JP2007297931A - 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007297931A
JP2007297931A JP2006124775A JP2006124775A JP2007297931A JP 2007297931 A JP2007297931 A JP 2007297931A JP 2006124775 A JP2006124775 A JP 2006124775A JP 2006124775 A JP2006124775 A JP 2006124775A JP 2007297931 A JP2007297931 A JP 2007297931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel ratio
air
bypass
catalytic converter
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006124775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4631790B2 (ja
Inventor
Senki Ri
先基 李
Kenichi Sato
健一 佐藤
Masayoshi Nishizawa
公良 西沢
Takao Inoue
尊雄 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006124775A priority Critical patent/JP4631790B2/ja
Publication of JP2007297931A publication Critical patent/JP2007297931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4631790B2 publication Critical patent/JP4631790B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

【課題】メイン通路とバイパス通路とを切り換える流路切換弁の閉時の漏洩を確実に診断する。
【解決手段】排気浄化装置として、メイン触媒コンバータを下流に備えたメイン通路の一部と並列なバイパス通路に、小型のバイパス触媒コンバータが設けられ、メイン通路を流路切換弁が開閉する。メイン触媒コンバータの上流側およびバイパス触媒コンバータの下流側に、それぞれ酸素センサを備える。流路切換弁の漏洩診断は、閉位置において、空燃比フィードバック制御による空燃比の周期変化を利用して行う。漏洩がなければ、両者の検出信号(細実線)の振幅はいずれも小さく、漏洩があると、漏洩した排気の影響で、メイン上流側空燃比センサの検出信号の振幅が太実線のように大となる。従って、両者の面積差を求め、これから漏洩を判別する。
【選択図】図3

Description

この発明は、冷間始動直後に、排気系の比較的上流に触媒コンバータを備えたバイパス通路側に流路切換弁により排気を案内するようにした排気浄化装置に関し、特に、その流路切換弁の漏洩を診断する故障診断装置に関する。
従来から知られているように、車両の床下などの排気系の比較的下流側にメイン触媒コンバータを配置した構成では、内燃機関の冷間始動後、触媒コンバータの温度が上昇して活性化するまでの間、十分な排気浄化作用を期待することができない。また一方、触媒コンバータを排気系の上流側つまり内燃機関側に近付けるほど、触媒の熱劣化による耐久性低下が問題となる。
そのため、特許文献1や特許文献2に開示されているように、メイン触媒コンバータを備えたメイン流路の上流側部分と並列にバイパス流路を設けるとともに、このバイパス流路に、別のバイパス触媒コンバータを介装し、両者を切り換える切換弁によって、冷間始動直後は、バイパス流路側に排気を案内するようにした排気装置が、従来から提案されている。この構成では、バイパス触媒コンバータは排気系の中でメイン触媒コンバータよりも相対的に上流側に位置しており、相対的に早期に活性化するので、より早い段階から排気浄化を開始することができる。
また特許文献3には、上記のように流路を切り換えるための切換弁における排気の漏洩の有無を診断する故障診断装置が開示されている。この装置は、空燃比フィードバック制御の実行中に、バイパス流路におけるバイパス触媒コンバータ下流側の空燃比の変動周波数と、メイン流路とバイパス流路との合流点より下流側の空燃比の変動周波数と、の比を求め、この比が大きいときに、漏洩と診断している。
特開平5−321644号公報 特開2005−188374号公報 特開平9−209744号公報
しかしながら、上記のように空燃比フィードバック制御中の変動周波数の比から漏洩診断を行う従来の故障診断装置では、リッチ,リーンの反転を少なくとも複数回繰り返すだけの診断時間が必要であり、実際の運転中の診断の機会がそれだけ少なくなる、という問題がある。
この発明は、メイン触媒コンバータを下流側に備えたメイン通路の上流側部分と並列にバイパス通路が設けられるとともに、このバイパス通路にバイパス触媒コンバータを備え、かつ上記メイン通路の上記上流側部分に該メイン通路を閉塞する流路切換弁を備えてなる内燃機関の排気浄化装置において、上記バイパス通路のバイパス触媒コンバータ下流側の排気空燃比を検出する第1空燃比検出手段と、上記バイパス通路の下流端が上記メイン通路に合流する合流点よりも下流側で、かつ上記メイン通路のメイン触媒コンバータ上流側の排気空燃比を検出する第2空燃比検出手段と、上記流路切換弁が閉位置に制御されている状態において、リッチ,リーンに周期的に変化するように内燃機関の空燃比を制御し、両者の検出信号の振幅に基づき、上記流路切換弁の漏洩を診断する診断手段と、を備えていることを特徴としている。
具体的な一つの態様では、上記診断手段は、所定期間における第1空燃比検出手段の検出信号の積分値と第2空燃比検出手段の検出信号の積分値との差に基づいて漏洩を診断する。あるいは、上記診断手段は、両者の検出信号の振幅差の所定期間における積分値に基づいて漏洩を診断する。
すなわち、上記構成の排気浄化装置においては、メイン通路を開閉する流路切換弁が閉位置にあると、内燃機関から排出された排気の全量がバイパス通路側へ流れ、バイパス触媒コンバータを通過する。これに対し流路切換弁が開位置にあると、内燃機関から排出された排気の大部分は、通気抵抗の差により、メイン通路側を流れる。
流路切換弁の漏洩の診断は、流路切換弁を閉位置に制御した状態で、機関空燃比を例えば空燃比フィードバック制御を利用してリッチ,リーンに周期的に変化させることにより行われる。この場合、バイパス触媒コンバータ下流側では、バイパス触媒コンバータの触媒が有する酸素ストレージ能力により、排気空燃比の変化が上流側に比べて相対的に小さくなる。従って、漏洩がなければ、第1空燃比検出手段および第2空燃比検出手段の検出信号は、いずれも振幅が小さく、かつほぼ同じ振幅で変化する。
これに対し、流路切換弁を通した排気の漏洩があると、この漏洩した排気(つまりバイパス触媒コンバータを経由しない排気)の影響により、メイン通路側の第2空燃比検出手段により検出される排気空燃比は、より大きな振幅で変化する。従って、両者の検出信号の差を、例えばそれぞれの所定期間の積分値の差などとして求めることにより、流路切換弁の漏洩の有無やその程度などを診断することができる。このような方法の診断では、リッチ,リーンの反転を複数回繰り返すまで待つ必要がなく、短時間で診断が可能である。
上述した酸素ストレージ能力は、触媒劣化によって影響されるので、上記バイパス触媒コンバータの触媒劣化度合を診断する手段を有し、この触媒劣化度合に応じて、漏洩の診断を修正することが望ましい。
この発明に係る内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置によれば、流路切換弁を通した排気の漏洩を確実に診断することができ、未浄化の排気の外部への流出を未然に防止することができる。特に、診断を通常の空燃比フィードバック制御中に実行することが可能であるとともに、その診断時間が短く、従って、診断の機会を十分に確保することができる。また、診断中も平均的空燃比が理論空燃比もしくはその近傍に維持されるため、排気エミッションの悪化を伴うことがない。
以下、この発明を直列4気筒内燃機関の排気浄化装置に適用した一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この内燃機関の排気装置の配管レイアウトならびに制御システムを模式的に示した説明図であり、始めに、この図1に基づいて、排気装置の構成を説明する。
内燃機関1のシリンダヘッド1aには、直列に配置された♯1気筒〜♯4気筒の各気筒の排気ポート2がそれぞれ側面に向かって開口するように形成されており、この排気ポート2のそれぞれに、メイン通路3が接続されている。♯1気筒〜♯4気筒の4本のメイン通路3は、1本の流路に合流しており、その下流側に、メイン触媒コンバータ4が配置されている。このメイン触媒コンバータ4は、車両の床下に配置される容量の大きなものであって、触媒としては、例えば、三元触媒とHCトラップ触媒とを含んでいる。上記のメイン通路3およびメイン触媒コンバータ4によって、通常の運転時に排気が通流するメイン流路が構成される。また、各気筒からの4本のメイン通路3の合流点には、流路切換手段として各メイン通路3を一斉に開閉する流路切換弁5が設けられている。この流路切換弁5は、適宜なアクチュエータ5aによって開閉駆動される。
一方、バイパス流路として、各気筒のメイン通路3の各々から、該メイン通路3よりも通路断面積の小さなバイパス通路7がそれぞれ分岐している。各バイパス通路7の上流端となる分岐点6は、メイン通路3のできるだけ上流側の位置に設定されている。4本のバイパス通路7は、下流側で1本の流路に合流しており、その合流点の直後に、三元触媒を用いたバイパス触媒コンバータ8が介装されている。このバイパス触媒コンバータ8は、メイン触媒コンバータ4に比べて容量が小さな小型のものであり、望ましくは、低温活性に優れた触媒が用いられる。バイパス触媒コンバータ8の出口側から延びるバイパス通路7の下流端は、メイン通路3におけるメイン触媒コンバータ4上流側でかつ流路切換弁5よりも下流側の合流点9において該メイン通路3に接続されている。
ここで、メイン触媒コンバータ4の入口部ならびに出口部には、それぞれメイン上流側空燃比センサ10およびメイン下流側空燃比センサ11が配置されており、バイパス触媒コンバータ8の入口部ならびに出口部には、それぞれバイパス上流側空燃比センサ12およびバイパス下流側空燃比センサ13が配置されている。メイン上流側空燃比センサ10およびメイン下流側空燃比センサ11は、メイン触媒コンバータ4の活性後に公知の空燃比フィードバック制御を行うためのものであり、基本的に上流側空燃比センサ10によって機関空燃比(燃料噴射量)が制御され、その制御特性のばらつきの補正などのために下流側空燃比センサ11の出力信号が利用される。同様に、バイパス上流側空燃比センサ12およびバイパス下流側空燃比センサ13は、バイパス触媒コンバータ8を用いる際に公知の空燃比フィードバック制御を行うためのものであり、基本的に上流側空燃比センサ12によって機関空燃比(燃料噴射量)が制御され、その制御特性のばらつきの補正などのために下流側空燃比センサ13の出力信号が利用される。これらの空燃比センサ10〜13としては、排気空燃比に応じたほぼリニアな出力特性を有するいわゆる広域型空燃比センサ、あるいはリッチ,リーンの2値的な出力特性を有する酸素センサ、のいずれであってもよいが、本実施例では、全ての空燃比センサ10〜13が、部品コストなどの点から酸素センサから構成されている。なお、上記バイパス下流側空燃比センサ13は「第1空燃比検出手段」に相当し、上記メイン上流側空燃比センサ10は「第2空燃比検出手段」に相当する。そして、バイパス上流側空燃比センサ12が「第3空燃比検出手段」に相当する。
また内燃機関1は、点火プラグ21を備え、その吸気通路22には、燃料噴射弁23が配置されている。さらに、吸気通路22の上流側に、モータ等のアクチュエータによって開閉駆動される所謂電子制御型スロットル弁24が配置されているとともに、吸入空気量を検出するエアフロメータ25がエアクリーナ26下流に設けられている。
内燃機関1の種々の制御パラメータ、例えば、上記燃料噴射弁23による燃料噴射量、点火プラグ21による点火時期、スロットル弁24の開度、流路切換弁5の開閉状態、などは、エンジンコントロールユニット27によって制御される。このエンジンコントロールユニット27には、上述したセンサ類のほか、冷却水温センサ28、運転者により操作されるアクセルペダルの開度(踏込量)を検出するアクセル開度センサ29、などの種々のセンサ類の検出信号が入力されている。そして、上記流路切換弁5の漏洩の診断が上記エンジンコントロールユニット27によって適宜に実行される。
このような構成においては、冷間始動後の機関温度ないしは排気温度が低い段階では、アクチュエータ5aを介して流路切換弁5が閉じられ、メイン通路3が遮断される。そのため、各気筒から吐出された排気は、その全量が分岐点6からバイパス通路7を通してバイパス触媒コンバータ8へと流れる。バイパス触媒コンバータ8は、排気系の上流側つまり排気ポート2に近い位置にあり、かつ小型のものであるので、速やかに活性化し、早期に排気浄化が開始される。
一方、機関の暖機が進行して、機関温度ないしは排気温度が十分に高くなったら、メイン触媒コンバータ4の触媒が活性したとみなし、流路切換弁5が開放される。これにより、各気筒から吐出された排気は、主に、メイン通路3からメイン触媒コンバータ4を通過する。このときバイパス通路7側は特に遮断されていないが、バイパス通路7側の方がメイン通路3側よりも通路断面積が小さく、かつバイパス触媒コンバータ8が介在しているので、両者の通路抵抗の差により、排気流の大部分はメイン通路3側を通り、バイパス通路7側には殆ど流れない。従って、バイパス触媒コンバータ8の熱劣化は十分に抑制される。
次に、上記流路切換弁5の漏洩の診断について説明する。図2は、診断処理の流れを示すフローチャートであり、この漏洩診断は、冷間始動後に流路切換弁5が閉じられていて、かつバイパス上流側空燃比センサ12を用いた空燃比フィードバック制御が開始された後(バイパス触媒コンバータ8の活性後)に実行される。バイパス触媒コンバータ8は上述のように速やかに活性化するので、始動後、短時間で空燃比フィードバック制御が開始される。なお、暖機完了後(メイン触媒コンバータ4の活性後)に一時的に流路切換弁5を閉じて診断を行うことも可能である。まずステップ1で、空燃比フィードバック制御中であるか否かを判定し、空燃比フィードバック制御中でなければ診断は行わない。ステップ2では、負荷が所定値よりも小さいか判定する。所定値以上の高負荷域では、診断は行わない。