JP2007289959A - 軟水器 - Google Patents

軟水器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007289959A
JP2007289959A JP2007159706A JP2007159706A JP2007289959A JP 2007289959 A JP2007289959 A JP 2007289959A JP 2007159706 A JP2007159706 A JP 2007159706A JP 2007159706 A JP2007159706 A JP 2007159706A JP 2007289959 A JP2007289959 A JP 2007289959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
line
raw water
valve
raw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007159706A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Kayahara
敏広 茅原
Kazuhiro Tateno
一博 舘野
Saburo Nakamura
三郎 中村
Yoshiyuki Fukuoka
好之 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP2007159706A priority Critical patent/JP2007289959A/ja
Publication of JP2007289959A publication Critical patent/JP2007289959A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Abstract

【課題】 一般家庭における浴室内に設置する軟水器において、浴室内の配管等の腐食の問題を解消するとともに、浴室内の床面等に残留する塩化物に起因する不快感,不潔感等の問題点を確実,かつ自動的に解消することである。
【解決手段】 一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、原水を軟水化するイオン交換樹脂38を充填した樹脂筒1と、この樹脂筒1内へ原水を供給する原水ライン3と、前記樹脂筒1内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ライン4と、前記イオン交換樹脂38を再生する塩水の供給ライン23と、さらに前記樹脂筒1内の水を排水する排水ライン7とを備え、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒1内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂38を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、一般家庭の浴室内に設置される軟水器に関するものである。
周知のように、イオン交換樹脂を使用して原水を軟水とする軟水化処理は、従来から種々の軟水器により行われている。従来の軟水器としては、工業用や家庭用の軟水器があり、これらの軟水器においては、その使用場所の条件,すなわち排水管が塩化ビニール等の耐腐食性を有する材質であると云う条件から、再生中の塩化物を含む排水のまま流しても、配管の腐食が促進されることはなく、したがって使用上の問題はなかった。
しかしながら、一般家庭において、特定の場所,たとえば風呂専用として利用する軟水器を浴室内に設置する場合は、床面や排水管が鉄,ステンレス等の腐食しやすい材質であるケースが多いため、そこに排水が残留すると、腐食が発生する場合がある。したがって、そのまま排水を流すことは好ましくない。
また、前記床面等には、再生作動に伴う再生排液や水洗排液に基づく塩化物が残留することがあり、この残留塩化物に起因する不快感や不潔感が、前記浴室内への軟水器の設置に関して、大きな問題となっている。
この発明が解決しようとする課題は、一般家庭における浴室内に設置する軟水器において、前記のような腐食の問題を解消するとともに、前記不快感,不潔感等の問題点を確実,かつ自動的に解消することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、原水を軟水化するイオン交換樹脂を充填した樹脂筒と、この樹脂筒内へ原水を供給する原水ラインと、前記樹脂筒内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ラインと、前記イオン交換樹脂を再生する塩水の供給ラインと、さらに前記樹脂筒内の水を排水する排水ラインとを備え、前記樹脂筒内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴としている。
つぎに、請求項2に記載の発明は、一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、原水を軟水化するイオン交換樹脂を充填した樹脂筒の上部にコントロールバルブを設け、このコントロールバルブに前記樹脂筒内へ原水を供給する原水ラインを接続するとともに、前記樹脂筒内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ラインを接続し、また前記コントロールバルブに前記イオン交換樹脂を再生する塩水を供給する塩水ラインを接続するとともに、前記樹脂筒内の水を排水する排水ラインを接続し、さらに前記原水ラインと前記排水ラインとを開閉手段を備えた希釈水ラインを介して接続し、前記樹脂筒内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴としている。
つぎに、請求項3に記載の発明は、一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、イ
