JP2007293801A - 表編集装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コピー/ペースト時の操作性を向上させることである。
【解決手段】本発明に係る表編集装置1によれば、入力属性情報設定画面からペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可するデータ属性が設定されると、当該入力属性情報設定画面からの設定内容に基づいて入力属性情報が生成され、記憶装置15に記憶される。入力装置12を介して、コピー元のブロックの指定及びコピー実行指示が入力されると、コピー元情報が生成され、ペースト先の指定及びペースト実行指示が入力されると、記憶装置15に記憶された入力属性情報が読み出され、ペースト先に指定されたブロックに対応する入力属性情報が存在する場合に、当該入力属性情報及びコピー元情報に基づいてペーストが実行される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コピー元の表データをコピーして、ペースト先の表データにペーストする表編集装置及びプログラムに関する。
従来、多くのソフトウエアにおいて、ユーザが所望のデータを指定してコピーし、次いで、ペースト先を指定すると、コピーしたデータをペースト先にペーストする機能が搭載されている。
このコピー/ペースト機能に関する技術として、例えば、特許文献1には、データの供給側であるコピー元のソフトウエアアプリケーションとデータの消費側であるペースト先のソフトウエアアプリケーションが異なる場合に、ペーストされるデータのデータ構造及び書式設定がペースト前のデータに適用されていた状態で維持されるようにペースト機能を拡張する方法が記載されている。
特開2004−265402号公報
ところで、表を編集するための表編集(表計算)ソフトウエアアプリケーション(以下、表編集ソフトウエアという。)においては、ユーザが所望のデータを指定してコピーし、次いで、ペースト先を指定すると、コピー元セルのデータのうち、値のみでなく、書式設定を始めとする全てのデータ属性のデータがペースト先にペーストされる。コピー元セルのデータを構成する全てのデータ属性をペースト先に反映させるのではない場合、例えば、表編集ソフトウエアにおいて、図14に示すB2:D5の範囲の表をコピーして図15のB4:D7の範囲を指定してペーストし、図16に示す請求書を作成するような場合には、ユーザがペースト操作時に、併せてコピー元セルのデータを構成する複数のデータ属性のうち、ペースト先に反映させるデータ属性を指定する操作が必要となる。また、上述の特許文献1においてペースト拡張機能を利用する場合も、ペースト先に反映させるペースト拡張機能を特許文献1の図3に示すようなインターフェースでペースト時に指定する操作が必要となる。更に、コピー元のセルが1つのブロックにまとまっていても、ペースト先に反映させたいデータ属性の組み合わせが異なる場合には、ユーザは、ペースト先に反映させるデータ属性の組み合わせ毎にコピー元をブロックに分割し、ブロック毎にコピー元の指定、コピーの指示、ペースト先の指定、ペーストするデータ属性の選択の操作を繰り返さなければならず、煩雑である。
また、例えば、図26に示すコピー元の表データのうち、E列に「新製品のお知らせ」という文字が含まれている行のデータのみをペースト先にペーストしたい場合においては、ユーザがいちいち各行のE列の内容を見てペーストの可否を判断し、ペーストを許可する行をいちいち指定してコピーし、ペースト先にペーストする操作を行わなければならず、煩雑である。
本発明の課題は、コピー/ペースト時の操作性を向上させることである。
本発明は、表データをコピー/ペーストする表編集装置において、ペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可する許可条件を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段と、コピー元の表データをコピーしペースト先の表データにペーストする際に、前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいてペーストを実行するペースト制御手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明は、表データをコピー/ペーストする表編集装置において、コピー元の表データのブロック毎に、コピーを許可する許可条件を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいて、コピー元の表データをコピーするコピー制御手段と、前記コピー制御手段によりコピーされた表データをペースト先の表データにペーストするペースト制御手段と、 を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、予めペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可する許可条件を設定しておくことができるので、ユーザは、コピー/ペースト時に、コピー元の表データに含まれるデータのうちペースト先へのペーストを許可するデータをいちいち指定してペースト先へペーストする操作を行う必要がなくなり、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、ペースト先の表データの各ブロックに許可するデータのみをペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、本発明によれば、予めコピー元の表データのブロック毎に、コピーを許可する許可条件を設定しておくことができるので、ユーザは、コピー/ペーストをする度に、コピー元の表データに含まれるデータのうちコピーを許可するデータをいちいち指定してコピーを行いペースト先へペーストする操作を行う必要がなくなり、コピー/ペースト時には、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、コピー元の表データのうちコピーを許可するデータのみをコピーしペースト先にペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態における表編集装置1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、表編集装置1は、CPU11、入力装置12、表示装置13、RAM14、表編集ソフトウエア151を記憶した記憶装置15等を備えて構成され、各部はバス16を介して接続されている。
CPU(Central Processing Unit )11は、記憶装置15に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM14内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って表編集装置1の各装置を制御する。また、CPU11は、記憶装置15に記憶されている各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、読み出されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。
入力装置12は、文字/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU11に出力する。
表示装置13は、LCD(Liquid Crystal Display)又はCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU11から入力される各種指示に従って、各種画面を表示する。
RAM(Random Access Memory)14は、CPU11により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に格納するワークエリアを形成する。
記憶装置15は、HDD(Hard Disc Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成され、CPU11で実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各種データ等を記憶する。これらの各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
本実施形態において、記憶装置15は、図1に示すように、表編集ソフトウエア151を記憶している。表編集ソフトウエア151は、列番号と行番号により位置が特定可能なセルが並んで構成されるワークシート(例えば、図15に示すワークシート)において表データを編集するためのソフトウエアであり、後述する入力属性情報設定処理、入力属性情報生成処理、優先順位Nの入力属性情報生成処理、コピー処理、1セル分のコピー元情報生成処理、ペースト処理、ペースト先入力属性情報取得処理及び絶対セル位置へのペースト処理等の、コピー/ペースト動作を実現するための各処理の実行命令を記述した処理プログラムや、これらの処理に必要なデータを含む。なお、表データは、複数のセルに格納されているデータ(セルデータ)により構成される。各セルデータは、更に、複数のデータ属性(例えば、値、数式、塗りつぶし色、文字書式、文字色、罫線、条件書式)により構成されている。また、列番号と行番号により特定されるセル位置を絶対セル位置という。
次に、図2〜図19を参照して、本実施形態の表編集ソフトウエア151の実行時におけるコピー/ペースト動作について説明する。本実施形態においては、ペースト先に対し、コピー元のセルデータが有する複数のデータ属性のうち入力(ペースト)を許可するデータ属性(以下、入力属性という)の設定が可能であり、入力属性が設定されたペースト先に対しユーザが入力装置12を介してペースト操作を行うと、設定により許可されたデータ属性のデータのみをコピー元からペーストするものである。
図2は、CPU11により実行される入力属性情報設定処理を示すフローチャートである。当該処理は、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれる入力属性情報設定処理プログラムの協働により実現される処理であり、表編集ソフトウエア151の動作中にユーザにより入力装置12を介して入力属性の設定が指示された際に実行される処理である。当該処理の実行により、設定手段が実現される。
まず、表示装置13に、入力属性情報設定画面131が表示される(ステップS1)。図3に、入力属性情報設定画面131の一例を示す。入力属性情報設定画面131は、ユーザが入力装置12を介して、ワークシート名(シート名)及び範囲を指定し、指定したワークシートの指定した範囲のセルのブロックに対する入力属性を設定入力するための画面である。図3に示すように、入力属性情報設定画面131には、優先順位の入力欄、設定対象とするシート名の入力欄、設定対象とする範囲(セルのブロックの範囲)の入力欄、入力許可するデータ属性(例えば、値、数式、塗りつぶし色、文字書式、文字色、罫線、条件書式)のチェック欄が設けられており、ユーザは、これらの入力欄、チェック欄に従って、ペースト先とする対象ワークシートのシート名及び範囲の指定、並びに指定したシート名及び範囲に対する入力属性の設定入力を行う。チェック欄は、入力を許可するデータ属性に対応するチェック欄をマウス等の入力装置12によりクリックしてチェックすることにより、入力許可するデータ属性として設定入力することができる。なお、図3は、図14に示す表を図15に示す入力フォームにペーストして図16に示す表を作成する場合の、入力属性情報設定画面131の最適な設定例を示している。
入力装置12を介して入力属性情報設定画面131上から設定内容の入力、即ち、設定対象となるワークシート及び範囲の指定、並びに入力属性のチェックが行われると(ステップS2)、入力属性情報生成処理が実行される(ステップS3)。
図4は、図2のステップS3においてCPU11により実行される入力属性情報生成処理を示すフローチャートである。
入力属性情報生成処理においては、入力属性情報設定画面131から設定入力された内容に基づいて、図5に示す入力属性情報を生成する。
まず、入力属性情報設定画面131を介して入力属性が設定入力されたブロックの数(設定ブロック数M)が取得される(ステップS101)。次いで、カウンタNに1がセットされ(ステップS102)、優先順位Nの入力属性情報生成処理が実行される(ステップS103)。
図6は、図4のステップS103においてCPU11により実行される優先順位Nの入力属性情報生成処理を示すフローチャートである。
優先順位Nの入力属性情報生成処理においては、RAM14に優先順位Nの入力属性情報領域及び属性情報領域が確保され、入力属性情報設定画面131において優先順位Nで設定入力された内容に基づき、RAM14に確保した優先順位Nの入力属性情報領域及び属性情報領域に入力属性情報を構成する各情報を設定することにより、優先順位Nの入力属性情報が生成される。
まず、カウンタnに0がセットされ(ステップS201)、RAM14に確保された優先順位Nの入力属性情報領域に対し、入力属性情報設定画面131において優先順位Nで指定されたシート名がN番目の入力属性情報のシート名として設定され(ステップS202)、次いで、入力属性情報設定画面131において優先順位Nで指定された範囲の開始列の列番号と開始行の行番号、及び終了列の列番号と終了行の行番号がN番目の入力属性情報の開始列、開始行、終了列、終了行として設定される(ステップS203)。
次いで、入力属性情報設定画面131において優先順位Nで入力された入力属性の内容から、n番の属性要素のチェックの有無が判別される(ステップS204)。ここで、各セルのセルデータは複数のデータ属性により構成されており、表編集装置1において、個々のデータ属性(属性要素という。)は、図5に示すように、要素番号により管理されている。属性要素のうち「値」は要素番号0、「数式」は要素番号1、「塗りつぶし色」は要素番号2、「文字書式」は要素番号3、「文字色」は要素番号4、「罫線」は要素番号5、「条件書式」は要素番号6で管理されている。判別の結果、n番の属性要素にチェックが有ると判断されると(ステップS205;YES)、属性情報のうちn番の属性要素のフラグがONに設定される(ステップS206)。判別の結果、n番の属性要素にチェックが無いと判断されると(ステップS205;NO)、属性情報のn番の属性要素のフラグがOFFに設定される(ステップS207)。次いで、カウンタnが1インクリメントされ(ステップS208)、nが属性要素数(最大の属性要素番号。ここでは、6)を超えたか否かが判断される。nが属性要素数を超えていないと判断された場合(ステップS209;NO)、処理はステップS204に戻り、次の属性要素の設定が行われる。nが属性要素数を超えたと判断された場合(ステップS209;YES)、処理は図4のステップS104に移行する。
図4のステップS104においては、カウンタNがインクリメントされ(ステップS104)、カウンタNが設定ブロック数Mを超えていない、即ち、次に入力属性情報を生成すべき対象がある場合(ステップS105;NO)、処理はステップS103に戻り、次の優先順位に関する入力属性情報が生成される。なお、生成が終了した入力属性情報には、図5に示すように、次の優先順位の入力属性情報が設定される入力属性情報領域へのポインタが設定される。カウンタNが設定ブロック数Mを超えた、即ち、次に入力属性情報を生成すべき対象がない場合(ステップS105;YES)、処理は図2のステップS4に移行する。
図2のステップS4においては、生成された入力属性情報が図7に示すファイル形式に変換され、記憶手段としての記憶装置15に記憶され(ステップS4)、本処理は終了する。
次に、コピー処理について説明する。
図8は、CPU11により実行されるコピー処理を示すフローチャートである。当該処理は、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれるコピー処理プログラムの協働により実現される処理であり、表編集ソフトウエア151の動作中にユーザにより入力装置12のコピー操作が行われ、コピー元のワークシート及びセル範囲の指定及びコピー指示が入力された際に実行される処理である。
まず、コピー元として指定されたセルの数Cが算出される(ステップS11)。次いで、カウンタNに1がセットされ(ステップS12)、コピー元として指定されたセルから処理対象のセル(対象セル)が1つずつ順次選択され、1セル分のコピー元情報生成処理が実行される(ステップS13)。
図9は、図8のステップS13においてCPU11により実行される1セル分のコピー元情報生成処理を示すフローチャートである。
1セル分のコピー元情報生成処理においては、RAM14に1セル分のコピー元情報領域及びセルデータ領域が確保され、コピー元として指定されたセルのうち処理対象として選択された対象セルのセルデータに基づいて、RAM14に確保されたコピー元情報領域及びセルデータ領域に、対象セルのセルデータを含むコピー元情報を設定することにより、1セル分のコピー元情報が生成される。
まず、カウンタnに0がセットされ(ステップS301)、コピー元の基点からの対象セルの相対的な列位置と行位置(コピー元の基点のセル位置を列位置0、行位置0としたときの対象セルの位置)が取得され、RAM14に確保されたコピー元情報領域に設定される(ステップS302)。ここで、コピー元の基点は、入力装置12によりコピー元を指定する際に最初に指定されたセルである。
次いで、対象セルのn番の属性要素に関するデータの取得が行われ(ステップS303)、n番目の属性要素に関するデータが存在する場合(ステップS304;YES)、取得されたデータ内容が、当該対象セルに関するコピー元情報におけるn番の属性要素のセルデータとして設定される(ステップS305)。n番の属性要素に関するセルデータが存在しない場合(ステップS304;NO)、当該対象セルに関するコピー元情報におけるn番の属性要素に関するセルデータとして、情報なしを示すデータが設定される(ステップS306)。
次いで、カウンタnが1インクリメントされ(ステップS307)、nが属性要素数(最大の属性要素番号。ここでは、6)を超えたか否かが判断される。nが属性要素数を超えていないと判断された場合(ステップS308;NO)、処理はステップS303に戻り、次の属性要素に関するセルデータの設定が行われる。nが属性要素数を超えたと判断された場合(ステップS308;YES)、処理は図8のステップS14に移行する。
図8のステップS14においては、カウンタNが1インクリメントされ(ステップS14)、Nとセル数Cが比較され、Nがセル数Cを超えていない、即ち、次にコピー元情報を生成すべき対象セルがあると判断された場合(ステップS15;NO)、処理はステップS13に戻り、次の対象セルが選択されて1セル分のコピー元情報生成処理が実行される。なお、生成が終了したコピー元情報には、次の対象セルのコピー元情報が設定されるコピー元情報領域へのポインタが設定される。カウンタNとセル数Cの比較の結果、Nがセル数Cを超えた、即ち、次にコピー元情報を生成すべき対象セルがないと判断された場合(ステップS15;YES)、本処理は終了する。
上記1セル分のコピー元情報生成処理により、RAM14に、コピー元として指定された各セルの各データ属性のセルデータを含むコピー元情報が生成される。図10に、コピー元情報のデータ構造を示す。
次に、ペースト処理について説明する。
図11は、CPU11により実行されるペースト処理を示すフローチャートである。当該処理は、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれるペースト処理プログラムの協働により実現される処理であり、表編集ソフトウエア151の動作中にユーザにより入力装置12のペースト操作が行われ、ペースト先のワークシート及び基点セルの指定及びペースト指示が入力された際に実行される処理である。当該処理の実行によりペースト制御手段が実現される。
まず、コピー処理で生成されたコピー元情報の数Dが取得され(ステップS20)、カウンタNに1がセットされる(ステップS21)。次いで、コピー処理で生成されたコピー元情報のうち、N番目のコピー元情報が選択され、N番目のコピー元情報に含まれる相対セル位置(列位置、行位置)及びペースト先として指定された基点セルの絶対セル位置(列番号及び行番号)に基づいて、当該コピー元情報のペースト先の絶対セル位置が算出される(ステップS22)。そして、ペースト先入力属性情報取得処理が実行される(ステップS23)。
図12は、図11のステップS23においてCPU11により実行されるペースト先入力属性情報取得処理を示すフローチャートである。
まず、記憶装置15に記憶された入力属性情報のRAM14への読み出しが行われる(ステップS401)。記憶装置15に入力属性情報が存在し、RAM14に入力属性情報が読み出された場合(ステップS402;YES)、入力属性情報の優先順位に従って先頭から、ペースト先として指定されたワークシートとシート名が一致し、且つステップS22で算出された絶対セル位置が範囲内にある入力属性情報が検索される(ステップS403)。ペースト先として指定されたシートとシート名が一致し、且つステップS22で算出された絶対セル位置を含む入力属性情報が存在した場合(ステップS404;YES)、該当する入力属性情報がペースト処理に返され(ステップS405)、処理は図11のステップS24に移行する。記憶装置15に入力属性情報が存在しない場合(ステップS402;NO)、或いはペースト先として指定されたワークシートとシート名が一致し且つステップS22で算出された絶対セル位置を含む入力属性情報が存在しなかった場合(ステップS404;NO)、入力属性情報なしを示す情報がペースト処理に返され(ステップS406)、処理は図11のステップS24に移行する。
図11のステップS24においては、ペースト先入力属性情報取得処理から返された情報が絶対セル位置へのペースト処理に渡され、絶対セル位置へのペースト処理が実行される(ステップS24)。
図13は、図11のステップS24においてCPU11により実行される絶対セル位置へのペースト処理を示すフローチャートである。
まず、ペースト処理から入力属性情報が取得されたか否かが判断され、入力属性情報が取得されなかった、即ち、入力属性情報なしを示す情報が取得されたと判断されると(ステップS500;NO)、処理はステップS507に移行し、対象コピー元情報のセルデータが全てステップS22で算出された絶対セル位置のセルにペーストされ(ステップS507)、処理は図11のステップS25に移行する。一方、ペースト処理から入力属性情報が取得されたと判断されると(ステップS500;YES)、カウンタnに0がセットされ(ステップS501)、次いで、ステップS23において取得された入力属性情報のn番の属性要素に関する属性情報のフラグが取得され(ステップS502)、取得されたフラグがOFFである場合(ステップS503;NO)、処理はステップS505に移行する。取得されたフラグがONである場合(ステップS503;YES)、対象コピー元情報のn番の属性要素のセルデータがステップS22で算出された絶対セル位置のセルにペーストされる(ステップS504)。
ステップS505においては、カウンタnが1インクリメントされ(ステップS505)、次いで、nが属性要素数(最大の属性要素番号。ここでは、6)を超えたか否かが判断される。nが属性要素数を超えていないと判断された場合(ステップS506;NO)、処理はステップS502に戻る。nが属性要素数を超えたと判断された場合(ステップS506;YES)、処理は図11のステップS25に移行する。
図11のステップS25においては、カウンタNが1インクリメントされ、カウンタNとコピー元情報数Dが比較され、比較の結果、Nがコピー元情報数Dを超えていない、即ち、次にペースト処理を行うべきコピー元情報があると判断された場合(ステップS26;NO)、処理はステップS22に戻り、次の対象コピー元情報に対してステップS22以降の処理が実行される。カウンタNとコピー元情報数Dの比較の結果、Nがコピー元情報数Dを超えた、即ち、次にペースト処理を行うべきコピー元情報がないと判断された場合(ステップS26;YES)、本処理は終了する。
例えば、図14に示すコピー元ワークシートの表データを図15に示すシート名frmの
ワークシートのB4:D7にコピーして図16に示す請求書を作成したい場合、入力属性情報設定画面131において、図3に示すように、シート名frmのワークシートのデータ
入力領域であるB5:D11のみに値のペーストを許可し、値以外のコピー元セルのデータ属性のペーストは不可とし、また、ワークシートfrmのB5:D11以外の領域につい
ては全てのデータ属性のペーストを不許可と設定しておけば、図14の表のB2:D5をコピー元として指定して、ワークシートfrmのB4をペースト先の基点として指定しても
、上述のコピー処理及びペースト処理により、図16に示すように、入力フォームのデータ入力領域のみに値のみのペーストを行ない、請求書の項目や塗りつぶし色をそのまま残すことができる。
また、例えば、図17(a)〜(d)に示す表の一部をコピーして図17(e)に示すような表を図18に示すワークシート名「全国販売状況」のB3:J9に作成する場合、図17(e)に示すブロックb1〜b7のそれぞれで、下記のようにコピー元からペーストすべきデータ属性が異なる。
ブロックb1には、コピー元(図17(a)〜(c)に示す表の販売台数欄)のデータ属性のうち値のみを入力する。
ブロックb2には、コピー元(図17(d)に示す表の販売台数欄)のデータ属性のうち数式と文字書式のみを入力する。
ブロックb3には、コピー元(図17(d)に示す表の(前年同期)欄のデータ属性のうち値のみを入力する。
ブロックb4には、コピー元(図17(d)に示す表の売上欄のデータ属性のうち数式のみを入力する。
ブロックb5には、コピー元(図17(d)に示す表の半期合計欄のデータ属性のうち数式及び塗りつぶし色のみを入力する。
ブロックb6、b7には、入力を不許可とする。
このような場合、従来、各ブロック毎に、コピー元として指定してコピー指示操作を行った後、ペースト先を指定し、更にペースト先へのペーストを許可するコピー元データのデータ属性を指定する操作を行わなければならならず、煩雑であった。また、例えば、項目名が記入されているセル等、ペーストを許可したくない領域を誤ってペースト先に指定してしまった場合、そこに入力されていた情報が喪失してしまうという問題があった。
本実施形態においては、上記入力属性情報設定処理により、入力属性情報設定画面131から図19に示す設定を行っておき、設定された内容(入力属性情報)に基づいて、ペースト先にペースト可能なデータ属性を制限することができるので、コピー/ペースト時にコピー元を指定してコピー指示を行った後、ペースト先を指定してペースト指示を行う操作のみで、コピー元のデータのうち、ペースト先にペーストしたいデータ属性のみをペーストさせることが可能となる。即ち、ブロック毎にその都度コピー元のセルデータのうちペースト先にペーストするデータ属性を指定する操作を行う必要がなくなり、操作性を向上させることができる。また、項目名が記入されているセル等、ペーストを許可したくない領域を誤ってペースト先に指定してしまっても、そこにコピー元のデータがペーストされてしまい、ペースト先に入力されていたデータが喪失してしまうことを防止することができる。
以上説明したように、表編集装置1によれば、入力属性情報設定画面131においてペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可するデータ属性が設定されると、当該入力属性情報設定画面131からの設定内容に基づいて入力属性情報が生成され、記憶装置15に記憶される。入力装置12を介して、コピー元のブロックの指定及びコピー実行指示が入力されると、コピー元情報が生成され、ペースト先の指定及びペースト実行指示が入力されると、記憶装置15に記憶された入力属性情報が読み出され、ペースト先に指定されたブロックに対応する入力属性情報が存在する場合に、当該入力属性情報及びコピー元情報に基づいてペーストが実行される。
従って、ユーザは、コピー/ペースト時に、いちいちコピー元のデータのうち、ペースト先へのペーストを許可するデータ属性を選択する操作を行う必要がなくなり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。また、コピー/ペースト時のデータ属性の選択の誤操作により、ペースト先に残しておきたいデータ属性が失われてしまうといったことを防止することができる。
また、入力属性情報設定画面131においては、各ブロックの設定内容に優先順位を設定可能であり、優先順位に従ってペーストを実行するので、設定が重複した領域があってもエラーとなることなくペーストを実行することができる。また、例えば、一つのペースト先ブロック(全体ブロックとする)内に、部分的にデータ属性の組み合わせを異ならせたいブロック(内部ブロックとする)を含む場合に、内部ブロックの優先順位を高くして内部ブロック及び全体ブロックのデータ属性の設定を行うことにより、全体ブロックのうち、内部ブロック以外の領域をわざわざ小さいブロックに分割して設定を行うことなく、内部ブロックにのみ異なるデータ属性をペーストすることが可能となり、少ない設定数で効率よくペースト先のデータ属性の設定を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る表編集装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、入力属性情報設定画面131からペーストを許可するデータ属性をユーザが設定入力する場合を例にとり説明したが、入力属性情報設定画面131において、ペースト先へのペーストを制限する(許可しない)データ属性を設定入力することとしてもよい。何れの態様であっても、表編集装置1においてペーストを許可するデータ属性、及びペーストを許可しないデータ属性が設定されることは言うまでもない。
また、上記実施形態においては、コピー/ペーストを例にとり説明したが、その他編集機能に入力の許可/不許可を設定することに適用してもよい。例えば、表データのセルのブロック毎に行挿入や行削除の許可/不許可を予め設定可能とし、設定に基づいて行挿入や行削除を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、ペーストを許可するデータ属性を設定する際のブロックの単位を複数セルとしたが、シート単位で設定可能としてもよい。
また、上記実施形態においては、ペースト先のブロック毎にペーストを許可するデータ属性を設定する場合を例にとり説明したが、コピー元のブロック毎に、コピー元から取り出すデータ属性を制限することとしてもよい。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2について説明する。
本実施形態2における表編集装置1の構成は、図1で説明したのと同様であるので説明を省略し、実施形態2の表編集ソフトウエア151の実行時におけるコピー/ペースト動作について説明する。実施形態2においては、ペースト先となる表データのブロックに対し、入力許可条件を設定することが可能である。具体的には、実施形態1と同様に、ペースト先に対し、コピー元のセルデータが有する複数のデータ属性のうち入力を許可するデータ属性(入力属性)の設定が可能である。更に、実施形態2においては、ペースト先に対し、入力(ペースト)を許可するか否かを判断するための判断条件を設定可能である。これらの設定は、表編集ソフトウエア151の動作中にユーザが入力装置12を介して入力許可条件の設定を指示することにより行うことができる。
表編集ソフトウエア151の動作中に入力装置12を介して入力許可条件の設定が指示されると、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれる入力属性情報設定処理プログラムの協働により、入力属性情報設定処理が実行され、入力許可条件の設定が行われる。入力属性情報設定処理は、図2で図示したものと略同様であるので、図2を参照して説明する。当該処理の実行により、設定手段が実現される。
まず、表示装置13に、入力属性情報設定画面132が表示される(ステップS1)。図20に、入力属性情報設定画面132の一例を示す。入力属性情報設定画面132は、ユーザが入力装置12を介して、ペースト先のワークシート名(シート名)及び範囲を指定し、指定したワークシートの指定した範囲のセルのブロックに対する入力許可条件を設定入力するための画面である。図20に示すように、入力属性情報設定画面132には、優先順位の入力欄(「優先順位」欄)、設定対象とするシート名の入力欄(「シート名」欄)、設定対象とする範囲(セルのブロックの範囲)の入力欄(「範囲」欄)、設定対象とされた範囲のセルに対して入力を許可するデータ属性(例えば、値、数式、塗りつぶし色、文字書式、文字色、罫線、条件書式)のチェック欄、入力許可の判断に使用するセル(条件対象セル)の位置情報の入力欄(「条件対象」欄)、設定対象とされた範囲のセルに対して入力を許可するか否かを判断するための判断条件式を入力するための入力欄(「条件式」欄)が設けられている。ユーザは、これらの入力欄、チェック欄に従って、ペースト先とする対象ワークシートのシート名及び範囲の指定、指定したシート名及び範囲に対する入力属性の設定、指定したシート名及び範囲に対して入力を許可するか否かを判断するための判断条件(条件式)、入力許可の判断に使用する条件対象セルの設定を行う。
各入力属性のチェック欄は、入力を許可するデータ属性に対応するチェック欄をマウス等の入力装置12によりクリックしてチェックすることにより、チェックしたデータ属性を入力を許可するデータ属性として設定入力することができる。「条件対象」欄は、入力許可の判断に使用するセルの位置(コピー元のセル)を入力する欄であり、 「?」を用いた公知の相対セル位置で入力することができる。例えば、条件対象に「E?」と入力することにより、コピー元のセルと同じ行のE列のセルを条件対象のセルとして指定することができる。「?1」と入力することにより、コピー元のセルと同じ列の1行目のセルを条件対象のセルとして指定することができる。条件対象に「??」を入力すると、コピー元のセル自体を条件対象のセルとして指定することができる。「条件式」の欄の条件式には、例えば、対象セルに所定の文字列が含まれているか否かを示す条件式等を入力可能であり、一般的に用いられる比較演算子「><=<>」及び論理演算子「AND、OR」の組み合わせが入力可能であり、ワイルドカード「*」も使用可能である。なお、条件対象として指定するセル位置は、絶対セル位置としてもよい。
入力装置12を介して入力属性情報設定画面132上から設定内容の入力、即ち、設定対象となるワークシート及び範囲の指定、入力属性のチェック、条件対象セル及び条件式の入力が行われると(ステップS2)、入力属性情報生成処理が実行される(ステップS3)。
入力属性生成処理においては、入力属性情報設定画面132から設定入力された内容に基づいて図21に示す入力属性情報を生成する処理であり、実施形態1で図4に示した処理ステップと略同様であるので、図4を参照してその内容を説明する。
まず、入力属性情報設定画面132を介して入力属性が設定入力されたブロックの数(設定ブロック数M)が取得される(ステップS101)。次いで、カウンタNに1がセットされ(ステップS102)、優先順位Nの入力属性情報生成処理が実行される(ステップS103)。
ステップS103において実行される優先順位Nの入力属性情報生成処理は、実施形態1で説明したものと異なる。
図22は、本実施形態2において図4のステップS103でCPU11により実行される優先順位Nの入力属性情報生成処理(優先順位Nの入力属性情報生成処理Bとする)を示すフローチャートである。
優先順位Nの入力属性情報生成処理Bにおいては、RAM14に優先順位Nの入力属性情報領域及び属性情報領域が確保され、入力属性情報設定画面132において優先順位Nで設定入力された内容に基づき、RAM14に確保した優先順位Nの入力属性情報領域及び属性情報領域に入力属性情報を構成する各情報を設定することにより、優先順位Nの入力属性情報が生成される。
まず、カウンタnに0がセットされ(ステップS601)、RAM14に確保された優先順位Nの入力属性情報領域に対し、入力属性情報設定画面132において優先順位Nで指定されたシート名がN番目の入力属性情報のシート名として設定され(ステップS602)、次いで、入力属性情報設定画面132において優先順位Nで指定された範囲の開始列の列番号と開始行の行番号、及び終了列の列番号と終了行の行番号がN番目の入力属性情報の開始列、開始行、終了列、終了行として設定される(ステップS603)。
次いで、入力属性情報設定画面132において優先順位Nで入力された入力属性の内容から、n番の属性要素のチェックの有無が判別される(ステップS604)。ここで、各セルのセルデータは複数のデータ属性により構成されており、表編集装置1において、個々のデータ属性(属性要素という。)は、図21に示すように、要素番号により管理されている。属性要素のうち「値」は要素番号0、「数式」は要素番号1、「塗りつぶし色」は要素番号2、「文字書式」は要素番号3、「文字色」は要素番号4、「罫線」は要素番号5、「条件書式」は要素番号6で管理されている。判別の結果、n番の属性要素にチェックが有ると判断されると(ステップS605;YES)、属性情報のうちn番の属性要素のフラグがONに設定される(ステップS606)。判別の結果、n番の属性要素にチェックが無いと判断されると(ステップS605;NO)、属性情報のn番の属性要素のフラグがOFFに設定される(ステップS607)。次いで、カウンタnが1インクリメントされ(ステップS608)、nが属性要素数(最大の属性要素番号。ここでは、6)を超えたか否かが判断される。nが属性要素数を超えていないと判断された場合(ステップS609;NO)、処理はステップS604に戻る。nが属性要素数を超えたと判断された場合(ステップS609;YES)、処理はステップS610に移行する。
ステップS610においては、入力属性情報設定画面132において優先順位Nで入力された「条件対象」欄の内容(文字列)及び「条件式」欄の内容(文字列)がN番目の入力属性情報における属性情報の「条件対象」及び「条件式」に設定される。そして、処理は図4のステップS104に移行する。
図4のステップS104においては、カウンタNがインクリメントされ(ステップS104)、カウンタNが設定ブロック数Mを超えていない、即ち、次に入力属性情報を生成すべき対象がある場合(ステップS105;NO)、処理はステップS103に戻り、次の優先順位に関する入力属性情報が生成される。なお、生成が終了した入力属性情報には、図21に示すように、次の優先順位の入力属性情報が設定される入力属性情報領域へのポインタが設定される。カウンタNが設定ブロック数Mを超えた、即ち、次に入力属性情報を生成すべき対象がない場合(ステップS105;YES)、処理は図2のステップS4に移行する。
図2のステップS4においては、生成された入力属性情報が図7に示すファイル形式に変換され、記憶手段としての記憶装置15に記憶され(ステップS4)、本処理は終了する。
次に、コピー処理について説明する。
コピー処理は、表編集ソフトウエア151の動作中に入力装置12によりコピー操作が行われコピー元のワークシート及びセル範囲の指定及びコピー指示が入力された際に、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれるコピー処理プログラムの協働により実行される。実施形態2におけるコピー処理は、実施形態1において図8、9を参照して説明したものと略同様であるが、実施形態2においては、図9のステップS302において、コピー元の基点からの対象セルの相対的な列位置と行位置(相対行位置、相対列位置;コピー元の基点のセル位置を列位置0、行位置0としたときの対象セルの位置)、及び、対象セルのシート名及び絶対セル位置(絶対行位置、絶対列位置)が取得されRAM14に確保されたコピー元情報領域に設定される(図23参照)。その他は、実施形態1で説明したのと同様であるので説明を省略する。
次に、ペースト処理について説明する。
ペースト処理は、表編集ソフトウエア151の動作中に入力装置12によりペースト操作が行われ、ペースト先のワークシート及び基点セルの指定及びペースト指示が入力された際に、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれるペースト処理プログラムの協働により実行される。本実施形態2におけるペースト処理の流れは、実施形態1において図11を参照して説明したものと同様であるが、図11のステップS23において実行されるペースト先入力属性情報取得処理及びステップS24において実行される絶対セル位置へのペースト処理の内容が異なるので、以下にこれらの処理について説明する。
図24は、実施形態2においてCPU11により実行されるペースト先入力属性情報取得処理(ペースト先入力属性情報取得処理Bとする)を示すフローチャートである。
ペースト先入力情報取得処理Bにおいては、まず、記憶装置15に記憶された入力属性情報のRAM14への読み出しが行われる(ステップS701)。記憶装置15に入力属性情報が存在し、RAM14に入力属性情報が読み出された場合(ステップS702;YES)、入力属性情報の優先順位に従って先頭から、ペースト先として指定されたワークシートとシート名が一致し、且つステップS22で算出された絶対セル位置が範囲内にある入力属性情報が検索される(ステップS703)。ペースト先として指定されたシートとシート名が一致し、且つステップS22で算出された絶対セル位置を含む入力属性情報が存在した場合(ステップS704;YES)、その入力属性情報に含まれる「条件対象」のセル位置が、N番目のコピー元情報の絶対セル位置に応じた絶対セル位置に変換され、N番目のコピー元情報に「条件対象」として追加書き込みされる(ステップS705)。なお、「条件対象」のセル位置に相対セルを示す“?”が含まれない場合は、入力属性情報に含まれる「条件対象」のセル位置がそのままN番目のコピー元情報に追加書き込みされる。そして、そのペースト先として指定されたシートとシート名が一致し、且つステップS22で算出された絶対セル位置を含む入力属性情報がペースト処理に返され(ステップS706)、処理は図11のステップS24に移行する。記憶装置15に入力属性情報が存在しない場合(ステップS702;NO)、或いはペースト先として指定されたワークシートとシート名が一致し且つステップS22で算出された絶対セル位置を含む入力属性情報が存在しなかった場合(ステップS704;NO)、入力属性情報なしを示す情報がペースト処理に返され(ステップS707)、処理は図11のステップS24に移行する。
図25は、実施形態2においてCPU11により実行される絶対セル位置へのペースト処理(絶対セル位置へのペースト処理Bとする)を示すフローチャートである。
絶対セル位置へのペースト処理Bにおいては、まず、ペースト処理から入力属性情報が取得されたか否かが判断され、入力属性情報が取得されなかった、即ち、入力属性情報なしを示す情報が取得されたと判断されると(ステップS800;NO)、処理はステップS809に移行し、対象コピー元情報のセルデータが全てステップS22で算出された絶対セル位置のセルにペーストされ(ステップS809)、処理は図11のステップS25に移行する。一方、ペースト処理から入力属性情報が取得されたと判断されると(ステップS800;YES)、N番目のコピー元情報の「条件対象」のセル位置(コピー元のシートにおけるセル位置)に格納されている値が、取得された入力属性情報の「条件式」にあてはめて真となるか偽となるかが判断される(ステップS801)。判断の結果が真である場合(ステップS802;YES)、カウンタnに0がセットされ(ステップS803)、処理はステップS804へ移行する。判断の結果が偽である場合(ステップS802;NO)、絶対セル位置へのペーストは行われず、処理は図11のステップS25に移行する。
ステップS804においては、ステップS23において取得された入力属性情報のn番の属性要素に関する属性情報のフラグが取得され(ステップS804)、取得されたフラグがOFFである場合(ステップS805;NO)、処理はステップS807に移行する。取得されたフラグがONである場合(ステップS805;YES)、対象コピー元情報のn番の属性要素のセルデータがステップS22で算出された絶対セル位置のセルにペーストされ(ステップS806)、処理はステップS807に移行する。
ステップS807においては、カウンタnが1インクリメントされ、次いで、nが属性要素数(最大の属性要素番号。ここでは、6)を超えたか否かが判断される。nが属性要素数を超えていないと判断された場合(ステップS808;NO)、処理はステップS804に戻る。nが属性要素数を超えたと判断された場合(ステップS808;YES)、処理は図11のステップS25に移行する。
例えば、図20に示すように、入力属性情報設定画面132においてコピー元における
「条件対象」を“E?”、「条件式」を「=*新商品のお知らせ*」と設定し、図26に示すコピー元ワークシートの表データのB2:D7を図27に示すシート名frmのワークシートのB4:D9にコピー/ペーストすると、図28に示すように、コピー元の表データの使用目的項目に「新製品のお知らせ」が含まれているもののみがペーストされる。このように、実施形態2においては、一括してコピー元として指定した各セルのデータのうち、入力許可条件に合致したデータの許可されたデータ属性のみをペーストすることが可能となる。
以上説明したように、実施形態2における表編集装置1によれば、入力属性情報設定画面132においてペースト先の表データのブロック毎に、入力(ペースト)を許可する入力許可条件、即ち、ペーストを許可するデータ属性、ペーストを許可するか否かを判断するための条件対象セル及び条件式が設定されると、当該入力属性情報設定画面132からの設定内容に基づいて入力属性情報が生成され、記憶装置15に記憶される。入力装置12を介して、コピー元のブロックの指定及びコピー実行指示が入力されると、コピー元情報が生成される。入力装置12を介してペースト先の指定及びペースト実行指示が入力されると、記憶装置15に記憶された入力属性情報がRAM14に読み出され、ペースト先に含まれるブロックに対応する入力属性情報が存在する場合、入力属性情報に示される条件対象セルの値が条件式にあてはめて真であるか否かが判断され、真である場合にのみ当該入力属性情報及びコピー元情報に基づいてペーストが実行される。
従って、一括してコピー元として指定された各セルのデータのうち、入力許可条件に合致した内容の許可されたデータ属性のみをペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性及び利便性を向上させることが可能となる。
なお、上記実施形態2における記述内容は、本発明に係る表編集装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態2においては、入力属性情報設定画面132からペーストを許可する条件をユーザが設定入力する場合を例にとり説明したが、入力属性情報設定画面132において、ペースト先へのペーストを制限する(許可しない)条件を設定入力することとしてもよい。何れの態様であっても、表編集装置1においてペーストを許可する条件、及びペーストを許可しない条件が設定されることは言うまでもない。
また、実施形態2においては、入力属性情報設定画面132において、ペースト先の入力許可条件として、ペーストの可否を判断するための判断条件としての条件式及びペーストの可否の判断に使用する条件対象セル、並びに入力属性の双方を設定可能な構成としたが、何れか一方のみを設定可能な構成としてもよい。
また、上記実施形態2においては、ペーストを許可する条件を設定する際のブロックの単位を複数セルとしたが、シート単位で設定可能としてもよい。
また、上記実施形態2においては、条件対象をコピー元のセルとしたが、コピー元以外の他のシート、外部のファイルやデータベース上のデータとしてもよい。
また、上記実施形態2においては、条件対象のセルの値が条件式にあてはめて偽であると判断された場合、ペースト先となるセルには何もデータが格納されないので、ペースト後の状態を表示すると、図28に示すように、コピー/ペーストが行われたセルと行われなかったセルを明確にして表示することが可能となるが、データの格納されないセルが存在する場合、次にペーストを行う際にこのデータの格納されなかったセルをつめてペーストを行ったり、全てのペーストの終了後にデータの格納されていないセルを削除したりする等の処理を行って、図29に示すように、条件式にあてはまらなかった不要なセルを表示させないようにしてもよい。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3について説明する。
実施形態2においては、ペースト先に対し入力許可条件を設定し、ペースト時に条件に従ってペーストが許可されるか否かの判断を行ったが、実施形態3においては、コピー元に対し入力許可条件(コピー許可条件)を設定し、コピー時に条件に従ってコピーが許可されるか否かの判断を行って、許可されたコピー元のセルデータの許可された属性のみをコピー/ペースト可能とするものである。
本実施形態3における表編集装置1の構成は、図1で説明したのと同様であるので説明を省略し、実施形態3の表編集ソフトウエア151の実行時におけるコピー/ペースト動作について以下に説明する。上述の、コピー元への入力許可条件の設定は、表編集ソフトウエア151の動作中にユーザが入力装置12を介して入力許可条件の設定を指示することにより実行される。
表編集ソフトウエア151の動作中に入力装置12を介して入力許可条件の設定が指示されると、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれる入力属性情報設定処理プログラムの協働により、入力属性情報設定処理が実行される。上述したように、実施形態3における入力属性情報設定処理は、コピー元の表データ内のブロックに対し入力許可条件を設定するものである点が実施形態2とは異なる。その他の処理ステップは、図2で図示したものと略同様である。
即ち、図2のステップS1においては、まず、表示装置13に入力属性情報設定画面(入力属性情報設定画面133。図30参照)が表示される。この入力属性情報設定画面133は、実施形態2で表示された入力属性情報設定画面132と構成及び設定入力方法は同様のものであるが、入力属性情報設定画面132とは設定対象が異なり、コピー元の表データ内のブロックに対する入力許可条件を設定するための画面である。例えば、図26に示すコピー元ワークシート(シート名AAA)のB3:D7の表データを図27に示すワークシートのB5:D9にコピー/ペーストする際に、コピー元の表データの個々のセルデータのうち、同じ行のE列の値「=*新商品のお知らせ*」が真であるセルデータの値のみをぺースト先へ入力許可したい場合には、図30に示す設定を行うことで、コピー元に対し、所望する入力許可条件を設定し、コピー元の各セルに関する入力属性情報を生成し、記憶装置15に記憶することができる。入力属性情報設定処理の具体的な処理フローは、実施形態2で説明したのと同様であるので説明を省略する。
次に、コピー処理について説明する。
コピー処理は、表編集ソフトウエア151の動作中に入力装置12によりコピー操作が行われコピー元のワークシート及びセル範囲の指定及びコピー指示が入力された際に、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれるコピー処理プログラムの協働により実行される。当該コピー処理の実行によりコピー制御手段が実現される。本実施形態3におけるコピー処理の流れは、実施形態1において図8を参照して説明したものと同様であるが、図8のステップS13における1セル分のコピー元情報生成処理の内容が異なるので、以下に説明する。
図31は、実施形態3においてCPU11により実行される1セル分のコピー元情報生成処理(1セル分のコピー元情報生成処理Cとする)を示すフローチャートである。
1セル分のコピー元情報生成処理Cにおいては、RAM14に1セル分のコピー元情報領域及びセルデータ領域が確保され、コピー元として指定されたセルのうち処理対象として選択された対象セルのセルデータに基づいて、RAM14に確保されたコピー元情報領域及びセルデータ領域に、対象セルのセルデータを含むコピー元情報を設定することにより、1セル分のコピー元情報が生成される。
まず、コピー元の基点からの対象セルの相対的な列位置と行位置(コピー元の基点のセル位置を列位置0、行位置0としたときの対象セルの位置)が取得され、RAM14に確保されたコピー元情報領域に設定される(ステップS901)。ここで、コピー元の基点は、入力装置12によりコピー元を指定する際に最初に指定されたセルである。
次いで、対象セルの入力属性情報取得処理が実行される(ステップ902)。図32は、図31のステップS902においてCPU11により実行される対象セルの入力属性情報取得処理を示すフローチャートである。
まず、記憶装置15に記憶された入力属性情報のRAM14への読み出しが行われる(ステップS1001)。記憶装置15に入力属性情報が存在し、RAM14に入力属性情報が読み出された場合(ステップS1002;YES)、入力属性情報の優先順位に従って先頭から、対象セルが含まれるワークシートとシートが一致し、且つ対象セルの絶対セル位置が範囲内にある入力属性情報が検索される(ステップS1003)。対象セルが含まれるワークシートとシート名が一致し、且つ対象セルの絶対セル位置を含む入力属性情報が存在した場合(ステップS1004;YES)、該当する入力属性情報が1セル分のコピー元情報生成処理に返され(ステップS1005)、処理は図31のステップS903に移行する。記憶装置15に入力属性情報が存在しない場合(ステップS1002;NO)、或いは対象セルが含まれるワークシートとシート名が一致し且つ対象セルの絶対セル位置を含む入力属性情報が存在しなかった場合(ステップS1004;NO)、入力属性情報なしを示す情報が1セル分のコピー元情報生成処理に返され(ステップS1006)、処理は図31のステップS903に移行する。
図31のステップS903においては、対象セルの入力属性情報取得処理から返された情報に基づいて、対象セルに関する入力属性情報が取得されたか否かが判断され、入力属性情報が取得されなかった、即ち、入力属性情報なしを示す情報が取得されたと判断されると(ステップS903;NO)、処理はステップS904に移行し、対象セルの全てのデータ属性の内容が対象セルに関するコピー元情報のセルデータに設定され(ステップS904)、処理は図8のステップS14に移行する。一方、対象セルの入力属性情報が取得されたと判断されると(ステップS903;YES)、その入力属性情報に含まれる「条件対象」のセル位置が、対象セルの絶対セル位置に応じた絶対セル位置に変換され(ステップS905)、変換されたセル位置に格納されている値が、取得された入力属性情報の「条件式」にあてはめて真となるか偽となるかが判断される(ステップS906)。判断の結果が真である場合(ステップS907;YES)、処理はステップS908へ移行する。判断の結果が偽である場合(ステップS907;NO)、処理は図8のステップS14に移行する。
ステップS908においては、カウンタnに0がセットされ、次いで、取得された入力属性情報のn番の属性要素に関する属性情報のフラグが取得され(ステップS909)、取得されたフラグがOFFである場合(ステップS910;NO)、処理はステップS912に移行する。取得されたフラグがONである場合(ステップS910;YES)、対象セルのn番目の属性要素に関するデータが取得され、当該対象セルに関するコピー元情報におけるn番の属性要素のセルデータとして設定される(ステップS911)。
ステップS912においては、カウンタnが1インクリメントされ、次いで、nが属性要素数(最大の属性要素番号。ここでは、6)を超えたか否かが判断される。nが属性要素数を超えていないと判断された場合(ステップS913;NO)、処理はステップS909に戻り、次の属性要素に関する属性情報の設定が行われる。nが属性要素数を超えたと判断された場合(ステップS913;YES)、処理は図8のステップS14に移行する。
本実施形態3の1セル分のコピー元情報生成処理Cにより、RAM14に、コピー元として指定された各セルの各データ属性のセルデータを含むコピー元情報が生成される。図33に、本実施形態3において生成されるコピー元情報のデータ構造を示す。図33は、図26をコピー元のワークシートとし、図30に示す設定を行った場合に作成されるコピー元情報の一例を示している。図33に示すように、コピー元のB3のセルは、同じ行のE列に「新商品のお知らせ」が含まれるので、入力許可の判断結果は真となり、B3の各属性の内容はコピー元情報に設定されるが、コピー元のB4のセルは、同じ行のE列に「新商品のお知らせ」が含まれないので、入力許可の判断結果は偽となり、B4の各属性のデータ内容はコピー元情報に設定されない。
このように、実施形態3におけるコピー処理においては、ユーザがコピー元として指定した範囲の各セルのコピー元情報を生成する際に、条件対象セルにおける設定された条件式の真偽を判断し、判断結果が真である場合にのみ、入力を許可するとして設定されたデータ属性の情報をコピー元情報のセルデータに設定する。
次に、ペースト処理について説明する。
ペースト処理は、表編集ソフトウエア151の動作中に入力装置12によりペースト操作が行われ、ペースト策のワークシート及び基点セルの指定及びペースト指示が入力された際に、CPU11と表編集ソフトウエア151に含まれるペースト処理プログラムの協働により実行される。ペースト処理の実行によりペースト制御手段が実現される。図34は、実施形態3においてCPU11により実行されるペースト処理(ペースト処理Cとする)を示すフローチャートである。
まず、コピー処理で生成されたコピー元情報の数Dが取得され(ステップS41)、カウンタNに1がセットされる(ステップS42)。次いで、コピー処理で生成されたコピー元情報のうち、N番目のコピー元情報が選択され、N番目のコピー元情報に含まれる相対セル位置(列位置、行位置)及びペースト先として指定された基点セルの絶対セル位置(列番号及び行番号)に基づいて、当該コピー元情報のペースト先の絶対セル位置が算出され(ステップS43)、N番目のコピー元情報のセルデータが算出されたペースト先の絶対セル位置にペーストされる(ステップS44)。
次いで、カウンタNが1インクリメントされ(ステップS45)、カウンタNとコピー元情報数Dが比較され、比較の結果、Nがコピー元情報数Dを超えていない、即ち、次にペースト処理を行うべきコピー元情報があると判断された場合(ステップS46;NO)、処理はステップS43に戻り、次の対象コピー元情報に対してステップS43以降の処理が実行される。カウンタNとコピー元情報数Dの比較の結果、Nがコピー元情報数Dを超えた、即ち、次にペースト処理を行うべきコピー元情報がないと判断された場合(ステップS46;YES)、本処理は終了する。
このように、実施形態3においては、コピー処理において、入力許可条件が設定された各セルに対して条件式の真偽が判断され、真である場合にのみコピー元の入力許可されたデータ属性をコピー元情報のセルデータに設定するので、ペースト処理においては、条件式の真偽判断は行うことなくペーストを行うことができる。
以上説明したように、実施形態3における表編集装置1によれば、入力属性情報設定画面133においてコピー元の表データのブロック毎に、入力(コピー)を許可する入力許可条件、即ち、コピーを許可するデータ属性、コピーを許可するか否かを判断するための条件対象セル及び条件式が設定されると、当該入力属性情報設定画面133からの設定内容に基づいてコピー元についての入力属性情報が生成され、記憶装置15に記憶される。入力装置12を介して、コピー元のブロックの指定及びコピー実行指示が入力されると、コピー元情報が生成される。指定されたコピー元に含まれるセルに対して入力許可条件として条件対象及び条件式がある場合は、当該セルの条件対象として指定されたセル位置の値が条件式にあてはめて真であるか否かが判断され、真であると判断された場合にのみ当該セルのコピー元情報のセルデータに入力許可が設定された属性の内容が設定される。コピー元入力装置12を介してペースト先の指定及びペースト実行指示が入力されると、コピー処理で生成されたコピー元情報、ペースト先として指定された基点の絶対セル位置、コピー元情報に基づいてペーストが実行される。
従って、一括してコピー元として指定された各セルのデータのうち、入力許可条件に合致したデータの許可されたデータ属性のみをコピーしてペースト先にペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることが可能となる。また、入力許可条件が設定された各セルに対しては、コピー処理において条件式の真偽が判断され、判断結果が真である場合にのみコピー元の入力許可されたデータ属性を当該セルのコピー元情報のセルデータに設定するので、ペースト処理においては、条件式の真偽判断は行うことなくペーストを行うことが可能となる。その結果、表編集ソフトウエア以外のテキストファイルなどにペーストを行う場合でも、入力許可条件を有効とすることができる。
なお、上記実施形態3における記述内容は、本発明に係る表編集装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、入力属性情報設定画面133からコピーを許可する条件をユーザが設定入力する場合を例にとり説明したが、入力属性情報設定画面133において、コピーを制限する(許可しない)条件を設定入力することとしてもよい。何れの態様であっても、表編集装置1においてコピーを許可する条件、及びコピーを許可しない条件が設定されることは言うまでもない。
また、実施形態3においては、入力属性情報設定画面133において、コピー元の入力許可条件として、コピーの可否を判断するための判断条件としての条件式及びコピーの可否の判断に使用する条件対象セル、並びに入力属性の双方を設定可能な構成としたが、何れか一方のみを設定可能な構成としてもよい。
また、上記実施形態3においては、コピーを許可する条件を設定する際のブロックの単位を複数セルとしたが、シート単位で設定可能としてもよい。
また、上記実施形態3においては、条件対象をコピー元のセルとしたが、コピー元以外の他のシート、外部のファイルやデータベース上のデータとしてもよい。
また、上記実施形態3においては、実施形態2と同様に、コピー元の条件対象の値が条件式にあてはめて偽であると判断された場合、ペースト先となるセルには何もデータが格納されないので、ペースト後の状態を表示すると、図28に示すように、コピー元において条件式が真であったセルと偽であったセルを明確にして表示することが可能となるが、データの格納されないセルが存在する場合には、全てのペーストの終了後にデータの格納されていないセルを削除したりする等の処理を行って、図29に示すように、条件式にあてはまらなかった不要なセルを表示させないようにしてもよい。
以上、実施形態1〜3について説明してきたが、実施形態1〜3において説明したように、本発明に係る表編集装置は、ペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可する許可条件を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段と、コピー元の表データをコピーしペースト先の表データにペーストする際に、前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいてペーストを実行するペースト制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、コピー元の表データに含まれるデータのうちペースト先へのペーストを許可するデータをいちいち指定してペースト先へペーストする操作を行う必要がなくなり、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、ペースト先の表データの各ブロックに許可するデータのみをペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記設定手段は、前記ペーストを許可する許可条件として、ペーストを許可するデータ属性を設定可能とすることが好ましい。このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、いちいちコピー元のデータのうちペースト先へのペーストを許可するデータ属性を選択する操作を行う必要がなくなり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。また、コピー/ペースト時のデータ属性の選択の誤操作により、ペースト先に残しておきたいデータ属性が失われてしまうといったことを防止することができる。
また、前記設定手段は、前記ペーストを許可する許可条件として、ペーストの可否を判断するための判断条件及び前記ペーストの可否の判断に使用する対象セルを設定可能としたことを特徴とすることが好ましい。このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、対象セルの内容がペースト先へのペーストの可否を判断するための判断条件に合致しているか否かをいちいち判断し、判断条件に合致したコピー元及びペースト先の範囲を指定してコピー/ペーストを行うといった煩雑な操作を行う必要がなくなる。即ち、コピー/ペースト時に、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、対象セルの内容がペースト先へのペーストを許可する判断条件に合致した場合のみコピー元のデータをペースト先にペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記対象セルは、コピー元の表データ内に含まれるセルであり、前記ペーストの可否を判断するための判断条件は、前記対象セルに所定の文字列が含まれているか否かを示す条件式であることが好ましい。このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、コピー元の表データ内に含まれるセルの内容がペースト先へのペーストの可否を判断するための判断条件に合致しているか否かをいちいち判断し、判断条件に合致した場合にのみコピー元及びペースト先の範囲を指定してコピー/ペーストを行うといった煩雑な操作を行う必要がなくなる。即ち、コピー/ペースト時に、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、コピー元のデータのうちペースト先へのペーストを許可する判断条件に合致したデータのみをペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記設定手段は、前記ペースト先の表データのブロック毎に設定する内容に優先順位を設定可能であり、前記記憶手段は、前記設定内容を優先順位とともに記憶し、前記ペースト制御手段は、前記記憶手段に記憶されている優先順位に基づいてペーストを実行することが好ましい。このように構成することにより、設定が重複した領域があってもエラーとなることなくペーストを実行することが可能となる。
また、本発明に係る表編集装置は、コピー元の表データのブロック毎に、コピーを許可する許可条件を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいて、コピー元の表データをコピーするコピー制御手段と、前記コピー制御手段によりコピーされた表データをペースト先の表データにペーストするペースト制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、コピー元の表データに含まれるデータのうちコピーを許可するデータをいちいち指定してコピーを行い、ペースト先へペーストする操作を行う必要がなくなり、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、コピー元の表データのうちコピーを許可するデータのみをコピーしペースト先にペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記設定手段は、前記コピーを許可する許可条件として、コピーを許可するデータ属性を設定可能とすることが好ましい。このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、コピー元の表データのうちコピーを許可するデータ属性の組み合わせが同じブロック毎にコピー範囲及びデータ属性を指定する操作を行う必要がなくなり、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、コピー元の表データのうちコピーを許可するデータ属性のデータのみをコピーしペースト先にペーストすることが可能となりコピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記設定手段は、前記コピーを許可する許可条件として、コピーの可否を判断するための判断条件及び前記コピーの可否の判断に使用する対象セルを設定可能とすることが好ましい。このように構成することにより、ユーザは、コピー/ペースト時に、対象セルの内容がコピーの可否を判断するための判断条件に合致しているか否かをいちいち判断し、コピー元の表データのうち対象セルの内容が判断条件に合致したコピー元を指定してコピー/ペーストを行うといった煩雑な操作を行う必要がなくなる。即ち、コピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、コピー元の表データ内のデータのうち対象セルの内容が判断条件に合致したコピー元のデータのみをコピーしペースト先にペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記対象セルは、コピー元の表データ内に含まれるセルであり、前記コピーの可否を判断するための判断条件は、前記対象セルに所定の文字列が含まれているか否かを示す条件式であることが好ましい。このように構成することにより、コピー/ペースト時に、コピー元の表データ内に含まれるセルの内容がコピーの可否を判断するための判断条件に合致しているか否かをいちいち判断し、判断条件に合致したコピー元を指定してコピー/ペースとを行うといった煩雑な操作を行う必要がなくなる。即ち、コピー/ペースト時にコピー元の表データを一括して指定してペースト先の表データに一括してペーストする操作を行うだけで、コピー元の表データ内のデータのうちコピーを許可する判断条件に合致したデータのみをコピーしペースト先にペーストすることが可能となり、コピー/ペースト時の操作性を向上させることができる。
また、前記設定手段は、前記コピー元の表データのブロック毎に設定する内容に優先順位を設定可能であり、前記記憶手段は、前記設定内容を優先順位とともに記憶し、前記コピー制御手段は、前記記憶手段に記憶されている優先順位に基づいてコピーを行うことが好ましい。このように構成することにより、設定が重複した領域があってもエラーとなることなくコピーを実行することが可能となる。
なお、本発明に係る表編集装置としては、上述した実施形態に限るものではなく、他の構成のものにも適用可能である。
本発明に係る表編集装置1の機能的構成を示すブロック図である。 実施形態1において図1のCPU11により実行される入力属性情報設定処理を示すフローチャートである。 実施形態1において図1の表示装置13に表示される入力属性情報設定画面131の一例を示す図である。 実施形態1において図1のCPU11により実行される入力属性情報生成処理を示すフローチャートである。 実施形態1において生成される入力属性情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態1において図1のCPU11により実行される優先順位Nの入力属性情報生成処理を示すフローチャートである。 実施形態1において入力属性情報を記憶装置15に保存する際の保存形式を示す図である。 実施形態1において図1のCPU11により実行されるコピー処理を示すフローチャートである。 実施形態1において図1のCPU11により実行される1セル分のコピー元情報生成処理を示すフローチャートである。 実施形態1において生成されるコピー元情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態1において図1のCPU11により実行されるペースト処理を示すフローチャートである。 実施形態1において図1のCPU11により実行されるペースト先入力属性情報取得処理を示すフローチャートである。 実施形態1において図1のCPU11により実行される絶対セル位置へのペースト処理を示すフローチャートである。 実施形態1におけるコピー元の表データの一例を示す図である。 実施形態1におけるペースト先の表データの一例を示す図である。 入力属性情報設定画面131において図3に示す設定を行って、図14に示すB2:D5のブロックをコピーし、図15に示すB4をペースト先の基点としてペーストした場合に作成される表データを示す図である。 (a)〜(d)は、実施形態1におけるコピー元の表データの一例を示す図であり、(e)は、ペースト先の表データの一例を示す図である。 実施形態1において図17(a)〜(d)の表データをもとにワークシート名「全国販売状況」のワークシートに作成された表データの一例を示す図である。 実施形態1において図17(a)〜(d)の表データをもとに図18に示す表データを作成する場合の入力属性情報設定画面131の設定入力内容を示す図である。 実施形態2において図1の表示装置13に表示される入力属性情報設定画面132の一例を示す図である。 実施形態2において生成される入力属性情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態2において図1のCPU11により実行される優先順位Nの入力属性情報生成処理Bを示すフローチャートである。 実施形態2において生成されるコピー元情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態2において図1のCPU11により実行されるペースト先入力属性情報取得処理Bを示すフローチャートである。 実施形態2において図1のCPU11により実行される絶対セル位置へのペースト処理Bを示すフローチャートである。 実施形態2におけるコピー元の表データの一例を示す図である。 実施形態2におけるペースト先の表データの一例を示す図である。 入力属性情報設定画面132において図20に示す設定を行って、図26に示すB2:D7のブロックをコピーし、図27に示すB4をペースト先の基点としてペーストした場合に作成される表データを示す図である。 入力属性情報設定画面132において図20に示す設定を行って、図26に示すB2:D7のブロックをコピーし、図27に示すB4をペースト先の基点としてペーストした場合に作成される表データであって、条件式にあてはまらなかった不要なセルを削除した場合の一例を示す図である。 実施形態3において図1の表示装置13に表示される入力属性情報設定画面133の一例を示す図である。 実施形態3において図1のCPU11により実行される1セル分のコピー元情報生成処理Cを示すフローチャートである。 実施形態3において図1のCPU11により実行される対象セルの入力属性情報取得処理を示すフローチャートである。 実施形態3において生成されるコピー元情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態3において図1のCPU11により実行されるペースト処理Cを示すフローチャートである。
符号の説明
1 表編集装置
11 CPU
12 入力装置
13 表示装置
131 入力属性情報設定画面
132 入力属性情報設定画面
133 入力属性情報設定画面
14 RAM
15 記憶装置
151 表編集ソフトウエア
16 バス

Claims (12)

  1. 表データをコピー/ペーストする表編集装置において、
    ペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可する許可条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段と、
    コピー元の表データをコピーしペースト先の表データにペーストする際に、前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいてペーストを実行するペースト制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表編集装置。
  2. 前記設定手段は、前記ペーストを許可する許可条件として、ペーストを許可するデータ属性を設定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の表編集装置。
  3. 前記設定手段は、前記ペーストを許可する許可条件として、ペーストの可否を判断するための判断条件及び前記ペーストの可否の判断に使用する対象セルを設定可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の表編集装置。
  4. 前記対象セルは、コピー元の表データ内に含まれるセルであり、前記ペーストの可否を判断するための判断条件は、前記対象セルに所定の文字列が含まれているか否かを示す条件式であることを特徴とする請求項3に記載の表編集装置。
  5. 前記設定手段は、前記ペースト先の表データのブロック毎に設定する内容に優先順位を設定可能であり、
    前記記憶手段は、前記設定内容を優先順位とともに記憶し、
    前記ペースト制御手段は、前記記憶手段に記憶されている優先順位に基づいてペーストを実行することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の表編集装置。
  6. 表データをコピー/ペーストする表編集装置において、
    コピー元の表データのブロック毎に、コピーを許可する許可条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいて、コピー元の表データをコピーするコピー制御手段と、
    前記コピー制御手段によりコピーされた表データをペースト先の表データにペーストするペースト制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表編集装置。
  7. 前記設定手段は、前記コピーを許可する許可条件として、コピーを許可するデータ属性を設定可能としたことを特徴とする請求項6に記載の表編集装置。
  8. 前記設定手段は、前記コピーを許可する許可条件として、コピーの可否を判断するための判断条件及び前記コピーの可否の判断に使用する対象セルを設定可能としたことを特徴とする請求項6又は7に記載の表編集装置。
  9. 前記対象セルは、コピー元の表データ内に含まれるセルであり、前記コピーの可否を判断するための判断条件は、前記対象セルに所定の文字列が含まれているか否かを示す条件式であることを特徴とする請求項8に記載の表編集装置。
  10. 前記設定手段は、前記コピー元の表データのブロック毎に設定する内容に優先順位を設定可能であり、
    前記記憶手段は、前記設定内容を優先順位とともに記憶し、
    前記コピー制御手段は、前記記憶手段に記憶されている優先順位に基づいてコピーを行うことを特徴とする請求項6〜9の何れか一項に記載の表編集装置。
  11. コンピュータを、
    ペースト先の表データのブロック毎に、ペーストを許可する許可条件を設定する設定手段、
    前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段、
    コピー元の表データをコピーしペースト先の表データにペーストする際に、前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいてペーストを実行するペースト制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、
    コピー元の表データのブロック毎に、コピーを許可する許可条件を設定する設定手段、
    前記設定手段により設定された設定内容を記憶する記憶手段、
    前記記憶手段に記憶されている設定内容に基づいて、コピー元の表データをコピーするコピー制御手段、
    前記コピー制御手段によりコピーされた表データをペースト先の表データにペーストするペースト制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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