ステップ3で、ある微小な所定期間内におけるバイパス下流側空燃比センサ13およびメイン上流側空燃比センサ10の検出信号(出力電圧)を読み込み、これらに基づき、ステップ4で、診断パラメータPを求める。具体的には、所定期間におけるバイパス下流側空燃比センサ13の出力電圧の積分値SV1とメイン上流側空燃比センサ10の出力電圧の積分値SV2とをそれぞれ求め、かつ両者の差(SV2−SV1)を診断パラメータPとする。上記所定期間としては、例えば、空燃比フィードバック制御によるリッチ,リーンの反転周期の1/2以下で足りる。そして、ステップ5で、上記の診断パラメータPを所定の判定基準値Lと比較する。診断パラメータPが判定基準値Lよりも大であれば、漏洩があると判定し、例えば図示せぬ警告灯を点灯する(ステップ6)。なお、上記の判定基準値Lは、公知の手法により検出される触媒劣化度合に応じて補正することが望ましい。
図3は、空燃比フィードバック制御中における各センサの検出信号を対比して示すタイムチャートであって、公知の空燃比フィードバック制御により、排気空燃比が理論空燃比に収束するように燃料噴射量が周期的に増減変化し、機関空燃比がリッチ,リーンに周期的に変化するが、バイパス上流側空燃比センサ12は、この機関から排出された排気の影響を直接に受けるので、図の破線で示すように、機関空燃比の変化をそのまま反映した出力信号が得られる。つまり、図示するバイパス上流側空燃比センサ12の検出信号の変化は、機関空燃比の変化にほぼ対応している。
このようなバイパス上流側空燃比センサ12の検出信号の周期変化に対し、バイパス触媒コンバータ8通過後の排気ガスを受けるバイパス下流側空燃比センサ13の検出信号は、細実線で示すように、バイパス触媒コンバータ8の触媒の酸素ストレージ能力により、より振幅の小さな変化を示す。つまり、排気空燃比がリーンとなったときに酸素が吸収され、排気空燃比がリッチとなったときに酸素が放出されるので、排気空燃比がリッチ,リーンに周期変化しても、バイパス触媒コンバータ8下流では、排気空燃比が理論空燃比近傍に維持され、その変化が小さくなるのである。そして、流路切換弁5における漏洩がなければ、メイン上流側空燃比センサ10の検出信号も全く同様に変化する。
上述した所定期間における出力電圧の積分値SV1,SV2は、図3においてそれぞれの面積として示されるものであり、上記診断パラメータPは、両者の面積差に相当する。従って、漏洩がない場合には、上記診断パラメータPは、非常に小さな値となる。
一方、流路切換弁5の弁体のシール不良等により該流路切換弁5を通した排気の漏洩がある場合には、バイパス触媒コンバータ8を通らずに一部の排気がメイン上流側空燃比センサ10に達するので、太実線で示すように、メイン上流側空燃比センサ10の検出信号の振幅は、漏洩がない場合よりも大きくなる。従って、メイン上流側空燃比センサ10の検出信号とバイパス上流側空燃比センサ12の検出信号との面積差に相当する診断パラメータPは、漏洩に伴って増加する。
なお、当業者には容易に理解できるように、理論空燃比に相当する出力レベルV0を中心としてリーン側(図の下側)では、大小関係が反転するので、この範囲に診断期間を設定する場合には、面積差が正の値となるように、適宜に正負を反転させる必要がある。あるいは、それぞれの出力電圧の差の絶対値を積分して、面積差に相当する診断パラメータPを算出することも可能である。
このような本発明の診断手法によれば、空燃比フィードバック制御中に漏洩診断が可能であるとともに、例えば空燃比フィードバック制御によるリッチ,リーンの反転周期の1/2以下の短い診断時間でもって漏洩診断が完了するので、診断の機会を十分に確保することができる。また、診断中も平均的空燃比が理論空燃比もしくはその近傍に維持されるため、排気エミッションの悪化を伴うことがない。
この発明に係る内燃機関の構成を示す構成説明図。 漏洩診断の処理の流れを示すフローチャート。 漏洩診断の際の各センサの検出信号の一例を示すタイムチャート。
符号の説明
3…メイン通路
4…メイン触媒コンバータ
5…流路切換弁
6…分岐点
7…バイパス通路
8…バイパス触媒コンバータ
9…合流点
10…メイン上流側空燃比センサ
11…メイン下流側空燃比センサ
12…バイパス上流側空燃比センサ
13…バイパス下流側空燃比センサ
27…エンジンコントロールユニット

Claims (6)

  1. メイン触媒コンバータを下流側に備えたメイン通路の上流側部分と並列にバイパス通路が設けられるとともに、このバイパス通路にバイパス触媒コンバータを備え、かつ上記メイン通路の上記上流側部分に該メイン通路を閉塞する流路切換弁を備えてなる内燃機関の排気浄化装置において、上記バイパス通路のバイパス触媒コンバータ下流側の排気空燃比を検出する第1空燃比検出手段と、上記バイパス通路の下流端が上記メイン通路に合流する合流点よりも下流側で、かつ上記メイン通路のメイン触媒コンバータ上流側の排気空燃比を検出する第2空燃比検出手段と、上記流路切換弁が閉位置に制御されている状態において、リッチ,リーンに周期的に変化するように内燃機関の空燃比を制御し、両者の検出信号の振幅に基づき、上記流路切換弁の漏洩を診断する診断手段と、を備えていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置。