オン交換樹脂を充填した樹脂筒の上方に、原水を貯留する原水タンクと、前記イオン交換樹脂を再生するための飽和塩水を貯留する塩水タンクとを並列状態で配置し、前記樹脂筒の下部の原水入口部と前記原水タンクの下部とを第一通水弁を設けた原水ラインを介して接続するとともに、前記樹脂筒の上部の軟水出口部に、第二通水弁を設けた軟水ラインを接続し、前記原水ラインと前記軟水ラインとをバイパス弁を設けたバイパスラインを介して接続し、前記塩水タンクの下部と、前記軟水出口部と前記第二通水弁との間の前記軟水ラインとを、上流側から第一逆止弁と塩水弁とを設けた塩水流下ラインを介して接続し、前記塩水タンクと、前記原水入口部と前記第一通水弁との間の前記原水ラインとを、第三逆止弁を設けた補水ラインを介して接続し、前記原水タンクの下部と、前記塩水弁の下流側の前記塩水流下ラインとを、第二逆止弁を設けた原水流下ラインを介して接続し、前記原水入口部に、排水弁を設けた排水ラインを接続し、さらに前記第二逆止弁の下流側の前記原水流下ラインと、前記原水入口部と前記排水弁との間の前記排水ラインとを、希釈水ラインで接続し、前記樹脂筒内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の発明は、一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、イオン交換樹脂を充填した樹脂筒と、原水を貯留する原水タンクと、前記イオン交換樹脂を再生するための飽和塩水を貯留する塩水タンクとを並列状態で配置し、前記樹脂筒の下部に設けた原水入口部に、軟水生成を行う軟水化処理時と軟水生成をしない非処理時との切換えを行う切換弁を設けた原水ラインを接続するとともに、前記樹脂筒の上部に設けた軟水出口部に、第四逆止弁を設けた軟水ラインを接続し、前記切換弁と前記軟水ラインとをバイパスラインを介して接続し、前記原水タンクの下部と、前記切換弁の上流側の前記原水ラインとを、上流側から給水弁と定流量弁とを設けた給水ラインを介して接続し、前記原水タンクの下部と、前記塩水タンクの下部とを、上流側から補給水弁と第五逆止弁とを設けた補給水ラインを介して接続し、前記塩水タンクの下部と、前記第四逆止弁の上流側の前記軟水ラインとを、上流側から塩水弁と第六逆止弁とを設けた塩水流下ラインを介して接続し、前記原水タンクの下部と、前記第六逆止弁の下流側の前記塩水流下ラインとを、上流側から原水弁と第七逆止弁とを設けた原水流下ラインを介して接続し、前記原水入口部と前記切換弁との間の前記原水ラインに排水弁を設け、この排水弁に、大気開放部を設けた排水ラインを接続し、さらに前記原水タンクに、前記イオン交換樹脂の充填層上端位置より上方位置に原水オーバーフロー部を設け、このオーバーフロー部と、前記大気開放部の下流側の前記排水ラインとを、原水オーバーフローラインを介して接続し、前記樹脂筒内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴としている。
この発明によれば、一般家庭の浴室内に軟水器を設置した場合も、配管等の腐食の問題を解消することができ、また前記浴室内の床面等に残留する塩化物に起因する不快感,不潔感等の問題点を確実,かつ自動的に解消することができる。
つぎに、この発明の実施の形態について説明する。この発明は、一般家庭の浴室内に設置する軟水器において好適に実施できる。この軟水器にあっては、原水を軟水化するイオン交換樹脂を充填した樹脂筒と、この樹脂筒内へ原水を供給する原水ラインと、前記樹脂筒内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ラインと、前記イオン交換樹脂を再生する塩水の供給ラインと、前記樹脂筒内の水を排水する排水ラインとを備え、前記樹脂筒内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒内へ前記塩水を流入させ
て前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成されている。そして、前記再生作動における再生工程において、前記塩水が前記樹脂筒内を通過して前記イオン交換樹脂を再生した後に生成された再生排液と原水とを混合しながら,すなわち前記再生排液を原水で希釈しながら流出させることによって、再生排液中の塩化物の濃度が下げられる。また、前記再生作動における水洗工程において、原水が前記樹脂筒内を通過して前記イオン交換樹脂を水洗した後に生成された水洗排液と原水とを混合しながら,すなわち前記水洗排液を原水で希釈しながら流出させることによって、水洗排液中の塩化物の濃度が下げられるので、前記浴室内の床面等へ流出させた場合であっても、それらの腐食を効果的に抑制することができる。また、前記のような、原水と前記再生排液および前記水洗排液との混合は、それぞれ軟水器自体の構造体内で行ってもよいし、あるいは軟水器自体の構造体外で行ってもよい。
さらに、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動は、この外部洗浄作動時、原水のみを前記浴室内の床面等へ流出させる。この外部洗浄作動を行うことにより、前記床面等に高濃度の塩化物が残留するのを防止することができ、前記床面等の腐食を抑制することができる。また、前記のような、不快感,不潔感等も払拭することができる。ここにおいて、この外部洗浄作動は、前記のように、再生排液を希釈しながら行う再生工程と、水洗排液を希釈しながら行う水洗工程に連続して行うと、前記床面等の洗浄がより効果的である。
以下、この発明の具体的な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、この発明の第一実施形態を示す図1について説明する。図1は、この発明に係る軟水器の第一実施形態を示す概略説明図であり、一般家庭の浴室内に設置されたものとして使用される。
