JP2007289819A - 水処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作部設置箇所の場所によらず操作部の操作面を使用者側に向けて操作部の操作性を向上させ得る水処理装置を提供する。
【解決手段】 原水の水処理を行う水処理部と上記水処理部の制御を行う制御部とを備えた処理ユニット2と、上記処理ユニット2の制御部に接続した受信部12にワイヤレス送信をする送信部を備えて上記制御部の操作を行う処理ユニット2とは別体の操作部3とを有して成る水処理装置1である。操作部設置面5に対して操作部3を傾斜させて取付けるための取付台座4を有し、取付台座4への操作部3の取付姿勢として操作部3の前面の操作面6の一端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態、または該操作面6の他端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態を選択自在とする取付手段を、上記取付台座4が備える。
【選択図】図1
【解決手段】 原水の水処理を行う水処理部と上記水処理部の制御を行う制御部とを備えた処理ユニット2と、上記処理ユニット2の制御部に接続した受信部12にワイヤレス送信をする送信部を備えて上記制御部の操作を行う処理ユニット2とは別体の操作部3とを有して成る水処理装置1である。操作部設置面5に対して操作部3を傾斜させて取付けるための取付台座4を有し、取付台座4への操作部3の取付姿勢として操作部3の前面の操作面6の一端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態、または該操作面6の他端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態を選択自在とする取付手段を、上記取付台座4が備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、水処理装置に関し、詳しくは水処理装置の操作をする操作部の設置に関するものである。
従来から、キッチン等に設置される水処理装置にあっては、原水の水処理を行う処理ユニットをキッチンキャビネットの内部に配設することが多く、そのため特許文献1のように、処理ユニットの操作をワイヤレス通信で行わせるための操作部を設けたものがあり、この操作部は使用者の手の届く壁面等に設ける操作部設置面に配設されている。
しかしながら、操作部設置面に配設した操作部にあっては、操作部が操作部設置面に沿わせて配設されることがほとんどであり、操作面となる操作部の前面が壁面と同方向を向くようになるのであって、つまり操作面となる操作部の前面が水処理装置を使用する使用者側に向かない場合が多く、したがって、使用者にとって操作部の操作面が見にくく且つ操作しずらい場合が多いのであり、操作部の操作性の向上には改善の余地があるのが現状である。
特開平10−57962号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、操作部設置面の場所によらず操作部の操作面を使用者側に向けて操作部の操作性を向上させ得る水処理装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る水処理装置は、原水の水処理を行う水処理部と上記水処理部の制御を行う制御部とを備えた処理ユニット2と、上記処理ユニット2の制御部に接続した受信部12にワイヤレス送信をする送信部を備えて上記制御部の操作を行う処理ユニット2とは別体の操作部3とを有して成る水処理装置1であって、操作部設置面5に対して操作部3を傾斜させて取付けるための取付台座4を有し、取付台座4への操作部3の取付姿勢として操作部3の前面の操作面6の一端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態、または該操作面6の他端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態を選択自在とする取付手段を、上記取付台座4が備えて成ることを特徴とする。
これによると、使用者の手の届く任意位置に設ける操作部設置面5への操作部3の取付けは操作部設置面5に固定した取付台座4に操作部3を取付けることで行うのであるが、この取付台座4には、取付台座4への操作部3の取付姿勢として、操作部3の前面の操作面6の一端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態、または該操作面6の他端が操作部設置面5に近接して傾斜する状態を選択自在とする取付手段を備えているので、操作部設置面5の設定場所に応じて操作部3の取付姿勢を上記取付手段によって変化させて、操作面6の操作部設置面5に対する傾斜方向を変化させて対応することができ、たとえば水処理装置1が配設される台所キャビネット7等の前方で立つ使用者に対して操作部3の操作面6を向けるようにできて、操作面6を見易く且つ操作し易くできて操作部3に良好な操作性を備えることができる。
