JP2008190452A - 電動コンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮機構部に吸入口が2つ設けられた場合にあって、導入する全体の流体量が減少される場合にも偏流の発生を抑制し、かつ、モータ駆動回路部の冷却性能を確保できる電動コンプレッサを得る。
【解決手段】導入ポート15から吸入口27に至る流体流路50は、モータ駆動回路部40と圧縮機構部20との間の隔壁11W内に形成されるとともに、導入ポート15に連通する流路基部51と、この流路基部51から分岐して吸入口27に連通する2つの分岐流路52とを有する。流路基部51は導入ポート15と略同一の断面積に設定されるとともに、分岐流路52は流路基部51の断面積を略等分した断面積に設定される。
【選択図】図4
【解決手段】導入ポート15から吸入口27に至る流体流路50は、モータ駆動回路部40と圧縮機構部20との間の隔壁11W内に形成されるとともに、導入ポート15に連通する流路基部51と、この流路基部51から分岐して吸入口27に連通する2つの分岐流路52とを有する。流路基部51は導入ポート15と略同一の断面積に設定されるとともに、分岐流路52は流路基部51の断面積を略等分した断面積に設定される。
【選択図】図4
Description
本発明は、圧縮機構部と電動モータとを一体化した電動コンプレッサに関する。
圧縮機構部と圧縮機構部を駆動する電動モータと一体化した電動コンプレッサでは、電動モータを通電制御するためにモータ駆動回路が設けられる。モータ駆動回路(インバータ)には複数のスイッチング素子が含まれるが、これら複数のスイッチング素子はON/OFFの切り替えによって発熱する。
よって、このタイプの電動コンプレッサでは、インバータ(主としてスイッチング素子)の発熱を除去することが望まれるが、とは言え、例えばモータ駆動回路の冷却手段として冷却用ファンを設けると、当該ファンを駆動するための動力が必要になるとともに、電動コンプレッサ自体が大型化してしまう。
このため、モータ駆動回路部を圧縮機構部の流体吸入口側に隣接して配置し、その流体吸入口に連通する流体流路から分岐した分岐流路をモータ駆動回路部に接触させて配路し、その分岐流路を流通する流体によってモータ駆動回路部を冷却するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−54716号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される従来の電動コンプレッサでは、流体流路から分岐した分岐流路をモータ駆動回路部に接触するように通してあるため、その分岐流路の流通抵抗が大きくなってエネルギロスが生じ、ひいては、モータ駆動回路部の冷却効率が悪化してしまう。
かと言って、流体流路の断面積を大きくすると、電動コンプレッサに流入する全体の流体量が減少した場合には偏流が発生し、分岐流路に流入する流体量が減少してモータ駆動回路の冷却効率が著しく低下してしまう。
ところで、電動コンプレッサには、圧縮機構部に流体を吸入する吸入口が当該圧縮機構部の回転軸周方向に等間隔をもって2つ設けられるものがあるが、このタイプの電動コンプレッサにあっても上記特許文献1の技術を採用すると同様の不具合が生じてしまう。
そこで、本発明は、圧縮機構部に吸入口が2つ設けられた場合にあって、導入する全体の流体量が減少される場合にも偏流の発生を抑制し、かつ、モータ駆動回路部の冷却性能を確保できる電動コンプレッサを得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、電動モータ(30)と、該電動モータ(30)によって駆動されて、1つの導入ポート(15)から導入された流体を分岐して2つの吸入口(27)から吸入する圧縮機構部(20)と、電動モータ(30)の通電を制御するモータ駆動回路部(40)と、がこの順に配列されて一体に結合された電動コンプレッサ(10)において、前記導入ポート(15)から前記吸入口(27)に至る流体流路(50)は、前記モータ駆動回路部(40)と前記圧縮機構部(20)との間の隔壁(11W)内に形成されるとともに、前記導入ポート(15)に連通する流路基部(51)と、この流路基部(51)から分岐して前記吸入口(27)に連通する2つの分岐流路(52)とを有し、前記流路基部(51)は導入ポート(15)と略同一の断面積に設定されるとともに、前記分岐流路(52)は流路基部(51)の断面積を略等分した断面積に設定されることを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、前記2つの分岐流路(52)の長さをそれぞれ略等しくしたことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、前記流路基部(51)は、モータ駆動回路部(40)の基板(41)の表面(41a)の面内方向(Y)の流路幅が狭い幅狭部(51c)と、当該流路幅が広い幅広部(51d)とを有し、前記モータ駆動回路部(40)に含まれるスイッチング素子(42)が、前記幅広部(51d)に対応して配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、前記2つの分岐流路(52)は、前記幅広部(51d)から分岐されており、前記スイッチング素子(42)が、前記幅広部(51d)から2つの分岐流路(52)への分岐部分に対応して配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、導入ポートから2つの吸入口に分岐して至る流体流路がモータ駆動回路部に隣接して配路されるので、流体流路を流通する流体によってモータ駆動回路部を冷却することができる。
また、上記流体流路を構成する流路基部および2つの分岐流路について、流路基部の断面積は導入ポートの断面積と略同一に設定され、分岐流路の断面積は流路基部の断面積を略等分した値に設定されるので、導入ポートに導入された流体量と等量の流体を流体流路に流通させることができる。したがって、導入ポートに流入する流体量が減少した場合にも、分岐流路の断面積が略等しくなっていることにより偏流が発生しにくくなり、それぞれの分岐流路に冷媒の流通を確保しやすくなるため、モータ駆動回路部の冷却効率を高めることができる。
さらに、導入ポートに流入する流体量が増大した場合にも、その流体の全量を流路基部および分岐流路に流通させることができるので、流通抵抗を小さく抑えてポンプ効率を高めることができる。
請求項2の発明によれば、上記2つの分岐流路の長さをそれぞれ略等しくしたので、各分岐流路の流通抵抗を略等しくし、ひいては、それぞれの分岐流路を流通する流体量を等しくして偏流の発生をより効率良く抑制できるとともに、2つの吸入口の吸入量に差が生じないことからポンプ効率をさらに高めることができる。
請求項3の発明によれば、流体流路のうち流体による受熱面積がより広い上記幅広部に対応させてスイッチング素子を設けた分、モータ駆動回路部をより効率良く冷却することができる。
請求項4の発明によれば、流体流路のうち流体による受熱面積がより広い上記分岐部分に対応させてスイッチング素子を設けた分、モータ駆動回路部をより効率良く冷却することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面に参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかる電動コンプレッサの全体斜視図、図2は、電動コンプレッサの縦断面図、図3は、電動コンプレッサの流体流路を形成したフロントケースの内方端面図、図4は、フロントケースを分離して流体の流れを示す電動コンプレッサの斜視図である。なお、図中、X方向は圧縮機構部の回転軸方向、Y方向はモータ駆動回路部の基板表面の面内方向(面に沿う方向)を示す。
また、以下では、自動車の空調装置の冷凍サイクルに適用される電動コンプレッサを例示する。この場合、電動コンプレッサで圧縮される流体は冷凍サイクルの冷媒となる。
電動コンプレッサ10は、図1に示すように、フロントケース11とミドルケース12とリヤケース13とを結合して密閉したハウジング14が形成される。そして、図2に示すように、ミドルケース12内には圧縮機構部20が収納されるとともに、リヤケース13内には電動モータ30が収納され、かつ、フロントケース11内には電動モータの通電を制御するモータ駆動回路部40が収納されている。
そして、図1に示すように、ミドルケース12に設けた導入ポート15からハウジング14内に導入した冷媒が、上記圧縮機構部20で圧縮された後、リヤケース13に設けた吐出ポート16から排出されるように構成されている。
この圧縮機構部20は、ベーンを有するロータリー式であり、図2に示すように、内周が滑らかな非円形状断面を有する筒状のシリンダ室21を有するシリンダブロック22と、このシリンダ室21内に回転自在に収納されたコンプレッサロータ23と、このコンプレッサロータ23の外周部に出没自在に配置されて先端がシリンダ室21の内周に摺接し、周方向に所定間隔をもって複数配置されるベーン24と、シリンダブロック22の軸方向両側に配置されてシリンダ室21の軸方向両側を閉塞するとともに、コンプレッサロータ23が摺動接触する吸入側および吐出側のサイドブロック25,26と、を備えて概略構成されている。