図1において、イオン交換樹脂(図示省略)を充填した樹脂筒1の上部にはコントロールバルブ2が設けられている。このコントロールバルブ2は、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動,前記樹脂筒1内へ塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動(再生工程,水洗工程,補水工程等の一連の作動)における各工程において、内部に形成された流路を切り換えるものであるとともに、内部には前記再生作動で使用されるエゼクター(図示省略)を内臓している。そして、このコントロールバルブ2には、前記樹脂筒1内へ原水を供給する原水ライン3と、前記樹脂筒1内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ライン4とが接続されている。また、前記イオン交換樹脂を再生するための塩水を貯留する塩水タンク5と前記コントロールバルブ2とは、塩水ライン6で接続されている。さらに、前記コントロールバルブ2には排水ライン7が接続されている。この排水ライン7と前記原水ライン3とは、希釈水ライン8で接続されており、この希釈水ライン8には、この希釈水ライン8を開閉する手段としての電磁弁9が設けられている。
そして、前記コントロールバルブ2および前記電磁弁9は、第一信号線10および第二信号線11を介して制御器12に接続されている。
つぎに、図1に示した前記第一実施形態における軟水器の制御方法について説明する。
まず、前記再生作動における再生工程について説明する。この再生工程は、前記通水作動における通水時間が所定時間に達した後,あるいは所定量の通水が行われた後に行われる。まず、制御器12は、第一信号線10を介してコントロールバルブ2に対し、再生開始信号を出力するとともに、第二信号線11を介して電磁弁9に対し、開信号を出力し、原水が希釈水ライン8を流れることができるように設定する。前記再生開始信号を受けたコントロールバルブ2は、その内部に設けられた流路が切り換えられて再生状態となる。
そして、前記コントロールバルブ2内に設けたエゼクター(図示省略)の作用により、前記タンク5内の塩水が、塩水ライン6を介して前記コントロールバルブ2内の流路を通過する。この後、前記塩水は、樹脂筒1内のイオン交換樹脂(図示省略)を再生し、再生排液となる。そして、この再生排液は、再び前記コントロールバルブ2内の流路を通過した後、排水ライン7を流れ、途中で希釈水ライン8を流れる原水と混合した後、系外(たとえば、一般家庭における浴室内の床面,浴室排水口,浴室排水溝等であり、いわゆる軟水器自体の構造体外)へ排出される。
つぎに、前記再生作動における水洗工程について説明する。前記再生工程において、前記塩水タンク5内の塩水が無くなると、原水のみが、原水ライン3を介して前記コントロールバルブ2内の流路を通過する。この後、前記イオン交換樹脂内に残留する塩分を押し出して水洗し、水洗排液となる。そして、この水洗排液は、再び前記コントロールバルブ2内の流路を通過した後、前記排水ライン7を流れ、途中で前記希釈水ライン8を流れる原水と混合した後、前記と同様の系外へ排出される。
ここで、この実施の形態における外部洗浄作動について説明する。この外部洗浄作動は、一般家庭の浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す作動であり、具体的には、前記床面等を原水のみで洗浄する工程である。前記水洗工程が終了した時点,すなわち前記再生作動が終了した時点で、前記制御器12は、前記第二信号線11を介して前記電磁弁9に対し、所定時間の開信号を出力する。そして、この電磁弁9の開作動により、原水は、所定時間、前記希釈水ライン8および前記排水ライン7を流れ、前記と同様の系外へ排出される。そして、この外部洗浄を所定時間行った後、前記電磁弁9を閉じる。すると、図1に示す軟水器は、通水作動へ戻る。すなわち、通水待機状態となる。ここにおいて、この外部洗浄作動は、前記再生作動の終了時点に連続して実行する必要はなく、たとえば前記再生作動の開始前に実行することも、実施に応じて好適である。また、この外部洗浄作動は、前記再生工程および前記水洗工程における排液希釈方式と併用する必要はなく、たとえば前記再生作動は、通常の方式,すなわち再生排液および水洗排液を希釈しないで、そのまま系外へ排出する方式に対して、この外部洗浄作動を付加して実行することも、実施に応じて好適である。
つぎに、この発明の第二実施形態を示す図2について説明する。図2は、この発明に係る軟水器の第二実施形態を示す概略説明図であり、図1に示す軟水器と同様、一般家庭の浴室内に設置されたものとして使用される。
図2において、イオン交換樹脂(符号省略)を充填した樹脂筒1の上方には、原水を貯留する原水タンク13と前記イオン交換樹脂を再生するための飽和塩水を貯留する塩水タンク5とが並列状態で配置されている。前記樹脂筒1の下部に設けられた原水入口部14と前記原水タンク13の下部とを原水ライン3を介して接続し、この原水ライン3には、給水ポンプ15と第一通水弁16とが上流側から順次設けられている。また、前記樹脂筒1の上部に軟水出口部17を設け、この軟水出口部17に、前記樹脂筒1内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ライン4を接続し、途中に第二通水弁18を設けている。前記原水ライン3と前記軟水ライン4とをバイパスライン19を介して接続している。このバイパスライン19と前記原水ライン3との第一接続地点20は、前記給水ポンプ15と前記第一通水弁16との間となっている。また、このバイパスライン19と前記軟水ライン4との第二接続地点21は、前記第二通水弁18の下流側となっている。さらに、このバイパスライン19にバイパス弁22を設けている。このバイパスライン19は、前記樹脂筒1内のイオン交換樹脂の再生中における断水を回避するものである。
そして、前記塩水タンク5の下部と前記軟水ライン4とは、塩水流下ライン23を介して接続されている。この塩水流下ライン23と前記軟水ライン4との第三接続地点24は
、前記軟水出口部17と前記第二通水弁18との間となっている。また、この塩水流下ライン23には、前記塩水タンク5方向への流れを阻止する第一逆止弁25と塩水弁26とが上流側から順次設けられている。そして、前記原水タンク13の下部と前記塩水流下ライン23とは、原水流下ライン27を介して接続されている。この原水流下ライン27と前記塩水流下ライン23との第四接続地点28は、前記塩水弁26と前記第三接続地点24との間となっている。この原水流下ライン27に前記原水タンク13方向への流れを阻止する第二逆止弁29を設けている。
前記原水タンク13には、図2に示すように、水位制御装置30,たとえばボールタップが設けてあり、この水位制御装置30により水道水等の原水を供給する原水供給ライン31が接続してある。
また、前記原水入口部14に排水ライン7を接続し、この図2に示す実施の形態においては、前記第一通水弁16の下流側において、前記原水ライン3から分岐した状態で接続している。この排水ライン7には排水弁32が設けられている。そして、この排水ライン7と前記原水流下ライン27とは、希釈水ライン8を介して接続されている。この希釈水ライン8と前記原水流下ライン27との第五接続地点33は、前記第二逆止弁29と前記第四接続地点28との間となっている。また、この希釈水ライン8と前記排水ライン7との第六接続地点34は、前記原水入口部14と前記排水弁32との間となっている。
また、前記原水ライン3には、第七接続地点35から分岐した補水ライン36が接続されている。この第七接続地点35は、前記第一通水弁16と前記原水入口部14との間となっている。また、前記補水ライン36の下流端は、前記塩水タンク5に接続されているとともに、前記補水ライン36には、第三逆止弁37が設けられている。
さらに、前記第一通水弁16,前記第二通水弁18,前記バイパス弁22,前記塩水弁26および前記排水弁32は、一体に構成されるとともに、制御器(図示省略)に第三信号線(図示省略)を介して接続された駆動モータ(図示省略)の作動により、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動における通水工程,前記樹脂筒1内へ塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動における再生工程および水洗工程,一般家庭の浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動における外部洗浄工程の各工程時において、それぞれ開閉作動を行う。
つぎに、図2に示した前記第二実施形態における軟水器の制御方法について説明する。以下の説明において、制御器(図示省略)によって行われる前記各弁(第一通水弁16,第二通水弁18,バイパス弁22,塩水弁26および排水弁32)を開閉させる駆動モータ(図示省略)の作動についての詳細な説明を省略する。
まず、前記再生作動における再生工程について説明する。この再生工程は、前記通水作動における通水時間が所定時間に達した後,あるいは所定量の通水が行われた後に行われる。まず、前記第一通水弁16および前記第二通水弁18を閉弁するとともに、前記バイパス弁22,前記塩水弁26および前記排水弁32を開弁すると、塩水タンク5内の飽和塩水が、塩水流下ライン23を流下する。一方、原水タンク13内の原水が、原水流下ライン27を流下することにより、第四接続地点28において、飽和塩水と原水とが混合し、所定濃度の塩水となる。そして、この塩水が、樹脂筒1の上部から流下してイオン交換樹脂(符号省略)を再生する。再生後の塩水,すなわち再生排液は、排水ライン7を流下し、前記原水流下ライン27および希釈水ライン8を流下する原水と、第六接続地点34において混合される。この結果、再生排液中の塩化物の濃度が下げられ、前記排水ライン7を介して系外(たとえば、一般家庭における浴室内の床面,浴室排水口,浴室排水溝等であり、いわゆる軟水器自体の構造体外)へ排出される。
つぎに、前記再生作動における水洗工程について説明する。前記再生工程を所定時間行った後、前記再生工程における前記各弁の開閉状態から、前記塩水弁26を閉弁すると、前記原水タンク13内の原水のみが、前記原水流下ライン27を介して前記樹脂筒1の上部から流下し、前記イオン交換樹脂内に残留する塩分を押し出して水洗する。水洗後の原水,すなわち水洗排液は、前記排水ライン7を流下し、前記原水流下ライン27および前記希釈水ライン8を流下する原水と、前記第六接続地点34において混合される。この結果、水洗排液中の塩化物の濃度が下げられ、前記排水ライン7を介して、前記と同様の系外へ排出される。
ここで、この実施の形態における外部洗浄作動について説明する。この外部洗浄作動は、図1に示した実施の形態と同様、前記床面等を原水で洗浄する工程である。前記水洗工程が終了した時点,すなわち前記再生作動が終了した時点で、この外部洗浄作動を行う。この実施の形態における外部洗浄作動は、前記水洗工程における前記各弁の開閉状態を継続する作動であり、所定時間継続する。すなわち、原水は、所定時間、前記原水流下ライン27および前記希釈水ライン8を流れ、前記と同様の系外へ排出される。このとき、原水の一部は、前記樹脂筒1内へも流入し、軟水となって前記希釈水ライン8と合流する。そして、この外部洗浄を所定時間行った後、前記排水弁32を閉弁するとともに、前記第一通水弁16および前記第二通水弁18を開弁する。すると、図2に示す軟水器は、通水作動へ戻る。すなわち、通水待機状態となる。ここにおいて、この外部洗浄作動は、前記再生作動の終了時点に連続して実行する必要はなく、たとえば前記再生作動の開始前に実行することも、実施に応じて好適である。また、この外部洗浄作動は、前記再生工程および前記水洗工程における排液希釈方式と併用する必要はなく、たとえば前記再生作動は、通常の方式,すなわち再生排液および水洗排液を希釈しないで、そのまま系外へ排出する方式に対して、この外部洗浄作動を付加して実行することも、実施に応じて好適である。
つぎに、この発明の第三実施形態を示す図3について説明する。図3は、この発明に係る軟水器の第三実施形態を示す概略説明図であり、図1に示す軟水器と同様、一般家庭の浴室内に設置されたものとして使用される。
