独使用、あるいは併用される。また、高分子弾性体には、ニトリルゴム、アクリルゴム、スチレンゴム、ウレタンゴム、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等が単独使用、あるいは併用される。また、架橋剤は、前記高分子弾性体の分子間に橋架け構造を形成し、一段と優れた弾力性を高分子弾性体に付与する目的で配合されるものであり、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等のメラミン樹脂、ブロックイソシアネート等のイソシアネート樹脂、脂肪族エポキシ等のエポキシ樹脂を単独、あるいは併用して用いることができる。
第3の方法は、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂を溶融紡糸すると共に、得られた熱可塑性樹脂繊維にたいして100〜150kgf程度の高圧水流を噴射することにより、繊維14を絡合させる。次いで、架橋剤を配合した高分子弾性体をスプレー、浸漬、含浸等の方法を用いて繊維14に付着させ、加熱することにより不織布13を形成するもので、前記の製造方法により得られた不織布13は、一般的に水流絡合法不織布と呼ばれている。
上記に示した不織布13の製造方法は代表的な例であり、上記以外にも、例えば、熱溶融した合成樹脂を連続的に紡糸して繊維14を形成し、繊維14を延伸しながら捕集ネット上に集積して熱ロールで加圧することにより繊維14を結合して不織布13を形成するスパンボンド法、熱溶融した合成樹脂を紡糸口から吐出する際、高温エアーで紡出し、捕集ネット上で加熱された繊維14を結合させて不織布13を形成するメルトブロー法、塩化メチレン、フロン等の低沸点溶剤中に合成樹脂を溶解し、紡糸口から加熱、加圧状態で繊維14を紡糸すると同時に、前記低沸点溶剤を揮発させ、繊維14を捕集ネット上に集積し、熱ロールで加圧して繊維14を結合して不織布13を形成するフラッシュ紡糸法、融点の異なる複数の合成樹脂を溶融して融点の高い方の合成樹脂を紡糸して繊維14を形成し、溶融された融点の低い方の合成樹脂をバインダーとして繊維14を接着させて不織布13を形成するファイバーボンド法やサーマルボンド法等により製造された不織布13を用いても構わない。なお、不織布13は、ロール1に形成された場合、被洗浄面の繰り返しの当接に強く、繊維14がほつれ難く、織布、編物等の他の布帛をロール1に用いた場合に比べて、ロール1の耐久性の向上につながる。
ロール片4に用いられる不織布13の選択については、ロール1が使用される雰囲気温度、ロール部2に吸収される液体の性状等の使用条件、コスト等を考慮して、適宜、決定されるものである。
次に、図2を用いて、本発明の第1の実施例におけるロール1による被洗浄面からの液体の除去方法について説明する。なお、ロール1は、鋼板に付着した油分除去用として用いられるものとする。
ロール1は、箱形の鋼板洗浄機(図示せず)に上下一対で設置され、一定の圧力が加えられて回転駆動し、上下のロール1の間を、表面に油分が付着した鋼板が通過する。油分が付着した鋼板は、ロール部2と接触し、ロール1のダム機能により端面から油分が鋼板洗浄機内に流し落とされ、除去されると共に、ダム機能により除去されなかった油分は、ロール1の吸排機能により、ロール部2を構成する不織布13からなるロール片4が有する繊維14の毛細管現象により、ロール部2に吸い上げられ、ロール部2の空隙部に放出される。前記の如くの吸排機能の動作を繰り返す内に、ロール部2の内部には徐々に油分が溜まる。
継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9に形成されたネジ部12には、ロータリージョイント(図示せず)が連接され、ロータリージョイントには配管(図示せず)を介して真空ポンプ(図示せず)が連接される。そして、真空ポンプを動作し、吸引力を発現させることにより、ロール部2に吸収された油分は、矢印の如く、本体部7の外周に千鳥状に設けられた複数の吸引孔11を介して開口部10に流れ込み、中空状の継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9を通り、ロール1の外部に排出される。ロール1の外部に排出された油分は、配管を通り、真空ポンプに設けられたセパレーターにて鋼板洗浄機の洗浄タンク(図示せず)に放出される。
上記の如く構成されたロール1の動作、作用は下記の通りである。
台座3は、中空状にて貫通して形成されてあることから、本体部7の両端部に連接された継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9は、共に配管を介して真空ポンプに接続することができる。従って、ロール部2に吸収された油分を、台座3の両方の端部から同時に吸引することができるので、吸引力にバラツキが発生することがなく、ロール部2に吸収された油分を、矢印の如く、吸引孔11を介して、迅速、且つ均一に吸引してロール1の外部に排出することができる。その為、ロール部2の吸液飽和状態が解消され、ロール1の耐用年数の長期化を図ることができる。
また、台座3を構成する継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9は、共に中空状であることから、台座3の両端部において重量差が生じることがなく、ロール1の回転バランスが保持される。その為、ロール部2は鋼板に均一に摺接するので、鋼板から均一に油分を除去、搾取、洗浄することができる。
さらに、台座3を構成する本体部7の両端部の近傍は傾斜角度θを有して形成されてあることから、吸引孔11を介してロール部2から本体部7に吸引された油分は、本体部7に形成された開口部10に滞留することなく、本体部7の両端部に形成された傾斜面に沿って、中空状の継ぎ手部A8、及び継ぎ手部B9に流入し、ロール1の外部に排出される。
また、ロール部2は本体部7の外周に不織布13からなる複数の概円環状のロール片4が積層されて形成されてあるので、ロール1の使用目的に応じて、ロール片4の本体部7にたいする積層枚数を調整することにより、ロール部2の表面の硬度を任意に設定することができる。
(実施例2)
図4は、本発明の第2の実施例におけるロールの断面図である。なお、上記第1の実施例と同一部材については、詳しい説明を省略する。
図4において、ロール21は、台座23、止め金具25、プレート26、及び複数のロール片24、及びロール片24より回転外径が小さい補強部材33からなるロール部22より構成されている。台座23は、鉄等の金属材料からなり、外周にロール部22が形成される本体部27は開口部30を有する略円筒形状であり、本体部27の両端部に連接される継ぎ手部A28、及び継ぎ手部B29は中空状であると共に、それぞれの一方の端部にはロータリージョイント(図示せず)が連接されるネジ部32が形成されている。ロール部22は、不織布からなるロール片24、及びロール片24より回転外径が小さい補強部材33が台座23を構成する本体部27の外周に積層されると共に、重ね合わされて形成されてあり、両側から止め金具25、及びプレート26にて挟み付けられて形成されてある。止め金具25には、スナップリングが使用されている。
台座23を構成する本体部27の外周には、複数の円形の吸引孔31が千鳥状に配されている。また、本体部27の端部の近傍は、開口部30の開口面積が、本体部27の中央部の開口面積に比べて小となるよう傾斜角度を有して除変部が形成されている。
補強部材33は、ロール片24より回転外径が小さく、ロール部22に吸収される液体により膨潤等により劣化しなければ、材質、形状等は、特に限定されるものではない。補強部材33としては、例えば、平板状の不織布、織布、編物等の布帛、合成樹脂板、金属板、フィルム状樹脂組成物、合成樹脂発泡体等が用いられる。好適には、液体が浸透しやすい空隙を有する不織布が用いられる。前記不織布の空隙率は、強度等を考慮し、5%以上50%以下であることが望ましい。また、補強部材33は、ロール片24よりもコストが安価であれば、ロール21のコストを抑えることができる。
上記の如く構成されたロール21の動作、作用は下記の通りである。
台座23は、中空状にて貫通して形成されてあることから、本体部27の両端部に連接された継ぎ手部A28、及び継ぎ手部B29は、共に配管を介して真空ポンプに接続することができる。従って、ロール部22に吸収された液体を、台座23の両方の端部から同時に吸引することができるので、真空吸引力にバラツキが発生することがなく、ロール部22に吸収された液体を、矢印の如く、吸引孔31を介して、迅速、且つ均一に吸引してロール21の外部に排出することができる。その為、ロール部22の吸液飽和状態が解消され、ロール21の耐用年数の長期化を図ることができる。
また、台座23を構成する継ぎ手部A28、及び継ぎ手部B29は、共に中空状であることから、台座23の両端部において重量差が生じることがなく、ロール21の回転バランスが保持される。その為、ロール部22は被洗浄面に均一に摺接するので、被洗浄面から均一に液体を除去、搾取、洗浄することができる。
さらに、台座23を構成する本体部27の両端部の近傍は傾斜角度を有して除変部が形成されてあることから、吸引孔31を介してロール部22から本体部27に吸引された液体は、本体部27に形成された開口部30に滞留することなく、本体部27の両端部に形成された傾斜面に沿って、継ぎ手部A28、及び継ぎ手部B29に流入し、ロール21の外部に排出される。
また、ロール部22は、不織布からなる複数の概円環状のロール片24が積層されて形成されてあるので、ロール21の使用目的に応じて、ロール片24の台座23にたいする積層枚数を調整することにより、ロール部22の表面の硬度を任意に設定することができる。
さらにまた、ロール部22は、ロール片24よりも回転外径が小さい補強部材33が積層されていることから、ロール部22の表面部は、芯部に比べて硬度が低く、柔らかいので、ロール21の弾力性が向上し、ロール部22と被洗浄面との接触面積が広がり、ロール21の被洗浄面からの液体除去性能が向上する。また、ロール部22の芯部は、表面部に比べて硬度が高く、硬いので、ロール21の回転中にロール片24が本体部27から位置ずれすることがなく、ロール部22の表面部が凹凸になることが抑制される為、ロール21は高い耐久性を維持することができる。
本発明のロールは、鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する目的以外にも、優れた耐久性を必要とするロールとして、広く好適に使用することができる。
本発明の第1の実施例におけるロールの正面図 本発明の第1の実施例におけるロールの断面図 ロール片を前面側から見た斜視図 本発明の第2の実施例におけるロールの断面図
符号の説明
1、21 ロール
2、22 ロール部
3、23 台座
4、24 ロール片
5、25 止め金具
6、26 プレート
7、27 本体部
8、28 継ぎ手部A
9、29 継ぎ手部B
10、30 開口部
11、31 吸引孔
12、32 ネジ部
13 不織布
14 繊維
15 穴部
16 側縁部
33 補強部材

Claims (2)

  1. 鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールは複数のロール片から形成されたロール部及び台座を有し、前記台座は本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A及び継ぎ手部Bを有すると共に、開口部を有する中空状にて貫通して形成されてあり、前記本体部の外周には不織布からなる前記ロール部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する複数の吸引孔が千鳥状をなして形成されてあり、前記継ぎ手部A及び継ぎ手部Bは、前記本体部の端部の近傍に、前記開口部の開口面積が、前記本体部の中央部の開口面積に比べて小となるように傾斜面にて形成された除変部を有し、前記ロール片の内周部に凹状の溝部が形成されてあると共に、前記本体部の軸心方向の外周に凸状のキーが装着されてあり、前記凹状の溝部が前記凸状のキーに嵌合挿入されてあることを特徴とするロール。
  2. 鋼板、非鉄金属板、樹脂板、あるいはフィルム状からなる被洗浄面に付着した水分、油分、あるいは薬品成分等の液体を除去、搾取、洗浄する為のロールにおいて、前記ロールはロール部及び台座を有し、前記台座は本体部、及び前記本体部の両端に連接される継ぎ手部A及び継ぎ手部Bを有すると共に、開口部を有する中空状にて貫通して形成されてあり、前記本体部の外周には前記ロール部が形成されてあると共に、前記開口部に連通する複数の吸引孔が千鳥状をなして形成されてあり、前記継ぎ手部A及び継ぎ手部Bは、前記本体部の端部の近傍に、前記開口部の開口面積が、前記本体部の中央部の開口面積に比べて小となるように傾斜面にて形成された除変部を有し、前記ロール部は前記本体部の外周に不織布からなる複数の概円環状のロール片、及び前記ロール片より回転外径が小である補強部材が積層されて形成されてあり、且つ前記ロール片の内周部に凹状の溝部が形成されてあると共に、前記本体部の軸心方向の外周に凸状のキーが装着されてあり、前記凹状の溝部が前記凸状のキーに嵌合挿入されてあることを特徴とするロール。
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