図2中左方にある吸入側のサイドブロック25には、導入ポート15から導入した冷媒をシリンダ室21に吸入する吸入口27(図3)が形成され、シリンダブロック22の外周部には、シリンダ室21内の圧縮した冷媒を排出する排出口28が形成されている。このとき、本実施形態では、図3,図4に示すように、吸入口27は、コンプレッサロータ23の回転中心を境にした対向位置に一対設けられており、これに伴って排出口28も吸入口27から所定角度回転した対向位置に一対設けられている。
したがって、圧縮機構部20では、コンプレッサロータ23が電動モータ30の駆動軸31によって回転されることにより、ベーン24の出没を伴いつつシリンダ室21の周方向の容積が変化して、これにより吸入口27からシリンダ室21に吸入された低圧冷媒が圧縮され、こうして圧縮された高圧冷媒が排出口28から排出される。
そして、排出口28から排出された冷媒は、ミドルケース12の内周と圧縮機構部20との間の通路を経て、電動モータ30を収納したリヤケース13内を通過した後に吐出ポート16から吐出され、このとき、リヤケース13を通過する冷媒によって電動モータ30の発熱部が冷却されるようになっている。
電動モータ30は、リヤケース13の内周に圧入固定される円筒状のステータ32と、このステータ32内に回転自在に収納されるロータ33と、を備えて構成される。このステータ32の周方向に等間隔をもって設けた複数のコイル巻回部に通電することで、ステータ32が励磁し、以て、ロータ33が回転する。
ロータ33の中心部には電動モータ30の駆動軸31が回転方向に係止して挿通されている。本実施形態では、この駆動軸31の一端部(図2中左端部)が圧縮機構部20のコンプレッサロータ23の端部(図2中右端部)に非円形嵌合部31Sを介して連結されることにより、駆動軸31の回転がコンプレッサロータ23に伝達されるようになっている。
フロントケース11は、図2に示すように、ミドルケース12側に隔壁11Wが設けられるとともに、その反対側が開放されており、その開放側からモータ駆動回路部40をフロントケース11内に収納した後に開放側端をエンドプレート11Eで閉塞するようになっている。
モータ駆動回路部40は基板41を備え、当該基板41には回路をON/OFFするスイッチング素子(例えばMOS−FET,IGBT等)42(図3参照)やコンデンサなどの電子部品を備えるインバータが実装されている。
このとき、モータ駆動回路部40は、電子部品を実装した基板41の表面をフロントケース11の開放側に対向させるとともに、基板41が電動コンプレッサ10の中心軸に対して直角に配置されるようにして、図3に示すように、ビス43によって隔壁11Wに取り付けられる。
また、フロントケース11の上部に形成された空間部11Sには、モータ駆動回路部40に図外の配線を介して接続されるコネクタ44が設けられている。ハウジング14がアセンブリされた状態では、モータ駆動回路部40は、当該コネクタ44および図外の配線を介して電動モータ30に接続される。
フロントケース11の隔壁11Wには、図3,図4に示すように、中央部分を刳り貫いて流体流路50が形成されており、導入ポート15から導入した冷媒はその流体流路50を通過して2つの吸入口27に配給される。
そして、図3中に破線で示す基板41は、隔壁11W内に形成された流体流路50に対応して(具体的には、流体流路50に対して圧縮機構部20の回転軸方向(図2中X方向)電動モータ30の反対側に)配置され、当該基板41と圧縮機構部20の吸入側のサイドブロック25との間を通って、流体流路50は基板41の裏面、つまり、スイッチング素子42等の電子部品が配置された側とは反対側に接して、その流体流路50を流通する冷媒が基板41で生じた熱を効率よく受熱できるようにしてある。
ここで、流体流路50は、導入ポート15に連通する流路基部51と、この流路基部51から分岐して吸入口27に連通する2つの分岐流路52とを有している。流路基部51は導入ポート15と略同一の断面積に設定され、分岐流路52は流路基部51の断面積を略等分した断面積に設定されている。
流路基部51は、図3,図4に示すように、導入ポート15に対向する始端部51aからフロントケース11の中心部(圧縮機構部20の中心部)を通過するように直線状に延びている。そして、この流路基部51の先端部51bから略直角方向に2つの分岐流路52が互いに反対方向に伸びて、流路基部51および2つの分岐流路52が略T字状を成している。ここで、流路基部51の先端部51bから分岐流路52に至る内面は連続した曲面に形成されて、流路基部51内の冷媒が滑らかに分岐流路52に案内されるようになっている。
また、流路基部51には、図3に示すように、基端側で相対的に狭い幅(基板41の表面41aの面内方向(図2,図3中のY方向)の幅)W2の幅狭部51cの途中から先端部51bに向かって拡幅され、相対的に広い幅W1の幅広部51dが形成されている。本実施形態では、図2、図4に示すように、圧縮機構部20の吸入側のサイドブロック25の中心部がフロントケース11側に突出している分、隔壁11Wの中心部の厚みh1が周縁部の厚みh2よりも薄くなっているが、かかる形状でも、上記幅狭部51cおよび幅広部51dを設けることで、流路基部51の断面積が略同一となっている。
そして、2つの分岐流路52は、それぞれの高さおよび幅を適宜に調節することにより流路基部51の断面積の略半分となっている。
また、流路基部51の先端部51bからT字状に分岐した2つの分岐流路52の長さは、略等しくなっている。
このとき、図3に示すように、モータ駆動回路部40の発熱部(図中斜線部分で示す)となるスイッチング素子42は、幅広部51dおよび幅広部51dから2つの分岐流路52への分岐部分に対応した位置(具体的には、図2で幅広部51dおよび分岐部分に対して圧縮機構部20の回転軸方向(X方向)左側(エンドプレート11E側)となる位置)に配置されている。これら幅広部51dおよび分岐部分は、図3から明らかとなるように、冷媒による受熱面積が大きい部分となるため、かかる配置により、スイッチング素子42で生じた熱をより効率よく受熱して、モータ駆動回路部40をより効率良く冷却することができる。
このように流体流路50では、流路基部51および分岐流路52が形成されることにより、図4に示すように導入ポート15から導入された冷媒が、経路P1を経由して流体流路50の流路基部51の始端部51aに流入した後、経路P2を経由して流路基部51を先端部51b方向に流れ、その先端部51bから経路P3を経由して2つの分岐流路52に分流した後、経路P4を経由して2つの吸入口27に吸入される。
以上の本実施形態にかかる電動コンプレッサ10によれば、1つの導入ポート15から2つの吸入口27に分岐して至る流体流路50がモータ駆動回路部40に隣接して配路されるので、流体流路50を流通する流体によってモータ駆動回路部40を冷却することができる。
また、上記流体流路50を構成する流路基部51および2つの分岐流路52について、流路基部51の断面積は導入ポート15の断面積と略同一に設定され、分岐流路52の断面積は流路基部51の断面積を略等分した値に設定されるので、導入ポート15に導入された流体量と等量の流体を流体流路50に流通させることができる。
したがって、導入ポート15に流入する流体量が減少した場合にも、2つの分岐流路52の断面積が略等しくなっていることにより偏流が発生しにくくなり、それぞれの分岐流路52に冷媒の流通を確保しやすくなるため、モータ駆動回路部40の冷却効率を高めることができる。
また、導入ポート15に流入する冷媒量が増大した場合にも、その冷媒の全量を流路基部51および分岐流路52に流通させることができるので、流通抵抗を小さく抑えてポンプ効率を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、2つの分岐流路52の長さをそれぞれ略等しくしたので、各分岐流路52の流通抵抗を略等しくし、ひいては、それぞれの分岐流路52を流通する冷媒量を等しくして偏流の発生をより効率良く抑制できるとともに、2つの吸入口27の冷媒吸入量に差が生じないことからポンプ効率をさらに高めることができる。
また、本実施形態によれば、流体流路50のうち流体による受熱面積がより広い幅広部51dおよび上記分岐部分に対応させてスイッチング素子42を設けた分、モータ駆動回路部40をより効率良く冷却することができる。
また、本実施形態によれば、流路基部51および分岐流路52の断面積が無駄に大きくならないため、流体流路50を形成したフロントケース11の隔壁11Wの厚みを十分に確保でき、ひいては、冷媒圧力によるフロントケース11の変形が最小限に抑えられて、外部への冷媒漏れをより確実に抑制することができる。
さらに、本実施形態によれば、流路基部51の断面積を各分岐流路52の断面積の略2倍にしてある分、分岐流路52を通過する冷媒量を十分に確保してポンプによる圧力脈動をより効果的に抑制することができる。特に、圧縮機構部20のベーン24が奇数枚(例えば、5枚)である場合には、2つの吸入口27で同時に冷媒が吸入されることが無いため、流路基部51の断面積は、本来、分岐流路52の2倍まで確保する必要は無いのであるが、本実施形態では余裕をもって2倍となる分、脈動に対して有利となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、本発明にかかる電動コンプレッサは、空調装置の冷凍サイクル用途以外の電動コンプレッサとしても実施可能であり、流体も上記冷媒には限定されない。また、圧縮機構部は、偏心ローラタイプのロータリー式でもよく、さらには、ロータリー式以外であってもよい。