図3において、イオン交換樹脂38を充填した樹脂筒1と、原水を貯留する原水タンク13と、前記イオン交換樹脂38を再生するための飽和塩水を貯留する塩水タンク5とが並列状態で配置されている。そして、前記樹脂筒1の下部に原水入口部14を設け、この原水入口部14に原水ライン3を接続している。この原水ライン3には、軟水生成を行う軟水化処理時と軟水生成をしない非処理時との切換えを行うための切換弁(三方弁)39が設けられている。この切換弁39は、いわゆる一時止水切換弁であり、使用者が、水を使用しないときは、中立位置に切り換えて止水を行うものである。また、前記樹脂筒1の上部に軟水出口部17を設け、この軟水出口部17に、前記樹脂筒1内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ライン4を接続している。この軟水ライン4には、前記軟水出口部17方向への流れを阻止する第四逆止弁40と活性炭等を収容した浄水部41とが上流側から順次設けられている。前記浄水部41および前記第四逆止弁40の位置は、逆の順番,すなわち上流側から前記浄水部41,前記第四逆止弁40の順番であってもよい。
そして、前記切換弁39と前記軟水ライン4とをバイパスライン19を介して接続している。このバイパスライン19と前記軟水ライン4との第八接続点42は、前記浄水部41の下流側となっている。このバイパスライン19は、前記イオン交換樹脂38の再生中における断水を回避するものである。使用者が、前記切換弁39を非処理時側,すなわち原水が、前記バイパスライン19の方へ流れるように切り換えると、原水が、前記バイパスライン19および前記軟水ライン4を介して硬水(すなわち、原水のまま)の状態で系
外(たとえば、一般家庭における浴室内のシャワーヘッド等であり、いわゆる軟水器自体の構造体外)へ供給される。
そして、前記原水タンク13の下部と前記原水ライン3とを給水ライン43を介して接続している。この給水ライン43と前記原水ライン3との第九接続地点44は、前記切換弁39の上流側となっている。この給水ライン43には、給水弁45と定流量弁46とが上流側から順次設けられている。また、前記原水タンク13の下部と前記塩水タンク5の下部とを補給水ライン47を介して接続している。この補給水ライン47の出口端は、前記塩水タンク5内の所定高さの位置に設けられている。そして、前記補給水ライン47には、補給水弁48と前記原水タンク13方向への流れを阻止する第五逆止弁49とが上流側から順次設けられている。
そして、前記塩水タンク5の下部と前記軟水出口部17とを塩水流下ライン23を介して接続しており、この実施の形態においては、前記第四逆止弁40の上流側において、前記軟水ライン4に合流した状態で接続している。この塩水流下ライン23には、塩水弁26と前記塩水タンク5方向への流れを阻止する第六逆止弁50とが上流側から順次設けられている。また、前記原水タンク13の下部と前記塩水流下ライン23とを原水流下ライン27を介して接続している。この原水流下ライン27と前記塩水流下ライン23との第十接続地点51は、前記第六逆止弁50の下流側となっている。そして、前記原水流下ライン27には、原水弁52と前記原水タンク13方向への流れを阻止する第七逆止弁53とが上流側から順次設けられている。
そして、前記原水入口部14には、排水ライン7が接続されており、この図3に示す実施の形態においては、前記切換弁39の下流側において、前記原水ライン3から分岐した状態で接続されている。この排水ライン7には、排水弁32と大気開放部54とが上流側から順次設けられている。
さて、前記原水タンク13の原水オーバーフロー部55を前記イオン交換樹脂38の充填層上端より上方位置に設けている。すなわち、前記原水タンク13の容量の制限は、特になく、単に前記原水オーバーフロー部55を前記イオン交換樹脂38の充填層上端より上方位置に設けることができる程度に前記原水タンク13の高さがあればよい。これにより、前記原水タンク13の水平方向の断面積が減少して、結果として、前記原水タンク13の容量を小さくすることができる。したがって、この実施の形態に係る軟水器をコンパクトにすることができる。
そして、前記原水オーバーフロー部55と前記排水ライン7とを原水オーバーフローライン56を介して接続している。この原水オーバーフローライン56と前記排水ライン7との第十一接続地点57は、前記大気開放部54の下流側となっている。ここで、前記原水オーバーフローライン56の下流端は、図3に示すように、装置内(すなわち、軟水器自体の構造体内)で前記排水ライン7と接続せずに、前記と同様の系外へ延在させるようにしてもよい。この場合、前記系外において、前記原水オーバーフローライン56の下流端と前記排水ライン7の下流端とを近接した場所に配置し、前記樹脂筒1内へ塩水を流入させて前記イオン交換樹脂38を再生させる再生作動における再生工程時および水洗工程時において、塩化物を含んだ再生排液および水洗排液が原水で希釈されるようにする。
また、前記塩水タンク5の塩水オーバーフロー部58を前記塩水タンク5の上部に設けている。そして、この塩水オーバーフロー部58と前記原水オーバーフローライン56とを塩水オーバーフローライン59を介して接続している。前記塩水タンク5内には、塩60が適宜投入され、この塩60は、前記原水タンク13から前記補給水ライン47を介して前記塩水タンク5へ供給される原水に溶解して塩水を生成する。
さらに、前記給水弁45,前記補給水弁48,前記塩水弁26,前記原水弁52および前記排水弁32は、一体に構成されるとともに、制御器(図示省略)に第四信号線(図示省略)を介して接続された駆動モータ(図示省略)の作動により、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動における通水工程,前記樹脂筒1内へ塩水を流入させて前記イオン交換樹脂38を再生させる再生作動における再生工程および水洗工程,一般家庭の浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動における外部洗浄工程の各工程時において、それぞれ開閉作動を行う。
つぎに、図3に示した前記第三実施形態における軟水器の制御方法について説明する。以下の説明において、制御器(図示省略)によって行われる前記各弁(給水弁45,補給水弁48,塩水弁26,原水弁52および排水弁32)を開閉させる駆動モータ(図示省略)の作動についての詳細な説明を省略する。
まず、前記再生作動における再生工程について説明する。この再生工程は、前記通水作動における通水時間が所定時間に達した後,あるいは所定量の通水が行われた後に行われる。まず、前記給水弁45を開弁するとともに、前記補給水弁48,前記塩水弁26,前記原水弁52および前記排水弁32を閉弁すると、原水が、定流量弁46の作用によって、一定流量で給水ライン43を介して原水タンク13内へ流入する。そして、この原水タンク13の水位が上昇し、原水オーバーフロー部55まで達すると、原水は、原水オーバーフローライン56を介してオーバーフローする。
そして、前記補給水弁48,前記塩水弁26,前記原水弁52および前記排水弁32を開弁すると、塩水タンク5内の飽和塩水が、塩水流下ライン23を流下する。これと同時に、前記原水タンク13内の原水が、原水流下ライン27を流下することにより、第十接続地点51において、飽和塩水と原水とが混合して所定濃度の塩水となる。そして、この塩水が、樹脂筒1の上部から流下してイオン交換樹脂38を再生する。すなわち、重力再生を行う。再生後の塩水,すなわち再生排液は、排水ライン7を流下し、前記のように、前記原水オーバーフローライン56を流下する原水と、第十一接続地点57において混合される。この結果、再生排液中の塩化物の濃度が下げられ、前記排水ライン7を介して系外(たとえば、一般家庭における浴室内の床面,浴室排水口,浴室排水溝等であり、いわゆる軟水器自体の構造体外)へ排出される。
前記再生工程中、一定流量の原水が、常に前記原水タンク13へ供給されるとともに、前記原水タンク13内の原水が、水頭圧差を利用して、補給水ライン47を介して前記塩水タンク5へ供給される。これにより、前記のような重力再生を行うために必要な前記原水タンク13および前記塩水タンク5と前記樹脂筒1との水頭圧差が、常に維持(確保)され、この水頭圧差によって、前記のような前記イオン交換樹脂の再生が行われる。
つぎに、前記再生作動における水洗工程について説明する。前記再生工程を所定時間行った後、前記補給水弁48および前記塩水弁26を閉弁すると、前記原水タンク13内の原水のみが、前記原水流下ライン27および前記塩水流下ライン23を介して前記樹脂筒1の上部から流下し、前記イオン交換樹脂38内に残留する塩分を押し出して水洗する。一方、前記原水タンク13からの原水のオーバーフローは、前記再生工程から継続している。したがって、水洗後の原水,すなわち水洗排液は、前記原水オーバーフローライン56を流下する原水と、前記第十一接続地点57において混合された後、前記排水ライン7を介して、前記と同様の系外へ排出される。この水洗工程中、前記再生工程時と同様に、一定流量の原水が、常に前記イオン交換樹脂38の充填層上端より上方に維持され、この水位差に伴う水頭圧差によって、前記のような前記イオン交換樹脂38の水洗が行われる。
つぎに、この実施の形態における外部洗浄作動について説明する。この外部洗浄作動は、図1に示した実施の形態と同様、前記床面等を原水で洗浄する工程である。前記水洗工程を所定時間行った後、前記原水弁52および前記排水弁32を閉弁すると、前記原水タンク13から原水が、前記原水オーバーフローライン56および前記排水ライン7を介して、前記床面へ排出され、前記床面等に残留する塩化物を洗い流す。そして、この外部洗浄を所定時間行った後、前記給水弁45を閉弁する。すると、図3に示した軟水器は、前記通水作動へ戻る。すなわち、通水待機状態となる。ここにおいて、この外部洗浄作動は、前記再生作動の終了時点に連続して実行する必要はなく、たとえば前記再生作動の開始前に実行することも、実施に応じて好適である。また、この外部洗浄作動は、前記再生工程および前記水洗工程における排液希釈方式と併用する必要はなく、たとえば前記再生作動は、通常の方式,すなわち再生排液および水洗排液を希釈しないで、そのまま系外へ排出する方式に対して、この外部洗浄作動を付加して実行することも、実施に応じて好適である。
この発明に係る軟水器の第一実施形態を示す概略説明図である。 この発明に係る軟水器の第二実施形態を示す概略説明図である。 この発明に係る軟水器の第三実施形態を示す概略説明図である。
符号の説明
1 樹脂筒
2 コントロールバルブ
3 原水ライン
4 軟水ライン
5 塩水タンク
6 塩水ライン
7 排水ライン
8 希釈水ライン
9 電磁弁(開閉手段)
13 原水タンク
14 原水入口部
16 第一通水弁
17 軟水出口部
18 第二通水弁
19 バイパスライン
22 バイパス弁
23 塩水流下ライン
25 第一逆止弁
26 塩水弁
27 原水流下ライン
29 第二逆止弁
32 排水弁
36 補水ライン
37 第三逆止弁
38 イオン交換樹脂
39 切換弁(三方弁)
40 第四逆止弁
43 給水ライン
45 給水弁
46 定流量弁
47 補給水ライン
48 補給水弁
49 第五逆止弁
50 第六逆止弁
52 原水弁
53 第七逆止弁
54 大気開放部
55 原水オーバーフロー部
56 原水オーバーフローライン

Claims (4)

  1. 一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、原水を軟水化するイオン交換樹脂を充填した樹脂筒と、この樹脂筒内へ原水を供給する原水ラインと、前記樹脂筒内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ラインと、前記イオン交換樹脂を再生する塩水の供給ラインと、さらに前記樹脂筒内の水を排水する排水ラインとを備え、前記樹脂筒内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴とする軟水器。
  2. 一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、原水を軟水化するイオン交換樹脂を充填した樹脂筒1の上部にコントロールバルブ2を設け、このコントロールバルブ2に前記樹脂筒1へ原水を供給する原水ライン3を接続するとともに、前記樹脂筒1内で軟水化された軟水を使用場所へ供給する軟水ライン4を接続し、また前記コントロールバルブ2に前記イオン交換樹脂を再生する塩水を供給する塩水ライン6を接続するとともに、前記樹脂筒1内の水を排水する排水ライン7を接続し、さらに前記原水ライン3と前記排水ライン7とを開閉手段9を備えた希釈水ライン8を介して接続し、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒1内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴とする軟水器。
  3. 一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、イオン交換樹脂を充填した樹脂筒1の上方に、原水を貯留する原水タンク13と、前記イオン交換樹脂を再生するための飽和塩水を貯留する塩水タンク5とを並列状態で配置し、前記樹脂筒1の下部の原水入口部14と前記原水タンク13の下部とを第一通水弁16を設けた原水ライン3を介して接続するとともに、前記樹脂筒1の上部の軟水出口部17に、第二通水弁18を設けた軟水ライン4を接続し、前記原水ライン3と前記軟水ライン4とをバイパス弁22を設けたバイパスライン19を介して接続し、前記塩水タンク5の下部と、前記軟水出口部17と前記第二通水弁18との間の前記軟水ライン4とを、上流側から第一逆止弁25と塩水弁26とを設けた塩水流下ライン23を介して接続し、前記塩水タンク5と、前記原水入口部14と前記第一通水弁16との間の前記原水ライン3とを、第三逆止弁37を設けた補水ライン36を介して接続し、前記原水タンク13の下部と、前記塩水弁26の下流側の前記塩水流下ライン23とを、第二逆止弁29を設けた原水流下ライン27を介して接続し、前記原水入口部14に、排水弁32を設けた排水ライン7を接続し、さらに前記第二逆止弁29の下流側の前記原水流下ライン27と、前記原水入口部14と前記排水弁32との間の前記排水ライン7とを、希釈水ライン8で接続し、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒1内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴とする軟水器。
  4. 一般家庭の浴室内に設置される軟水器であって、イオン交換樹脂38を充填した樹脂筒1と、原水を貯留する原水タンク13と、前記イオン交換樹脂38を再生するための飽和塩水を貯留する塩水タンク5とを並列状態で配置し、前記樹脂筒1の下部に設けた原水入口部14に、軟水生成を行う軟水化処理時と軟水生成をしない非処理時との切換えを行う切換弁39を設けた原水ライン3を接続するとともに、前記樹脂筒1の上部に設けた軟水出口部17に、第四逆止弁40を設けた軟水ライン4を接続し、前記切換弁39と前記軟水ライン4とをバイパスライン19を介して接続し、前記原水タンク13の下部と、前記切換弁39の上流側の前記原水ライン3とを、上流側から給水弁45と定流量弁46とを設けた給水ライン43を介して接続し、前記原水タンク13の下部と、前記塩水タンク5の下部とを、上流側から補給水弁48と第五逆止弁49とを設けた補給水ライン47を介
    して接続し、前記塩水タンク5の下部と、前記第四逆止弁40の上流側の前記軟水ライン4とを、上流側から塩水弁26と第六逆止弁50とを設けた塩水流下ライン23を介して接続し、前記原水タンク13の下部と、前記第六逆止弁50の下流側の前記塩水流下ライン23とを、上流側から原水弁52と第七逆止弁53とを設けた原水流下ライン27を介して接続し、前記原水入口部14と前記切換弁39との間の前記原水ラインに排水弁32を設け、この排水弁32に、大気開放部54を設けた排水ライン7を接続し、さらに前記原水タンク13に、前記イオン交換樹脂38の充填層上端位置より上方位置に原水オーバーフロー部55を設け、このオーバーフロー部55と、前記大気開放部54の下流側の前記排水ライン7とを、原水オーバーフローライン56を介して接続し、前記樹脂筒1内へ原水を流入させて軟水を流出させる通水作動と、前記樹脂筒1内へ前記塩水を流入させて前記イオン交換樹脂を再生させる再生作動と、前記浴室内の床面等に残留する塩化物を洗い流す外部洗浄作動とを切り換えて行うように構成したことを特徴とする軟水器。
JP2007159706A 2007-06-18 2007-06-18 軟水器 Pending JP2007289959A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159706A JP2007289959A (ja) 2007-06-18 2007-06-18 軟水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159706A JP2007289959A (ja) 2007-06-18 2007-06-18 軟水器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17969298A Division JP4061716B2 (ja) 1998-06-11 1998-06-11 軟水器の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007289959A true JP2007289959A (ja) 2007-11-08

Family

ID=38761088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007159706A Pending JP2007289959A (ja) 2007-06-18 2007-06-18 軟水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007289959A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203692A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Panasonic Corp 給湯機
JP2010247103A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Noritz Corp 軟水器
KR101069014B1 (ko) 2009-05-28 2011-09-29 웅진코웨이주식회사 재생수 제조 장치 및 그 제조 방법
US8480966B2 (en) 2009-05-28 2013-07-09 Woongjin Coway Co., Ltd. Apparatus for producing regenerative water for a water softener
CN111407194A (zh) * 2019-01-04 2020-07-14 宁波方太厨具有限公司 一种溢水、排气及软水集成模块
WO2022201753A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 軟水化装置及びその運用方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06125851A (ja) * 1992-10-20 1994-05-10 Toto Ltd 軟水化機能を有する浴槽用循環システム
JPH08155447A (ja) * 1994-11-30 1996-06-18 Miura Co Ltd 軟水器
JPH08224186A (ja) * 1995-12-01 1996-09-03 Toto Ltd 創水装置を具備する浴室装置
JPH11347426A (ja) * 1998-06-11 1999-12-21 Miura Co Ltd 軟水器の制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06125851A (ja) * 1992-10-20 1994-05-10 Toto Ltd 軟水化機能を有する浴槽用循環システム
JPH08155447A (ja) * 1994-11-30 1996-06-18 Miura Co Ltd 軟水器
JPH08224186A (ja) * 1995-12-01 1996-09-03 Toto Ltd 創水装置を具備する浴室装置
JPH11347426A (ja) * 1998-06-11 1999-12-21 Miura Co Ltd 軟水器の制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203692A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Panasonic Corp 給湯機
JP2010247103A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Noritz Corp 軟水器
KR101069014B1 (ko) 2009-05-28 2011-09-29 웅진코웨이주식회사 재생수 제조 장치 및 그 제조 방법
US8480966B2 (en) 2009-05-28 2013-07-09 Woongjin Coway Co., Ltd. Apparatus for producing regenerative water for a water softener
CN111407194A (zh) * 2019-01-04 2020-07-14 宁波方太厨具有限公司 一种溢水、排气及软水集成模块
CN111407194B (zh) * 2019-01-04 2023-07-21 宁波方太厨具有限公司 一种溢水、排气及软水集成模块
WO2022201753A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 軟水化装置及びその運用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2113602B1 (en) Washing machine with a waterway system
JP2007289959A (ja) 軟水器
WO2007108645A1 (en) Automatically regeneratable soft water washing apparatus
JP2005007347A (ja) 電気透析式浄水器
CN108911036A (zh) 一种近零排放软化水设备及方法
JP2008207158A (ja) 浄水装置
JP4061716B2 (ja) 軟水器の制御方法
KR101595571B1 (ko) 중력식 자동 재생 연수기 및 중력식 자동 재생 연수기의 자동 재생 방법
JP2010187780A (ja) リサイクル式洗濯水供給装置
CN214495813U (zh) 软水系统
JP3982086B2 (ja) 軟水器の制御方法
JP2867906B2 (ja) 軟水器
JP2009178664A (ja) 軟水化装置、並びに、給湯システム
JP2776279B2 (ja) 軟水器の制御方法
JP3525899B2 (ja) 家庭用軟水装置の制御方法
CN113415913A (zh) 一种饮用水的净化处理系统
JP3146968B2 (ja) 軟水器
JP3446940B2 (ja) 軟水器
JP3147774B2 (ja) 水処理装置及び水処理方法
JP4419178B2 (ja) 軟水器における排水工程の制御方法
JP2009090243A (ja) 水循環利用システム
JP4419179B2 (ja) 軟水器およびその制御方法
JP4221870B2 (ja) 給水給湯装置
JP2008018379A (ja) 軟水装置
KR100232117B1 (ko) 솔레노이드 밸브를 이용한 자동세척식 연수기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100426