JP2007291801A - 高架道路構造体とその構築方法 - Google Patents

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勝識 平野
Terumasa Sasaya
輝勝 笹谷
Kenichiro Sakamoto
健一郎 坂元
Toshinobu Kawamura
敏伸 河村
Takayuki Otsuki
隆行 大月
Satoshi Matsuoka
智 松岡
Hiroyuki Nitta
裕之 新田
Toshio Funayama
俊夫 舩山
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Abstract

【課題】工期短縮化およびメンテナンナンスの削減化を図る上で有利な高架道路構造体とその構築方法を提供する。
【解決手段】構築すべき斜路部2の幅に対応した幅で構築すべき斜路部2の水平方向の延在長さに対応した長さを有するコンクリート底版12を設ける。コンクリート底版12上にプレキャストコンクリート部材からなるプレキャストコンクリート構造体14を設置し、このプレキャストコンクリート構造体14の上に路盤32とその両側の高欄とを設ける。プレキャストコンクリート部材は、斜路部2の延在長さよりも短い長さを有し、プレキャストコンクリート部材の長さ方向の両端面をコンクリート底版12の奥行き(長さ)方向に重ね合わせて設置していく。
【選択図】図1

Description

本発明は高架道路構造体とその構築方法に関する。
従来から高架橋などの高架道路を構築するにあたっては、高架橋を構築しようとする地盤上に盛土を行なうか、あるいは、高架橋を構築しようとする地盤上に橋脚を施工している(特許文献1参照)。
図29(A)、(B)は、高架橋の斜路部2を土砂ないしは発泡スチロールを用いた盛土4で構築する場合を示しており、地盤上に設けた両側の擁壁6の間に盛土4を施し、その上を舗装して路盤8を設け、路盤8の幅方向両側で擁壁6の上に高欄10を設けている。
図30(A)、(B)は、高架橋の斜路部2を橋脚12を用いて構築する場合を示しており、橋脚12の上に設けたコンクリート桁14の上に舗装8を施工し、コンクリート桁14の両側に高欄10を設けている。
また、図29、図30に示すように、高架橋の高架部3では、基礎の上に型枠を組み立て、この型枠にコンクリートを打設することで橋脚12を構築し、この橋脚12の上にコンクリート桁14を設けている。
特開2005−146695号公報
したがって、従来の盛土を用いる工法では、土砂、砕石等の盛土材の盛り立て工程や転圧工程を必要とし、また、擁壁は、現場に型枠を組み立てたのちコンクリートを打設することで構築されるため、作業期間、養生期間が必要となり、工期の短縮に限界がある。
また、盛土部は、短期間で盛土を行う場合、長期にわたり沈下が発生する可能性が高く供用後に不陸調整のための再舗装等のメンテナンスが必要となる。
このような事情は斜路部や高架部を拡幅する場合も同様である。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、工期短縮化およびメンテナンナンスの削減化を図る上で有利な高架道路構造体とその構築方法を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の高架道路構造体の斜路部の構造は、構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さで設けられたコンクリート底版と、前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面が舗装されることで設けられた路盤とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の斜路部の構築方法は、前記斜路部を構築する箇所に、構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の高架部の構造は、構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版と、前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面に舗装が施されることで設けられた路盤とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の高架部の構築方法は、前記高架部を構築する箇所に、構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の既設の斜路部を拡幅する斜路部の構造は、構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さで設けられたコンクリート底版と、前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の斜路部の路盤との間で、既設の斜路部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面が舗装されることで設けられた路盤とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の既設の斜路部を拡幅する斜路部の構築方法は、前記斜路部を構築する箇所に、構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の斜路部の路盤との間で、既設の斜路部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の既設の高架部を拡幅する高架部の構造は、構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版と、前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の高架部の路盤との間で、既設の高架部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面に舗装が施されることで設けられた路盤とを備えることを特徴とする。
また、本発明の高架道路構造体の既設の高架部を拡幅する高架部の構築方法は、前記高架部を構築する箇所に、構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の高架部の路盤との間で、既設の高架部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、プレキャストコンクリート部材を用い、従来の盛土の盛り立て工程を必要とせず、また、またコンクリート底版を除きコンクリートの打設工程、養生工程を必要としないので、大幅な工期短縮が可能となる。
また、盛土を用いないため、長期安定性に優れ、供用後の不陸調整のメンテナンスを最小化できる。
また、プレキャストコンクリート部材を用いるため、構築場所における車の通行量の多少などの環境に応じて、適切に対処することが可能となる。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態の高架道路構造体についてその構築方法と共に説明していく。
図1は第1の実施の形態の高架道路構造体の構築方法によって構築された高架道路構造体の構成を示す説明図、図2は図1のAA線断面図、図3は図1のBB線断面図、図4は図1のCC線断面図、図5は図1のDD線断面図である。
第1の実施の形態は、本発明を高架道路構造体100の斜路部2の構築に適用した実施の形態である。