10 電動コンプレッサ
11W 隔壁
15 導入ポート
16 吐出ポート
20 圧縮機構部
27 吸入口
30 電動モータ
40 モータ駆動回路部
41 基板
41a (基板の)表面
50 流体流路
51 流路基部
51c 幅狭部
51d 幅広部
52 分岐流路
Y 面内方向
11W 隔壁
15 導入ポート
16 吐出ポート
20 圧縮機構部
27 吸入口
30 電動モータ
40 モータ駆動回路部
41 基板
41a (基板の)表面
50 流体流路
51 流路基部
51c 幅狭部
51d 幅広部
52 分岐流路
Y 面内方向
Claims (4)
- 電動モータ(30)と、該電動モータ(30)によって駆動されて、1つの導入ポート(15)から導入された流体を分岐して2つの吸入口(27)から吸入する圧縮機構部(20)と、電動モータ(30)の通電を制御するモータ駆動回路部(40)と、がこの順に配列されて一体に結合された電動コンプレッサ(10)において、
前記導入ポート(15)から前記吸入口(27)に至る流体流路(50)は、前記モータ駆動回路部(40)と前記圧縮機構部(20)との間の隔壁(11W)内に形成されるとともに、前記導入ポート(15)に連通する流路基部(51)と、この流路基部(51)から分岐して前記吸入口(27)に連通する2つの分岐流路(52)とを有し、
前記流路基部(51)は導入ポート(15)と略同一の断面積に設定されるとともに、前記分岐流路(52)は流路基部(51)の断面積を略等分した断面積に設定されることを特徴とする電動コンプレッサ。 - 前記2つの分岐流路(52)の長さをそれぞれ略等しくしたことを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
- 前記流路基部(51)は、モータ駆動回路部(40)の基板(41)の表面(41a)の面内方向(Y)の流路幅が狭い幅狭部(51c)と、当該流路幅が広い幅広部(51d)とを有し、
前記モータ駆動回路部(40)に含まれるスイッチング素子(42)が、前記幅広部(51d)に対応して配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動コンプレッサ。 - 前記2つの分岐流路(52)は、前記幅広部(51d)から分岐されており、
前記スイッチング素子(42)が、前記幅広部(51d)から2つの分岐流路(52)への分岐部分に対応して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電動コンプレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007026788A JP2008190452A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 電動コンプレッサ |
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JP2007026788A JP2008190452A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 電動コンプレッサ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180777A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Calsonic Kansei Corp | 電動圧縮機 |
WO2024080466A1 (ko) * | 2022-10-14 | 2024-04-18 | 한온시스템 주식회사 | 전동 압축기 |
-
2007
- 2007-02-06 JP JP2007026788A patent/JP2008190452A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010180777A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Calsonic Kansei Corp | 電動圧縮機 |
WO2024080466A1 (ko) * | 2022-10-14 | 2024-04-18 | 한온시스템 주식회사 | 전동 압축기 |
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