JP2007291880A - 流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油を圧縮ユニットに戻り易くする流体機械を提供する。
【解決手段】圧縮ケーシング(24)内に収容され、圧縮ユニット(52)の背面側に当接される第1の支持プレート(48)と、吸入ポート(28)を有する駆動ケーシング(22)内に収容され、回転軸(34)を回転自在に支持する軸受(36)を備える第2の支持プレート(46)と、第1の支持プレートの背面側と第2の支持プレートの正面側とを当接させて連結する連結部材(99)と、これら第1及び第2の支持プレートを貫通し、駆動ケーシング内の潤滑油を圧縮ユニットに向けて供給する導入孔(77,97)とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、流体機械に係り、詳しくは、車両の空調システムの冷凍回路に組み込まれて好適な流体機械に関する。
この種の流体機械、例えばスクロール型圧縮機には冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロールユニットが備えられている。詳しくは、このユニットは互いに噛み合う固定及び可動スクロールを備えており、可動スクロールが固定スクロールに対して旋回運動する。これにより、各スクロールで形成される空間の容積が減少し、上記一連のプロセスが行われる。
ここで、この可動スクロールが電動モータを介して回転軸によって駆動され、回転軸がハウジングに軸受を介して回転自在に支持される技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−136782号公報
ところで、上記冷媒には通常、潤滑油が含まれている。この冷媒中の潤滑油は軸受やスクロールユニット内の摺動面等の潤滑のみならず、この摺動面のシールとしての機能を有する。
しかしながら、上述した従来の技術では、冷媒を圧縮機内に導入させる吸入ポートが、電動モータを挟んでスクロールユニットとは反対側の位置に設けられている。つまり、吸入ポートから導入された冷媒は電動モータを冷却した後にスクロールユニットに向けて供給されるため、潤滑油が電動モータの周辺、例えば、横置タイプの圧縮機の場合には電動モータを有するモータ室の底部分に滞留し、潤滑油がスクロールユニットに戻り難くなる。これは、圧縮プロセスにおけるシール性が低下するし、また、このユニット内の摺動摩擦抵抗が大きくなって圧縮機の性能が低下するとの問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、潤滑油を圧縮ユニットに戻り易くする流体機械を提供することを目的とする。
上記の目的を達成すべく、請求項1記載の流体機械は、吸入ポートを有する駆動ケーシング及び駆動ケーシングに気密に嵌合され、圧縮ケーシングを備えるハウジングと、圧縮ケーシング内に収容され、駆動ケーシング内を延びる回転軸によって駆動されて潤滑油を含む冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを行う圧縮ユニットと、圧縮ケーシング内に収容され、圧縮ユニットの背面側に当接される第1の支持プレートと、駆動ケーシング内に収容され、回転軸を回転自在に支持する軸受を備える第2の支持プレートと、第1の支持プレートの背面側と第2の支持プレートの正面側とを当接させ、第1の支持プレートと第2の支持プレートとを連結する連結部材と、第1の支持プレート及び第2の支持プレートを貫通し、駆動ケーシング内の潤滑油を圧縮ユニットに向けて供給する導入孔とを具備することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、圧縮ユニットは、回転軸によって駆動されて旋回運動することにより、固定スクロールと協働して冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを行う可動スクロールを有するスクロールユニットであり、第1の支持プレートは、回転軸の軸線を中心とした周方向に形成され、軸線方向に沿って延びて固定スクロールに固定される複数の柱状脚部と、各柱状脚部の間に配設され、可動スクロールの公転旋回運動を妨げることなく可動スクロールの自転を阻止する自転阻止機構とを備えることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、第2の支持プレートは、その正面側にて回転軸の軸線方向に沿って延び、第1の支持プレートの背面側に嵌合される突起部を備えることを特徴としている。
更にまた、請求項4記載の発明では、流体機械は、CO冷媒を用いた冷凍回路の循環経路に介挿されていることを特徴としている。
従って、請求項1記載の本発明の流体機械によれば、圧縮ユニットの背面側に当接される第1の支持プレートと、回転軸を回転自在に支持する軸受を備える第2の支持プレートとを有しており、これら第1の支持プレートと第2の支持プレートとが連結部材を介して連結されている。そして、駆動ケーシング内の潤滑油を圧縮ユニットに向けて供給する導入孔が、これら第1の支持プレート及び第2の支持プレートを貫通して穿設されている。よって、駆動ケーシング内の潤滑油は圧縮ユニットに向けて速やかに供給され、圧縮プロセスにおけるシール性が向上するし、また、圧縮ユニット内の摺動摩擦抵抗が抑えられる。この結果、流体機械の性能向上が達成される。
また、請求項2記載の発明によれば、第1の支持プレートが柱状脚部を有し、この柱状脚部が固定スクロールに固定されているので、第1の支持プレートは、流体機械の駆動時において可動スクロールの正面側から背面側に向けて生ずるスラスト荷重を確実に支持可能となる。また、各柱状脚部間の空間には自転阻止機構が配設されていることから、流体機械の胴径の小径化に寄与する。
更に、請求項3記載の発明によれば、第2の支持プレートには、第1の支持プレートに嵌合される突起部が形成されている。これにより、第1の支持プレートと第2の支持プレートとの位置合わせが容易、且つ高精度に行える。この結果、流体機械の組み立て及び分解に要する時間が短縮可能となる。
更にまた、請求項4記載の発明によれば、使用圧力の高いCO冷媒を用いても、吐出ガスの漏洩が回避可能となり、また、CO冷媒を用いれば、環境負荷の軽減に大きく貢献する。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る流体機械を示す。当該流体機械は水平方向に延びるハウジング20を備えた横置タイプのスクロール型圧縮機4であり、この圧縮機4は車両の空調システムの冷凍回路に組み込まれている。具体的には、この冷凍回路には圧縮機4、ガスクーラ、内部熱交換器、膨張弁及び蒸発器が順次配置され、圧縮機4は内部熱交換器の出口側経路から自然系冷媒であるCO冷媒(以下、単に冷媒と称す)を吸入し、この冷媒を圧縮してガスクーラの入口側に向けて吐出する。冷媒は潤滑油を含み、この潤滑油は圧縮機4内の軸受や種々の摺動面を潤滑する他、摺動面のシールする機能をも発揮する。
ハウジング20は駆動ケーシング22及び圧縮ケーシング24を有し、駆動ケーシング22及び圧縮ケーシング24はそれぞれ各ケーシング24,22に向けて開口したカップ形状をなし、その開口端がボルト104を介して気密に嵌合されている。
駆動ケーシング22の開口端部分には環状のベアリングプレート(第2の支持プレート)46が駆動ケーシング22とは別個に配設され、駆動ケーシング22内、具体的には、ベアリングプレート46と駆動ケーシング22の有底部分との空間がモータ室26として形成されている。このモータ室26には段付きの回転軸30が配置され、この回転軸30は小径軸部32と大径軸部34とを有する。小径軸部32は軸受38を介して駆動ケーシング22の有底部分に回転自在に支持され、大径軸部34は軸受36を介してベアリングプレート46に回転自在に支持されている。
回転軸30は電動モータ40への通電により駆動される。詳しくは、モータ室26にはブラシレスの電動モータ40が配設され、ロータ42が回転軸30の外周側に固着され、このロータ42の外周側には所定間隔をおいてステータ44が配置されている。そして、ステータ44が通電されると、ロータ42は回転軸30と一体的に回転する。
一方、圧縮ケーシング24の開口端部分にも環状のセンタープレート(第1の支持プレート)48が圧縮ケーシング24とは別個に配設されている。そして、圧縮ケーシング24内、具体的には、センタープレート48と圧縮ケーシング24の有底部分との空間にはスクロールユニット(圧縮ユニット)52が収容され、このスクロールユニット52は可動スクロール54及び固定スクロール56を備えている。これら可動スクロール54及び固定スクロール56は互いに噛み合うような渦巻きラップ61,79をそれぞれ有し、これら渦巻きラップ61,79は互いに協働し、図示しないシール等を介して圧縮室58を形成する。この圧縮室58は可動スクロール54の旋回運動により、渦巻きラップ61,79の径方向外周側から中心に向けて移動し、この際にその容積が減少される。
上述した可動スクロール54の旋回運動を達成するため、可動スクロール54の基板60は駆動ケーシング22側に向けて突出するボス62を有しており、このボス62は軸受64を介して偏心ブッシュ66に回転自在に支持されている。この偏心ブッシュ66はクランクピン68に支持され、クランクピン68は大径軸部34から偏心して突出している。従って、回転軸30の回転に伴い、偏心ブッシュ66を介して可動スクロール54が旋回運動することなる。なお、偏心ブッシュ66にはカウンタウエイト70が取り付けられており、このカウンタウエイト70が可動スクロール54の旋回運動に対するバランスウエイトとなる。
固定スクロール56は圧縮ケーシング24の有底部分にボルト102を介して固定され、その基板78が圧縮ケーシング24内を圧縮室58側と吐出室80側とに仕切っている。基板78にはその中央に圧縮室58に連なる吐出孔82が形成され、この吐出孔82は図示しないリード弁により開閉される。このリード弁はその弁押さえ84とともに基板78の吐出室80側に取り付けられている。
また、駆動ケーシング22の周壁にはモータ室26を介して圧縮室58に連通する吸入ポート28が形成されており、吸入ポート28は前述した内部熱交換器の出口側経路に接続されている。一方、圧縮ケーシング24の有底部分には吐出室80に連通する吐出ポート86が形成されており、吐出室80は吐出ポート86を介してガスクーラに接続されている。
ところで、上述したセンタープレート48は可動スクロール54の背面側に配設され、この可動スクロール54の正面側に作用するスラスト圧力を支持している。より具体的には、図2に示されるように、センタープレート48には、プレート本体71の背面73がベアリングプレート46の正面側に当接される一方、プレート本体71の中央部分にはボス係合部72が穿設されている。また、このボス係合部72の外周側には環状溝が形成されており、この環状溝内に基板60の背面に接触する複数の摺動部材74が受容されている。そして、この環状溝の外周側には、6つの柱状脚部75が等間隔に配設されている。
詳しくは、各柱状脚部75は回転軸30の軸線方向に沿って延びて形成されており、その頂部が固定スクロール56の基板78の正面側に当接されている。また、この柱状脚部75には回転軸30の軸線方向に沿って貫通されるボルト係合孔76が穿設され、基板78に穿設された孔を介してこの基板78の背面側から挿入されるボルト100が各ボルト係合孔76に螺合されることにより、センタープレート48が固定スクロール56に強固に固定される。更に、各柱状脚部75の空間には、ピンを有する複数個の自転阻止機構50が配設されている(図1)。なお、図2(a)のI−I線の矢視断面図がこの図1に該当する。
一方、上述したベアリングプレート46は、その正面側にてセンタープレート48の背面73に嵌合されている。より具体的には、図3に示されるように、ベアリングプレート46には、プレート本体88の略中央部分にて大径軸部34に挿入される軸挿入部89が穿設されている。この軸挿入部89は、プレート本体88の背面側にて軸受36を配置させる軸受受容部91に連通する一方、プレート本体88の正面側においてカウンタウエイト70を挿入させる部分にも連通しており、このウエイト70の挿入部分の外側に環状リブ(突起部)90が形成されている。この環状リブ90は、回転軸30の軸線方向に沿って延び、背面73のザグリ部分の内側にて嵌合される。
また、プレート本体88の外周側には3つのピン用突出部94が等間隔に配設されている(図3(b))。このピン用突出部94は周方向外向きに向けて突出されており、各ピン用突出部94の略中央部分には孔95が貫通して穿設されている。更に、プレート本体88の外周側において、ピン用突出部94の配設位置とは反対側の位置には嵌合端部92が形成され、この嵌合端部92が駆動ケーシング22の内周に嵌合されている。そして、駆動ケーシング22に穿設された図示しない孔に位置決めピンを圧入させ、このピンを孔95に係合させるとともに、嵌合端部92が駆動ケーシング22の内周に嵌合されると、ベアリングプレート46が駆動ケーシング22に固定される。
ここで、本実施形態のセンタープレート48とベアリングプレート46とはボルト(連結部材)99で連結されている(図1)。
より具体的には、図3に示されるように、ベアリングプレート46の周方向の適宜位置には、6つのボルト挿通孔96がプレート本体88を貫通して穿設されている。また、センタープレート48の周方向にも、ボルト挿通孔96の位置に対峙した図示しない有底の受容孔が穿設されている。そして、ボルト99がプレート本体88の背面側からセンタープレート48に向けて挿入されることにより、軸心が合わされた状態にてセンタープレート48の背面側とベアリングプレート46の正面側とが当接して固定される。
更に、本実施形態のセンタープレート48及びベアリングプレート46には、2つのオイル導入孔(導入孔)77,97がこれら各プレート48,46を貫通して穿設されている(図2,図3)。
つまり、本実施形態のセンタープレート48には、その下側部分において、摺動部材74を有する環状溝、柱状脚部75の他、上記受容孔のいずれにも重ならない位置に、オイル導入孔77が穿設されている(図2)。また、本実施形態のベアリングプレート46には、上記ボルト挿通孔96に重ならない位置であって、オイル導入孔77の位置に対峙したオイル導入孔97が穿設されている(図3)。これらオイル導入孔77,97は、センタープレート48とベアリングプレート46との連結状態にて加工される。
上述した圧縮機4では、電動モータ40の通電による回転軸30の回転に伴い、偏心ブッシュ66を介して可動スクロール54が固定スクロール56の軸心周りを旋回運動する。この際、可動スクロール54の自転は回転阻止機構50の働きにより阻止された状態にある。この結果、可動スクロール54はその旋回姿勢を一定に維持した状態で固定スクロール56に対して旋回運動し、この旋回運動は吸入ポート28を通じて圧縮室58内に冷媒を吸い込み、この吸い込んだ冷媒を圧縮し、圧縮冷媒を吐出室80内に吐出する。
以上のように、本実施形態によれば、スクロールユニット52の背面側に当接されるセンタープレート48と、回転軸34を回転自在に支持する軸受36を備えるベアリングプレート46とを有し、これら各プレート46,48がボルト99を介して連結されている。そして、オイル導入孔77,97が、この各プレート46,48の連結状態にて追加加工され、これらプレート46,48を貫通して穿設されている。よって、駆動ケーシング22内に貯留した潤滑油はユニット52に向けて速やかに供給され、電動モータ40の周辺、特に、モータ室26の底部分に滞留せずにユニット52に戻り易くなるので、圧縮プロセスにおけるシール性が向上し、冷凍能力の向上に寄与する。しかも、ユニット52内の摺動摩擦抵抗が抑えられて圧縮機4の所要動力の減少に寄与する。これらの結果、COPが向上して圧縮機の性能向上が達成される。
また、センタープレート48が柱状脚部75を有し、この柱状脚部75が固定スクロール56に固定されているので、プレート48は、圧縮機4の駆動時において可動スクロール54の正面側から背面側に向けて生ずるスラスト荷重を確実に支持可能となる。また、各柱状脚部75間の空間には自転阻止機構50が配設されていることから、圧縮機4の胴径の小径化に寄与する。
更に、ベアリングプレート46には、センタープレート48に嵌合される環状リブ90が形成されている。これにより、各プレート46,48の位置合わせが容易、且つ高精度に行え、圧縮機4の組み立て及び分解に要する時間が短縮可能になる。
また、使用圧力の高いCO冷媒を用いても、潤滑油がユニット52に戻り易くなるし、上記スラスト荷重を確実に支持可能となり、その吐出ガスの漏洩も回避可能となる。更に、CO冷媒を用いれば、環境負荷の軽減に大きく貢献する。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記オイル導入孔77,97の個数や穿設位置は必ずしも上記実施形態に限定されるものではなく、圧縮機の設置状態に応じて適宜設けることができる。
また、本発明の圧縮ユニットは、上述した回転式のスクロール型、或いはピストン往復動型等のいずれのタイプであっても、冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスが実施可能である。更に、本発明の流体機械に使用される冷媒もCO冷媒に限定されるものではなく、他の冷媒の場合にも上記と同様に、潤滑油を圧縮ユニットに戻り易くなるとの効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る流体機械を示した縦断面図である。 (a)は図1の流体機械における第1の支持プレートの正面図であり、(b)はB−B線矢視断面図である。 (a)は図1の流体機械における第2の支持プレートのA−A線矢視断面図であり、(b)は第2の支持プレートの背面図である。
符号の説明
4 スクロール型圧縮機(流体機械)
20 ハウジング
22 駆動ケーシング
24 圧縮ケーシング
28 吸入ポート
30 回転軸
36 軸受
46 ベアリングプレート(第2の支持プレート)
48 センタープレート(第1の支持プレート)
50 自転阻止機構
52 スクロールユニット(圧縮ユニット)
54 可動スクロール
56 固定スクロール
75 柱状脚部
77 オイル導入孔(導入孔)
90 環状リブ(突起部)
97 オイル導入孔(導入孔)
99 ボルト(連結部材)

Claims (4)

  1. 吸入ポートを有する駆動ケーシング及び該駆動ケーシングに気密に嵌合され、圧縮ケーシングを備えるハウジングと、
    前記圧縮ケーシング内に収容され、前記駆動ケーシング内を延びる回転軸によって駆動されて潤滑油を含む冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを行う圧縮ユニットと、
    前記圧縮ケーシング内に収容され、前記圧縮ユニットの背面側に当接される第1の支持プレートと、
    前記駆動ケーシング内に収容され、前記回転軸を回転自在に支持する軸受を備える第2の支持プレートと、
    前記第1の支持プレートの背面側と前記第2の支持プレートの正面側とを当接させ、前記第1の支持プレートと前記第2の支持プレートとを連結する連結部材と、
    前記第1の支持プレート及び前記第2の支持プレートを貫通し、前記駆動ケーシング内の潤滑油を前記圧縮ユニットに向けて供給する導入孔と
    を具備することを特徴とする流体機械。
  2. 前記圧縮ユニットは、前記回転軸によって駆動されて旋回運動することにより、固定スクロールと協働して冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを行う可動スクロールを有するスクロールユニットであり、
    前記第1の支持プレートは、前記回転軸の軸線を中心とした周方向に形成され、該軸線方向に沿って延びて前記固定スクロールに固定される複数の柱状脚部と、該各柱状脚部の間に配設され、前記可動スクロールの公転旋回運動を妨げることなく該可動スクロールの自転を阻止する自転阻止機構とを備えることを特徴とする請求項1に記載の流体機械。
  3. 前記第2の支持プレートは、その正面側にて前記回転軸の軸線方向に沿って延び、前記第1の支持プレートの背面側に嵌合される突起部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体機械。
  4. 前記流体機械は、CO冷媒を用いた冷凍回路の循環経路に介挿されていることを特徴とする請求項1に記載の流体機械。
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