また、請求項2の水処理装置は、請求項1において、上記取付手段が、操作部設置面5に直交する軸線Aの軸周りに180°回転した固定姿勢の取付台座4を操作部設置面5に選択的に固定する取付台座固定手段と、操作面6に直交する軸線Bの軸周りに180°回転した取付姿勢の操作部3を取付台座4に選択的に取付ける操作部取付手段とを備えて成ることを特徴とする。
これによると、操作部設置面5の設定場所に応じて、取付台座固定手段によって取付台座4の操作部設置面5への固定姿勢を操作部設置面5に直交する軸線Aの軸周りに180°回転させた姿勢で選択的に変化させることができ、また操作部取付手段によって操作部3の取付台座4への取付姿勢を操作面6に直交する軸線Bの軸周りに180°回転した姿勢で選択的に変化させることができ、つまり、操作部設置面5に対する操作面6の傾斜姿勢の自由度を向上でき、操作面6を使用者側に向ける確実性を向上できる。
また、請求項3の水処理装置は、請求項1において、上記取付手段が、取付台座4に操作部3を取り付けた状態で、操作面6の操作部設置面5に対する傾斜角度を調節自在にする傾斜角度調節手段を備えて成ることを特徴とする。
これによると、傾斜角度調節手段によって操作部設置面5に対する操作面6の傾斜姿勢の自由度を向上できるのは勿論、個々の使用者に応じて操作面6が最も使用しやすいように操作部3の傾斜角度を調節できるのであり、操作面6を使用者側に向ける確実性を向上できる。
本発明は、任意に設けられる操作部設置面に操作部を設置するにあたって、確実に使用者に対して操作部の操作面を向けるようにできて、操作面を見易く且つ操作し易くできて操作部に良好な操作性を備えることができる、といった利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
水処理装置1は、図5,6のように、原水の水処理を行う水処理部と上記水処理部の制御を行う制御部とを備えた処理ユニット2と、上記処理ユニット2の制御部に接続した受信部12にワイヤレス送信をする送信部を備えて上記制御部の操作を行う処理ユニット2とは別体の操作部3とを有している。
本例の処理ユニット2の水処理部としては、供給された原水を電気分解する電解槽と、供給された原水をろ過する浄水部とを有し、上記電解槽での原水の電気分解よってアルカリイオン水または酸性イオン水の処理水を生成可能にすると共に、浄水部で原水がろ過されて原水中に含まれるゴミ等の不純物質が除去されるようにしている。なお、本例の浄水部としては交換可能な浄水カートリッジにて構成されており、後述する処理水吐水部10からの吐水全てを浄水処理するように配設されている。
このような水処理装置1は一般的に台所に配設されることが多く、本例でも図5,6のように台所に配設している。そして、本例では処理ユニット2は、台所キャビネット7に載設したカウンター8上に載せて配置するとカウンター8上の作業スペースを狭めてしまうので、台所キャビネット7の内部に配設している。この台所キャビネット7にはカウンター8の上面から凹没するようにシンクが設けられており、このシンクの縁部には水処理装置1の吐水部9が設けられ、この吐水部9から処理水をシンク内に吐水可能にしている。本例の吐水部9は、電解槽から至る処理水供給路10aの先端が構成して処理水を吐水する処理水吐水部10と、電解槽から至る副生成水排出路11aの先端が構成して副生成水を排出する副生成水吐水部11とを備えている
詳しくは、電解槽は電解隔膜で仕切られた2つの部屋を有すると共に、該部屋に1つずつ配置した1対の電極を有しており、1対の電極間に電気を流すことで電解槽内で電気分解がなされる。この電気分解によるとアルカリイオン水と酸性イオン水とが同時に生成されるのであり、使用者による操作部3の操作によって制御部を介してアルカリイオン水または酸性イオン水のいずれかを処理水として吐水部9から吐水させる制御がなされる。すなわち、処理水をアルカリイオン水とする場合には吐水部9の処理水吐水部10からアルカリイオン水が吐出されると共に副生成水吐水部11から酸性イオン水が排出されるのであり、処理水を酸性イオン水とする場合には処理水吐水部10から酸性イオン水が吐出されると共に副生成水吐水部11からアルカリイオン水が排出されるのである。
詳しくは、電解槽は電解隔膜で仕切られた2つの部屋を有すると共に、該部屋に1つずつ配置した1対の電極を有しており、1対の電極間に電気を流すことで電解槽内で電気分解がなされる。この電気分解によるとアルカリイオン水と酸性イオン水とが同時に生成されるのであり、使用者による操作部3の操作によって制御部を介してアルカリイオン水または酸性イオン水のいずれかを処理水として吐水部9から吐水させる制御がなされる。すなわち、処理水をアルカリイオン水とする場合には吐水部9の処理水吐水部10からアルカリイオン水が吐出されると共に副生成水吐水部11から酸性イオン水が排出されるのであり、処理水を酸性イオン水とする場合には処理水吐水部10から酸性イオン水が吐出されると共に副生成水吐水部11からアルカリイオン水が排出されるのである。
処理ユニット2の制御部に制御線12aにより接続される受信部12は、台所キャビネット7内に配設してもよいが、金属製のカウンター8やシンクは操作部3の送信部から発せられる無線信号が透過しずらいために、本例では図5のようにカウンター8の上面部分や図6のようにカウンター8の上面から飛び出した吐水部9の基部に配設される。
操作部3は図4のように前面が操作面6となり、外殻が左右方向に長い矩形ボックス形状に形成され、その内部には回路部と送信部が内装されている。操作面6には各種操作釦と各種表示部とが設けられており、回路部により、操作面6に設けた各種操作釦による入力信号を送信部から送信させると共に、各種表示部を適宜表示させるようになっている。なお、便宜上、図1中矢印aを操作部3の前後方向とし、図4中矢印bを操作部3の左右方向とし、図1,4中矢印cを上記左右方向と前後方向と直交する操作部3の上下方向として説明する。
具体的に、操作面6の各種操作釦は、処理ユニット2への原水の供給の有無を制御する原水供給釦13と、処理水吐水部10からアルカリイオン水を吐水させるアルカリイオン水吐水釦14と、処理水吐水部10から酸性イオン水を吐水させる酸性イオン水吐水釦15と、電解槽での電気分解を行わずに処理水吐水部10から浄水を吐水させる浄水吐水釦16とを有している。なお、アルカリイオン水吐水釦14は電極間に流す電気の大きさを段階的に制御してアルカリ性の強さが段階的に異なるアルカリイオン水が生成可能にされている。表示部は上記各種釦に対応して各種釦の作動時に点灯する各モード選択照明部や、電解槽で電気分解がなされていることを示す電解槽作動照明部17や、積算流量から浄水カートリッジの交換時期を表示するカートリッジ交換用表示照明部18で構成されている。詳しくは、上記各種釦の作動時に点灯する各照明部としては、処理水吐水部10からアルカリイオン水を吐水させるアルカリイオン水吐水モードが選択されていることを点灯して示すアルカリイオン水モード選択照明部19、処理水吐水部10から酸性イオン水を吐水させる酸性イオン水吐水モードが選択されていることを点灯して示す酸性イオン水モード選択照明部20、処理水吐水部10から浄水を吐水させる浄水モードが選択されていることを点灯して示す浄水モード選択照明部21で構成されている。アルカリイオン水モード照明部は選択されているアルカリイオン水のアルカリ性の強さも表示できるようにしてある。操作部3の各種釦は、左右に長く上下に短い矩形平面状の操作面6において、長手方向である左右方向に並べて配設されている。
叙述のようにこの操作部3は、処理ユニット2とは別体であり、処理ユニット2の制御部に接続した受信部12にワイヤレス送信をする送信部を備えているから、台所に立つ使用者にとって手の届く操作のし易い適宜箇所に設置するのであり、上記操作部3の設置箇所を操作部設置面5と称する。たとえば、操作部設置面5としては、カウンター8の後縁部分や、台所キャビネット7の後部を沿わせた建物壁面22の部分や、台所キャビネット7におけるカウンター8の前縁から垂設した幕板23の前面部分に設けることが挙げられる。便宜上、カウンター8の後縁部分に設けた操作部設置面5をカウンター操作部設置面5aと称し、建物壁面22の部分に設けた操作部設置面5を壁面操作部設置面5bと称し、幕板23の前面部分に設けた操作部設置面5を幕板操作部設置面5cと称する。
本発明では、操作部設置面5に設置した操作部3の操作面6を、使用者側に確実に向けて見易く且つ操作し易くしたことに特徴があり、これは下記に詳述する図1乃至6や図7及び8のような取付台座4を用いて行わせたことで可能にしている。
図1乃至6の取付台座4は、平面視で操作部3とその上下方向及び左右方向の各寸法が略同形になるような台であり、前面部に操作部3を積層して取付ける操作部取付部24を有し、後面部が操作部設置面5に接地する接地面部25とされている。便宜上、図1,3中矢印dを取付台座4の前後方向とし、図3中矢印eを取付台座4の左右方向とし、図1中矢印fを上記左右方向と前後方向と直交する取付台座4の上下方向として説明する。
操作部取付部24を有した前面部は、その取付台座4の上下方向における一端部(本例では下端部4a)が接地面部25となる後面部に近接するように、後面部に対して斜めに傾斜するように形成されている。つまり、本例では取付台座4の前後方向の厚み寸法は下端部4aに比べて上端部4bが厚くなるように形成されている。操作部取付部24は周壁24bによって囲繞されて後方に凹没する嵌合凹所24aを有している。この取付台座4に取り付ける操作部3はその後面部の周縁を残して後方に突出させた嵌合突部26を備えている。そして、上記嵌合凹所24aに嵌合突部26を嵌合させることで、操作部取付部24に操作部3が取付けられるようになっている。ここで、嵌合凹所24a及び嵌合突部26は左右対称形状に形成されており、図1(a)(c)のように、操作面6に直交する軸線B(図1)の軸周りに180°回転した取付姿勢の操作部3を取付台座4に選択的に取り付けできるようにされている。換言すると、取付台座4には、図1(a)のように取付台座4の上端部4bに操作部3の上端部3bを対応させた取付姿勢で操作部3を取り付けることができるのであり、また、この取付姿勢から操作面6内で操作部3の上下位置を反転させるべく操作部3を回転させたことで得られる図1(c)のような取付台座4の上端部4bに操作部3の下端部3aが対応するような取付姿勢でも操作部3を取り付けることができるようになっている。つまり、請求項で言うところの操作部取付手段は軸線B廻りに回転対称形状に形成された嵌合凹所24a及び嵌合突部26で構成されている。なお、操作部取付部24にはその後面側から取付ビス27を前方に突出させて、この取付ビス27を操作部取付部24に嵌合した操作部3の裏面に設けたビス孔(図示せず)に螺合させることで、操作部取付部24に嵌合した操作部3が固定できるようになっている。
上記には操作部3が取付台座4に操作部取付手段により操作面6内で反転自在に取り付け可能にしたことを説明したが、取付台座4自身も、平面状の接地面部25を有しているため接地面部25内で回転した任意の固定姿勢で、平面状の操作部設置面5に対して固定可能にされている。つまり、図1(a)(b)にように、操作部設置面5に直交する軸線A(図1)の軸周りに180°回転した固定姿勢の取付台座4を操作部設置面5に選択的に固定可能にされており、請求項で言うところの取付台座固定手段は平面状の接地面部25及び操作部設置面5で構成されている。なお、取付台座4の操作部設置面5への固定は、たとえば接地面部25と操作部設置面5との間に介在させた両面テープで行わせても、接地面部25の前面側から後面側に突出させた取付ネジを操作部設置面5に打入することで行わせてもよい。
上記取付台座4を用いて操作部3をカウンター操作部設置面5aに設置した場合には、図2のようにカウンター8の前方に取付台座4の下端部4aを向けるようにして取付台座4をカウンター操作部設置面5aに固定し、図1(a)のように取付台座4の上端部4bに操作部3の上端部3bを合わせて取付台座4に操作部3を取付ける。すると、操作部3の前面の操作面6は、台所キャビネット7の前方に立つ使用者の前斜め下方に見下ろすような目線の方向と略対向するようなカウンター8の前斜め上方に面するようになり、操作面6は使用者にとって見易く且つ操作し易くできたものである。
また、上記取付台座4を用いて操作部3を壁面操作部設置面5bに設置した場合には、図2のように建物壁面22の下方に取付台座4の下端部4aを向けるようにして取付台座4をカウンター操作部設置面5aに固定し、図1(a)ようにの取付台座4の上端部4bに操作部3の上端部3bを合わせて取付台座4に操作部3を取付ける。すると、操作部3の前面の操作面6は、使用者の前斜め上方に見上げる目線の方向と略対向するようなカウンター8の前斜め下方に面するようになり、操作面6は使用者にとって見易く且つ操作し易くできたものである。
また、上記取付台座4を用いて操作部3を幕板操作部設置面5cに設置した場合には、図2のように幕板23の上方に取付台座4の下端部4aを向けるようにして取付台座4を幕板操作部設置面5cに固定し、図1(c)のように取付台座4の上端部4bに操作部3の下端部3aを合わせて取付台座4に操作部3を取付ける。すると、操作部3の前面の操作面6は、使用者の略垂直下方に見下ろす目線の方向と略対向するようなカウンター8の前斜め上方に面するようになり、操作面6は使用者にとって見易く且つ操作し易くできたものである。
このように、任意箇所の操作部設置面5に応じて、操作部設置面5に対する取付台座4の固定姿勢、取付台座4に対する操作部3の取付姿勢を適宜選択することで、操作部設置面5に設置した操作部3の操作面6を、確実に使用者側に面するようにできて、使用者にとって見易く且つ操作し易くできたものである。
また、図7及び8の取付台座4は、平面視で操作部3とその上下方向及び左右方向の各寸法が一回り大きく形成された台であり、前面部に操作部3を嵌め込んで取付ける操作部取付部31を有し、後面部が操作部設置面5に接地する接地面部25とされている。
詳しくは、この取付台座4は、接地面部25となる平面状の後面を有した底板部28と、底板部28の少なくとも上下縁部から底板部28に略垂直前方に突出させた上部立壁29と下部立壁30とを有し、これら底板部28と上部立壁29と下部立壁30とで囲繞されて前方に開口する取付用凹所31aで操作部取付部31が形成されている。底板部28の上下方向の中央部分には、操作部取付部31に配置した操作部3の裏面の上下中央部分を載置支持するための支持突部32が形成されている。上部立壁29と下部立壁30の各前端部には対向する方向に突出する係止突起33がそれぞれ形成されている。この取付台座4に取り付ける操作部3はその上端面及び下端面にそれぞれ複数の係止凹部34が前後方向に並んで凹設されている。操作部3を操作部取付部31に取り付けた状態では、図7のように、操作部3がその上下から上部立壁29と下部立壁30とで挟まれた状態となると共に、操作部3の裏面の中央部分が支持突部32上に載った状態になり、この操作部3の裏面の中央部分の支持突部32上への載置点を中心にして操作部3の上端部3b及び下端部3aが相反する前後方向に振れるようになっている。ここで、上部立壁29及び下部立壁30は前方側ほど対向する方向に位置するように湾曲されており、操作部3の上端面及び下端面は前方ほど上下方向の中央側に位置するような円弧面状に形成されているので、上記前後に揺動する操作部3の上端面及び下端面が上部立壁29及び下部立壁30の各対向面にそれぞれ摺接するのであって、係止突起33が操作部3の上端面及び下端面にある適宜の係止凹部34に係止し、上記前後に揺動自在にされた操作部3の保持がなされるようになっている。
つまり、操作部設置面5に固定した取付台座4に操作部3を取り付けた状態では、操作部3は、操作面6の上下方向の中央を揺動中心として操作面6の上端部が操作部設置面5に近接して傾斜する状態から該操作面6の下端部が操作部設置面5に近接して傾斜する状態にまで、操作部設置面5に対して傾斜した取付姿勢を適宜とることができるのであり、係止突起33の適宜の係止凹部34への係止によってその取付姿勢を保持することができたものである。換言すると、係止突起33の適宜の係止凹部34への係止によって、操作部設置面5に対する操作部3の傾斜角度が調節自在にされているのであり、この係止突起33の適宜の係止凹部34への係止構造はすなわち請求項で言うところの傾斜角度調節手段を構成しているのである。
上記取付台座4を用いて操作部3をカウンター操作部設置面5aや壁面操作部設置面5bに設置した場合は、図7の実線で示す操作部3のように操作面6の下端部を操作部設置面5に近接するように傾斜させて取付台座4に取付けることで、操作部3の操作面6を確実に使用者側に面するようにできて、使用者にとって見易く且つ操作し易くできるのである。また、上記取付台座4を用いて操作部3を幕板操作部設置面5cに設置した場合は、図7の2点鎖線で示す操作部3のように操作面6の上端部を操作部設置面5に近接するように傾斜させて取付台座4に取付けることで、操作部3の操作面6を確実に使用者側に面するようにできて、使用者にとって見易く且つ操作し易くできるのである。更に言うと、本例では傾斜角度調節手段で操作面6の操作部設置面5に対する傾斜角度が調節自在になっているので、体格の異なる個々使用者に応じて操作面6が最も使用しやすいように操作部3の傾斜角度を調節できるのであり、操作面6を使用者側に向ける確実性が向上しているのである。
1 水処理装置
2 処理ユニット
3 操作部
4 取付台座
5 操作部設置面
6 操作面
2 処理ユニット
3 操作部
4 取付台座
5 操作部設置面
6 操作面
Claims (3)
- 原水の水処理を行う水処理部と上記水処理部の制御を行う制御部とを備えた処理ユニットと、上記処理ユニットの制御部に接続した受信部にワイヤレス送信をする送信部を備えて上記制御部の操作を行う処理ユニットとは別体の操作部とを有して成る水処理装置であって、操作部設置面に対して操作部を傾斜させて取付けるための取付台座を有し、取付台座への操作部の取付姿勢として操作部の前面の操作面の一端が操作部設置面に近接して傾斜する状態、または該操作面の他端が操作部設置面に近接して傾斜する状態を選択自在とする取付手段を、上記取付台座が備えて成ることを特徴とする水処理装置。
- 上記取付手段が、操作部設置面に直交する軸線の軸周りに180°回転した固定姿勢の取付台座を操作部設置面に選択的に固定する取付台座固定手段と、操作面に直交する軸線の軸周りに180°回転した取付姿勢の操作部を取付台座に選択的に取付ける操作部取付手段とを備えて成ることを特徴とする請求項1記載の水処理装置。
- 上記取付手段が、取付台座に操作部を取り付けた状態で、操作面の操作部設置面に対する傾斜角度を調節自在にする傾斜角度調節手段を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の水処理装置。
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