JP2007292470A - 角速度センサ - Google Patents

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隆行 山地
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寛 石川
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勇治 高橋
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文彦 中澤
Hiroaki Takagi
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Abstract

【課題】実装部の長辺を縮小することが可能な角速度センサを提供する。
【解決手段】本発明は、それぞれがベース部とベース部から延びる複数のアーム部を有する第1および第2音叉型振動子(10a、10b)と、第1および第2音叉型振動子を実装する実装部(30)と、を具備し、第1音叉型振動子(10a)のアーム部の先端は第2音叉型振動子(10b)の側面に対向しており、第1音叉型振動子(10a)と実装部(30)を接続する第1ワイヤ(42a)は第1音叉型振動子(10a)の幅方向に引き出されることを特徴とする角速度センサである。
【選択図】図5

Description

本発明は角速度センサに関し、特に複数の音叉型振動子を有する角速度センサに関する。
角速度センサは回転時の角速度を検知するセンサであり、カメラの手ぶれ防止やカーナビゲーションなどのシステム、自動車、ロボットの姿勢制御システムなどに利用されている。特許文献1には、円柱状振動子が複数設けられた角速度センサが開示されている。特許文献2には、円柱状振動子をホルダには二点支持した複数軸検知の角速度センサが開示されている。このように円柱状あるいは棒状の振動子を音片型振動子と称している。また、特許文献3には、ベース部とベース部から延びる複数のアーム部を有する音叉型振動子が開示されている。
特開平9−292229号公報 特許第3418245号明細書 国際公開第WO03/100350号パンフレット
音片型振動子は外部からの振動に対し、振動のバランスを取り、振動をキャンセルすることができない。このため、特許文献1および特許文献2のように、1つのパッケージに2つの音片型振動子を配置した場合、外部振動に起因した各音片型振動子の不要振動(漏れ振動)が互いに干渉し(干渉ノイズ)、角速度の検出精度を劣化させる。また、音片型振動子は固有振動周波数における不動エリアが狭い。このため、各音片型振動子を支持する際、不動エリア以外を支持してしまうと、一方の音片型振動子の駆動振動が他方の音片型振動子に伝搬し干渉ノイズが発生し、角速度検出精度が劣化する。さらに、音片型振動子は全体が振動するため2箇所で支持することが必要である。このため、2箇所の支持部の位置精度やバランスを保持するのが難しい。
一方、音叉型振動子は、外部からの振動を左右のアーム部でキャンセルする構造を有している。このため、音叉型振動子を複数用いた角速度センサにおいては、角速度の検出精度の劣化や干渉ノイズを抑制することができる。しかしながら、音叉型振動子はアーム部とベース部とからなりベース部から電気信号を入出力する構成となってしまう。角速度センサはこのような音叉型振動子を複数個有するため、実装面積が大きくなってしまう。そこで、音叉型振動子を複数個有する角速度センサの小型化が求められている。特に、角速度センサの実装部の長辺を縮小することが求められている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、実装部の長辺を縮小することが可能な角速度センサを提供することを目的とする。
本発明は、それぞれがベース部とベース部から延びる複数のアーム部を有する第1および第2音叉型振動子と、前記第1および第2音叉型振動子を実装する実装部と、を具備し、前記第1音叉型振動子の前記アーム部の先端は前記第2音叉型振動子の側面に対向しており、前記第1音叉型振動子と前記実装部とを接続する第1ワイヤは前記第1音叉型振動子の幅方向に引き出されることを特徴とする角速度センサである。本発明によれば、縮小が求められる第1音叉型振動子の長手方向の実装部の寸法を削減することができる。
上記構成において、前記第1ワイヤは前記実装部の内側に引き出される構成とすることができる。この構成によれば、第1音叉型振動子のベース部と第2音叉型振動子のベース部を離すことができるため、音叉型振動子の振動の干渉をより抑制することができる。
上記構成において、前記第2音叉型振動子と前記実装部とを接続する第2ワイヤは前記第2音叉型振動子の長手方向に引き出される構成とすることができる。
上記構成において、前記第2音叉型振動子と前記実装部とを接続する第2ワイヤは前記第2音叉型振動子の幅方向に引き出される構成とすることができる。この構成によれば、第1音叉型振動子の幅方向の実装部の寸法を削減することができる。
上記構成において、前記第2ワイヤは前記実装部の内側に引き出される構成とすることができる。この構成によれば、第1音叉型振動子のベース部と第2音叉型振動子のベース部を離すことができるため、音叉型振動子の振動の干渉をより抑制することができる。
上記構成において、前記実装部に設けられ前記第1および第2音叉型振動子の振動を吸収するための吸音部を具備する構成とすることができる。この構成によれば、第1および第2音叉型振動子間の干渉ノイズを低減することができる。
上記構成において、前記吸音部は、前記第1および第2音叉型振動子を制御するための制御回路を前記実装部に接合する接合部材である構成とすることができる。この構成によれば、吸音部を新たに設ける必要がなく実装面積を縮小させることができる。
本発明によれば、実装部の長辺を縮小することが可能な角速度センサを提供することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例について説明する。
実施例1は、2つの音叉型振動子を実装部であるパッケージ上に実装した角速度センサの例である。図1は実施例1に係る角速度センサの斜視図であり、図2(a)は上視図(キャップは不図示)、図2(b)は音叉型振動子10と支持部20の斜視図である。図1および図2(a)を参照に、2本のアーム部を有する第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bが支持部20aおよび20bを介しキャビティタイプのパッケージ30に固着され実装されている。第1および第2音叉型振動子10aおよび10bは互いに直交しており、それぞれ各長手方向(アーム部の方向)を検知軸とし、検知軸を中心とした角速度を検知する。パッケージ30には例えば基板に電子部品が実装された制御回路46が実装されている。制御回路46は、音叉型振動子10aおよび10bを制御する回路であり、音叉型振動子10aおよび10bに駆動信号を供給し、音叉型振動子10aおよび10bより検出信号が入力する。パッケージ30にはキャップ40により蓋がされる。
図2(b)を参照に、第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bである音叉型振動子10は、ベース部13とベース部13から延びる2本(複数)のアーム部11および12を有する。音叉型振動子10を支持するための支持部20は音叉型振動子10を支持するための支持面22と、パッケージ30に実装されるための実装面24を有する。音叉型振動子10は例えば接着剤等の接合部材により支持面22に固着される。支持部20の実装面24は例えば接着剤等の接合部材によりパッケージ30に固着される。接着剤としては例えばエポキシ樹脂等の接着剤を用いることができる。また、接合部材としては接着剤以外にも、例えば低融点ガラス、鉛フリ半田やAu−Sn半田等の半田を用いることができる。
図3(a)および図3(b)は音叉型振動子10の電極パターンを示す図である。音叉型振動子10は例えばLiNbO(ニオブ酸リチウム)またはLiTaO(タンタル酸リチウム)等の圧電性材料より形成されている。例えばLiNbO(ニオブ酸リチウム)またはLiTaO(タンタル酸リチウム)を用いる場合は、130°から140°Y板を用いることにより、高k23電気機械結合係数を得ることができる。音叉型振動子10の表面にはAu、AlまたはCu等の金属膜を用いた電極が形成されている。
図3(a)は音叉型振動子10の表側を示し、図3(b)は裏側を示す。アーム部11には検出電極11a、11b、11cが設けられている。検出電極11aと11bは電極11dで接続されている。検出電極11aには引出し電極11fが設けられている。電極11cは、引出し電極11eに接続されている。同様に、アーム部12には、検出電極12a、12b、12cが設けられている。検出電極12aと12bは電極12dで接続されている。電極12aには引出し電極12fが設けられている。電極12cは、引出し電極12eに接続されている。音叉型振動子10の表面には駆動電極14aが設けられ、引出し電極14bに接続されている。同様に、裏面には駆動電極15aが設けられ、引出し電極15bに接続されている。
図4(a)および図4(b)は音叉型振動子10の駆動モードと検出モードを説明するための図である。図4(a)を参照に、音叉型振動子10の駆動電極14aおよび15aに駆動信号を印加することによりアーム部11および12が互いに開閉するような振動モードを発生させる。この振動はアーム部11および12方向の面に平行な振動であり、これを面内振動モードという。ここで検知軸に対し角速度が加わると、コリオリ力により図4(b)のようなアーム部11および12が前後に振動する振動モードが現れる。この振動はアーム部11および12方向の面に垂直なツイスト振動であり、これを面垂直振動モードという。検出電極11aから11cおよび12aから12cによりこの振動モードを検知することにより検知軸を中心とした角速度を検知することができる。駆動に用いる振動モードを駆動モード、検知に用いる振動モードを検出モードという。駆動モード、検出モードは図4(a)および図4(b)に示した振動モードには限られない。駆動モードに対しコリオリ力により検出モードが現れればよい。各振動モードにおいて、振動しない領域をノードという。図4(a)においては、音叉型振動子10の対称面がノードAとなる。図4(b)においては、音叉型振動子10の中心軸がノードBとなる。
図5(a)および図5(b)は、それぞれ比較例および実施例1の第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bとパッケージ30のパッド44aおよび44bとを接続するワイヤ42aおよび42bを示した図である。図5(a)を参照に、比較例においては、第1音叉型振動子10aの先端(アーム部の先端)は第2音叉型振動子10bのアーム部の側面に対向している。パッケージ30のパッド44aは第1音叉型振動子10aの長手方向(つまりアーム部の延びる方向)の後方(つまりベース部の方向)に設けられている。このため、第1音叉型振動子10aとパッド44aとを接続する第1ワイヤ42aは第1音叉型振動子10aの長手方向に引き出されている。なお、図5(a)では図示しないが第1ワイヤ42aはそれぞれ第1音叉型振動子10aの図3(a)で図示した引き出し電極11e、11f、12e、12fおよび14bに接続されている。同様に、第2音叉型振動子10bとパッケージ30のパッド44bとを接続する第2ワイヤ42bは、第2音叉型振動子10bの長手方向の後方に引き出されている。
図5(b)を参照に、実施例1においては、比較例に比べ、パッド44aが第1音叉型振動子10aの幅方向に設けられており、第1音叉型振動子10aとパッド44aとを接続する第1ワイヤ42aが、第1音叉型振動子10aの幅方向の両側に引き出されている。第2音叉型振動子10bとパッド44bとを接続する第2ワイヤ42bは、比較例1と同様に第2音叉型振動子10bの長手方向に引き出されている。
2つの音叉型振動子10を設けた角速度センサにおいては、2つの音叉型振動子10の検知軸はほぼ直交している。この場合、最も実装面積を小さくしようとすると、図5(a)のように、第1音叉型振動子10aの先端が第2音叉型振動子10bの側面に対向するように配置する場合である。この場合、第1音叉型振動子10aの長手方向のパッケージ寸法L1は第1音叉型振動子10aの長さLaと第2音叉型振動子10bの幅Waとの和以上の寸法が必要である。一方、第1音叉型振動子10aの幅方向のパッケージ寸法L2は第2音叉型振動子10bの長さLb以上の寸法が必要である。このように、パッケージ30の寸法L1はL2より長くなる。
音叉型振動子10はその構造上、主に振動する機能を有するアーム部11、12と、アーム部11、12を保持しかつパッケージ30に保持される機能を有するベース部13に分かれている。そのため、2つの音叉型振動子10のベース部13は離れてパッケージ30に支持されることが好ましい。ベース部13が近接して支持されると2つの音叉型振動子10の振動が干渉するためである。よって、第1音叉型振動子10aのアーム部の先端を第2音叉型振動子10bのアーム部の側面に対向するように配置することが好ましい。これにより、ベース部13が離れて実装されるため、2つの音叉型振動子10の振動が干渉することを低減することができる。
音叉型振動子10においては、音叉型振動子10とパッケージ30とを接続するワイヤもベース部13から引き出される。また、2つの音叉型振動子10のベース部13が離れて実装される。このような状況下で、図5(a)の比較例のように、第1ワイヤ42aおよび第2ワイヤ42bがそれぞれ第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bの長手方向の後方に引き出されると、第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bのそれぞれ後方にパッド44aおよび44bが必要となる。よって、パッケージ30の寸法L1、L2として、さらにパッド42a、42bの寸法Lpが必要となってしまう。
前述のように、パッケージ30の寸法L1はL2に比べ長くなるため、特にL1を縮小することが求められている。実施例1によれば、第1ワイヤ42aが、第1音叉型振動子10aの幅方向に引き出されている。これにより、第1音叉型振動子10aの後方にパッド44aを配置する必要がなく、パッケージ30の寸法L1をパッド44aの寸法Lp分小さくすることができる。
図6(a)および図6(b)のように、第1ワイヤ42aは第1音叉型振動子10aの幅方向であって、パッケージ30の外側にも内側にも引き出すことができる。しかし、第1ワイヤ42aは、パッケージ30の内側に引き出すことが好ましい。これにより、第1音叉型振動子10aのベース部と第2音叉型振動子10bのベース部を離すことができるため、音叉型振動子の振動の干渉をより抑制することができる。
図5(b)のように、第2ワイヤ42bは、第2音叉型振動子10bの長手方向に引き出されてもよいが、図6(c)のように、第2ワイヤ42bは、第2音叉型振動子10bの幅方向に引き出されることが好ましい。これにより、パッケージ30の寸法L2をパッド44bの寸法Lp分縮小することができる。さらに、第2ワイヤ42bは、パッケージ30の内側に引き出すことが好ましい。これにより、第1音叉型振動子10aのベース部と第2音叉型振動子10bのベース部を離すことができるため、音叉型振動子の振動の干渉をより抑制することができる。なお、ここで、ワイヤを音叉型振動子10の長手方向および幅方向に引き出すとは、それぞれ音叉型振動子の長手方向および幅方向に設けられた例えばパッド44に接続するようにワイヤを引き出すことである。
実施例2は、実施例1の構成に加え実装部であるプリント基板上に吸音部を設けた例である。図7(a)および図7(b)を参照に、実施例1と同様に、実装部としてプリント基板31に2つの直交する第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bが実装されている。なお、図7(a)および図7(b)においては、第1ワイヤおよび第2ワイヤは図示していない。図7(a)を参照に、プリント基板31上に音叉型振動子10aまたは10bの振動を吸収するための吸音部として吸音材32が設けられている。吸音材32はプリント基板31の振動を吸収する柔らかい材料であり、例えばエポキシ樹脂やシリコン樹脂等の樹脂を用いることができる。図7(b)を参照に、吸音部として吸音材32上に錘34が設けられている。その他の構成は図7(a)と同じである。吸音材32は錘34を接着する接着剤としての機能も有している。図7(b)は錘によりプリント基板31の振動をより吸収させることができる。実施例2によれば、一方の音叉型振動子10aまたは10bから他方の音叉型振動子10aまたは10bへのプリント基板31を伝搬する振動を吸音部が吸収することにより、干渉ノイズを低減することができる。吸音部は一方の音叉型振動子10aまたは10bから他方の音叉型振動子10bまたは10aへの振動を吸収するため、音叉型振動子10aおよび10bの間に配置することが好ましい。吸音部としては、プリント基板31等の実装部の厚さを部分的に厚くし慣性モーメントを大きくし音叉型振動子10aまたは10bの振動を伝搬し難くすることにより、振動を吸収してもよい。
実施例3は吸音材を制御回路46を保持するために用いる例である。図8は実施例3の斜視図である。図8を参照に、実装部であるキャビティタイプのパッケージ30に、実施例1と同様に第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bが実装されている。パッケージ30上に実施例2の図7(a)と同様の吸音材32が設けられている。吸音材32上には実施例1と同様の機能を有する制御回路46が実装されている。吸音材32は制御回路46をパッケージ30に保持する接着剤としての機能も有する。実施例3では、吸音材32(吸音部)は、第1および第2音叉型振動子10aおよび10bを制御するための制御回路46をパッケージ30に接合する接合部材である。これにより、吸音部を新たに設ける必要がなく実装面積を縮小させることができる。
実装部として、実施例1および実施例3はパッケージ30、実施例2はプリント基板31を用いた例であったが、音叉型振動子10aおよび10bを実装する機能を有していれば、その他の部材であっても良い。第1音叉型振動子10aおよび第2音叉型振動子10bはアーム部11、12が2本の例であったがアーム部が複数の音叉型振動子であってもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は実施例1係る角速度センサの斜視図である。 図2(a)は実施例1に係る角速度センサの上視図であり、図2(b)は実施例1に係る角速度センサの音叉型振動子および支持部の斜視図である。 図3(a)および図3(b)は音叉型振動子の表面の電極パターンを示す図である 図4(a)および図4(b)は音叉型振動子の振動モードを示す図である。 図5(a)は比較例に係る角速度センサの上視図、図5(b)は実施例1に係る角速度センサの上視図である。 図6(a)から図6(c)は実施例1に係る角速度センサの別の例である。 図7(a)および図7(b)は実施例2に係る角速度センサの斜視図である。 図8は実施例3に係る角速度センサの斜視図である。
符号の説明
10 音叉型振動子
10a 第1音叉型振動子
10b 第2音叉型振動子
11、12 アーム部
13 ベース部
20 支持部
30 パッケージ
31 プリント基板
32 吸音材
34 錘
40 キャップ
42a 第1ワイヤ
42b 第2ワイヤ
44a、44b パッド
46 制御回路

Claims (7)

  1. それぞれがベース部とベース部から延びる複数のアーム部を有する第1および第2音叉型振動子と、
    前記第1および第2音叉型振動子を実装する実装部と、を具備し、
    前記第1音叉型振動子の前記アーム部の先端は前記第2音叉型振動子の側面に対向しており、
    前記第1音叉型振動子と前記実装部とを接続する第1ワイヤは前記第1音叉型振動子の幅方向に引き出されることを特徴とする角速度センサ。
  2. 前記第1ワイヤは前記実装部の内側に引き出されることを特徴とする請求項1記載の角速度センサ。
  3. 前記第2音叉型振動子と前記実装部とを接続する第2ワイヤは前記第2音叉型振動子の長手方向に引き出されることを特徴とする請求項1または2記載の角速度センサ。
  4. 前記第2音叉型振動子と前記実装部とを接続する第2ワイヤは前記第2音叉型振動子の幅方向に引き出されることを特徴とする請求項1または2記載の角速度センサ。
  5. 前記第2ワイヤは前記実装部の内側に引き出されることを特徴とする請求項4記載の角速度センサ。
  6. 前記実装部に設けられ前記第1および第2音叉型振動子の振動を吸収するための吸音部を具備することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の角速度センサ。
  7. 前記吸音部は、前記第1および第2音叉型振動子を制御するための制御回路を前記実装部に接合する接合部材であることを特徴とする請求項6記載の角速度センサ。
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