JP2007138778A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ駆動のスクロールユニットを有し、電機子巻線の発熱を抑制しつつ、省スペース化に寄与するスクロール型圧縮機を提供する。
【解決手段】有底部分(17)を備える筒状のハウジング(16)内に形成され、モータ(94)のステータ(98)の一端部が有底部分の近傍に配設されるとともに冷凍回路(2)の低圧側の作動流体が導入される機械室(92)内にて、スクロールユニット(60)から冷凍回路に向けて吐出された作動流体の一部を有底部分に供給し、低圧側の作動流体の流動を生じさせる供給路(120)を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクロール型圧縮機に係り、詳しくは空調システムの冷凍回路に組み込まれるスクロール型圧縮機に関する。
この種のスクロール型圧縮機には作動流体としての冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロールユニットを備えている。詳しくは、このユニットは互いに噛み合う固定及び可動の各スクロールを備えており、回転軸の駆動によって可動スクロールが固定スクロールに対して旋回運動する。これにより、各スクロールで形成される空間の容積が減少し、上記一連のプロセスが実施される。
一方、上記回転軸がモータの通電によって駆動される圧縮機があり、この圧縮機には、回転軸と一体に回転される永久磁石を有するロータと、このロータの周囲に配置され、磁界の回転によりロータを回転させる電機子巻線を有するステータとが備えられている。そして、ステータに向けて流れる冷媒や潤滑油の方向を調整することにより、モータの駆動に伴う電機子巻線の温度の上昇を抑えている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2931457号公報
ところで、上記従来の技術では、上記モータの周辺に存在する冷媒や潤滑油がフランジ等を用いてステータに向けて冷却のために偏向されている。
しかしながら、上記モータの周辺には冷凍回路の低圧側の冷媒が導入されており、この冷媒等は停留する傾向が強いことから、単にフランジ等を用いるだけでは冷媒等がステータに供給され難いとの懸念がある。特に、圧縮機の配置方向が異なると、ステータの端部は冷却され難くなり、これでは、電機子巻線の温度が過度に上昇し、モータの運転を停止せざるを得ない状況が生じて運転可能な範囲が狭くなるとの問題がある。
また、この問題の解決を図るにあたり、省スペース化のためには、圧縮機の大型化は回避しなければならない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、モータ駆動のスクロールユニットを有し、電機子巻線の発熱を抑制しつつ、信頼性の高いスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成すべく、請求項1記載のスクロール型圧縮機は、有底部分を備える筒状のハウジングと、ハウジング内を延び、ハウジングに回転自在に支持された回転軸と、ハウジング内に形成され、回転軸と一体に回転するロータ、及びロータの周囲に配置されてロータを回転させる電機子巻線を有するステータからなるモータを備え、ステータの一端部が有底部分の近傍に配設されるとともに、冷凍回路の低圧側の作動流体が導入される機械室と、ハウジング内に収容され、回転軸により駆動されて冷凍回路の低圧側の作動流体を吸入し、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロールユニットと、ハウジング内に形成され、スクロールユニットから冷凍回路に向けて吐出された作動流体を有底部分に供給し、機械室内にて低圧側の作動流体の流動を生じさせる供給路とを具備することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、供給路には、減圧手段が配設されていることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、スクロールユニットは、車両のエンジンからの動力に基づいて駆動されて旋回運動する一の可動スクロールを有する第1のユニットと、モータからの動力に基づいて駆動されて旋回運動する他の可動スクロールを有し、第1のユニットよりも作動流体の最大吐出容量が小さく設定された第2のユニットとを具備し、各可動スクロールが、共通の基板を備えた固定スクロールの軸心周りに公転旋回運動していることを特徴としている。
従って、請求項1記載の本発明のスクロール型圧縮機によれば、ハウジング内には、スクロールユニットから吐出された作動流体をハウジングの有底部分に向けて供給する供給路が形成され、この供給路内の作動流体が機械室内にて低圧側の作動流体の流動を生じさせる。つまり、吐出された作動流体が機械室内に存在する低圧側の作動流体を攪拌し、ステータ、特に、有底部分の近傍に配設されたステータの一端部に積極的に低圧側の作動流体を供給している。この結果、電機子巻線の発熱が抑制され、モータの運転停止に伴う冷房能力の低下が防止される。
しかも、従来に比してフランジ等が不要になり、省スペース化による圧縮機の小型・軽量化が達成可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、スクロールユニットから吐出された作動流体が供給路を介してハウジングの有底部分に供給されるにあたり、この作動流体は減圧手段によって減圧されている。よって、機械室内の圧力の上昇が抑えられ、この点も冷房能力の低下の防止に寄与する。
更に、請求項3記載の発明によれば、エンジン及びモータによって駆動されるハイブリッド圧縮機において、エンジン駆動による第1のユニットの最大吐出容量がモータ駆動による第2のユニットのそれよりも大きく設定されている場合には、例えば吸入ポートが第1のユニットの近傍に配置される等、冷凍回路から吸入される低圧側の作動流体の容量もまた、第1のユニットが第2のユニットよりも大きくされる。つまり、この場合には上記吸入ポートとステータとが大きく離間し得ることになるが、上記供給路が吐出された作動流体をステータの一端部に供給し、低圧側の作動流体を積極的に流動させることから、特に、固定スクロールを共通の基板に形成して全長の短縮化が図られたハイブリッド圧縮機でも、従来に比して攪拌機等を用いることなく電機子巻線の発熱が効果的に抑制され、圧縮機の信頼性の向上が達成される。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係るスクロール型圧縮機を示し、この圧縮機4は車両の空調システムの冷凍回路2に組み込まれている。詳しくは、この冷凍回路2の循環経路には圧縮機4、凝縮器6、レシーバ8、膨張弁10及び蒸発器12が順次配置され、圧縮機4は循環経路の復路から冷媒を吸入し、この冷媒を圧縮して循環経路の往路に向けて吐出する。
上記圧縮機4はハウジングを備え、このハウジングはケーシングブロック14、フロントハウジング15及びリアハウジング16を有し、これら各ハウジング15,16はOリングと協働してケーシングブロック14を気密に狭持し、複数の連結ボルト20を介して互いに結合されている。
フロントハウジング15は両端に開口を有する筒状をなしている。このフロントハウジング15内には回転軸22が配置されており、この回転軸22はケーシングブロック14側に位置した大径軸部24と、リップシール32を介してフロントハウジング15から突出した小径軸部26とを有する。大径軸部24はボール軸受28を介し、小径軸部26はボール軸受30を介してフロントハウジング15に回転自在にそれぞれ支持されている。
小径軸部26の突出端には電磁クラッチ34を内蔵した駆動プーリ36が取り付けられ、この駆動プーリ36は軸受38を介してフロントハウジング15に回転自在に支持されている。また、駆動プーリ36には車両のエンジンの動力が図示しない駆動ベルトを介して伝達されており、駆動プーリ36の回転は電磁クラッチ34を介して回転軸22に伝達可能である。従って、上記エンジンの駆動中、電磁クラッチ34がオン作動されると、回転軸22は駆動プーリ36と一体的に回転する。
フロントハウジング15とケーシングブロック14との間には、主圧縮機構(第1のユニット)18が収容されている。具体的には、主圧縮機構18はスクロールユニット40を備え、このユニット40は互いに噛み合う可動スクロール42及び固定スクロール44から構成されている。この固定スクロール44はケーシングブロック14に形成され、これら各スクロール42、44の噛み合いはその内部に圧縮室46を形成させ、この圧縮室46の容積が固定スクロール44に対する可動スクロール42の旋回運動に伴って増減される。
この可動スクロール42に旋回運動を付与するため、可動スクロール42の背面側にはフロントハウジング15側に向けて突出するボス48が形成されており、このボス48はニードル軸受50を介して偏心ブッシュ52に回転自在に支持されている。偏心ブッシュ52はクランクピン54に支持され、このクランクピン54が大径軸部24から偏心して突出している。従って、回転軸22の回転に伴い、クランクピン54及び偏心ブッシュ52を介して可動スクロール42が旋回運動する。なお、可動スクロール42の自転は可動スクロール42とフロントハウジング15との間に配置されたボール型の旋回スラストベアリング56によって阻止されている。
一方、リアハウジング16はケーシングブロック14に向けて開口を有するカップ状をなし、有底部17の近傍の空間がモータ室(機械室)92として形成されている。モータ室92内には回転軸82が配置されており、この回転軸82はケーシングブロック14側に位置した大径軸部84と小径軸部86とを有する。大径軸部84はボール軸受88を介して支持ブロック80に、小径軸部86はボール軸受90を介して有底部17に回転自在にそれぞれ支持されている。
回転軸82は電動モータ(モータ)94への通電により駆動される。詳しくは、モータ室92にはブラシレスの電動モータ94が配設されており、例えばネオジウム磁石を有するロータ96が回転軸82の外周側に固着され、このロータ96の外周側には電機子巻線を有するステータ98が配置されている。そして、リアハウジング16の外壁に配設されたコネクタ100を介して電機子巻線が通電されると、ロータ96はこの電機子巻線で発生した磁界の回転に伴って回転し、回転軸82と一体的に回転する。
