JP2007288839A - 電柱立上り防護管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車衝突等で破損(へこみ)が生じた場合であっても、内部のケーブルが破損しているか否かを簡単に目視で確認することができると共に、破損後の交換あるいは内部のケーブルの張替工事を簡単に行うことができる電柱立上り防護管を提供する。
【解決手段】 本発明に係る電柱立上り防護管は、複数本の管体11,12,13を継ぎ合わせる構造を採り、その複数本の管体のうち、自動車衝突等で破損(へこみ)が生じ得る領域を含む管体12が分割可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力ケーブルや通信ケーブル等の地中に埋設したケーブルを地上に立ち上げて電柱に付設するに当たり、ケーブルの地上立上り部を保護するための電柱立上り防護管に関する。
地中に埋設したケーブルを電柱に沿って地上に立ち上げる場合、ケーブルの地上立上り部、即ち人が容易に触れられる高さの部分に対しては、種々の安全面を理由に電柱立上り防護管で保護するようにしている。ケーブルの一般的な立ち上げ要領を説明すると、図6に示す如く、地中管1に収容されたケーブル2を、例えば、継手3aで連結された複数の弧状自在割鋼管3b等からなる弧状管路3を通して地上に立ち上げるが、ケーブル2の地上立上り部に円形断面の鉄製の立上り防護管(いわゆる立上り鋼管)4を被せる。
前記立上り防護管4は、例えば3.5mの鋼管を二本継ぎして7.0mの長さにして用い、該立上り防護管4と弧状管路3とを継手5で連結し、立上り防護管4の下部を地中に埋設した状態で電柱6の側部に沿わせ、さらに金物の自在バンド7を用いて立上り防護管4を電柱6に対して適宜間隔で周回し、自在バンド7等の端部同士をボルト・ナット等で締結するのが一般的である(特許文献1,2)。
特開2005−65445号公報 特開平7−75240号公報
ところで、従来の立上り防護管4は、自動車衝突によるケーブル2の保護をその目的の一つとするものではあるが、衝突力が大きいと、破損(へこみ)が生じ、内部のケーブル2が圧縮されて損傷してしまうおそれがある。この場合、ケーブル2は、立上り防護管4で覆われているため、その損傷状況を目視で確認することはできない。
あるいは、ケーブル2が損傷しているか否かは、導通試験等で把握できるから、その損傷状況を目視で確認することができないことが問題ないとしたとしても、美観を損なうという理由で破損した立上り防護管4を交換する場合や、将来的にケーブル2の張替工事を行う場合、破損した立上り防護管4が圧縮により内部のケーブル2を噛み込んで、ケーブル2を立上り防護管4から引き抜くことができず、作業が難航するという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、自動車衝突等で破損(へこみ)が生じた場合、内部のケーブルが損傷しているか否かを簡単に目視で確認することができると共に、破損後の交換あるいは内部のケーブルの張替工事を簡単に行うことができる電柱立上り防護管を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電力ケーブルや通信ケーブル等の地中に埋設したケーブルを地上に立ち上げて電柱に付設するに当たり、ケーブルの地上立上り部を保護するための電柱立上り防護管であって、複数本の管体を継ぎ合わせる構造を採り、その複数本の管体のうち、自動車衝突等で破損(へこみ)が生じ得る領域を含む管体が分割可能に構成されてなることを特徴とする。
かかる構成によれば、自動車衝突等で分割可能な管体に破損(へこみ)が生じた場合、該管体を開くことで、内部のケーブルが損傷しているか否かを簡単に目視で確認することができると共に、たとえ破損した該管体が圧縮により内部のケーブルを噛み込んだとしても、該管体を分解すれば、噛み込みは必然的に解消されるので、該管体と内部のケーブルとを簡単に分離することができて、破損した該管体の交換あるいは内部のケーブルの張替工事を簡単に行うことができる。
また、本発明に係る立上り防護管にあっては、前記分割可能な管体は、管体を割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の両側端部に、切り欠きが形成されると共に、他方の管構成部材の両側端部に、前記切り欠きに嵌り込む係入片が形成される構成を採用することができる。
かかる構成によれば、係入片を切り欠きに嵌り込ませるだけで、一対の管構成部材を簡単に組み合わせることができるばかりでなく、一対の管構成部材の相対的なずれが生じるのを防止することができる。
あるいは、本発明に係る立上り防護管にあっては、前記分割可能な管体は、管体を割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の両側端部に、締結用ブラケットが形成されると共に、他方の管構成部材の両側端部にも、対応する位置に締結用ブラケットが形成される構成を採用することができる。
かかる構成によれば、合わさった一方の管構成部材の締結用ブラケットと他方の管構成部材の締結用ブラケットとをボルト・ナット等で締結することで、一対の管構成部材を簡単に組み合わせることができるばかりでなく、一対の管構成部材の相対的なずれが生じるのを防止することができる。
あるいは、本発明に係る立上り防護管にあっては、前記分割可能な管体は、管体を割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の一方の側端部と他方の管構成部材の一方の側端部とがヒンジにより連結されると共に、一方の管構成部材の他方の側端部と他方の管構成部材の他方の側端部とに、互いに合わさる締結用ブラケットが形成される構成を採用することができる。
かかる構成によっても、合わさった一方の管構成部材の締結用ブラケットと他方の管構成部材の締結用ブラケットとをボルト・ナット等で締結することで、一対の管構成部材を簡単に組み合わせることができるばかりでなく、一対の管構成部材の相対的なずれが生じるのを防止することができる。
そして、本発明に係る立上り防護管にあっては、前記分割可能な管体は、下側の非分割管体の上端部及び上側の非分割管体の下端部を挿入可能とすべく、下端部及び上端部が雌型とされてなる構成を採用するのがより好ましい。
かかる構成によれば、上側の非分割管体及び下側の非分割管体を分割可能な管体から引き抜かずとも、分割可能な管体を簡単に分割することができ、作業性が非常に良い。
以上の如く、本発明は、自動車衝突等で破損(へこみ)が生じた場合、内部のケーブルが損傷しているか否かを簡単に目視で確認することができると共に、破損後の交換あるいは内部のケーブルの張替工事を簡単に行うことができる。
しかも、分割可能なのは、立上り防護管のうちの一部だけなので、コストを低く抑えることもできる。
以下、本発明の一実施形態に係る電柱立上り防護管(以下、単に「立上り防護管」という)について、図面を参酌しつつ説明する。尚、以下の説明において、従来と同じ構成については、同一符号を付するものとする。
<第一実施形態>
図1に示す如く、第一実施形態に係る立上り防護管10は、少なくとも上端部を残して地中に埋設される下部管体11(本発明に係る「下側の非分割管体」に相当)と、該下部管体11の上端部に継ぎ合わされる中間管体12(本発明に係る「分割可能な管体」に相当)と、該中間管体12の上端部に継ぎ合わされる上部管体13(本発明に係る「上側の非分割管体」に相当)の三つの管体で構成される。
下部管体11及び上部管体13は、直管であって、それぞれ同一乃至略同一の管径を有する円管である。これに対し、中間管体12は、一対の管構成部材12A,Bが合わさって管体を構成する直管であって、下端部12a及び上端部12bを除く胴部12cが下部管体11及び上部管体13と同一乃至略同一の管径を有すると共に、下端部12aに下部管体11の上端部を挿入可能で且つ上端部12bに上部管体13の下端部を挿入可能となるよう、それぞれ下端部12a及び上端部12bが拡径される円管である。
下部管体11は、その上端部が中間管体12の下端部12aに挿入された状態において、例えば0.5mの長さを有し、中間管体12は、例えば3.0mの長さを有し、上部管体13は、その下端部が中間管体12の上端部12bに挿入された状態において、例えば3.5mの長さを有し、三つの管体11,12,13を三本継ぎして従来と同様7.0mの長さにして用いる。
そして、この立上り防護管10の下端部(下部管体11の下端部)を地中要素5に接続し、該立上り防護管10の下端部(下部管体11の少なくとも上端部を残した部分)を地中に埋設した状態で電柱6の側部に沿わせ、さらに金物の自在バンド7を用いて立上り防護管10を電柱6に対して適宜間隔で周回し、自在バンド7の端部同士をボルト・ナット等で締結する。
中間管体12の各管構成部材12A,12Bは、具体的には図2に示す如く、それぞれ半割形状を有する。また、一方の管構成部材12Aは、その両側端部12d,12d間に他方の管構成部材12Bの両側端部を挿入可能となるよう、両側端部12d,12d間が拡幅されている。
そして、一方の管構成部材12Aの側端部12dには、適宜位置に切り欠き12eが形成される一方、他方の管構成部材12Bの側端部であって、切り欠き12eに対応する位置には、該切り欠き12eに嵌り込む大きさの係入片12fが形成されている。
係入片12fは、他方の管構成部材12Bの側端部から突出する舌片を外側に折り曲げ、他方の管構成部材12Bの外周面に沿わせるようにしたもので、一方の管構成部材12Aの拡幅した側端部12dと同じ径方向位置に位置するようになっている。
従って、一対の管構成部材12A,12Bを組み合わせると、係入片12fが切り欠き12eに嵌り込みつつ、他方の管構成部材12Bの両側端部が一方の管構成部材12Aの両側端部12d,12dにおける段差部と突き合わされた状態となり、中間管体12が構成される。
このような中間管体12にあっては、他方の管構成部材12Bの両側端部が一方の管構成部材12Aの両側端部12d,12dで拘束されるため、一対の管構成部材12A,12Bは、径方向でのずれを生じない。また、他方の管構成部材12Bの係入片12f,…がそれぞれ一方の管構成部材12Aの切り欠き12eに嵌り込んでいるため、一対の管構成部材12A,12Bは、軸方向でのずれも生じない。
しかして、第一実施形態の特徴である中間管体12は、図1に示す如く、自動車衝突によって破損(へこみ)が生じ、内部のケーブル2が圧縮されて損傷してしまうおそれがある箇所に対応すべく設けられ、自動車衝突等で中間管体12に破損(へこみ)が生じた場合、管構成部材12A,12Bを開くことで、内部のケーブル2が損傷しているか否かを簡単に目視で確認することができる。
また、たとえ破損した中間管体12が圧縮により内部のケーブル2を噛み込んだとしても、管構成部材12A,12Bを分解すれば、噛み込みは必然的に解消されるので、中間管体12と内部のケーブル2とを簡単に分離することができて、破損した中間管体12の交換あるいは内部のケーブル2の張替工事を簡単に行うことができる。
しかも、中間管体12の両端部12a,12bは、何れも拡径された雌型となっているので、下部管体11及び上部管体13を軸方向にずらして該下部管体11及び上部管体13を中間管体12から引き抜かなくとも、中間管体12に対する自在バンド7による締結固定さえ解けば、中間管体12を簡単に分解することができるのである。
<第一実施形態の変形例>
第一実施形態では、他方の管構成部材12Bの側端部から突出する舌片を外側に折り曲げて係入片12fとしたが、本変形例においては、図3に示す如く、係入片12f’は、その舌片を折り曲げることなく、他方の管構成部材12B’の外周面の接線方向に沿って真っ直ぐ伸ばしている。しかも、その係入片12f’は、ある程度長めに形成する。
そうすると、一対の管構成部材12A’,12B’を組み合わせれば、係入片12f’が切り欠き12e’に嵌り込みつつも、先端側が一方の管構成部材12A’の外周面から突出する格好となる。このような構成によっても、一対の管構成部材12A’,12B’の相対的な径方向でのずれ及び軸方向でのずれを防止することができる。
しかも、係入片12f’に、係止孔12gを形成しているので、ここに自在バンド7を掛けるとすれば、第一実施形態のように、電柱6及び中間管体12’を自在バンド7で一体的に結束しなくとも、中間管体12’を電柱6に固定することが可能となる。
尚、本変形例においては、一方の管構成部材12A’の両側端部を拡幅とはせず、他方の管構成部材12B’の両側端部と同じ幅にしている。即ち、両者を組み合わせれば、端面同士が突き合わされる格好となって、中間管体12’が構成されるが、本変形例においても、第一実施形態と同様、一方の管構成部材12A’の両側端部を拡幅とし、それに伴い、径外方向に位置が移動した切り欠き12e’に対し、係入片12f’を適宜屈曲させて嵌り込ませるようにしてもよい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る立上り防護管10''は、図4に示す如く、中間管体12''を構成する一対の管構成部材12A'',12B''が上記第一実施形態やその変形例のものと基本的には同じであるが、一対の管構成部材12A'',12B''の固定方法が異なる。
即ち、第二実施形態に係る中間管体12''は、一対の管構成部材12A'',12B''がそれぞれ側端部から突出する締結用ブラケット12hを備える。該締結用ブラケット12hには、ボルト挿通孔が形成されており、一対の管構成部材12A'',12B''を組み合わせ、一方の管構成部材12A''の締結用ブラケット12hと他方の管構成部材12B''の締結用ブラケット12hとが互いに合わさった状態で、互いに一致するボルト挿通孔にボルトを通し、ボルト・ナットで中間管体12''を締結固定するものである。
しかして、第二実施形態に係る立上り防護管10''は、上記第一実施形態やその変形例と同様、何れか一方の管構成部材12A''(12B'')が道路側を向くように配置されて、上記第一実施形態やその変形例と同様の効果を奏するのである。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る立上り防護管10''' は、図5に示す如く、中間管体12''' を構成する一対の管構成部材12A''' ,12B''' が上記第二実施形態と基本的は同じであるが、一対の管構成部材12A''' ,12B''' が一部で連結され、開閉自在となっている点が異なる。
即ち、第三実施形態に係る中間管体12''' は、一対の管構成部材12A''' ,12B''' のそれぞれ一方の側端部がヒンジ12iで連結されており、他方の側端部に、第二実施形態と同様、締結用ブラケット12hが設けられている。
そして、一対の管構成部材12A''' ,12B''' を閉じて、一方の管構成部材12A''' の締結用ブラケット12hと、他方の管構成部材12B''' の締結用ブラケット12hとが互いに合わさった状態で、互いに一致するボルト挿通孔にボルトを通し、ボルト・ナットで中間管体12''' を締結固定するものである。
しかして、第三実施形態に係る立上り防護管10''' は、上記第一実施形態やその変形例、第二実施形態とは異なり、一対の管構成部材12A''' ,12B''' の合わせ目が道路側を向くように配置されて、上記第一実施形態やその変形例、第二実施形態と同様の効果を奏するのである。
<その他の実施形態>
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記第一実施形態やその変形例、第二実施形態においては、何れか一方の管構成部材が道路側を向くように配置される一方、第三実施形態においては、一対の管構成部材の合わせ目が道路側を向くように配置されるが、その向きは、現場の状況に応じて適宜選択可能である。
また、上記何れの実施形態等においても、管構成部材は、半割形状となっているが、一方の管構成部材が他方の管構成部材よりも角度範囲で大きなものとなっていてもよい。即ち、一方の管構成部材が180°よりも小さい角度範囲であり、他方の管構成部材が180°よりも大きな角度範囲で管体を割った形状であってもよい。
また、上記何れの実施形態等においても、中間管体の両端部を拡径しているが、下部管体及び上部管体の管径が小さければ、あるいは下部管体の上端部及び上部管体の下端部が少なくとも縮径されていれば、中間管体の両端部を拡径しなくてもよい。但し、下部管体あるいは上部管体を中間管体から引き抜かなくとも、中間管体を分割できるようにするためには、中間管体の両端部が雌型であるのがより好ましい。何れにしても、中間管体の少なくとも上端部が雌型であれば、上部管体との継ぎ目から雨水が浸入するおそれもあるが、その場合は、パテ、パッキン等のシール手段で継ぎ目を塞ぐようにすればよい。
また、上記何れの実施形態等においても、立上り防護管を円管としているが、角管であってもよいのは言うまでもない。
また、上記何れの実施形態等においても、立上り防護管を電柱に固定する手段として、自在バンドを例示しているが、これに限定されず、紐や、いわゆる立上り鋼管支持金物等、周知の固定手段を適宜採用することができる。
第一実施形態に係る立上り防護管であって、(イ)は、設置状況の説明図、(ロ)は、該立上り防護管の組立前の状態図、をそれぞれ示す。 同実施形態に係る立上り防護管の中間管体であって、(イ)は、分解した状態の斜視図、(ロ)は、組み合わせた状態の斜視図、(ハ)は、その上面図、をそれぞれ示す。 同実施形態の変形例に係る中間管体であって、(イ)は、分解した状態の斜視図、(ロ)は、組み合わせた状態の斜視図、をそれぞれ示す。 第二実施形態に係る立上り防護管であって、(イ)は、設置状況の説明図、(ロ)は、該立上り防護管の中間管体の状態図、をそれぞれ示す。 第三実施形態に係る立上り防護管であって、(イ)は、設置状況の説明図、(ロ)は、該立上り防護管の中間管体の状態図、をそれぞれ示す。 従来の立上り防護管の設置状況の説明図を示す。
符号の説明
2 ケーブル
6 電柱
10,10'',10''' 立上り防護管
11 下部管体
12,12’,12'',12''' 中間管体
12A,12A’,12A'',12A''' 一方の管構成部材
12B,12B’,12B'',12B''' 他方の管構成部材
12a 下端部
12b 上端部
12c 胴部
12d 側端部
12e,12e’ 切り欠き
12f,12f’ 係入片
12g 係止孔
12h 締結用ブラケット
12i ヒンジ
13 上部管体

Claims (5)

  1. 電力ケーブルや通信ケーブル等の地中に埋設したケーブルを地上に立ち上げて電柱に付設するに当たり、ケーブルの地上立上り部を保護するための電柱立上り防護管であって、
    複数本の管体を継ぎ合わせる構造を採り、
    その複数本の管体のうち、自動車衝突等で破損(へこみ)が生じ得る領域を含む管体が分割可能に構成されてなることを特徴とする電柱立上り防護管。
  2. 前記分割可能な管体は、管体を割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の両側端部に、切り欠きが形成されると共に、他方の管構成部材の両側端部に、前記切り欠きに嵌り込む係入片が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電柱立上り防護管。
  3. 前記分割可能な管体は、管体を割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の両側端部に、締結用ブラケットが形成されると共に、他方の管構成部材の両側端部にも、対応する位置に締結用ブラケットが形成されることを特徴とする請求項1に記載の電柱立上り防護管。
  4. 前記分割可能な管体は、管体を割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の一方の側端部と他方の管構成部材の一方の側端部とがヒンジにより連結されると共に、一方の管構成部材の他方の側端部と他方の管構成部材の他方の側端部とに、互いに合わさる締結用ブラケットが形成されることを特徴とする請求項1に記載の電柱立上り防護管。
  5. 前記分割可能な管体は、下側の非分割管体の上端部及び上側の非分割管体の下端部を挿入可能とすべく、下端部及び上端部が雌型とされてなることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電柱立上り防護管。
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