JP2007299508A - 再生装置、コンテンツ選択方法、記録媒体 - Google Patents

再生装置、コンテンツ選択方法、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザを混乱させることのない優れたユーザインタフェースを実現する。
【解決手段】グループジャンプ用に生成されたソートリストとグループジャンプ操作とを予め対応づけておく。これにより、グループジャンプ操作が行われた場合にはその操作と対応づけられたリスト上からグループを選択することができ、これによってジャンプ操作を行ってもグループをジャンプできないといった問題を解決することができる。つまりこの結果、ジャンプ操作を行ってもグループをジャンプできる場合とできない場合とがあった従来のように、ユーザを混乱させてしまうといった事態の発生を確実に防止することができる。また、このような構成によれば、サーチで利用される検索用リストとは別途のリストに従ったグループジャンプ動作を行うことが可能となることで、グループジャンプの自由度を広げることができる。
【選択図】図16

Description

本発明は、例えば楽曲等のコンテンツを再生する再生装置とコンテンツ選択方法に関する。また、本発明を実現するために実行されるべきプログラムが記録された記録媒体に関する。
従来、半導体メモリなどの記録媒体を内蔵した非常に小型な携帯型の記録再生装置が普及している。
このような携帯型の記録再生装置としては、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置とのデータ通信が可能に構成されて、情報処理装置に格納される楽曲データをコピーして蓄積することが可能とされる。
このとき、情報処理装置側における楽曲データは専用のアプリケーションソフトにより管理される。つまり、このような専用のアプリケーションソフトが情報処理装置側にインストールされていることで、CD(Compact Disc)などの記録媒体やインターネット上の楽曲配信サイト等からの楽曲データの取り込みや、楽曲データの編集(例えばアルバム単位での区分け、プレイリストの作成など)を簡易に行うことができるようにされる。また、このようなアプリケーションとしては、情報処理装置側に格納された楽曲データを記録再生装置側に転送してコピーする機能を備えたものもあり、ユーザはこのアプリケーションによる画面上の案内などに従った操作を行うことで、情報処理装置から記録再生装置への楽曲データのコピーも簡易に行うことが可能とされている。
ところで、このような携帯型の記録再生装置としては、近年の記録媒体の大容量化に伴い、楽曲データの蓄積容量としても大容量化が進んでいる。例えば、記録媒体として半導体メモリを備えるものでも、記憶容量は数百MB(メガバイト)から数GB(ギガバイト)程度確保することが可能となっている。これに伴い記録再生装置のなかには、楽曲データを数百曲分から千曲分程度蓄積することが可能なものもある。
このように大量の楽曲データが蓄積される場合、その中から所望の曲を探し出すのは困難となる。そこで、記録再生装置としては、各楽曲データと対応づけられるようにして付された例えばアルバム名、アーティスト名、ジャンル等といった属性情報を利用した検索が可能となるように構成されたものがある。
ここで、現状における属性情報を利用した曲の検索(サーチ)と選択(designate)は、例えば以下のような手順により行われるものとなっている。
先ず、サーチを行うとした場合、ユーザはサーチのメニュー画面を表示させる。この画面では、例えばアルバム、アーティストなど楽曲に付される上位の階層の属性情報の表示が行われる。例えばアルバムが選択されたとすると、記録される全てのアルバム名の情報が一覧表示される。このアルバム名の一覧から1つのアルバム名が選択されると、選択されたアルバム名が属性情報として付される楽曲の楽曲名の情報の一覧が表示される。ここから所望の楽曲名を選択してその楽曲名の付された楽曲データについての再生を開始させることができる。
また、上記サーチメニュー画面にて、アーティストが選択された場合は、記録される全てのアーティスト名の情報が一覧表示される。そして、その中から1つのアーティスト名が選択されると、例えばそのアーティスト名の情報が対応づけられているアルバム名の一覧が表示される。つまりこれにより、そのアーティストのアルバムの一覧が表示されることになる。このように選択したアーティストのアルバム名の一覧から1つのアルバム名が選択されると、この場合もそのアルバム名の情報が付された楽曲の楽曲名の情報が一覧表示され、これら楽曲名の一覧から所望の楽曲名を選択してその楽曲名の付された楽曲データを再生させることができる。
このとき、上記のようなサーチ機能は、予め各サーチモード(この場合はアルバムサーチとアーティストサーチ)ごとに生成した検索用リストを用いて行われることがある。つまり、アルバムサーチ用の検索用リストであれば、記録される楽曲を、同一のアルバム名の情報が付されたものごとに分けるようにして並び替えたリストを生成しておく。またアーティストサーチ用の検索リストであれば、同一のアーティスト名の情報が付されたものごとに分けた上で、さらに各アーティストの中では同一のアルバム名の情報が付された曲ごとに分けるようにして並び替えたリストを生成する。
このようにして各サーチモードごとの必要なリストを予め生成しておくようにされていることで、アルバムやアーティストが選択されるごとに必要なリストを逐次生成する必要がなくなり、より高速なサーチ動作を実現することができるようになる。
ところで、上述のようなサーチモードで所望の楽曲を選択して再生を開始した後は、再生範囲はサーチにより絞り込んだ範囲に設定される。つまり、上記のようなアルバムサーチやアーティストサーチによりアルバム一覧からのアルバムの選択→選択されたアルバムの楽曲一覧からの曲の選択、を経て楽曲の再生を開始させた場合には、再生範囲は選択した1つのアルバムの範囲内となるように設定されるといったものである。
またこの際、ユーザが他のアルバムやアーティストの曲を再生したいとしたときは、所定操作によりサーチ画面の上位階層に戻るようにされる。つまり、アルバムサーチにより楽曲を再生していた場合は、上記所定操作によりアルバムの一覧画面に戻るようにされ、そこからアルバムを再選択して他のアルバムに移ることができる。
また、アーティストサーチにより楽曲を再生していた場合、上記所定操作により1つ上位の階層となるアルバム一覧画面に戻ることができ、そこで所望のアルバムを選択することで、選択したアーティストの他のアルバムに移ることができる。また、上記所定操作を2回行ってさらに上位階層のアーティストの一覧画面に戻ることで、他のアーティストを選択することができ、その下層のアルバム一覧から所望のアルバムを選択することができる。
一方で、このように他のアルバム、アーティストの楽曲の再生に移ろうとした場合には、上記のように画面上の一覧表示からアルバムやアーティストを再選択する以外にも、ジャンプ操作として、アルバム、アーティストなどといった所要のグループの切り換えをダイレクトに行う操作が可能に構成されたものがある。例えば、或るアルバムの楽曲を再生中にこのようなグループジャンプ操作が行われたことに応じては、他のアルバムの楽曲の再生が開始されるものである。
なお、関連する従来技術については以下の特許文献を挙げることができる。
特開2002−116933号公報 特開平9−233161号公報
ここで、従来において、上記のようなグループジャンプ操作に応じたグループ間のジャンプ動作は、再生範囲として指定された範囲内でのみ行うようにされていた。そしてこのことから、例えば上述したようなアルバムサーチでアルバム→楽曲に絞ってきて楽曲を再生中に、グループジャンプ操作が行われたとしても、アルバムをジャンプする動作は行われないものとなっていた。つまり、アルバムサーチで楽曲を再生した場合、上述のように再生範囲はその選択された1つのアルバムの範囲内となるからである。
このグループジャンプ操作は、複数のアルバムが再生範囲内に含まれる場合に有効な操作とされている。例えば、サーチモードとしては、記録されるすべての楽曲をアルバム名やトラック名順に一覧表示するモードもある。このモードから楽曲が再生された場合は、再生範囲は一覧表示においてアルバム名やトラック名順に並べられたすべての楽曲となる。このときにグループジャンプ操作が行われることで、上記一覧中において再生中のアルバムとは異なるアルバム(例えば再生中のアルバムに隣接するアルバムなど)に有効にジャンプすることができる。
以上をまとめると、上記のように再生範囲に従うという制限を設けたグループジャンプ動作を行う従来手法では、再生装置が同一のコンテンツを再生していても、例えばそのコンテンツを再生指定するまでの経路によって、グループジャンプ操作が行える場合と行えない場合とがでてきてしまうこととなる。例えば、ユーザがアーティスト名→アルバム名→トラック名の順で所望のコンテンツ(コンテンツAとする)を選択し再生指示をした場合にはグループジャンプ動作が行えないが、アーティスト名→そのアーティストに関する全ての楽曲→トラック名の順で上記コンテンツAを再生した場合にはグループジャンプ動作が行える、ということになる。このようなことから、ユーザにとっては、ジャンプできる場合とできない場合との区別がつきづらく、ユーザの混乱を招く場合があった。
そこで、本発明では以上のような問題点に鑑み、再生装置として以下のように構成することとした。
すなわち、操作部と、コンテンツデータを識別するための識別情報と上記コンテンツデータの属性情報とが対応づけられたコンテンツ管理情報と、上記コンテンツ管理情報を上記属性情報に基づいてグループ毎に並べ替えて生成された少なくとも1以上のソートリストとを記憶する記憶部とを備える。
また、コンテンツデータを再生する再生部を備える。
その上で、上記操作部からの所定の操作入力が検知されたときに参照するソートリストを設定すると共に、上記所定の操作入力が検知されたことに応じ、上記設定したソートリスト上の上記グループの配列順序に従って所要のグループを選択する制御部を備えるものである。
上記構成によれば、上記所定の操作入力(ジャンプ操作入力)が検知されたことに応じて、その操作入力と予め対応づけられるようにして設定されたソートリスト上から所要のグループを選択するといったことが可能となる。すなわち、予めジャンプ用として用いるソートリストを設定しておくことができる。これにより、ジャンプ操作を行ってもグループをジャンプできないといった問題を解決することができる。
また、上記のようにして所定の操作入力とソートリストとを予め対応づけておくことができることで、例えばサーチで利用した検索用リストとは別途のリストに従ったグループジャンプを行うといったことも可能となる。これにより、サーチの内容に左右されずに、ジャンプ操作については独立して、例えば別のアルバム並び順に従ったグループジャンプや、別の種類のグループ単位でのグループジャンプができるなど、グループジャンプの自由度を広げることができる。
このようにして本発明によれば、所定の操作入力に応じて、ジャンプ動作用として設定されたソートリスト上からグループを選択することができ、これによってジャンプ操作を行ってもグループをジャンプできないといった問題を解決することができる。つまりこの結果、ジャンプ操作を行ってもグループをジャンプできる場合とできない場合とがあった従来のように、ユーザを混乱させてしまうといった事態の発生を確実に防止することができ、優れたユーザインタフェースを実現することができる。
また、上記のようにしてサーチで利用される検索用リストとは別途のリストに従ったグループジャンプ動作を行うことも可能となることで、グループジャンプの自由度を広げることができる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明していく。
なお、説明は以下の順で行う。

1.システムの概要
2.情報処理装置の構成
3.再生装置の構成
4.サーチ機能
5.実施の形態としてのグループジャンプ動作
6.処理動作
1.システムの概要

図1は、本発明における実施の形態としての記録再生システム1の概要を示した図である。
図1において、実施の形態の記録再生システム1としては、記録再生装置2、パーソナルコンピュータ3、サーバ装置4、ネットワーク5、及び光ディスク100を少なくとも含んで構成される。
先ず、記録再生装置2は、本発明の再生装置の一実施形態であり、この場合はポータブルタイプのオーディオプレイヤ(/レコーダ)を想定している。また、この記録再生装置2には記録媒体が内蔵されており、具体的には、例えばフラッシュメモリなどの半導体メモリを内蔵した構成が採られる。
また、パーソナルコンピュータ3は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して上記記録再生装置2との間でのデータ通信を行うことが可能に構成される。また、ネットワーク5を介して接続された外部装置(サーバ装置4)との間でもデータ通信を行うことが可能とされる。
また光ディスク100としては、例えばパッケージメディアとして市販・流通する音楽CD(Compact Disc)を想定している。またネットワーク5は例えばインターネットであるとする。
実施の形態の記録再生システム1としては、パーソナルコンピュータ3において上記光ディスク100などから取り込んだコンテンツデータ(この場合は楽曲としてのオーディオデータ)を記録再生装置2にコピーし、記録再生装置2はこのようにパーソナルコンピュータ3側からコピーされたコンテンツデータを再生出力するという使用形態を想定している。
なお、詳しくは後述するが、パーソナルコンピュータ3においては、上記した本実施の形態としての記録再生システム1の使用形態を可能とするためのアプリケーションプログラム(後述のコンテンツ管理アプリケーション30a)がインストールされる。
このコンテンツ管理アプリケーション30aは、光ディスク100からのコンテンツデータの取り込み、取り込んだコンテンツデータの編集、及びコンテンツデータの記録再生装置2へのコピーまでを一括して管理するアプリケーションである。
例えばユーザは、このコンテンツ管理アプリケーションを起動させてその画面上の指示に従った操作を行うことで、光ディスク100からパーソナルコンピュータ3へのコンテンツデータの取り込み、及び取り込んだコンテンツデータの編集(例えばアルバム単位での区分けやプレイリストの作成、コンテンツデータの削除など)等を行うことが可能とされる。
また、このコンテンツ管理アプリケーション30aとしては、記録再生装置2がパーソナルコンピュータ3に接続されたときに、操作に応じパーソナルコンピュータ3側に蓄積されているコンテンツデータを記録再生装置2側に転送(コピー)する機能も備えている。
また、このコンテンツ管理アプリケーション30aとしては、光ディスク100からのコンテンツデータ(オーディオデータ)を例えばATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Cording)方式やMP3(MPEG Audio Layer3)方式などの所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化して記録する機能も備えており、これによって記録再生装置2により多くのコンテンツデータを記録させることができるように図られている。
さらに、コンテンツ管理アプリケーション30aによっては、光ディスク100から取り込んだオーディオデータについての楽曲名(トラック名)や収録アルバム名、アーティスト名などといった、コンテンツデータの属性情報を取得することが可能とされている。
ここで、従来より、光ディスク100から抽出した情報を元に、その収録曲についての属性情報を取得するということが行われている。例えば、CDのTOC(Table Of Contents)データには、CDに収録されているトラック数(曲数)、各トラックのアドレス(絶対時間情報)、総演奏時間などが記録されている。これは通常、同一タイトル(同一アルバム)のCDにおいて同一のデータとなるが、異なるタイトルのCDにおいて全てが一致することは、まずあり得ない。従って、TOCデータからCDタイトルに固有のコードを生成することができ、この固有コードに対応づけて各タイトルの各トラックごとの属性情報を格納した楽曲情報データベースを構築しておくことで、対象とするCDから生成した固有コードを元に、その収録曲についての属性情報をこのデータベースから取得することができる。
この場合、上記楽曲情報データベースとしては、図示するようにネットワーク5に接続されたサーバ装置4において構築されているとする(図中楽曲情報データベース4a)。コンテンツ管理アプリケーション30aは、装填された光ディスク100のコンテンツデータの取り込みが指示されたことなどに応じて、この装填された光ディスク100のTOCデータに基づいて上記固有コードを生成する。そして、サーバ装置4にアクセスして、この固有コードを検索条件として楽曲情報データベース4aを照会することで、装填された光ディスク100に収録されるコンテンツデータに対応する属性情報を取得する。
その上で、光ディスク100から取り込んだコンテンツデータと取得した属性情報とがそれぞれ対応づけられて管理されるように管理情報を生成するようにされる。
なお、このようにして光ディスク100に記録されたコンテンツデータに対応する属性情報を楽曲情報データベースから取得する技術としては既に公知のものであり、本明細書におけるその詳細な説明は省略する。
また、ここでは楽曲情報データベース4aはネットワーク5を介して接続されたサーバ装置4において構築される場合のみについて示しているが、パーソナルコンピュータ3が楽曲情報データベース4aの全部又は一部を備えるように構成することもできる。
記録再生装置2では、上記のようにしてパーソナルコンピュータ3側で蓄積され、属性情報が対応付けられたコンテンツデータがコピーされ、これが内蔵する記録媒体に記録される。これにより記録再生装置2においては、記録媒体に記録されたコンテンツデータについての再生を行うことが可能とされると共に、コンテンツデータについてのトラック名やアルバム名、アーティスト名などといった属性情報の表示を行うことが可能とされる。
なお、実施の形態では、上記のようにして記録再生装置2側で再生されるべきコンテンツデータを転送する装置がパーソナルコンピュータ3である場合を例示しているが、パーソナルコンピュータに限らず、例えばPDA(Personal Digital Assistants)などの他のコンピュータ機器や、家庭用ゲーム機器、情報家電などの他の情報処理装置とすることもできる。
2.情報処理装置の構成

図2は、図1に示したパーソナルコンピュータ3(情報処理装置)の内部構成を示すブロック図である。
図2において、先ずCPU21は、起動されたプログラムに基づいてパーソナルコンピュータ3全体の制御、演算処理を行う。例えばユーザに対する入出力動作、HDD30へのデータファイルの格納や管理情報の作成・更新等を行う。
CPU21は、図示するバス36を介して各部との間で制御信号やデータのやりとりを行うようにされる。
メモリ部22は、CPU21が処理に用いるROM、RAM、フラッシュメモリなどを包括的に示している。
メモリ部22におけるROMには、CPU21の動作プログラム、プログラムローダー等が記憶される。また、メモリ部22におけるフラッシュメモリには、各種演算係数、プログラムで用いるパラメータ等が記憶される。
さらに、メモリ部22におけるRAMには、プログラムを実行する上でのデータ領域、タスク領域が一時的に確保される。
USB(Univesal Serial Bus)インタフェース23は、USBケーブルを介して接続された外部機器との間でデータ通信を行うために備えられる。特に、この場合のUSBインタフェース23を介しては、図2に示した記録再生装置2との間でオーディオデータ等の各種データの送受信が行われる。
HDD30においては、上述のようにしてCPU21の制御に基づきデータファイルの格納や管理情報の作成・更新等が行われる。
例えば、図1にて述べたようにして光ディスク100から取り込んだコンテンツデータについては、このHDD30に格納される。また、先にも述べたようにこの場合のコンテンツデータは、楽曲情報データベース4aから取得した属性情報と対応付けられて管理されるもとなるが、HDD30には、このようにコンテンツデータとその属性情報とを対応づけて管理するためのコンテンツ管理情報も格納されるものとなる。
ここでは図示するように、HDD30に格納されたコンテンツデータについてはコンテンツデータ30bと示している。またHDD30に格納されるコンテンツ管理情報については、コンテンツ管理情報30cと示している。
また、HDD30に対しては、パーソナルコンピュータ3が各種の機能を実現するためのプログラム(アプリケーション)も格納される。
特に、本実施の形態の場合では、先の図1においても述べたようにしてコンテンツデータを管理するためのコンテンツ管理アプリケーション30aが格納される。なお、このコンテンツ管理アプリケーション30aにより実現される各種の機能動作については後述する。
入力部25は、パーソナルコンピュータ3に備えられる図示しないキーボードやマウス、或いはリモートコマンダー、その他の入力デバイスであって、ユーザが各種操作入力やデータ入力を行う。入力部25で入力された情報は入力処理部24で所定の処理が施され、CPU21に対して操作又はデータの入力として伝達される。CPU21は入力された情報に対応して必要な演算や制御を行う。
メディアドライブ29は、例えばCD、MD(Mini Disc:光磁気ディスク)、CD−R(Recordable)、CD−RW(ReWritable)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−R、DVD−RWなどの光ディスク、またはメモリーカード(リムーバブルメディアとしての半導体メモリ装置)等の記録メディアに対応するドライブ機能部であり、これらメディアについての記録再生動作を行うことが可能に構成される。例えばメディアとして、本実施の形態の光ディスク100のようなCD系のディスクメディアに対応する場合、このメディアドライブ29には、例えば光学ヘッド、スピンドルモータ、再生信号処理部、サーボ回路等が備えられるものとなる。
ドライブ制御部28は、メディアドライブ29に装填されたメディアについての記録再生動作、アクセス動作等を制御する。例えばユーザが入力部25を介して装填されたメディアに対する再生操作を行った場合、CPU21はドライブ制御部28にメディアの再生を指示する。するとドライブ制御部28は、メディアドライブ29に対してアクセス動作や再生動作を実行させるための制御を行う。メディアドライブ29では、読み出した再生データをドライブ制御部28を介してバス36に送出する。
オーディオデータ処理部33は、CPU21の制御に基づき、入力されたオーディオデータについて、必要に応じてイコライジング等の音場処理や音量調整、D/A変換、増幅等の処理を施し、これをスピーカ部34を介して出力する。
例えば、メディアドライブ29により読み出されたオーディオデータ、又はHDD30に格納されたオーディオデータ(コンテンツデータ)が再生される際には、このオーディオデータがオーディオデータ処理部33において処理された後、スピーカ部34を介して出力される。
なお、HDD30内に格納されるコンテンツデータ30bとしては、所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化されている場合があり、その場合、この圧縮符号化データは後述する圧縮符号化・復号化部35にて復号化されてからオーディオデータ処理部33に供給されることになる。
ディスプレイ27は、例えば液晶パネルなどの表示デバイスとされ、ユーザに対して各種情報表示を行う。
例えば、CPU21が各種動作状態や入力状態、通信状態に応じて表示情報を表示処理部26に供給すると、表示処理部26は供給された表示データに基づいてディスプレイ27を駆動して表示動作を実行させる。
また、上記したメディアドライブ29に装填されたメディアから、或いはHDD30から映像データが再生された場合には、この再生データについての信号処理を行い、これにより得られた信号に基づいてディスプレイ27を駆動することにより映像表示を行わせる。
通信処理部31は、CPU21の制御に基づいて送信データのエンコード処理、受信データのデコード処理を行う。
ネットワークインタフェイス32は、上記通信処理部31でエンコードされた送信データを、図1に示したネットワーク5を介して所定の機器、例えばサーバ装置4に送信する。またネットワーク5を介してサーバ装置4などの外部機器から送信されてきた信号を通信処理部31に受け渡す。
通信処理部31は受信した情報をCPU21に転送する。
圧縮符号化・復号化部35は、オーディオデータを所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化すると共に、所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化されたオーディオデータについての復号化処理を行う。
ここでは、圧縮符号化・復号化部35がハードウエアとして構成される例を示しているが、その動作はCPU21のソフトウエア処理により実現することもできる。
なお、パーソナルコンピュータ3の構成はこの図3の構成に限られるものではなく、更に多様に考えられる。
例えば、マイクロホンや外部のヘッドホンの接続に用いられる端子や、DVDの記録再生に対応するビデオ入出力端子や、ライン接続端子、SPDIF端子等を設けた構成とすることもできる。
ここで、上述したコンテンツ管理アプリケーション30aにより実現される機能について、次の図3を参照して説明しておく。
なお、この図3ではコンテンツ管理アプリケーション30aにより実現される機能のうち、実施の形態としての動作実現に係る機能のみについて示しており、他の機能については省略している。
図示するようにしてコンテンツ管理アプリケーション30aによる主な機能としては、コンテンツ取り込み機能、属性情報取得機能、及びコンテンツ転送機能がある。
[コンテンツ取り込み機能]
先ず、コンテンツ取り込み機能は、光ディスク100に収録されたコンテンツデータをHDD30に取り込む機能である。
すなわち、このコンテンツ取り込み機能として、CPU21は、光ディスク100がメディアドライブ29に装填され、コンテンツデータの取り込み指示が為されることに応じて、ドライブ制御部28にコンテンツデータの読み出し指示を行う。この際、CPU21は、指示に応じては読み出したデータを圧縮符号化・復号化部36に供給して圧縮符号化処理を施した後に、HDD30への記録を実行させる。
