JP2007296420A - 気液混合装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】気液混合装置は、気体と液体とが混合された気液混合体が生成される空間1を有する混合器100を備えている。空間1には、液体11を導くように液体導入口2が設けられている。また、混合器100には、気液混合体13を空間から吐出する吐出口3が設けられている。混合器100には、気体12を空間へ導く気体導入管5が設けられている。気体導入管5は、内壁構成部材6として、フッ素樹脂材料を含んでいる。気体導入管5の内径がdであり、液体と気体との圧力差がΔpであり、液体の表面張力がγLであり、気体導入管5の内壁面と液体11との接触角がθであるとすると、Δp×d+4×γL×cosθ≦0という関係が成立する。
【選択図】図1
Description
(実施の形態1)
まず、図1〜図4を用いて、実施の形態1の気液混合装置10を説明する。
本実施の形態においては、液体11と気体12との圧力差がΔpであり、液体11の表面張力がγLであり、気体導入管5の内径がdであり、気体導入管5の内壁面と液体11との接触角がθであり、液面の変位がhであり、液体の密度がρであり、重力加速度がgであり、円周率がπであるものとする。なお、液面の変位hにおいては、気体12側へ進む向きが正の向きであるものとする。
重力に起因する力57=π×(d/2)2×h×ρ×g、
圧力差Δpに起因する力58=Δp×π×(d/2)2、および
液体11の表面張力に起因する力59=π×d×γL×cosθ
の3つからなる。
π×(d/2)2×h×ρ×g=Δp×π×(d/2)2+π×d×γL×cosθ
という関係式が成り立つ。
h=[Δp×d+4×γL×cosθ]/[d×ρ×g]
という式が得られる。
Δp×d+4×γL×cosθ≦0
という関係式が得られる。
が得られる。
本実施の形態の気液混合装置においては、実施の形態1の気液混合装置と同一の機能を果たす部位には同一の参照符号が付されており、特に必要が無い限り、その説明は繰り返さない。
また、気体12は、吸引力によって空間1へ導かれてもよいが、押圧力によって空間1へ押し込まれてもよい。
本実施の形態の気液混合装置においては、実施の形態1および2の気液混合装置と同一の機能を果たす部位には同一の参照符号が付されており、特に必要が無い限り、その説明は繰り返さない。
本実施の形態の気液混合装置10は、実施の形態1の気液混合装置10と同様に、混合器100、気体導入口4、液体導入口2、および吐出口3を備えている。ただし、本実施の形態の気液混合装置においては、気体導入管5内に内壁構成部材6としての多孔質体が設けられ、多孔質体の孔が気体導入経路として機能する。
Claims (12)
- 気体と液体とが混合された気液混合体が生成される空間と、
前記空間へ前記液体を導くように設けられた液体導入口と、
前記気液混合体を前記空間から吐出するように設けられた吐出口と、
前記空間へ前記気体を導くように設けられた気体導入管とを備え、
前記気体導入管の内径がdであり、前記液体と前記気体との圧力差がΔpであり、前記液体の表面張力がγLであり、前記気体導入管の内壁面と前記液体との接触角がθであるとすると、Δp×d+4×γL×cosθ≦0という関係が成立する、気液混合装置。 - 前記気体導入管のうち少なくとも内壁面は、フッ素樹脂材料で形成されている、請求項1に記載の気液混合装置。
- 前記気体導入管の全体が、前記フッ素樹脂材料で形成されている、請求項1に記載の気液混合装置。
- 前記気体導入管の内壁面のみが、フッ素樹脂材料で形成されている、請求項1に記載の気液混合装置。
- 前記気体導入管の表面上には、前記フッ素樹脂材料によって皮膜処理が施されている、請求項1に記載の気液混合装置。
- 気体と液体とが混合された気液混合体が生成される空間と、
前記空間へ前記液体を導くように設けられた液体導入口と、
前記気液混合体を前記空間から吐出するように設けられた吐出口と、
前記空間へ前記気体を導くように設けられた多孔質体とを備え、
前記多孔質体の孔の内径がdであり、前記液体と前記気体との圧力差がΔpであり、前記液体の表面張力がγLであり、前記多孔質体の孔の内壁面と前記液体との接触角がθであるとすると、Δp×d+4×γL×cosθ≦0という関係が成立する、気液混合装置。 - 前記多孔質体のうち少なくとも孔の内壁面が、フッ素樹脂材料で形成されている、請求項6に記載の気液混合装置。
- 前記多孔質体は、前記フッ素樹脂材料で形成されている、請求項7に記載の気液混合装置。
- 前記多孔質体の孔の内壁面上には、前記フッ素樹脂材料によって皮膜処理が施されている、請求項7に記載の気液混合装置。
- 前記気体が微細気泡として前記液体中へ供給されることによって、前記気体と前記液体とが混合して、前記気体が前記液体中に溶解する、請求項1〜9のいずれかに記載の気液混合装置。
- 前記空間はベンチュリ管によって構成され、
前記微細気泡は、前記ベンチュリ管を通過する液体中において発生する、請求項10に記載の気液混合装置。 - 前記空間は、旋回流を生じさせ得るような形状に構成されており、
前記液体導入口は、前記空間内において旋回流を生じさせ得るような位置に設けられており、
前記微細気泡は、前記旋回流の中心部に形成される負圧部で発生する、請求項10に記載の気液混合装置。
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