上述したケーシングブロック14と支持ブロック80とは複数のボルト21を介して結合され、これら各ブロック14,80の間には、副圧縮機構(第2のユニット)19が収容されている。換言すれば、本実施形態の圧縮機4はハイブリッド圧縮機として構成されている。詳しくは、副圧縮機構19はスクロールユニット60を備え、このユニット60は互いに噛み合う可動スクロール62及び固定スクロール64から構成されている。また、この固定スクロール64はケーシングブロック14に形成されている。つまり、主圧縮機構18の固定スクロール44及び副圧縮機構19の固定スクロール64は、共通の基板45に配設されている。そして、副圧縮機構19の各スクロール62、64の噛み合いはその内部に圧縮室66を形成させ、この圧縮室66の容積が固定スクロール64に対する可動スクロール62の旋回運動に伴って増減される。
この可動スクロール62に旋回運動を付与するため、可動スクロール62の背面側にも有底部17側に向けて突出するボス68が形成されており、このボス68はニードル軸受70を介して偏心ブッシュ72に回転自在に支持されている。偏心ブッシュ72はクランクピン74に支持され、このクランクピン74がプレートを介して大径軸部84から偏心して突出している。従って、回転軸82の回転に伴い、クランクピン74及び偏心ブッシュ72を介して可動スクロール62が旋回運動する。なお、可動スクロール62の自転は可動スクロール62と支持ブロック80との間に配置されたボール型の旋回スラストベアリング76によって阻止されている。
ところで、本実施形態の圧縮機4では、電動モータ94からの動力に基づいて駆動される副圧縮機構19の冷媒の最大吐出容量が、車両のエンジンからの動力に基づいて駆動される主圧縮機構18の冷媒の最大吐出容量よりも小さく設定されている。
より詳しくは、ケーシングブロック14の外壁に配設された接続ブロック102には、主圧縮機構18のスクロールユニット40に向けて蒸発器12からの低圧側の冷媒を導入させる吸入ポート104が形成され、この吸入ポート104はスクロールユニット40側に開口を有する吸入孔105に接続されている。
一方、図2に示されるように、ケーシングブロック14には吸入孔105に接続される複数の連通路106がケーシングブロック14の周方向の適宜位置に穿設され、この連通路106が吸入孔105と副圧縮機構19とを連通している。これにより、上記蒸発器12からの低圧側の冷媒は、主として主圧縮機構18に供給されるものの、副圧縮機構19にも供給される。そして、この副圧縮機構19に供給された低圧側の冷媒は、モータ室92に導入されるとともに、支持ブロック80に穿設された孔81を介してスクロールユニット60にも導入される(図1)。
ケーシングブロック14において、基板45には主圧縮機構18の圧縮室46と吐出通路108とを互いに連通させる吐出孔58が形成され、また、この基板45には副圧縮機構19の圧縮室66と吐出通路110とを互いに連通させる吐出孔78が形成されている。これら各吐出通路108,110は接続ブロック102に向けて形成され、吐出弁112によって開閉される。この吐出弁112はボルト114を介してケーシングブロック14の外周端に取り付けられており、主圧縮機構18や副圧縮機構19の吐出冷媒は吐出弁112の開閉に応じて吐出ポート116に吐出され、凝縮器6に送出される。なお、この吐出ポート116は接続ブロック102にて吸入ポート104とは気密に区画して形成されている(図1)。
ここで、上述した副圧縮機構19の吐出通路110の途中には、リアケーシング16の有底部17に向けてケーシングブロック14を貫通した連通孔118が穿設されており、この連通孔118は流動生成路(供給路)120に接続されている。本実施形態の流動生成路120は、連通孔118の開口端に嵌合されたパイプであり、有底部17の近傍に位置するステータ98の端部に至るまで配置されている。また、流動生成路120の適宜位置にはオリフィス(減圧手段)が配設されている。
上述した圧縮機4によれば、この圧縮機4がエンジンのみで駆動される場合には、電磁クラッチ34を経た回転軸22の回転に伴い、可動スクロール42が自転することなく旋回運動する。この可動スクロール42の旋回運動は、吸入孔105を介してスクロールユニット40の圧縮室46内への冷媒の吸入、圧縮及び吐出の各プロセスを実施させる。この結果、高圧冷媒が圧縮室46から吐出通路108及び吐出弁112を通じて吐出ポート116に至り、この吐出ポート116から凝縮器6に向けて送出される。
一方、例えば上記エンジンのアイドルストップ時や車室内の設定温度への到達時の如く、この圧縮機4が電動モータ94のみで駆動される場合には、電動モータ94を経た回転軸82の回転に伴い、可動スクロール62が自転することなく旋回運動し、この旋回運動は、吸入孔105、連通路106、孔81を介してスクロールユニット60の圧縮室66内への冷媒の吸入、圧縮及び吐出の各プロセスを実施させる。これにより、高圧冷媒が圧縮室66から吐出通路110及び吐出弁112を通じて吐出ポート116に至り、この吐出ポート116から凝縮器6に向けて送出される。
ここで、吐出通路110内の高圧冷媒の一部は連通孔118に導入され、オリフィスにて減圧された後に流動生成路120の端部を介して有底部17に送出される。そして、流動生成路120からの冷媒はステータ98の周囲にて、吸入孔105及び連通路106から供給された低圧側の冷媒の流動を生成させる。なお、このモータ室92内の冷媒は、スクロールユニット60に、或いはケーシングブロック14に形成された図示しないリターン経路を介してスクロールユニット40に導入される。