  2. 上記診断手段は、所定期間における第1空燃比検出手段の検出信号の積分値と第2空燃比検出手段の検出信号の積分値との差に基づいて漏洩を診断することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置。
  3. 上記診断手段は、両者の検出信号の振幅差の所定期間における積分値に基づいて漏洩を診断することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置。
  4. 上記バイパス通路のバイパス触媒コンバータ上流側の排気空燃比を検出する第3空燃比検出手段をさらに備え、該第3空燃比検出手段を用いた空燃比フィードバック制御による機関空燃比の周期的な変化を利用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置。
  5. 上記バイパス触媒コンバータの触媒劣化度合を診断する手段を有し、この触媒劣化度合に応じて、漏洩の診断を修正することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置。
  6. 上記第1空燃比検出手段および第2空燃比検出手段は、それぞれ酸素センサからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置。
JP2006124775A 2006-04-28 2006-04-28 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置 Expired - Fee Related JP4631790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006124775A JP4631790B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006124775A JP4631790B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007297931A true JP2007297931A (ja) 2007-11-15
JP4631790B2 JP4631790B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=38767637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006124775A Expired - Fee Related JP4631790B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4631790B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010024834A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP2010025036A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP2010037976A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nissan Motor Co Ltd 空燃比センサの切替制御装置
CN108398939A (zh) * 2018-03-01 2018-08-14 西北工业大学 一种基于ds证据理论的故障诊断方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0941948A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化判別装置
JPH09209744A (ja) * 1996-01-29 1997-08-12 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置における故障診断装置
JP2000008838A (ja) * 1998-06-17 2000-01-11 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関におけるhc吸着剤の劣化診断装置および劣化診断方法
JP2000328930A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの触媒劣化診断装置
JP2004092432A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0941948A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化判別装置