また、この取り込み機能としては、光ディスク100において曲単位(トラック単位)で収録されるコンテンツデータのうちから、取り込むべきトラックを選択できるようにされているとする。
[属性情報取得機能]
属性情報取得機能は、例えば図1に示したようにしてネットワーク5を介して接続されたサーバ装置4内の楽曲情報データベース4aから、コンテンツデータの属性情報を取得し、これを記録したコンテンツデータと対応づけて管理する機能である。
先ず、属性情報を取得するにあたってCPU21は、装填された光ディスク100のコンテンツデータの取り込みが指示されたことなどに応じて、この装填された光ディスク100のTOCデータ(トラック数(曲数)、各トラックのアドレス(絶対時間情報)、総演奏時間)に基づいて先に説明した固有コードを生成する。
また、これと共にCPU21は通信処理部31に指示を行って、サーバ装置4との接続を確立する。
先にも述べたが楽曲情報データベース4aには、各タイトルの固有コードに対応づけられてそのタイトルのCDに収録される各トラックについての属性情報が格納されている。CPU21は、接続が確立されたサーバ装置4に対してこの固有コードと共にコマンドを送信することで、この固有コードを検索条件として楽曲情報データベース4aを照会するように指示を行う。これに応じ、サーバ装置4側からは、この固有コードと対応づけられて格納された各トラックごとの属性情報が返信され、これによってパーソナルコンピュータ3において、装填された光ディスク100に収録された各コンテンツデータに対応する属性情報が取得される。
その上で、CPU21は、上記したコンテンツ取り込み機能によって光ディスク100から取り込んだ各コンテンツデータ(各トラック)と、この取得した属性情報とがそれぞれ対応づけられて管理されるようにコンテンツ管理情報30cを生成(又は更新)してコンテンツデータを管理するようにされる。
図4は、この場合において生成されるコンテンツ管理情報30cのデータ構造を概念的に示している。
先ず、この図に示されるように、本実施の形態において各コンテンツデータと対応づけられるべき属性情報としては、トラック名、アルバム名、アーティスト名、ジャンルなどがある。
トラック名の情報は、トラック単位によるコンテンツデータ対応に付されるべき情報であり、楽曲名の情報を表す。
また、アルバム名の情報は、そのトラックとしての楽曲が収録されている音楽アルバム(シングルの場合もある)の名称であり、アーティスト名の情報は、そのトラックとしての楽曲を歌唱、演奏、作曲、作詞、プロデュース等するアーティストの名称情報である。
さらに、ジャンルの情報は、その楽曲が属する音楽ジャンル(例えばポップス、ロック、ジャズ、演歌など)の名称を示す情報となる。
なお、図示は省略しているが、実際の属性情報には、その楽曲がアルバム中の何曲目であるかを示すトラックナンバーの情報や再生時間情報なども含まれている。また、本明細書において、「属性情報」とは、このように各コンテンツデータ対応にそのコンテンツデータの属性(及び特徴・種類)を表す情報を広く指すものであり、上記により例示したものに限定されるべきものではない。
CPU21は、図示するようにしてこれら属性情報に対してコンテンツIDの情報が対応付けられるようにしてコンテンツ管理情報30cを生成する。
このコンテンツIDは、HDD30において格納されるトラック単位の各コンテンツデータ30aを一意に識別するための識別子(識別情報)である。つまり、このようなコンテンツIDと属性情報との対応付けによって、各トラックと各属性情報との対応付けが実現されるものである。
[コンテンツ転送機能]
また、図3において、コンテンツ転送機能は、HDD30においてコンテンツデータ30bとして格納された各コンテンツデータ及びコンテンツ管理情報30cを、図1に示した記録再生装置2に転送(コピー)するための機能である。
このコンテンツ転送機能としてCPU21は、USBケーブルを介して記録再生装置2側と接続され、図2に示したUSBインタフェース23を介した記録再生装置2側とのデータ通信が可能な状態とされた下で、HDD30に格納されるコンテンツデータ、コンテンツ管理情報30cを順次読み出し、これらをUSBインタフェース23を介して記録再生装置2側に転送すると共に、これらの情報についての記録指示を行う。
これによって記録再生装置2側にも、パーソナルコンピュータ3側と同様に、コンテンツデータとそれらの属性情報とが対応づけられたデータベースが形成されることになる。
なお、コンテンツ転送機能としては、HDD30に格納される全てのコンテンツデータのうち、選択したコンテンツデータ(トラック)のみを記録再生装置2側に転送することができるようにされる。この場合、コンテンツ管理情報30cについては、それら転送されるコンテンツデータに関する情報のみを記録再生装置2側に転送する。
3.再生装置の構成

図5は、図1に示した記録再生装置2の内部構成について示したブロック図である。
この記録再生装置2としては、パーソナルコンピュータ3からコピーしたコンテンツデータ等を格納するための記録媒体として、図示するフラッシュメモリ18を備えるようにされている。この場合、フラッシュメモリ18の記憶容量としては、例えば数百MB(メガバイト)から数GB(ギガバイト)程度であるとする。
図5において、コントローラ6は、ROM、RAM、CPUを備えたマイクロコンピュータで構成され、起動されたプログラムに基づいて記録再生装置2全体の制御、演算処理を行う。例えばユーザに対する入出力動作、フラッシュメモリ18に対するデータの記録/再生の制御等を行う。
また、この場合、コントローラ6は、図示するDAC(D/Aコンバータ)6aとしてのD/A変換機能、及び音量調節機能を備えるようにされている。
コントローラ6に対しては、アンプ7、操作部8が接続される。
アンプ7は、上記したDAC6aとしてのコントローラ6によるD/A機能及び音量調節機能によりD/A変換及び音量調節が行われたオーディオデータが入力され、これを増幅して図示するヘッドホン端子tHPに供給する。
また、操作部8には、当該記録再生装置2の筐体外部に表出するようにして設けられた各種操作子が備えられる。コントローラ6は、これら各種操作子に応じた操作信号が入力される(つまり操作入力を検知する)と、その操作信号に応じた動作が得られるように必要な各部を制御する。これによりユーザは、これら操作部8が備える各種操作子に対する操作を行って記録再生装置2に各種動作を実行させることができるようにされる。
また、コントローラ6に対しては、図示する第1バス10を介してメモリ9が接続される。このメモリ9は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリとされる。このメモリ9には、コントローラ6の各種演算に用いられる係数やプログラムで用いられるパラメータ等が記憶される。
また、特に本実施の形態の場合、このメモリ9には、コントローラ6が後の図15〜図16において説明する処理動作を実行するためのグループジャンプ処理プログラム9aが格納される。
なお、このグループジャンプ処理プログラム9aについては例えばフラッシュメモリ18、或いはコントローラ6内部のROM等に格納することもできる。
また、コントローラ6に対しては、図示するDACI/FとSIOとを介してデコーダ11が接続される。
デコーダ11は、所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化されたオーディオデータについての復号化処理を行う。また、このデコーダ11としては、上記復号化処理により得られたオーディオデータについてのサラウンド処理などの音声信号処理も行うようにされる。
このデコーダ11からの出力オーディオデータは、DACI/Fを介してコントローラ6に供給され、コントローラ6における先のDAC6aとしてのD/A変換処理、音量調節処理を経てアンプ7に供給された後、ヘッドホン端子tHPに供給される。
なお、コントローラ6は、図示するSIOを介してデコーダ11に対する各種制御指示を行うようにされる。
また、コントローラ6には、第1バス10を介してシステムゲートアレイ12が接続される。このシステムゲートアレイ12は、オーディオデータやコマンドといった各種データの各部への転送制御を行うためのLSI(Large Scale Integration)である。
システムゲートアレイ12は、図示するC/DI/Fを介してデコーダ11と接続される。また、システムゲートアレイ12は、第2バス13を介して表示制御部14、USBコントローラ16と接続される。さらに、第3バス17を介して、フラッシュメモリ18とも接続される。
表示部15は、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、或いは液晶ディスプレイなどの表示デバイスであり、ユーザに各種の情報表示を行う。
表示制御部14は、コントローラ6から第1バス10、システムゲートアレイ、第2バス13を介して供給される表示データに基づき、表示部15を駆動して表示動作を実行させる。
USBコントローラ16は、図示するUSB端子tUSBに接続されたUSBケーブルを介して接続される外部機器(この場合は特にパーソナルコンピュータ3)との間でデータ通信を行うために備えられる。つまり、USBコントローラ16は、USB通信方式に従って送信データのエンコード処理、受信データのデコード処理を行って外部機器との間でデータ通信を行う。
なお、本実施の形態の記録再生装置2としては、USBマスストレージクラス(MSC)に対応しているものとする。これにより記録再生装置2がパーソナルコンピュータ3側とUSBケーブルを介して接続されたときには、パーソナルコンピュータ3側で記録再生装置2が外付けのストレージ機器として認識されるようになっている。
ここで、これまでの説明からも理解されるように、パーソナルコンピュータ3側から転送されてくるコンテンツデータ・コンテンツ管理情報30c(又はその一部)は、このUSBコントローラ16を介して記録再生装置2側に入力される。
パーソナルコンピュータ3側からこれらのデータが受信されたとき、USBコントローラ16は受信されたデータを第3バス17経由で直接フラッシュメモリ18に転送し、その書込動作を実行させる。
図5では、このようにしてフラッシュメモリ18に格納されるコンテンツデータ、コンテンツ管理情報を、図示するようにしてコンテンツデータ18a、コンテンツ管理情報18bと示している。
なお、この場合のフラッシュメモリ18に記録される各種リスト18cについては後述する。
また、パーソナルコンピュータ3側から記録再生装置2への転送時には、各種のコマンドも転送される。このようなパーソナルコンピュータ3側からのコマンドについては、USBコントローラ16がこれを第2バス13→システムゲートアレイ12→第1バス10経由でコントローラ6に転送し、コントローラ6がコマンドの内容を解釈するようにされる。コントローラ6はこのコマンドの内容に応じて必要な処理を実行する。
また、フラッシュメモリ18に記録されたコンテンツデータ18aについての再生時においては、コントローラ6の指示に基づきフラッシュメモリ18から読み出されたコンテンツデータ(圧縮符号化オーディオデータ)が第3バス17を介してシステムゲートアレイ12に入力される。システムゲートアレイ12は、入力されたコンテンツデータとしての圧縮符号化オーディオデータについてはC/DI/Fを介してデコーダ11に供給する。デコーダ11では、この圧縮符号化オーディオデータについての復号化処理を行ってオーディオデータを得ると共に、このオーディオデータについて所定の音声信号処理を施し、DACI/Fを介してコントローラ6に供給する。
コントローラ6では、供給されたオーディオデータについて先のDAC6aとしてのD/A変換処理、音量調節処理を施してこれをアンプ7に供給する。アンプ7に供給されたオーディオデータは増幅されてヘッドホン端子tHPに供給される。
続いて、図6は、図5に示した操作部8が備える主な操作子について説明するための図として、記録再生装置2の外観図を示している。
図6(a)は記録再生装置2の正面図を、図6(b)は記録再生装置2の図6(a)における矢印Y方向からの矢視図を示している。
なお、図6(a)では、図5にて説明した表示部15も示されているが、このように表示部15としては記録再生装置2の筐体外部に表出するようにして設けられる。また、この場合、図5に示したヘッドホン端子tHPは、図6(b)に示されるようにシャトルスイッチ8dの中心部に設けられている。
これら図6(a)、図6(b)に示されるようにして、記録再生装置2に対しては、DISP/FUNCキー8a、SEARCH/MENUキー8b、PLAY/STOPキー8c、シャトルスイッチ8d、VOL+キー8e、VOL−キー8fが備えられる。
DISP/FUNCキー8aは、表示部15としてのディスプレイ上の表示情報の切り替えや、各種機能の切り替えのための指示などを行うための操作子である。
また、SEARCH/MENUキー8bは、フラッシュメモリ18に格納されたコンテンツデータの中から所望のコンテンツデータをアルバム単位やトラック単位などでサーチするためのサーチモードの呼び出しや、記録再生装置2に対する各種設定を行うためのmenu画面の呼び出しなどを指示するための操作子である。
PLAY/STOPキー8cは、コンテンツデータの再生の開始/停止、及び各種選択項目の決定を指示するための操作子となる。