以上のように、本実施形態によれば、ケーシングブロック14内には、スクロールユニット60から吐出された冷媒をリアハウジング16の有底部17に向けて供給する流動生成路120が形成され、この流動生成路120内の冷媒がモータ室92内にて低圧側の冷媒の流動を生じさせる。つまり、スクロールユニット60から吐出された冷媒がモータ室92内に存在する低圧側の冷媒を攪拌し、ステータ98、特に、有底部17の近傍に配設されたステータ98の端部に積極的に低圧側の冷媒を供給している。この結果、電動モータ94において最も熱くなり得る電機子巻線の発熱が抑制されてこの巻線の断線や電動モータ94の焼き付きが回避され、モータの運転停止に伴う冷房能力の低下が防止される。
しかも、従来に比してフランジや攪拌装置等が不要になり、省スペース化による圧縮機の小型・軽量化、圧縮機の生産性向上及び製造コストの低廉化が達成可能となる。
また、スクロールユニット60から吐出された冷媒が流動生成路120を介して有底部17に供給されるにあたり、流動生成路120からの冷媒はオリフィスによって減圧されているので、上記電機子巻線の発熱の抑制に寄与するし、モータ室92内の圧力の上昇が抑えられ、この点も冷房能力の低下の防止に寄与する。
更に、エンジン及び電動モータ94によって駆動されるハイブリッド圧縮機4においては、エンジン駆動による主圧縮機構18の最大吐出容量がモータ駆動による副圧縮機構19のそれよりも大きく設定されると、吸入ポート105とステータ98とが大きく離間し得ることになるが、流動生成路120が吐出された冷媒の一部をステータ98の端部に供給し、低圧側の冷媒を積極的に流動させることから、ステータ98の電機子巻線の発熱が効果的に抑制され、圧縮機の信頼性の向上が図られる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、流動生成路120がパイプで形成されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、支持ブロック80やリアケーシング16に鋳抜き等で形成されていても良く、この場合にも上記と同様に電機子巻線の発熱を抑制しつつ、省スペース化に寄与するとの効果を奏する。
また、本発明のスクロール型圧縮機は、ハイブリッド圧縮機のみならず、電動モータのみで駆動される電動圧縮機にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るスクロール型圧縮機を示した縦断面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。
符号の説明
2 冷凍回路
4 ハイブリッド圧縮機(スクロール型圧縮機)
14 ケーシングブロック(ハウジング)
16 リアハウジング(ハウジング)
17 有底部
18 主圧縮機構(第1のユニット)
19 副圧縮機構(第2のユニット)
40 スクロールユニット
42 一の可動スクロール
44 固定スクロール
45 基板
60 スクロールユニット
62 他の可動スクロール
64 固定スクロール
82 回転軸
94 電動モータ(モータ)
96 ロータ
98 ステータ
92 モータ室(機械室)
120 流動生成路(供給路)

Claims (3)

  1. 有底部分を備える筒状のハウジングと、
    該ハウジング内を延び、該ハウジングに回転自在に支持された回転軸と、
    前記ハウジング内に形成され、前記回転軸と一体に回転するロータ、及び該ロータの周囲に配置されて該ロータを回転させる電機子巻線を有するステータからなるモータを備え、前記ステータの一端部が前記有底部分の近傍に配設されるとともに、冷凍回路の低圧側の作動流体が導入される機械室と、
    前記ハウジング内に収容され、前記回転軸により駆動されて前記冷凍回路の低圧側の作動流体を吸入し、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロールユニットと、
    前記ハウジング内に形成され、前記スクロールユニットから前記冷凍回路に向けて吐出された作動流体を前記有底部分に供給し、前記機械室内にて前記低圧側の作動流体の流動を生じさせる供給路と
    を具備することを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 前記供給路には、減圧手段が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
  3. 前記スクロールユニットは、車両のエンジンからの動力に基づいて駆動されて旋回運動する一の可動スクロールを有する第1のユニットと、前記モータからの動力に基づいて駆動されて旋回運動する他の可動スクロールを有し、前記第1のユニットよりも作動流体の最大吐出容量が小さく設定された第2のユニットとを具備し、
    前記各可動スクロールが、共通の基板を備えた固定スクロールの軸心周りに公転旋回運動していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクロール型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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