JPH09209744A (ja) * 1996-01-29 1997-08-12 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置における故障診断装置
JP2000008838A (ja) * 1998-06-17 2000-01-11 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関におけるhc吸着剤の劣化診断装置および劣化診断方法
JP2000328930A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの触媒劣化診断装置
JP2004092432A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010024834A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP2010025036A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP2010037976A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nissan Motor Co Ltd 空燃比センサの切替制御装置
CN108398939A (zh) * 2018-03-01 2018-08-14 西北工业大学 一种基于ds证据理论的故障诊断方法
CN108398939B (zh) * 2018-03-01 2020-01-10 西北工业大学 一种基于ds证据理论的故障诊断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4631790B2 (ja) 2011-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100905811B1 (ko) 내연 기관의 배기 정화 장치의 고장 진단 장치
JP3151368B2 (ja) 内燃機関用排気ガス浄化装置の診断装置
JP3759578B2 (ja) 排出ガス浄化用触媒の劣化検出装置
KR100406894B1 (ko) 내연기관의배기가스제어용의촉매컨버터의진단장치및진단방법
JPH04238241A (ja) 内燃機関の自己診断装置
JP4779730B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP4631790B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
US8041501B2 (en) Method and system for monitoring an active hydrocarbon adsorber
JP4716189B2 (ja) 排気ガス切替弁の故障診断装置
JP3988073B2 (ja) 排出ガスセンサの異常診断装置
JP4631759B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP5315824B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP4702124B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JP4716191B2 (ja) 排気ガス浄化システムの故障診断装置
JP2505522B2 (ja) 内燃機関の二次空気導入装置
JP3975436B2 (ja) 排出ガスセンサの異常診断装置
JP4737012B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断方法及び故障診断装置
JP4719129B2 (ja) 排気ガス浄化システムの故障診断装置
JP5024215B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置
JPH06159044A (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP2009209840A (ja) エンジンの排気浄化装置
JP5272512B2 (ja) 排気バイパス弁の故障診断装置及び故障診断方法
JPH0913958A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP5012710B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2010116878A (ja) 内燃機関の排気浄化装置の故障診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090225

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees