JP2007289849A - 一液型ポリウレタン防水材組成物を用いた防水工法ならびに塗膜積層体、一液型ポリウレタン防水材組成物 - Google Patents

一液型ポリウレタン防水材組成物を用いた防水工法ならびに塗膜積層体、一液型ポリウレタン防水材組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】工期を短縮し、防水材としての伸び性能を低下させることなく防水材本来の下地追従性を充分発現させること。
【解決手段】最表層に、ポリオキシアルキレンポリオールを含むポリオールと無黄変系ポリイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有する一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量0.5〜3.0kg/mで塗工し、保護仕上げ材となるトップコートを塗布しない。
【選択図】なし

Description

本発明は、常温にて硬化する無黄変系一液型ポリウレタン系防水材組成物を用いたトップコートを塗布せずとも耐候性に優れ、白亜化(チョーキング)や光沢低下を起こさない防水工法ならびに塗膜積層体、および一液型ポリウレタン防水材組成物に関する。
ポリウレタンエラストマーは、その優れた柔軟性により、防水材、床材、シーリング材、弾性舗装材等の幅広い建材用途に用いられている。そして、ポリウレタンエラストマーは、主に、末端イソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有し、空気中の水分と反応硬化させる一液型と、末端イソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーを含む主剤と活性水素化合物を含む硬化剤とを、施工時に混合して硬化させる二液型とに大別される。
一液型のポリウレタンエラストマーは、施工時に混和操作が不要であることから作業工程を簡略化できるという利点を有するものの、二液型のポリウレタンエラストマーに比べて硬化性が劣る。そこで、一般的には、硬化性を向上させるため、一液型のポリウレタンエラストマーには、イソシアネート基とは実質的に反応せず、水分と反応してアミノ基を生成するブロックアミン化合物等を配合して硬化性を向上させている(特許文献1、2参照)。
そして、これらポリウレタンエラストマーを用いた防水工法は、まず、防水する建築物等の躯体表面をプライマー等で下地処理する。次いで、ポリウレタンエラストマーを1〜5mmの厚みで2〜3回に分割して積層させて防水層を形成する。そして、最後に、この防水層の最表層に各種保護仕上げ材を塗工して膜厚100μm程度のトップコート層を形成させ、紫外線劣化等の耐候性を向上させている(特許文献3〜5参照)。
特開平7−18048号公報 特開平9−286836号公報 特開2002−250099号公報 特開2002−364127号公報 特開2002−364128号公報
上記従来の防水工法では、ポリウレタンエラストマーからなる防水層を形成した後、最表層にトップコートをもう一層塗り重ねていることから、施工面積に係わらず工期が1工程(1日)嵩み、工費を要するものであった。
また、通常、トップコート層は、防水層に比べて伸び性能が小さいので、トップコート層のひび割れに伴ない防水層も破断する傾向にあり、下地追従性が劣るものであった。
さらには、トップコート層は、経年劣化により、白亜化や微細クラック等が発生することから、防水材やトップコートの塗り増し等の補修や改修が必要であるが、これら防水材やトップコートとの接着性が必ずしも充分ではないことから、トップコート層の撤去や、目粗し等が必要な場合があり、補修や改修時に手間や費用を要するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、工期を短縮し、伸び性能を低下させることなく防水材本来の下地追従性を充分発現できる防水工法、塗膜積層体、および、一液型ポリウレタン防水材を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の防水工法は、防水する躯体の表面を必要に応じて下地処理した後、防水材を塗工して塗膜積層体を形成する防水工法であって、前記塗膜積層体の最表層として、ポリオキシアルキレンポリオールを含むポリオールと無黄変系ポリイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有する一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量0.5〜3.0kg/mで塗工し、保護仕上げ材となるトップコートを塗布しないことを特徴とする。
本発明の防水工法において、前記一液型ポリウレタン防水材組成物が、(a)数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーと、(b)オキサゾリジン化合物を含むブロックアミン化合物とを含有する一液型ポリウレタン防水材であることが好ましい。
また、本発明の塗膜積層体は、防水する躯体の表面に形成された塗膜積層体であって、前記塗膜積層体の少なくとも最表層が、ポリオキシアルキレンポリオールを含むポリオールと無黄変系ポリイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有する一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布して得られた0.4〜2.5mmの塗膜層であることを特徴とする。
本発明の塗膜積層体において、前記一液型ポリウレタン防水材組成物が、(a)数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーと、(b)オキサゾリジン化合物を含むブロックアミン化合物とを含有する一液型ポリウレタン防水材組成物であることが好ましい。
また、本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物は、(a)数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーと、(b)オキサゾリジン化合物を含むブロックアミン化合物とを含有することを特徴とする。
本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物は、前記イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーのイソシアネート基含有率が、0.5〜4.0質量%であることが好ましい。
また、本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物は、前記ブロックアミン化合物が、前記オキサゾリジン化合物と第2のポリイソシアネート化合物とを反応させて得られるウレタン基含有オキサゾリジン化合物であることが好ましい。
本発明の防水工法ならびに塗膜積層体によれば、最表層に保護仕上げ材によるトップコート層を形成しなくとも、美観・耐候性が良好であることから、保護仕上げ材の塗装工程が不要となり、工期を短縮できる。また、この塗膜積層体は、伸び性能が良好で、下地追従性に優れる。そして、改修や補修塗装の際、特に目粗し等の処理を行わなくとも、補修・改修用の防水材等との接着性が良好であり、補修や改修を容易に行うことができる。
また、本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物によれば、強度や伸び性能等の機械物性、および耐候性に優れた硬化塗膜を形成することができる。そして、この防水材組成物を、防水工程の最後に塗工する、すなわち、塗膜積層体の最表層に積層させることで、保護仕上げ材の塗工工程が不要となり、工期を短縮できる。
まず、本発明の防水工法および塗膜積層体に用いる一液型ポリウレタン防水材組成物について説明する。なお、以下に示す本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物は、本発明の防水工法および塗膜積層体以外の用途にも用いることができる。
[一液型ポリウレタン防水材組成物]
本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物は、ポリオキシアルキレンポリオールを主成分とするポリオールと無黄変系ポリイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有する硬化性組成物である。以下各成分について詳しく説明する。
(無黄変系ポリイソシアネート)
イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーの原料となる無黄変系ポリイソシアネートとしては、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートが好ましく挙げられる。
本発明においては、無黄変系ポリイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネートを用いることが特に好ましい。イソホロンジイソシアネートの有する二つのイソシアネート基はそれぞれ反応性が異なるので、イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーの製造時において、高分子量体が生成しにくい。このため、低粘度のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーが得られるので、塗工作業性を良好にできる。さらには、可塑剤や溶剤の使用量を減らせるので高物性を維持できる。そして、耐熱性や耐黄変性等の耐候性に優れた硬化塗膜を得ることができる。
(ポリオール)
上記イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーの原料となるポリオールは、ポリオキシアルキレンポリオールを主成分として含有するものであり、ポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含有するポリオールが好ましく、ポリオキシアルキレントリオールを75〜100質量%含有するポリオールがより好ましい。
ポリオキシアルキレンポリオールとしては、ポリオキシプロピレンジオール、ポリオキシプロピレンエチレンジオール、ポリオキシテトラメチレングリコール等のポリオキシアルキレンジオール、ポリオキシプロピレントリオール、ポリオキシプロピレンエチレントリオール等のポリオキシアルキレントリオールが挙げられる。なかでも、架橋密度が高く、耐熱性や耐加水分解性に優れた硬化塗膜が得られるという理由からポリオキシアルキレントリオールが好ましく、ポリオキシプロピレントリオールが特に好ましい。
ポリオキシアルキレンポリオールの数平均分子量は、5,000〜12,000が好ましく、6,000〜10,000がより好ましい。ポリオールの分子量が大きいほど、イソシアネートと反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーの分子量も大きくなり、硬化の過程で少ない反応で効率良く架橋が進行して高分子量化する。しかしながら、ポリオールの分子量が高過ぎても得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーの粘度が高くなり、硬化塗膜の機械強度が不充分となる恐れがある。ポリオキシアルキレンポリオールの数平均分子量が5,000以上であれば、硬化塗膜の架橋密度を高くでき、耐熱性や耐加水分解性を向上できる。また、ポリオキシアルキレンポリオールの数平均分子量が12,000以下であれば硬化塗膜の強度が良好である。
ポリオキシアルキレンポリオールの平均水酸基数は、2〜4が好ましく、1.5〜3.0がより好ましい。ポリオキシアルキレンポリオールの平均水酸基数が2以上であれば、高分子量化がされやすくなり、硬化塗膜の機械強度が充分確保できる。また、ポリオキシアルキレンポリオールの平均水酸基価が4以下であれば、架橋密度が高くなり過ぎず適度にでき、硬化塗膜の伸び性能が良好となる。
そして、本発明においては、ポリオールとして、数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールを用いることが特に好ましい。高分子量タイプのポリオキシアルキレントリオールを用いることで、伸びを損なうことなく、架橋密度が高く、耐熱性や耐加水分解性に優れた硬化塗膜を得ることができる。
(イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマー)
上記無黄変系ポリイソシアネートと上記ポリオールとを反応させてイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得る。無黄変系ポリイソシアネートとポリオールとの配合比は、無黄変系ポリイソシアネートのイソシアネート基(NCO)と、ポリオールの水酸基(OH)とを、モル比(NCO/OH)で1.8〜2.6とすることが好ましく、2.0〜2.4とすることがより好ましい。この時、ジブチルスズジラウレート、オクチル酸鉛、オクチル酸ジルコニウム等を触媒として用いることができる。
イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーのイソシアネート基含有量は、0.5〜4.0質量%が好ましく、1.0〜3.0質量%がより好ましく、1.5〜2.5質量%が特に好ましい。イソシアネート基含有量が0.5質量%以上であれば、充分な強度を有する硬化塗膜が得られる。また、4.0質量%以下であれば、湿気硬化で炭酸ガスの発生を抑制でき、硬化塗膜に発泡が生じにくい。
(ブロックアミン化合物)
上記イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーは、大気中の水分と反応硬化し、伸び強度に優れた硬化物を形成しうることから、このイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーを単独で一液型ポリウレタン防水材組成物の硬化成分として用いることができる。しかしながら、無黄変系ポリイソシアネート由来のイソシアネート基は、水分との反応速度が小さく、硬化に長時間要するため、硬化速度を高めるためブロックアミン化合物を配合することが好ましい。
ここで、ブロックアミン化合物とは、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーに配合して密封容器中で湿気等の水分を遮断した状態で保存している時は、両者は安定に存在するが、容器から出して水分に接触させると、ブロックアミン化合物が加水分解し、アミンを生成する化合物である。そして、この生成されたアミンの活性水素と、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーのイソシアネート基とが架橋反応する。すなわち、ブロックアミン化合物は潜在硬化剤として作用する。
アミンの活性水素と無黄変系ポリイソシアネート由来のイソシアネート基との反応速度は、水の活性水素と無黄変系ポリイソシアネート由来のイソシアネート基との反応性に比べて格段に大きいため、ブロックアミン化合物を配合することで、一液型ポリウレタン防水材組成物の硬化反応を促進できる。また、炭酸ガスの発生も抑制でき、発泡のない硬化塗膜を得ることができる。
ブロックアミン化合物としては、以下の(1)〜(3)の化合物が挙げられる。
(1)エチレンジアミン、フェニレンジアミン、ジエチレントリアミン等のアミン化合物と、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン化合物とを脱水反応して得られるケチミン化合物。
(2)前記アミン化合物と、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド等のアルデヒド化合物とを脱水反応して得られるアルジミン化合物。
(3)モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミンと、前記アルデヒド化合物またはケトン化合物等とを脱水反応して得られるオキサゾリジン化合物。
これらのうち、本発明においては、貯蔵安定性を良好にできることからブロックアミン化合物としてオキサゾリジン化合物を用いることが好ましい。
そして、オキサゾリジン化合物としては、アルカノールアミンとアルデヒド化合物もしくはケトン化合物との脱水反応で得たオキサゾリジン基を有する化合物の分子中に残存する水酸基を、ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基でウレタン化して得られるウレタン基含有オキサゾリジン化合物が好ましい。そして、結晶性を低くできるという理由から、上記ポリイソシアネート化合物として脂肪族系ポリイソシアネートが好ましく、ヘキサメチレンジイソシアネートが特に好ましい。
ブロックアミン化合物の配合量は、イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマー100質量部に対し3〜25質量部が好ましく、5〜20質量部がより好ましい。3質量部以上であれば、硬化性に優れ、発泡のない硬化塗膜が得られる。また、25質量部以下であればアルデヒド化合物、アルカノールアミンの発生が少なく、優れた物性を備えた硬化塗膜が得られる。
(添加剤)
本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物には、充填剤、顔料、硬化触媒、各種安定剤、可塑剤、溶剤等の添加剤を配合することができる。
上記充填剤としては、炭酸カルシウム、タルク、クレー、シリカ、カーボン等が挙げられる。そして、空気中の湿気と反応硬化する際に発生する炭酸ガスを吸収する目的で、これらの充填剤と、水酸化カルシウム(消石灰)、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、ポルトランドセメント等とを併用することが好ましい。
上記顔料としては、酸化クロム、酸化チタン、カーボンブラック等の無機顔料やフタロシアニン顔料の有機顔料が挙げられる。
上記硬化触媒としては、ウレア/ウレタン化反応を促進する公知の触媒が使用でき、たとえば有機酸鉛、有機酸錫、3級アミン化合物等が挙げられる。中でも有機酸錫、2,2’−ジモルホリノエチルエーテルが硬化性、貯蔵安定性の点で優れている。
上記安定剤としては、ポリウレア/ウレタン樹脂に一般的に使用される酸化防止剤、紫外線吸収剤、脱水剤等が挙げられる。
上記可塑剤としては、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、塩素化パラフィン、石油系可塑剤等が挙げられる。
上記溶剤としては、キシレン、トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、ミネラルターペン、エチルシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の有機溶剤が挙げられる。
本発明においては、可塑剤を一液型ポリウレタン防水材組成物全量に対して2〜25質量%用いることが好ましい。可塑剤の使用量が2質量%以上であれば、充分な粘度低減効果が得られ、25質量%以下であれば、硬化塗膜から可塑剤がブリードすることもなく、改修や補修時において、防水材ないしトップコートとの接着性に優れる。そして、可塑剤の含有量を2〜25質量%にすることで、炭酸カルシウム等の充填剤をより均一に効率よく混練することができ、硬化塗膜の表面外観が際だって良好となる。
また、本発明においては、溶剤の使用量は、一液型ポリウレタン防水材組成物全量に対して20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。そして、環境対応を考えると1質量%以下が特に好ましく、使用しないことが最も好ましい。溶剤の使用量が20質量%を超えると硬化塗膜が肉痩せし、収縮した状態で造膜されるので下地追従性が悪化する。
そして、これら添加剤の合計含有量は、一液型ポリウレタン防水材組成物中、40〜80質量%であることが好ましい。
上記構成からなる本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物は、強度や伸び性能等の機械物性、および耐候性に優れた硬化塗膜を形成することができる。そして、この防水材組成物を、防水工程の最後に塗工、すなわち、塗膜積層体の最表層に積層させることで、保護仕上げ材の塗工工程が不要となり、工期を短縮できる。
次に本発明の防水工法および塗膜積層体について説明する。
[防水工法および塗膜積層体]
本発明の防水工法は、防水する躯体の表面を必要に応じて下地処理した後、防水材を塗工して塗膜積層体を形成する防水工法であって、通気緩衝シートを使わない密着工法、ポリエステル不織布等の通気緩衝シートを用いた通気緩衝工法、断熱ボードとシートを用いた機械固断熱工法等のいずれの防水工法であっても好ましく適用することができる。
以下、通気緩衝シートを使わない密着工法の例にとって説明する。
本発明の防水工法は、まず防水する躯体の表面を、目粗しや、樹脂モルタルセメント(下地調整材)の塗布等を行い、躯体表面の下地処理を行う。
次いで、躯体の下地処理後、プライマーを塗布し、その上に一般の防水材もしくは上記本発明の一液型ウレタン防水材組成物を、塗布量1〜3kg/mで塗工し、躯体表面に0.7〜2.7mmの防水層を形成する。上記一般の防水材としては、特に限定はなく、ウレタン系、アクリルゴム系、ゴムアスファルト系等が挙げられ、上塗する本発明の一液型ポリウレタン防水材との接着性に優れることから、ウレタン系の防水材が特に好ましい。
そして、最後に、この防水層の表面に上記本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物を塗工し、最表層に上記本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物からなる塗膜層を有する塗膜積層体を形成させる。
塗膜積層体の最表層に塗工する上記本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物の塗布量は、0.5〜3.0kg/mであり、1.0〜2.0kg/mが好ましい。塗布量が0.5kg/m以上であれば、コテ等で伸ばして塗布することができる。また、3.0kg/m以下であれば多少の勾配でもほぼ均一な膜厚を確保できる。
また、この塗膜層の膜厚は、0.4〜2.5mmであり、1.0〜2.0mmが好ましい。膜厚が0.4mm以上であれば、耐候性に優れる塗膜積層体を得ることができる。また、2.5mm以下であれば、泡抜けがよく、ピンホールや膨れの生じない、表面外観に優れる塗膜積層体を得ることができる。
そして、塗膜積層体全体の膜厚は、1.5〜5.0mmが好ましく、2.0〜3.0mmがより好ましい。塗膜積層体全体の膜厚が1.5mm以上であれば防水性に優れる。また、5.0mm以下であれば安価に施工でき、過剰な重量負荷を建築物に加えることがない。
本発明の一液型ポリウレタン防水材組成物を用いて形成させた塗膜層は、耐候性が高く、紫外線劣化等が生じにくいことから、トップコートの更なる塗工が不要である。また、この塗膜層は、膜厚があるので、トップコートを塗工して耐候性を維持する従来の防水工法と比較して、耐候性に優れ、経年劣化によって、白亜化や微細クラック等が生じにくい。そして、この塗膜層を用いて形成させた塗膜積層体は、伸び性能に優れており下地追従性に優れている。
以下、実施例(例1〜4)、および比較例(例5〜10)を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、例1で使用したイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー、およびオキサゾリジン化合物は、以下の合成例によって得られたものを用いた。
<イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーの合成>
ポリオキシプロピレントリオール(数平均分子量8,000)の430質量部に、イソホロンジイソシアネートの53質量部(NCO/OH比=2.3)と、反応触媒としてジブチルスズジラウレートの0.06質量部を添加し、70〜80℃で反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(NCO基含有率1.9質量%)を得た。
<ウレタン基含有オキサゾリジン化合物の合成>
ジエタノールアミンの435質量部と、イソブチルアルデヒドの328質量部と、トルエンの183質量部とを加熱・混合し、副生する水(74質量部)を系外に除去しながら、還流脱水反応を行った。反応後、トルエンと未反応のイソブチルアルデヒドとを減圧下(50〜70hPa)にて加熱・除去し、中間反応生成物である2−イソプロピル−3−(ヒドロキシエチル)オキサゾリジンを得た。
次いで、上記2−イソプロピル−3−(ヒドロキシエチル)オキサゾリジンの659質量部とヘキサメチレンジイソシアネートの348質量部とを70〜80℃で反応させて、常温で液状のオシサゾリジン化合物(NCO基含有率0質量%)を得た。
[一液型ポリウレタン防水材組成物の製造]
(例1)
イソシアネート末端ウレタンプレポリマーの500質量部に、オキサゾリジン化合物の58質量部と、可塑剤としてフタル酸ジオクチルの50質量部と、溶剤としてエチルシクロヘキサンの112質量部と、予め乾燥して含有水分を0.1質量%以下にした炭酸カルシウムの600質量部と、酸化チタンの60質量部と、カーボンブラックの5質量部と、触媒としてジブチルスズジラウレートの0.05質量部とを混練し、容器中で窒素ガス気流下に混合して、一液型ポリウレタン防水材組成物を得た。
[塗膜積層体の形成]
(例2)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量2kg/mで塗工した。そして、最後に例1で得られた一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量1kg/mで塗工した。
(例3)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量2kg/mで塗工した。そして、最後に例1で得られた一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量1.5kg/mで塗工した。
(例4)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量2kg/mで塗工した。そして、最後に例1で得られた一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量2kg/mで塗工した。
(例5)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量1.5kg/mで2回(合計塗布量3.0kg/m)塗工した。そして、最後にアクリルウレタン系トップコート(サラセーヌT:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.2kg/mで塗工した。
(例6)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量2kg/mで2回(合計塗布量4.0kg/m)塗工した。そして、最後にアクリルウレタン系トップコート(サラセーヌT:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.2kg/mで塗工した。
(例7)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量1.5kg/m2で塗工した後、さらに塗布量2kg/mで塗工(合計塗布量3.5kg/m)した。そして、最後にフッ素系トップコート(サラセーヌTフッ素:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.2kg/mで塗工した。
(例8)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量1.5kg/mで2回(合計塗布量3.0kg/m)塗工した。
(例9)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量2kg/mで2回(合計塗布量4.0kg/m)塗工した。
(例10)
スレート板にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.25kg/mで塗工した。次いでウレタン二液防水材組成物(サラセーヌK:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量1.5kg/m2で塗工した後、さらに塗布量2kg/mで塗工(合計塗布量3.5kg/m)した。
各防水工法で得られた塗膜積層体を下記の方法により性能評価した。
<工程数>
例2〜10の各塗膜積層体の最下層プライマーから、最上層までの塗り重ね回数。
<下地追従性>
予め裏面中央部に切り込みを入れた6mm厚のスレート板(350×150mm)の中央に、例2〜7の各防水工法で塗膜積層体(防水材サイズ:250×100mm)を形成した。23℃、50%RHの条件にて7日間養生後、テンシロン引張り試験機にて速度:5mm/minで引張り、防水層の亀裂発生時のスレート板開き幅を測定した。
<耐候性>
スレート板(350×150mm)上に積層させた例2〜10の塗膜積層体を、23℃、50%RHの条件にて7日間養生後、ブラックパネル温度63℃、湿度60%RH、毎時12分間の水スプレーの条件下、サンシャインウエザーメーターによる促進耐候試験を行った。1000時間照射後の表面を目視により観察し、JIS K 5600−8−4「塗料一般試験方法、題節:割れの等級」により、等級2以内であれば○とした。
<上塗り接着性>
スレート板(350×150mm)上に積層させた例2〜7の塗膜積層体を、23℃、50%RHの条件にて7日間養生後、それぞれの塗膜積層体にウレタンプライマー(サラセーヌP:旭硝子ポリウレタン建材社製)を塗布量0.1kg/mで塗工し、次いで、例1で得られた一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量2kg/mで塗工した。そして23℃、50%RHの条件にて7日間養生後、各塗膜積層体と、該塗膜積層体に形成させた一液型ポリウレタン防水材組成物との接着性を、25mm幅での180度剥離強度で比較した。剥離強度が50N以上であれば良好と判断した。
それぞれの結果を表1に示す。
Figure 2007289849
表1の結果から本発明の防水工法によれば、工期を1日短縮でき、トップコートがなくても耐候性が抜群に優れ、また防水システムとしての伸び性能を全く低下させずに防水材本来の下地追従性を充分発現できる。そして、補修の際に、旧塗膜積層体の最上面であるトップコートの撤去、目粗しをしなくても、塗り重ねる防水材やトップコートを容易に接着できる。
本発明によれば、トップコートが不要となるので施工が容易で工期が短縮でき、防水材としてベランダや屋上にも優位に展開できようになる。

Claims (7)

  1. 防水する躯体の表面を必要に応じて下地処理した後、防水材を塗工して塗膜積層体を形成する防水工法であって、
    前記塗膜積層体の最表層として、ポリオキシアルキレンポリオールを含むポリオールと無黄変系ポリイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有する一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布量0.5〜3.0kg/mで塗工し、
    保護仕上げ材となるトップコートを塗布しないことを特徴とする防水工法。
  2. 前記一液型ポリウレタン防水材組成物が、(a)数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーと、(b)オキサゾリジン化合物を含むブロックアミン化合物とを含有する一液型ポリウレタン防水材組成物である、請求項1に記載の防水工法。
  3. 防水する躯体の表面に形成された塗膜積層体であって、
    前記塗膜積層体の少なくとも最表層が、ポリオキシアルキレンポリオールを含むポリオールと無黄変系ポリイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを硬化成分として含有する一液型ポリウレタン防水材組成物を塗布して得られた0.4〜2.5mmの塗膜層であることを特徴とする塗膜積層体。
  4. 前記一液型ポリウレタン防水材組成物が、(a)数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーと、(b)オキサゾリジン化合物を含むブロックアミン化合物とを含有する一液型ポリウレタン防水材組成物である、請求項3に記載の塗膜積層体。
  5. (a)数平均分子量5,000〜12,000のポリオキシアルキレントリオールを60〜100質量%含むポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーと、(b)オキサゾリジン化合物を含むブロックアミン化合物とを含有することを特徴とする一液型ポリウレタン防水材組成物。
  6. 前記イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーのイソシアネート基含有率が、0.5〜4.0質量%である、請求項5に記載の一液型ポリウレタン防水材組成物。
  7. 前記ブロックアミン化合物が、前記オキサゾリジン化合物と第2のポリイソシアネート化合物とを反応させて得られるウレタン基含有オキサゾリジン化合物である、請求項5または6に記載の一液型ポリウレタン防水材組成物。
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