JP2007292202A - 等速ジョイントの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立て及び分解作業の容易な等速ジョイントを軽量化を図りつつ簡単に製造する。
【解決手段】ケージ10を合成樹脂の射出成形により形成し、ポケット12をケージ金型のキャビティ33に突き出されるコアピン34により形成し、前記コアピン34のアンダーカット34a、34bが、各ポケット12のケージ外径側及びケージ内径側の開口端部にケージ引き抜き状態でボール20をポケット12に留める抜け止め部13を形成する。
【選択図】図4

Description

この発明は、駆動軸と被駆動軸の2軸を連結して、駆動軸の動力を被駆動軸に伝達する等速ジョイントの製造方法に関する。
自動車のドライブシャフトの回転トルクを車軸に伝達する部品として等速ジョイントが従来から知られている。
上記等速ジョイントは、駆動軸と被駆動軸との等速性を維持しながら両軸の角度変位を許容する部材であるため、自動車以外の各種産業機械にも多用されている。
等速ジョイントには、角度変位のみを許容する固定型等速ジョイントと、角度変位と軸方向変位を許容する摺動型等速ジョイントとが存在している。
上記摺動型等速ジョイントとしては、図8、図9に示すように、外輪81と、ケージ82と、3つのボール83とを備えたものが知られている。外輪81には、内部軸心上にガイド軸84を設けることにより環状空間85が形成されている。環状空間85内に組込まれるケージ82には、ボール83を保持するポケット86が周方向に120度間隔で形成されている。環状空間85の外壁面と内壁面の少なくとも一方には、各ポケット86に対応する位置に軸方向に延びる3本のトラック溝87、88が周方向に120°の間隔をおいて設けられている。各ポケット86内に組込まれたボール83は、前記トラック溝87、88に沿って転動自在であり、そのボール83を介して外輪81とケージ82の相互間で回転トルクの伝達を行なうようになっている。
図8、図9に示すような等速ジョイントにおいては、各種部品を鉄鋼等の金属から構成すると、強度が高いものの重くなり、グリース潤滑が必要である。このようなものは、動作音が大きい等の特徴が有り、使用箇所が制限される。例えば、食品製造機器、医療機器、事務機器、家庭用電化製品、音響機器などのように静粛性やグリースの飛散が許されない条件下で使用される機器には適していない。
このため、等速ジョイントの各種部品を合成樹脂の成形品とし、各種部品の軽量化を図ることにより、グリース潤滑を不要とし、動作音の低減を図ったものもある(特許文献1参照)。
特開2006−38204号公報
しかしながら、図8、図9に示すような等速ジョイントは、破損や消耗品の交換時に外輪81とケージ82とを分離させるとき、ポケット86が外輪81の外に出ると、各ボール83がポケット86からばらばらと脱落し、ケージ82の内側に落ち込んだり、ケージ82から落下したりするため、作業性が悪い問題があった。
そこで、この発明の課題は、組立て及び分解作業の容易な等速ジョイントを軽量化を図りつつ簡単に製造することにある。
上記の課題を達成するため、この発明は、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びる3本のトラック溝を周方向に120゜の間隔をおいて形成した外輪と、前記外輪の前記環状空間内に組込まれ、前記トラック溝のそれぞれと対応する位置にポケットが形成されたケージと、前記ケージの各ポケット内に組込まれて前記トラック溝に沿って転動可能なボールとを備えた等速ジョイントの製造方法において、前記ケージを合成樹脂の射出成形により形成し、前記ポケットをケージ金型のキャビティに突き出されるコアピンにより形成し、前記コアピンのアンダーカットが、各ポケットのケージ外径側及びケージ内径側の開口端部にケージ引き抜き状態で前記ボールを前記ポケットに留める抜け止め部を形成することを特徴としている。
上記の構成によれば、成形された前記ケージには、各ポケットのケージ外径側及びケージ内径側の開口端部にケージ引き抜き状態で前記ボールを前記ポケットに留める抜け止め部が形成されている。このケージと前記外輪が分離した状態で、前記抜け止め部により前記ボールのポケットからの脱落が内外径いずれの側においても防止される。したがって、前記ケージを備えた等速ジョイントは、その組立て及び分解を簡単に行うことができる。ここで、前記抜け止め部の形成は、前記コアピンに前記アンダーカットを形成し、ケージキャビティから、いわゆる無理抜きするだけなので、容易に一体成形することができる。また、前記ケージは、合成樹脂の射出成形品となり、その軽量化を図ることができる。
例えば、前記コアピンは、周方向に間隔をおいて複数のアンダーカットが形成されているものである。これにより、成形されたケージのうち、各ポケットのケージ外径側及びケージ内径側の開口端部の内面には、前記アンダーカットにより周方向に間隔をおいて形成された複数の突出部からなる前記抜け止め部が一体成形される。
ここで、前記突出部の突出長さが必要以上に長くなると成形後の脱型時に突出部が破損する恐れがあり、また、短か過ぎると製造誤差によりボールの抜け止め効果が得られない恐れがある。このため、前記アンダーカットの外接円径は、前記ボールの直径の70〜99%であることが好ましい。
上述のように、この発明は、前記ケージを合成樹脂の射出成形により形成し、前記ポケットをケージ金型のキャビティに突き出されるコアピンにより形成し、前記コアピンのアンダーカットが、各ポケットのケージ外径側及びケージ内径側の開口端部にケージ引き抜き状態で前記ボールを前記ポケットに留める抜け止め部を形成することにより、組立て及び分解作業の容易な等速ジョイントを軽量化を図りつつ簡単に製造することができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1、図2は、この発明の実施形態に係る等速ジョイントの全体構造を示す。図示のように、実施形態に係る等速ジョイントは、外輪1、ケージ10およびボール20から構成されている。
外輪1は、一端が開口するカップ部2を有し、そのカップ部2の閉塞端に第1軸3が一体に設けられている。
また、カップ部2内には中心軸上にガイド軸4が設けられ、そのガイド軸4とカップ部2間に環状空間5が形成され、上記環状空間5の外壁面を形成するカップ部2の内周面と環状空間5の内壁面を形成するガイド軸4の外周面に軸方向に延びる3本のトラック溝6、7が周方向に120°の間隔をおいて設けられている。なお、環状空間5の外壁面と内壁面のそれぞれにトラック溝6、7を形成したが、上記外壁面と内壁面の一方にトラック溝を設けるようにしてもよい。
ケージ10は外輪1の環状空間5内に組込まれ、そのケージ10の上記環状空間5の開口端側に位置する端部に第2軸11が一体に設けられている。
また、ケージ10には、外輪1の3本のトラック溝6、7のそれぞれに対応してポケット12が形成され、各ポケット12内に前記ボール20が組込まれている。ボール20のそれぞれは各トラック溝6、7に沿って転動自在とされている。なお、この実施形態では、ポケット12の内面の基本形状を径方向の円筒としたが、角筒にすることも可能である。
各ポケット12のケージ外径側及びケージ内径側の開口端部には、ケージ引き抜き状態で前記ボール20をポケット12に留める抜け止め部13が形成されている。ポケット12の内周外径側に形成された抜け止め部13は、図3にポケット12を外径側から視た様子を示すように、周方向に間隔をおいて対向配置で形成された一対の突出部13a、13aからなる。ポケット12の内周内径側に形成された抜け止め部13は、前記一対の突出部13a、13aと90度の位相差をもって配置された一対の突出部13b、13bからなる。
各抜け止め部13の内接円径dは、ボール20の直径Dより小さい。このため、このケージ10と前記外輪1が分離した状態で、両抜け止め部13によりボール20の脱落が内外径いずれの側においても防止される。したがって、このケージ10を備えた等速ジョイントは、その組立て及び分解を簡単に行うことができる。
上記外輪1およびケージ10は射出成形可能な合成樹脂の成形品とされている。外輪1は、グリース潤滑を避けるため、軽量化を優先して合成樹脂製としたが、金属製にしてもよい。
ここで、図4に示すように、前記ポケット12は、雄型31と雌型32とで形成されるケージ金型のキャビティ33に突き出されるコアピン34により形成されている。
具体的には、前記コアピン34のうち、ポケット12のケージ外径側を形成する部分、つまり雌型32の内面32aの近傍に位置する部分には、周方向に間隔をおいて対向配置で形成された一対のアンダーカット34a、34aが形成されている。このアンダーカット34a、34aは、上記外径側の抜け止め部13、すなわち一対の突出部13a、13a(図1〜図3も適宜に参照のこと)を形成する。
また、前記コアピン34のうち、ポケット12のケージ内径側を形成する部分、つまり雄型31のコア外面31aの近傍に位置する部分には、一対のアンダーカット34a、34aと90度の位相差をもって配置されたアンダーカット34bが一対で形成されている(図4中では、一方のみを示した)。
このアンダーカット34bは、上記内径側の抜け止め部13、すなわち一対の突出部13b、13b(図1〜図3も適宜に参照のこと)を形成する。
アンダーカット34a、34aの外接円径は、換言すれば一対の突出部13a、13aの内接円径dであり、ボール20の直径Dより小さい。アンダーカット34a、34aの外接円径は、直径Dの70〜99%であることが好ましい。これは、成形された一対の突出部13a、13aのポケット径方向の長さが必要以上に長くなると成形後の脱型時に突出部13a、13aが破損する恐れがあり、また、短か過ぎると製造誤差によりボールの抜け止め効果が得られない恐れがあるからである。これらのことは、上記一対の突出部13b、13bにおいても同じである。
