JP2007288927A - 車両用発電制御装置 - Google Patents

車両用発電制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007288927A
JP2007288927A JP2006113788A JP2006113788A JP2007288927A JP 2007288927 A JP2007288927 A JP 2007288927A JP 2006113788 A JP2006113788 A JP 2006113788A JP 2006113788 A JP2006113788 A JP 2006113788A JP 2007288927 A JP2007288927 A JP 2007288927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
vehicle
circuit
engine
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006113788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4442582B2 (ja
Inventor
Tadatoshi Asada
忠利 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006113788A priority Critical patent/JP4442582B2/ja
Priority to US11/783,728 priority patent/US7436154B2/en
Priority to CNB2007100981229A priority patent/CN100553111C/zh
Priority to DE102007017805.2A priority patent/DE102007017805B4/de
Publication of JP2007288927A publication Critical patent/JP2007288927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4442582B2 publication Critical patent/JP4442582B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/48Arrangements for obtaining a constant output value at varying speed of the generator, e.g. on vehicle
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/10Control effected upon generator excitation circuit to reduce harmful effects of overloads or transients, e.g. sudden application of load, sudden removal of load, sudden change of load

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

【課題】トランジスタチョッパ式励磁回路を用いて車両用発電機に励磁電流を供給するとともに、耐環境性、信頼性を向上させることができる車両用発電制御装置を提供すること。
【解決手段】Hブリッジ回路の対向する一対のアームがパワーMOSFET10、11で構成され、他の一対のアームがダイオード13、14で構成されて、エンジンによって駆動される車両用発電機2の励磁電流を供給するトランジスタチョッパ式励磁回路を備える車両用発電制御装置1において、エンジンが停止した非稼動状態において、パワーMOSFET10、11で構成される一対のアームのうち、車両用発電機2のアース側に接続されたパワーMOSFET11をオン状態とし、車両用発電機2の出力端子側に接続されたパワーMOSFET10をオフ状態とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用発電機の出力電圧を制御する車両用発電制御装置に関する。
近年、自動車に搭載されてエンジンにより回転駆動される車両用発電機の発電量を有効に活用する要求が高まっている。この要求に応えるものとして、トランジスタチョッパ式励磁回路を備え、回転子を励磁する電流をバッテリに回生することで発電電力の有効利用を図る提案がされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭62−203599号公報(第2−4頁、図1−5)
