JP2007301478A - 軟化装置及び軟化装置の運転方法 - Google Patents

軟化装置及び軟化装置の運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】硬度成分を含む被処理水の通水方向を変えるのみで、通水容積を大きく採れたり、通水流量は小さくして通水時間を長く採れたりでき、また、再生工程では、電気的再生で、且つ再生剤の使用量を著しく低減できる軟化装置及び軟化装置の運転方法を提供すること。
【解決手段】陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室に通水して軟水を得る採水工程と、直流電流を印加した状態で、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室及び第2通水室にこの順序に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生工程を交互に繰り返す軟化装置の運転方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、再生剤の使用量を削減できる軟化装置及び軟水装置の運転方法に関するものである。
カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの二価カチオン(硬度成分)を多く含む水は硬水と呼ばれ、ボイラ給水や冷却水などに用いるのに不適である。このため、二価カチオンを除去するため硬水軟化処理が行われる。二価カチオンを除去して硬水軟化処理を行うための方法として、Na型強酸性カチオン交換樹脂の充填層に硬水を通して軟水とする食塩軟化法や逆浸透膜に硬水を通して軟水とする逆浸透膜法などがある。
Na型強酸性カチオン交換樹脂を用いる食塩軟化法は、イオン交換した硬度成分の量がカチオン交換樹脂の交換容量を超えると、処理水中に硬度成分が漏れてくるため、食塩水を通水する再生工程が必要となる。この再生工程は、通常、5〜10%程度の食塩溶液をSV5〜15で20分間以上で供給するため、多量の食塩が必要となり、食塩水の補給頻度も高いという不都合があった。また、従来、食塩軟化法による採水工程と電気的な再生工程を行う軟化装置はほとんど知られておらず、また、硬度成分を含む被処理水の通水方向を変えるのみで、通水容積を大きく採れたり、通水容量は小さくして通水時間を長く採れたりできるものはなく、ましてや再生剤の使用量を著しく低減できる軟化装置は全く知られていなかった。従って、再生薬剤を節減できると共に、多様な運転形態をとれる軟化装置の開発が望まれていた。
「最新イオン交換」;垣花秀武他、廣川書店発行、昭和35年7月5日発行、第385頁〜第386頁
従って、本発明の目的は、硬度成分を含む被処理水の通水方向を変えるのみで、通水容積を大きく採れたり、通水流量は小さくして通水時間を長く採れたりでき、また、電気的再生工程において再生剤の使用量を著しく低減できる軟化装置及び軟化装置の運転方法を提供することにある。
かかる実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室に通水して軟水を得る採水工程と、直流電流を印加した状態で、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室及び第2通水室にこの順序に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生工程を交互に繰り返す軟化装置の運転方法によれば、硬度成分を含む被処理水の通水方向を変えるのみで、通水容積を大きく採れたり、通水容量は小さくして通水時間を長く採れたりでき、また、電気的再生工程において、再生剤の使用量を著しく低減できることなどを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室には、水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、該陽極室及び該陰極室にはそれぞれ水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、硬度成分を含む被処理水を該第1通水室及び該第2通水室の両方に並行して通水して軟水を得る軟水採水経路を配し、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室から第2通水室に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生経路を配することを特徴とする軟化装置を提供するものである。
また、本発明は、陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室には、水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、該陽極室及び該陰極室にはそれぞれ水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、硬度成分を含む被処理水を該第2通水室から該第1通水室に直列に通水して軟水を得る軟水採水経路を配し、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室から第2通水室に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生経路を配することを特徴とする軟化装置を提供するものである。
また、本発明は、陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室に通水して軟水を得る採水工程と、直流電流を印加した状態で、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室から第2通水室に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生工程を交互に繰り返すことを特徴とする軟化装置の運転方法を提供するものである。
本発明の軟化装置における採水工程では、硬度成分を含む被処理水の通水方向を変えるのみで、通水容積を大きく採れたり、通水流量は小さくして通水時間を長く採れたりすることができる。また、再生工程では、下流にあたる第2通水室から上流にあたる第1通水室へ一価カチオンを戻すため、系内の一価カチオン濃度を高く保つことができ、添加する一価カチオン塩を顕著に節約できる。また、複数の軟化装置を並列に接続して採水工程と再生工程を装置間で交互に行うように運転すれば、実質的に連続して軟水を採水することができる。また、再生工程で得られる陽極出口水はカチオンが減少してpHが低下し、また、陽極反応によって次亜塩素酸が発生し、酸化力や殺菌力を有するため、酸性機能水として利用することができる。また、再生工程で得られる陰極出口水は、カチオンが増加してpHが上昇し、陰極反応によって水素ガスが発生するため、還元力を有するアルカリ性機能水として利用することができる。
本発明の第1の実施の形態における軟化装置を図1、図2及び図7を参照して説明する。図1及び図2は本例の軟化装置の模式図であって、図1は採水工程を実施するフロー図を、図2は再生工程を実施するフロー図を、図7は再生工程におけるカチオンの移動を説明する図である。軟化装置10は、陽極16に隣接する陽極室6と陰極15に隣接する陰極室5の間に一価カチオン選択透過膜4とカチオン交換膜3を交互に配置してその間をカチオン交換樹脂19が充填された通水室とし、一価カチオン選択透過膜4の陰極15側に位置する第1通水室1及び一価カチオン選択透過膜4の陽極16側に位置する第2通水室2には、水の導入配管と排出配管をそれぞれ配し、陽極室6及び陰極室5にはそれぞれ水の導入配管17、13と排出配管12、14をそれぞれ配し、硬度成分を含む被処理水を第1通水室1及び第2通水室2の両方に並行して通水して軟水を得る軟水採水配管系統Xを配し、一価カチオンを含む再生剤を第1通水室1及び第2通水室2にこの順序に直列に通水してカチオン交換樹脂19の再生を行う再生配管系統Yを配し、軟水採水配管系統Xと再生配管系統Yを区画する弁類を配する。なお、陽極室6に隣接するイオン交換膜は、本例のように、一価カチオン選択透過膜4とすることが、再生時、陽極室6を流れる水から硬度成分が電気軟化装置内に入ることを防止できる点で好ましい。また、本発明において、カチオン交換体としては、特に制限されず、カチオン交換樹脂、カチオン交換繊維及び有機多孔質カチオン交換体などが挙げられる。
軟水採水配管系統Xにおいては、第1通水室1には被処理水導入配管7から分岐する分岐配管71、72、73、軟水排出配管8の一部をなす第2接続配管8bに接続する分岐配管81、82、83を配し、第2通水室2には被処理水導入配管7の第1分岐配管7aから分岐する第2分岐配管74、75を配し、第1接続配管8aに接続する第2分岐配管84、85を配する。なお、第1接続配管8aと第2接続配管8bは接続配管8cにより並列接続されている。接続再生配管系統Yにおいては、被処理水導入配管7の一部を共用する再生剤導入配管9を配し、分岐配管71、72、73を再生剤導入配管9の分岐配管として共用し、分岐配管81、82、83を中間再生剤排出配管として共用し、分岐配管84、85を中間再生剤導入配管の分岐配管として共用し、第2分岐配管74、75を再生剤排出配管11に接続する分岐配管として共用する。また、軟水採水配管系統Xと再生配管系統Yを区画するため、被処理水導入配管7には弁aを、被処理水導入配管7における弁aの上流側から分岐する第1分岐配管7aの上流側には弁bを、再生剤排出配管11の下流側には弁eを、軟水排出配管8の第1接続配管8aの合流点より下流側には弁cを、再生剤導入配管9の上流側には弁dをそれぞれ配している。また、再生剤排出配管11と陽極室導入配管17が接続され、陰極室導入配管13と陽極室排出配管12が接続されている。
軟化装置10の再生剤導入配管9には、一価カチオン塩供給手段が接続されていてもよい(不図示)。これにより置換水中の一価のカチオン濃度を任意の量に適宜調整することができる。一価カチオン塩供給手段としては、例えば一価カチオン塩貯留槽、一価カチオン塩供給ポンプ及び配管、弁類などから構成される装置が挙げられる。
一価カチオン選択透過膜4としては、特に制限されないが、ポリカチオンの薄層を膜面上に完全に固定したカチオン交換膜を使用することができる。膜表面に存在する陽電荷バリヤーであるポリカチオンと透過しようとするイオンとの間の静電的反発が、2価のカチオンの方が一価のカチオンに比べて大きいため、2価のカチオンの膜透過が妨げられる。このような一価カチオン選択透過膜は市販のものが使用できる。
軟化装置10において、軟水採水配管系統Xと再生配管系統Yは、一部に共通する配管を使用するが、これに限定されず、軟水採水配管系統Xと再生配管系統Yを全く別途の配管系統としてもよく、また図1に示す配管系統とは異なる一部に共通する配管を使用する形態であってもよい。
次ぎに、軟化装置10を用いて軟水を製造し、カチオン交換樹脂を再生する方法を説明する。採水工程は、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室に通水して軟水を得る工程である。本例では、硬度成分を含む被処理水を第1通水室1と第2通水室2の両方に並列で通水する。すなわち、図1における採水工程において、弁a〜cを開、弁d、eを閉とする。次いで、被処理水を被処理水導入配管7、分岐配管71〜73、第1分岐配管7a及び分岐配管74、75を通して第1通水室1と第2通水室2に流入させ、分岐配管81〜85、第1接続配管8a、接続配管8c、第2接続配管8b及び軟水排出配管8を通して軟水を得る。第1通水室1と第2通水室2においては、Na形カチオン交換樹脂塔を用いたいわゆる食塩軟化と同様の置換反応によって軟化するので、連続通電による電気軟化と比較して、置換効率が高くより低硬度の処理水を得ることができる。また、被処理水を第1通水室1及び第2通水室2に並列で通水するため、採水時の通水室容積が大きくなり、採水流量を増加させることができる。採水工程の終了は、被処理水の硬度と被処理水の流量、装置内の充填カチオン交換容量から算出される一定の時間ないしは一定の採水量で決定するか、又は処理水出口の硬度測定値が一定値を越えたときで決定される。
採水工程後、再生工程を行う。再生工程は、直流電流を印加した状態で、一価カチオンを含む再生水を、第1通水室1から第2通水室2に直列で且つ第1通水室1内と第2通水室2内の流れ方向が向流となるように通水してカチオン交換樹脂19の再生を行う通電工程と、被処理水を採水工程と同様に直流電流を印加しない状態で通水して、高濃度の再生水を押し出しリンスする工程からなる。すなわち、図2における再生工程の通電工程において、弁d、eは開、弁a〜cは閉とする。次いで、一価カチオン塩を含む再生剤を、再生剤導入配管9、分岐配管71〜73、第1通水室1、分岐配管81〜83、第1接続配管8a、接続配管8c、第2接続配管8b、分岐配管84、85、第2通水室2、分岐配管74、75及び再生剤排出配管11にこの順序で通水する。
本発明において、一価カチオン塩としては、食塩が好適であり、再生剤は食塩水溶液として使用するのがよい。再生剤中、一価カチオン濃度は、100〜1000mgCaCO/lである。一価カチオン濃度が薄過ぎると、再生効率が低くなる点で好ましくなく、また濃すぎると再生薬剤の使用量が増えるが効果が上がらない点で好ましくない。
再生工程の通電工程において、第1通水室1から第2通水室2へと直列に通水することにより、第2通水室2においては、硬度成分が残って一価カチオンが減っていく状態にある。しかし、硬度成分は一価カチオンより高荷電であり移動し易いため、再生剤で置換された硬度成分は第1通水室1の流入側に隣接する第2通水室2内の排出側に移動することになる。このため、第2通水室2から速やかに系外へ排出される。従って、第1通水室1と第2通水室2内のカチオン交換樹脂を共に、同じ状態の元のナトリウム型に戻すことができ、採水工程への移行が円滑となる(図7参照)。一方、再生工程の通電工程では、下流にあたる第2通水室から上流にあたる第1通水室へ一価カチオンを戻すため、系内の一価カチオン濃度を高く保つことができ、添加する一価カチオン塩を顕著に節約できる。なお、再生時、第1通水室1及び第2通水室2の流れ方向としては、特に制限されず、互いに向流であっても、並流であってもよい。
再生工程の通電工程における好適な運転条件としては、R≦1を満たすような運転である。Rは(電流値(A)×3600秒/96500クーロン)/((再生剤の一価のカチオン濃度(mgCaCO/l)×再生剤流量(l/h))/第2通水室数))を示す。Rが1を超える場合、すなわち、一価カチオンを越える電流を流すと、一価カチオンが足らなくなり水はHとOHに乖離する。この場合、Hは一価カチオン選択透過膜を透過するものの、OHが残るため、pHが高くなり第2通水室の陰極側の膜面にスケールができ易くなる。実用的なR値は0.7〜0.9である。Rが0.7未満であると再生時間が長くなり、好ましくない。
軟化装置10においては、第2通水室2から排出される再生剤(再生廃液)出口水を、陽極室6に通水し、さらに陽極室出口水を陰極室5に通水している。これにより、第1通水室1からカチオン交換膜3を透過して第2通水室2に移動した一価カチオンを陽極室6に戻し、再度再生に利用することができるとともに、陽極室6においてカチオンが移動、減少してpHが低下した陽極出口水を陰極室5に通水することで、陰極室5における硬度スケール析出のリスクを低減することができる。なお、本例では第2通水室出口水の全部を陽極室6に通水しているが、これに限定されず、第2通水室出口水の一部を陽極室6に通水するものであってもよく、また、陽極室6及び陰極室5の電極水をそれぞれ別途に通水させてもよい。
軟化装置10において、陰極水排出配管14から排出される陰極出口水は、カチオンが増加してpHが上昇し、陰極反応によって水素ガスが発生するため、還元力を有するアルカリ性機能水として利用することができる。
再生工程の通電工程の終了は、再生剤の一価カチオンの濃度と再生剤の流量、装置内の充填カチオン交換容量から算出される一定の時間ないしは一定の通水量で決定するか、又は再生剤排出配管出口(陰極室出口又は陽極室出口)の硬度測定値が一定値を下回ったときで決定される。再生工程の通電工程後、被処理水を採水工程と同様に直流電流を印加しない状態で、第1通水室1及び第2通水室2に通水して、高濃度の再生剤を押し出しリンスする。再生工程の非通電工程の終了は、経験的に求められる一定の時間、一定の通水量又は処理水出口の導電率により判断する。これにより、再生工程は終了する。
本発明においては、複数の軟化装置10を並列に接続して、採水工程と再生工程を装置間で交互に行うよう運転すれば、実質的に連続して採水することができる。採水工程と再生工程の切替タイミングは、前述の採水工程及び再生工程の終了時の判断値を基準にすればよい。なお、再生時間が長くとれる場合には、より低い電流値で、例えばR<0.5で再生することもでき、直流電源の容量を小さくすることもできる。
本発明の第2の実施の形態における軟化装置を図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4は本例の軟化装置の模式図であって、図3は採水工程を実施するフロー図を、図4は再生工程を実施するフロー図をそれぞれ示す。図3の軟化装置10aにおいて、図1の軟化装置10と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、軟化装置10aにおいて、軟化装置10と異なる点は、第1通水室1と第2通水室2の流れ方向を同じ方向で且つ上向流とした点である。
すなわち、図3の軟化装置10aにおいて、軟水採水配管系統Xにおいて、第1通水室1には被処理水導入配管7から分岐する分岐配管71、72、73を配し、第2接続配管8bに接続する分岐配管81、82、83を配し、第2通水室2には被処理水導入配管7の第1分岐配管7aから分岐する第2分岐配管74、75を配し、第1接続配管8aに接続する第2分岐配管84、85を配する。なお、第1接続配管8aは軟水排水配管8の一部であって、第1接続配管8aと第2接続配管8bは、接続配管8cにより並列接続されている。再生配管系統Yにおいて、第2接続配管8bを再生剤導入配管として共用し、被処理水導入配管7の下流端と第1接続配管8aの上流端を接続して中間再生剤導入配管9aとし、第2分岐配管84、85を中間再生剤導入分岐配管として共用し、第2分岐配管74、75を再生剤排出配管11に接続する分岐配管として共用する。また、軟水採水配管系統Xと再生配管系統Yを区画するため、被処理水導入配管7には弁aを、被処理水導入配管7における弁aの上流側から分岐する第1分岐配管7aの上流側には弁bを、再生廃液排出配管11の下流側には弁eを、軟水排出配管8における接続配管8cの下流側には弁cを、中間再生剤導入配管9aには弁dを、再生剤導入配管8bにおける接続配管8cの合流点より上流側には弁gをそれぞれ配している。
次ぎに、軟化装置10aを用いて軟水を製造し、カチオン交換樹脂を再生する方法を説明する。採水工程は、軟化装置10と同様に、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を第1通水室1と第2通水室2の両方に並列で通水する工程である。すなわち、図3における採水工程において、弁a〜c及びfを開、弁e、d及びgを閉とする。次いで、被処理水を被処理水導入配管7、第1分岐配管7a及び分岐配管71〜75を通して第1通水室1と第2通水室2に流入させ、分岐配管81〜85、第2接続配管8b、接続配管8c、第1接続配管8a及び軟水排出配管8を通して軟水を得る。なお、軟化装置10aにおける採水工程において、第1通水室1と第2通水室2における作用は、軟化装置10の採水工程の場合と同様である。
再生工程の通電工程においては、図4に示すように、弁d、e及びgを開、弁a〜c及びfを閉とする。次いで、一価カチオン塩を含む再生剤を、再生剤導入配管9、分岐配管81〜83、第1通水室1、分岐配管71〜73、被処理水導入配管7及び中間再生剤導入配管9a、第1接続配管8a、分岐配管84、85、第2通水室2、分岐配管74、75及び再生剤排出配管11にこの順序で通水する。
軟化装置10aの再生工程によれば、軟化装置10の再生工程と同様の効果を奏する他、第1通水室1および第2通水室2の流れ方向が、採水工程と再生工程で反対方向としているため、カチオン交換樹脂の置換が効果的に行われる。また、軟化装置10と比べると、再生時の置換効率はよいものの、中間再生剤排出部/導入部が多少複雑となる。
本発明の第3の実施の形態における軟化装置を図5及び図6を参照して説明する。図5及び図6は本例の軟化装置の模式図であって、図5は採水工程を実施するフロー図を、図6は再生工程を実施するフロー図をそれぞれ示す。図5及び図6の軟化装置10aにおいて、図1の軟化装置10と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、軟化装置10bにおいて、軟化装置10と異なる点は、軟水採水工程における被処理水の流れ方向、すなわち、軟水採水配管系統Xである。
軟化装置10bの軟水採水配管系統Xにおいて、第2通水室2には被処理水導入配管7から分岐する分岐配管71、72、中間軟水排出配管73、74を配し、第1通水室1には中間軟水導入配管81〜83を配し、軟水排出配管8に接続する分岐配管84〜86を配する。中間軟水排出配管73、74が接続する第1接続配管8bと中間軟水導入配管81〜83が接続する第2接続配管8aとは、接続配管8cにより直列接続されている。再生配管系統Yにおいては、軟水排出配管8を再生剤導入配管9として共用し、分岐84〜86を再生剤導入配管として共用し、分岐配管81〜83を中間再生剤排出配管として共用し、分岐配管73、74を中間再生剤導入配管として共用し、分岐配管71、72を再生剤排出配管として共用する。再生剤排出配管71、72は再生剤排出配管11に接続している。また、軟水採水配管系統Xと再生配管系統Yを区画するため、被処理水導入配管7の上流側には弁aを配し、軟水排出配管8の下流側には弁bを配し、再生剤導入配管9の上流側には弁dを配し、再生剤排出配管11の下流側には、弁cを配している。
次ぎに、軟化装置10bを用いて軟水を製造し、カチオン交換樹脂を再生する方法を説明する。採水工程は、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を一価カチオン選択透過膜4の陽極側16に位置する第2通水室2から一価カチオン選択透過膜4の陰極15側に位置する第1通水室1にこの順序で直列に通水して軟水を得る工程である。すなわち、図5における採水工程において、弁a及びbを開、弁c及びdを閉とする。次いで、被処理水を被処理水導入配管7、分岐配管71、72、第2通水室2、中間軟水排出配管73、74、第1接続配管8a、接続配管8c、第2接続配管8b、分岐配管81〜83、第1通水室1、分岐配管84〜86及び軟水排出配管8にこの順序で通水する。軟化装置10bの再生工程によれば、軟化装置10の再生工程と同様の効果を奏する他、採水工程は、並列通水に比べて、通水流量は小さくして通水時間を長くとれる。
軟化装置10bにおいて、再生工程の通電工程は、弁d及びcを開、弁a及びbを閉とする。次いで、一価カチオン塩を含む再生剤を、再生剤導入配管9、分岐配管84〜86、第1通水室1、中間再生剤排出配管81〜83、第2接続配管8b、接続配管8c、第1接続配管8a、中間再生剤導入配管73、74、第2通水室2、分岐配管71、72及び再生剤排出配管11にこの順序で通水する。
軟化装置10bの再生工程によれば、軟化装置10の再生工程と同様の効果を奏する他、弁類の使用数が少ない装置で行うことができる。また、各通水方向においては、採水時と再生時で流れ方向が反対方向となるため、再生時の置換効率が向上する。
また、軟化装置10〜10bにおいて、再生剤排水を陰極室5に導入し、次いで陰極室5の排出水を陽極室6に導入するようにしてもよい。これにより、第1通水室1からカチオン交換膜3を透過して移動した一価のカチオンをカチオン移動の最上流の陽極室6に戻し、再度再生に利用することができる。その結果、系内の一価カチオン濃度を高く維持できるため、再生水に添加する一価カチオン塩を節約でき且つ軟化効率を高めることができる。また、再生剤の陽極出口水はカチオンが減少してpHが低下し、また陽極反応によって次亜塩素酸が発生し、酸化力や殺菌力を有するため、酸性機能水として利用することができる。
次ぎに、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、これは単に例示であって本発明を制限するものではない。
被処理水を図1、2に示す軟化装置に表1の運転条件下で通水し、処理水を得た。被処理水は水道水を活性炭ろ過フィルタ(PF−CB、オルガノ社製)を通して軟化装置の第1通水室と第2通水室に通水した。その結果を表1に示す。なお、処理水サンプル及び運転データは、採水工程から再生工程に切り替わる5分前に採取した。また、採水工程は、非通電状態で被処理水を、第1通水室及び第2通水室に並列に通水する工程で時間は12時間とした。再生工程は、再生剤を、第1通水室から第2通水室にこの順で直列に通水しながら通電する工程と、被処理水を採水工程と同様に非通電通水して高濃度である再生水を押し出しリンスする工程で構成され、時間はそれぞれ10時間と15分間とした。再生に用いる再生水は被処理水同様、水道水を活性炭ろ過フィルタでろ過し、25%食塩水を定量ポンプを用いてアルカリ金属濃度が360mgCaCO/Lとなるよう添加した。
比較例1
被処理水を軟化器(「SAT−105B」;オルガノ社製)に表1に記載の条件で通水し、処理水を得た。その結果を表1に示す。なお、被処理水は水道水を活性炭ろ過フィルタを通して軟化器に通水し、処理水サンプル及び運転データは採水工程から再生工程に切り替わる5分前に採取した。採水工程は被処理水をカチオン交換樹脂に通水する工程で時間は12時間とした。再生工程は表1記載の置換水(再生剤)をカチオン交換樹脂に通水してNa形に置換する工程で、使用した軟化器においては、装置内部の機構により自動で表1記載の条件で通薬、リンスがなされるように構成されている。比較例1においても再生工程は自動運転とし、食塩の使用量は、再生に使われる食塩の規定量から計算した。
Figure 2007301478
表1から明かなように、実施例1の再生工程では、下流にあたる第2通水室から上流にあたる第1通水室へ一価カチオンを戻すため、系内の一価カチオン濃度を高く保つことができ、添加する一価カチオン塩を、従来の食塩再生軟化器と比べると、再生1回当たり約1/3の量に減らすことができる。
本発明の第1の実施の形態における軟化装置の模式図であり、採水工程を実施するフロー図である。 本発明の第1の実施の形態における軟化装置の模式図であり、再生工程を実施するフロー図である。 本発明の第2の実施の形態における軟化装置の模式図であり、採水工程を実施するフロー図である。 本発明の第2の実施の形態における軟化装置の模式図であり、再生工程を実施するフロー図である。 本発明の第3の実施の形態における軟化装置の模式図であり、採水工程を実施するフロー図である。 本発明の第3の実施の形態における軟化装置の模式図であり、再生工程を実施するフロー図である。 図1の軟化装置の再生工程におけるカチオンの移動を説明する図である。
符号の説明
1 軟化室
2 置換室
3 カチオン交換膜
4 一価カチオン選択透過膜
5 陰極室
6 陽極室
15 陰極
16 陽極
10、10a、10b 電気軟化装置
X 軟水採水配管系統
Y 再生配管系統
a〜j 弁

Claims (9)

  1. 陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室には、水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、該陽極室及び該陰極室にはそれぞれ水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、硬度成分を含む被処理水を該第1通水室及び該第2通水室の両方に並行して通水して軟水を得る軟水採水経路を配し、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室から第2通水室に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生経路を配することを特徴とする軟化装置。
  2. 陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室には、水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、該陽極室及び該陰極室にはそれぞれ水の導入経路と排出経路をそれぞれ配し、硬度成分を含む被処理水を該第2通水室から該第1通水室に直列に通水して軟水を得る軟水採水経路を配し、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室から第2通水室に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生経路を配することを特徴とする軟化装置。
  3. 前記陰極室の導入経路には、前記再生経路における第2通水室の排出経路が接続され、前記陽極室の導入経路には、前記陰極室の排出経路が接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の軟化装置。
  4. 前記陽極室の導入経路には、前記再生経路における第2通水室の排出経路が接続され、前記陰極室の導入経路には、前記陽極室の排出経路が接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の軟化装置。
  5. 陽極室と陰極室の間に一価カチオン選択透過膜とカチオン交換膜を交互に配置してその間をカチオン交換体が充填された通水室とし、直流電流を印加しない状態で、硬度成分を含む被処理水を一価カチオン選択透過膜の陰極側に位置する第1通水室及び一価カチオン選択透過膜の陽極側に位置する第2通水室に通水して軟水を得る採水工程と、直流電流を印加した状態で、一価カチオンを含む再生水を該第1通水室から第2通水室に直列に通水して該カチオン交換体の再生を行う再生工程を交互に繰り返すことを特徴とする軟化装置の運転方法。
  6. 前記採水工程時、硬度成分を含む被処理水を該第1通水室と該第2通水室の両方に並列して通水することを特徴とする請求項5記載の軟化装置の運転方法。
  7. 前記採水工程時、硬度成分を含む被処理水を該第2通水室から該第1通水室の順序に直列に通水することを特徴とする請求項5記載の軟化装置の運転方法。
  8. 前記再生工程時、前記第2通水室から排出される出口水の全部または一部を、陰極室に通水し、さらに陰極室出口水を陽極室に通水することを特徴とした請求項5〜7のいずれか1項記載の軟化装置の運転方法。
  9. 前記再生工程時、前記第2通水室から排出される出口水の全部または一部を、陽極室に通水し、さらに陽極室出口水を陰極室に通水することを特徴とした請求項5〜7のいずれか1項記載の軟化装置の運転方法。
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