なお、この実施形態では、アンダーカット34a、34bに代えて、例えば、図5に別例を示すように、コアピン51の全周に亘って形成されたアンダーカット52aによりポケットの内周に全周に抜け止め部を形成することができる。なお、アンダーカット52bもアンダーカット52aと同じ形状である。この場合、周方向に一連の突条部からなる抜け止め部が形成される。
また、この実施形態では、図6に他例を示すように、アンダーカット34a、34bに代えて、コアピン61の周方向に120度間隔で3箇所の角穴状のアンダーカット53a、53bを形成することもできる。この場合、3箇所の突起部からなる抜け止め部が形成される。なお、この図7に別の他例を示すように、コアピン71の周方向に4箇所の等配で形成したようにアンダーカット53a、53bを形成する態様は適宜に変更することができる。
上記コアピン34により外径側からポケット12を形成する方法は、内径側からコアピンをスライドさせることができない場合に有効である。係る方法は、特にケージ10の環状部内径が特に小さいものに好適である。
上記合成樹脂は等速ジョイントの使用条件によって適切なものを選択すればよい。例えば、合成樹脂は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれでもよく、さらに結晶性樹脂、非結晶性樹脂のいずれでもよい。なお、非結晶性樹脂は靭性が比較的低いため、急激な破壊を回避することができる点で結晶性樹脂の方が好ましい。
好ましい合成樹脂としては、潤滑特性に優れた合成樹脂、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)、ナイロン樹脂、PFAやFEP、ETFE等の射出成形可能なフッ素樹脂、射出成形可能なポリイミド樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂(PPS)、全芳香族ポリエステル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂(PEEK)、ポリアミドイミド樹脂等が挙げられる。
上記の各樹脂は、単独またはポリマーアロイであってもよい。あるいは、上記以外の潤滑特性の低い樹脂に前記の樹脂を配合したポリマーアロイであってもよい。
また、潤滑特性の低い樹脂であっても、固体潤滑剤や潤滑油を添加することにより潤滑性能を高めれば、使用することができる。固体潤滑剤としては、ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛、二硫化モリブデン等が挙げられる。
また、合成樹脂にガラス繊維、炭素繊維、各種鉱物性繊維(ウィスカー)を配合して強度を高めてもよく、上記固体潤滑剤等と併用することもできる。
このケージ10等の成形に最も適した材料は、POM、ナイロン樹脂、PPS、PEEKである。ナイロン樹脂は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、分子鎖中に芳香族環を有する半芳香族ナイロン等のいずれでもよい。POM、ナイロン樹脂、PPSは、耐熱性、潤滑性に優れ、比較的安価であるため、これらを用いると費用対効果に優れた等速ジョイントを得ることができる。また、PEEKは、補強材や潤滑剤を配合しなくても機械的強度や潤滑性に優れるため、これを用いると高機能な等速ジョイントを得ることができる。
上記のように、外輪1及びケージ10を合成樹脂の成形品にすることにより、軽量かつ動作音の小さな等速ジョイントを得ることができ、その結果、グリース潤滑を不要にすることができる。このため、この実施形態に係る等速ジョイントは、使用箇所の制限を受け難く、各種の機器に使用することができる。
ボール20は、軸受鋼、ステンレススチール、セラミックス、合成樹脂等のボールを使用することができるが、ステンレススチール、セラミックス、合成樹脂にすることで無潤滑でも錆の問題が生じない点で好ましい。合成樹脂であれば、さらに軽量化、静粛性が実現される点で好ましい。
等速ジョイントを医療機器や食品製造機器に使用する場合は、ボール20をステンレススチールやセラミックスにすることで環境的懸念が払拭されるので好ましい。また、衛生的な印象を与えるため、合成樹脂を用いる場合、白色系のものが好ましい。POMは、白色系であると共に、潤滑性も高く、グリースレス化も可能である点で好適である。
上記のように、ポケット12に抜け止め部13を設けたことにより、ボール20のポケット12からの脱落が防止されるので、外輪1の環状空間5内に対するケージ10の抜き差しによって等速ジョイントの組立て及び分解作業を容易に行うことができる。
特に、この実施形態は、少なくとも外輪1及びケージ10を合成樹脂の成形品として軽量化を積極的に図り、グリース潤滑を不要にしたことにより、ブーツ等を不要とし、外輪1の環状空間5内に対するケージ10の抜き差しを直接行うことが可能なため、上記抜け止め部13と相俟って等速ジョイントの組立て及び分解を手早く行うことができる。その結果、上記等速ジョイントに動力を入力する入力側部品や等速ジョイントからの出力によって回転駆動される出力側部品の破損等による取替えを容易に行うことができる。このため、この実施形態に係る等速ジョイントは、設置現場で分解及び組立てが行われることが多く、ボールが機器内に脱落すると取り出しに手間取る事務機器に好適である。
また、この実施形態では、図1に示すように、カップ部2の内周面に形成されたトラック溝6及びこのガイド軸4の外周面に形成されたトラック溝7の開口端部に環状空間における外壁面および内壁面の開口端を大径端とするテーパ面14、15が設けられている。
テーパ面14、15は、カップ部2内に対するケージ10の組込み時、ボール20をトラック溝6、7の開口端に向けて案内するようになっている。このため、ボール20がテーパ面14、15に案内される状態で外輪1とケージ10を相対的に回転することにより、ボール20がトラック溝6、7内に挿入される。したがって、この実施形態では、トラック溝6、7とボール20の相互に位相ずれがある状態でも等速ジョイントを容易に組み立てることができる。
なお、テーパ面14、15は、例えば、外輪1の中心軸上に軸心を有するテーパ面や、ボール20のピッチ円上に軸心を有するテーパ面にすることができる。隣接するテーパ面間にガイド突部を形成することもできる。
この実施形態では、ケージ10と第2軸11を合成樹脂で一体に成形したが、第2軸11をセラミックスや鉄鋼、ステンレススチール、アルミニウム合金等の金属で形成し、合成樹脂で成形されたケージ10とボルト等の結合手段で結合してもよい。
また、外輪1においては、カップ部2とガイド軸4を合成樹脂で一体に成形したが、ガイド軸4をセラミックスや鉄鋼、ステンレススチール、アルミニウム合金等で形成して、カップ部2に結合するようにしてもよい。
また、この実施形態では、外輪1を合成樹脂の成形品とすることにより、その外輪1の弾性を利用してボール20に予圧を付与することができる。具体的には、カップ部2の内周に形成されたトラック溝6とガイド軸4の外周に形成されたトラック溝7間の内径をボール20の球径より小さくすることでボール20に予圧を付与することができる。その結果、等速ジョイントの等速性を高めることができる。このような仕様は、外輪1が合成樹脂から形成されるために可能である。
実施形態に係る等速ジョイントの縦断面図 図1のII−II線の断面図 図1のポケットを外径側から見た平面図 図1のケージを形成する金型構造を示す断面図 (a)図4のコアピンの別例を示す部分正面図、(b)前記(a)の矢線における断面図 (a)図4のコアピンの他例を示す部分正面図、(b)前記(a)の矢線における断面図 (a)図4のコアピンの別の他例を示す部分正面図、(b)前記(a)の矢線における断面図 従来例の等速ジョイントの縦断面図 図8のIX−IX線の断面図
符号の説明
1 外輪
2 カップ部
4 ガイド軸
5 環状空間
6、7 トラック溝
10 ケージ
12 ポケット
13 抜け止め部
13a、13b 突出部
20 ボール
31 雄型
32 雌型
33 キャビティ
34、51、61、71 コアピン
34a、34b、52a、52b、53a、53b アンダーカット

Claims (3)

  1. 一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びる3本のトラック溝を周方向に120゜の間隔をおいて形成した外輪と、前記外輪の前記環状空間内に組込まれ、前記トラック溝のそれぞれと対応する位置にポケットが形成されたケージと、前記ケージの各ポケット内に組込まれて前記トラック溝に沿って転動可能なボールとを備えた等速ジョイントの製造方法において、
    前記ケージを合成樹脂の射出成形により形成し、前記ポケットをケージ金型のキャビティに突き出されるコアピンにより形成し、前記コアピンのアンダーカットが、各ポケットのケージ外径側及びケージ内径側の開口端部にケージ引き抜き状態で前記ボールを前記ポケットに留める抜け止め部を形成することを特徴とする等速ジョイントの製造方法。
  2. 前記コアピンは、周方向に間隔をおいて複数のアンダーカットが形成されているものである請求項1に記載の等速ジョイントの製造方法。
  3. 前記アンダーカットの外接円径は、前記ボールの直径の70〜99%である請求項2に記載の等速ジョイントの製造方法。
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