ところで、特許文献1に開示された従来技術においては、車両のエンジンが非稼動状態のときに、ブリッジを構成するトランジスタがオフするので、このとき回転子の励磁巻線は電位的に浮いた状態になってしまう。寒冷地などにおいては、車両用発電機は、車両の走行終了後に融雪剤を含む水を被った状態にて放置されるケースがある。このような場合に、回転子のバッテリ端子側に接続されるトランジスタ端子間でリーク電流が発生すると回転子電位がバッテリ電位と同じになり、回転子とアース電位である固定子鉄心との間に電流が流れ、非常に狭いエアギャップ間に錆びが発生して耐環境性、信頼性が低下するという問題があった。特に、車両用発電機を高電圧(例えば42V用)で使用する際にはこのような現象が特に顕著になる。このような理由により、本来は多機能であるトランジスタチョッパ式励磁回路を備える車両用発電機は普及するものではなかった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、トランジスタチョッパ式励磁回路を用いて車両用発電機に励磁電流を供給するとともに、耐環境性、信頼性を向上させることができる車両用発電制御装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用発電制御装置は、ブリッジ回路の対向する一対のアームがパワートランジスタで構成され、他の一対のアームがダイオードで構成されて、エンジンによって駆動される車両用発電機の励磁電流を供給するトランジスタチョッパ式励磁回路を備えており、エンジンが停止した非稼動状態において、パワートランジスタで構成される一対のアームのうち、車両用発電機のアース側に接続されたパワートランジスタをオン状態とし、車両用発電機の出力端子側に接続されたパワートランジスタをオフ状態としている。これにより、車両のエンジンが非稼動状態のときに、ブリッジ回路を構成するパワートランジスタのうちアース側のパワートランジスタを確実にオンさせることにより、電位がフローティングすることを防止し、仮に融雪剤を含む水が被水した状態等においてリーク電流が発生してもこのオンされたパワートランジスタを介してアースに流すことで、回転子の腐食を抑制し、耐環境性能を高めるとともに信頼性を向上させることができる、
また、上述したトランジスタチョッパ式励磁回路に含まれるパワートランジスタは、電圧駆動型のパワートランジスタであることが望ましい。これにより、バイポーラトランジスタのように駆動信号用の電流が不要になり、パワートランジスタを駆動する回路の暗電流を少なくしてアース側のパワートランジスタを駆動することができる。
また、上述したエンジンの稼動状態を判定する稼動状態判定手段と、車両用発電機のアース側に接続されたパワートランジスタをオン状態にする駆動手段と、エンジンが非稼動状態のときにも稼働状態判定手段と駆動手段に作動電力を供給するスタンバイ電源とを備えることが望ましい。稼働状態判定手段と駆動手段の両方を同一の電源回路(スタンバイ電源)で作動させることで車両用発電制御装置をより簡素に構成することができる。また、エンジンが非稼働状態のときに、確実にリーク電流をアースに流すことが可能となる。
また、上述した駆動手段とこの駆動手段によって駆動されるパワートランジスタとの間に配置された降圧手段をさらに備え、スタンバイ電源の出力電圧より低い電圧で、車両用発電機のアース側に接続されたパワートランジスタをオンすることが望ましい。一般的に、エンジンの稼働時間に比べて非稼働時間の方が長く、アース側のパワートランジスタの作動時間が長くなるが、駆動電圧を降圧することでパワートランジスタの作動負荷を低減し、信頼性の低下を招くことなく長寿命を維持することが可能となる。また、リーク電流については、駆動信号の電圧を低くしてもパワートランジスタの作動閾値より高い電圧を確保すれば、アース側に確実に流すことができる。
また、上述したトランジスタチョッパ式励磁回路に含まれる他の一対のアームを構成するダイオードのうち、少なくとも車両用発電機のアース側に接続されたダイオードは、パワートランジスタのボディダイオードを利用し、このパワートランジスタをエンジンが停止した非稼動状態においてオン状態とすることが望ましい。これにより、回転子の励磁巻線の両端がともにパワートランジスタを介してアース側に接続されるため、より確実に回転子をアース電位に固定することができ、車両用発電機の出力端側のパワートランジスタにリーク電流が発生しても、このリーク電流は回転子を流れることがないので、耐環境性、信頼性をさらに高めることが可能となる。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用発電制御装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用した一実施形態の車両用発電制御装置の構成を示す図であり、あわせてこの車両用発電制御装置と車両用発電機やバッテリとの接続状態が示されている。
図1において、車両用発電制御装置1は、車両用発電機2の出力端子の電圧が所定の調整電圧設定値(例えば14V)になるように制御するためのものである。また、車両用発電機2は、回転子に含まれる励磁巻線21と、固定子に含まれる3相の固定子巻線22a、22b、22cと、この固定子巻線22a、22b、22cの3相出力を全波整流するために設けられた整流回路23とを含んで構成されている。この車両用発電機2の出力電圧の制御は、励磁巻線21に対する通電を車両用発電制御装置1によって適宜断続制御することにより行われる。車両用発電機2の出力端子はバッテリ4に接続されており、出力端子からバッテリ4に充電電流が供給される。
次に、車両用発電制御装置1の詳細構成および動作について説明する。図1に示すように、車両用発電制御装置1は、パワーMOSFET10、11、ダイオード13、14、214、215、電源回路100、PNP型のトランジスタ101、抵抗102、103、217、NPN型のトランジスタ104、ドライバ110、111、電圧制御回路112、電圧比較器113、スタンバイ電源回路200、インバータ回路211、FET212、オア回路213、起動検出回路216を含んで構成されている。
Hブリッジ回路の対向する一対のアームがパワーMOSFET10、11で構成され、他の一対のアームがダイオード13、14で構成されている。パワーMOSFET10、11をオンすることにより、励磁巻線21に対する励磁電流の供給が行われる。また、パワーMOSFET10、11をオフしたときに発生する励磁巻線21の還流電流がダイオード13、14を介してバッテリ4に回生される。
一方のドライバ110は、車両用発電機2の出力端子側に接続された一方のパワーMOSFET10を駆動し、ゲートにハイレベルの駆動信号を入力することでこのパワーMOSFETをオンする。また、他方のドライバ111は、車両用発電機2のアース側に接続された他方のパワーMOSFET11を駆動し、ゲートにハイレベルの駆動信号を入力することでこのパワーMOSFETをオンする。電圧比較器113は、車両用交流発電機2の出力電圧がマイナス入力端子に、調整電圧Vref がプラス入力端子にそれぞれ印加されており、出力電圧が調整電圧Vref 以下になったときにハイレベルの信号を出力し、それ以外のときにローレベルの信号を出力する。電圧制御回路112は、電圧比較器113の出力信号に基づいてPWM(パルス幅変調)信号を生成し、ドライバ110、111に入力する。上述したHブリッジ回路、ドライバ110、111、電圧制御回路112、電圧比較器113によって、励磁巻線21に励磁電流を供給するトランジスタチョッパ式励磁回路が構成されている。
スタンバイ電源回路200は、エンジンが非稼動状態のとき(車両用発電機2が非発電状態のとき)にも、一部の回路に作動電力を供給する。本実施形態では、電力供給の対象となる一部の回路には、インバータ回路211、オア回路213、起動検出回路216が含まれている。
起動検出回路216は、稼働状態判定手段であって、エンジンの稼働状態を判定する。具体的には、起動検出回路216は、固定子巻線22a、22b、22cのいずれかの相電圧(ピーク電圧や周波数)に基づいて車両用発電機2による起電圧の発生の有無を検出し、この検出結果に基づいてエンジンの稼働状態を判定する。例えば、所定の基準レベルを超えた相電圧の周波数が200rpm以下のときにエンジンが非稼働状態であると判定され、400rpm以上のときにエンジンが稼働状態であると判定される。このように、判定基準にヒステリシスを持たせることにより、判定動作の安定化を図っている。
オア回路213は、一方の入力端子が起動検出回路216の出力端子に、他方の入力端子がキースイッチ3とプルダウン抵抗105の接続点にそれぞれ接続されており、少なくとも一方の入力端子にハイレベルの信号が入力されたときにハイレベルの信号を出力する。
(エンジンが稼働状態にあるとき)
キースイッチ3が投入されてエンジンが始動すると、車両用発電機2は励磁巻線21の残留磁束による励磁により発電を開始する。このとき、起動検出回路216は、エンジンの稼働状態を判定してハイレベルの信号を出力する。したがって、スタンバイ電源回路200から電源供給を受けて動作しているオア回路213からはハイレベルの信号が出力される。このハイレベルの信号がNPN型のトランジスタ104のベースに入力されると、このNPN型のトランジスタ104がオンされるため、コレクタに接続された2つの抵抗102、103の接続点の電位が下がり、PNP型のトランジスタ101がオンされる。これにより、電源回路100は、ドライバ110、111、電圧制御回路112、電圧比較器113に対する動作電圧の供給を開始する。以後、Hブリッジ回路と電圧制御回路112等によって構成されるトランジスタチョッパ式励磁回路の動作が有効になり、車両用発電機2の出力電圧が所定の調整電圧に維持されるとともに、励磁巻線21に流れる還流電流のバッテリ4への回生制御が行われる。
(エンジンが非稼働状態にあるとき)