シャトルスイッチ8dは、図6(a)に示されるP1、P2、P3の3位置へのスライド操作(3スライド操作)と、図中曲線矢印によりそれぞれ示す2方向への回転操作とが可能な操作子とされる。
このシャトルスイッチ8dの回転操作として、一方の回転方向への回転操作はFF操作であり、このFF操作により再生中のトラックの順送り指示や各種選択項目の順送り指示などが可能とされる。また、他方の回転方向への回転操作はFR操作であり、このFR操作により再生中のトラックについての頭出し指示や各種選択項目の逆送り指示などが可能とされる。
また、このシャトルスイッチ8dの上記3スライド操作として、図示するP1の位置はHOLD指示となり、シャトルスイッチ8dがこのP1の位置にスライドされている状態では他の一切の操作入力が受け付けられない状態となる。
また、P2の位置はニュートラル位置であり、シャトルスイッチ8dがこの位置にある状態であって且つコンテンツデータを再生中であるとき、上記したFF操作は再生中のトラックの順送り指示となり、FR操作は再生中のトラックについての頭出し(逆送り)指示となる。
なお、以下では、このP2の位置についてはトラック位置とも呼ぶ。
また、P3の位置はアルバム位置とされる。シャトルスイッチ8dがこのアルバム位置にスライドされている状態で且つコンテンツデータが再生中であるとき、FF操作はアルバム単位での順送り指示となる。つまり、再生中のトラックが属するアルバムの次に再生されるべきとして予め定められたアルバムの先頭トラックへの順送り指示となる。また、この場合のFR操作としては、アルバム単位での逆送り操作となる。すなわち、再生中のトラックが属するアルバムの、予め定められた再生順序的に前とされるアルバムの先頭トラックへの逆送り指示となる。
なお、本実施の形態の場合、これらアルバム位置でのFF操作/FR操作によっては、このようなアルバムジャンプ指示以外にも、アーティスト単位でのジャンプも可能となるようにされるが、このことについては後述する。
また、図6(b)において、VOL+キー8e、VOL−キー8fは音量調節指示のための操作子であり、VOL+キー8eは音量up、VOL−キー8fは音量downを指示するための操作子となる。
4.サーチ機能

ここで、本実施の形態の記録再生装置2のように、記録媒体に大量の楽曲を格納することが可能とされたポータブルオーディオプレイヤ(/レコーダ)としては、限られた表示スペースで効率的に所望の楽曲を検索することができるように、サーチ機能が与えられたものがある。
実施の形態の記録再生装置2としても、このようなサーチ機能が与えられている。
以下では、実際にこのようなサーチ機能による楽曲の検索を行うためのユーザ操作手順と、それに応じて行われる記録再生装置2側の動作について、図7、図8を参照して説明する。なお、これら図7、図8では、操作入力に応じた表示部15上の表示内容の遷移を示している。
この場合のサーチ機能としては、アルバム一覧を表示させて所望のトラックを検索するためのアルバムサーチと、アーティスト一覧→そのアーティストのアルバム一覧を表示させて所望のトラックを検索するアーティストサーチとがある。
図7ではアーティストサーチ時の表示部15上の画面遷移を示し、図8ではアルバムサーチ時の表示部15上の画面遷移を示している。
先ず図7において、ユーザはサーチを行うとした場合は、先の図6に示したSEARCH/MENUキー8bを押圧操作することによって、図7(a)に示されるようなサーチメニュー画面を表示させる。
図示するようにサーチメニュー画面には、少なくとも「All Track」「Artist」「Album」の各項目と、それらの項目を選択するためのカーソルCRとが表示される。
「All Track」の項目は、フラッシュメモリ18内に格納される全てのトラックの一覧から所望のトラックを検索するための項目となる。
また、「Artist」の項目は、上述したアーティストサーチを行うための項目であり、「Album」は上述したアルバムサーチを行うための項目である。
ユーザは、先の図6にて説明したFF操作/FR操作を行うことで、カーソルCRを移動させて上記各項目を選択することができる。そして、PLAY/STOPキー8cを押圧操作することで、カーソルCRにより選択されている項目を決定することができる。
図7(a)に示すサーチメニュー画面において、アーティストサーチによるトラックの検索を行うとした場合、ユーザは「Artist」の項目を選択・決定するようにされる。
これに応じ表示部15上には、図7(b)に示すようにして「All Artist」の項目表示と共に、すべてのアーティスト名の情報が一覧表示される。
なお、この図では、アーティスト名の情報としては2つのみが表示されるものとしているが、これは表示部15が3行分の表示のみが可能とされている事情によるものであり、他のアーティスト名の情報の表示は、例えばカーソルCRが最下段に移動されている状態でさらにカーソルCRを下方に移動させる操作(この場合はFR操作)に応じて順次行われるようになっているとする。なお、このことは以下で説明する全ての「一覧表示」「一覧画面」に共通のことである。
また、確認のために述べておくと、この場合において「すべてのアーティスト」の「すべて」とは、フラッシュメモリ18内に格納される範囲で「すべて」という意味である。
図7(b)において、この場合もユーザはFF操作/FR操作によりカーソルCRを移動させ、PLAY/STOPキー8cの押圧操作により決定指示を行うことで、アーティストの一覧から所望のアーティストを選択・決定することができる。
図7(b)に示すアーティストの一覧から或るアーティストが決定された場合、図7(c)に示すように「All Album」の表示と共に、決定されたアーティストのアルバムの一覧が表示される。
ユーザは、このようなアルバムの一覧表示から所望のアルバムを選択・決定する。
上記アルバムの一覧から1つのアルバムが決定されたときは、図7(d)に示すように決定されたアルバム内のトラック名の一覧が表示される。ユーザは、この図7(d)に示されるトラック名の一覧表示からFF操作/FR操作、PLAY/STOPキー8cの押圧操作によりトラックの選択・決定指示を行うことで、決定したトラックの再生開始を指示することができる。
この場合、再生範囲は、一覧表示されたトラック、すなわち決定されたアーティストの決定されたアルバム内のすべてのトラックとなる。なお、ここで言う再生範囲とは、再生を行う対象範囲であり、例えば再生範囲の最後のトラック(つまり一覧中の最後のトラック)の再生が終了すると、再生が停止する/又は一覧の先頭のトラックの再生に戻るようにされる。
このようにしてアーティストサーチにより、アーティスト一覧→選択したアーティストのアルバム一覧→選択したアルバムのトラック一覧の順に絞り込んで所望のトラックを検索することができる。
また、一方でこのようなアーティストサーチにより楽曲の再生を開始した場合は、上記のようにして再生範囲は決定したアーティストの決定したアルバム内に設定される。つまり、このようなサーチモードとしては、コンテンツの再生範囲を、サーチにより最終的に絞り込まれた範囲に限定して再生を行うためのモードとしても機能するようにされている。
なお、ちなみに、先の図7(a)に示したサーチメニュー画面にて表示される「All Track」の項目は、すべてのトラックの一覧から所望のトラックを選択するための項目となる。
図示による説明は省略するが、この「All Track」の項目が選択・決定された場合、表示部15上にはトラック名の情報の一覧表示が行われることになる。この場合、トラック名の一覧表示は、それぞれのトラックが同一のアルバム名が対応づけられたものごとに分けられるようにして行うようにされている。つまり、同一アルバム名が対応づけられたトラック名の情報は一覧画面中で1かたまりで配置されるものである。また、このような同一アルバム内でのトラック名の配列順は、そのアルバム内でのトラックナンバー順となるようにされている。
さらに、このときのアルバムごとの配列順としては、例えばアルバム名の文字コード順(以下、アルバム名順とも言う)となるようにされる。
また、この「All Track」選択・決定後のトラック一覧画面からトラックが選択・決定されてその再生が開始された場合、再生範囲は一覧表示したすべてのトラックとなる。すなわち、フラッシュメモリ18内にコンテンツデータ18aとして格納されるすべてのトラックが再生の対象となる。
また、再生順序は、上記一覧に従った再生順序とされる。
また、このように「All Track」からトラックを選択してその再生が行われているとき、先の図6にて説明したアルバム位置でのFF操作/FR操作に応じては、上記のようにしてアルバムごとに配列されるトラックの一覧に基づき、再生中のトラックの属するアルバムに隣接して配列されるアルバムの先頭のトラックを再生するようにされる。
これによって「All Track」のサーチからトラックを再生した場合のアルバム位置でのFF操作/FR操作に応じては、アルバムジャンプ動作が行われるようになる。
また、先の図7(b)の画面において、「All Artist」が選択・決定された場合は、コンテンツデータ18aとして格納されるすべてのトラックのトラック名の情報が、対応づけられるアーティスト名順に一覧表示される(このとき、同一アーティスト内の各トラックはアルバム名順に表示される)。
このトラック名の一覧から1つのトラックが選択・決定されたときは、このトラックの一覧に基づいた再生順で、且つ再生範囲としてはその一覧の範囲(つまりすべてのトラック)で再生が行われるようになる。
そして、このとき、アルバム位置でのFF/FR操作が行われた場合には、上記のようなアーティスト名順によるすべてのトラックの一覧に基づき、再生中のトラックが属するアーティストに隣接して配列されるアーティストの先頭のトラックが再生される。つまり、このような「All Artist」によるトラック再生中におけるアルバム位置でのFF操作/FR操作に応じては、アーティストジャンプ動作が行われるようになる。
また、図7(c)の画面における「All Album」が選択・決定された場合、図7(b)において決定されたアーティストのすべてのトラックのトラック名の情報がアルバム名順に並び替えられて一覧表示される。このとき、再生範囲は、このように一覧表示された決定アーティストのすべてのトラックとなる。また、再生順は、一覧表示されるトラックの順と同順となる。
そして、このように「All Album」によりトラックを再生中におけるアルバム位置でのFF/FR操作が行われた場合、決定したアーティストのアルバムが複数あるときは、それらのアルバムの間でアルバムジャンプ動作が行われることになる。つまりこの場合、再生範囲は、上記のように決定されたアーティストについてのアルバム名順に並び替えられたトラック一覧に基づくものとされているからである。
ここで、このようなサーチモードでトラックを再生中、ユーザはSEARCH/MENUキー8bを押圧操作することで、サーチ時に辿った順序とは逆順に階層を戻ることができる。例えば、アーティストサーチとして、図7(a)〜図7(d)に示した画面遷移を経てトラックを再生中であった場合、SEARCH/MENUキー8bの押圧操作ごとに、図7(d)に示すようなトラック一覧画面→図7(c)のアルバム一覧画面→図7(b)のアーティスト一覧画面の順で順次1つ上の階層の画面を表示することができる。このことで、アルバムやアーティストを決定し直してトラックの再検索を行うことができるようにされている。
なお、このことは以下のアルバムサーチ時についても同様である。
続いて、図8は、アルバムサーチ時の画面遷移を示している。
アルバムサーチによる検索を行うとしたときは、図8(a)に示されるようにしてサーチメニュー画面においてカーソルCRを「Album」に移動させてPLAY/STOPキー8cを押圧操作する。
すると、表示部15上には、図8(b)に示すようにして「All Album」の表示と共に、すべてのアルバム名の情報が一覧表示される。
図8(b)において、上記アルバムの一覧から1つのアルバムが選択・決定されたときは、図8(c)に示すように、決定されたアルバム内のトラック名の一覧が表示される。ユーザは、この図8(c)に示されるトラック名の一覧表示からFF操作/FR操作、PLAY/STOPキー8cの押圧操作によりトラックの選択・決定指示を行うことで、決定したトラックの再生開始を指示することができる。
この場合、再生範囲は、一覧表示されたトラック、すなわち決定されたアルバム内のすべてのトラックとなる。
このようにしてアルバムサーチによっては、再生すべきトラックをアルバム一覧→選択・決定したアルバム内のトラックの一覧の順で検索することができる。
なお、図8(b)に示す画面において、「All Album」の項目が決定された場合は、コンテンツデータ18aとして格納されるすべてのトラックのトラック名がアルバム名順に並び替えられて一覧表示される。すなわち、「All Album」の選択時には、先の図7(a)(図8(a))における「All Track」が決定されたときと同じ画面が表示されることになる。
また、このため、当該「All Album」からトラックを再生中、アルバム位置でのFF/FR操作に応じては、この場合も一覧中における再生中のトラックが属するアルバムと隣接するアルバムの先頭のトラックの再生が開始され、アルバムジャンプ動作が実行される。
またこのとき、コンテンツの再生順は一覧表示と同順となり、再生範囲は一覧表示されたすべてのトラックとなる。
5.実施の形態としてのグループジャンプ動作

ここで、これまでの説明からも理解されるように、本実施の形態の記録再生装置2としては、所望のトラックをアーティストやアルバムの一覧から絞り込んで検索するためのサーチ機能が与えられている。
また、この一方で、所定の操作に応じ、アルバムやアーティストといった所定のグループ間をダイレクトにジャンプするグループジャンプ機能が与えられている。
そして、従来においては、上記のようなグループジャンプのための操作に応じたジャンプ動作としては、再生範囲として指定された範囲内でのみ行うようにされていた。
但し、このことによると、先に説明したようにして例えば「All Track」などのように再生範囲がすべてのトラックとされ、その並びがアルバム名順などとされる場合には、グループジャンプ操作に応じてアルバムジャンプ動作が実行されるものとなるが、上述したアルバムサーチによりアルバム一覧→トラック一覧に絞ってきてトラックを再生中であったり、アーティストサーチによりアーティスト一覧→アルバム一覧→トラック一覧の順で絞ってきてトラックを再生中であった場合には、再生範囲は決定されたアルバム内となってしまうため、グループジャンプ操作が為されてもアルバムやアーティストといったグループをジャンプする動作が行われないものとなる。
しかしながら、ユーザにとっては、同じグループジャンプ操作を行ったにも関わらず、上記のようにしてジャンプできる場合とできない場合とがあると、それらの区別がつかず、混乱してしまう虞がある。
また、このような混乱を回避するために、アーティストサーチやアルバムサーチによってトラックを再生した場合にも、ジャンプ動作が可能となるようにすることが考えられる。つまり、例えばアルバムサーチで言えば、サーチ時に表示したアルバム名の一覧上で再生中のトラックが属するアルバムに隣接するアルバムにジャンプできるようにするといったものである。
しかしながら、ユーザの需要としては、アルバムサーチで絞ってはきたが、ジャンプ操作ではアーティストごとのジャンプを行いたいとする場合も考えられる。
そのような需要に対し、上述のように単にサーチ時に用いた一覧(リスト)に基づくジャンプ動作を行っていたのでは、ジャンプ動作に自由度を持たせることができないものとなってしまう。
そこで、本実施の形態では、予めジャンプ動作用に用いられるべきリストを設定し、このジャンプ用のリストとジャンプ操作とを対応づけておくようにする。そしてジャンプ操作が行われた場合は、対応づけられたジャンプ用リストを参照し、そのリスト上におけるグループ分け、及びグループ配列順に従ったグループジャンプ動作を行うものとする。
図9〜図11は、この場合において生成するジャンプ用リストの具体例を示している。
図9はアルバムジャンプ用リスト、図10はアーティスト順アルバムジャンプリスト、図11はアーティストジャンプ用リストの構造をそれぞれ概念的に示している。
先ず、図9におけるアルバムジャンプ用リストとしては、コンテンツ管理情報18b内のすべてのトラック名の情報について、図示するようにしてそれらを同一のアルバム名の情報が対応づけられたものごとに分け、さらにそれら同一アルバム名により分けられたものの中では、各トラック名の情報を所定順序で配列したリストを生成する。この場合、各アルバム下のトラック名の配列順は、そのアルバムにおけるトラックナンバー順となるようにする。
また、図10におけるアーティスト順アルバムジャンプ用リストとしては、すべてのトラック名の情報について、先ずは同一のアーティスト名の情報が対応づけられたものごとにわけ、それら同一アーティスト名が対応づけられたものの中では、さらに同一アルバム名が対応づけられたものごとに分け、各アルバム下では、トラック名の情報をこの場合もそのアルバムにおけるトラックナンバー順などの所定順序で配列したリストを生成する。
この場合、最上位階層となるアーティスト名の情報の配列順は、アーティスト名順(例えば文字コード順)とし、各アーティスト名の下層におけるアルバム名の情報の配列順は、アルバム名順となるようにされる。
さらに、図11に示すアーティストジャンプ用リストとしては、すべてのトラック名の情報について、図示するようにしてそれらを同一のアーティスト名の情報が対応づけられたものごとに分け、さらにそれら同一アーティスト名により分けられたものの中では、各トラック名の情報を所定順序で配列したリストを生成する。この場合、上層のアーティスト名の情報の配列順はアーティスト名順とされ、また各アーティスト下のトラック名の情報の配列順は、例えば対応づけられるアルバム名の情報の文字コード順や、或いは単にトラック名順(例えば文字コード順)などとすることができる。
実施の形態の場合、これら図9〜図11に示した各リストは、記録再生装置2におけるコントローラ6が、コンテンツ管理情報18bを並び替えて(ソートして)生成するようにされる。すなわち、図9に示すアルバムジャンプ用リストについて言えば、コンテンツ管理情報18bにおいて各コンテンツIDと対応づけられるアルバム名の情報、トラック名の情報に基づいて、図9にて説明した配列順となるようにコンテンツIDを並び替えたリストを生成する。
同様に図10のアーティスト順アルバムジャンプ用リストとしては、コンテンツ管理情報18bにおけるアーティスト名、アルバム名、トラック名の情報に基づき、図10にて説明した配列順となるようにコンテンツIDを並び替えたリストを生成し、また図11に示すアーティストジャンプ用リストとしては、コンテンツ管理情報18bにおけるアーティスト名、トラック名の情報(トラック名の情報をアルバム名順に並べる場合はアルバム名の情報も)に基づき、図11にて説明した配列順となるようにコンテンツIDを並び替えたリストを生成する。
そして、これらのリストを、例えばフラッシュメモリ18等の、所要の記録媒体に対し記録するようにしておく。先の図5では、このようにしてフラッシュメモリ18内に格納されたリストを、各種リスト18cとして示している。
これらの各リストを予め生成しておくことで、例えば図9に示すアルバムジャンプ用リストに基づけば、ジャンプ操作に応じては、図中ジャンプ対象として示されるように、リストアップされたアルバム名ごとによるグループごとに、それらの配列順に従ったグループジャンプ動作(つまりアルバムジャンプ動作)を実現することができる。
また、図10に示したアーティスト順アルバムジャンプ用リストに基づけば、図中ジャンプ対象として示されるように アーティスト名順に並べられたアルバム名ごとによるグループごとに、それらの配列順に従ってアルバムジャンプ動作を実現することができる。
さらに、図11のアーティストジャンプ用リストに基づけば、図中ジャンプ対象として示されるように リストアップされたアーティスト名ごとによるグループごとに、それらの配列順に従ったグループジャンプ動作(つまりアーティストジャンプ動作)を実現することができる。
そして本実施の形態では、これらそれぞれのリストに基づくジャンプ動作のうち、グループジャンプ操作に応じて何れのジャンプ動作を実行するかを、予めユーザが選択設定しておくことができるようにされている。
具体的には、グループジャンプ操作に応じて何れのリストに基づくジャンプ動作を実行するかを選択設定させるためのジャンプモード選択画面を用意しておき、ユーザはその選択画面から何れかのジャンプ動作を選択設定するようにされる。
図12は、このようにユーザがジャンプ動作を選択設定する場合の操作手順を説明するための図として、操作に応じて表示部15上に表示される画面の遷移例を示している。
先ず、ユーザは、このようなジャンプ動作についての選択設定を行うとした場合、図6にて示したSEARCH/MENUキー8bを長押し操作する。すると表示部15上には、図12(a)に示す設定メニュー画面が表示される。この設定メニュー画面上においては、例えば「Rpeat Mode」や「Sound」、「Jump Mode」などといった各種設定項目の一覧表示が行われると共に、各項目を選択するためのカーソルCRも表示される。
この場合もユーザはFF操作/FR操作によりカーソルCRを移動させ、PLAY/STOPキー8cの押圧操作により決定指示を行うことで、選択した項目について決定指示を行うことができる。
図12(a)に示す設定メニュー画面において、ジャンプ動作についての設定を行う場合、ユーザは図12(b)に示すようにカーソルCRを「Jump Mode」に移動させた上で(選択した上で)、決定操作を行う。
「Jump Mode」の項目が選択・決定された場合、ジャンプモード選択画面として、次の図12(c)に示すように「Album」「Artist/Album」「Artist」の各ジャンプ動作を表す項目とカーソルCRとが表示される。確認のために述べておくと、「Album」は上述したアルバムジャンプ用リストに基づくジャンプ動作を表す項目であり、「Artist/Album」はアーティスト順アルバムジャンプ用リストに基づくジャンプ動作を表す項目であり、「Artist」はアーティストジャンプ用リストに基づくジャンプ動作を表す項目となる。
ユーザはこのような選択画面上において、所望のジャンプ動作をグループジャンプ操作に応じて行われるべきジャンプ動作として選択設定することができる。
記録再生装置2側では、選択された項目が「Album」であった場合は、アルバムジャンプ用リストをグループジャンプ操作に応じたジャンプ動作を行うにあたって参照すべきリストとして設定するようにされる。つまり、グループジャンプ操作とアルバムジャンプ用リストとを対応づけるようにされる。これによってグループジャンプ操作に応じては、アルバムジャンプモードとして、アルバムジャンプ用リストに基づくジャンプ動作が行われるようにすることができる。
具体的に、グループジャンプ操作がアルバム位置でのFF操作(+方向操作とも呼ぶ)によるものである場合は、アルバムジャンプ用リストにおいて、再生中のトラックが属するアルバムの次に配列されるアルバムの先頭のトラックが再生されるようにする。また、グループジャンプ操作がアルバム位置でのFR操作(−方向操作とも呼ぶ)である場合には、アルバムジャンプ用リストにおいて、再生中のトラックが属するアルバムの前に配列されるアルバムの先頭のトラックが再生されるようにする。
なお、+方向操作が行われた場合で、再生中のトラックが属するアルバムがリスト上の最後のアルバムであった場合、上記「次に配列されるアルバム」とは、リスト上の先頭のアルバムとなる。また、−方向操作が行われた場合で、再生中のトラックが属するアルバムがリスト上の最初のアルバムであった場合、上記「前に配列されるアルバム」とはリスト上の最後のアルバムとなる。
このことは、以下のアーティスト順アルバムジャンプ用リストに基づくジャンプ動作についても同様である。また、アーティスト順ジャンプ用リストに基づくジャンプ動作についても、「アルバム」が「アーティスト」となる以外は同様である。
また、選択された項目が「Artist/Album」であった場合は、アーティスト順アルバムジャンプ用リストをグループジャンプ操作に応じたジャンプ動作を行うにあたって参照すべきリストとして設定するようにされる。つまり、グループジャンプ操作とアーティスト順アルバムジャンプ用リストとを対応づける。これによってグループジャンプ操作に応じては、アーティスト順アルバムジャンプモードとして、アーティスト順アルバムジャンプ用リストに基づくジャンプ動作が行われるようにすることができる。
この場合も+方向のジャンプ操作に応じては、アーティスト順アルバムジャンプ用リストにおいて、再生中のトラックが属するアルバムの次に配列されるアルバムの先頭のトラックが再生されるようにする。また、−方向のジャンプ操作である場合には、アーティスト順アルバムジャンプ用リストにおいて、再生中のトラックが属するアルバムの前に配列されるアルバムの先頭のトラックが再生されるようにする。
また、選択された項目が「Artist」であった場合は、アーティストジャンプ用リストをグループジャンプ操作に応じたジャンプ動作を行うにあたって参照すべきリストとして設定するようにされる。つまり、グループジャンプ操作とアーティストジャンプ用リストとを対応づける。これによってグループジャンプ操作に応じては、アーティストジャンプモードとして、アーティストジャンプ用リストに基づくジャンプ動作が行われるようにすることができる。
この場合も+方向のジャンプ操作に応じては、アーティストジャンプ用リストにおいて再生中のトラックが属するアーティストの次に配列されるアーティストの先頭のトラックが再生されるようにする。また、−方向のジャンプ操作である場合には、アーティストジャンプ用リストにおいて再生中のトラックが属するアーティストの前に配列されるアーティストの先頭のトラックが再生されるようにする。
このようにして実施の形態によれば、予め生成されたグループジャンプ用のリストと、グループジャンプ操作とを対応づけておくことができる。つまり、これによれば、サーチにより絞られた再生範囲には捕らわれずに、グループジャンプ動作を行うための別途のリストを参照することで、例えばサーチにより再生範囲が1つのアルバム内、又は1つのアーティスト内に絞られた場合にもグループジャンプ動作を行うことができる。
このようにしてサーチにより再生範囲が1つのアルバム内、又は1つのアーティスト内に絞られた場合にもグループジャンプ動作が可能となることで、グループジャンプ操作に応じてジャンプ動作が実行される場合とされない場合とが生じてしまうことを防止でき、ユーザの混乱が生じないようにすることのできる優れたユーザインタフェースを実現することができる。
また、このようにグループジャンプ用の別途のリストを生成しておき、それをグループジャンプ操作と対応づけておくようにすれば、例えばサーチとしてはアルバムサーチを行ってトラック再生を開始したが、グループジャンプ動作としてはアーティスト単位で行うといったことができるなど、グループジャンプの自由度を広げることができる。
さらには、実施の形態のように複数のリストを生成しておき、そのうちからグループジャンプ動作に適用するリストを選択することができるようにすれば、グループジャンプの自由度はさらに広げることができる。
ここで、この場合のグループジャンプ動作としては、これまでに説明したように、グループジャンプ操作に応じて直ちにリスト上の隣接グループ内のトラックについての再生を開始する以外にも、例えば以下のようにして、リスト上のグループの名称を順次表示してそのうちから任意のグループを選択できるようにすることもできる。
図13、図14は、このような順次表示の一例を示す図であり、図13はアルバムジャンプモードの場合での順次表示例を示し、図14はアーティストジャンプモードの場合での順次表示例を示している。
なお、アーティスト順アルバムジャンプモードの場合の順次表示例は図13に示すアルバムジャンプモードの場合の表示例と同様となるので図示による説明は省略する。
先ず、このような順次表示により任意のグループを選択するとした場合、ユーザは、トラックの再生中において、アルバム位置でのFF長押し操作を行う。すなわち、図6に示したシャトルスイッチ8dをアルバム位置にした状態で、FF操作を継続的に行う。
すると、図13に示すアルバムジャンプモードの場合、表示部15上の表示としては、FF長押し操作が継続されている間、アルバムジャンプ用リスト上のアルバム名の情報が順方向に順次表示されるようになる。
この際、ユーザは所望のアルバム名の情報が表示されたところでシャトルスイッチ8dを離す(つまりFF操作を終了させる)ことで、その表示されたアルバムについての再生指示を行うことができる。
つまり記録再生装置2としては、FF操作が終了したことに応じて、その時点で表示部15上に表示していた(つまり表示すべきとして選択していた)アルバム名の情報に基づき、リスト上でその下層に位置する先頭のトラックについての再生を開始することになる。
また、この場合、再生中のアルバム位置でのFR長押し操作に応じては、アルバムリスト上のアルバム名を逆順で順次表示する。そして、この場合も、FR操作が終了したことに応じ、その時点で選択していたリスト上のアルバム名の下層に位置する先頭のトラックについての再生を開始する。
なお、このような順次表示を指示するための、再生中のアルバム位置での継続的なFF操作/FR操作のことを、総称して長押しジャンプ操作とも言う。
なお、アーティスト順アルバムジャンプモードについては、アーティスト順アルバムジャンプ用リストの内容に基づき、同様の動作を行うこととなる。上述もしたようにその場合の順次表示例としては図13と同様となる。
また、図14に示すアーティストジャンプモードの場合、FF長押し操作による長押しジャンプ操作に応じては、アーティストジャンプ用リストの内容に基づき、図示するようにアーティスト名の情報を順方向に順次選択してそれらを表示部15上に順次表示する。
この場合もFF操作の終了に応じて、その時点で選択していたリスト上のアーティスト名の下層における先頭のトラックの再生を開始するようにされる。
また、FR長押し操作による長押しジャンプ操作に応じては、アーティストジャンプ用リスト上のアーティスト名を逆順で順次表示する。そして、FR操作が終了したことに応じ、その時点で選択していたアーティストジャンプ用リスト上のアルバム名の下層に位置する先頭のトラックについての再生を開始する。
このような順次表示動作が可能とされることで、ユーザにジャンプ可能なグループ候補を提示し、その中から任意のグループを選択させることができる。
6.処理動作

続いては、次の図15、図16のフローチャートを参照して、上記説明による実施の形態としてのグループジャンプ動作を実現するために行われるべき処理動作について説明する。
なお、これらの図に示される処理動作は、図5に示したコントローラ6がメモリ9に格納されるグループジャンプ処理プログラム9aに基づいて実行するものである。
図15は、先の図12にて説明したようにしてジャンプモードを選択設定するときに対応して行われるべき処理動作について示している。なお、この図15においては、既に表示部15上には、先の図12(b)に示した設定メニュー画面にて「Jump Mode」の項目が決定された以降に実行されるべき処理動作を示してる。
先ず、ステップS101では、ジャンプモード名の表示処理を行う。つまり、先の図12(b)にて説明したようにして「Jump Mode」が決定されたことに応じ、図12(c)に示したような各ジャンプモードの項目を一覧表示したジャンプモード選択画面を表示するための処理を実行する。具体的には、「Album」「Artsit/Album」「Artsit」の各項目とカーソルCRとを少なくとも配置した画面データを表示制御部14に供給してそれを表示部15上に表示させる。
ステップS102では、ジャンプモードの選択処理を実行する。すなわち、表示したジャンプモード選択画面において、FF/FR操作に応じてカーソルCRを移動させるための処理などを必要に応じて実行する。
そしてステップS103では、決定操作が行われたか否かについて判別処理を行う。つまり、この場合の決定操作として、PLAY/STOPキー8cの押圧操作が行われたか否かについて判別し、行われていないとして否定結果が得られた場合は、上記ステップS102に戻るようにされ、これによって決定操作が行われるまでジャンプモード選択処理を行うようにされる。
一方、ステップS103において決定操作が行われたとして肯定結果が得られた場合は、ステップS104に進み、決定されたジャンプモード用のリストを、ジャンプ動作に参照すべきリストとして決定するようにされる。
すなわち、ステップS102にて選択され、ステップS103にて決定操作の行われたジャンプモードの項目に応じて、そのジャンプモード用のリストをジャンプ動作の際に参照すべきリストとして決定する。
具体的には、先にも説明したように「Album」の項目が選択・決定された場合はアルバムジャンプ用リストを決定し、「Artist/Album」の項目が選択・決定された場合はアーティスト順アルバムジャンプ用リストを決定し、「Artist」の項目が選択・決定された場合はアーティストジャンプ用リストを決定するようにされる。
これによってグループジャンプ操作と選択・決定されたジャンプモード用のリストとの対応づけが行われる。
図16は、このようなジャンプ用リストの選択設定に基づき、実際にグループジャンプ操作に応じて行われるグループジャンプ動作時に対応して行われるべき処理動作について示している。
なおこの図16では、既に何らかのトラックが再生されている状態にあるとする。
図16において、先ずステップS201、ステップS202によっては、+方向ジャンプ操作と−方向ジャンプ操作の何れかを待機する処理が行われる。
ステップS201において、上記+方向ジャンプ操作として、アルバム位置でのFF操作が行われたとした場合は、ステップS203において、当該ジャンプ操作が長押し操作であるか否かについて判別処理を行う。つまり、アルバム位置でのFF操作が所定時間以上継続して行われているか否かについて判別処理を行う。
ステップS203において、上記FF操作が上記所定時間を経過せずに終了し、長押し操作ではないとして否定結果が得られた場合は、ステップS204に進み、ジャンプ動作用として決定したリスト上の+方向に隣接するグループの1曲目を再生するための処理を実行する。
すなわち、先の図15のステップS104にて決定したリストについて、そのリスト上で再生中のトラックの属するグループの次に配列されるグループ下において、先頭に位置するトラック名の情報が対応づけられたトラックが再生されるように制御を行う。
これによって+方向のグループジャンプ動作が実行されたことになる。
なお、確認のために述べておくと、ここで言うグループとは、先に説明した各リストごとに設定されるジャンプ対象として設定されたグループを言うものであり、具体的にアルバムジャンプ用リストが決定されている場合には、リスト上のアルバム単位でのグループとなる。同様に、アーティスト順アルバムジャンプ用リストが決定されている場合も、リスト上のアルバム単位によるグループとなり、またアーティストジャンプ用リストが決定されている場合には、リスト上のアーティスト単位でのグループとなる。
また、先にも説明したように、この場合の各ジャンプ用リストは、コンテンツ管理情報18bにおける各コンテンツIDを、対応づけられる属性情報に基づいてソートしたものとなっている。従ってこの場合、リスト上の特定のトラック名によるトラックを再生させるにあたっては、そのトラック名の情報と対応づけられているコンテンツIDの情報をもとに、再生開始のための制御を行うようにされる。
なお、このことは以下で説明するステップS207、S209、及びS212の処理についても同様である。
また、上記ステップS203において、長押し操作であるとして肯定結果が得られた場合は、ステップS205に進み、決定したリスト上のグループ名を+方向順に順次表示する処理を開始するようにされる。
つまり、決定したリスト上において配列されるグループ名の情報をその配列順に順次選択し、選択したグループ名の情報が順次表示部15上に表示されるように、表示制御部14に対する制御を行う。
具体的に、例えばアルバムジャンプモードとしてアルバムジャンプ用リストが決定されている場合は、アルバムジャンプ用リスト上のアルバム名の情報を配列順に順次選択し、またアーティスト順アルバムジャンプモードとしてアーティスト順アルバムジャンプ用リストが決定されている場合は、アーティスト順アルバムジャンプ用リスト上のアルバム名の情報を配列順に順次選択し、またアーティストジャンプモードとしてアーティストジャンプ用リストが決定されている場合はアーティストジャンプ用リスト上のアーティスト名の情報を配列順に順次選択し、それら選択したアルバム名の情報が順次表示部15上に表示されるように制御を行う。
この場合、リスト上にて選択を開始するグループ名の情報は、例えば再生中のトラックが属するグループの次に配列されるグループ名の情報としている。
続くステップS206では、長押し操作の終了を待機するようにされる。
そして、長押し操作の終了として、継続されていたアルバム位置でのFF操作が終了した場合は、ステップS207において、終了時点で表示していたグループの1曲目を再生するようにされる。すなわち、ステップS205により開始した順次表示処理に伴い、リスト上において長押し操作の終了時点で選択していたグループ名の情報の下層におけるトラック名のうち、先頭に配列されるトラック名の情報が対応づけられたトラックについての再生が開始されるように制御を行う。
これにより、順次表示の中から選択したグループへのジャンプ動作が実現される。
続いて、先のステップS202において、−方向ジャンプ操作としてのアルバム位置でのFR操作が行われたとした場合は、図示するようにしてステップS208に進み、当該ジャンプ操作が長押し操作であるか否かについて判別処理を行う。つまり、アルバム位置でのFR操作が所定時間以上継続して行われているか否かについて判別処理を行う。
ステップS208において、長押し操作ではないとして否定結果が得られた場合は、ステップS209に進み、ジャンプ動作用として決定したリスト上の−方向に隣接するグループの1曲目を再生するための処理を実行する。すなわち、先のステップS104にて決定したリスト上で再生中のトラックの属するグループの前に配列されるグループ下において、先頭に位置するトラック名の情報が対応づけられたトラックが再生されるように制御を行う。
これによって−方向のグループジャンプ動作が実行されたことになる。
また、上記ステップS208において、長押し操作であるとして肯定結果が得られた場合は、ステップS210において、決定したリスト上のグループ名を−方向順に順次表示する処理を開始するようにされる。
つまり、決定したリスト上において配列されるグループ名の情報を、その配列順とは逆順に順次選択し、選択したグループ名の情報が順次表示部15上に表示されるように、表示制御部14に対する制御を行う。
この場合、リスト上にて選択を開始するグループ名の情報は、例えば再生中のトラックが属するグループの前に配列されるグループ名の情報としている。
続くステップS211では、長押し操作の終了を待機するようにされる。そして、長押し操作の終了として、継続されていたアルバム位置でのFR操作が終了した場合は、ステップS212において、この場合も終了時点で表示していたグループの1曲目を再生するようにされる。
これにより、−方向への長押しジャンプ操作に応じても、順次表示の中から選択したグループへのジャンプ動作を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明としてはこれまでに説明した実施の形態に限定されるべきものではない。
例えば、実施の形態では、コンテンツデータがオーディオデータとされる場合を例示したが、コンテンツデータとしては、映画やテレビジョン番組、ビデオプログラム、写真、絵画、図表等を構成する静止画若しくは動画をコンテンツとする映像データ(ビデオデータ)や、電子図書(E-BOOK)、ゲーム、ソフトウエアなどをコンテンツとする任意のデータとすることができる。
また、実施の形態では、ジャンプ用のリストにおけるグループ分けは、アルバム名ごと、アーティスト名ごとに行われる場合のみを例示したが、他にも例えばジャンルごとなど、他の属性情報の内容に基づくグループ分けが行われる場合にも本発明は好適に適用することができる。
また、実施の形態では、ジャンプ用の各種リストを記録再生装置2側で生成し、それらを所要の記録媒体(実施の形態の場合はフラッシュメモリ18)に格納しておくものとしたが、ジャンプ用リストとしてはパーソナルコンピュータ3としての外部装置側で生成し、記録再生装置2側では転送されたリストを自らが備える記録媒体に記録するように構成することも可能である。
また、実施の形態では、グループジャンプ動作として、リスト上の隣接するグループ内の先頭のトラックの再生を開始するものとしたが、先頭のトラックではなく他のトラックの再生を開始するようにもできる。
また、FF操作による−方向へのグループジャンプ操作に応じては、リスト上で再生中のトラックが属するグループの先頭のトラックへの頭出し動作を行うこともできる。
この場合、−方向へのグループジャンプ操作が1度行われてから、所定時間内にさらなる−方向へのグループジャンプ操作が行われたことに応じ、リスト上における再生中のグループの前に配列されるグループへのジャンプ動作を行うようにすることもできる。
また、実施の形態では、ジャンプ用のリストに基づいては、グループ単位でのジャンプ動作のみを行うものとしたが、グループ単位のみではなくトラック単位でのジャンプ(つまり通常のFF/FR)を行うようにすることもできる。
具体的に、その場合は、図12にて説明したようなジャンプモードの選択・決定が行われたことに応じ、決定されたジャンプモードに対応するジャンプ用のリストをアルバム位置でのFF/FR操作に対応づけると共に、さらにニュートラル位置(図6のP2)でのFF/FR操作(通常のFF/FR操作)にも対応づけるようにする。
そして、トラックを再生中、通常のFF操作が行われた場合には、対応づけられたジャンプ用のリスト上で次に隣接する(+方向に隣接する)トラックの再生を行うようにする。これにより、トラックジャンプ動作についても、サーチにより絞られた再生範囲に捕らわれずにジャンプ動作を行うことができるようになる。
なお、通常のFR操作が行われた場合は、再生中のトラックの頭出し(先頭からの再生し直し)を行うようにする。但しこの場合、例えば所定時間内のさらなるFR操作に応じては、対応づけられたジャンプ用リスト上で−方向に隣接するトラックの再生を行う。これによって−方向についても同様に、再生範囲として設定された範囲に捕らわれずにトラックジャンプを行うことができるようになる。
また、実施の形態では、ジャンプ用のリストの決定はユーザ操作に基づき行うものとしたが、装置側が自動で行うようにすることもできる。
例えば、ジャンプ操作に対応づけるジャンプ用のリストの決定は、サーチ内容に応じて自動的に決定することができる。すなわち、例えばサーチが、図7に示したようにアーティスト→アルバム→トラックの順で行われて再生すべきトラックが決定された場合には、ジャンプ操作に対し、アルバム順アーティストジャンプ用リストを対応づける。
また、サーチがアーティスト→トラックの順で行われて(つまり、図7(b)に示した画面で「All Artist」が選択されて表示されたアーティスト順に並べられたすべてのトラックの一覧からトラックが選択されて)再生すべきトラックが決定された場合は、ジャンプ操作に対してアーティストジャンプ用リストを対応づける。
さらに、サーチが図8に示したようにアルバム→トラックの順で行われて再生すべきトラックが決定された場合は、ジャンプ操作に対してアルバムジャンプ用リストを対応づける、といったものである。
なお、このようにジャンプ操作とジャンプ用リストとの対応づけを自動的に行うことは、上述のように通常のFF/FR操作に対してもジャンプ用のリストを対応づける場合にも同様に適用することができる。
また、実施の形態では、再生するコンテンツデータを特定するまでのサーチの経路によって再生範囲が決定される例を示したが、例えば、図12(a)で説明した設定メニューの「Repeat Mode」によって、再生範囲を決定するように構成することもできる。この場合、サーチによるコンテンツデータの選択は、主にコンテンツデータを指定するという機能を果たし、再生範囲の決定という機能は果たさないことになる。
先ず、「Repeat Mode」には、「normal」「Folder」「Repeat All」「Repeat Folder」「Repeat 1 song」「Repeat Shuffle All」「Repeat Shuffle Folder」といったモードの種類がある。それぞれのモードの内容は以下の通りである。
「normal」・・・再生中のトラック以降の全てのトラックを再生し、その後停止。
「Folder」・・・再生中のトラックが含まれるグループ内において、再生中のトラック以降の全てのトラックを再生し、その後停止。
「Repeat All」・・・再生中のトラック以降の全てのトラックを再生し、その後、先頭から最後のトラックまでの再生を繰り返し行う。
「Repeat Folder」・・・再生中のトラックが含まれるグループ内において、再生中のトラック以降の全てのトラックを再生したあと、そのグループ内の先頭から最後のトラックまでの再生を繰り返し行う。
「Repeat 1 song」・・・再生中のトラックについての再生を繰り返し行う。
「Repeat Shuffle All」・・・再生中のトラックを再生したあと、全てのトラックを対象としてトラックの順不同再生(ランダム再生)を繰り返し行う。
「Repeat Shuffle Folder」・・・再生中のトラックを再生したあと、そのトラックが含まれるグループ内の全トラックを対象としてトラックの順不同再生を繰り返し行う。
これら各モードの内容からするに、再生範囲の設定という意味では、上記各種の「Repeat Mode」(「Repeat 1song」は除く)の設定によっては、再生範囲を全てのトラックとするか、グループ内にするかが設定されることになる。
設定メニューの「Repeat Mode」によって再生範囲を決定する場合の手順は以下の通りである。
先ず、図6にて示したSEARCH/MENUキー8bを長押し操作することで、表示部15上に図12(a)に示す設定メニュー画面を表示させる。その後、表示部15に表示されている設定メニューの中から「Repeat Mode」を選択し、上述した複数のモードを表示させた上で、その中から所望のモードを選択する。これによって、再生範囲を、全てのトラック、又はグループ内に設定することができる。
なお、このような「Repeat Mode」による再生範囲の設定を可能とするにあたっては、先の図5中に破線で示されるようにして 例えばメモリ9内にリピートモードプログラム9bを格納するようにしておき、コントローラ6がこのリピートモードプログラム9bに従った処理動作を行うようにすればよい。
つまり、このリピートモードプログラム9bに従った処理動作として、コントローラ6は、先ずは上記設定メニュー画面の表示状態において、「Repeat Mode」が選択・決定されるのを待機する。そして、この「Repeat Mode」が選択・決定された場合は、表示部15上に上述した複数のモードを(文字・アイコンなどにより)表示させる処理を実行し、その後、表示させたそれらのモードのうちの何れかのモードの選択・決定を待機する。そして、モードの選択・決定があった場合は、決定されたモードに応じた再生動作が実行されるように制御処理を行う。
ここで、このようなモード設定に応じた再生時において、再生制御にあたって用いるリストとしては、予めジャンプ動作用として対応づけた(設定した)リストを用いるものとする。従って、「normal」、「Repeat All」、「Repeat Shuffle All」が決定された場合、予め設定したジャンプ用リスト上の全トラックの範囲を再生範囲に設定することになる。また、「Folder」、「Repeat Folder」、「Repeat Shuffle Folder」が決定された場合は、予め設定したジャンプ用リストにおける再生中のトラックが含まれるグループの範囲を再生範囲に設定することになる。
このことを踏まえて、個々のモードが設定された後の具体的な処理内容についてみていく。
先ず、「normal」が決定された場合、コントローラ6は、再生中のトラックの再生が終了した後、設定したジャンプ用リスト上における以降のトラックが順次再生されるように制御を行う。
また、「Repeat All」が決定された場合、設定したジャンプ用リスト上における再生中のトラック以降の全てのトラックが順次再生されるように制御し、その後、そのジャンプ用リストの先頭から最後のトラックまでの再生が繰り返し行われるように制御する。
また、「Repeat Shuffle All」が決定された場合は、再生中のトラックの再生が終了した後、設定したジャンプ用リスト上の全てのトラックを対象としてランダム再生が繰り返し行われるように制御する。
また、「Folder」が決定された場合は、設定したジャンプ用リスト上における再生中のトラックが含まれるグループ内において、再生中のトラック以降の全てのトラックが順時再生されるように制御する。
また、「Repeat Folder」が決定された場合は、設定したジャンプ用リスト上における再生中のトラックが含まれるグループ内において、再生中のトラック以降の全てのトラックが順次再生されるように制御し、その後、そのグループ内の先頭から最後のトラックまでの再生が繰り返し行われるように制御する。
また、「Repeat Shuffle Folder」が決定された場合は、再生中のトラックの再生が終了した後、設定したジャンプ用リスト上におけるそのトラックが含まれるグループ内の全トラックを対象としてランダム再生が行われるように制御する。
ここで、このようにモード設定に応じて再生範囲の設定が行われた場合、通常のFF/FR操作に応じては、設定された再生範囲の中での曲送り/曲戻し動作を行うものとしてもよい。
具体的に、全トラックが再生範囲に設定される上記「normal」「Repeat All」が決定された以降に、FF/FR操作が行われた場合、コントローラ6は、設定したジャンプ用リスト上の全トラックを対象として、その中からFF/FR操作の別に応じたトラックの頭出し再生が行われるように制御を行う。例えば、FF操作に応じては、設定したジャンプ用リスト上における再生中のトラックの次の(+方向に隣接する)トラックの頭出し再生が行われるように制御を行う。また、FR操作に応じては、再生中のトラックの頭出し再生が行われるように制御する。なお、この場合も、先にも述べたような所定時間内のさらなるFR操作に応じては、ジャンプ用リスト上で−方向に隣接するトラックの再生が行われるように制御することができる。
また、再生範囲が全トラックに設定される場合として、「Repeat Shuffle All」が決定された以降のFF/FR操作に応じては、設定したジャンプ用リスト上の全トラックを対象として、その中からランダムに選択したトラックの頭出し再生が行われるように制御を行う。
一方、再生範囲がグループ内に設定される「Folder」「Repeat Folder」が決定された以降のFF/FR操作に応じては、設定したジャンプ用リスト上における再生中のトラックが含まれるグループ内における全トラックを対象として、その中からFF/FR操作の別に応じたトラックの頭出し再生が行われるように制御を行う。この場合、FF/FR操作に応じた具体的な制御内容としては、先に述べた「normal」「Repeat All」と基本的には同様となるが、この場合は再生範囲がグループ内に設定されていることから、例えばFF操作に応じてグループ内の最後のトラックから次のトラックへの送り指示が為された場合は、そのグループにおける最初のトラックの頭出し再生が行われるように制御を行うことになる。また、例えば上述のような所定時間内の複数回のFR操作によって、グループ内の最初のトラックから前のトラックへの戻し指示が為された場合は、そのグループにおける最後のトラックの頭出し再生が行われるように制御を行うことになる。
さらに、再生範囲がグループ内に設定される場合として、「Repeat Shuffle Folder」が決定された以降のFF/FR操作に応じては、設定したジャンプ用リスト上における再生中のトラックが含まれるグループ内における全トラックを対象として、その中からランダムに選択したトラックの頭出し再生が行われるように制御を行う。
以上のようなコントローラ6の制御処理により、通常のFF/FR操作に応じて、設定された再生範囲の中での曲送り/曲戻し動作が行われるようにすることができる。
また、これまでの説明において、グループジャンプ用のリストとしては、検索用(サーチ用)リストとは別途に生成・保持する場合を例示したが、予め検索用リストとしても使用するグループジャンプ用のリストを設定しておき、これをサーチ、グループジャンプ時のどちらにも用いることで、グループジャンプ用のリストを検索用リストとして併用することもできる。
このようにグループジャンプ用のリストとサーチ用のリストとを兼用する場合、コントローラ6は、先の図7、図8にて説明したようなユーザからの操作入力に基づき、兼用とされるリストの中からアルバム、アーティストといったグループを選択し、また選択したグループの中からコンテンツデータを選択すると共に、このように選択したコンテンツデータが再生されるように制御を行うことになる。
なお、確認のために述べておくと、このように検索で用いるリストとジャンプ用で用いるリストとが併用される場合であっても、ジャンプ用で用いられるリストはサーチ用で用いるものとは別途に設定可能であるから、ジャンプ動作の自由度を確保できることに変わりはない。
また、これまでの説明では、記録再生装置2が記録媒体として半導体メモリを内蔵する構成を例示したが、本発明の再生装置としては、例えばCD、DVD、ハードディスク、メモリーカード等、所要の記録媒体に記録されたコンテンツデータについての再生が可能に構成される場合に広く適用可能なものである。
また、これまでの説明では、記録再生装置2の本体に表示デバイスを備える構成としたが、記録再生装置2の表示デバイスとしては例えば有線接続されたリモートコントローラ部に備えられる場合もある。この場合において、記録再生装置2本体側としては、このような外付けの表示デバイスについて同様の表示制御を行うようにすればよい。
実施の形態としての記録再生システムの概要について示す図である。 実施の形態の情報処理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態の情報処理装置にインストールされるコンテンツ管理アプリケーションが有する機能について説明するための図である。 コンテンツ管理情報の構造を概念的に示したデータ構造図である。 実施の形態の再生装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態の再生装置の外観図である。 アーティストサーチを行う際の操作手順について説明するための図として、操作に応じた画面遷移を示した図である。 アルバムサーチを行う際の操作手順について説明するための図として、操作に応じた画面遷移を示した図である。 アルバムジャンプ用リストの構造を概念的に示した図である。 アーティスト順アルバムジャンプ用リストの構造を概念的に示した図である。 アーティストジャンプ用リストの構造を概念的に示した図である。 ジャンプモードの選択設定を行うための操作手順について説明するための図として、操作に応じた画面遷移を示した図である。 アルバムジャンプモードの場合の順次表示動作について説明するための図である。 アーティストジャンプモードの場合の順次表示動作について説明するための図である。 実施の形態としての動作を実現するための処理動作として、ジャンプモードの選択設定時に対応して行われるべき処理動作について示したフローチャートである。 実施の形態としての動作を実現するための処理動作として、ジャンプ動作時に対応して行われるべき処理動作について示したフローチャートである。
符号の説明
1 記録再生システム、2 記録再生装置、3 パーソナルコンピュータ、4 サーバ装置、4a 楽曲情報データベース、5 ネットワーク、6 コントローラ、6a DAC、7 アンプ、8 操作部、8a DISP/FUNCキー、8b SEARCH/MENUキー、8c PLAY/STOPキー、8d シャトルスイッチ、8e VOL+キー、8f VOL−キー、9 メモリ、9a 再生・表示プログラム、9b 更新時処理プログラム、10 第1バス、11 デコーダ、12 システムゲートアレイ、13 第2バス、14 表示制御部、15 表示部、16 USBコントローラ、17 第3バス、18 フラッシュメモリ、18a コンテンツデータ、18b コンテンツ管理情報、18c 各種リスト、21 CPU、22 メモリ部、23 USBインタフェース、24 入力処理部、25 入力部、26 表示処理部、27 ディスプレイ、28 ドライブ制御部、29 メディアドライブ、30 HDD、30a コンテンツ管理アプリケーション、30b コンテンツデータ、30c コンテンツ管理情報、31 通信処理部、32 ネットワークインタフェース、33 オーディオデータ処理部、34 スピーカ、35 圧縮符号化・復号化部、36 バス、100 光ディスク

Claims (23)

  1. 操作部と、
    コンテンツデータを識別するための識別情報と上記コンテンツデータの属性情報とが対応づけられたコンテンツ管理情報と、上記コンテンツ管理情報を上記属性情報に基づいてグループ毎に並べ替えて生成された少なくとも1以上のソートリストとを記憶する記憶部と、
    コンテンツデータを再生する再生部と、
    上記操作部からの所定の操作入力が検知されたときに参照するソートリストを設定すると共に、上記所定の操作入力が検知されたことに応じ、上記設定したソートリスト上の上記グループの配列順序に従って所要のグループを選択する制御部と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 上記制御部は、
    上記選択したグループに含まれるコンテンツデータが上記再生部により再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 上記記憶部は、
    それぞれ異なる複数のソートリストを記憶し、
    上記制御部は、
    上記複数のソートリストの中から1つのソートリストを、上記操作部からの所定の操作入力が検知されたときに参照するソートリストとして設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 上記操作部は、
    第1の位置と第2の位置への移動操作が可能とされ、且つ第1の回転方向と第2の回転方向とに回転操作が可能とされた円筒状操作子を備えており、
    上記所定の操作入力は、上記円筒状操作子が上記第2の位置に位置され且つ上記回転操作が行われたことに応じた操作入力である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 上記制御部はさらに、
    上記操作部からの操作入力に基づきコンテンツデータの再生範囲をグループ単位または全コンテンツに設定すると共に、再生範囲がグループ単位に設定されている場合は、上記設定したソートリスト上における、再生中のコンテンツデータが含まれるグループ内のコンテンツデータが再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  6. 上記制御部はさらに、
    上記操作部からの他の所定の操作入力が検知された場合は、上記設定したソートリスト上の再生中のコンテンツデータが含まれるグループ内におけるコンテンツデータについての頭出し再生が行われるように制御する、
    ことを特徴する請求項5に記載の再生装置。
  7. 上記操作部は、
    第1の位置と第2の位置への移動操作が可能とされ、且つ第1の回転方向と第2の回転方向とに回転操作が可能とされた円筒状操作子を備えており、
    上記他の所定の操作入力は、上記円筒状操作子が上記第1の位置に位置され且つ上記回転操作が行われたことに応じた操作入力である、
    ことを特徴とする請求項6に記載の再生装置。
  8. 上記制御部はさらに、
    上記操作部からの操作入力に基づきコンテンツデータの再生範囲をグループ単位または全コンテンツに設定すると共に、再生範囲が全コンテンツに設定されている場合は、上記設定したソートリスト上のコンテンツデータが再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  9. 上記制御部はさらに、
    上記操作部からの他の所定の操作入力が検知された場合は、上記設定したソートリスト上のコンテンツデータについての頭出し再生が行われるように制御する、
    ことを特徴する請求項8に記載の再生装置。
  10. 上記操作部は、
    第1の位置と第2の位置への移動操作が可能とされ、且つ第1の回転方向と第2の回転方向とに回転操作が可能とされた円筒状操作子を備えており、
    上記他の所定の操作入力は、上記円筒状操作子が上記第1の位置に位置され且つ上記回転操作が行われたことに応じた操作入力である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の再生装置。
  11. 上記制御部はさらに、
    上記操作部からの操作入力に基づき、上記ソートリストの中からグループを選択し、選択したグループの中からコンテンツデータを選択すると共に、選択したコンテンツデータが再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  12. コンテンツデータを識別するための識別情報と上記コンテンツデータの属性情報とが対応づけられたコンテンツ管理情報を上記属性情報に基づいてグループ毎に並べ替えて生成された少なくとも1以上のソートリストのうちから、操作部からの所定の操作入力が検知されたときに参照するソートリストを設定すると共に、上記所定の操作入力が検知されたことに応じ、上記設定したソートリスト上の上記グループの配列順序に従って所要のグループを選択する、
    ことを特徴とするコンテンツ選択方法。
  13. さらに、上記選択したグループに含まれるコンテンツデータが再生されるように制御することを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ選択方法。
  14. 上記ソートリストは複数用意され、
    上記複数のソートリストの中から1つのソートリストを、上記操作部からの所定の操作入力が検知されたときに参照するソートリストとして設定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ選択方法。
  15. 上記操作部は、
    第1の位置と第2の位置への移動操作が可能とされ、且つ第1の回転方向と第2の回転方向とに回転操作が可能とされた円筒状操作子を備えており、
    上記所定の操作入力は、上記円筒状操作子が上記第2の位置に位置され且つ上記回転操作が行われたことに応じた操作入力である、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ選択方法。
  16. さらに、上記操作部からの操作入力に基づきコンテンツデータの再生範囲をグループ単位または全コンテンツに設定すると共に、再生範囲がグループ単位に設定されている場合は、上記設定したソートリスト上における、再生中のコンテンツデータが含まれるグループ内のコンテンツデータが再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ選択方法。
  17. さらに、上記操作部からの他の所定の操作入力が検知された場合は、上記設定したソートリスト上の再生中のコンテンツデータが含まれるグループ内におけるコンテンツデータについての頭出し再生が行われるように制御する、
    ことを特徴する請求項16に記載のコンテンツ選択方法。
  18. 上記操作部は、
    第1の位置と第2の位置への移動操作が可能とされ、且つ第1の回転方向と第2の回転方向とに回転操作が可能とされた円筒状操作子を備えており、
    上記他の所定の操作入力は、上記円筒状操作子が上記第1の位置に位置され且つ上記回転操作が行われたことに応じた操作入力である、
    ことを特徴とする請求項17に記載のコンテンツ選択方法。
  19. さらに、上記操作部からの操作入力に基づきコンテンツデータの再生範囲をグループ単位または全コンテンツに設定すると共に、再生範囲が全コンテンツに設定されている場合は、上記設定したソートリスト上のコンテンツデータが再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ選択方法。
  20. さらに、上記操作部からの他の所定の操作入力が検知された場合は、上記設定したソートリスト上のコンテンツデータについての頭出し再生が行われるように制御する、
    ことを特徴する請求項19に記載のコンテンツ選択方法。
  21. 上記操作部は、
    第1の位置と第2の位置への移動操作が可能とされ、且つ第1の回転方向と第2の回転方向とに回転操作が可能とされた円筒状操作子を備えており、
    上記他の所定の操作入力は、上記円筒状操作子が上記第1の位置に位置され且つ上記回転操作が行われたことに応じた操作入力である、
    ことを特徴とする請求項20に記載のコンテンツ選択方法。
  22. さらに、上記操作部からの操作入力に基づき、上記ソートリストの中からグループを選択し、選択したグループの中からコンテンツデータを選択すると共に、選択したコンテンツデータが再生されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ選択方法。
  23. コンテンツデータを識別するための識別情報と上記コンテンツデータの属性情報とが対応づけられたコンテンツ管理情報を上記属性情報に基づいてグループ毎に並べ替えて生成された少なくとも1以上のソートリストのうちから、操作部からの所定の操作入力が検知されたときに参照するソートリストを設定する設定処理と、
    上記所定の操作入力が検知されたことに応じ、上記設定したソートリスト上の上記グループの配列順序に従って所要のグループを選択する選択処理と、
    をコンピュータに実行させる、コンピュータが読み取り可能なプログラムが記録された記録媒体。
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