第1の実施の形態では、まず、図2に示すように、斜路部2を構築する箇所に多数の杭基礎10を設ける。
次に杭基礎10上に、コンクリートを打設し、構築すべき斜路部2の幅に対応した幅で構築すべき斜路部2の水平方向の延在長さに対応した長さを有するコンクリート底版12を設ける。
ここで、斜路部2の幅に対応した幅あるいは斜路部2の延在長さに対応した長さとは、本実施の形態では、斜路部2の幅と等しい寸法の幅、斜路部2の水平方向に沿った延在長さであるが、後述するプレキャストコンクリート構造体14の形状によって斜路部2の幅よりも小さい幅や大きい幅、斜路部2の水平方向に沿った延在長さよりも小さい長さや大きい長さとなる。
次に、コンクリート底版12上にプレキャストコンクリート部材からなるプレキャストコンクリート構造体14を設置し、このプレキャストコンクリート構造体14の上に路盤32とその両側の高欄とを設ける。
詳細に説明すると、プレキャストコンクリート部材は、斜路部2の延在長さよりも短い長さを有し、プレキャストコンクリート部材の長さ方向の両端面をコンクリート底版12の奥行き(長さ)方向に重ね合わせて設置していく。
斜路部2の最も低い箇所では、プレキャストコンクリート構造体14は、図1に示すように、コンクリート底版12の幅と等しい幅を有する三角柱状の単一のプレキャストコンクリート部材16で構成されている。
プレキャストコンクリート部材16は、図2に示すように、コンクリート底版12に設置される底面1602と、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜を有する上面1604とを有している。
ここで路盤32に対応した高さとは、路盤32の上面とほぼ等しい高さであり、詳細には、後述するように上面1604に舗装を施工するため、路盤32の上面から舗装厚を差し引いた寸法である。
底面1602のコンクリート底版12への設置には、例えば、コンクリート底版12から突出する多数の鉄筋を、プレキャストコンクリート部材16の下面に設けられた鉄筋挿通孔に挿通し、その後、鉄筋挿通孔にモルタルを充填させるなど、従来公知の様々な設置構造(接合構造)が採用可能である。本発明は、このようなプレキャストコンクリート部材の設置構造(接合構造)に特徴はなく、以後のプレキャストコンクリート部材の設置や接合の説明においては、単に設置する、あるいは、接合するといい、その設置構造(接合構造)は省略する。
また、最も低い箇所よりも若干上位の斜路部2の箇所では、図3に示すように、プレキャストコンクリート構造体14は、プレキャストコンクリート外壁部材22と、プレキャストコンクリート中壁部材24と、プレキャストコンクリート床版部材26とを含んでいる。
プレキャストコンクリート外壁部材22は、コンクリート底版12の上で幅方向の両端に設置される。
プレキャストコンクリート中壁部材24は、それらプレキャストコンクリート外壁部材22の間に幅方向に間隔をおいて複数設置される。
プレキャストコンクリート床版部材26は、プレキャストコンクリート外壁部材22の上部とプレキャストコンクリート中壁部材24の上部との間に設置される。
プレキャストコンクリート外壁部材22の上面とプレキャストコンクリート中壁部材24の上面と、プレキャストコンクリート床版部材26の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を位置している。
なお、プレキャストコンクリート床版部材26を設けることで、両側のプレキャストコンクリート外壁部材22と、それらプレキャストコンクリート外壁部材22の間の複数のプレキャストコンクリート中壁部材24は、コンクリート底版12上において相互に強固に連結される。
また、さらに上位の斜路部2の箇所では、図4に示すように、プレキャストコンクリート構造体14は、コンクリート底版12上に設置される第1の構造体18と、この第1の構造体18の上に設置される第2の構造体20とを含んでいる。
第1の構造体18は、コンクリート底版12の上で幅方向の両端に設置されたプレキャストコンクリート外壁部材22と、それらプレキャストコンクリート外壁部材22の間に幅方向に間隔をおいて複数設置されたプレキャストコンクリート中壁部材24と、プレキャストコンクリート外壁部材22の上部とプレキャストコンクリート中壁部材24の上部との間に設置されたプレキャストコンクリート床版部材26とを有している。
第1の構造体18を構成するプレキャストコンクリート外壁部材22、プレキャストコンクリート中壁部材24、プレキャストコンクリート床版部材26は、それらの上面が水平面上を延在している点を除いては前記と同様である。
第2の構造体20は、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28で構成されている。
プレキャストコンクリート床壁一体型部材28は、幅と奥行きと厚さを有する床版部2802と、床版部2802から垂設された複数の脚壁部2804とを有している。
脚壁部2804は、床版部2802の下面で幅方向に間隔をおいた複数箇所から垂設され、各脚壁部2804は、互いに平行をなして下方および奥行き方向に延在し、各脚壁部2804の下端はプレキャストコンクリート外壁部材22の上端面とプレキャストコンクリート中壁部材24の上端面に設置される。
これにより、第1の構造体18の上に、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28からなる第2の構造体20が設置され、床版部2802の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を位置している。
また、斜路部2の最も高い箇所では、図5に示すように、プレキャストコンクリート構造体14は、コンクリート底版12上に設置される第1の構造体18と、この第1の構造体18の上に設置される第2の構造体20とを含んでいる。
第2の構造体20は前記と同様であり、第1の構造体18は、プレキャストコンクリート外壁部材22の高さとプレキャストコンクリート中壁部材24の高さが前記よりも高い点を除いて前記と同様である。
プレキャストコンクリート床壁一体型部材28の床版部2802の上面の幅方向の両端にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。なお、プレキャストコンクリート高欄部材30の下面は、床版部2802の上面に対応した傾斜面となっている。
次に、両端のプレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第1の実施の形態によれば以下の効果が奏される。
プレキャストコンクリート部材を用い、従来の盛土の盛り立て工程を必要とせず、また、またコンクリート底版12を除きコンクリートの打設工程、養生工程を必要としないので、大幅な工期短縮が可能となる。
また、盛土を用いないため、長期安定性に優れ、供用後の不陸調整のメンテナンスを最小化できる。
また、プレキャストコンクリート部材を用いるため、構築場所における車の通行量の多少などの環境に応じて、適切に対処することが可能となる。
すなわち、車の通行量の多い箇所では、プレキャストコンクリート部材を、小型部材に分割し現地で組み立て施工することで、片側車線を先行して構築し、構築後、残りの車線を構築することで、早期の片側車線供用を可能とし工事に伴う車線規制領域を最小化でき、二次渋滞を緩和できる。
また、車の通行量の少ない箇所では、プレキャストコンクリート部材として大型部材を用い一括架設し、車の通過を一時的に制限するものの、工期を大幅に短縮することが可能となる。
また、プレキャストコンクリート部材は、小型の単純な形状を組み合わせることで、製造・運搬コストを削減でき、また、斜路部へ適用する場合、斜形状に応じた部材寸法の変更が容易である。
また、プレキャストコンクリート部材を適切に組み合わせることにより、プレキャストコンクリート構造体14を軽量盛土と同等以下の単位容積重量で構築できる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図6は第2の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の構成を示す断面図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所の断面を示している。
なお、以下の実施の形態において、図面において第1の実施の形態と同一の箇所、部材には同一の符号を付しその説明を省略する。
第2の実施の形態は第1の実施の形態の変形例であり、地盤上に複数のプレキャストコンクリート底版部材34を設置することでコンクリート底版12を構成する点が第1の実施の形態と異なっており、それ以外の工程は第1の実施の形態と同じである。
すなわち、比較的良好な地盤であるため、杭基礎10が省略され、また、コンクリートを打設せずに複数のプレキャストコンクリート底版部材34によりコンクリート底版12が構成されている。
したがって、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
図7は第3の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の構成を示す断面図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所の断面を示している。
第3の実施の形態は第2の実施の形態の変形例であり、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28の床版部2802の幅方向の両側に、幅方向の最も外側に位置する2つの脚壁部2804よりも幅方向外方に延在する張出部2806が形成されている点が第2の実施の形態と異なり、それ以外は第2の実施の形態と同様である。
第3の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、張出部2806を設けたので、上部を除くプレキャストコンクリート構造体14の幅およびコンクリート底版12の幅を抑えつつ路盤32の幅を大きく確保することができる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
図8は第4の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第4の実施の形態は第3の実施の形態の変形例であり、プレキャストコンクリート高欄部材30を、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28の床版部2802の幅方向の両側と中央の3箇所に設けた点が第3の実施の形態と異なり、それ以外は第3の実施の形態と同様である。
第4の実施の形態においても第3の実施の形態と同様の効果が奏される。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
図9は第5の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第5の実施の形態は第2の実施の形態の変形例であり、プレキャストコンクリート外壁部材22の上部とプレキャストコンクリート中壁部材24の上部とをプレキャストコンクリート梁部材36によって接続した点が第2の実施の形態と異なっており、それ以外は第2の実施の形態と同様である。
図9に示すように、プレキャストコンクリート外壁部材22の上部の奥行き方向(長さ方向)の中央には、傾斜係合面を有する接合部2202が膨出形成され、プレキャストコンクリート中壁部材24の上部の奥行き方向(長さ方向)の中央には、傾斜係合面を有する接合部2402が膨出形成されている。
そして、プレキャストコンクリート梁部材36の端部の傾斜係合面がそれら接合部2202、2402の傾斜係合面に合わされて接合されている。
このプレキャストコンクリート梁部材36により、プレキャストコンクリート外壁部材22の上部とプレキャストコンクリート中壁部材24の上部とが固定され、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28を設置した時の安定性を確保し水平外力に抵抗しうるようにしている。
第5の実施の形態においても第2の実施の形態と同様の効果が奏される。
(第6の実施の形態)
次に第6の実施の形態について説明する。
図10は第6の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第6の実施の形態は、プレキャストコンクリート構造体14を構成する第1の構造体18および第2の構造体20のそれぞれが、幅方向に分割された複数のプレキャストコンクリート床壁一体型部材で構成されたものである。
第1の構造体18は、幅方向の寸法が長い第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aと、幅方向の寸法が短い2つの第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Bとで構成されている。
第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aは、床版部2802から3つの脚壁部2804が垂設されており、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Bは、床版部2802から2つの脚壁部2804が垂設されている。
第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aの幅方向両側に、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Bの脚壁部2804が重ね合わされて接合され、第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bが連結されて第1の構造体18が構成され、第1の構造体18は、コンクリート床版12上に設置されている。
第1の構造体18を構成する第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの床版部2802の上面は水平面上を延在している。
第1の構造体18の上面に、上述と同様に、第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bを設置することで第2の構造体20が構成される。
第2の構造体20を構成する第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの床版部2802の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1の構造体18と第2の構造体20によってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
次に、プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第6の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、幅方向の寸法が異なるプレキャストコンクリート床壁一体型部材を組み合わせることで所望の幅の路盤32を得ることができる。
(第7の実施の形態)
次に第7の実施の形態について説明する。
図11は第7の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第7の実施の形態は第6の実施の形態の変形例であり、第1、第2の構造体18、20が複数の同一のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28で構成され、第2の構造体20の上面に、第1、第2の構造体18、20の幅方向の寸法よりも大きな寸法を有するプレキャストコンクリート床版部材38を設置した点が第6の実施の形態と異なっている。
第1、第2の構造体18、20は、同一のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28が幅方向に3つ連結されることで構成されている。
第1、第2の構造体18、20を構成するプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の床版部2802の上面は、水平面上を延在している。
プレキャストコンクリート床版部材38は、第2の構造体20の上面に設置され、プレキャストコンクリート床版部材38の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1の構造体18と第2の構造体20とプレキャストコンクリート床版部材38とによってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第7の実施の形態においても第6の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、同一のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28を複数個接合することで第1、第2の構造体18、20を構成したのでコストを抑制する上で有利となり、また、第1、第2の構造体18、20の幅方向の寸法よりも大きな寸法を有するプレキャストコンクリート床版部材38を設けたので、上部を除くプレキャストコンクリート構造体14の幅およびコンクリート底版12の幅を抑えつつ路盤32の幅を大きく確保することができる。
(第8の実施の形態)
次に第8の実施の形態について説明する。
図12は第8の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第8の実施の形態は第7の実施の形態の変形例であり、第1、第2の構造体18、20を、複数のプレキャストコンクリート壁部材40および補強斜材42とで構成した点が第7の実施の形態と異なり、その他の点は同じである。
コンクリート床版12の上に、互いに平行し幅方向に間隔をおいて一対のプレキャストコンクリート壁部材40が設置され、対向するプレキャストコンクリート壁部材40の間は補強斜材42を介して接合されることで、2つのプレキャストコンクリート壁部材40と1つの補強斜材42とにより連結構造体44が構成される。
このような連結構造体44を幅方向に複数個並べ相互に接合することで第1の構造体18が構成される。
補強斜材42は、幅方向に対して上下に傾斜して延在する1本の柱状を呈しその両端が対向するプレキャストコンクリート壁部材40の面に接合される。あるいは、補強斜材42は、2本の柱が交差して結合されたX字状を呈しそれらの端部が対向するプレキャストコンクリート壁部材40の面に接合されている。
補強斜材42は、例えば、コンクリート製(鉄筋コンクリート構造、鉄骨鉄筋コンクリート構造)、充填コンクリート、金属製、樹脂製であり、あるいは、それらを組合せたもので構成されている。
また、連結構造体44は、製造時に一体化したものを作成してもよいし、現地で個別に建込みしてもよいし、事前に仮組して一括架設してもよく、現場のヤード広さ、運搬、揚重機に応じて選択することが可能である。
そして、第1の構造体18を構成する複数の連結構造体44の上に、同様の連結構造体44をそれぞれ設置し隣接する相互を接合し、これにより第1の構造体18の上に第2の構造体20を設置する。
プレキャストコンクリート床版部材38は、第2の構造体20の上に設置され、プレキャストコンクリート床版部材38の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1の構造体18と第2の構造体20とプレキャストコンクリート床版部材38とによってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第8の実施の形態においても第7の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、第1、第2の構造体18、20をプレキャストコンクリート壁部材40および補強斜材42で構成したので、第1、第2の構造体18、20の軽量化を図る上で有利となる。
(第9の実施の形態)
次に第9の実施の形態について説明する。
図13は第9の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第9の実施の形態は第7の実施の形態の変形例であり、第2の構造体20とプレキャストコンクリート床版部材38との間に第3の構造体46を設け路盤32の位置をより高い箇所に位置させた点が第7の実施の形態と異なり、その他は第7の実施の形態と同様である。
この場合、第1、第2、第3の構造体18、20、46を構成するプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の床版部2802の上面は水平面上を延在し、プレキャストコンクリート床版部材38は、第3の構造体46の上面に設置され、プレキャストコンクリート床版部材38の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1、第2、第3の構造体18、20、46とプレキャストコンクリート床版部材38とによってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
第9の実施の形態においても第7の実施の形態と同様の効果が奏される。
(第10の実施の形態)
次に第10の実施の形態について説明する。
図14は第10の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第10の実施の形態は第9の実施の形態の変形例であり、第1、第2、第3の構造体18、20、46を、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28と補強壁材48とで構成した点が第9の実施の形態と異なり、その他の点は同じである。
第1、第2、第3の構造体18、20、46は、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28の幅方向の両側に補強壁材48がそれぞれ接合されることで構成されている。
補強壁材48は、水平方向に延在する横壁4802と横壁4802の両端から垂設された2つの縦壁4804とで構成され、2つの縦壁4804の一方の縦壁4804がプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の脚壁部2804に接合されている。
第1、第2、第3の構造体18、20、46を構成するプレキャストコンクリート床壁一体型部材28および補強壁材48の上面は、水平面上を延在している。
プレキャストコンクリート床版部材38は、第3の構造体46の上面に設置され、プレキャストコンクリート床版部材38の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1、第2、第3の構造体18、20、46とプレキャストコンクリート床版部材38とによってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第10の実施の形態においても第9の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28と補強壁材48によって第1、第2、第3の構造体18、20、46を構成したので、補強壁材48により水平方向の外力(地震力など)に対する剛性を確保しつつ軽量化を図る上で有利となる。
(第11の実施の形態)
次に第11の実施の形態について説明する。
図15は第11の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第11の実施の形態は、プレキャストコンクリート構造体14を、複数のプレキャストコンクリート壁部材50、プレキャストコンクリート補強壁部材52、プレキャストコンクリート床版部材38によって構成したものである。
コンクリート床版12の上に、互いに平行し幅方向に間隔をおいて一対のプレキャストコンクリート壁部材50が設置され、対向するプレキャストコンクリート壁部材50がプレキャストコンクリート補強壁部材52を介して接合されることで、2つのプレキャストコンクリート壁部材40と1つのプレキャストコンクリート補強壁部材52とにより連結構造体54が構成される。
プレキャストコンクリート補強壁部材52は、水平方向に延在する横壁5202と横壁5202の両端から垂設された2つの縦壁5204とで構成され、2つの縦壁5204が一対のプレキャストコンクリート壁部材50の対向する面にそれぞれ接合されている。
複数の連結構造体54を幅方向に複数個並べ相互に接合する。
互いに接合された複数の連結構造体54の上面は、水平面上を延在している。
連結構造体54は、製造時に一体化したものを作成してもよいし、現地で個別に建込みしてもよいし、事前に仮組して一括架設してもよく、現場のヤード広さ、運搬、揚重機に応じて選択することが可能である。
プレキャストコンクリート床版部材38は、複数の連結構造体54の上に設置され、プレキャストコンクリート床版部材38の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、複数の連結構造体54とプレキャストコンクリート床版部材38とによってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
プレキャストコンクリート床版部材38の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第11の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、プレキャストコンクリート構造体14をプレキャストコンクリート壁部材50、プレキャストコンクリート補強壁部材52、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28で構成したので構造が単純となり、設計時に路盤32の高さが変更されても部材製造時の対応が容易である。また、プレキャストコンクリート補強壁部材52により水平方向の外力(地震力など)に対する剛性も高い。
(第12の実施の形態)
次に第12の実施の形態について説明する。
図16は第12の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第12の実施の形態は、第11の実施の形態の変形例であり、プレキャストコンクリート壁部材50およびプレキャストコンクリート補強壁部材52の高さ方向の寸法が第11の実施の形態の場合に比較して短い点が第11の実施の形態と異なっており、その他は同じである。
第12の実施の形態においても第11の実施の形態と同様の効果が奏される。
(第13の実施の形態)
次に第13の実施の形態について説明する。
図17は第13の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第13の実施の形態は、第6の実施の形態と同様に複数のプレキャストコンクリート床壁一体型部材によってプレキャストコンクリート構造体14を構成したものである。
プレキャストコンクリート構造体14は、幅方向の寸法が長い第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aと、幅方向の寸法が短い2つの第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Cとで構成されている。
第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aは、第6の実施の形態と同様に、床版部2802から3つの脚壁部2804が垂設されており、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Bは、床版部2802から2つの脚壁部2804が垂設されている。
第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Cは、床版部2802から2つの脚壁部2804が垂設されており、床版部2802の幅方向の一側に一方の脚壁部2840よりも幅方向外方に延在する張出部2810が形成されている。
第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aの幅方向両側に、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Cの脚壁部2804が重ね合わされて接合され、第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cが連結され、コンクリート床版12上に設置されている。
互いに接合された第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Cの床版部2802の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。これによりプレキャストコンクリート構造体14が構成されている。
次に、プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第13の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、幅方向の寸法が異なるプレキャストコンクリート床壁一体型部材を組み合わせることで所望の幅の路盤32を得ることができ、また、張出部2810を設けたので、上部を除くプレキャストコンクリート構造体14の幅およびコンクリート底版12の幅を抑えつつ路盤32の幅を大きく確保することができる。
(第14の実施の形態)
次に第14の実施の形態について説明する。
図18は第14の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第14の実施の形態は第13の実施の形態の変形例であり、第1の構造体18を第6の実施の形態と同様の第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bを接合して構成し、第2の構造体20を第13の実施の形態と同様の第1、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cを接合して構成している。
第1の構造体18はコンクリート床版12上に設置され、第1の構造体18を構成する第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの床版部2802の上面は水平面上を延在している。
第1の構造体18の上面に、第1、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cを設置することで第2の構造体20が構成される。
第2の構造体20を構成する第1、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cの床版部2802の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1の構造体18と第2の構造体20によってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
次に、プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第14の実施の形態においても第13の実施の形態と同様の効果が奏される。
(第15の実施の形態)
次に第15の実施の形態について説明する。
図19は第15の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第15の実施の形態は第14の実施の形態の変形例であり、第1、第2の構造体18、20を第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bを接合して構成し、第3の構造体20を第1、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cを接合して構成している。
第1の構造体18はコンクリート床版12上に設置され、第1の構造体18を構成する第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの床版部2802の上面は水平面上を延在している。
第1の構造体18の上面に、第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bを設置することで第2の構造体20が構成される。
第2の構造体20を構成する第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの床版部2802の上面は水平面上を延在している。
第2の構造体20の上面に、第1、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cを設置することで第3の構造体46が構成される。
第3の構造体46を構成する第1、第3のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Cの床版部2802の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、第1の構造体18と第2の構造体20によってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
次に、プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤32を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2が構築される。
第15の実施の形態においても第13の実施の形態と同様の効果が奏される。
次に第16の実施の形態について説明する。
図20は第16の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第16の実施の形態は、第6の実施の形態の変形例であり、第1、第2の構造体18,20を構成する第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの一部について軽量化を図った点が第6の実施の形態と異なり、その他は第6の実施の形態と同様である。
第1の構造体18を構成する第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aは、床版部2802に2つの開口2820が形成されるとともに、中央の脚壁部2804に切り欠き2822が形成され、これにより軽量化が図られている。
また、第1の構造体18を構成する第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Bは、床版部2802に1つの開口2820が形成され、これにより軽量化が図られている。
第2の構造体20を構成する第1のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28Aは、中央の脚壁部2804に切り欠き2822が形成され、これにより軽量化が図られている。
第16の実施の形態においても第6の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、第1、第2のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28A、28Bの軽量化を図ることで、製造性および施工性の向上を図る上で有利となる。
(第17の実施の形態)
次に第17の実施の形態について説明する。
図21乃至図27は第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図であり、第1の実施の形態の図5と同様に斜路部2の最も高い箇所を示している。
第17の実施の形態は、斜路部2の幅方向の半分を先行して構築して車の走行を可能とし、次いで、斜路部2の幅方向の残り半分を構築して斜路部2を完成させる場合を示す。
図21に示すように、コンクリート底版12の幅方向の半部上に同一のプレキャストコンクリート床壁一体型部材28を3つ上下に重ね合わせて設置する。この場合、コンクリート底版12は幅方向の半分毎に別々に設けるようにしてもよい。すなわち、幅方向の半部を先行して設けるようにしてもよい。
次に、図22に示すように、重ね合わされたプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の幅方向の側部に、同一の補強壁材48を3つ上下に重ね合わせ設置し、それら3つの補強壁材48と3つのプレキャストコンクリート床壁一体型部材28を接合する。
さらに、図23に示すように、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28とは反対側の補強壁材48の側方に3つの同一の補強壁材48を3つ上下に重ね合わせて設置し、それら3つの補強壁材48を隣接する3つの補強壁材48に接合する。
次いで、新たに載置した3つの補強壁材48の側方にプレキャストコンクリート壁部材40を3つ上下に重ね合わせて設置しそれぞれ補強壁材48に接合する。
次に図24に示すように、それらプレキャストコンクリート床壁一体型部材28、補強壁材48、48、プレキャストコンクリート壁部材40の上にプレキャストコンクリート床版部材38を設置する。
ここで、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28、補強壁材48、48、プレキャストコンクリート壁部材40の上面は水平面上を延在し、プレキャストコンクリート床版部材38の上面は、斜路部2の路盤32に対応した高さで路盤32の傾斜に等しい傾斜面上を延在している。
これにより、プレキャストコンクリート床壁一体型部材28、補強壁材48、48、プレキャストコンクリート壁部材40、プレキャストコンクリート床版部材38によってプレキャストコンクリート構造体14が構成される。
そして、プレキャストコンクリート床版部材38の上面の幅方向の両端および中央にプレキャストコンクリート高欄部材30を斜路部2の延在方向に連続状に設置する。
次に、図25に示すように、プレキャストコンクリート高欄部材30の間でプレキャストコンクリート床壁一体型部材28の上面に舗装を施工し、路盤を設ける。
これにより、高架道路構造体100の斜路部2の半部が構築され、車の走行が可能となる。
したがって、図26に示すように、斜路部2の半部が構築された状態で、斜路部2の残りの半部を前述と同様の工程で構築することができる。
そして、図27に示すように、斜路部23の残りの半部が構築されることで、斜路部23が完成する。
このような第17の実施の形態によれば、車線幅の半部の構築が完了した時点で車両通行が可能となり、工事期間中の2次渋滞を回避する上で有利となる。
(第18の実施の形態)
次に第18の実施の形態について説明する。
図28は第18の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2および高架部3の構成を示す説明図である。
第18の実施の形態では、本発明を高架道路構造体100の斜路部2に加えて高架部3の構築に適用した実施の形態である。
高架部3を構築する場合も斜路部2の場合と同様である。すなわち、第1乃至第17の実施の形態と同様に、コンクリート底版12、プレキャストコンクリート構造体14、プレキャストコンクリート高欄部材30を設置し、プレキャストコンクリート構造体14の上面を舗装することで高架部3が構築される。
この場合、第17の実施の形態と同様に、コンクリート底版12を設ける工程と、プレキャストコンクリート構造体14をコンクリート底版12上に設ける工程と、プレキャストコンクリート高欄部材30を設置する工程と、プレキャストコンクリート構造体14の上面を舗装する工程とを、コンクリート底版12の幅方向の半部毎に別々に行ない、かつ、それらの工程を一方の半部において他方の半部よりも先行して行なうようにしてもよい。
このような第18の実施の形態によっても第1乃至第17の実施の形態と同様の効果が奏される。
なお、上述の第1乃至第18実施の形態の全ては、既設の斜路部2や高架部3を拡幅する場合にも無論適用可能である。
この場合には、プレキャストコンクリート構造体14の上面の幅方向の両端ではなく一端に、構築すべき斜路部2や高架部3の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材30が設置されることになる。
また、プレキャストコンクリート高欄部材30と既設の斜路部2や高架部3の路盤32との間で、既設の斜路部2や高架部3の路盤32に連続するように、プレキャストコンクリート構造体14の上面が舗装されることで路盤32が設けられることになる。
なお、既設の斜路部2や高架部3を拡幅する場合には、その既設の斜路部2や高架部3は盛土の上に構築されていてもよい。
第1の実施の形態の高架道路構造体の構築方法によって構築された高架道路構造体の構成を示す説明図である。 図1のAA線断面図である。 図1のBB線断面図である。 図1のCC線断面図である。 図1のDD線断面図である。 第2の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の構成を示す断面図である。 第3の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の構成を示す断面図である。 第4の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第5の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第6の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第7の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第8の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第9の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第10の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第11の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第12の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第13の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第14の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第15の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第16の実施の形態による高架道路構造体の斜路部の分解斜視図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第17の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2の構築工程を示す説明図である。 第18の実施の形態による高架道路構造体の斜路部2および高架部3の構成を示す説明図である。 (A)は高架橋の斜路部を土砂ないしは発泡スチロールを用いた盛土で構築する場合の説明図、(B)は(A)のAA線断面図である。 高架橋の斜路部を橋脚を用いて構築する場合の説明図、(B)は(A)のAA線断面図である。
符号の説明
2……斜路部、3……高架部、12……コンクリート底版、14……プレキャストコンクリート構造体、30……プレキャストコンクリート高欄部材、100……高架道路構造体。

Claims (16)

  1. 高架道路構造体の斜路部の構造であって、
    構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さで設けられたコンクリート底版と、
    前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、
    前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面が舗装されることで設けられた路盤と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の斜路部構造。
  2. 前記プレキャストコンクリート部材は、前記コンクリート底版の幅よりも小さい寸法の幅を有し、前記コンクリート底版の幅方向に並べられて設置されることを特徴とする請求項1記載の高架道路構造体の斜路部構造。
  3. 前記プレキャストコンクリート部材は、上下に積み重ねて設置されることを特徴とする請求項1記載の高架道路構造体の斜路部構造。
  4. 高架道路構造体の斜路部の構築方法であって、
    前記斜路部を構築する箇所に、構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、
    前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、
    前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の斜路部の構築方法。
  5. 斜路部を構築する箇所に基礎杭を打ち込む工程を備え、
    前記コンクリート底版は前記基礎杭上に設けられる、
    ことを特徴とする請求項4記載の高架道路構造体の斜路部の構築方法。
  6. 前記コンクリート底版を設ける工程と、前記プレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、前記プレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程とは、前記コンクリート底版の幅方向の半部毎に別々に行なわれ、かつ、それらの工程は一方の半部において他方の半部よりも先行して行なわれることを特徴とする請求項4記載の高架道路構造体の斜路部の構築方法。
  7. 高架道路構造体の高架部の構造であって、
    構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版と、
    前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、
    前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面に舗装が施されることで設けられた路盤と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の高架部構造。
  8. 前記プレキャストコンクリート部材は、前記コンクリート底版の幅よりも小さい寸法の幅を有し、前記コンクリート底版の幅方向に並べられて設置されることを特徴とする請求項7記載の高架道路構造体の高架部構造。
  9. 前記プレキャストコンクリート部材は、上下に積み重ねて設置されることを特徴とする請求項7記載の高架道路構造体の高架部構造。
  10. 高架道路構造体の高架部の構築方法であって、
    前記高架部を構築する箇所に、構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、
    前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の両端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、
    前記両端の前記プレキャストコンクリート高欄部材の間で前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の高架部の構築方法。
  11. 斜路部を構築する箇所に基礎杭を打ち込む工程を備え、
    前記コンクリート底版は前記基礎杭上に設けられる、
    ことを特徴とする請求項10記載の高架道路構造体の高架部の構築方法。
  12. 前記コンクリート底版を設ける工程と、前記プレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、前記プレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程とは、前記コンクリート底版の幅方向の半部毎に別々に行なわれ、かつ、それらの工程は一方の半部において他方の半部よりも先行して行なわれることを特徴とする請求項10記載の高架道路構造体の高架部の構築方法。
  13. 高架道路構造体の既設の斜路部を拡幅する斜路部の構造であって、
    構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さで設けられたコンクリート底版と、
    前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、
    前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の斜路部の路盤との間で、既設の斜路部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面が舗装されることで設けられた路盤と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の斜路部構造。
  14. 高架道路構造体の既設の斜路部を拡幅する斜路部の構築方法であって、
    前記斜路部を構築する箇所に、構築すべき斜路部の幅に対応した幅で構築すべき斜路部の水平方向の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、
    前記構築すべき斜路部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき斜路部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき斜路部の路盤に対応した高さで前記路盤の傾斜に等しい上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき斜路部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、
    前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の斜路部の路盤との間で、既設の斜路部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の斜路部の構築方法。
  15. 高架道路構造体の既設の高架部を拡幅する高架部の構造であって、
    構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版と、
    前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材が、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせて前記コンクリート底版上に設置されることで構成され、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状に設置されたプレキャストコンクリート高欄部材と、
    前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の高架部の路盤との間で、既設の高架部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面に舗装が施されることで設けられた路盤と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の高架部構造。
  16. 高架道路構造体の既設の高架部を拡幅する高架部の構築方法であって、
    前記高架部を構築する箇所に、構築すべき高架部の幅に対応した幅で構築すべき高架部の長さに対応した長さを有するコンクリート底版を設ける工程と、
    前記構築すべき高架部の長さよりも短い長さを有する多数のプレキャストコンクリート部材を、それらの長さ方向の両端面を重ね合わせ、前記構築すべき高架部の幅と長さと等しい幅と長さを有しかつ構築すべき高架部の路盤に対応した高さの上面を有するプレキャストコンクリート構造体を前記コンクリート底版上に設ける工程と、
    前記プレキャストコンクリート構造体の上面の幅方向の一端に、構築すべき高架部の延在方向に連続状にプレキャストコンクリート高欄部材を設置する工程と、
    前記プレキャストコンクリート高欄部材と既設の高架部の路盤との間で、既設の高架部の路盤に連続するように、前記プレキャストコンクリート構造体の上面を舗装する工程と、
    を備えることを特徴とする高架道路構造体の高架部の構築方法。
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