JP2007296951A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリング装置は、互いに軸方向X1に相対摺動可能に嵌合されたアウターチューブ19とインナーチューブ20とを含むステアリングコラム6を備える。インナーチューブ20には、軸受23およびアッパーシャフト10を介して操舵部材3が連結されている。インナーチューブ20とアウターチューブ19との嵌合部分26には、アウターチューブ19を取り囲む環状部材27が配置されている。アウターチューブ19の外周31に形成された雄ねじ34に環状部材27の内周36に設けられた雌ねじ35をねじ込むことにより、アウターチューブ19を縮径させて両チューブを締結することができる。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1には、上記ステアリングシャフトと電動モータとが同軸上に配置されたステアリング装置が開示されている。
また、特許文献1記載のステアリング装置では、電動モータの出力を増幅せずにステアリングシャフトに伝達するため、高出力で体格の大きい電動モータが必要である。したがって、テレスコ機構を付加するためのスペースを確保することがさらに困難になる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係るステアリング装置1の概略構成を模式的に示す部分断面図である。また、図2は、図1におけるステアリング装置1の部分拡大図であり、図3は、図2においてインナーチューブ20とアウターチューブ19との締結が解除された状態を示す図である。また、図4は、図2におけるステアリング装置1のIV−IV線に沿う断面図である。
中間シャフト11は、上記嵌合孔12に嵌合する嵌合軸13と、出力軸8に連結された連結部14とを有している。嵌合軸13および嵌合孔12は、例えばセレーションを用いて互いに嵌合されている。これにより、アッパーシャフト10および中間シャフト11は、軸方向X1に相対摺動可能に且つ一体回転可能に連結されている。
これにより、インナーチューブ20とアッパーシャフト10とは、軸受23を介して相対回転可能に且つ軸方向X1に一体移動可能に連結されている。また、上述のように、インナーチューブ20とアウターチューブ19とは軸方向X1に相対摺動可能に嵌合されており、アッパーシャフト10と中間シャフト11とは軸方向X1に相対摺動可能に嵌合されている。したがって、操舵部材3、アッパーシャフト10およびアッパーチューブとしてのインナーチューブ20を軸方向X1に一体的に移動させ、運転者に合わせて操舵部材3の位置を変更することが可能である。
環状部材27は、図4に示すように、上記嵌合部分26に対応するアウターチューブ19の外周31を取り囲んでいる。また、環状部材27には、環状部材27の径方向外方に突出するレバー32が備えられている。したがって、レバー32を回転させることにより、環状部材27をアウターチューブ19に対して相対回転させることができる。レバー32は環状部材27に固定されていてもよいし、環状部材27の軸方向と平行になるように姿勢変化可能に環状部材27に連結されていてもよい。
再び図1を参照して、嵌合部分26に対応するアウターチューブ19の外周31には、雄ねじ34が形成されている。また、環状部材27の内周36には、上記雄ねじ34に対応する雌ねじ35が設けられている。上記雄ねじ34および雌ねじ35によってアウターチューブ19を縮径させるための縮径機構が構成されている。
したがって、図2に示すように、環状部材27をアウターチューブ19にねじ込んで、環状部材27を軸方向X1下方に移動させることにより、環状部材27によって締め付けられたアウターチューブ19が弾性的に縮径され、アウターチューブ19によってインナーチューブ20が締め付けられる。これにより、アウターチューブ19とインナーチューブ20とが締結され、操舵部材3の位置が固定される。
図1を参照して、本実施形態で用いられる電動モータ2は、ダイレクトドライブブラシレスモータであり、出力軸8に固定されたロータ37と、上記ロータ37を取り囲むステータ38と、ステータ38が内部に収容され且つ固定されたモータハウジング39とを有している。
モータハウジング39は、アウターチューブ19の端部に固定されている。また、出力軸8はモータハウジング39を挿通しており、出力軸8は一対の軸受40,41を介してモータハウジング39に回転自在に支持されている。
例えば、図5に示すように、アウターチューブ19の外周31の一部および環状部材27の内周36を円錐テーパ状にし、例えばシリンダやモータ等の駆動機構45を用いて環状部材27を軸方向X1に移動させ、アウターチューブ19を縮径または縮径解除させてもよい。
Claims (3)
- 互いに軸方向に相対摺動可能に嵌合されたアウターチューブとインナーチューブとを含み、ステアリングシャフトを回転自在に支持するハウジングと、
両チューブの嵌合部分に対応するアウターチューブの外周を取り囲み軸方向に移動可能な環状部材と、
両チューブを締結または締結解除するために、環状部材の軸方向の移動に応じてアウターチューブを縮径また縮径解除させる縮径機構とを備え、
縮径機構によってアウターチューブの縮径が解除された状態で、両チューブを軸方向に相対移動させることにより、ステアリングホイールの位置が変更可能であることを特徴とするステアリング装置。 - 請求項1において、上記縮径機構はテーパねじ機構を含み、テーパねじ機構は、アウターチューブの外周に形成された雄ねじと、環状部材の内周に設けられた雌ねじとを含むことを特徴とするステアリング装置。
- 請求項1または2において、ステアリングシャフトと同軸上に配置された操舵補助用の電動モータを備えることを特徴とするステアリング装置。
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JP2006126097A Pending JP2007296951A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | ステアリング装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-04-28 JP JP2006126097A patent/JP2007296951A/ja active Pending
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