一方、キースイッチ3がオフされてエンジンが停止すると、発電停止に伴って起動検出回路216からはローレベルの信号が出力される。起動検出回路216、オア回路213、インバータ回路211は、スタンバイ電源回路200からの電源供給によって非発電時にも動作可能であり、起動検出回路216からローレベルの信号が出力されると、オア回路213からはローレベルの信号が出力される。このとき、駆動手段としてのインバータ回路211からはハイレベルの信号が出力され、このハイレベルの信号が降圧手段としての2つのダイオード214、215を介してアース側のパワーMOSFET11のゲートに入力され、このパワーMOSFET11がオンされる。これにより、励磁巻線21はアースに接地される。なお、インバータ回路211から出力されるハイレベルの信号はFET212のゲートにも入力されており、FET212がオンされると、このFETのドレインに抵抗106を介して接続されている出力端子側のパワーMOSFET10のゲート電荷を放電することで、パワーMOSFET10が強制的にオフされる。
このように、車両のエンジンが非稼動状態のときに、Hブリッジ回路を構成するパワーMOSFET10、11のうちアース側のパワーMOSFET11を確実にオンさせることにより、励磁巻線21の電位がフローティングすることを防止し、仮に融雪剤を含む水が被水した状態等においてリーク電流が発生してもこのオンされたパワーMOSFET11を介してリーク電流をアースに流すことができる。これにより、回転子や固定子の腐食を抑制し、耐環境性能を高めるとともに信頼性を向上させることができる。
また、トランジスタチョッパ式励磁回路に含まれるパワーMOSFETは電圧駆動型であるため、バイポーラトランジスタのように駆動信号用の電流が不要になり、駆動回路(インバータ回路211)の暗電流を少なくしてアース側のパワーMOSFET11を駆動することができる。
また、起動検出回路216とオア回路213、インバータ回路211を同一のスタンバイ電源回路200で作動させることで車両用発電制御装置1をより簡素に構成することができる。また、エンジンが非稼働状態のときに、確実にリーク電流をアースに流すことが可能となる。
また、インバータ回路211とパワーMOSFET11との間に降圧手段としてのダイオード214、215を配置することにより、パワーMOSFET11の駆動電圧をスタンバイ電源回路200からインバータ回路211等に供給される動作電源よりも低くしている。一般的に、エンジンの稼働時間に比べて非稼働時間の方が長く、アース側のパワーMOSFET11の作動時間が長くなるが、駆動電圧を降圧することでパワーMOSFET11の作動負荷を低減し、信頼性の低下を招くことなく長寿命を維持することが可能となる。また、リーク電流については、駆動信号の電圧を低くしてもパワーMOSFET11の作動閾値より高い電圧を確保すれば、アース側に確実に流すことができる。
例えば、スタンバイ電源回路200から供給される動作電圧を5V、ダイオード214、215のそれぞれの順方向電圧降下を0.7V(=VF)とすると、パワーMOSFET11のゲートには3.6V(=5−1.4V)の駆動電圧が入力される。パワーMOSFET11の閾値電圧Vthを1.2Vとすると、3.6Vの駆動電圧であれば十分にリーク電流をアース側に流すことができる。
図2は、エンジンの稼働状態と非稼働状態における動作タイミング図である。図2において、「キースイッチ」はキースイッチ3のオンオフ(ON/OFF)状態を、「起動検出出力」は起動検出回路216の出力信号を、「電源」は電源回路100によって発生する動作電圧を、「スタンバイ電源」はスタンバイ電源回路200によって発生する動作電圧を、「Tr10ソース電圧」はパワーMOSFET10のソースの電圧を、「Tr11ゲート電圧」はパワーMOSFET11のゲートの電圧をそれぞれ示している。図2に示すように、エンジン稼働停止時には、パワーMOSFET11は、ゲートに5V−2VF(=3.6V)の電圧が印加されてオンされる。
図3は、車両用発電制御装置の変形例を示す部分的な構成図である。図3に示す構成は、図1に示した車両用発電制御装置1に対して、2つのダイオード214、215をオア回路210に置き換えるとともにドライバ111の出力信号をオア回路210に入力している点が異なっている。また、図3ではドライバ111の具体的構成が示されている。
図3に示すように、ドライバ111は、バッファ回路114とプルダウン抵抗115によって構成されている。エンジン稼働時に電源回路100が起動されて動作電圧の供給が開始されると、電圧制御回路112によって励磁電流を遮断する際にはローレベルの信号がバッファ回路114に入力される。したがって、オア回路210の出力信号はローレベルになり、パワーMOSFET11はオフされる。反対に、電圧制御回路112によって励磁電流を流す際にはハイレベルの信号がバッファ回路114に入力される。したがって、オア回路210の出力信号はハイレベルになり、パワーMOSFET11はオンされる。また、エンジン非稼働時には、電源回路100による動作電圧の供給が停止されてバッファ回路114は非動作状態になるため、プルダウン抵抗115によってプルダウンされてバッファ回路114の出力端子の電位がローレベルになる。したがって、オア回路210は、スタンバイ電源回路200による動作電圧供給によって動作するインバータ回路211の出力信号に応じて動作する。
図4は、車両用発電制御装置の他の変形例を示す図である。図4に示す車両用発電制御装置1Aは、図1に示した車両用発電制御装置1に対して、Hブリッジ回路に含まれるダイオード13、14を一対のパワーMOSFET13a、14aに置き換えるとともに、これら置き換えたパワーMOSFET13a、14aに対応するドライバ110a、111a、抵抗106a、インバータ回路112a、FET212a、ダイオード214a、215aを追加した点が異なっている。ダイオード13、14に関しては、パワーMOSFET13a、14aのボディダイオードを利用した形となっている。パワーMOSFET13a、14aは、パワーMOSFET10、11と排他的にオンオフされるものであり、その排他的な駆動がインバータ回路112a、ドライバ110a、111aによって行われる。また、アース側のパワーMOSFET13aに対応して追加されたFET212a、ダイオード214a、215aは、パワーMOSFET11に対応して設けられているFET212、ダイオード214、215と同じ動作を行う。すなわち、エンジン非稼働時に、インバータ回路211からハイレベルの信号が出力されたときに、この信号の電圧レベルをダイオード214a、215aによって降圧してパワーMOSFET13aのゲートに供給し、これによりパワーMOSFET13aがオンされる。また、エンジン非稼働時にFET212aがオンされると、このFET212aのドレインに抵抗106aを介して接続されたパワーMOSFET14aが強制的にオフされる。
このように、ダイオード13、14をパワーMOSFET13a、14aに置き換えることにより、励磁巻線21の両端がともにパワーMOSFET11、13aを介してアース側に接続されるため、より確実に回転子をアース電位に固定することができ、車両用発電機2の出力端側のパワーMOSFET10、14aにリーク電流が発生しても、このリーク電流は回転子を流れることがないので、耐環境性、信頼性をさらに高めることが可能となる。なお、図4に示した構成では、ダイオード13、14の両方をパワーMOSFET13a、14aに置き換えたが、アース側のダイオード13のみをパワーMOSFET13aに置き換えるようにしてもよい。
一実施形態の車両用発電制御装置の構成を示す図である。 エンジンの稼働状態と非稼働状態における動作タイミング図である。 車両用発電制御装置の変形例を示す部分的な構成図である。 車両用発電制御装置の他の変形例を示す図である。
符号の説明
1 車両用発電制御装置
2 車両用発電機
3 キースイッチ
4 バッテリ
10、11 パワーMOSFET
13、14、214、215 ダイオード
21 励磁巻線
22a、22b、22c 固定子巻線
23 整流回路
100 電源回路
101 PNP型のトランジスタ
102、103、217 抵抗
104 NPN型のトランジスタ
110、111 ドライバ
112 電圧制御回路
113 電圧比較器
200 スタンバイ電源回路
211 インバータ回路
212 FET
213 オア回路
216 起動検出回路

Claims (5)

  1. ブリッジ回路の対向する一対のアームがパワートランジスタで構成され、他の一対のアームがダイオードで構成されて、エンジンによって駆動される車両用発電機の励磁電流を供給するトランジスタチョッパ式励磁回路を備える車両用発電制御装置において、
    前記エンジンが停止した非稼動状態において、前記パワートランジスタで構成される一対のアームのうち、前記車両用発電機のアース側に接続された前記パワートランジスタをオン状態とし、前記車両用発電機の出力端子側に接続された前記パワートランジスタをオフ状態とすることを特徴とする車両用発電制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記トランジスタチョッパ式励磁回路に含まれる前記パワートランジスタは、電圧駆動型のパワートランジスタであることを特徴とする車両用発電制御装置。
  3. 請求項1において、
    前記エンジンの稼動状態を判定する稼動状態判定手段と、
    前記車両用発電機のアース側に接続された前記パワートランジスタをオン状態にする駆動手段と、
    前記エンジンが非稼動状態のときにも前記稼働状態判定手段と前記駆動手段に作動電力を供給するスタンバイ電源と、
    を備えることを特徴とする車両用発電制御装置。
  4. 請求項3において、
    前記駆動手段とこの駆動手段によって駆動される前記パワートランジスタとの間に配置された降圧手段をさらに備え、
    前記スタンバイ電源の出力電圧より低い電圧で、前記車両用発電機のアース側に接続された前記パワートランジスタをオンすることを特徴とする車両用発電制御装置。
  5. 請求項1において、
    前記トランジスタチョッパ式励磁回路に含まれる前記他の一対のアームを構成するダイオードのうち、少なくとも前記車両用発電機のアース側に接続されたダイオードは、パワートランジスタのボディダイオードを利用し、このパワートランジスタを前記エンジンが停止した非稼動状態においてオン状態とすることを特徴とする車両用発電制御装置。
JP2006113788A 2006-04-17 2006-04-17 車両用発電制御装置 Expired - Fee Related JP4442582B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113788A JP4442582B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 車両用発電制御装置
US11/783,728 US7436154B2 (en) 2006-04-17 2007-04-11 Vehicle generator control device
CNB2007100981229A CN100553111C (zh) 2006-04-17 2007-04-13 车辆发电机控制设备
DE102007017805.2A DE102007017805B4 (de) 2006-04-17 2007-04-16 Fahrzeuggenerator-Steuervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113788A JP4442582B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 車両用発電制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007288927A true JP2007288927A (ja) 2007-11-01
JP4442582B2 JP4442582B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=38537023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113788A Expired - Fee Related JP4442582B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 車両用発電制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7436154B2 (ja)
JP (1) JP4442582B2 (ja)
CN (1) CN100553111C (ja)
DE (1) DE102007017805B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10734833B2 (en) 2016-09-29 2020-08-04 Robert Bosch Gmbh Voltage regulator of a generator

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4461824B2 (ja) * 2004-02-13 2010-05-12 トヨタ自動車株式会社 自動車、自動車の制御方法、制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4275695B2 (ja) * 2006-11-08 2009-06-10 三菱電機株式会社 車両用交流発電機の制御装置
JP4436406B2 (ja) * 2007-12-12 2010-03-24 矢崎総業株式会社 負荷制御装置
DE102009028747A1 (de) * 2009-08-20 2011-02-24 Robert Bosch Gmbh Schaltungsanordnung für ein Kraftfahrzeug
US8487592B2 (en) * 2010-02-10 2013-07-16 Infineon Technologies Ag Circuit and method for de-energizing a field coil
CN104810797B (zh) * 2014-01-23 2018-07-06 北京佩特来电器有限公司 相端短路保护电路和交流发电机
CN105024492B (zh) * 2014-04-17 2018-06-26 北京佩特来电器有限公司 一种无电瓶交流发电机及其欠压保护装置
CN106464181B (zh) * 2014-05-30 2018-09-18 新电元工业株式会社 电力转换装置
CN104917433B (zh) * 2015-07-09 2018-03-16 福建船政交通职业学院 一种平稳式调整的发电机电压调节器电路
JP6565983B2 (ja) * 2016-09-12 2019-08-28 株式会社デンソー 回転電機の制御装置
WO2018047866A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 株式会社デンソー 回転電機の制御装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2586449B2 (ja) 1986-03-03 1997-02-26 株式会社明電舍 交流発電機の励磁制御装置
US5200877A (en) * 1990-04-04 1993-04-06 Baton Labs, Inc. Battery protection system
JP3133850B2 (ja) * 1993-02-04 2001-02-13 三菱電機株式会社 車両用交流発電機の制御方法及び制御装置
JP3736011B2 (ja) * 1997-03-21 2006-01-18 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP4224932B2 (ja) * 2000-08-07 2009-02-18 株式会社デンソー 車両用交流発電機の電圧制御装置
JP4438261B2 (ja) * 2001-08-31 2010-03-24 株式会社デンソー 車両用交流発電機
JP4449591B2 (ja) * 2004-06-17 2010-04-14 株式会社デンソー 車両用発電システム
JP4134964B2 (ja) * 2004-08-02 2008-08-20 株式会社デンソー 発電制御装置
US7009311B1 (en) * 2004-08-24 2006-03-07 Delphi Technologies, Inc. Method for minimizing generator load on internal combustion engine
JP4265548B2 (ja) * 2005-02-22 2009-05-20 株式会社デンソー 発電制御装置
JP4254738B2 (ja) * 2005-03-31 2009-04-15 株式会社デンソー 車両用発電機の発電制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10734833B2 (en) 2016-09-29 2020-08-04 Robert Bosch Gmbh Voltage regulator of a generator

Also Published As

Publication number Publication date
CN101072009A (zh) 2007-11-14
JP4442582B2 (ja) 2010-03-31
CN100553111C (zh) 2009-10-21
DE102007017805B4 (de) 2019-11-07
DE102007017805A1 (de) 2007-10-25
US20070241724A1 (en) 2007-10-18
US7436154B2 (en) 2008-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4442582B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP4134964B2 (ja) 発電制御装置
JP4461824B2 (ja) 自動車、自動車の制御方法、制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4270279B2 (ja) 車両用交流発電機の制御装置
CN102177644B (zh) 车辆用电源装置
JP4570982B2 (ja) 発電制御装置及び発電装置
US9843184B2 (en) Voltage conversion apparatus
JP2007074868A (ja) 車両用電圧制御装置
JP4561850B2 (ja) 車両システム
JP4265548B2 (ja) 発電制御装置
JP4818293B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP5135971B2 (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置
JP2002142497A (ja) 車両用発電制御装置
JP2006081326A (ja) モータ制御装置
JP4131146B2 (ja) 車両用冷却ファンモータの電力回生装置
JP3149520B2 (ja) 車両用電気負荷への電力供給装置
JP2007176435A (ja) パワーディストリビュータ
JP4412856B2 (ja) サブバッテリ制御回路
JP5304100B2 (ja) 車両用回転電機
JP2008092785A (ja) 車両用交流発電機
JP2010011622A (ja) 車両用制御装置及び車両用制御システム
JPH0683548B2 (ja) 補助蓄電池の充電装置
JP4420142B1 (ja) 車両用電源装置
JP2005198435A (ja) 昇圧回路およびモータ駆動装置
JP2001352795A (ja) 車両用発電機システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4442582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees